1:2015/10/23(金) 22:50:06.169 ID:ymGB/tQmd.net
俺「大丈夫か?」
妖精さん「昨日飲み過ぎたぁ…」
俺「まったく、もう…」
妖精さん「おえっ…」ビクッ
俺「!だ、大丈夫か?」
妖精さん「だ、だいじょおえええええええええ」バチャバチャバチャバチャ
俺「ひぃっ!?お、お母さん!タオル持ってきてぇ!!
」
妖精さん「昨日飲み過ぎたぁ…」
俺「まったく、もう…」
妖精さん「おえっ…」ビクッ
俺「!だ、大丈夫か?」
妖精さん「だ、だいじょおえええええええええ」バチャバチャバチャバチャ
俺「ひぃっ!?お、お母さん!タオル持ってきてぇ!!
」
8:2015/10/23(金) 22:52:34.132 ID:ymGB/tQmd.net
お母さん「あらあら、どうしたの?」ガチャ
俺「よ、妖精さんがゲボ吐いたんだ!!」
妖精さん「あっぷあっぷ」バチャバチャバチャ
俺「妖精さんが自分のゲロで溺れてる!!」
お母さん「大変ねぇ、これを
使いなさいな」スッ
俺「タオルか!ありがとうお母さん!」
俺「いま助けるぞ!」バッ
妖精さん「あっぷあっぷ」バチャバチャバチャ
俺「よ、妖精さんがゲボ吐いたんだ!!」
妖精さん「あっぷあっぷ」バチャバチャバチャ
俺「妖精さんが自分のゲロで溺れてる!!」
お母さん「大変ねぇ、これを
使いなさいな」スッ
俺「タオルか!ありがとうお母さん!」
俺「いま助けるぞ!」バッ
妖精さん「あっぷあっぷ」バチャバチャバチャ
9:2015/10/23(金) 22:55:00.016 ID:ymGB/tQmd.net
俺「よいしょ」スッ
お母さん「あらあら、手に妖精さんのゲロがついちゃったわね」
俺「そんなの関係ない!大丈夫か!妖精さん!?」
妖精さん「」チーン
俺「息をしていない!!!!!!」
お母さん「あらあら、大変ねぇ(笑)」
俺「笑ってるばわいじゃないだろ!!」
俺「くそっ…どうすればいい…?」
お母さん「あらあら、手に妖精さんのゲロがついちゃったわね」
俺「そんなの関係ない!大丈夫か!妖精さん!?」
妖精さん「」チーン
俺「息をしていない!!!!!!」
お母さん「あらあら、大変ねぇ(笑)」
俺「笑ってるばわいじゃないだろ!!」
俺「くそっ…どうすればいい…?」
13:2015/10/23(金) 22:59:07.996 ID:ymGB/tQmd.net
俺「そうだ、人工呼吸をすればいいのか!今助けるぞ!妖精さん!!」
妖精さん「」プーン
俺「くっさ!!」
俺「これじゃ人工呼吸ができない!」絶望
お母さん「ゲロと酒のにおいがキツいわねぇ(笑)」
俺「だから笑ってる場合じゃないだろ!!クソヴァヴァアが!!」
お母さん「んん?」ドゴッ
俺「ぐはぁ!」
お母さん「男なら惚れた女(ひと)を助ける為ならゲロのにおいくらいガマンしなさい!!!」
俺「!!!!!!!!」キイイイイィン
妖精さん「」プーン
俺「くっさ!!」
俺「これじゃ人工呼吸ができない!」絶望
お母さん「ゲロと酒のにおいがキツいわねぇ(笑)」
俺「だから笑ってる場合じゃないだろ!!クソヴァヴァアが!!」
お母さん「んん?」ドゴッ
俺「ぐはぁ!」
お母さん「男なら惚れた女(ひと)を助ける為ならゲロのにおいくらいガマンしなさい!!!」
俺「!!!!!!!!」キイイイイィン
14:2015/10/23(金) 23:00:24.090 ID:gHpWO3sS0.net
俺君はなんと戦闘機だったのだ
15:2015/10/23(金) 23:04:50.918 ID:ymGB/tQmd.net
俺「(そうだ、今始めて気がついた…自分の想い……妖精さんが俺の中でどうなっているのか…)」
俺「視界はもう…」
お母さん「…」
俺「澄み切ってる!!!!!!」
お母さん「流石私の息子ね…」
俺「今人工呼吸をするぞ!妖精さん!!」ガバッ
妖精さん「」
俺「ぶううぅっ!!!!」
俺「視界はもう…」
お母さん「…」
俺「澄み切ってる!!!!!!」
お母さん「流石私の息子ね…」
俺「今人工呼吸をするぞ!妖精さん!!」ガバッ
妖精さん「」
俺「ぶううぅっ!!!!」
16:2015/10/23(金) 23:07:29.635 ID:ymGB/tQmd.net
妖精さん「」パーン
俺「なっ…!?」
妖精さんだったもの「」ビチャビチャ
俺「な、何故爆発を…?」
お母さん「あなたの息を吹き込む力が強すぎたのよ」
俺「お、俺のせいなのか…!?」
俺「お、俺が妖精さんを殺したのか……」
俺「う」
俺「うわああああああああああああああああああああああああ」
俺「なっ…!?」
妖精さんだったもの「」ビチャビチャ
俺「な、何故爆発を…?」
お母さん「あなたの息を吹き込む力が強すぎたのよ」
俺「お、俺のせいなのか…!?」
俺「お、俺が妖精さんを殺したのか……」
俺「う」
俺「うわああああああああああああああああああああああああ」
19:2015/10/23(金) 23:10:29.316 ID:ymGB/tQmd.net
お母さん「しっかりしなさい」ドゴッ
俺「ぐわぁ!」
お母さん「しっかりしなさいな、あなたなら感じれるハズよ」
俺「か、感じるって何を……俺が妖精さんを殺してしまったんだ………」
お母さん「ふん!」ドゴッ
俺「ひぎいっ!」
お母さん「目を閉じてごらんなさい」
俺「目を…?」
お母さん「そうよ」
俺「あ、あぁ」スッ
俺「ぐわぁ!」
お母さん「しっかりしなさいな、あなたなら感じれるハズよ」
俺「か、感じるって何を……俺が妖精さんを殺してしまったんだ………」
お母さん「ふん!」ドゴッ
俺「ひぎいっ!」
お母さん「目を閉じてごらんなさい」
俺「目を…?」
お母さん「そうよ」
俺「あ、あぁ」スッ
20:2015/10/23(金) 23:13:56.750 ID:ymGB/tQmd.net
俺「閉じたけどどうすればいいんだ?」
お母さん「そのままよ、そのまま集中してなさい」
俺「?」
俺「……」
お母さん「……」
俺「……」
お母さん「……」
俺「……」
「…う……き…」
俺「?」
俺「今何か言ったか?」
お母さん「何か聞こえたかしら?」
「ゆ…う……き」
俺「妖精さん!?妖精さんか!?」
「そうよ」
お母さん「そのままよ、そのまま集中してなさい」
俺「?」
俺「……」
お母さん「……」
俺「……」
お母さん「……」
俺「……」
「…う……き…」
俺「?」
俺「今何か言ったか?」
お母さん「何か聞こえたかしら?」
「ゆ…う……き」
俺「妖精さん!?妖精さんか!?」
「そうよ」
21:2015/10/23(金) 23:18:35.411 ID:ymGB/tQmd.net
俺「妖精さん!どうして生きているんだ!?俺が…殺して……殺してしまったのに………」
「私はあなたの中で生きているの、これからも」
「もう行かなきゃならないの」
俺「い、行くってどこへ!?」
「遠い、遠い場所よ」
俺「そんな…俺、妖精さんがいなきゃ生きていけないよ……」
「大丈夫、ゆうきならきっと大丈夫よ」
お母さん「そうよ、あなたなら大丈夫なハズよ」
俺「お母さん!」
「私はあなたの中で生きているの、これからも」
「もう行かなきゃならないの」
俺「い、行くってどこへ!?」
「遠い、遠い場所よ」
俺「そんな…俺、妖精さんがいなきゃ生きていけないよ……」
「大丈夫、ゆうきならきっと大丈夫よ」
お母さん「そうよ、あなたなら大丈夫なハズよ」
俺「お母さん!」
22:2015/10/23(金) 23:21:41.259 ID:ymGB/tQmd.net
お母さん「あなたは強い、だからこれからも大丈夫」
「そうよ、ゆうきのお母さんの言う通りだわ。ゆうきなら大丈夫」
俺「2人とも…」
「私はもう行かなきゃならないわ。ママさん、ゆうきのことお願いね」
お母さん「任せて、妖精さん。」
「さよなら、2人。元気でね。」
俺「妖精さあああああああぁん!!!!!!!」
………
……
…
「そうよ、ゆうきのお母さんの言う通りだわ。ゆうきなら大丈夫」
俺「2人とも…」
「私はもう行かなきゃならないわ。ママさん、ゆうきのことお願いね」
お母さん「任せて、妖精さん。」
「さよなら、2人。元気でね。」
俺「妖精さあああああああぁん!!!!!!!」
………
……
…
23:2015/10/23(金) 23:23:38.318 ID:ymGB/tQmd.net
独白
あれから妖精さんに会うことはなくなった。
けれど妖精さんは俺の中でずっと生き続けている。
目には見えないけれどいつも近くにいる。
そんな気がする。
またいつか会える、そう信じている。
ーfinー
あれから妖精さんに会うことはなくなった。
けれど妖精さんは俺の中でずっと生き続けている。
目には見えないけれどいつも近くにいる。
そんな気がする。
またいつか会える、そう信じている。
ーfinー
18:2015/10/23(金) 23:10:12.993 ID:w4pBd3/+0.net
妖精さん(チンクル)
17:2015/10/23(金) 23:09:24.695 ID:+tAouQOfM.net
発想は悪くない
妖精さん「あー、ゲロ吐きそ…」
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1445608206
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1445608206
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