1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 19:36:28.12 ID:e2iujT+t0
そう言われて、お前らは家を出ていきました。
同じ頃、他にも二人のお前らが家庭を追い出されました

「童話・三匹のお前ら」

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 19:38:12.59 ID:e2iujT+t0
お前らのなかでも一番怠惰なお前らは
「ぱっぱってお金儲けできないかな」と思っていました
そして、以前より興味があったFXに手を出すことにしました。

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 19:40:05.77 ID:e2iujT+t0
一番怠惰なお前らは、はじめは順調でした。
ですが、自分の運を過信し過ぎたのか、気がつくと
負けこみ、破産通告をうけてしまいました。

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 19:43:03.64 ID:e2iujT+t0
あわれ一番怠惰なお前らは、借金取りに終われるはめになりました。
しかし、逃げることもできない臆病なお前らは借金取りにつかまりました。
借金取りは言います。
「今はハッテン場が稼げるんだ」
こうして一番怠惰なお前らはハッテン場へ 
売られていくのでした。

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 19:44:07.69 ID:/X5wxso70
Oh...

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 19:44:28.11 ID:e2iujT+t0
二番目に怠惰なお前らは、少し賢いので
資格の勉強を始めました。
「今日から真面目に生きてやる」
そう思うのでした。

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 19:46:48.34 ID:e2iujT+t0
ですが、50分勉強しただけで
2ちゃんのURLを開いてしまいました
「頑張るのは明日からでいいや。俺は頑張ることができるんだ」
中学生では賢かったお前らはそう勘違いしていました。

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 19:49:56.29 ID:e2iujT+t0
一ヶ月がたちました。
二番目に怠惰なお前らはいまだに勉強が進みません。
そろそろ自分の弱さがわかってきたお前らは、死にたくなりました。
ですが、死ぬこともできない臆病なお前らは
奇跡を待ちながらその場で朽ちていくのでした。

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 19:51:24.12 ID:/X5wxso70
Ohh.....

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 19:51:59.03 ID:e2iujT+t0
お前らのなかでも一番しっかりもののお前らは
まず、J( 'ー`)しに土下座して家に入れてもらいました。
半泣きでこれから頑張る、もう迷惑かけない。
そう話しました。

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 19:53:24.35 ID:e2iujT+t0
J( 'ー`)しは
「そう……信じるわ」といい、炊事の続きを始めました。
お前らはその日は夜更かしをせず、11時にベッドへ向かいました

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 19:55:33.46 ID:e2iujT+t0
次の日から、お前らは面接を片っ端からうけたり
求人誌を読み漁りました。
ですが、彼が有意義に過ごせた時間はその日から3日間だけでした。

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 19:55:55.97 ID:zInDDu4C0
やっぱりか

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:00:39.19 ID:e2iujT+t0
彼はいうまでもなく、ヘタレでした。
一滴の水滴では地面を穿てないように
彼の一瞬の決意も何年も積み重なっていただけの根性には響きませんでした。
事実、彼は土下座したときも、涙を流した時も
その決意は自身が流した涙程度の量のものでしたから。

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:03:38.14 ID:e2iujT+t0
彼は、学生時代そうしたように
仮病を使って1日、また1日と前に進むことをやめました。
彼の部屋の履歴書と求人誌は死んだ飼い主をいつまでも待つペットのように
悲しく転がり、散らばっていました。

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:04:17.20 ID:/X5wxso70
うぉぉぉ・・・・

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:05:20.71 ID:E5cHnNfQ0
全部俺だった…

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:07:20.65 ID:e2iujT+t0
彼は、自身の尊厳が傷つくことを一番に怖れておりました。
J( 'ー`)しに言われました。
「本当に体調悪いの?それともあんたの決意はそんなもんだったの?」
ですが、言葉は彼の心の沼にゆっくりと沈み、吸い込まれていくだけでした。

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:08:36.19 ID:E5cHnNfQ0
あぁ…

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:10:02.06 ID:/X5wxso70
童話にしちゃ鬱展開すぎるだろ・・・

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:10:58.18 ID:e2iujT+t0
先にも言ったように、彼はプライドが高いです。
そんな彼が、なぜ誰の言葉にも憔悴せず、なぜ平然と2ちゃんを見てられるのでしょうか
それは、全てを諦めてるからでしょうか。
自身を見限って未来が見えなくなっているからでしょうか。
違います。

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:14:47.19 ID:e2iujT+t0
彼は余裕を持っているからです。悪い意味で。
例えば、彼は自身がまだ一度も性交渉を行ってないことについて、こう考えます。
「いつかは可愛い女の子のほうから誘ってくれる」
彼は、未来に希望があるから2ちゃんの意見にも上から目線でレスできるのです。

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:19:18.15 ID:e2iujT+t0
今、このお話を読んでるなかにも
「未来に希望がある。いいことじゃないか。」
こう思ってる人がいるかも知れません。
でも、彼の希望は希望という名目で彼の心の中で巣食ってる、ただの妄想です。
その悪い妄想のせいで
自分からは何も行動しない
いつか周りの環境のほうから変わってくれて、道が開ける。
そう思うようになったのです。

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:21:17.67 ID:/X5wxso70
ああああああ

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:24:41.78 ID:/X5wxso70
改めて見たら俺だった

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:28:59.29 ID:e2iujT+t0
彼は、変われません。
明日も変われないし、明後日も。
勿論、1年後だって同じです。

彼は、自分を裏切ることに対して嫌悪感、事後嫌悪を抱かなくなってしまいます。
これこそが慣れです。
これこそが諦めです。

このあと、彼に大きな不幸は訪れません。
むしろ、好きなものに囲まれ、好きなように生活する
彼は幸せになります。

どんな幸せも彼の心には届きませんでした。
彼の心はときたま与えられる少量の不幸だけが蓄積されていきます。
ですが、彼はそれを嘆くこともなくなります。

自身が流した、欠伸をしたときと同じくらいの量の涙では
目の前の壁は貫けません。
それどころか、自身の幸せをシャットする心の中の蓋でさえも穿つことはできないのでした

(めでたし、めでたし)

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:30:12.23 ID:e2iujT+t0
この童話には、教訓があります。
なんだと思いますか?

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:31:22.26 ID:e2iujT+t0
自由に答えてください。
正解は、あります。

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:31:49.24 ID:zInDDu4C0
俺らはクズって事?

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:33:17.57 ID:e2iujT+t0
>>39
違います。
お前らはクズです。
でも、それはこのお話の教訓ではありません

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:34:43.58 ID:E/wFdHiF0
親には優しくしろってことですか?

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:36:46.21 ID:e2iujT+t0
>>43
そうです。
私はここまで語ってきましたが、J( 'ー`)しの気持ちについては言及していません。
そして、これから語るのはこのお話の教訓の部分
まだお話は少しだけ続きます。

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:42:32.62 ID:e2iujT+t0
その人は、彼の生誕を心から喜びました。
その人は、彼を強く強く抱きしめました。
その人は、寝ている彼に毛布をかけてやりました。
その人は、彼の成長を写真に撮りました。
その人は、欠かさず家事をしました。
その人は、彼に服を着せてやりました。
その人は、毎日彼のことを想っています。
その人は、彼が泣いてても泣かずに道を示してくれました。
そして今、その人は泣いています。
声はたてないけど。
涙は見せないけど。


あなたは何ができますか?

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:45:04.37 ID:e2iujT+t0
あなたは何ができますか?
あなたは何ができますか?
あなたは何ができますか?

その人のために
その人が一番大切にしてるあなた自身のために

あなたは何ができますか?








いつまで、その人を泣かせているつもりですか。

(童話・三匹のお前ら 完)

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:42:27.12 ID:FO/yfnkL0
かーちゃん、かーちゃん、かぁああああちゃぁあああああああん

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:43:48.64 ID:/X5wxso70
う・・・うわあああああああああ

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:56:03.36 ID:8nA5ak5P0
しかしなんだかんだで3匹目が一番賢かっただろ。
良くも悪くもなってないし。

それに産んだのは親の勝手だし、それについて保護
するのは親の責任ではないのか?

いい歳になって親の保護うんぬん言うかもしれんが
結局泣きつかれて許したのは親だろ、育て方が悪いとしか言えない。
それについて責任を負うのも親ということ。

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 20:56:52.89 ID:/X5wxso70
そうして責任を親だけに擦り付けるのか

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 21:21:26.26 ID:/X5wxso70
まさに「お前ら」なんだなww

引用元: J( 'ー`)し「あんたもそろそろ家を出ていったらどうだい」