1:2019/03/28(木) 22:11:05.733 ID:bld/8lyk0.net
サターニャ「ゲームをしましょう!」

ガヴリール「一人でやってろ」



3:2019/03/28(木) 22:13:02.288 ID:bld/8lyk0.net
【放課後・学校】


サターニャ「一人じゃできないのよ! 面白そうだから一緒にやりましょうよ~!」グイグイ

ガヴリール「はぁ、めんどくさ」

ラフィエル「どんなゲームなんですか?」

サターニャ「気になる? やっぱり気になるでしょうっ?」

ヴィーネ「まあ少しは……」

サターニャ「良いわ大悪魔様が特別に教えてあげる。感謝しなさい天使ども!」フフ-ン

ラフィエル「すみませんやっぱり結構です」

サターニャ「ちょっと!? ちゃんと説明するから聞きなさいよぅ!」

ヴィーネ「最初から素直に話せばいいのに」
6:2019/03/28(木) 22:16:06.315 ID:bld/8lyk0.net
サターニャ「ここに、50音の文字を書いた紙があるわ」

サターニャ「この上に10円玉を置いて、全員人差し指を乗せるの」

サターニャ「そして精霊を呼び出し質問を投げかければ、文字の上を10円玉が動いて応えてくれるっていう遊びよ」

ヴィーネ「あ、知ってるそれ。こっくりさんって言───」

サターニャ「その名もズバリ、エンジェルさんよ!!」

ガヴリール「……」

ラフィエル「……」
8:2019/03/28(木) 22:18:01.696 ID:bld/8lyk0.net
サターニャ「さあ、早速始めるわよ!」ウキウキ

サターニャ「えーっと、10円……10円……あれ、ないわね」

サターニャ「とりあえず1円玉があったからこれでいいわ」チャリン

ガヴリール(こいつ、私ら舐めてんのか)

ラフィエル(1円玉しかお賽銭箱に入れてもらえない神様の気持ちが少し分かりますね~)

サターニャ「エンジェルさん、エンジェルさん。おいでになってください」

ヴィーネ(すでに二人も天使がいるのに……)

サターニャ「来ましたら、はいかいいえで応えてください」

『はい』

サターニャ「!!? うそ、本当に来た!」

ガヴリール(おい)

ラフィエル(えーなんでこっち睨むんですかー)ニコニコ

ヴィーネ(ラフィすごく楽しそうね)
9:2019/03/28(木) 22:20:04.357 ID:bld/8lyk0.net
サターニャ「そ、それじゃ最初の質問行くわよ」ゴクリ

サターニャ「ヴィネットの好きな人を教えてください!」

ヴィーネ「ちょっと待てこら!!?」

1円玉『』ススス

『が』

『ゔ』

『りー』

『る』

サターニャ「が、ガヴリール……!?」

ヴィーネ「ひああああああ!?///」

ガヴリール「おいラフィエル!!!」

ラフィエル「えー、私なんにもやってませんよー」ニコニコ
10:2019/03/28(木) 22:22:05.570 ID:bld/8lyk0.net
サターニャ「そうだったのヴィネット……」

ヴィーネ「違うから違うから!!!そんなの嘘だから!」カァァ

サターニャ「でも、エンジェルさんが……」

ヴィーネ「絶対無いから! だいたい私たち女の子同士でしょう? ありえないわよ好きになるとかほんとおかしいじゃない。嘘よこれ!」

ヴィーネ「ないないないない、絶対ないって!!」

ガヴリール「…………そんなに否定しなくても良くない?」

ヴィーネ「えっ!? あ、ええっと……っ!」

ラフィエル「ぷふー! くすくすくす」

ヴィーネ「うぅぅ~……!///」
11:2019/03/28(木) 22:24:05.135 ID:bld/8lyk0.net
ラフィエル(はぁ~、サターニャさんも面白いゲームを持ってきてくれましたね。これ、すっごく楽しめそうです)

ラフィエル(ヴィーネさんとガヴちゃんの焦った顔、とっても素敵でした)

サターニャ「じゃあ次行くわよ!」

サターニャ「ラフィエルの好きな人を教えてください!」

『さ』

サターニャ「……さ?」

ラフィエル「」ググググ

ガヴリール「」ググググ

ヴィーネ「」ググググ

サターニャ「さ……なんなのよ! 教えなさいよ!」

ヴィーネ「あれ~? ラフィ、なんか力いれてない……?」

ガヴリール「まさか、押さえつけて、ないよなぁ?」

ラフィエル「いやほんと、勘弁してくださいよ、お二人とも……!!」
14:2019/03/28(木) 22:26:05.775 ID:bld/8lyk0.net
『さ……』

サターニャ「さ……!」

『さ』

サターニャ「さ!」

『……き』

サターニャ「き……ささき?」

サターニャ「あー、そういえばそんな奴クラスに居たかしら」

ラフィエル「えっ」

サターニャ「正直顔とか覚えてないけど、まっ、応援するわよラフィエル」

ラフィエル「え……あ、ありがとう、ございます……」ションボリ
17:2019/03/28(木) 22:28:15.156 ID:bld/8lyk0.net
サターニャ「ふふん、なかなかやるじゃないエンジェルさん。インチキかと思ったらちゃんと効果があるみたいね」

ラフィエル「……」ズ-ン

ヴィーネ(本物のエンジェルさんが落ち込んでる……)

ガヴリール(抵抗しないほうが良かったんじゃないかラフィ)

サターニャ「さて、いよいよ本命行くわよ!」

ガヴリール「え?」

サターニャ「さあ教えなさいエンジェルさん。ガヴリールの……」

ヴィーネ(え、ガヴの好きな人!?)

ラフィエル(やっぱりガヴちゃんが本命なんですかサターニャさん!?)

サターニャ「ガヴリールの弱点はなんですか!」

ガヴリール「結局それかよ!」
18:2019/03/28(木) 22:30:02.790 ID:bld/8lyk0.net
ガヴリール「この流れでその質問!?」

サターニャ「え? だって一番知りたいもの。ガヴリールの弱点」

ヴィーネ(あ、あ~、弱点かぁ)ドキドキ

ラフィエル(やっぱりサターニャさんはサターニャさんでした)ドキドキ

ガヴリール「ヴィーネやラフィのはいったい何だったんだよ」

サターニャ「あー、あれ? 何でもエンジェルさんをやる時に聞くお決まりの質問らしいのよ」

サターニャ「とりあえず誰かしらの好きな人を聞いておかないとエンジェルさんがへそ曲げるらしいわ。面倒よね」

ラフィエル「面、倒……」

ヴィーネ「私そんな適当な理由で弄ばれたの?」
19:2019/03/28(木) 22:32:05.949 ID:bld/8lyk0.net
サターニャ「というわけでほら、ガヴリールの弱点よ。ガヴリールが恐れるものは何か教えなさい」

ガヴリール「……」スッスッス

『ヴィーネ』

ヴィーネ「おいこら」

サターニャ「ゔぃ、ヴィネット? 確かにヴィネットが怒ると怖いけど……」

サターニャ「ん~……じゃあ、ガヴリールが困っちゃう事は?」

ラフィエル「……」スススス

『ヴィーネさんが宿題見せてくれない時』

サターニャ「ぐぬぬぬ……ならガヴリールが苦手なもの! これを教えなさい!」

『キレてツノを生やした時のヴィーネ』

ヴィーネ「ガヴ?」ニョキ

ガヴリール「ひっ」ビク
20:2019/03/28(木) 22:34:02.252 ID:bld/8lyk0.net
サターニャ「もうヴィネットばっかりじゃない! じゃあ逆に、ガヴリールがなくなったら困るものは!?」

ガヴリール「……」

ラフィエル「……」

『ヴィーネさん』

ヴィーネ「!」

ガヴリール「……」ジロ

ラフィエル(私の事睨みつけてますけど、ガヴちゃんもそれほど抵抗してないじゃないですかー)

ヴィーネ(……///)

サターニャ「なんでヴィネットなのよぅ……」
21:2019/03/28(木) 22:36:13.901 ID:bld/8lyk0.net
サターニャ「ていうかさっきから変に口調変わりすぎじゃない?」

ラフィエル(あ、さすがに適当すぎましたね)

ガヴリール(意外と鋭いじゃんサターニャ)

サターニャ「えーっと、じゃあ次は……」

ガヴリール「待てよ、お前だけ質問してばっかりじゃん。私にも質問させろよ」

サターニャ「へ?」

ガヴリール「サターニャの好きな人を教えてください」

サターニャ「んなぁ!!?」

ガヴリール(くくく……お前も弄ばれる気持ちを味わえサターニャ)
22:2019/03/28(木) 22:38:28.650 ID:bld/8lyk0.net
ガヴリール(さあラフィ、存分にいじっていいぞ)

ラフィエル「」

ガヴリール「あれ?」

ラフィエル「」

ヴィーネ(いや、どう考えてもラフィはサターニャを意識してるんだからこの質問でいじりようがないでしょ……)

ガヴリール(そういえばそうだった!)

ガヴリール(ちっ、仕方ないな……大親友のガヴちゃんがラフィに花を持たせてやるか)
23:2019/03/28(木) 22:40:08.498 ID:bld/8lyk0.net
ガヴリール(えーっと、ラフィエル……っと)

1円玉『』ググググ

ガヴリール「なっ……!?」

1円玉『』ガッチリ

ガヴリール(いっ……1ミリも動かない!!)

ガヴリール(誰が力入れてんだ。ヴィーネ?)

ヴィーネ(入れてない入れてない)フルフル

ガヴリール(くっ、天使を舐めるなよ……!!)グググ

バゴンッッッ

ガヴリール「えっ」

机『』ボロボロ
26:2019/03/28(木) 22:42:19.205 ID:bld/8lyk0.net
サターニャ「あ、あー! 机が壊れたらもう続けられないわね!」

サターニャ「面白かったわ。ま、暇つぶしにはちょうど良かったわね」

サターニャ「私、用事思い出したから帰るわ!」タタタタ

ガヴリール「あっ、こら待て!」

委員長「て、天真さん……いま、机がひしゃげて……」

ヴィーネ「あああ、ええっとそのっ、ろ、老朽化してたのかしらね! ほらガヴ、ラフィ! 机持っていきましょ!」

ラフィエル「」

ガヴリール「まだフリーズしてる」
27:2019/03/28(木) 22:44:06.433 ID:bld/8lyk0.net
【空き教室】


サターニャ「……ふー、危なかったわ。まさかガヴリールがあんな質問するなんて……」

サターニャ「もう、バレたら恥ずかしいじゃない!」

サターニャ「何とか阻止できて良かったわ。エンジェルさんも大悪魔のパワーには勝てなかったみたいね。んふふ」

サターニャ「さて、これでエンジェルさんが本物だと言う確証を得たわ」

サターニャ「くっくっく、さっきのはダミー……今からが本番よ」

サターニャ「そのためには、我がしもべを呼ばないとね……」
29:2019/03/28(木) 22:46:08.634 ID:bld/8lyk0.net
サターニャ「地の底に眠り、業火をその身に宿す赤龍よ……」

サターニャ「我が呼びかけに応え、いざ闇の門から現れなさい!」バッ

パァァァァ

アレキサンダー「ZZZ……」

サターニャ「そして! 地をかける白き獣よ! 私の前に来なさい!」

サターニャ「えい」ポイ

メロンパン『』

犬「ワンワン!」

サターニャ「さあ来たわねしもべども! 闇の儀式を始めるわよっ!」ウキウキ
30:2019/03/28(木) 22:48:07.053 ID:bld/8lyk0.net
サターニャ「エンジェルさん、エンジェルさん。おいでになってください」

サターニャ「……」

サターニャ「あんたたち、ここで聞いたことは誰にも喋っちゃダメだからね」

アレキサンダー「……?」

犬「わう?」

サターニャ「が、ガヴリールの……」

サターニャ「好きな人を、教えてください……///」

『さ』

サターニャ「さ!?///」

サターニャ「もしかしてっ」ドキドキ

『さ』

『さ』

『き』

サターニャ「…………ささき」

サターニャ「誰なのよささき!!!」


33:2019/03/28(木) 23:16:42.502 ID:0cRA7sQBd.net
ささきに改名してこようかな
34:2019/03/28(木) 23:21:58.834 ID:a17sJuhJp.net
この後ささきは刈り取られた
ガヴリール「こっくりさんな私たち」
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1553778665