1:2015/10/17(土)21:43:59 z5U
フリーザ「貴方達は食事を多く取るそうですね、食べ放題の店を予約しておいたのでそこで思う存分食べてらっしゃい!」
3:2015/10/17(土)21:46:24 z5U
ナッパ「な…なんだそりゃあ…星の制圧に時間がかかったからてっきり罰でもあるのかと…」

フリーザ「鞭だけ与えてついてくる部下などどこに居ると思ってるのですか?それに戦うことと食べることは貴方達にとって娯楽のはずですよ?」

べジータ「し…しかしフリーザ様…」

ドドリア「ったく…これは命令だぞ、出来ることなら俺たちがあやかりたいもんだぜ」

フリーザ「ドドリアさん!あなたはさっきご飯を食べたばかりでしょう!少しはやせる努力をなさい!」

ドドリア「す…すみません…」
4:2015/10/17(土)21:47:41 6eJ
優しい世界
5:2015/10/17(土)21:49:16 z5U
フリーザ「それとこれは日帰り温泉無料チケットです、これで少しは体を休めてきてはいかがですか?」

ラディッツ「し、しかし我々はフリーザ様の下で戦うことだけが生きがい…そんな娯楽など」

ザーボン「これだから猿野郎は…」

ナッパ「なんだとぉ!」

フリーザ「喧嘩はおやめなさい!大体貴方達サイヤ人はすこし戦うことから離れるべきです…!それでは体を壊してしまいます!」

フリーザ「マッサージ無料券もつけましょう!私の命令どおりに動きなさい!」

べジータ「は…はい…」
6:2015/10/17(土)21:50:12 Jsi
こんな世界線があってもいい
7:2015/10/17(土)21:52:03 z5U
フリーザ「仕事というものは体を動かすだけではなく、頭を使うことも大事なんです、猿野郎なんて呼ばれないためにもちゃんと勉強をしてすこしは学んでほしいものです…」

ザーボン「まったく、世話の焼ける猿どもだ…」

ドドリア「鍛えて鍛えて鍛え抜いてやるぜ」

フリーザ「貴方達も彼らに抜かれないようにちゃんと働くんですよ?」

ドドリア「へへっ抜かれたらその時はその時ですぜ」

ザーボン「ひな鳥が巣立つようで嬉しく感じますね」

フリーザ「おーほっほっほ、のんきなかたがたです」
8:2015/10/17(土)21:54:38 z5U
キュイ「ようべジータ」

べジータ「なんだキュイ…俺は貴様に用は無い…失せろ」

キュイ「まあそう言うなよべジータ、フリーザ様に気に入られてるからって調子に乗りたい気持ちはわかるがよ」

べジータ「何?貴様…何が言いたい」

キュイ「俺とお前は互角。そして俺のほうがフリーザ様に忠実なんだよ。だから俺こそフリーザ様の部下にふさわしいんだぜ?」

べジータ「くだらん…」

キュイ「お前の親父もお前も…みじめなもんだな」

べジータ「ぎりぎり」

パチィン!
9:2015/10/17(土)21:56:30 z5U
キュイ「ぐっ!だ…誰だ!俺をぶったのは!」

フリーザ「いい加減になさいキュイさん!」

キュイ「フ…フリーザ様!?どうして!?」

フリーザ「一部始終聞かせてもらいましたよ…?何が忠実ですか…べジータさんの出生を馬鹿にするまでか、親の悪口まで…小学生と一緒ですよ?」

キュイ「こ…これは違うんです…!だってべジータのやつが…」

フリーザ「恥を知りなさい!」

キュイ「ひぃ!?」
10:2015/10/17(土)21:59:07 z5U
フリーザ「べジータ王は…私が撃ちました」

べジータ「…」

フリーザ「それもべジータ王が望んだことなんです…」

べジータ「な…なんだと…」

フリーザ「かれは自分の野望、欲望…そういった衝動を抑えきれず権力の赴くままに行動をし、民衆の反感を抑えれない状況に至りました」

キュイ「…」

フリーザ「そんな過ちに気づいた彼は、自分を悪人に仕立て上げ、私に撃たれることを望んだのです…」涙目

べジータ「俺の親父が…そんな…」
11:2015/10/17(土)21:59:14 bP5
フリーザ様ばんざいいいいいいいいい!!!!!!
12:2015/10/17(土)22:01:42 z5U
フリーザ「私は託されました……『息子を…頼む…』と」

フリーザ「そんな素晴らしい男であるべジータ王を侮辱するなど、私が許しませんよ!」

キュイ「お…俺はそんなつもりで」

フリーザ「謝りなさい…」

べジータ「フリーザ様…も…もういいです」

フリーザ「あ や ま り な さ い! キ ュ イ さ ん !」


キュイ「ご…ごめん」

べジータ「あ、ああ…」


フリーザ「わかればよろしい、仲直りの印にラーメンの無料券を差し上げましょう、二人で仲良くご飯を食べに行きなさい」
13:2015/10/17(土)22:02:39 5Vw
フリーザさん無料券貯めまくってるな
14:2015/10/17(土)22:03:36 ZeK
フリーザさんの無料券
株主か何かか
15:2015/10/17(土)22:04:46 z5U
ザーボン「ほらほらどうしたラディッツ」

ラディッツ「くっそお!追いきれん!」

ザーボン「これではナッパとべジータの足元にも及ばんぞ!もっと気合をいれろ!」

ビシバシ

フリーザ「ラディッツはバーダックのせがれでありながら戦闘力が極端に低いようですね、たっぷり鍛えなおしてあげないと」

ドドリア「フリーザ様、やつらのまかないが出来ました」

フリーザ「ほう、もぐもぐ、素晴らしいです!にんにくの利いたたれに上品なお肉に野菜!彼らに食べさせてやりなさい!」

ドドリア「はは!」

ドドリア「おーい!ザーボンにラディッツ!練習はそこまでだ!飯にしようぜ!」
16:2015/10/17(土)22:07:09 z5U
ラディッツ「まだ練習できますぜザーボンさんよ!」

ザーボン「だめだ、これ以上練習を続けたら倒れてしまうぞ、食べるときには食べ寝るときには寝る、これが長続きのこつだ」

ラディッツ「そ…それは」

ザーボン「それにドドリアの作ったホイコーローは絶品だぞ?食べなければ損だ…」

ラディッツ「た…たしかになんと言う良い匂いだ…」ぐぅ~…

ザーボン「ふっ、私を2形態まで追い詰めるとは…お前も将来でかくなるぞラディッツ…」
17:2015/10/17(土)22:10:20 z5U
ドドリア「へへっ一人でしょぼく飲んでやがるなナッパよ…」

ナッパ「ドドリアさんか…へっ俺みたいな下っ端サイヤ人はよ、こう言うしょぼくれた居酒屋がぴったりですぜ」

ドドリア「へっ飲みねぇ」トクトク

ナッパ「これは…!?こんな高ぇブランデー…とてもじゃねーけど飲めません!」

ドドリア「何言ってやがる、今日の仕事は終わってるんだ、それなら無礼講といこうじゃねーのナッパよ」

ナッパ「ド…ドドリアさん…!」

フリーザ「ほっほっほ、私も隣に居ることを忘れずに」

ナッパ「フリーザ様!」

フリーザ「さあ、今日は私のおごりです、安心してお飲みなさい!」
18:2015/10/17(土)22:13:03 z5U
べジータ「ラディッツのスカウターの通信が途絶えた…」

ナッパ「まさか…カカロットにやられたんじゃ…」

べジータ「なんだと…あいつを可愛がっていたザーボンさんにどう顔を合わせれば良いんだ…」

ナッパ「あいつ…一生懸命俺たちに追いつこうと努力していたのに…ぐす」

べジータ「泣くなナッパ!やつの仇は俺たちで必ず取るぞ!」

ナッパ「了解ですぜべジータ!」
19:2015/10/17(土)22:13:53 y3l
フリーザ様良い上司すぎワロタ
他の奴らも話がわかるじゃねーかすげぇ和むぜ……
21:2015/10/17(土)22:14:37 z5U
栽培マン「ぎぎー!!!」

ヤムチャに抱きつく栽培マン

ヤムチャ「なんだこいつ!離せこの!」

クリリン「ヤムチャさーん!」

べジータ「やめろ栽培マン!」

栽培マン「ぎ!?」

ピッコロ「何…?」
22:2015/10/17(土)22:17:56 z5U
べジータ「命まで奪う必要は無い!俺たちはあくまでラディッツの敵を討ちにきたんだ…」

ナッパ「そうだぜ!こいつらに勝つことが目的であって命を奪うことが目的じゃねーんだ!下がれ!」

栽培マン「ぎぃ…」

ヤムチャ「な!?」

べジータ「確かに俺たちがお前らの星を脅かしたことは謝る…だがな、お前たちがラディッツを頃してしまったこと…」

べジータ「その事だけは償ってくれ…」

ピッコロ「何を言ってるんだ貴様ら…」

悟飯「おじさんならそろそろ来ますよ?」

べジータ「何?」

ラディッツ「おーーーい!」パタパタ

べジータ&ナッパ「」
23:2015/10/17(土)22:18:46 5Vw
みんないい奴すぎ
24:2015/10/17(土)22:19:59 z5U
悟飯「お父さんとおじさんが今来ました!」

悟空「おっでれーたぞ!兄貴の友達がくるって言うからさ、色々支度手間取っちまって!」

ラディッツ「すまん二人とも、俺はもうスカウターが無くても気を探れるようになってな、しばらくスカウターを放置してたら着信が何件も入ってて驚いたぞ!」

べジータ「お…おまえ」うるうる

ナッパ「無事だったんだな…!」うるうる
26:2015/10/17(土)22:21:39 z1c
優しい世界
27:2015/10/17(土)22:23:10 3di
悟空は鬼畜パターンかと思ったら皆優しい世界だった
28:2015/10/17(土)22:23:33 z5U
悟空「おら地球育ちのサイヤ人、孫悟空だ!」

べジータ「べジータだ」

ナッパ「へへ、俺はナッパだ、よろしくな」

ピッコロ「ふん、サイヤ人は甘ちゃん集団だな」

ナッパ「ってあんたナメック星人か!」

ピッコロ「な…何!?俺は宇宙人だったのか!?」

ナッパ「ああ!ちげーねえ!今度宇宙船でつれてってやるぜ!」

べジータ「丁度フリーザ様がナメック星にいってるようだ…皆で行って見るか…」
30:2015/10/17(土)22:28:27 z5U
ナメック星にて

長老「貴様たち邪悪な心の持ち主にドラゴンボールはやれん…」

フリーザ「私たちが邪悪なものといわれても仕方がありません…ですが聞いてください…」

長老「なんだ?」

フリーザ「もう少しでこのナメック星は崩壊してしまう…それではここら辺の宇宙を管理している私の立場としてほおっておけません…」

長老「それと私たちの星の崩壊となんの関連がある?」

フリーザ「今こそ願いをかなえるときなんですよ!星の崩壊を防ぐために!あなたたちのドラゴンボールは石ころではないでしょう!」

フリーザ「願いはね…適わないから願いって言うんです…!でも貴方達にはそれが出来るんですよ…!だから…だから!」ぽたぽた…

長老「な…泣いているのか…」

カルゴ「…」

フリーザ「こんな小さい子供の命が、星の寿命なんかで失われるなんて…絶対にあってはなりません…長老!」

長老「ぐっ…たしかにに貴方の言うとおりだ…だが我等は貴方を完全に信用したわけではない…」
31:2015/10/17(土)22:31:37 Nmt
フリーザのおかげで宇宙は平和
32:2015/10/17(土)22:32:02 z5U
フリーザ「わかっています…手伝いましょう、ドラゴンボール集めを…!」

そして…

ネイル「貴様を最長老様に合わせるわけにはいかん…どうしてもと言うのなら俺を倒してからにするのだな」

フリーザ「仕方がありません…」

……



ネイル「ぐはぁ…なんと言う強さだ…」バタン

フリーザ「ドドリアさん、大至急彼をメディカルルームへ…」

ドドリア「は…はい!ですが大丈夫なのでしょうか?」

フリーザ「大丈夫、体力を使い果たし気を失ってるだけです…私は最長老さんのもとへ行きます」

ザーボン「お気をつけくださいませフリーザ様」

フリーザ「だいじょうぶです」
33:2015/10/17(土)22:33:58 z5U
フリーザ「私を信じてドラゴンボールを託してはいただけないでしょうか?」

最長老「貴方は確かに邪悪だ…」

フリーザ「…」

最長老「しかし、それを受け入れそれを隠そうとしない、そしてそれに打ち勝つ強い精神力がある…」

フリーザ「…」

最長老「たくしましょう…貴方にドラゴンボールを…」

フリーザ「ありがとう…そして約束しましょう、貴方の星を救って見せると」
34:2015/10/17(土)22:35:53 z5U
こうして星は救われ…

ナメック星にて

悟空「あんたがフリーザかぁ…おったまげたぞ!あんたみてーなすげーやつが居るなんてな!」

フリーザ「バーダックの息子ですか…ふふ、いい目をしていますね」

べジータ「カカロット!失礼だぞ!」

フリーザ「かまいませんよべジータさん…」

悟空「なあ、オラ、あんたと組み手がしてぇんだ…」

フリーザ「これはこれは、なかなかチャレンジャーですね…」
35:2015/10/17(土)22:37:48 z5U
悟空「おら、地球で精神と時の部屋っちゅーところでべジータやナッパたちと修行してよ、スーパーサイヤ人になれるようになったんだ!」」

フリーザ「ほう!あの伝説の!それは素晴らしいです!」

悟空「あんたほどの男とならきっと良い勝負ができるんじゃねーかなってさ!」

フリーザ「ふふっかまいませんよ、悟空さん…どこからでもかかってきなさい!」

ナッパ「カカロットのやつ…」

ラディッツ「どうなってもしらんぞ!」
36:2015/10/17(土)22:39:14 z5U
悟空「おら、この日のために毎日修行してきたんだ!まけねーぞ!」

フリーザ「ふふ、努力家なんですね、素晴らしいですよ?私もね、幼い頃から常に鍛錬を積んできました、お互い悔いの無い戦いをしましょう」

ザーボン「フリーザ様が自分から両腕を解いた…」

ドドリア「カカロットのやつめ…勝手なことを」
37:2015/10/17(土)22:41:05 z5U
悟空「これが…オラの…スーパーサイヤ人だああああ!」バチバチ

フリーザ「これは金色に輝いて…美しいですね…でも奇遇ですね」

悟空「ん?何がだ?」バチバチ

フリーザ「ふふ、私も常に自分を磨くために修行をしてます…そして私の変身も…づあぁぁぁぁ!」

ゴールデンフリーザ「こんな感じに…いかがでしょう?」

悟空「」
38:2015/10/17(土)22:43:32 z5U
ザーボン「でこぴんいっぱつでカカロットが気絶している」

ドドリア「さすがフリーザ様だぜ…」

べジータ「こ…これほどとは…」

ナッパ「さすが宇宙を守る帝王だぜ!」

ピッコロ「この強さ…まさに神の領域だ…」
39:2015/10/17(土)22:45:41 z5U
悟空「死ぬほど修行したってのによ…まさかデコピン一発で負けちまうなんて…」

フリーザ「私と貴方では修行の差が歴然なのです、当然でしょう?どうですか悟空さん…私の元で修行しては?」

悟空「いいいい!?いいんか!?」

フリーザ「ええ、もちろん、きっと貴方なら私と同じかそれ以上に強くなるでしょう」

ナッパ「ず…ずるい!」

ラディッツ「お…俺も!」

べジータ「俺もだ!」

フリーザ「ほーほっほっほ!仕方がありませんね!みっちりとしごいてあげます!覚悟なさい!」
40:2015/10/17(土)22:48:14 z5U
こうしてゴールデンフリーザに鍛えられた悟空達はセルや魔人ブウに苦戦することなく勝ち
破壊の神であるビルスたちと戦うことになった
しかし、フリーザの教育のおかげで教養を持った悟空達はその卓越した社交性でビルスをもてなし
たくさんのご馳走とビルスへの敬意を持ち
地球の破壊をも防いだ。

みんなフリーザが大好きだった



41:2015/10/17(土)22:50:50 5Vw
パチパチパチパチ
42:2015/10/17(土)23:02:13 y3l
素晴らしく和んだじゃねーかよ(*´ω`*)
フリーザ「貴方達低俗な猿野郎にぴったりなご褒美です」
引用元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1445085839