1: 2011/12/15(木) 02:05:25.31 ID:TlJK79YG0
ルルーシュ「…zzz」

C.C.「何だ寝言か」

28: 2011/12/15(木) 02:47:40.33 ID:PdWZ2DWS0
ルルーシュ「何だC.C.朝っぱらから嫌らしい笑みを浮かべるな」

C.C.「随分な口だなルルーシュ、昨日はあんなに私を求めたくせに」

ルルーシュ「何を訳の分からんことを...」

C.C.「『C.C.愛しているぞ』」カチッ

ルルーシュ「!?」

C.C.「もう一度言うぞ、昨日はあんなに私を求めたくせに」

ルルーシュ「そんな馬鹿な!ありえない、第一記憶にない!」

C.C.「だが、これは紛れもない事実だ『C.C.愛しているぞ』」カチッ

ルルーシュ「ありえない、ありえない...」ブツブツ

38: 2011/12/15(木) 02:58:47.12 ID:PdWZ2DWS0
C.C.「さてどう責任をとって貰おうか」

ルルーシュ「俺はお前を襲ってなんかいない!」

C.C.「まだ聞きたいのか?なら納得いくまで聞けばいい」
『C.C.愛しているぞ』カチッ『C.C.愛しているぞ』カチッ『C.C.愛しているぞ』カチッ『C.C.愛しているぞ』カチッ

ルルーシュ「もうそれはいい!」

C.C.「そう怒鳴るなよ、今ならピザ3ヶ月食べ放題とチーズ君グッズ一式で許してやるぞ」

ルルーシュ「ふざけるな!俺がその言葉を言ったのは認めよう、だがその後お前を襲った証拠がない!それをどう証明する!」

39: 2011/12/15(木) 03:00:05.39 ID:fKsmPpSM0
録音してエンドレスで聞きまくってるCCかわいい

45: 2011/12/15(木) 03:13:07.43 ID:PdWZ2DWS0
C.C.「私の口から言わせる気か?その後お前が何をしたか何て自分が一番理解しているだろ?」

ルルーシュ「だから、俺にはそんな記憶がないから分からないと言っているんだ!」

C.C.「これからもお前は知らぬ存ぜぬで数多の女をやり捨てる気か?最低だな」

ルルーシュ「っ!」

C.C.「それに夜遅くに部屋で若い男女が二人、そこで交わされる愛の言葉...
その後何が起こるか何て容易に想像がつくだろう?」

ルルーシュ「お前は別に若くないだろ!それに最初の言葉だけ録音してどうしてその後は何もない!」

C.C.「若くないとは心外だな、それから私だって花も恥じらう乙女だ恥ずかしいからに決まっているだろう」ムッ


47: 2011/12/15(木) 03:25:05.82 ID:PdWZ2DWS0
C.C.「まぁいい、今過ちを認めるならピザ半年とチーズ君グッズ一式で許してやる感謝しろよ」

ルルーシュ「何で増えているんだ!それに俺は認めない!絶対にだ!」

佐代子「ルルーシュ様もう少しお静かにしてください、それと朝食の準備が出来ましたので食卓へお越しください」

ルルーシュ「すまない佐代子、いいかC.C.この話しはまた後でしっかりとするからな!」バタンッ

C.C.「ただの寝言で中々面白いことになったな」

50: 2011/12/15(木) 03:34:24.05 ID:PdWZ2DWS0
C.C.「それにしても...」チラ

『C.C.愛しているぞ』カチッ

C.C.「ふふ、上手く撮れているな」カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ

C.C.「さて、これを次は誰に聞かせよう...ロロか?いややっぱりカレンか、校内で流すのもありだろうか」

57: 2011/12/15(木) 04:00:29.86 ID:PdWZ2DWS0
C.C.「いや、まずはアイツのことをやたら好いているシャーリーとか言う女に聞かせよう」

C.C.「あいつが学校に行ったら生徒会室に仕掛けてやろう」フフフ

60: 2011/12/15(木) 04:09:15.56 ID:PdWZ2DWS0
シャーリー「ルル!今日は部活がないから一緒に生徒会に行こ?」

ルルーシュ「すまないシャーリー今日はこれからリヴァルとチェスをしに行く約束があるから一緒には行けないんだ...」

シャーリー「もー、ギャンブルは駄目だって行っているでしょ、今日は絶対にいかせ リヴァル「どぉうどう、お客さんが待っているからごめんなシャーリー、さっさと行こうぜルルーシュ」

ルルーシュ「早く終わらせてすぐに戻るから会長に宜しく行っておいてくれ」

シャーリー「もう!ルルの馬鹿!」

64: 2011/12/15(木) 04:23:24.43 ID:PdWZ2DWS0
シャーリー「はぁ~どうしてルルはいつもいつもあんなことするのかしら...」
最近かなりアプローチしてるのにルルの反応は薄いし、もしかしてルルの好みじゃないのかな私...
これでも身体には自信あるんだけどなぁ、どーして振り向いてくれないんだろ...」

シャーリー「生徒会室電気ついてないってことは私が一番のりかぁ」ガラ カチッ

『C.C.愛しているぞ、C.C.愛しているぞ、C.C.愛しているぞ...』

シャーリー「え、え、え?何?」

『C.C.愛しているぞC.C.愛しているぞC.C.愛しているぞ...』

シャーリー「嘘、これルルの声...?愛しているって...C.C.って誰!?」

C.C.「ふむ、しっかりと聞いたかならもういいな」ボソ

『C.C.愛しt』プチッ

シャーリー「聞こえなくなった...今の何だったの?」

66: 2011/12/15(木) 04:27:37.19 ID:yyf+yg/k0
恋敵片っ端から潰して行くC.C.さんマジぱねぇッス

67: 2011/12/15(木) 04:37:04.97 ID:PdWZ2DWS0
ミレイ「あら、シャーリー一人?早いわね~ってどうしたの暗い顔して?」

シャーリー「あ、会長...あの、ルルが...
ミレイ「あー!ギャンブルに行くの止められなかったから落ち込んでるの?」

シャーリー「違います!いや、それもなんですけど」

ミレイ「違うの?じゃああれ、嫌いだーとか言われたとか?」

シャーリー「いえ、さっき生徒会室に入った時にC.C.愛しているぞってルルの声でずっと流れてきて」

ミレイ「C.C.?変わった名前ね~きっとペットみたいなものの名前ね、間違いないわ
気にしたら負けよシャーリー」

69: 2011/12/15(木) 04:50:44.96 ID:PdWZ2DWS0
C.C.「ふふ、きっと今頃あの小娘は自分の失恋で酷く落ち込んでいるだろうな」

C.C.「もしかしたらカレンにも伝わるだろうな」

C.C.「次に会うときどんな顔をするのか楽しみだ」

71: 2011/12/15(木) 05:04:58.09 ID:PdWZ2DWS0
ガーーッツ!

カレン「どうしたんですか?シャーリー、会長」ガラ

ミレイ「あ、カレン!さっきまでシャーリーが落ち込んでたからおまじないをかけてあげたの」

カレン「そうなんですか、もう平気?」

シャーリー「うん!もう問題ないよ!」

ミレイ「そういえばカレンはC.C.って名前に心当たりはない?」

カレン「!」

ミレイ「あっその反応知っていると見た!」

カレン(しまった!どうしよう、何でこの二人にC.C.のことが...)

シャーリー「ルルが飼ってるみたいなんだけど何の動物だか分からなくて」

カレン「...動物?」

ミレイ「そうそう、カレン知ってるなら教えてよ」

カレン「えっと...ねkいや、豚です」

76: 2011/12/15(木) 05:24:20.05 ID:iEEgedm90
スザク「皆元気がいいね、何か良いことでもあったのかい?」

シャーリー「うん、今C.C.って子の話をしてたの!」

スザク「!」

スザク「C.C.を知っているのか!?」

ミレイ「名前だけね、あとは今カレンから教えて貰っているの」

スザク「カレンどういうことだ!」

ミレイ「こら!病弱な女の子を怒鳴るんじゃありません!」

79: 2011/12/15(木) 05:37:08.95 ID:iEEgedm90
スザク「す、すみませんつい」

シャーリー「もしかしてスザクもC.C.について知ってるの?」

スザク「いや、僕はあまり...何回か見たことがあるくらいで」

ミレイ「見たことがあるの!?どうだった、可愛かった?」

スザク「可愛いと言うか綺麗と言うか...」

シャーリー「いいな~私も見てみたい」

スザク「今捜索中だから...」

シャーリー「捜索中?」

ミレイ「じゃあ私達も探しましょう!」



83: 2011/12/15(木) 06:00:54.69 ID:iEEgedm90
ミレイ「もう一回C.C.の特徴を教えて、カレン」

カレン「まずピザが大好きです、あと太ってるせいかお尻が大きいですね。部屋を汚すのが得意で基本自分から動きません。それから自分勝手で...」

ミレイ「よし、出来た!さぁコピーしたら皆でこれを校内にバラまくわよ~」

スザク「豚を探しています、名前はC.C.です...?」

スザク「どういうこと?C.C.は人g」
カレン「いいえ、豚よ!雌豚」

シャーリー「そう豚さんだよ!」


88: 2011/12/15(木) 06:09:43.78 ID:zaMnI4Li0
カオスwww

90: 2011/12/15(木) 06:15:33.76 ID:iEEgedm90
ルルーシュ「送迎ありがとうリヴァル」

リヴァル「いえいえランペルージ先生のおかげで今日もボロ儲けしましたから」

ルルーシュ「あまりそういうことは...ん?何だこの紙」

リヴァル「何々、ルルーシュ・ランペルージのペットを探してます。名前はC.C.ですだって」

ルルーシュ「!C.C.だと!?」

リヴァル「わ、わどうしたルルーシュ急に?!」

ルルーシュ「悪いがリヴァル、先に生徒会へ行っておいてくれ!俺は少し用事が出来た!」

93: 2011/12/15(木) 06:26:45.29 ID:iEEgedm90
ルルーシュ「どういうことだC.C.!」

C.C.「うるさいぞ、部屋に入るときはノック位したらどうだ」

ルルーシュ「今はそれどころじゃない!学園にお前の存在がばれたんだ!」

C.C.「しまった!浅はかだったか...」

ルルーシュ「浅はかだった?お前何かしたのか?!」

99: 2011/12/15(木) 06:38:10.97 ID:iEEgedm90
C.C.「え、いや、その、大変だ!どうすればいいマリアンヌ!」


黒齣




102: 2011/12/15(木) 06:45:36.83 ID:iEEgedm90
ルルーシュ「すまないディートハルトああ、豚を一匹だ任せたぞ」ピッ

ルルーシュ「助かったよカレンありがとう」

カレン「気にしないで、黒の騎士団として当然のことをしたまでだから」

C.C.「何が当然のことだ!私のような美女を豚呼ばわりしておいて」

ルルーシュ「黙れ魔女、それに書いてある特徴はほとんど当てはまるだろう、何が不満だ」

C.C.「全部だ!」

162: 2011/12/15(木) 15:19:14.73 ID:iEEgedm90
C.C.「くそ、言いたいほうだいいいやがって」

C.C.「私だって身の回りの事くらい、やれば出来るんだ」

C.C.「今からあいつらに目にもの見せてやる」

C.C.「まずは掃除だな、いつもルルーシュが簡単にこなしているから私にも簡単に出来るだろう」

166: 2011/12/15(木) 15:38:00.00 ID:iEEgedm90
C.C.「このピザの箱は全部燃えるゴミだな...数が多いから最後にやろう」

C.C.「本は本棚に戻さないとな…これ読んでる途中だったな、読んでおこう」

C.C.「ふぅ、中々面白かった」ポイ

C.C.「次はゲームを片付けよう...このソフトのケースはどこだ?適当にしまっておけばいいか」

C.C.「洋服か...たたみ方が分からんタンスに突っ込めば問題ないだろ」

C.C.「後はもうやることはないな、きっと」

C.C.「頑張ったな私、ご褒美にキングサイズのピザを頼もう」

167: 2011/12/15(木) 15:56:29.33 ID:iEEgedm90
C.C.「ルルーシュが帰って来たときの驚く顔が楽しみだ」

ルルーシュ「俺がなんだって?」

C.C.「帰ってたのかルルーシュ、部屋を見てみろ!きっと驚くぞ!」

ルルーシュ「...何も変わってないが?」

C.C.「よく見ろ!本やゲームに洋服は散らかってないだろ、それにゴミも一カ所に纏めた!」

ルルーシュ「本は散らばってるじゃないか」

C.C.「それはさっきまで読んでいたからだ」

ルルーシュ「ゲーム機は配線が繋がったままだ」

C.C.「すぐに出来るようにだ、当たり前だろう」

ルルーシュ「洋服はたたまれてない上にタンスから溢れているんだが」

C.C.「小さいタンスが悪い」

168: 2011/12/15(木) 16:04:35.11 ID:iEEgedm90
ルルーシュ「ピザの箱が床一面に広がっているのは?」

C.C.「全部燃えるゴミだと分かっているからな問題ないだろ」

ルルーシュ「何も出来てないじゃないか!もういい、俺がやるから少しの間出てけ!」

C.C.「...追い出されてしまった」

C.C.「さてはあれだな?あまりの完璧さに嫉妬したな間違いない」





170: 2011/12/15(木) 16:25:52.38 ID:iEEgedm90
C.C.「終わったか?」

ルルーシュ「ああ、今日はお前のお陰で凄く疲れた...」

C.C.「それはご苦労だったな、褒美に膝枕してやろうか?坊や」
 
ルルーシュ「必要ない、今から寝るから静かにしていてくれ」

C.C.「そうか」

172: 2011/12/15(木) 16:36:01.76 ID:iEEgedm90
C.C.「寝たか、ルルーシュ?」

ルルーシュ「zzz」

C.C.「よし寝ているな…その枕じゃ固くてよく眠れないだろう?私の柔らか~い膝を枕にするといい」

C.C.「どうだ、柔らかくて気持ちがいいだろう?」

C.C.「ふふ、お前みたいな奴でも寝顔は可愛いものだな...」

175: 2011/12/15(木) 16:49:53.62 ID:iEEgedm90
C.C.「...ちゃんと寝てるよな?よし」

C.C.「あのなルルーシュ、私のような魔女と一緒に居てくれてありがとう」

C.C.「昨日のは寝言とはいえ嬉しかった」

C.C.「その、多分私もお前の事を愛している...と思う」

ルルーシュ「俺も愛しているぞ」

C.C.「?!」

181: 2011/12/15(木) 17:01:44.96 ID:iEEgedm90
C.C.「お前本当は起きているだろう...」

ルルーシュ「...zzz」

C.C.「あくまで寝言で通すつもりか、なら私にも考えがある」

C.C.「おとぎ話だと眠り姫は王子のキスで目覚めるものだ...どれ試してみよう」チュッ

C.C.「む、起きないな…本当に寝てたのか」

C.C.「ならもう一回くらいしてもいいだろう」チュ

189: 2011/12/15(木) 17:30:10.27 ID:iEEgedm90
C.C.「まだ起きないのか...」

C.C.「ならキスの次をしても問題ない...か?」スル

C.C.「.....」

C.C.「私は欲深い魔女だからな」

C.C.「絶対に私を幸せにしろよルルーシュ」

196: 2011/12/15(木) 17:52:22.16 ID:iEEgedm90
佐代子「ゆうべはおたのしみでしたね、ルルーシュ様」

ルルーシュ「何のことだ佐代子?」

佐代子「いえ、何でもございません。朝食の準備が出来ましたのでどうぞ食卓へ」

ルルーシュ「ああ、今行く」

197: 2011/12/15(木) 18:00:30.85 ID:iEEgedm90
C.C.「誰にもお前の隣は譲らないからなルルーシュ」

終わり

204: 2011/12/15(木) 18:38:35.63 ID:jAFX4ygV0
ルル本気で寝てたのかよ

207: 2011/12/15(木) 18:47:18.99 ID:uPRf7/XK0
よかったよ

引用元: ルルーシュ「C.C.愛しているぞ」 C.C.「……は?」