1:2018/09/29(土) 22:38:51.365 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
喪黒「私の名は喪黒福造。人呼んで『笑ゥせぇるすまん』。

    ただの『せぇるすまん』じゃございません。私の取り扱う品物はココロ、人間のココロでございます。

    この世は、老いも若きも男も女も、ココロのさみしい人ばかり。

    そんな皆さんのココロのスキマをお埋めいたします。

    いいえ、お金は一銭もいただきません。お客様が満足されたら、それが何よりの報酬でございます。

    さて、今日のお客様は……。

    金森栄太(57) 中学校校長

    【父と娘】

    ホーッホッホッホ……。」
4:2018/09/29(土) 22:41:20.338 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
テロップ「201X年4月末、東京都・南村川市――」

春。南村川駅と周辺の大型店舗。市街地。南村川市役所。

テロップ「南村川第一中学校――」

朝、中学校。校庭にある桜の木は、緑の葉で埋め尽くされている。

体育館。生徒たちや教師たちが集まり、全校朝会が行われている。一同を前に挨拶をする校長。

テロップ「金森栄太(57) 南村川第一中学校校長」

金森「新緑の季節を迎え、若葉がみずみずしく感じられるようになりました」
   「来るべきゴールデンウィーク……。君たちもいろいろな意味で、大型連休は楽しみでしょう」
   「しかし、当然ながら学業に励むことも忘れてはいけません」

退屈そうな表情で金森の話を聞く生徒たち。金森は何かを話し続けている。

金森「……この大型連休を、意味のある形で過ごしてください」

全校朝会が終わり、体育館を出る生徒たち。

生徒たち「それにしても、校長先生の話は相変わらず長いなー」「そうだよ。校長の挨拶、もっと短ければいいのにさー」
7:2018/09/29(土) 22:43:27.968 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
南村川第一中。授業が行われる各教室。校長室で、金森は何かの書類に目を通している。

金森のモノローグ「私は、この中学校の校長を務めている」


回想する金森。小学校高学年のころの金森が、教室で授業を受けている。教壇に立っているのは自分の父親だ。

金森のモノローグ「私は教師一家の家に生まれた。何しろ、小学5年のころの私の担任は、自分の父親だった」

20代の金森。若手教師である金森が、ある中学校の教室で授業を行っている。

金森のモノローグ「当然ながら、私は親の家業を継いで教師になった」

結婚式。和服姿で記念撮影をする30代後半の金森夫妻。金森の妻も若々しい。

金森のモノローグ「私の結婚相手も教師だった」

現在の金森の妻。中年になった彼女が、とある中学校の教室で授業をしている。

テロップ「金森優子(56) 中学校副校長」


金森の娘。小学校時代、中学校時代、高校時代の彼女の姿。

金森のモノローグ「私には娘ができた。娘は手のかからない子で、健やかに成長し続けた……」
9:2018/09/29(土) 22:46:45.856 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
金森家。部屋でベッドに寝そべり、ライトノベルを読む金森の娘・愛実。

テロップ「金森愛実(19) ニート」

居間。テレビゲームをする金森の娘・愛実。

金森のモノローグ「しかし……。ある時期を境に、娘は引きこもりになってしまった」


場面は南村川第一中に戻る。校長室で頭を抱える金森。

金森(果たして、愛実は人間として立ち直れるのだろうか……?)


夜。金森家。台所に立ち、夕食を作る愛実。彼女は一人で、自分の作った夕食を食べる。

両親の分の夕食が、ラップをかけた状態で机の上に置かれている。

金森のモノローグ「今の我が家では、料理や家事を担当しているのは娘の愛実だ」


ある中学校。机に向かい、パソコンを操作する金森の妻・優子。

金森のモノローグ「なぜなら、妻が勤めている副校長の仕事は相当な激務だからだ」
11:2018/09/29(土) 22:48:54.216 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
金森が運転する車が自宅に到着する。玄関へ向かう金森。

金森「ただいまーー」

浴室で、一人で入浴をする愛実。台所で、一人で食事をする金森。

さらに、真夜中。愛実の母・優子が帰宅する。

優子「ただいまーー」

愛実の部屋。iPadで音楽を聴く愛実。一方、台所では、優子が一人で食事をしている。


翌朝。台所で朝食をとる金森一家。一家は無言の状態が続いている。

金森のモノローグ「私たちの家族は、もはやバラバラだ」


南村川第一中学校。全校朝会で挨拶をする金森。昼には、彼は校長室で机に向かう。

別の中学校。教室で、生徒を相手に授業を行う優子。さらに、職員室で電話対応をする優子。

一方、金森家では……。愛実がベッドに寝そべり、漫画雑誌を読んでいる。漫画を見て笑う愛実。

愛実「キャハハハッ」
13:2018/09/29(土) 22:51:14.324 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
ゴールデンウィークのある日。とある美術館。館内を歩きながら、絵画を見つめる金森。

金森の後ろには、あの男――喪黒福造がいる。

とある絵画の前に立ち寄る金森。地震で倒壊した住宅地を背景に、母親が子供を抱き締めている絵である。

この絵のタイトルは「大地と母子」だ。「大地と母子」を眺める金森と喪黒。

喪黒「それにしても、素晴らしい絵ですなぁ……」

金森「そうですね……。私もそう思いますよ」

喪黒「この絵はまさに、私たちの胸に訴える何かがありますよ……」

金森「ええ。何しろ、東日本大震災を生き抜く母と子を描いたものですから……」


美術館を出て、街を歩く喪黒と金森。

喪黒「ほう……。金森先生は、中学校の校長なのですか」

金森「はい。学校の校長の仕事は、何かと忙しいですよ……」

喪黒「教師というのは、管理職も含めて残業が多いですから……」
   「だから……。休日は美術品を鑑賞して、息抜きをするのもいいかもしれませんねぇ」
15:2018/09/29(土) 22:53:20.694 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
金森「まあ……。私が美術館を訪れたのは、それだけではないんですけどね……」

喪黒「一体、どういうことですか?」

金森「私の家族は事実上の冷戦状態で、みんながバラバラですから……」
   「家にいても心が休まらないんですよ……」

喪黒「そうですか……。大変ですねぇ」

金森「特に、娘に対して何かと気を使いますから……」
   「何しろ……。私の娘は19歳ですが、引きこもり生活を送っていて……」

喪黒「なるほど……。先生の心にもスキマがおありのようですなぁ」

喪黒が差し出した名刺には、「ココロのスキマ…お埋めします 喪黒福造」と書かれている。

金森「ココロのスキマ、お埋めします?」

喪黒「実はですね……。私、人々の心のスキマをお埋めするボランティアをしているのですよ」

金森「は、はあ……」

喪黒「何なら、私があなたの相談に乗りましょうか?」
16:2018/09/29(土) 22:55:38.490 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
BAR「魔の巣」。喪黒と金森が席に腰掛けている。

金森「教育を職業としていながら、自分の娘さえもまともに育てられないとは……」
   「実にお恥ずかしい限りです」

喪黒「まあまあ、金森先生……。そう、気に病むことはないですよ」
   「学校の先生は、家庭の崩壊や育児の失敗に陥る人が多いと聞いていますから……」

金森「しかし……。よもや自分がそうなるとは、夢にも思っていませんでした」

喪黒「おそらく、金森先生は……。娘さんに過度な期待を抱き過ぎてしまったのでしょうねぇ……」

金森「おっしゃる通りです。私も妻も、娘の愛実に対して何かと厳しく接してきました」
   「スパルタ教育に近いような形で……。特に、学業で何かと口うるさく言い過ぎましたからね……」

喪黒「その結果……。愛実さんは、プレッシャーやストレスに耐えられなくなってしまったのでしょう」

金森「そういうことです。愛実は高校2年のころ、学校の中で過呼吸で倒れ……。病院に運ばれました」
   「後になって知ったのですが、愛実はどうやらいじめに遭っていたようです」

喪黒「愛実さんは……。親に心配をかけまいと、いじめのことをあなたに言わなかったのでしょう」

金森「そうです。それと、いじめのストレスのせいで学業が伸び悩んでいたことも……」
   「愛実の心の重荷になっていたようです。何しろ、私は彼女の学業に厳しかったのですから……」
18:2018/09/29(土) 22:57:53.376 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
喪黒「それ以来、愛実さんは今に至るまで引きこもり生活が続いている……ということですか」

金森「その通りです。彼女の心の悲鳴に気付けなかったことを、私は今も悔やんでいます」

喪黒「金森先生。引きこもりの娘さんを、何とかして立ち直らせたいでしょう?」

金森「それに越したことはありませんよ。ですが……。今のままでは、どうすることも……」

喪黒「私にいい考えがあります」

金森「何ですか、それは?」

喪黒「旅をさせるのですよ。バイクによる日本一周旅行を、愛実さんにやらせるのです」

金森「えっ!?」

喪黒「たった1人で、この広い世界に触れるという貴重な体験をすることにより……」
   「愛実さんの人生観は、間違いなくいい方へ変わるでしょう……」

金森「いや……。いくらなんでも、さすがにそれは無謀すぎますよ!」

喪黒「金森先生。あなたの娘さんはもう19歳です。今は、18歳で成人年齢を迎える時代ですよ!」
   「だから、もうそろそろ……。娘さんを大人として、社会に送り出してみてはいかがでしょうか?」
21:2018/09/29(土) 23:00:20.797 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
金森「で、ですが……」

喪黒「愛実さんの人生が狂った最大の原因は、父親と母親の過干渉によるものです!!」
   「自分の力で自分で生き抜くということを学ばせてこそ、愛実さんを立ち直らせることができますよ!!」

金森「分かりました。そこまでおっしゃるのなら……」


夕方。金森家。台所で夕食を食べる金森一家。

金森「なぁ……。愛実……」

愛実「何!?また、いつものように『学校に行け』とか『バイトでもやれ』っていうの?」

金森「そういうことじゃない。お前、日本一周旅行をやってみようという気はないか?」

愛実「何ですって!?」

金森「実はな……」

愛実「ふーーーん……。面白そうだね……」


自動車教習所。教室で授業を受ける愛実。愛実が教官と一緒に、自動車の運転の練習をしている。

技能実証で、教官からバイクの乗り方を教わる愛実。免許を取得した愛実が、街の中でバイクを走らせる。
24:2018/09/29(土) 23:02:27.858 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
そして、例の日の朝――。ライダースーツとヘルメットを身に付けた愛実。彼女はバイクで家を出る。

バイクの音とともに遠ざかる愛実の後ろ姿を、心配そうな表情で見守る金森夫妻。

優子「本当に大丈夫かしら?」

金森「とりあえず、今できることは祈るのみだ……」


海岸の近く道路をバイクで疾走する愛実。彼女のバイクには、「日本一周中」と書かれたボードが付いている。

休憩中に、通行人から声をかけられる愛実。ガソリンスタンドで、バイクに給油を行う愛実。

夜、宿泊先の旅館でゆっくり眠る愛実。さらにあくる日。とある場所で、知り合った人物と記念撮影をする愛実。


南村川第一中。廊下で窓の外を見つめる金森。

金森(愛実は今、日本列島のどこかをバイクで走っているはずだ……)

女子生徒「おはようございます。校長先生」

金森「おはよう」
   (この子は愛実と違って、人生の遠まわりをせずに大人になるだろうな……)
27:2018/09/29(土) 23:04:36.919 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
テロップ「半年後――」

夕方。金森の自宅の前に、1台のバイクが停車する。ヘルメットに両手をあてるライダー。

ヘルメットから、徐々に愛実の顔が見えてくる。半年前とは違い、顔つきが変わった愛実。

夜。いつも通り、1人で自宅へ帰る金森。金森が玄関の戸をあけると、娘・愛実の姿が見える。

愛実「おかえり、父さん」

金森「あ、愛実……。お前、帰ってきたのか?」

愛実「うん。日本一周旅行、無事に成し遂げたよ」


冬を迎えたある夜。南村川市の市街地は、コート姿の通行人が多い。

繁華街の中の街路樹は、青色ダイオードのイルミネーションで彩られている。


BAR「魔の巣」。喪黒と金森が席に腰掛けている。

金森「あの日本一周旅行以来、愛実は変わりました」

喪黒「どうやら、愛実さんは引きこもり生活から立ち直ったようですなぁ」
30:2018/09/29(土) 23:06:42.985 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
金森「はい。現在の愛実は、地元のスーパーでレジ打ちのバイトをしています」

喪黒「スーパーのバイトは、愛実さんが自発的に選んだものですよね?」

金森「はい。『アルバイトをしたい』と彼女が自分から言った時は……、私も本当にびっくりしましたよ」

喪黒「まさに、日本一周旅行のおかげでしょう。愛実さんは、全国各地で多くの人たちと出会い……」
   「それにより、他人や社会と向き合うことが怖くなくなったのです」

金森「そうですか……」

喪黒「それだけでなく……。愛実さんは日本一周旅行を成し遂げたことで、積極的な生き方になったはずです」

金森「言われてみれば、そうかもしれませんね……」

喪黒「だから、先生……。あなたには私と約束していただきたいことがあります」

金森「約束!?」

喪黒「そうです。これから先の愛実さんの人生は、愛実さん本人に任せるべきなのです。彼女も大人なのですから……」
   「従って……。愛実さんの進むべき道を、あなたが無理やり決めてはいけません。いいですね、約束ですよ!?」

金森「わ、分かりました……。喪黒さん」
31:2018/09/29(土) 23:09:21.639 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
昼。とあるスーパー。客が並ぶレジ。レジの前に立つ愛実。

愛実「いらっしゃいませー」

愛実はスキャナを使い、商品のバーコードをスキャンする。


夜。金森家、台所。食事中の父と話をする愛実。

金森「スーパーのバイトは慣れたか?」

愛実「うん。パートのおばちゃんたちとも、割と仲良くやってるよ」

真夜中。金森家。部屋のベッドで眠る愛実。一方、台所では、金森と優子が机に向かって会話をしている。

優子「愛実は、高校中退でアルバイト暮らし……。これから先、この子は社会で生きていけると思う?」

金森「やっぱり、問題はそれだよなぁ……」

優子「そうでしょ?だから、愛実は定時制の高校に入れるべきだと思うのよ」


ある日。台所で机に向かう金森一家。娘の愛実を責める金森夫妻。

愛実「私、高校に通うのだけは絶対に嫌!!昔、いじめに遭ったことがあるから!!」
34:2018/09/29(土) 23:11:40.415 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
優子「愛実、聞きなさい!今の日本は学歴社会なのよ!」

金森「そうだぞ!大学どころか、高校もろくに出ていない人間が、まともな仕事につけるわけないだろう!」

愛実「専門学校があるじゃん!私、専門学校に行くのなら考えてもいい!」

金森「定時制の高校の入学手続きは、もう済ませてある」

愛実「そんな!父さんの意地悪!」

金森「定時制の高校を出て、その後で大学に行くのがお前に一番合った生き方なんだ。お前もいずれ分かる……」

納得できない表情で、父と母をにらみつける愛実。


ある朝。南村川第一中。廊下を歩く金森。彼が校長室の中に入ると……、部屋の中には喪黒の姿がある。

金森「も、喪黒さん……!あなた、いつの間にここへ……」

喪黒「金森先生……。どうやらあなた……、私との約束を破ったようですね!」

金森「えっ……!?」

喪黒「私はあなたに言ったはずです。これから先の愛実さんの人生は、愛実さん本人に任せるべきだ……と」

金森「ええ。私は、ちゃんと喪黒さんとの約束を守って……」
37:2018/09/29(土) 23:14:47.305 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
喪黒「とぼけないでください。愛実さんの定時制高校入学を決めたのは、あなたですよね!?」

金森「ど、どうしてそれを……!?」

喪黒「愛実さんの進むべき道を、あなたが無理やり決めてはいけない……というのが私との約束でしたよねぇ?」
   「にも関わらず、金森先生は……」

金森「わ……、私は愛実のために、良かれと思ってやったまでのことです……!だから……」

喪黒「弁解は無用です。約束を破った以上、あなたには罰を受けて貰わなくてはなりません!!」

喪黒は金森に右手の人差し指を向ける。

喪黒「ドーーーーーーーーーーーン!!!」

金森「ギャアアアアアアアアア!!!」


テロップ「数か月後――」

定時制高校。机の上に足を乗せ、不良仲間たちと談笑する愛実。彼女は金髪になり、制服のスカート丈が短くなっている。

夜。学校を出た後、バイクに男を乗せて道路を走る愛実。クラブハウスの中で、愛実はチンピラたちとともに何かの薬を飲む。

薬が効いてきた後、チンピラたちとレゲエを踊る愛実。彼女は不自然に高いテンションで、ケタケタと笑っている。
40:2018/09/29(土) 23:17:32.176 ID:bQ+4s3BtDNIKU.net
とある休日。金森家、台所。机は倒れ、割れた食器が床に散らばっている。

金属バットを持ち、両親に対して激しい暴力を振るう愛実。

愛実「おい、クソオヤジ!!クソババア!!さっさと金を出せ!!」

優子「そ、それが親に対する口の聞き方なの……!?」

愛実「誰のせいで、あたしがこうなったと思ってるんだよ!!コラアッ!!」

金森「わ、私が悪かった……。何度でも謝るから、もう許してくれ……」

脅えた顔つきで、不良化した娘を見つめる金森夫妻。軽蔑したような表情で、父の顔に唾を吐く愛実。


住宅街。金森の自宅の近くにいる喪黒。

喪黒「子供が育つためには、親のしつけが必要ですが……。ある時期からは、自立をするための準備もさせる必要があります」
   「なぜなら、子供はやがて大人になりますし……。大人ならば、自分の力で社会で生きていかなければならないからです」
   「大人による過度な期待と過干渉は、子供の成長を阻むことになりますし……。最悪の場合は自立の芽を摘んでしまいます」
   「だから……。『引きこもり』の人たちはある意味、大人たちによる歪んだ教育がもたらした犠牲者と言えるのかもしれません」
   「まあ、とりあえず、愛実さんは引きこもりが治ったようですねぇ。もっとも、金森先生の家庭は修復不能でしょうけど……」
   「オーホッホッホッホッホッホッホ……」

                   ―完―
43:2018/09/29(土) 23:25:58.992 ID:iPIA04a20NIKU.net
おつ
36:2018/09/29(土) 23:14:02.180 ID:pKDl8LZw0NIKU.net
ちなみに原作ってどんな風に終わったの
喪黒福造「引きこもりの娘さんを、何とかして立ち直らせたいでしょう?」 中学校校長「それに越したことはありませんよ」
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1538228331