1:2018/07/06(金) 03:56:12.113 ID:cXzJTW4Q0.net
勇者「え?」

魔王「なんできたの?」

勇者「え?いや、なんでって言われても」

魔王「え?理由もないのに来たの?」

勇者「いや、お前を倒すためだ!」

魔王「は?なんで倒すの?俺がお前になんかしたの?」

勇者「お、お前は多くの国民を…」

魔王「いや、それ直接俺がやってないよね?」

魔王「野生の魔物がかってにしてるだけじゃん」

勇者「いや、魔物がやったんだから魔王の責任だろ?」

魔王「マジで言ってるのそれ?」
2:2018/07/06(金) 03:57:31.486 ID:oQZLETiE0.net
下のやつの責任は上のやつの責任だろ
3:2018/07/06(金) 03:59:15.639 ID:cXzJTW4Q0.net
魔王「言っとくけど、魔物は俺が作ったわけじゃないけど?」

勇者「え、そうなのか?」

魔王「作ったのは俺の親父なんだけど?」

勇者「なら関係なくは無いじゃないか!」

魔王「いや、だとしてね、その責任で俺が殺されるっておかしくないか?」

勇者「いや、おかしくはない、、、!」

魔王「いやいや、じゃあ、なんで?理由は?」

勇者「人間のルールとして、魔物の悪事はは魔王の…」

魔王「でた、人間のルール…」

魔王「じゃあ、人間のルールならなんでもしていいんですか?」

勇者「う、そ、それは…」
4:2018/07/06(金) 03:59:55.444 ID:5N9188l0a.net
本当に魔王を倒したら問題が解決するのだろうか?
6:2018/07/06(金) 04:03:04.248 ID:cXzJTW4Q0.net
魔王「そもそもね、人間のルールと言うならばさ」

魔王「人間の親が人を殺したとして子供に責任を取らせるか?」

勇者「いや、それとこれとは話は別だろう」

魔王「何が別なの?人間のルール出したのはどっちよ?」

勇者「いや、だから」

魔王「じゃあ、もうひとつ言うけどさ、魔物より野生の動物、オオカミとかトラとかの方がじゃんじゃん人とか家畜とか襲ってんじゃん?」

勇者「え…」

魔王「魔物の被害はひと月に数件なのに対して、野生生物の人的被害は数百件に登るじゃん」

魔王「そこの所どう思ってるわけ?」
7:2018/07/06(金) 04:07:09.849 ID:cXzJTW4Q0.net
勇者「いや、それは防ぎようが無いというか」

魔王「はい、頂きましたー。」

魔王「ほらね、ふせぎようが無いじゃないか!」

魔王「それに比べて俺はなるべく魔物が攻撃しないように抑え込んでるんだけど」

勇者「いや、なるべくとかそういうのはさ…」

魔王「いやいや、じゃあ、今月の魔物の被害の内訳を知ってますか?」

勇者「…」

魔王「3件とも魔物の縄張りに入って攻撃されてるよね」

勇者「…そうなの」

魔王「縄張りにはいったら俺でも防ぎようがないけど、そもそも人間の縄張りにはいった魔物は頃すよね?」

勇者「あ、あぁ…」

魔王「じゃあ、それに対してわざわざ俺が抗議したことある?」

勇者「…」
8:2018/07/06(金) 04:10:08.036 ID:v0J0qJ0d0.net
早口で喋ってそうな魔王
9:2018/07/06(金) 04:10:17.331 ID:cXzJTW4Q0.net
魔王「だいたい人間のルール適応するなら人んちに土足で上がり込んできて待たせたなっておかしくない?」

勇者「いや、それはテンションが上がってたというか…」

魔王「いや、テンションとかじゃなくてさ、不法侵入、器物破損、窃盗、お前やばくね?」

勇者「いや、それは…」

魔王「あ、勇者ならなんでもしていいの?ねぇ、いいの?」
10:2018/07/06(金) 04:12:23.242 ID:q53sws3C0.net
うっぜぇ……
11:2018/07/06(金) 04:13:51.111 ID:cXzJTW4Q0.net
勇者「…す…」

魔王「なにぃ?」

勇者「……です」

魔王「声が小さいよ!!」

勇者「ダメです!」

魔王「だよね?おかしいよね?」

魔王「じゃあ、まずごめんなさいしてからそのうちの宝物庫の鎧返して?」

勇者「…んだよ…たく…」ヌギヌギ

ガシャン

勇者「ほら返すよ」

魔王「いや、返すよじゃなくてさ、ごめんなさいちゃうんか?うちのかってに使って頃すぞ!って強盗殺人未遂じゃん、最悪じゃん」

魔王「分かったら早く帰って?」

勇者「…うるせーな帰るよ」

魔王「でた、逆切れ、人間メンタルよええええ」
14:2018/07/06(金) 04:17:39.365 ID:cXzJTW4Q0.net
勇者「はぁ?メンタル弱くねーよ、勇者だぞ」

魔王「でた、すーぐ勇者って常套句でマウントとって楽しいですか?」

魔王「おれは普通の人間じゃないぞーってこと?」

魔王「それ、産まれで人を見下すくそ貴族と何が違うの?ねぇねぇ?」

勇者「べつにそんなことは言って

魔王「言ってるじゃん、じゃあ、俺は勇者だぞってなに?自分、生まれや役職でマウントとるタイプなん?情けねーな」

勇者「いや、べつにそんなことは言ってないし」
16:2018/07/06(金) 04:23:10.052 ID:cXzJTW4Q0.net
魔王「生まれとか言うならさ、産まれた瞬間魔王を頃す指名を持ったやつと、魔界の発展のため、配下の笑顔の為に日々努力し統率し、トップでいる俺とどっちの方が生産的ですかねぇ…」

勇者「やっぱ頃すわ」

魔王「は?なんで?なんも悪いことしてない俺をなんで頃すの?ねぇ?ねぇねぇねぇ?」

勇者「うるせーからだよ!」

魔王「いや、だから人間のルールでは」

勇者「いや、俺が腹立つからお前を殺したいんだよ!わかったか!」

魔王「いや、わからんわからん、ちょっとまって、1回落ち着こ、冷静になろうよ、深呼吸してさ、ほら…!」

勇者「は?今更命乞いか?もう手遅れだぞ?」

魔王「あははー!いやいや!まずさ!その剣を納めようよ?ね?」

勇者「いや、まじで切れたわ、頃す」

魔王(ち、すぐ切れるとかつまんねー!!、やべー!!!)
17:2018/07/06(金) 04:24:02.453 ID:90S59ku+0.net
不毛だなぁ
19:2018/07/06(金) 04:27:59.049 ID:cXzJTW4Q0.net
魔王「じゃあさ、世界の半分あげるからさ、ね?」

勇者「いや、いらねーよボケ」

魔王「じゃあなんか望みのものとか無いの?」

勇者「…はぁ?」

魔王「魔王の力でハーレムでも大金持ちにでもしてやるよ!」

勇者「いらねーよそんなもん」

魔王「ほんとうかな」

勇者「?」

魔王「君、具体的なプランはあるの?」

勇者「プラン?」

魔王「俺を殺したあとどうするの?」

勇者「殺したあとって…そりゃぁ…」

魔王「ん?あるの?あるの?」

勇者「いや、王国に帰って…」

魔王「帰って?」

勇者「…」

魔王「えー!?ないの!?やばいよそれやばいよ!マジやばいって」

勇者「な、なにが!」

魔王「じゃあ言うけどさ、君の職業は勇者出会って兵士じゃないんだよ?」
20:2018/07/06(金) 04:34:38.216 ID:cXzJTW4Q0.net
魔王「じゃあ言うけどさ、君の職業は勇者であって兵士じゃないんだよ?」

勇者「?」

魔王「わかんないかなぁ、君はどこの国にも属してないの、その王国とやらも義理はあっても義務はないの、わかる?」

勇者「…」

魔王「じゃあ、俺がいなくなったあと世界のパワーバランスはどうなるかな?」

魔王「まず、人間対魔王軍の均衡は消え人間対人間になるのさ」

勇者「いや、そんなことは無い、人間の団結力を知っているだろ?」

魔王「それは種としての存亡をかける敵があってこそだよね?そんなことも分からないの?馬鹿なの?勉強はしてるの?文字書ける?」

勇者「は?」

魔王「あ!いやいやいや!だからさ、俺が思うに君は帰ったあと世界から引く手あまたなのさ」

勇者「?」

勇者「それの何がヤバいんだ?兵士じゃないにしても、重要があるならばいいじゃないか」

魔王「ぷっ…あんまー!砂糖かよww」

勇者「っち」

魔王「…」
22:2018/07/06(金) 04:37:44.564 ID:DlYUACPS0.net
あまぁーーーーーーい!!!
23:2018/07/06(金) 04:42:53.567 ID:cXzJTW4Q0.net
魔王「あのさ、君は勇者であって兵士じゃぁないんだよ?」

勇者「そこがよくわからんが、何故兵士じゃないんだよ?兵士になればいいじゃないか。幸いにも剣の腕は一大国の総戦力に匹敵するぞ」

魔王「つよさだけならね」

魔王「しかしおつむの方は…w」

魔王「おっと、いや話を戻すとね、君、兵士が何をすると思ってるの?」

勇者「王、国民、強いては国をを守るという

魔王「ぶぅわあああああああか!!」

魔王「それがあめぇーんだよクソガキィイイイ」

勇者「あ?頃すぞ?」

魔王「あ、すんません」

魔王「あのなぁ、それは今でこそ『 人を守る義務』があれど、昔は違った!!」

魔王「俺らがこちらに来る前は人間同士で殺戮の繰り返し!殺戮、殺戮、殺戮!!!陰謀、謀略、暗殺、汚職、裏切り、格差、奴隷、拷問、強欲、略奪、クソ人間んんん!!」

魔王「そんなクソッタレな世界を見かねて親父が人間界の統治を目指したんだろうがァァァァ!!!」
24:2018/07/06(金) 04:51:50.941 ID:cXzJTW4Q0.net
勇者「…そんなわけ」

魔王「そもそもなぁ、お前は魔王なき後何を敵にする??」

魔王「それは『 人』だよ!」

魔王「後の世界じゃ大国級戦術兵器ていどにしかお前の価値はなくなるんだ!!」

勇者「違う!!」

魔王「おー、おー、おー!違うか!お前は違うのか!?ん!?」

魔王「『 お前が違った』としても『 他がそれを許さない』決してだ!決してお前という個以外の全ての要因がお前を戦場へと駆り立てる!!」

魔王「ある国王は言うだろう!!お前が欲しい!!正義のためだと!!」

勇者「ちがう…!」

魔王「そしてある国王もこう歌うだろう。こちらには大義があると!!!」

魔王「そしてある支配者は言う!!こちらはどこよりも多くの金を支払うと!!」

勇者「いやだ…!」
魔王「どうだろうな!!正義、金、女、大義、自由、名誉!!」


魔王「お前ならばどこにつきますかぁ?えぇ?」
26:2018/07/06(金) 05:00:37.374 ID:cXzJTW4Q0.net
勇者「ならば俺はどこにも使役されない…」

魔王「どうかなぁ?目的を見失ったものの呼び方は多くある、無職、放浪者、浮浪者、世捨て人」

魔王「所詮貴様は勇者という枠の中から外れて生きることなど不可能なんだよ」

勇者「それでも俺は…!!」

魔王「わかってねぇなぁ?ねぇねぇなぁ!!」

魔王「いいか…わかりやすく言ってやるぞ…」

魔王「どこにも属さねぇお前に味方なんぞ居ねぇ、全ての種にとってお前は危険なんだ…」

魔王「もちろん、この俺にとってもなぁ…けけけ…」

魔王「どこにも属さないお前は恐怖そのもの、脅威の具現であり驚異の体現で。恐怖の象徴…」

魔王「恐れ畏れ慴れるぞぉ……人間はぁ…?」

魔王「最後に残るものは…」

勇者「ぁぁ…ぁ…」

魔王「憎しみだよ…」

魔王「その膨大な負のエネルギーは殺意となりお前を襲う!!世界中がお前を敵に回し!!襲う!!」

魔王「草の根をわけて!!探し!!探し!!探し出す!!」

魔王「誰一人信用出来ねぇ!!可愛い顔した坊主だって、お前の顔を見れば叫ぶさ!!」

魔王「「「ゆうううしゃがいいいるぞぉぉぉお!!!」」」
28:2018/07/06(金) 05:07:10.386 ID:cXzJTW4Q0.net
勇者「うわあああああああああ!!!!」

魔王「どうだ?それはお前の望んだ世界か?お前が想像した世界か!?」

魔王「はたしてお前が守るべき世界か!?その代償に人間は何をしてくれる!?!?」

魔王「いいや!!『 何をしてくれたんだ!?』」

勇者「うぅ…」

魔王「なぜ…お前はここに…たった…一人で」

魔王「いるんだ?」

勇者「ぐ…」

魔王「所詮そんなものさ!!人間なんぞ!!守る価値もない!!ただただ他人任せで!!その癖に他人の利益を妬む!!隣の芝生はよく見える!?いいや!!隣の芝生も俺のモノ!!!」

魔王「全ての責任もなにもかもせおわせて、お前一人この魔王城に送り込むなんて…」

魔王「下劣で卑劣で下賎な蛮族でしかない……」

魔王「お前もそう思わんか?うん?うん?どうだ?今ならさっきの話をもう一度持ちかけてやってもいいのだぞ?」
30:2018/07/06(金) 05:10:22.187 ID:cXzJTW4Q0.net
勇者「おれは…どうしたらいい…」

魔王「さぁなぁ…やはり人間もお前も魔王も生存ルート…現状維持ってのはどうだ?」

勇者「そ、そうか、その手があったか!!」

魔王「そうそう!お前にも守りたい奴の1人や2人はいるだろう!!」

魔王「大戦の頃に戻れば必ず死ぬ!!間違いなく死ぬね!!」

勇者「守りたい…あいて…」

魔王「そうだ、いるだろ?」

勇者「…」

魔王「なんだぁ?いねぇのか?」
31:2018/07/06(金) 05:21:50.822 ID:cXzJTW4Q0.net
勇者「あぁ……いたよ…」

魔王「そうかそうか!」

魔王「え…『 いた』…?」

勇者「遠い思い出だ…遠い遠い昔の…」


魔王(まずいまずい!このシチュはまずいぞ!!どうにか別の話を…!)

勇者「たぶんお前の言ってることは少なからずあっているんだろうな…」

魔王「そ、そうだ!!そうに決まっているだろう!!ならば…

勇者「人間はなんでも俺に押し付けて、感情を押し殺させ、思考を停止させ、ただただ連日魔物と戦わせたさ」

魔王「なんだって!!?ひでぇ奴らだ!!」

勇者「だから、忘れてたんだ…」

勇者「俺が勇者であり、勇者であるということを最も望んだ相手…幼馴染をな!!」

勇者「言うまでもなく幼馴染は魔王軍に殺された。そして決意した。勇者であることを最大限利用した、お前が思ってるほど俺は平和ボケてるわけでもねぇ。それでもなお理想論を掲げ!!」

勇者「剣であり、盾であり、希望であり、夢であり、未来であり、優しさであり道である。」

勇者「そんな厳しく険しい戦う道を選んだのはただただか弱い女の子で、身分も家柄もねぇ俺の幼馴染が、勇者である俺自身を信じていてくれたからだぁ!!」

魔王「わかった!!ならばそいつも生き返らせてやろう!!それでいいだろう!!」
32:2018/07/06(金) 05:28:38.495 ID:90S59ku+0.net
盛大な自爆
33:2018/07/06(金) 05:28:55.053 ID:cXzJTW4Q0.net
勇者「虫酸が走るんだよ!!てめぇが一言話す度に!!吐息を漏らす度に!それはなぜだ!?」

勇者「俺の気が短ぇからか!?俺が人々の一新を背負っているからか!?!俺が勇者だからか!?」

勇者「否っっ!!」

勇者「幼馴染一人守れなかった自分が不甲斐ないからだ!!てめぇ見てぇな上っ面だけで生きてきた薄っぺらいゴミムシに奪われたからだァ!」

勇者「そして俺はお前を頃す!!何がなんでも頃す!!必ず頃す!!それが俺の使命であり、願いであるから!!」

魔王「クソがァ!!あのメンタルからどうやってそこまで!!」

勇者「ひでぇもんだな!?」

魔王「やめてくれぇえ!!ごめんなさいいいいい!?命だけはァァァァ!?!」

勇者「言っただろう!!勇者のメンタルは!!伊達や張ったりじゃねぇんだよ!!」

勇者「糞尿撒き散らしながら無様にしてクズがァァァあ!!!」

勇者の一太刀は容易く魔王を真っ二つに切り裂いた…
34:2018/07/06(金) 05:32:38.252 ID:DlYUACPS0.net
やられるんかーい
35:2018/07/06(金) 05:36:35.517 ID:cXzJTW4Q0.net
魔王「くそぅ…昔から口が滑るのが唯一の弱点だ…親父にもいわれたなぁ…」

勇者「上半身だけでも生きてるんだな」

魔王「もうすぐわかるさ、お前が最も愚かな一手を選んだと、これからどうなろうが世界は荒れるぞ?」

魔王「お前がどう足掻こうが最後には悲惨な死を迎える。これは予想じゃなち…予言だ…」

魔王「見ていろ、必ず…かなら…か…」

勇者「最後まで口の減らねぇクズだったな。」

勇者「さぁて、じゃあ、どうするか。世界がどうなるか、そんなん今の俺が知ったことではないんだが、そこまで無責任でもなくてね。」

勇者「ただ全てお前の言った通りになるのも許せねぇ、全部知ったような口を聞く上辺だけ口の回る無能なお前のような世間知らずの予言は却下だ…」

勇者「ならばお前のいう『 お約束』以外の行動をとればいいんだろう。勇者でも兵士でもないその道は…」

勇者「魔王……」
36:2018/07/06(金) 05:48:48.750 ID:xKUYZPfT0.net
普通に魔王と仲間になった方が良かったんじゃなかったんですかねぇ・・・
これだから脳筋は
37:2018/07/06(金) 05:50:39.889 ID:cXzJTW4Q0.net
魔王「さーて、どうするかって話だが、それは簡単な話だ。勇者を倒した魔王は現状最強である。そして魔王のいう希望での支配は不可能。ならば恐怖の支配か。」

勇者もとい魔王はある王国にある条件を放った。そして、それはひと月のうちに世界へとふれた



魔王「ひとつ、勇者は死んだ。これからは俺が全てであり、理である」

魔王「ひとつ、魔王城周辺100キロに入るものは何者であれ頃す。そしてそれが可能であること。」

魔王「ひとつ、それ以外の土地の全ての環境的資源、財産は各国へ明け渡す。その際の分配は均等分配であること」

魔王「ひとつ、各国は自警以上の戦力を持たないこと。ひとたび逆らえば消えてもらう。」

魔王「それではあとは好きに生きてくれ。私は数千年に渡りお前らを監視させて頂く。」



魔王「どうだろうな、解決になっただろうか…いいや、ならないだろう。それは分かってる。たが…今しばらく。ほんの少しの間大戦は防げる」

魔王「ふはは!なんとちっぽけな力なんだ!!勇者ってのは!!!」

魔王「あながち間違いではなかったな、あいつの言葉も…」

魔王「さて、それじゃあクソッタレな予言をひとつ潰すか…人間に殺される前に…戦略的驚異を消すとしようか。」

魔王「人知れず…ここで…」

~fin×
38:2018/07/06(金) 05:50:54.007 ID:kyH/jt6C0.net
この魔王ならまだ生きてそう
42:2018/07/06(金) 06:32:25.871 ID:xKUYZPfT0.net

練り直したらもっと面白くなりそう
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1530816972