1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:14:11.50 ID:NborqRwE0
勇者「え」
魔王「え」
勇者「お前…魔王?」
魔王「まおうだけど、わるいまおうじゃないよ!」
勇者「い、いやいやいやいや」

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:16:24.92 ID:NborqRwE0
勇者「あ…ありのまま、今起こった事を話すぜ!」
魔王「なになに?」
勇者「『魔王城の頂上までたどり着いたと思ったら、玉座に幼女が座っていた』…!」
魔王「うんうん」
勇者「何を言っているのか分からねえと思うが、おれも何が起こったのか分かねえ…」
魔王「たいへんだねー、こまったねー」
勇者「ええいまとわりつくな鬱陶しい!!」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:18:28.02 ID:NborqRwE0
勇者「何、お前マジもんの魔王なの?」
魔王「そーだよー。いいまおうだよー」
勇者「いい魔王って何だよ」
魔王「まものにやさしいまおうなのー」
勇者「……つまり人間には害悪ってことだよな」
魔王「?!」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:20:01.47 ID:NborqRwE0
魔王「こんないたいけなようじょをころしてへいきなの?!」
勇者「いや、魔王なんだろ?」
魔王「うん!」
勇者「なら駆除しとかねえとな……」
魔王「えー……」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:23:42.86 ID:NborqRwE0
魔王「わーーん!このおにいちゃんこわいよー!!いじめられるよーー!!」
勇者「虐めっつか虐殺かな?」
魔王「きちくー!ひとでなしー!ろりこんー!せいはんざいしゃーー!!」
勇者「安心しろ、すぱっと殺ってやる」
魔王「そうr…ちがう、ほうk…いや、そうけいだよ!はやまっちゃだめ!」
勇者「嬲り殺し決定じゃああああ!!!!」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:27:02.24 ID:NborqRwE0
半時間後─

勇者「………」
魔王「えーっと………ごめんね、すぱっとおわらせちゃって」
勇者「……笑いたきゃ笑え」
魔王「だ、だいじょうぶ!ゆうしゃ、けっこうつよいほーだったよ!」
勇者「手も足も出なかった…こんなちびっ子に……」
魔王「だってぼく、まおうだし」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:33:19.48 ID:NborqRwE0
勇者「ふっ……だが負けたのは事実だ…早く殺せ」
魔王「ものわかりいいねー。でも、まだころさないよ」
勇者「ま、まさかその辺の魔物を使って俺の後ろの開発を?!」
魔王「だれとく。あ、でもそういうしゅみがあるんなら、えんりょなく」
勇者「冗談だ。真顔で言うな」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:38:39.58 ID:NborqRwE0
勇者「え、でもどの道これから拷問とかだろ…嫌だなー、気乗りしないなー」
魔王「ぼくもああいうのきらいだな」
勇者「お!気が合いますね魔王様」
魔王「うん。おもちゃはながもちさせないと」
勇者「ひゃっほう前言撤回」
魔王「というわけで、こっちにきてねー。おそいと、あいあんめいでんっちゃうよー」
勇者「まだ死にたくないんで喜んで参りまーす」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:40:23.50 ID:NborqRwE0
魔王「おいしい?」
勇者「ああ、うまい(モグモグ)」
魔王「よかった。まもののしぇふだから、にんげんのくちにあうかなーって、しんぱいだったの」
勇者「うまいのはいいが…何で俺、魔王とティータイム?」
魔王「ひまだったから!」
勇者「もし仮に、忙しかったら?」
魔王「あははー」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:42:52.03 ID:NborqRwE0
勇者「つーか、マジでお前魔王なの?」
魔王「そーだよー。ぼくね、このまえまおうになったばかりなの」
勇者「この前?具体的にはいつからだ?」
魔王「ほんのみっかまえ?」
勇者「タイムリーだなおい!!!!」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:45:38.82 ID:NborqRwE0

魔王「ぱぱのかわりに、いっぱいがんばるんだよー。えっへん」
勇者「パパ…?」
魔王「せんだいまおうだよ。このたび、いっしんじょーのつごうにより、たいいされました」
勇者「こんなちびっこに魔王を任せざるを得ない事情って一体…」
魔王「まおうあきたから、あちこちかんこうしたくなったんだって。ままもいっしょにいっちゃった」
勇者「……俺は一体何で勇者なんかやってんだろ」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:48:48.01 ID:NborqRwE0
魔王「だから、ぼくはまだわるいことしてないの!いじめちゃだめ!」
勇者「お前のパパとやらが色んな国滅ぼしてくれたんだけど、その辺どう思う?」
魔王「むー……(スッ)」
勇者「ケーキ二個目がワビになるか!!」
魔王「うう………きむずかしいなあ、ゆうしゃは」
勇者「お前が軽いだけだろうが」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:50:12.85 ID:NborqRwE0


勇者「はあ……これからどうしよう…」
魔王「またぼくにりべんじするんじゃないの?(ワクワク)」
勇者「何で命狙われて楽しそうなんだ」
魔王「おもしろいよきょーだから!」
勇者「おお、台詞がすっげー魔王っぽい。見た目は幼女なのに」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:53:21.66 ID:NborqRwE0
勇者「勝ち目の無い勝負はしない主義だ。もう挑まねえよ」
魔王「ちぇー」
勇者「ただ…魔王討伐は国王からの勅令だから……国に帰れん」
魔王「あらら。むりでしたー、っていったら?」
勇者「勇者の俺がそんなこと言ったら、パニックになるだろうが」
魔王「それはそれでおもしろいからよし!」
勇者「ああそうだな!人事だもんなてめえにとっちゃ!!」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/17(金) 23:56:21.31 ID:NborqRwE0
勇者「とりあえず…お前はなに、先代みたいに暴れるつもりか?」
魔王「ううん。ぼくはそんなわるいことしないよ」
勇者「本当かあ……?」
魔王「うん。やくそくしてもいいよ!!」
勇者「俺に約束されても困るんだよ!国王が納得するか!」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:00:07.23 ID:PstnIM5k0
魔王「ねーねー。こくおうさんに、わかってもらわなきゃいけないの?」
勇者「あ、ああ……そうなんだが…どうしたものかね」
魔王「じゃあね、ぼくがこくおうさんにあいにいくよ!」
勇者「…………へ?」
魔王「あって、もうわるいことしません。ってやくそくするから」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:04:20.33 ID:PstnIM5k0
勇者「………本当か?」
魔王「ぼく、うそはつかないよ!」
勇者「お前がそれでよくても、他の魔物が納得するのか…?」
魔王「だいじょうぶ。みんな、ぼくのめいれいにはぜったいふくじゅーだから」
勇者「へえ。やっぱり小さくても魔王なんだなあ」
魔王「うん!みんなね、『ちっちゃくてかわいい』とか『おれのよめ』とかいってくれるの!」
勇者「大丈夫かこの組織」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:08:56.26 ID:PstnIM5k0
魔王「だからね、ゆうしゃ」
勇者「…何だよ」
魔王「ぼくを、そのこくおうさんのところに、つれてって!」
勇者「………お、おおう?」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:12:36.08 ID:PstnIM5k0
勇者「よし、聞こう。何でだ」
魔王「だってぼく、こくおうさんがどこにいるかわかんないし」
勇者「違う。何で、勇者の俺が魔王のお前を連れてかにゃならん」
魔王「まおうたいじができないなら、せめてへいわのためにつくさなきゃねー」
勇者「魔王のくせに!魔王のくせに平和とか言いやがって!!」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:16:20.73 ID:PstnIM5k0


魔王「じゃあ、さいごまでせきにんもってよー。しんぜんたいし、ってことで」
勇者「うう……敵前逃亡の勇者よりマシか……」
魔王「だからね、おねがいします(ペコリ)」
勇者「はあ…考えとくわ」
魔王「ありがと!」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:19:29.52 ID:PstnIM5k0
次の日─

魔王「おはよー」
勇者「ああ……」
魔王「あれ、げんきないねー。おきゃくさまとして、おもてなししてあげたのに」
勇者「逆に居心地悪かったわ!!何だあの豪勢な食事にデカイ部屋は!!」
魔王「ふつうじゃないの?」
勇者「ブルジョワめ!!」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:22:06.79 ID:PstnIM5k0
魔王「ね、ね。かんがえてくれた?」
勇者「仕方ねえなあ……連れて行ってやるよ…」
魔王「もし、ぼくがゆうしゃをだましてて、こくおうをころしちゃったらどうするの?」
勇者「そん時は……うん、逃げるかな。どうせ適わんし」
魔王「なんかすさんでるねー」
勇者「生存本能に忠実なだけだ。断るのも何か怖いし」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:25:27.20 ID:PstnIM5k0
魔王「じゃあ、これからよろしくね」
勇者「仕方ねえな。ま、上っ面だけでも仲良くやってくれ」
魔王「しんぱいいらないよー。ゆうしゃのことは、こじんてきにすきだから」
勇者「悪いな。俺は至極ノーマルで、ガキには興味ないんだ」
魔王「おもいあがるなよ、どーてー」
勇者「だから何でてめえがんなこと知ってんだよおおおおお?!!!」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:27:49.53 ID:PstnIM5k0
魔王「では、きをとりなおして…しゅっぱーつ!」
勇者「ちょっと待て」
魔王「ん?」
勇者「え、何。徒歩?」
魔王「そーだよー」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:29:47.14 ID:PstnIM5k0
勇者「ワープ魔法とかは?」
魔王「つかえるよー。でもつかいません!」
勇者「何でだよ?!健康のためとか言ったら殴るぞ?!」
魔王「かんこうしたいから!」
勇者「畜生!!楽が出来ると思ったのに!!」
魔王「わかいんだから、らくしようとしないの」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:33:32.94 ID:PstnIM5k0
その日の夕刻・寂れた村─

勇者「仕方ない…今夜はここで宿を取るか」
魔王「しずかなまちだねー…」
勇者「ああ……まあな」
魔王「ゆうしゃ、どうかした?」
勇者「いや…」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:36:56.40 ID:PstnIM5k0
村人「あ………」
勇者「………」
村人「貴方は……もしや…勇者様?」
勇者「……あ、ああ。そうだよ」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:40:34.13 ID:PstnIM5k0
村人「勇者様が戻ったということは…あの魔王を打ち倒したのですね?!」
魔王「……あー、ね」
村人「どおりで魔物が静かなわけです!早速皆に知らせて」
勇者「いや…魔王はまだ倒せていない。先に片付けなければならない用事ができたんだ」
村人「……そう、ですか」
勇者「安心しろ。魔物どもの様子を窺ってきたが、当分動きはなさそうだ」
村人「………分かりました…」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:42:44.40 ID:PstnIM5k0
村人「そちらの女の子は…?以前いらしたときには、勇者様お一人だったと記憶しておりますが」
勇者「え?!あ、ああ……こいつらはそのー…」
魔王「ぼくね、ゆうしゃさまにたすけてもらったんだ!」
勇者「うおえ?!」
村人「何と……!」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:46:13.95 ID:PstnIM5k0
魔王「ぼく…こわいひとにさらわれたの……でも、ゆうしゃさまがね、こわいひとをやっつけてくれたんだよ!」
村人「何と……!」
魔王「それでね!おとーさんと、おかーさんのとこにかえしてくれるんだって!」
村人「そんなことが…!やはり勇者様は素晴らしいお方だ!」
勇者(魔王の棒っぷりに気付けよ……)

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:50:22.19 ID:PstnIM5k0
魔王「でも、このむらしずかだね……なにかあったの?」
村人「ああ…少し前に魔物に襲われてね……」
魔王「……へえ」
村人「その上、悪天候が続き食糧も水も尽きかけている……。ここは、死にゆく村なんだよ」
魔王「そっか……たいへんだね」
勇者(本気で同情してるのか……?それとも振りか?)

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 00:57:27.99 ID:PstnIM5k0
その夜─

魔王「いいのかなあ?ここ、ふつうのおうちでしょ?」
勇者「人が去って、宿すらないんだ。あの人と、他に数人が残っているだけでな」
魔王「ふうん。ゆうしゃは、まえにきたことあるんだ」
勇者「ここを通って魔王城まで行ったんだよ。こんな形でまた通るとは思わなんだがな」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:01:37.92 ID:PstnIM5k0

勇者「ま、何にせよ…魔王のお前がそんなんなら、これからマジで平和になるかもなあ」
魔王「うん!ぼくはね、へいわにおやつたべて、おひるねして、魔王をがんばるの!」
勇者「お前が魔王を頑張って、俺たち人間にも平和が来るのか?」
魔王「きぎょうひみつ。ききたい?」
勇者「何か怖いからいい」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:02:59.18 ID:PstnIM5k0
魔王「……ゆうしゃ、ねたかな?」
勇者「………(スピー)」
魔王「ふう……」
魔王「ま、これもおもしろい。かな?」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:06:10.64 ID:PstnIM5k0
勇者「……あれ、お前達の仕業だろ」
魔王「うん!おしろにあったたべものを、よなかにこっそりもってきてもらったの」
勇者「雨も降ってきたし…これもお前?」
魔王「うん。よろこんでもらえて、よかったー」
勇者「罪滅ぼし……ってか?」
魔王「うーん…いっしゅくいっぱんのおんぎだよ」
勇者「………変な奴だなあ、お前」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:10:02.23 ID:PstnIM5k0
勇者「てか、お前本気で人間と和解交渉する気なの?何でまた?」
魔王「んーっとね、にんげんとわかいするちゃんすなんて、いままでなかったの。いつのまおうのじだいでも」
勇者「まあ……そうだろうなあ」
魔王「だから、どうころんでも、おもしろいかなーって」
勇者「なるほど!所詮人間なんざ魔王にとっちゃ暇潰しのオモチャに過ぎないと!」
魔王「うん!せんねんくらいなら、おとなしくしてあげてもいいしね!」
勇者「あっはっはっは。暴れるなら、俺が安らかに逝った後にしてくれー」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:15:06.55 ID:PstnIM5k0
魔王「えっへん、かなえてあげましょう。ぼくはふところのふかいまおうだからね!」
勇者「ほー。では懐の程よい魔王様、一つこの哀れな勇者めに小遣いなど恵んで頂けませんでしょうか」
魔王「にげるき?」
勇者「いや、カジノに行って増やしてから逃げる」
魔王「うすうすかんづいてたけど、ゆうしゃって、けっこうだめにんげんだよね」
勇者「こちとら生きるために必死なんだよ」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:18:45.45 ID:PstnIM5k0
勇者「俺はな、この仕事が終わったら無職なんだぞ」
魔王「あー、そういえばそうだねえ」
勇者「はあ……今日び元勇者ってだけで再就職先なんかあるのかねえ……」
魔王「うーん。ひとついいとこあるよー」
勇者「お、良ければ紹介してくれ。どこだよ?」
魔王「うち」
勇者「絶対ブラックじゃねえか!!」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:22:56.17 ID:PstnIM5k0
魔王「なんかきにいっちゃったのー。わへいこうしょうついでに、ゆうしゃもらっちゃおっかな」
勇者「悪いことは言わん。貰うんなら土地や財宝にしとけ」
魔王「えー……そんなの、かんたんにてにはいるじゃない」
勇者「ですよねー!!」
魔王「しろづとめだよー。みんなのあこがれ、こうむいんだよー」
勇者「ううっ…!深く考えなければ何と魅力的な響き?!」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:27:09.75 ID:PstnIM5k0
魔王「いろいろおわってからでいいからさ。かんがえといてね」
勇者「お、拒否権認めてくれるんだ」
魔王「べつにいいよー。くびがいらないならね」
勇者「ははは。強欲ですねー魔王様は」
魔王「ぼく、おもちゃとられるのきらいなんだー」
勇者「やっぱ逃げるのやめとくわ。すぐ見つかって殺られそうだ」
魔王「よしよし、けんめいでけっこうです」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:30:44.08 ID:PstnIM5k0
栄えた街─

勇者「さーて、今日はここで宿を取る」
魔王「いちばんたかいとこ!」
勇者「分かってるって(スッ)」
魔王「なに、このて」
勇者「今夜の宿代よこせや」
魔王「え?」
勇者「え?」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:34:46.24 ID:PstnIM5k0
魔王「なんでぼくがゆうしゃのぶんも、おかねださなきゃいけないの?」
勇者「てめえに負けて荷物全部取られたから、銭無しなんすけど」
魔王「あれはねー、じゅぎょうりょうとしていただきました。じんせいというなの」
勇者「……さては楽しんでやがるな」
魔王「ひとってねー、ひぜにのためならなんでもやるってほんとかなー?」
勇者「澄んだ瞳で犯罪教唆?!」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:37:58.13 ID:PstnIM5k0
勇者「くっ…つまり、夕刻までに宿泊費用を稼げばいいんだな」
魔王「ないてぼくのくつをなめるんなら、こうりでかしてあげてもいいよ」
勇者「高利って具体的には?」
魔王「いっしょうかけて、からだではらってもらいます」
勇者「酒場だ!なんかこう、仕事斡旋してる類の酒場はどこだー?!」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:42:13.94 ID:PstnIM5k0
酒場─

店主「やあ、いらっしゃ……い?」
勇者「仕事をよこせ!今日中に遂行可能で高額報酬の仕事を!!」
店主「いいけどお客さん………子連れでこんな所に来るなんて、ちょっと感心しないぞ」
魔王「あ、きにしないで。ぼくはただ、かいぬs」
勇者「いいから早く!ここを探すだけで昼回っちまったんだから!!」
店主「何で泣いていんだ、この兄ちゃんは」
魔王「いろいろおいつめられてまして(ニヤニヤ)」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:45:39.30 ID:PstnIM5k0
店主「つってもなあ…そんなムチャな条件に合う仕事……あ、これは…駄目だな」
勇者「何だよ、それ」
店主「あー…街近くに、貴重な鉱物が採れる洞窟があるんだが…数年前から凶暴な魔物が住み着いちまって」
勇者「つまりそいつを倒せばいいんだな?!」
店主「そんなとこだ。ただ、今まで何人もの奴が挑戦したが、誰も帰って来なかった」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:49:44.37 ID:PstnIM5k0
店主「お陰で今じゃ誰も引き受けようとしねえよ。結構な報酬なんだがなあ」
魔王「へー。いくらなの?」
店主「一年は遊んで暮らせるんじゃね?」
勇者「その仕事乗ったあああああああああ!!!!」
魔王「おおきくでたねえ」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:53:39.49 ID:PstnIM5k0
店主「……本気か?!」
勇者「ああ!時間も無いし、とっとと場所を教えてくれ!!」
店主「………何やら事情があるようだな…」
勇者「もう生きるか死ぬかの瀬戸際なんだよ!頼む!!」
店主「ふっ…お前みてえに熱い奴、嫌いじゃねえぜ」
勇者「おやっさん……!!」
魔王(こづれだから、なにかごかいされてるんだろうなー)

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 01:58:06.09 ID:PstnIM5k0
店主「では、この子はここで預かっておこう。行って来い!」
勇者「え、悪いって。連れてくよ」
店主「?!お、お前…自分の子どもを危険に晒す気か?!」
勇者「いや、こいつ俺の子じゃねえし」
店主「自分の子じゃなけりゃ、どうなっても構わないっていうのか!!」
勇者「だからこいつは…………あ」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:02:05.11 ID:PstnIM5k0
勇者(『魔王だから大丈夫』なんて言えるかああああ!俺の馬鹿アアアアアアア!!)
魔王(もー…よわたりがへただね。おやじさん、すっごいあやしんでるじゃない)
勇者(うわ……どうしよ。何かいい言い訳は…)
魔王(しかたないなあ。こんかいだけ、さーびすでたすけたげる)
勇者(お!昨日みたいな奴か!頼む!!)
魔王(はーい)

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:05:14.47 ID:PstnIM5k0
魔王「おじちゃん。ぼくもいっしょにいくよ」
店主「駄目だ!あそこは大人でも無事で済まないような場所なんだぞ!!」
魔王「それでも…ぼくはいかなきゃならないの……。おにいちゃんのために」
店主「こいつのため…?」
魔王「おにいちゃんはね、ごびょうきなの……ぼくがいないと、しんじゃうの」
店主「なっ?!」
勇者(あれー、昨日と設定が随分違いますよ魔王様ー)

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:07:19.77 ID:PstnIM5k0
魔王「おにいちゃんはね…よーじょのわきのにおいをかがないと、こきゅうこんなんでしんじゃうの!!」
店主「…………」
勇者(ナンダッテー)
魔王「ぼくがいないと……ぼくのにおいをかがないと…『幼女幼女おおおぉおおわぁああああ!!!あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくんんはぁっ!』ってしないと……!!しんじゃうの!!」
店主「……えっと、あんた」
勇者「は、はい」
店主「大変…なんだな」
勇者「あははは」

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:08:32.43 ID:KH12aWHlO
勇者……

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:11:45.94 ID:PstnIM5k0
洞窟─

勇者「………」
魔王「どーだった?ぼくのはくしんのえんぎ」
勇者「これだけは言っておく。あれは無い」
魔王「えー。おやじさん、けっきょくぼくがついてくのに、はんたいしなかったじゃない。しんじてくれたんだよ!」
勇者「こいつらに関わっちゃマズイって目だったわ!!後、個人的には信じて欲しくはない!!」
魔王「わがままだねー」

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:14:05.42 ID:PstnIM5k0
勇者「くっそー……もう絶対お前なんかに頼るもんか…」
魔王「まおうにたよるじてんで、だめにんげんだよ」
勇者「うるせえ!こうなっちゃヤケだ!とっとと魔物ぶち倒してウマイもん食うぞ!!」
魔王「せいぜいがんばれー。ぼくはけんぶつしています」
勇者「…お前、魔物が殺されてもいいのか?手下のはずだろ」
魔王「いっぴきへったくらい、どうってことないからね」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:17:45.66 ID:PstnIM5k0
勇者「この奥が巣か……って、何をしている」
魔王「え?おやつたべてるんだけど。さっきかったの」
勇者「いいご身分だな!!いつか寝首掻いてやっからな畜生!!」
魔王「ほしいならちょっとあげるよ。まだまだあるからね」
勇者「ありがとうございます。正直腹減って死にそうだったんです」
魔王「じゃあ、ぼくはかくれてようすみとくね」

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:21:11.85 ID:PstnIM5k0
洞窟最深部─

魔物『くくく…また性懲りも無く人間がやって来たようだな』
勇者「うわー、でっけえ蛇」
魔物『不味そうだが……丸呑みにすれば、腹の足しにはなるか』
勇者「何だ、お前腹が減ってるのか。俺は腹ごしらえを済ませたぜ!俺の勝ちだな!」
魔物『面白い!来るがいい!矮小な人間よ!!』
勇者「うおおおおおおお!!!!」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:24:16.20 ID:PstnIM5k0
長らくのご愛読ありがとうございました!
1の次回作にどうかご期待下さい!!





魔王「ってならないよねー、やっぱり」
勇者「なってたまるか!!」
魔王「あっさりかっちゃってさー、おもしろみがないよねー…(ブツブツ)」
勇者「さーて。とりあえず、首でも持ってきゃ信じてもらえるかな?」
魔王「えー、ぐろいよ。そんなのもってちゃ、ぜったいふしんしゃだよ」
勇者「こいつのせいで街の人間は困ってたんだろ?なら、生首担いで帰っても英雄だって」
魔王「そーかなあ」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:28:19.20 ID:PstnIM5k0
栄えた街に帰還─

勇者「………」
魔王「ね?」
勇者「何故だ……」
魔王「まんまふしんしゃだからだって」
勇者「つってもよ…何かすれ違う人の視線が痛いんだけど……そのくせ目が合いそうになったら、不自然に逸らすし」
魔王「まあ、きっとさかばまでのしんぼうだよー」
勇者「そうだといいんだが……」

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:28:32.39 ID:5UHC49U/0
勇者なにげに強いのかよw

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:31:49.46 ID:PstnIM5k0
酒場─

魔王「ただいまー」
勇者「よーっす。見事倒してきてやったぜ!」
店主「?!!(ビクッ)」
勇者「…どうしたんだよ、そんな隅に縮こまって」
魔王「おきゃくさん、みんないなくなってるねー」
店主「あ……ああ、ちょっとな…。それより町の人達が噂していたが…本当にやったのか……」
勇者「おう!さあ、約束の報酬今直ぐ払ってもらおうか!!」
店主「?!!(ビクゥッ)」

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:34:00.19 ID:PstnIM5k0
勇者「何で俺が近付くだけでびびるんだよ…」
店主「あんたは…危険だ……」
魔王「………」
勇者「けっ……化物を倒すのは化物、ってか?」
店主「…違う!!」

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:39:42.78 ID:PstnIM5k0
店主「あんたのその病、他人に感染する物なんだろう?!」
勇者「は……?」
店主「その子が言っていたんだ!そうなんだろ?!俺はあんたみたいにはなりたくないんだ!!」
勇者「あのちょっと」
店主「頼む!早く出て行ってくれ!金ならそこのテーブルに置いている!!」
勇者「ええええ」

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:41:26.46 ID:PstnIM5k0
街外れ─

勇者「えっと、何が目的ですか魔王様」
魔王「うそってね、おおきくこうはんいにつくと、ちょっとたのしい」
勇者「一番厄介だ!目的が無かった!!!」
魔王「おじさんにしゃべってたのを、まわりのおきゃくさんがきいてたんだろうねー。まちじゅうがしってるなんて、すごいね」
勇者「畜生……あの通行人たちの目はそういうわけか…くそっ…もうあの街に行けねえ……」
魔王「それはそうと、ぼく、のじゅくはじめてなの。わくわく」
勇者「……金が入ったんだし、明日からはちゃんと生きていける……はずだよな」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:43:23.36 ID:PstnIM5k0
次の日─

勇者「えっと、この冷たい視線には覚えがあります」
魔王「となりまちだしね。そりゃあ、しっててもふしぎじゃないかと」
勇者「クソ!金はあるぞ!!どこか泊まれるような宿は無いのか?!」
魔王「ゆうしゃがちかづくだけで、どこもへいてんしちゃうんだよ」
勇者「元はと言えば誰のせいだ!ああもういい!とっとと次の街に行くぞ!」

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:45:41.41 ID:PstnIM5k0
次の日─

勇者「………」
魔王「おまたせー。かいものいってきてあげたよー」
勇者「………」
魔王「あ、ほんきでへこんでる」
勇者「何で……何でここまで伝わっているんだ…山一つ越えた場所なのに」
魔王「なんかね、さいがいみたいにおもわれてるみたくて。にんそうがきもひろまってるみたい」
勇者「何でだ………」
魔王「じんせいいろいろだよ」

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:48:01.67 ID:PstnIM5k0
次の日早朝─

勇者「遂に王都入りだああああ!!」
魔王「げんきだねー。てつやあけなのに」
勇者「馬を買ったからまだマシだ。これならあの噂はまだ届いてねえだろ!!」
魔王「いやあ、かんがいぶかいね。あしたでひとしごとおわりか」
勇者「……これで、魔王の玩具決定か………。さよなら、俺の人としての人生…」
魔王「もうすでに……いやいやべつになんでも」

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:50:39.92 ID:PstnIM5k0
魔王「さいしゅうしょくさきだけど、ゆうしゃのすきにしていいよ」
勇者「え」
魔王「どうするか、ゆうしゃがきめればいい。ぼくはむりじいしないからさ」
勇者「……魔王」
魔王「このすうじつかんたのしかったから。ひともわるくないって、わかったよ」
勇者「その言葉…信じていいんだな?」
魔王「うん。ちょっとやりすぎちゃったかなーっておもうし」
勇者「猛省しろ。あと、誤解を解け。いいな」
魔王「はーい」

109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:53:14.16 ID:PstnIM5k0
王城前─

兵士「そこの者!止まれ!」
勇者「はいはい…」
兵士「ここは関係者以外立ち入り禁止だ!即刻立ち去………!?」
勇者(う…この反応はまさか)
兵士「お待ちしておりました勇者様!!」
魔王「おお」
勇者「……(ホッ)」

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:55:04.81 ID:PstnIM5k0
魔王「すんなりめんかいがゆるされたねー」
勇者「さっきのはマジで心臓に悪かったわ…またあのパターンかと……」
魔王「まあ、しってたらこんなところまでとおしてくれなかっただろうねー」
勇者「でもお前についてはノーコメントだったな。何でだろ」
魔王「ゆうしゃといっしょだから、かおぱすなんじゃない?」
勇者「ま、どうでもいいわ………これで俺の苦労も終わ………」

111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 02:59:54.69 ID:PstnIM5k0
国王「勇者よ……よくぞ戻ったな」
勇者「えーっと、あの国王様」
国王「何だ」
勇者「つかぬことをお伺いしますが」
国王「良い、申してみよ」
勇者「何なんですか、そのマスクは」

113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 03:00:57.82 ID:PstnIM5k0
勇者「うわ?!!」
兵士「くっ!この攻撃を避けるとは、流石は腐っても勇者様!!」
国王「何をやっておる!早く捕まえるんだ!!」
勇者「これは一体?!てーか聞かんでもなんとなく分かるぞ!!」
魔王「……わくわく」

114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 03:02:38.48 ID:PstnIM5k0
国王「聞いたぞ!お前が妙な病にかかり、幼子を誘拐し連れ回しているということを!!」
勇者「ちょっと待て!いつの間に誘拐まで加わった?!!」
国王「まさかと思ったが…実際お前はそのような子どもを連れている!」
勇者「いやだから国王様!こいつが魔王なんです!!」
国王「?!!」
魔王「そーだよー」

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 03:04:17.93 ID:PstnIM5k0
魔王「ぼく、まおうです。このたびは、わへいこうしょうにまいりました」
国王「………」
勇者「そのよく分からん病もこいつが言ったデタラメだ!頼む!信じてくれ!」
国王「このような突飛な嘘を教え込むなど…!こうまで堕ちたか勇者よ!」
勇者「薄っすら予感してたけどやっぱり信じませんよね!!!」
国王「皆のもの出あえ!!わが国の恥を討つのだ!!!」
勇者「えええいこうなったらヤケじゃ!全員まとめて」



魔王「ルーラ」

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 03:06:32.96 ID:PstnIM5k0
勇者「……魔王城?」
魔王「だってー、あのままじゃ、たいりょうぎゃくさつだよ?」
勇者「何でてめえがあっちの心配をするんだよ!!」
魔王「わへいこうしょうはどうするのさ。まあ、またこんどごかいをといてから…」
勇者「その必要はない」
魔王「え?」

119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 03:13:10.06 ID:PstnIM5k0
勇者「早いけど、お前んとこに就職する」
魔王「え?」
勇者「元はといえばお前のせいだが、何かもう人間にほとほと愛想が尽きた!!」
魔王「わあい。ゆうしゃ、なんだかさわやかだよ」
勇者「平和になったところで俺は無色だしな!なら、こんな世の中潰しちまってもいいよな!」
魔王「いいんじゃないかな?ぼくもてつだうよー、ひまだし」

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 03:15:01.72 ID:PstnIM5k0
勇者「とりあえずあの国ぶっ潰すぞ!行くぞ魔王!!」
魔王「はいはい、いこっかゆうしゃ」
勇者「もう勇者じゃねえよ」
魔王「じゃあね、ぼくのそっきんってことで」
側近「その話、乗った!!!!!」


【終】

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 03:15:50.14 ID:PstnIM5k0
こんな夜中まで、一体何をしていたんだろう

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 03:16:37.60 ID:cexirANj0
おつ

お前はもうちょっとはっちゃけてもよかった

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 03:17:48.38 ID:JMOoXKYBO
第一部が終わったんだよな?
早く世界征服編の第二部を

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 03:34:33.25 ID:f2RF3EnM0
おもしろかったw

129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/18(土) 03:34:35.23 ID:Zg22LHF6O
おやすみー
いい夢見ろよ

引用元: 魔王「いじめないで!ぼく、わるいまおうじゃないよ!」