1: 2012/05/06(日) 21:46:12.22 ID:VTpAG2z10
春香「え!?」

春香「い、いきなりどうしたんですかプロデューサーさん」

P「すまん、なんでもないんだ」

春香「そうですか…」

春香(今プロデューサーさん、はるるんって言ったよね?)

2: 2012/05/06(日) 21:50:41.39 ID:VTpAG2z10
ガチャッ

千早「ただいまもどりました」

P「あ、おかえり千早」

春香「千早ちゃんおかえり!ちょっとこっち来て!」

千早「春香、どうかしたの?」

春香「あのね、何だか知らないけどプロデューサーさんに『はるるん』って言われちゃった!」ヒソヒソ

千早「まぁ、あの真面目なプロデューサーが…。驚きね」ヒソヒソ

春香「私も驚いちゃった!どうしちゃったんだろうね、プロデューサーさん」ヒソヒソ

千早「ふふ、なんにしても良かったわね春香」ヒソヒソ

春香「うん!」

4: 2012/05/06(日) 21:53:00.93 ID:QzNO3kD20
ほぅ

6: 2012/05/06(日) 21:57:40.49 ID:VTpAG2z10
春香「撮影行ってきまーす!」

P「ああ、行ってらっしゃい」

千早「行ってらっしゃい、春香」

P「うーむ……」

千早「プロデューサー?どうしたんですか難しい顔をして」

P「いやぁ、いまいち春香と仲良くなれてないなぁ…と」

千早「え?」

P「2人での移動の時とか、気まずそうにしてるし…」

P「前は普通に話せてたような気がするんだがな…」

7: 2012/05/06(日) 22:05:24.49 ID:VTpAG2z10
千早「はぁ…そうだったんですか」

千早「もしかしてプロデューサー、それで春香のこと『はるるん』って…」

P「げっ!?聞いちゃったのか!」

P「あ、あだ名で呼べばもっと仲良くなれるかなと思って…」

P「まぁ俺には無理だったが…」

千早「そうだったんですか」

千早(プロデューサー、少しかわいい)

10: 2012/05/06(日) 22:09:35.71 ID:J0OppwNQO
最近春香の可愛さに気づいた

11: 2012/05/06(日) 22:12:15.17 ID:VTpAG2z10
P「そういうわけで、仲良くなる方法を考えているんだ」

千早「ふふ、そういうことなら私も考えておきますね」

P「本当か?助かるよ千早」

千早「はい。それでは次の仕事に向いますね」

P「おう、行ってらっしゃい」

12: 2012/05/06(日) 22:17:38.50 ID:VTpAG2z10
春香「はるるん、はるるん、はるるん…」

春香「えへへ……」

千早「春香」

春香「あ、千早ちゃん。どうしてここに?」

千早「私、隣のスタジオだから。今、大丈夫かしら?」

春香「うん、休憩時間だから大丈夫だよ」

千早「プロデューサーのことなのだけれど…」

14: 2012/05/06(日) 22:23:38.66 ID:VTpAG2z10
千早「春香は自分と2人だと気まずそうにしてる、って言っていたわよ」

千早「本当なの、春香?」

春香「え!?プロデューサーさんが!?」

春香「確かに2人きりの時はあまり話とかできてないかも…」

千早「どうして?」

春香「だ、だって…緊張しちゃって…話せないんだもん…」

千早「そういうことなのね」

20: 2012/05/06(日) 22:30:41.05 ID:VTpAG2z10
千早「春香はプロデューサーと両想いの関係になりたいのよね」

春香「りょ!?両想いだなんて…そんな…」

千早「違うの?」

春香「…違わないです…」

千早「なら早く実行に移した方がいいと思うわ」

千早「今の感じが長引くとその分仲良くなりずらくなると思う」

春香「そうかなぁ…そうだよね…」

23: 2012/05/06(日) 22:40:30.27 ID:VTpAG2z10
春香「でも、どうしたらいいんだろう…」

春香「私いままで男の人と付き合ったりしたことないし…」

千早「初めては誰にでもくるものよ、春香」

千早「それにプロデューサー、最近になって急にモテ始めたそうよ」

春香「え!?そうなの!?」

千早「ええ。元々かっこいいし、今までは縁が無かっただけなんでしょうね」

千早「だから今のままだと他の人にとられちゃうわよ?」

千早(たとえば美希とか…)

春香「あわわわわ」

25: 2012/05/06(日) 22:45:56.21 ID:VTpAG2z10
春香「どうしよう千早ちゃん!」

千早「落ち着いて春香。まずはちゃんと話せるようにしましょう」

春香「そ、そうだよね」

千早「あらかじめ話題を用意しておけばいいんじゃないかしら」

春香「あ、それよく聞く方法だね」

27: 2012/05/06(日) 22:49:55.94 ID:VTpAG2z10
千早「それじゃあ私、スタジオに行くわね」

春香「あ、うん頑張ってね!」

千早「ありがとう、春香も仕事と恋、どっちも頑張ってね」

春香「うん!」

スタッフ「天海春香さんお願いしまーす!」

春香「はーい!」

春香(頑張らなくちゃ!急がばまっすぐ進んじゃお!)

31: 2012/05/06(日) 22:58:40.01 ID:VTpAG2z10
----数日後の車中----

春香(つ、ついに二人きり…千早ちゃん、頑張るよ!)

春香(えーっと、まずは…どうすればいいんだっけ?)

P「…今日は道路混んでるなぁ…」

春香「え!?そそそそうですね!略して道混ですね!」

P「え?まぁ、そうだな」

春香「あはは…」

春香(何言ってるんだろう私…)

P「……」

春香「……」

春香(あああ、そうだ携帯のメモ欄から話題を!)

33: 2012/05/06(日) 23:05:33.10 ID:VTpAG2z10
春香(えっとえっとえっと、よしこれ!)

春香「プロデューサーさんは好きな人とかいるんですか!?」

P「え?」

春香「」

P「いきなりなんだ?」

春香「いえ、なんでもないんです…忘れてください…」

P「好きな人ねぇ…」

39: 2012/05/06(日) 23:11:24.33 ID:VTpAG2z10
P「いないな」

春香「ソウデスヨネイナイデスヨネ…え?」

P「最近は仕事が楽しくてそういうのは無いな」

春香「じゃあ付き合ってる人とかも?」

P「もちろんいない」

春香「そうなんですか」ホッ

P「春香の方はどうなんだ?」

春香「私ですか!?」

41: 2012/05/06(日) 23:18:30.21 ID:VTpAG2z10
P「実際付き合ってるとか言われると困るけど」

P「年頃の女の子なんだし好きな子くらいいるんじゃないのか?」

春香「私は…」

春香「はい……います」

P「やっぱりいるんだな。相手はどんな奴なんだ?」

春香「えっとですね…とっても真面目で、優しい人なんです」

P「へぇ…格好いい奴なのか?」

春香「そうですね、かっこいいと思います。本人は気づいてないみたいですけど」

48: 2012/05/06(日) 23:28:14.95 ID:VTpAG2z10
P「話を聞いただけだと、競争率高そうな奴だな」

春香「そうらしいです。私も最近気付いたんですけど」

P「何か好きになるきっかけとかあったのか?」

春香「きっかけ、ですか…」

__

____

______

51: 2012/05/06(日) 23:35:16.51 ID:VTpAG2z10
----数ヶ月前・とあるスタジオ----

P「春香、迎えに来たぞ~」

春香「うっ、えぐっ……」

P「は、春香!?どうしたんだ!?」

スタッフ「あ、プロデューサーさんですね。春香ちゃん、今回の声のお仕事が上手くいかなくて」

スタッフ「監督に怒られちゃったんです。あの監督結構キツイ性格ですからね…」ヒソヒソ

春香「ひっ、ひぐっ…」

P「そうだったんですか……ご迷惑おけかして申し訳ありません」

スタッフ「いえいえ…こちらこそ」

56: 2012/05/06(日) 23:39:46.75 ID:VTpAG2z10
春香「うっ、ひっくっ…」

P「春香……」

P「しょうがないよ。声の仕事なんて滅多に来ない仕事だし…」

春香「えぐっ、でもっ…」

P「俺は知ってるぞ。たっくさん練習してたこと」

P「春香は頑張ったよ、頑張った」ヨシヨシ

春香「プロデューサーさん……」スンスン

61: 2012/05/06(日) 23:50:54.10 ID:VTpAG2z10
----車中----

P「落ち着いたか?」

春香「はい…すいません、泣いちゃったりして…」

P「泣くのは悪いことじゃない。泣ける時に泣いた方がいい」

春香「ありがとうございます…」

P「仕事がうまくいかないことはこの先もあるだろう。俺も何度も泣いた」

春香「プロデューサーさんがですか?」

P「ああ。落ち込んで立ち直っての繰り返しだよ」

P「落ち込んでどうしようもなくなった時は、遠慮なく電話でもしてこい」

63: 2012/05/06(日) 23:57:32.22 ID:VTpAG2z10
春香「いいんですか?」

P「おう、流石に仕事中は無理だろうがな」

P「時に春香、俺は仕事の鬱憤がたまった時はカラオケに行くことにしてるんだ」

春香「へ?」

P(あの監督……)

P「というわけで行くか」

春香「は、はぁ…」

66: 2012/05/07(月) 00:04:00.87 ID:WkBvlLm90
----カラオケボックス----

春香「これぞっプロでしょっ~♪」

P「おおー」パチパチ

春香「えへへ、ありがとうございます」

春香「大声で歌うと気持ちいいですね」

P「そうだろうそうだろう」

春香「次はプロデューサーさんですよ」

P「ああ」

春香「プロデューサーさんの歌聞くの初めてですね、楽しみです」

P「全然上手くないぞ。それより今日はこの曲を春香に聞いて欲しくてな」

69: 2012/05/07(月) 00:10:28.12 ID:88ytg3Fj0
P「俺が落ち込んだ時にいつも聞いていた曲だ」

イントロ~♪

春香「あ、これ聞いたことあるかも…」

僕は知ってるよ~♪ ちゃんと見てるよ~♪

頑張ってる君のこと~♪ ずっと守ってあげるから~♪

君のために歌おう~♪


74: 2012/05/07(月) 00:18:01.14 ID:88ytg3Fj0
P「~♪ …よし」

春香「……」ジーン

P「ははは、やっぱり下手だよな」

春香「そんなことないです!私、プロデューサーさんの歌大好きですよ!」

P「そ、そうか、ありがとう」

春香「だから、もう1回今の曲、歌ってください!」

P「え?同じ曲をか?」

春香「はい、お願いします!」

P「わかった…じゃあもう1回」

______

____

__

79: 2012/05/07(月) 00:33:01.47 ID:88ytg3Fj0
春香(私がプロデューサーさんのことを好きになったのは、たぶんその頃から…)

春香(そのあたりから、プロデューサーさんとまともに喋れなくなっちゃったんだよね…)

P「春香?」

春香「あ…秘密です♪」

P「なんだよ気になるじゃないか」

春香「えへへ、私の恋が成就したら教えてあげます」

P「そうか」

P「応援はするけど、付き合う場合は絶対にバレないように頼むな」

春香「はい……あ」

春香(私、今プロデューサーさんと普通に話せてた…)

80: 2012/05/07(月) 00:36:44.07 ID:88ytg3Fj0
春香「ただいま帰りましたー!」

小鳥「あら、おかえり春香ちゃん」

千早「おかえりなさい春香」

春香「千早ちゃーん!」ガバッ

千早「は、春香!?一体どうしたの?」

春香「あのね、プロデューサーさんと普通に話せたの!」

千早「よかったわね、春香。何を話したの?」

春香「えっとね…」

85: 2012/05/07(月) 00:42:49.14 ID:88ytg3Fj0
千早「ふふふ、本当によかったわね、春香」

春香「えへへへ~結果オーライでよかったよ~」

小鳥「春香ちゃん、もうすぐで近くの店で取材でしょう?」

春香「あ、そうでした、行ってきます!」

P「ただいま~」ガチャッ

春香「きゃっ!」ドンッ

P「おおっとっ」ガシッ

春香「え…」

小鳥「まぁ…」

春香「あわわわ」カアァ

87: 2012/05/07(月) 00:47:12.50 ID:88ytg3Fj0
P「悪い春香、大丈夫か?」

春香「大丈夫です!それじゃあ行ってきます!」ダッ

P「あ……行ってしまった」

P(やはり少し嫌われて…)

千早「プロデューサー」

P「お、おう千早、ただいま」

千早「春香とはどうだったんですか?」

P「ああ、普通に話せたよ。ただ、今の感じを見るとあまり好かれてもいなさそうだな…」

千早(はぁ…)

90: 2012/05/07(月) 00:54:32.95 ID:88ytg3Fj0
千早「そういうわけでは無いと思いますけど」

P「そうかなぁ…」

千早「大丈夫ですよ。それより春香とプロデューサーの仲良し大作戦のことですけど」

P「まんまだな。それで?」

千早「どこか遊びに誘ってはどうでしょうか?」

P「遊びに、かぁ…来てくれるだろうか…」

千早「大丈夫です、さあどこへ誘うか決めましょうか」

P「はい」

93: 2012/05/07(月) 01:00:16.70 ID:88ytg3Fj0
P「結局、映画に誘うことになった…」

P「待てよ、これよく考えなくてもデートでは…?」

P「……」

P「ええい、ままよ」ピッ

ピリリリリリリ♪

102: 2012/05/07(月) 01:07:32.40 ID:88ytg3Fj0
ボクーハシッテルヨー♪チャントミーテルヨー♪

春香「電話?…あっ!?」

ケータイ『プロデューサーさん』

春香「ぷぷぷプロデューサーさん!」

春香「仕事の連絡は普段メールだけなのに…」

春香「落ち着いて、落ち着いて…」スーハースーハー

春香「よし…」ピッ

春香「も、もしもし…」

P『こんばんは、今大丈夫か?』

春香「はい、大丈夫です!」

P「えっとだな……」

110: 2012/05/07(月) 01:13:32.04 ID:88ytg3Fj0
ピッ

春香「……」

春香「ぷ、プロデューサーさんと、…」

春香「っっっっ~~」ゴロゴロジタバタ

春香「わー!」

春香「……」

春香「千早ちゃんに報告しなくちゃ」ワキワキ

113: 2012/05/07(月) 01:18:41.81 ID:88ytg3Fj0
----当日・映画館前----

春香「はぁ……」

春香(緊張しちゃって今日まで事務所とかでもあまり喋れなかった…)

春香「でも、今日で挽回しなくっちゃ!」グッ

P「なにを挽回するんだ?」

春香「ヴぁい!プロデューサーさん!?」

P「悪い、待たせたか?」

春香「い、いえいえ!私も今来たところですから!」

P「そっか。じゃあ、早速行くか」

春香「はい!」

121: 2012/05/07(月) 01:23:13.87 ID:88ytg3Fj0
P「今やってるのは、アクション、ホラー、恋愛ものの3つか」

春香「プロデューサーさんはどれが見たいですか?」

P「俺はなんでも割と楽しめるから、春香が選んでくれて構わないぞ」

春香「いいんですか?じゃあ、やっぱり…これで」

P「恋愛ものだな、じゃあチケット勝手くるよ」

春香「あ、お金」

P「いいよ、今日は俺が誘ったんだし」タッタッタッ

春香「あ……」

春香(プロデューサーさん、どうして今日誘ってくれたのかな…?)


『春香はプロデューサーと両想いの関係になりたいのよね』


春香(両想い……)

春香「そんなわけ、ないよね…」

125: 2012/05/07(月) 01:27:30.09 ID:88ytg3Fj0
----上映終了後----

P「なかなかいい話だったな」

春香「はい、えぐっ、よがったです」

P「ははは、感動して泣いちゃったか」ヨシヨシ

春香「ぐすっ、すいません…」

P「そういえば、いつだったかこんな感じで春香が泣いた時があったな」ヨシヨシ

春香「はい、私も、思い出しました」

P「春香は意外と泣き虫なんだな~」ヨシヨシ

春香「そうなんでしょうか……それより、プロデューサーさん…」

P「ん?」ヨシヨシ

春香「ちょ、ちょっと恥ずかしいです…」モジモジ

P「あ、すまん」パッ

131: 2012/05/07(月) 01:36:04.45 ID:88ytg3Fj0
P「飯には少し早いな…春香、どこか行きたい所ないか?」

春香「あ、はいえっと、私…」

春香「あれに乗ってみたいです」

P「あれ?ああ、観覧車か。確か空調もついてるんだよな?」

春香「はい、私一度乗ってみたかったんです」

春香(ホントは千早ちゃんと乗ったことあるんですけどね)

P「よしきた、行こう」

春香「はい!」

136: 2012/05/07(月) 01:43:40.34 ID:88ytg3Fj0
----観覧車内----

P「ほーこれはすごいな」

春香「そ、そうですね」

P「都会の景色もなかなかいいもんだな」

春香「そうですね」

P「天気もいいし」

春香「そうですね」

P「……」

春香「……」

P(またこの感じか…)

春香(何か、何か話さなくちゃ!)

139: 2012/05/07(月) 01:49:56.46 ID:88ytg3Fj0
春香「プロデューサーさん!」

P「はい」

春香「えっとえっと…」

春香「今日は、どうして誘ってくれたんですか?」

P「あ~、それはだな…」

P「えーと…」

P「たまたま映画を見たい気分になったんだ」

P「一人で見に行くのも寂しいし」

春香「そう、だったんですか…」

P「あ、ああ…」

春香「……」

P「……」

142: 2012/05/07(月) 01:55:56.64 ID:88ytg3Fj0
P「すまん、嘘だ」

春香「え?」

P「この際だから言っておくよ」

P「春香ともっと仲良くなりたかったんだ」

春香「え…?」

P「いまいち春香と仲良くなれてないと思って」

P「むしろ嫌われてるんじゃないかって…」

146: 2012/05/07(月) 02:02:53.16 ID:88ytg3Fj0
春香「嫌ってるなんて!そんなことあるわけないです!」

P「ほ、本当か?」

春香「本当です!」

P「そっか…安心したよ」ホッ

春香「あ、あの!」

春香「この際だから私も言っちゃいます!」

P「はい」ビクッ

春香「私がプロデューサーさんと2人きりだと黙っちゃうのは」

春香(千早ちゃん、私もう言っちゃうね!)

春香「緊張しちゃうからなんです!」

148: 2012/05/07(月) 02:09:42.77 ID:88ytg3Fj0
P「緊張?」

春香「はい…」

P「えーと、それって…」

春香「はい…」

春香「私……」

春香「プロデューサーさんのことが」

春香「好き、なんです…」カアァ

156: 2012/05/07(月) 02:15:16.29 ID:88ytg3Fj0
春香「大好きなんです!」

P「そう、だったのか」

春香「……」

P「……」

P「俺は…」

P「恋愛とかは、正直よくわからん…」

春香「……」

P「だが…」

159: 2012/05/07(月) 02:24:34.27 ID:88ytg3Fj0
P「今、頑張って思いを打ち明けてくれた春香を見て」

P「春香のことを好きになりたい、って思ったよ」

P「もちろん今でも好きだけどな」

春香「プロデューサーさん…」

春香「…私、今はそれを聞けただけでも、すっごく嬉しいです」

P「そうか…」

P「いつか…ちゃんと返事をするな」

春香「はい。あ、いつのまにか下まで来ちゃいましたね」

P「さて、美味いもん食いに行くか」

春香「はい!」

162: 2012/05/07(月) 02:27:52.66 ID:DSLr3xcN0
よかったねはるるん

165: 2012/05/07(月) 02:30:25.09 ID:88ytg3Fj0
----数年後の765プロにて----

P「ただいま帰りましたー!はるるーんただいま!」

春香「あ、おかえりなさい」

P「いやー最近めっきり暑くなったなー」

春香「ふふふ、そうですね。はい、おしぼりですよ」

P「おお、ありがとう春香」

春香「拭いてあげますね」フキフキ

P「ああ~気持ち~」

171: 2012/05/07(月) 02:37:53.19 ID:88ytg3Fj0
小鳥「はぁ…事務所ではああいうの遠慮して欲しいって言ってるのに」

千早「ふふふ、プロデューサー、春香と一緒になってからすっかり変わっちゃいましたね」

小鳥「社長が春香ちゃんを事務員として、雇い直しなんてするから…」

P「ありがとう春香。春香のおかげで仕事も前以上に楽しいよ…」

春香「えへへ、私もですよ、あなた」

173: 2012/05/07(月) 02:38:13.47 ID:88ytg3Fj0
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176: 2012/05/07(月) 02:39:18.45 ID:oKBGBihk0
乙 いい春香さんだった

182: 2012/05/07(月) 02:40:59.08 ID:PeWXX8FN0
満足した、これでぐっすり眠れる

186: 2012/05/07(月) 02:45:58.27 ID:88ytg3Fj0
>>185
( ´_ゝ`)b

引用元: P「は、はるるん…」