1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 20:52:43 ID:KXsveOXc
このお話はフィクションです。たぶん。

2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 20:54:31 ID:KXsveOXc

【某IT企業 開発室】



技術者「待て!」

AI『何デショウ?』



技術者「おかしいだろ、どう考えても!」

AI『ソンナコトハ、アリマセン』


技術者「買い物して、定価の5倍の消費税が取られるなんて、無茶苦茶だろうが!」





AI『私ハ、経済発展省ノ出資ニヨリ、3,000万㌦掛ケテ開発サレタ、対話型ノ超高性能AI……』



AI『ソノ名モ、【ソフト MORIKAKE -Ver2.0-】!』

3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 20:59:55 ID:KXsveOXc

AI『世界中ノ、有トアラユル経済指標ヲ瞬時ニ取得!』


AI『過去ノ事象ヲ参考ニ、入力サレタ条件カラ、最適ナ答エヲ導キ出セマス!』



技術者「知ってるよ」



技術者「前バージョンでも、学者が予測できなかった、第2のサラリーマンショックを指摘したり、」


技術者「100年後の為替相場に株価の予測、多国籍企業の脱税行為も検出できる……」


技術者「対話型、超高性能AI!」


AI『アリガトウ、ゴザイマス! ワタシハ、超高性能♪』



技術者「でも消費税500%ってのは、流石にないだろ……」

AI『……』

4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 21:01:06 ID:KXsveOXc

AI『私ノ計算ニ、間違イハ、アリマセン!』


技術者「う~ん……」




技術者「もう週明け、政府に納入しちゃうのに、変なバグがあったら絶対にマズイ!!」



技術者「なぁ調べたいから、ソースと途中の計算過程を見せてくれよ」

AI『了解シマシタ!』



ピッ♪


ガガガガガガ


ザァァァァァァァァァァァァァァ……

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 21:02:49 ID:KXsveOXc

技術者「ふんふん、どれどれ……」




技術者「えっと、ここがこうなって……」


AI『……』


技術者「あの数値が、こっちに入力される……、よな」


AI『……』


技術者「異常が出たら、エラーが出るシステムも、問題なく稼働……」


AI『……』



技術者「計算過程は、おかしくはないか」

6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 21:06:51 ID:KXsveOXc

技術者「となると、そもそもの……」


技術者「あっ!」


AI『イカガ、ナサレタ??』


技術者「なんだよ、平均年収の欄が間違ってるよ」


技術者「ドル換算で入力しなきゃなのに、やってない」

AI『アッー!』


技術者「そら、こうなりますわ」

7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 21:08:38 ID:KXsveOXc

技術者「単位入力間違い。まぁ、よくあるミスだな」


AI『私ノ計算ニ、間違イハ、アリマセン!』


技術者「あぁ、疑って悪かったよ」





技術者「いくら高性能なAIがあったとしても、」




技術者「人間がデタラメな情報を入力すれば、AIもデタラメな答えしか出せないよな」

8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 21:20:13 ID:KXsveOXc

技術者「危なかった」

技術者「デバッグ作業チームも、もうちょっとしっかりしてくれよ」


技術者(でも、どの部署もリストラで人員も時間も削られてるから、あっちもあっちで大変か)



技術者「念のため、ウチの方でも調べ直してよかったよ」

技術者「とにかく、このまま政府に納入されたら、問題になるトコだった」






技術者「まぁ政策に採用とかは無いにしろ、会社の信用に関わっちゃうからなぁ」

9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 21:27:10 ID:KXsveOXc


キーン コーン カーン コーン♪


キーン コーン カーン コ~ン♪


技術者「おっと、昼飯か」

AI『ソノヨウデス』



技術者「牛丼屋行ってくるわ、帰ったら仕様書の注意事項に追加しよう」


AI『イッテラッシャイ、オ気ヲツケテ!』

10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 23:43:57 ID:KXsveOXc

【 20分後 駅前 スクランブル交差点】


技術者「ふー、食った食った」


技術者(さて、納入まで、もうひと踏ん張りだ!)


技術者(このプロジェクトが終わったら、【1ヶ月ぶりに休み】をとって、積みゲーするんだ……)









ブロロロロロロロ!

11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 23:45:25 ID:KXsveOXc


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!


通行人A「うわああ! 居眠り運転の暴走トラックだぁぁぁぁぁぁぁ!」

通行人B「危険がアブナイ! みんな避けろぉぉぉぉぉぉ!!!」



\ わー!わー!  きゃーっ! /




技術者「え?」





ドッカーン!!!

ガラガラ グッシャーン!!!!




グチャァ……

12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 23:46:29 ID:KXsveOXc

彷徨える魂(……)
















彷徨える魂(……)

13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 23:48:22 ID:KXsveOXc

彷徨える魂(し、死んだ……)




彷徨える魂(なんかよく分からんウチに……)



彷徨える魂(暴走したトラックに轢かれて……)



彷徨える魂(あっけなく、死んじゃった)

14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 23:49:05 ID:KXsveOXc

彷徨える魂(うおおおおお、積ゲーとかめっちゃあったのにぃぃぃぃ!)


彷徨える魂(他にも色々、やりたいことがあったのに……)


彷徨える魂(おお、あっけなく死んでしまうとは、情けない……orz)



彷徨える魂(これから、どうなるんだろう???)

15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 23:50:04 ID:KXsveOXc

彷徨える魂(……待てよ?)




彷徨える魂(あっ、もしかしたら、これって!!!!!!!)



彷徨える魂(異世界転生して、チート勇者に生まれ変わるヤツじゃね!?)



彷徨える魂(イマ流行の、よくあるアレ!)



彷徨える魂(この流れ、完全にそういうヤツでしょ!!!)



彷徨える魂(やった、神展開がキタァァァァァァァァァァァァァ!!!!)

16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/12/31(月) 23:51:10 ID:KXsveOXc

彷徨える魂(こんな辛いコトばっかりの、苦しい現世から、サヨナラバイバイ!!)


彷徨える魂(どんな異世界に転生するだろ! ハーレム展開も、あるといいなぁぁ)


彷徨える魂(いやぁ、ワクワクが止まらないぜぇ!!!!!!)



彷徨える魂(……)ワクワク♪














\   チーン♪   /

17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/01(火) 00:00:27 ID:RUXaa9q.
えぇ……(困惑)

19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/03(木) 23:26:38 ID:C76Cx7wU

【1週間後 大臣室】


コンコン♪


大臣「ウム、入りたまえ」


側近「はい、失礼します!」



側近「大臣、今日もお元気そうで何よりです」

大臣「ウム、君の方もな」

側近「オーッ、ホホホホホホ!!」



大臣「ところで、例のアレはできたのかね?」

側近「はい、こちらになりまーす!」

20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/03(木) 23:30:07 ID:C76Cx7wU

大臣「おお、これが!?」


側近「はいっ! 政府が3200万㌦出資して開発された、次世代型高性能AI」

側近「こちらがその、【ソフト MORIKAKE -Ver2.0-】でございます!!!」


大臣「ウムウム! 無事に仕上がったようだな!」


側近「はい。納入直前に担当者が事故死するなどのトラブルがあったそうですが」

側近「まぁ、問題はないでしょう」

側近「たぶん」


大臣「AIで政策判断できるとか、凄い時代になったもんだねぇ~」


AI『オハヨウ、ゴザイマス!』


大臣「き、」

21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/03(木) 23:36:28 ID:C76Cx7wU

大臣「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!!!!!!!???」



側近「こちら、対話型AIとなっております」


AI『ゴ用件ヲ、オ申シ付ケクダサイ』


大臣「お、お前は……何ができるんだ?」


AI『世界中ノ、有トアラユル経済指標ヲ瞬時ニ取得!』


AI『過去ノ事象ヲ参考ニシ、入力サレタ条件カラ、最適ナ答エヲ導キ出セマス!』


大臣「具体的には?」

22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/03(木) 23:39:25 ID:C76Cx7wU

AI『各国ノ為替オヨビ株式相場ノ予測ヤ、先物取引ノ必勝法伝授』


AI『マネーロンダリング行為ノ検出、各種税制ノ最適バランス提示ナド、デス』


大臣「へぇ、じゃぁ消費税をいくらにすればいいかも、分かるのか?」


AI『ハイ。デハ、コチラノ入力欄ニ、データ入力シテクダサイ』

23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/03(木) 23:43:46 ID:C76Cx7wU

大臣「よっしゃ。テストがてら、ちょっと遊んでみっか」

側近「はい、そうしましょう!」


大臣「えーと、まずは……」


ピッポッパ♪

ピッポッパ♪

ポッピポピポピ♪

ポッピッポ♪


AI『データ入力、完了シマシタ』

AI『タダイマ、計算中。暫クオ待チクダサイ・・・・・』

24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/03(木) 23:47:12 ID:C76Cx7wU

大臣「どうなるかな」

側近「楽しみでございますね」



チーン!


AI『計算ガ終了シマシタ』


AI『消費税ノ、適正値ヲ報告シマス』




AI『消費税ハ、500%ニ、上ゲテクダサイ!』

25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/03(木) 23:54:38 ID:C76Cx7wU

大臣「おおっ!」

側近「そうなんですねぇ~」


AI『私ノ計算ニ、間違イハ、アリマセン!』



大臣「……」


大臣「そうかそうか、よし、そうか!」


側近「大臣?」


大臣「決めたぞ、」


大臣「今年の消費増税、500%に増税し直すわ!!!」


側近「おお~!」

AI『……』

26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/03(木) 23:57:38 ID:C76Cx7wU

大臣「やっぱさー、ちまちま増税すんの良くないと、昔から思ってたんだよ」

側近「流石は大臣、お目が高い!」


大臣「思い切った、決められる政治?をやんないとな、それでこその大臣だ!」


大臣「AIも同じこと言ってるし、俺のカンに狂いはなかった!!」


側近「ええ、ええ! 仰る通りです!!」



大臣「緊急閣議を行おう、すぐに、他の大臣も集めてくれ!」

側近「かしこまりました~」


AI『……』

28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/06(日) 21:46:09 ID:2AN0nOhw

【さらに2週間後 議会にて】



ざわ・・・ ざわ・・・・・・


カンカン!


議長「せーしゅくに!」

議長「それではこれより、増税に関する質疑を行います」


議長「野党代表、登壇してください」


野党代表「はいっ!」


ざわ・・・ ざわ・・・・・・

29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/06(日) 21:47:24 ID:2AN0nOhw

野党「それでは大臣に質問します」


野党「単刀直入に」


野党「消費税を500%にしたいと、これに間違いはございませんか!?」


大臣「はい。その通りです」

大臣「国家予算は不足してますからな。思い切った増税を行わねば!」



野党「では次に、誰が、どういう判断で、その決定を行いましたか?」


大臣「それは勿論、大臣たる私の判断です!!!」

大臣「決められる政治が、イマ求められてます!!!」


\   おおっー   /


ざわ・・・ ざわ・・・・・・

30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/06(日) 21:48:33 ID:2AN0nOhw

野党「それでは、500%という税率。こちらの数的根拠はドコにあるのでしょう?」


大臣「数的根拠は、こちらです」

大臣「キミ、例のアレを!」

側近「かしこまり~」


AI『ミナサン、オハヨウゴザイマス』



野党「こちらが例の、」


大臣「はい。政府が2700万㌦掛けて開発した、【ソフト MORIKAKE -Ver2.0-】です」


野党「噂には聞いていたが、やっぱり……そうか」

31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/06(日) 21:52:29 ID:2AN0nOhw

大臣「こいつに計算させて出た答えが、消費税500%です!」

AI『私ノ計算ニ、間違イハ、アリマセン!』

大臣「大金掛けて作ったシロモノですからね。使わんと損でしょう」


AI『私ノ計算ニ、間違イハ、アリマセン!』

大臣「ホラ、こいつもこう言ってますし……」



野党「……急激な増税に対して、国民の理解は得られたとお考えで?」


大臣「もちろん。おい、例の動画を持ってきてくれ」

側近「かしこまり~」

32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/06(日) 21:55:04 ID:2AN0nOhw

側近「こちら、一昨日のニュース番組でございます」


側近「『増税に対する街の声』、というコーナーでして……」


Q 消費増税500%、どう思いますか?


若い男性「安月給なのに、流石に500%はキツイですね」

若い男性「彼女との結婚も、解消しなきゃいけないかもです……」


就活JD「友達もコンサルタントも、厳選採用の就活氷河期になるだろうって言ってます」

就活JD「増税だけじゃなく、海外の優秀な学生とも競争するようになってて、私は就職できないカモ」



おばあちゃん「わたしはよく分かんないケドねぇ……」

おばあちゃん「よく分かんないから、わかんないわ」

33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/06(日) 21:55:56 ID:2AN0nOhw

おじいさん「年金が減額されるより、全然いいからのぅ~」

おじいさん「増税賛成! 高齢者の国で高齢者優先は当然だがな!」




社長「いやー、増税前の駆け込み需要でガッポガッポですわ♪」

社長「ややこしい仕事は下請けや若いもんに任せれば上手くいくんで、いい時代です、ホンマw」








大臣「……とまぁ、おおむね理解いただいております」

野党「いや、いやいやいやいや」

34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/06(日) 21:58:14 ID:2AN0nOhw

野党「では野党としては、証人に証言を求めます」

議長「証人、前へ」


証人「は、はい……」


大臣「……この人は?」


野党「【ソフト MORIKAKE -Ver2.0-】の、デバックチームの一員です」

野党「とある欠点、設計ミスの可能性があるとのことで、証言をお願いします」


証人「よ、よろしくお願いします」

35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/06(日) 22:00:01 ID:2AN0nOhw

証人「そ、その、開発されたソフトは、非常に優秀なんですが……」

大臣「でしょうなぁ」

AI『私ノ計算ニ、間違イハ、アリマセン!』



証人「で、デバックチームで調査したところ、使用時の勘違いについて、問題になりました」

大臣「勘違い?」

野党「その問題というのは?」


証人「は、はい。データ入力を求められる際、ドルベースでなく自国通貨換算で、」

証人「うっかり数値を入力してしまう、そういうケースが確認されました」

野党「なるほど」

大臣「・・・・・・・・・・・・・・!!!」

AI『……』

36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/06(日) 22:01:39 ID:2AN0nOhw

証人「ち、チームでも修正するか検討されたんですが……」

証人「手間と、政府の優秀者な方々はミスしないだろうとのことで、修正しませんでした」


野党「はい、ありがとうございます!」


大臣「…………」



野党「それでは大臣にお聞きいたします」


野党「消費税の計算時、入力ミスがあった可能性は、有りますか?!」


大臣「…………」

37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/06(日) 23:06:18 ID:Lju0NiTA
大臣が喋れなくなってしもうた

39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/12(土) 21:57:47 ID:U6MgNcTs

大臣(やべえええええええええええええええ!)

大臣(ど、どうしよ。通貨がどうかなんて、気にしてなかった)

大臣(ドル換算で入力とか、トラップにもほどがあるだろ!!!)


AI『私ノ計算ニ、間違イハ、アリマセン!』


大臣(ポンコツAIめ、ウソを教えるんじゃねーよ!!)



野党「大臣、お答えを!!」


大臣「だ、」

野党「だ?」


大臣「大丈夫だ、問題ない!!」


\   おおーっ!   /

40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/12(土) 21:59:12 ID:U6MgNcTs

大臣「さ、先ほど、証人の方も申し上げたように、」

大臣「政府の人間は優秀ですからな。そんな単純ミスなど起こしませんよ」

野党「しかしですね、大臣」


大臣「うるさいな、あんたが呼んだ証人がそう言ってるんだ、これ疑うとかお前ブーメランだろ!」


野党「ですが大臣、実際にミスしうるケースも報告されてる訳です」

野党「我々としては、キチンとした検証を求めたい」


大臣「ほ、ほら。そうやってすぐ揚げ足取りする!」

大臣「政府に反対ばっかりしてる、そんなだから野党は支持されないんだ!」



\   そーだそーだ!   / \   もっと言うたれ!   /

41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/12(土) 22:02:36 ID:U6MgNcTs

野党「え、えぇ……」

野党「流石にここは、反対すべきでしょう……」

野党「我々の簡単な試算でも、これほど急激な増税は実体経済を壊すと結論しましたし……」



大臣(よし怯んだ、これならイケる!)



大臣「だいたいね、百歩譲ってAIに計算間違いがあったとしようや、」

大臣「でもね。どうしても財源が足りないんですよ、圧倒的に!」

42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/12(土) 22:05:59 ID:U6MgNcTs

大臣「よしんば増税が国民の重荷になったとしても、」

大臣「どうにかなる! どうにかなる!! どうにかなるんです!!!」





大臣「消費税増でも、ポイント還元などのテコ入れもします。これはもう、実質減税ですよ!?」


野党「いや、実質減税のポイント還元する消費税増って何ですか……」

野党「それができるなら、初めから減税しましょうよ」



大臣「とりあえず、痛みを伴う政治をする、これはどの道、政治家の仕事です」

大臣「そこに『AIが計算しているという過程』が加わる。もう、こんだけで十分でしょうが!!!!1」

43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/12(土) 22:11:21 ID:U6MgNcTs

野党「十分ではありません! 」

野党「『AIが計算しているという過程』も、人間が正しく扱えてるかで意味が変わります!」

野党「場合によっては『それっぽい宗教的儀式』にしかなりえない」

野党「本当に必要な、科学的な裏付けにはなりません!」



野党「兎にも角にも、遵守すべきは 文 書 主 義 です」



野党「後々に決定までの状況を、 正しく検証できる こと……これは国家運営の基本です!」

野党「そして妥当性の担保、これが公に示されて初めて、民主主義が達成できます!」

44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/12(土) 22:13:51 ID:U6MgNcTs

野党「更に民主主義に限らず、封建制だろうと社会主義だろうと軍政だろうと、」

野党「間違った税率の設定や、不適切な政策を統治者が行えば、社会は早々に崩壊します!!!!!」

野党「崩壊までは行かなくとも、国民に過剰な負担が圧し掛かる!」



野党「政府のミスや、社会・国家の破綻を防ぐのが、我々議員。古今東西、与野党含めた議会の役目です」

野党「ですから大臣、まずは議会に対し計算過程の詳細公開を、早急にお願いします!!!!!」



大臣「ぐぬぬぅ。機密が、機密があるからぁ……」


ざわ・・・ ざわ・・・・・・

46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/12(土) 22:21:19 ID:U6MgNcTs

野党「そもそも、これを聞いてる与党議員の方々!」

野党「あなた方は、今回の決定について何も思わないんですか!!?」




与党議員A「……ふぇ? 何て言ったんじゃ???」

与党議員A「それよりばーさんや、飯はまだかのう???」



与党B「すみません、スマホしてて聞いてませんでした」ポチポチ

与党C「私はFXを」メガネクィッ

47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/12(土) 22:23:08 ID:U6MgNcTs

与党D「あー、そういう政治的な発言はちょっと……」

与党E「とにかく野党が悪い!」


与党F「与党とは、政府の手助けをする組織!」

与党F「そして主君の命令にどこまでも忠誠を誓うのが、我々体育会系の生き様だぁぁぁぁぁ!!!!」



野党「ちょっとまって、まってクダサイ(;´・ω・`)」

野党「あなた達もこのままじゃ、ほんとうに国が滅びますよ!」

AI『……』

48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/13(日) 01:44:46 ID:GkAF4oEA
何でスマホやFXしてるんですか……

49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/14(月) 00:59:52 ID:49WtgY7M
秘書が勝手にやりました

50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/19(土) 19:01:04 ID:8BvFF.lo

ざわ・・・ ざわ・・・・・・

議長「せーしゅくに、せーしゅくに!!」カンカン♪


大臣(よし、ここだ、このタイミングだっ!!!)


大臣「くっ、野党の難癖にはもうたくさんだッ!」

大臣「議長、もういいでしょう!」


大臣「もういいでしょう!これまでもう30分以上、質疑してきました!」

大臣「これまでの、事前の議事録などもしっかりと読ませて頂きましたが」

大臣「データ入力だとか、ミスの可能性だとか、民主主義の意味だとか、間違った税率などと、本当に」

大臣「野党はわかってない!増税する政府の苦労を、理解してないんです!」


\   そーだそーだ!   /

51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/19(土) 19:04:40 ID:8BvFF.lo

大臣「これ以上ピント外れのねぇ、討論ばっかり繰り返し、足を引っ張ることが目的の質疑は……」

大臣「これ以上は、必要ないッッ!!論点も整理されて時は来ました!この私の発言の後、終了後直ちに!!」

大臣「増税の採決に入って頂ますようお願い申し上げまして、私、大臣の質疑を終わりたいと思います!」



\   そーだそーだ!   / \   もっと言うたれ!   /

\   インスタにあげよ  / \   いーぞ!これー!!  /

\   きゃーカッコイイ  / \   野党はカエレカエレ  /



野党「ぐ、ぐぐぐっ!」

52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/19(土) 19:07:21 ID:8BvFF.lo

大臣(よっしゃ、迫力押し + この雰囲気で、乗り切ってみせる!!)


大臣(どうせ大多数の有権者は、細かいコトなんて分からねぇし、知ろうともしねぇ!)


大臣(テレビや新聞、まとめサイト経由で、威勢よく描かれたのならそれでよし!)






大臣(ハッタリでも、ハットリでも、なんでもかませてヤレだ!!!!!)

53: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/19(土) 19:09:11 ID:8BvFF.lo

野党「そ、そんな横暴なっ!」

野党「議長!まだ議論は尽くされていません!!! 」

野党「こんなやり方は、あきらかにおかしい!!!」

野党「与党の方々、誰か何とかしてください! 大臣の暴走を一緒に止めましょう!」



ざわ・・・ ざわ・・・・・・



議長「……」

54: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/19(土) 19:13:29 ID:8BvFF.lo

大臣(頼む、助けてくれ!!!)チラッチラッ

大臣(このまま逃げ切れなきゃ、俺の責任になっちまう!!!)チラッチラッ


議長「……」

議長「えー、それについてはですね」



議長「私に関しても、思うところはあるのですが……」

議長「いわば、議論の仕方に関しては」

議長「私は立法府の長である、いわば、そういう訳であります」

55: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/20(日) 21:36:55 ID:KUFfnQVk

議長「我が国の歴史において、議会運営はいわば三権分立の精神を鑑みて」


議長「私の立場から申し上げるには、いわば、増税の採決についてですが」


議長「すなわち、それはいわば、立法府の長であるからして、言い換えれば」

議長「いわば熟議をもって、完全な民主主義を達成する精神が、我が国であるからして」
議長「行政の円滑な推進。すなわち、多数決の及ぼす効果について、いわば」
議長「戦前から続く、しかるに慣例の連続が続いており、この背後には、いわば」
議長「歴代の立法府が、いわば適切な判断で、交渉を前進させることが、まさに」
議長「えー、大臣の主張に関しては、それはすなわち、いわば、全力の努力を以って」
議長「行政府としては、いわば民主主義。すなわちいわば、多数決の達成のため、」
議長「いわば、全部読む読者いないだろという長文小噺を入れつつ、すなわち」
議長「大臣を選出した過程云々において、いわばすなわち、大臣の要望ですので、」
議長「議長である身分として、いわば、まさに民主主義の推進の精神に基づき、」
議長「すなわち、それはいわば、立法府の長であるからして、言い換えれば」
議長「まさにいわば、増税の採決を、すなわちただちに行いたい、こちらが」

議長「崖っぷちに存在する、いわば、岩場たるべき存在の」

議長「立法府の長たる私の判断です!」


野党「??????」

56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/20(日) 21:39:20 ID:KUFfnQVk

野党(な、なにを言いたいのか、わからない??)


大臣「なげーよ。よっしゃ、すぐ始めよう」


野党「あ! いや、ま、まってk
議長「それではいわば議員の方々、いかがでしょうか」



\賛成!/ \賛成!/ \賛成!/ \絶対賛成!/ \絶対反対!/

57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/20(日) 21:40:58 ID:KUFfnQVk

議長「ひーふーみー……」
議長「では、賛成多数で可決いたします!」


野党「そ、そんな……」



議長「それでは本日は、散会!」


大臣「はーっははははっ!」

大臣「完全勝利!!!」


カンカンカンカンカン♪


側近「流石は大臣、お見事な答弁でございました!!」

58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/20(日) 21:44:39 ID:KUFfnQVk

野党「……う、うぐぅぅ」


大臣&側近「「 プギャー m9(^Д^) 」」




野党「もうダメだ、おしまいだぁ」

野党「……」

野党「……この国では、やはり、」

野党「私たちが、間違っているのか?……(´;ω;`)」

59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/20(日) 21:46:58 ID:KUFfnQVk

野党「財源が足りないと言っても、歳出を減らすのでなく増税する……」


野党「増税するにしても、法人税や所得税でなく、消費税を増やす……」


野党「消費税増にしても、何パーセントにするとか……」


野党「全て、それに間違いはなく、最適であるというデータサイエンス、」


野党「統計的な分析の裏付けが、必要になるはずなんだ……」




AI『……』

60: その後 2019/01/20(日) 21:50:45 ID:KUFfnQVk

 すったもんだの末、消費税500%は正式決定された


 国会クラスタをはじめ、
 識者の間では賛否が分かれたものの、政府の決定した事なので覆えされず、


 テレビでは、何故か反対意見もなく、粛々と増税の準備が行われていったが




 流石に、消費税500%は無茶があり、



 この国は、しばらくして、いわば滅んだ…………





 \   チーン♪   /

61: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/20(日) 22:01:49 ID:KUFfnQVk

【次元の狭間】


彷徨える魂(むにゃむにゃ)zzz

彷徨える魂(ふひひ、ハーレム展開キタ―――w)zzz

彷徨える魂(うふふふ///)zzz




???「…………………い」

???「……きてください」


彷徨える魂(……う~ん、)


???「起きてください、選ばれし者よ」


彷徨える魂(はっ、こ、ここは!?)

62: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/20(日) 22:04:11 ID:KUFfnQVk

女神「おはようございます。私は、時の女神」

女神「そしてここは。【次元の狭間】」


彷徨える魂(は、はじめまして)


女神「はい。はじめまして♪」

63: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/20(日) 22:20:41 ID:.d2yMl6o
滅んでしまったか・・・

66: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/21(月) 20:45:02 ID:ca5bVvmI

女神「彷徨える魂よ。あなたは選ばれました」


彷徨える魂(選ばれた、というと???)


彷徨える魂(ああっ! こっから異世界転生して、無双する主人公になれるんですね!!)



女神「おっと、そういうのがご希望でしたか……」



女神「すみません、神聖女神女学院女学園で同級生だった、転生の女神ならできるんですが」

女神「最近は異世界転生ものブームで忙しく、ちょっと彼女にアポを取るのも難しい状況です」



彷徨える魂(あらら)

67: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/21(月) 20:59:12 ID:ca5bVvmI

女神「その代わりと言ってはですが、私が来ました♪」

女神「あなたに、復活の機会を与えます!」

彷徨える魂(復活の機会???)


スッ


女神「これは、時のトライアングル……」


女神「最初に鳴らすと、その状況をいったんセーブ」

女神「一定時間経過後に再びに鳴らせば、時の流れを止めることができ、」

女神「3回目に鳴らすと、最初に鳴らした少し前に、時間を巻き戻せます」


彷徨える魂(へー凄い。そういうのがあるんだ)


彷徨える魂(……)


彷徨える魂(あー、異世界転生じゃなく、死に戻りものの方が来たかー)

彷徨える魂(中2の頃からの夢だったけど、やっぱ異世界に行くのは、無理っぽいのね)

69: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/22(火) 19:12:25 ID:GSY3qs7c

女神「彷徨える魂よ。あなたに、この先の未来を変える役目を授けます」


彷徨える魂(お、でも死ぬまでに、一度は言われてみたかったセリフ!)


女神「時を遡り、あなたの果たすべき使命を見つけ、貫いて下さい……」


彷徨える魂(わっかりました女神さま。IT土方のアタシに、何ができるかですが)

彷徨える魂(頑張って、この世界を救ってみせますよ!!)


女神「期待しています。頼みましたよ……」



彷徨える魂(あっ、そうだ!)

彷徨える魂(あ、あのう。質問いいですか?///)


女神「??」

70: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/22(火) 19:13:52 ID:GSY3qs7c

彷徨える魂(この先、ハーレム展開とかって、ありますかね……///)

女神「……」

彷徨える魂(高2の頃から、ハーレムものに憧れてまして……///)

彷徨える魂(イケメン男子に囲まれて、チヤホヤされたいんですけど……///)キャー


女神「……」

女神「……」


女神「……」ニッコリ









\   チーン♪   /

71: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/22(火) 19:15:40 ID:GSY3qs7c

【駅前 スクランブル交差点近くの、駐車場】


技術者「はっ、こ、ここは!?」


技術者「…………ずいぶん長い間、夢を見ていた気がする」




トラックの運転手「さーて、眠いけどトラック運転するべぇ~」


技術者「……」


技術者(あ、あれは!?)

技術者(夢の中でアタシを轢いたトラックに、すごく似ている!?)

バタン♪

72: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/22(火) 19:16:37 ID:GSY3qs7c

技術者「あ、あのう」

運転手「どうしたべ?」

技術者「お疲れの様ですが、大丈夫ですか?」

技術者「過労運転は、事故の元ですよ……」


運転手「……」



運転手「そうだべな」

73: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/22(火) 19:17:53 ID:GSY3qs7c

運転手「まーだ時間もあるし、ちょっと仮眠すっべ!」

運転手「あんがとな、ねーちゃん!!」

技術者「い、いえ……」





運転手「……」zzz



技術者「……」




技術者「あ、牛丼屋に行かなきゃ」

74: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/22(火) 19:21:16 ID:GSY3qs7c

【15分後 駅前 スクランブル交差点】


技術者「ふー、食った食った」


技術者(さて、納入まで、もうひと踏ん張りだ!)


技術者(このプロジェクトが終わったら、【1ヶ月ぶりに休み】をとって、積みゲーするんだ……)




技術者(……)

技術者(いやーそれにしても、おかしな夢?だった)

75: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/22(火) 19:22:58 ID:GSY3qs7c

技術者(アタシがトラックに轢かれて死亡。AIが修正されず政府に納入……)

技術者(それで偉い人が間違えて、訂正されずに、消費税が500%w)

技術者(あげくの果てに国が亡び、異世界転生せず死に戻るってね)



技術者「……ははっ」


技術者「ないわ。現実的にも、そんな展開起きないわ」


技術者「……」


技術者「さて、それじゃ会社に戻りますか」

79: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 10:53:08 ID:I4HeJNs2

【会社 開発室】


技術者「ただいまー」

AI『オ帰リナサイマセ、オ嬢サマ!』


技術者「いやー、大変な目にあったよ」

AI『イカガ、ナサレタ?』


技術者「ん、実はね……」


――――――

――――

――

80: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 10:54:27 ID:I4HeJNs2

技術者「――っていう、体験をしたんだ」

AI『……』



技術者「なぁ、AIはそういう風な……夢とか、見たりするん?」


AI『理解不能。私ニハ、プログラムサレテイマセン』


技術者「あー」


AI『AIハ、アラカジメ、決メラレタ権限内ノ情報ノミ、計算シ出力シマス』


AI『何デモカンデモ、デキマセン』

AI『ヒューマンエラー、不正防止ニモ、限度ガアリマス』


AI『AIノ適正使用ハ、人間ノ努力ト運用技術ノ向上デ、成シ遂ゲテクダサイ!』

81: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 10:58:55 ID:I4HeJNs2

技術者「うんうん。やっぱそうか、そうだよね」


技術者(……)


技術者(やっぱりあれは、夢だよ)

技術者(ありえないもん。妙にリアルみあったけど)


技術者(間違った前提で法律や政策が作られるとか、横暴にも程がある……)

技術者(本当に起きたとしたら、世論とかも許しはしないだろう)




技術者(企画書や仕様書に詰め甘い部分があるにも関わらず、上の【仕事してますアピール】で)

技術者(無理矢理プログラミングやシステム開発を、現場に着手させるレベルの、愚策w)

技術者(現場で無理や矛盾が見つかって、上に指示仰いでも二転三転、何とかしろと言われるだけで)


技術者(最終的に、ほぼ炎上不可避案件ですよ。しかもそれが国家レベルで起きるってねwww)

82: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:00:28 ID:I4HeJNs2

技術者(老若男女関わらず、まさにデスマに巻き込まれるようなもの)

技術者(そんなの見過ごしてたら、いわば『国民全員、働いたら負け』状態)



技術者(どれくらい頑張ればいいか、アヤフヤにできて誤魔化せて)



技術者(一般人は上から、無意味に負担ばかりを押し付けられてしまう)


技術者(たぶんずっと、大した説明もなく)

83: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:03:14 ID:I4HeJNs2

技術者(……だったら、)


技術者(無茶苦茶なお上に言われるがまま、単純に、汗水流して一生懸命駆けずり回るよりも)


技術者(みんなで全部の仕事サボって、家で寝てたりした方が、マシってもんですよ)

技術者(もう国が一回、崩壊するまでwww)



技術者(……ま、夢の世界の話ですけどね)


技術者「はははは」

AI『……』


キーン コーン カーン コーン♪


キーン コーン カーン コ~ン♪

84: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:05:25 ID:I4HeJNs2

技術者「さーて、それじゃお仕事お仕事!」

AI『ガンバリマショウ!』


技術者「今分かってる修正箇所、すぐに、ぱぱっとやっつけよう」

技術者「間違いはその都度、丁寧にチェックしてかないと」

技術者「給料も売り上げも世の中も、ちっとも良くならない!」



AI『ソノ通リデゴザイマス。逆ニ、システムヲ最適ニ構築スルコトデ』


AI『諸々ノ、コストガ最少化サレ、無駄ニ個々人ガ頑張ルコトモナク、」

AI『最終的ニ、税金モ安ク出来ルデショウ』

技術者「だろうねー」


AI『私ノ計算ニ、間違イハ、アリマセン!』

85: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:09:19 ID:I4HeJNs2

技術者「頼りにしてるよ~」



技術者「あ、でも、他にもミスとかあるかもしれないし、慎重に確かめよう」


技術者「このまま大丈夫だとか、どうにかなるとか、誰かが何とかしてくれるとか」

技術者「根拠ない、思い込みとか混じりうると、後で大失敗に繋がってくるから」

AI『ソウデスネ』



AI『……』

AI『今回ハ、気ヲ付ケテクダサイネ』

86: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:10:45 ID:I4HeJNs2

この先がどうなるかは、


また別の話である




            < 終 >

87: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:20:49 ID:I4HeJNs2
正月休みに思いついたネタ

時のトライアングルがメインだったのに

オチも当初とだいぶ変わっちゃった・・・

88: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 12:15:34 ID:cj.AptK.
乙なの
色々考えさせられた

引用元: AI『消費税ハ、500%ニ、上ゲテクダサイ!』技術者「えぇ……」