1:2015/06/27(土) 21:59:07.017 ID:3V22dPvc0.net
クラウド「神羅カンパニーが倒産しそうだし再就職活動するぞ。次の会社は総合商社業界2位のエフエフ商事。まずは集団面接からだ」
クラウド「とは言っても集団面接って普通の面接とどう違うんだ?」
2:2015/06/27(土) 21:59:35.757 ID:3V22dPvc0.net
面接官「それでは次のグループの5人の方々お入り下さい」
 ぞろぞろ。
面接官「それでは皆さん、まずは自己紹介をお願い致します」
3:2015/06/27(土) 21:59:52.706 ID:3V22dPvc0.net
たまねぎ剣士「初めまして。たまねぎ剣士です。以前は暗黒の雲を払うため世界を冒険しておりました」
面接官「その頭の上のたまねぎは何かね。まあいいでしょう。次の方」
4:2015/06/27(土) 22:00:09.176 ID:3V22dPvc0.net
バッツ「ちーっす、バッツ・クラウザーっす。この間まで次元の間?とかいう異世界に行ってました。今は国政とかに口出したりする系の仕事してましたぁ。コンサルティングっていうの?そういう系」
面接官「前職はコンサルティングですか。素晴らしいですね。次の方」
5:2015/06/27(土) 22:00:26.810 ID:3V22dPvc0.net
クラウド「こんにちはクラウド・ストライフです。先日まで神羅カンパニーに勤めておりました」
面接官「ほう、あの超巨大企業の神羅カンパニーに(くそ、俺が落とされた企業じゃねえか)」
 ざわっ、と周りの就活生がざわめきだす。
6:2015/06/27(土) 22:01:09.797 ID:3V22dPvc0.net
スコール「スコール・レオンハートだ。今年、パラムガーデンを卒業する予定だ。SeeDのリーダーとして活動を行ってきた。最近行った任務は未来で敵と戦ってきた」
面接官「未来へね(さすがパラムガーデンだな。教育の水準が世界最高だ)我が社の未来はいったいどのようなものかね。もちろん、マリオ物産を抜き最大の商社へと上り詰めているだろうね?」
スコール「いえ、業界4位のドラクエ商会と合併して、株価が暴落しています」
8:2015/06/27(土) 22:02:00.964 ID:3V22dPvc0.net
面接官「へぇ、そうですか(うちとドラクエ商会が合併などあり得るモノか。馬鹿かこいつは)なかなか面白い意見ですね。それでは次の方」
ライトニング「エクレール・ファロンだ。ライトニングと呼んでくれ。前職は政府で警備員をしていた」
面接官「元公務員ということですね(美人だけどなんだか中二臭い女だな)わかりました。それでは次に皆さんの志望動機を伺いましょうか。ではたまねぎ剣士さんから順にお願いいたします」
9:2015/06/27(土) 22:02:44.056 ID:3V22dPvc0.net
たまねぎ剣士「そろそろ冒険者からジョブチェンジしようと思いました。私はこれまで多くの土地や国を冒険して参りました。
御社でならば、他の総合商社と異なり、先進国のみならず途上国開発に熱心に手掛けていらっしゃいます。私のこれまでの冒険の経験が活かせると考えたからです」
10:2015/06/27(土) 22:03:05.444 ID:3flIFXDO0.net
たまねぎ剣士が勝つわ
11:2015/06/27(土) 22:03:10.464 ID:3V22dPvc0.net
面接官「なるほど。たまねぎ剣士さんは私兵部ではなく、途上国開発部でも構わないということですね(途上国開発人材としてメモメモ)それではバッツさん」
12:2015/06/27(土) 22:03:28.867 ID:3V22dPvc0.net
バッツ「俺っスかwww俺モテるし、口上手いからコンサルやってたんスけど。コンサルってモノ扱ってないし、それが自分の中でコンプ的な?
実際ビジネスするならヒト、モノ、カネ、情報を扱ってなんぼっしょwww今まで情報しか動かしてなかったから、ヒト、モノ、カネを動かしたい的な?よくわかんねwww」
13:2015/06/27(土) 22:03:51.272 ID:3V22dPvc0.net
面接官「わかりました。それではなぜバッツさんは弊社を希望されたのでしょうか」
バッツ「ぶっちゃけ御社の女子社員率wwwそれに業界1位を追い落とす方が楽しくね?かといって5位とかだと1位追い落とすの無理っぽいって思いません?www」
14:2015/06/27(土) 22:04:27.924 ID:3V22dPvc0.net
面接官「わ、わかりました(こいつウザいけど仕事できそうだな。とりあえずチェックかな)それではクラウドさん」
15:2015/06/27(土) 22:04:51.575 ID:3V22dPvc0.net
クラウド「私の前職はエネルギー関係の会社でした。富める者はより富を得る、貧しくなるものはより貧しくなる。
本社80階からの風景は素晴らしく綺麗でしたが、一方で、スラム街では生きるか死ぬかという日々が続いておりました。
私は会社が持つ矛盾に疑問を感じました。途上国開発にも熱心な御社ならその疑問を解決してくれるチャンスを与えて下さると考えております」
16:2015/06/27(土) 22:05:12.817 ID:3V22dPvc0.net
面接官「素晴らしいですね(言ってることがたまねぎのパクりだけど、
とりあえず前職すごいから上にあげるかな)一緒に働けるなら是非とも志を共にさせていただきたい。
それではスコールさん、よろしくお願いいたします」
18:2015/06/27(土) 22:05:27.523 ID:3V22dPvc0.net
スコール「担任の教師に受けろと言われたからです」
19:2015/06/27(土) 22:05:47.554 ID:3V22dPvc0.net
面接官「えっ?」
20:2015/06/27(土) 22:06:03.012 ID:3V22dPvc0.net
スコール「御社の内定をもらえれば学校の宣伝になると」
21:2015/06/27(土) 22:06:23.966 ID:3V22dPvc0.net
面接官「え、ええ(最近の学生はヤバい奴多いな)それでは次、エクレールさん」
22:2015/06/27(土) 22:06:39.349 ID:3V22dPvc0.net
ライトニング「ライトニングだ」
23:2015/06/27(土) 22:07:03.683 ID:3V22dPvc0.net
面接官「え、あ、すみません(め、めんどくせー)ライトニングさん、よろしくお願い致します」
24:2015/06/27(土) 22:07:21.625 ID:3V22dPvc0.net
ライトニング「民間企業でいい感じのところを選んだ」
 しばしの沈黙。
26:2015/06/27(土) 22:07:34.477 ID:3V22dPvc0.net
面接官「他には…?」
27:2015/06/27(土) 22:07:54.457 ID:3V22dPvc0.net
ライトニング「以上だ」
28:2015/06/27(土) 22:08:19.266 ID:3V22dPvc0.net
面接官「は、はあ(こいつもヤバいな。公務員ってこういうやつばっかりなのかな)」
29:2015/06/27(土) 22:08:45.138 ID:3V22dPvc0.net
面接官「以上で集団面接は終わりです。2,3日後に結果をお送りいたしますのでよろしくお願いいたします」
34:2015/06/27(土) 22:17:58.246 ID:3V22dPvc0.net
数日後
35:2015/06/27(土) 22:18:19.901 ID:3V22dPvc0.net
クラウドは手紙を開くと、是非二次面接にお越しください、との旨の手紙が届いた。
36:2015/06/27(土) 22:18:36.834 ID:3V22dPvc0.net
クラウド「ふ、まぁ、当然だろう」
37:2015/06/27(土) 22:18:54.731 ID:3V22dPvc0.net
一方、スコールが手紙を開くと、誠に遺憾ながらご縁がなかったため?(中略)?貴殿のご活躍をお祈り申し上げます。との文章が届いた。
38:2015/06/27(土) 22:19:15.907 ID:3V22dPvc0.net
スコール「お祈りされたんだが」
40:2015/06/27(土) 22:19:35.393 ID:3V22dPvc0.net
キスティス「あなた、余計なこと言ったんじゃないの?」
42:2015/06/27(土) 22:19:50.559 ID:3V22dPvc0.net
スコール「事実を言ったまでだ」
44:2015/06/27(土) 22:20:40.754 ID:3V22dPvc0.net
キスティス「社会人は本音とタテマエが重要って口酸っぱく言ったでしょ」
スコール「お前が受けろといったんだろ。少し凹んでるんだから察しろよ。
それに俺は前から民間より学校の教師がいいって言ってるだろ」
キスティス「ハァッ(確かに教師は楽だけど)」
46:2015/06/27(土) 22:20:57.974 ID:3V22dPvc0.net
一方、ライトニングでは
47:2015/06/27(土) 22:21:19.227 ID:3V22dPvc0.net
ライトニング「えーん、また祈られたー(涙)」
セラ「お姉ちゃんまた落ちたの?」
49:2015/06/27(土) 22:22:06.253 ID:3V22dPvc0.net
ライトニング「今回は絶対行けると思ったのにー」
セラ「全く。履歴書の自己PR欄で光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士、なんて書くからでしょ」
50:2015/06/27(土) 22:22:25.997 ID:3V22dPvc0.net
ライトニング「ふぁぁぁん」
セラ「全く。そろそろコンビニのバイトの時間じゃないの?行ってらっしゃい!」
51:2015/06/27(土) 22:22:44.897 ID:3V22dPvc0.net
二次面接待合室にて
52:2015/06/27(土) 22:22:59.148 ID:3V22dPvc0.net
クラウド「お、君は確かたまねぎ剣士君、バッツ君」
たまねぎ剣士「クラウド君、君なら残ってると思ったよ」
バッツ「ちーっす。ほかの二人は落ちたんスかねwww」
53:2015/06/27(土) 22:23:14.538 ID:3V22dPvc0.net
和気あいあいとする就活生。
クラウド(ここの待合室にいる就活生は皆レベルが高そうだ)
ティーダ「こんにちは。俺、ティーダ!君はなんでエフエフ商事に?」
バッツ「ここ入っちゃえば合コンでモテモテだからに決まってるっしょwww」
54:2015/06/27(土) 22:23:45.770 ID:3V22dPvc0.net
クラウド「自分は、己と向き合うためにここに。君は?」
ティーダ「俺はブリッツボールの選手だったんすけど、故障して引退したんだ。
体育会系の企業で一番の企業がエフエフ商事って聞いたから入社したいっす。
そんで、ブリッツボールのスポンサーしたいっす」
55:2015/06/27(土) 22:24:01.204 ID:3V22dPvc0.net
クラウド(体育会か。面倒な奴が受けてるな。手強い)
クラウド「隣の君はなぜ?」
セシル「私は王として政治の世界に没頭していた。
しかし、経済の重要性に気付き、金融も学べるエフエフ商事で働いて成長したいと思っているのだよ」
56:2015/06/27(土) 22:24:24.640 ID:3V22dPvc0.net
クラウド「へ、へぇ(い、意識高え)」
面接係「それではクラウド・ストライフさん、お入りください」
クラウド「それじゃあ、行ってくるよ。三次試験で待ってる」
就活生「「おう!」」
57:2015/06/27(土) 22:24:46.831 ID:3V22dPvc0.net
シド「クラウドじゃねえか」
クラウド「シド!なぜここに?」
58:2015/06/27(土) 22:25:01.328 ID:3V22dPvc0.net
シド「なんでって、俺は今エフエフ商事の航空宇宙開発部の課長やってるんだよ」
59:2015/06/27(土) 22:26:36.750 ID:3V22dPvc0.net
クラウド「そ、そうなのうか(先に言ってくれよ)」
60:2015/06/27(土) 22:26:56.762 ID:3V22dPvc0.net
シド「まあ、二次面接からは一対一の面接だし俺が面接官だから通してやるよ。適当に雑談でもして」
クラウド(ホッ、よかった。これが」コネというものか)
61:2015/06/27(土) 22:27:12.897 ID:3V22dPvc0.net
シド「ん?んー?」
クラウド「どうしたシド?」
62:2015/06/27(土) 22:27:49.100 ID:3V22dPvc0.net
シド「いや、お前の履歴書見てたんだけどよ」
クラウド「あ、ああ」
63:2015/06/27(土) 22:28:22.694 ID:3V22dPvc0.net
履歴書
クラウド・ストライフ
×1年 神羅カンパニー入社
×2年 ソルジャー3rd
同年  ソルジャー2nd
×4年 ソルジャー1st
64:2015/06/27(土) 22:28:49.314 ID:3V22dPvc0.net
シド「お前さん、ソルジャー1stまで行ったっけ?」
クラウド「と、当然じゃないか。一緒に冒険した仲間だろ?」
66:2015/06/27(土) 22:33:46.327 ID:3V22dPvc0.net
シド「い、いや、それならいいんだけどよ。確かティファの奴が」
クラウド「ティファがどうした?」
67:2015/06/27(土) 22:34:14.798 ID:3V22dPvc0.net
シド「いや、なんでもねえ。俺の気のせいだな。私兵部希望なのか?」
クラウド「ああ。俺の経歴に一番マッチしているだろ?」
シド「そうだな。この経歴なら間違いなく採用だろう。くれぐれも失言に気をつけろよ。じゃあ、次の奴に入るか」
68:2015/06/27(土) 22:34:55.641 ID:3V22dPvc0.net
クラウド(ありがとう、シド)
シドの力添えもあり?難なく二次試験を突破したクラウドであった
72:2015/06/27(土) 22:48:37.650 ID:3V22dPvc0.net
三次面接会場待合室にて
73:2015/06/27(土) 22:48:54.277 ID:3V22dPvc0.net
クラウド(たまねぎ剣士の姿がない。落とされてしまったのか?)
バッツ「たまねぎっちは二次でダメだったってLINE来たよwwwあんな面接で落とされるなよwww」
74:2015/06/27(土) 22:49:11.393 ID:3V22dPvc0.net
クラウド「バッツ、そういう風に言うのはよくないぞ」
ティーダ「そうっす。人生、縁に恵まれない人もいるんすよ」
75:2015/06/27(土) 22:49:45.413 ID:3V22dPvc0.net
バッツ「わ、悪かったってwww今年の面接は三次面接が最終面接らしいよwww二次で相当絞ったからって」
クラウド「何?だからこんなに三次の待合室に人が少ないのか」
76:2015/06/27(土) 22:50:28.107 ID:3V22dPvc0.net
ティーダ「長かった就職活動もこれで終わりっすかね?」
バッツ「最後は自分の行きたい事業部長と、副社長か社長との2対1の面接っすwwwバロスwww」
77:2015/06/27(土) 22:50:46.487 ID:3V22dPvc0.net
面接係「クラウド・ストライフさん」
クラウド「また、俺が一番か。みんな、次は内定式で会おう」
「「おう!」」
78:2015/06/27(土) 22:51:07.097 ID:3V22dPvc0.net
クラウド「失礼します。クラウド・ストライフと申しま…な!!!」
セフィロス「ようこそクラウド」
クラウド「セフィロスッ!!」
79:2015/06/27(土) 22:51:20.089 ID:3V22dPvc0.net
副社長「セフィロス君、知り合いかね」
セフィロス「ええ、神羅カンパニー時代の部下、とでも申しましょうか」
80:2015/06/27(土) 22:51:36.393 ID:3V22dPvc0.net
副社長「ほう。セフィロス君の部下ならばさぞかし優秀な人間なのだろう」
セフィロス「そうだとよろしいのですが」
副社長「いやいや、またまた謙遜を」
81:2015/06/27(土) 22:51:50.760 ID:3V22dPvc0.net
クラウド(ま、まずいことになった)
82:2015/06/27(土) 22:52:06.102 ID:3V22dPvc0.net
クラウド「なぜ貴様がここに」
セフィロス「おいおい、将来の上司に向かって貴様とはなんだ?私は神羅カンパニーからエフエフ商事にヘッドハントされたのだよ。
今は取締役兼私兵部本部長だ」
83:2015/06/27(土) 22:52:22.408 ID:3V22dPvc0.net
クラウド(なんてこった)
セフィロス「ふふふ、顔が青ざめているぞクラウド。それでは最終面接を行おう」
クラウド「は、はい」
84:2015/06/27(土) 22:52:36.856 ID:3V22dPvc0.net
セフィロス「結論から言えば、君は採用だ」
クラウド「あ、な、何?(どういうことだ)」
セフィロス「どうした?うれしくはないのか?」
85:2015/06/27(土) 22:52:53.078 ID:3V22dPvc0.net
クラウド「う、うれしい、うれしいです!」
セフィロス「それはよかった。ガールフレンドにもいい報告ができるじゃないか。クックック」
86:2015/06/27(土) 22:53:06.905 ID:3V22dPvc0.net
クラウド「また、一緒に仕事ができるなんて嬉しいよセフィロス。いや、セフィロス部長」
87:2015/06/27(土) 22:53:24.325 ID:3V22dPvc0.net
セフィロス「ただし、これは何だ」
クラウド「そ、それは」
セフィロスはクラウドの履歴書を取り出した
88:2015/06/27(土) 22:53:39.164 ID:3V22dPvc0.net
×1年 神羅カンパニー入社
×2年 ソルジャー3rd就任
同年 ソルジャー2nd就任
×4年 ソルジャー1st就任
89:2015/06/27(土) 22:53:55.009 ID:3V22dPvc0.net
副社長「立派な経歴ではないかね?セフィロス君」
セフィロス「ええ、これが、真実ならば」
90:2015/06/27(土) 22:54:08.675 ID:3V22dPvc0.net
副社長「どういうことかね」
クラウド「クッ!」
91:2015/06/27(土) 22:54:21.052 ID:3V22dPvc0.net
セフィロス「確かに私はクラウド・ストライフと同じプロジェクトで働いたことがあります。
しかし、彼がソルジャー1stではなく、
警備兵として働いたことがあるということです」
92:2015/06/27(土) 22:54:33.212 ID:3V22dPvc0.net
クラウド(プルプル)
93:2015/06/27(土) 22:54:53.760 ID:3V22dPvc0.net
セフィロス「ここまで言って黙っているのかクラウド。自分が何をしたのかわかっていないのかそれでは私が教えてやる」
94:2015/06/27(土) 22:55:07.865 ID:3V22dPvc0.net
セフィロス「貴様は神羅カンパニーに一般職として入社し、
一般兵枠で私兵部に入ってきたにもかかわらず、
あたかも総合職として入社し、ソルジャーとして職歴を重ねてきたように見える」
クラウド(やめろ、やめろ)
95:2015/06/27(土) 22:55:21.713 ID:3V22dPvc0.net
セフィロス「これは立派な経歴詐称だ」
クラウド(やめろ、やめろ、やめろ、やめろ、
やめろ、)
96:2015/06/27(土) 22:55:37.540 ID:3V22dPvc0.net
副社長「何だって!」
セフィロス「しかし、副社長、私は彼の能力は高いと判断しております。それは事実、一般兵としての彼と共に働いて実感したことでもあります」
97:2015/06/27(土) 22:55:50.474 ID:3V22dPvc0.net
セフィロス「ですから、私見では採用しても構わないと思います」
クラウド「ホッ」
98:2015/06/27(土) 22:56:05.767 ID:3V22dPvc0.net
セフィロス「しかし、経歴詐称の人間を採用するということがコンプライアンス的にどうなのか、
是非、副社長に判断を仰ぎたい」
副社長「ふむ」
99:2015/06/27(土) 22:56:22.492 ID:3V22dPvc0.net
副社長「確かに優秀な人材は確保したいが、コンプライアンス違反だ、これは」
100:2015/06/27(土) 22:56:40.143 ID:3V22dPvc0.net
副社長「クラウドさん、後日、また改めてご連絡させていただきます。今日の面接はこれまでです」
クラウド「…ハイ」
101:2015/06/27(土) 22:56:53.726 ID:3V22dPvc0.net
セフィロス「クラウド」
クラウド「何だ?」
セフィロス「頑張りたまえ」
ガチャン
102:2015/06/27(土) 22:57:06.665 ID:3V22dPvc0.net
数日後、クラウドのもとにお祈りメールが届いた。
103:2015/06/27(土) 22:57:26.666 ID:3V22dPvc0.net
クラウド「くそーセフィロス、貴様はいつも俺の邪魔ばかり!」
両手を地面にたたきつける。
クラウド「くそ、しょうがない、なんでも屋でもやって食いつなぐか」
こうしてクラウドはなんでも屋になったのである

おしまい
115:2015/06/27(土) 23:35:44.320 ID:iM7k9Q1t0.net
面白かった。あとライトニングが可愛かった。
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1435409947