1:2019/11/29(金) 00:46:33.090 ID:GECXxzZ50.net
さやか「スピードデュエル?」

杏子「なんだそれ、普通のとは違うのか?」

ほむら「ええ、デュエルリンクスっていうアプリがあるでしょう?あれと似たようなものよ」

まどか「デュエルリンクスってやったことないんだよね……」

ほむら「そんなまどかのためにも今回簡単に説明するわ、マミ用意して」

マミ「OK、誰とするのかしら?」

ほむら「私は説明に回るわ、さやか、杏子、お願いできるかしら」

さやか「りょーかい、杏子!手加減しないよ!」

杏子「へへ、負ける気がしねえ!」
3:2019/11/29(金) 00:55:20.357 ID:GECXxzZ50.net
ほむら「デュエル前の準備よ、まずスピードデュエルにはいつものデュエルの違いがあるわ」

ほむら「箇条書きにするから確認して」

・ライフポイントが4000
・初期手札が4枚(後攻5枚)
・メインデッキは20枚ジャストのみ、エクストラは0~5枚
・メインモンスターゾーン、魔法罠ゾーンが3枚まで
・メインフェイズ2がない


ほむら「さっきも言った通りデュエルリンクスに近い形のデュエルよ」

杏子「ペンデュラムゾーンはどこになるんだ?マスタールール4では魔法罠のはじっこだろ?」

ほむら「同じよ魔法罠ゾーンの左右におくわ、つまりP召喚を行う時は魔法罠が、1枚しか置けないのよ」

マミ「かなりのハンデね」

まどか「EXモンスターゾーンは?」

ほむら「もちろんあるわよ、図に表すとこんな感じね」

魔魔魔
モモモ
エ×エ
モモモ
魔魔魔

魔…魔法罠ゾーン
モ…メインモンスターゾーン
エ…エクストラモンスターゾーン
4:2019/11/29(金) 00:58:57.830 ID:GECXxzZ50.net
ほむら「今回はペンデュラムゾーンがある想定でやるけど、本来は魔法罠にはペンデュラムゾーンがないわ。つまりスピードデュエルではペンデュラム召喚が出来ない」

杏子「おい!さっきできるって言ったじゃねえか!」

ほむら「あくまで遊びだし、こういうルールがある程度でいいわよ、使いたければ使いなさい」

ほむら「そろそろデッキの調整はいい?始めるわよ」

さやか「準備いいよ」

杏子「こっちもだ」
10:2019/11/29(金) 01:12:58.223 ID:GECXxzZ50.net
さやか「私の先攻!って、あれ?杏子、エクストラは?」

杏子「ん?あー忘れた、まあなくてもいけるだろ」パチパチ

さやか「そう?じゃあ遠慮なく!私はXX-セイバー ボガーナイトを召喚!」


ほむら「【X-セイバー】……さやからしいテーマね」

まどか「魔法少女の時も剣使うしね!」


さやか「私はボガーナイトの効果を発動!ボガーナイトは召喚に成功した時に手札からレベル4以下のX-セイバーモンスターを一体特殊召喚する!」

さやか「もう一体のボガーナイトを特殊召喚!」

さやか「レベル4、XX-セイバーボガーナイト2体でオーバーレイ!」


マミ「来るわよ!」

さやか「来い!No.39!希望皇ホープ!」
11:2019/11/29(金) 01:18:27.866 ID:GECXxzZ50.net
杏子「エクシーズねえ?」

さやか「私はさらに!ホープに重ねてエクシーズ召喚!」

さやか「カオスナンバーズチェンジ!CNo.39!希望皇ホープレイ!」

さやか「これも!SNo.39!希望皇ホープ・ザ・ライトニング!」

さやか「私はカードを1枚伏せてターンエンド!打点5000の壁……越えれるなら越えてみよ!」


杏子「めんどくせえなぁ!いきなりこのルールでライトニングってそれだけのためにエクストラ3枚使ってんのかよ!!」

さやか「ふふふ!」


まどか「でも実際に辛いよね……杏子ちゃん……」

ほむら「杏子のデッキは知らないけど、かなりの威圧になるわね」

マミ「さあどう動くのかしら、佐倉さんは?」
12:2019/11/29(金) 01:26:52.923 ID:GECXxzZ50.net
杏子「私のターンだ、ドロー」

杏子「あー」

さやか「どう?!打点5000の壁?!」

杏子「んじゃ、召喚士のスキル発動だ、デッキからレベル5以上の通常モンスターを手札に加える」

杏子「私はクリフォート・ツールをサーチさせてもらうぜ」

さやか「クリフォ……ってええ?!」


ほむら「まさかの【クリフォート】ね、一時期環境を荒らし回ったデッキね」

マミ「ツールも返してもらったし、【X-セイバー】にはかなり不利な相手かしら?」


杏子「そんままツールをセット、そのまま800払ってクリフォートサーチする」4000→3200

杏子「2枚カードを伏せて……クリフォート・ディスクを召喚!アドバイス召喚なしで召喚したコイツはレベル4で、攻撃力は1800だ」

杏子「ターンエンド、さやか、殴ってこいよ」
13:2019/11/29(金) 01:35:53.003 ID:GECXxzZ50.net
さやか「なにをぉ!じゃあバトルよ!」

杏子「じゃ、バトルフェイズ前に発動させてもらうよ!スキルドレイン!」

さやか「スキドレえええぇ?!」

ほむら「これでライトニングは効果を発動できなくなったわね」

マミ「ついでに、ディスクの攻撃力も元に戻ったわ」

さやか「2800……バトルフェイズ前に発動したからまだメインフェイズだけど……!」

ほむら「メイン2がないからバトルフェイズに入ってしまったらエンドしかない、 スキドレを破壊しないことには勝機は無いわね」

さやか「1枚伏せてターンエンド……!くぅー!攻撃出来ないもどかしさ!!」

杏子「やっぱこういう相手の効果を封じるカードはいいな楽しい」

さやか「楽しい。じゃないわよ!」

杏子「私のターンドロー!」
14:2019/11/29(金) 01:41:12.036 ID:GECXxzZ50.net
杏子「じゃ、私はもう1枚のディスクを通常召喚だ」

杏子「スキドレがあるから効果無効で攻撃力2800!」

さやか「あっちょ」

杏子「じゃあなさやか」

杏子「魔法発動!リミッター解除!機械族の攻撃力を倍にする!」

さやか「」

ほむら「勝ちね」

杏子「攻撃力5600のディスク2体でアタック!ガッチャ!」

さやか「」4000→0

マミ「ライトニング出すところまではよかったけど、相手が悪かったわね」

まどか「クリフォートは誰も予想できないよ……」

杏子「今回はPルールでアリにしたけど別になしでもツールサーチできねえだけだしひたすらスキドレヴァニティー貼って殴り倒すつもりだったしな」

ほむら「マミ以上にガチガチじゃない」

マミ「わ、私はガチデッカーじゃないわ!!」
15:2019/11/29(金) 01:45:28.491 ID:GECXxzZ50.net
杏子「いやーこれでも甘いほうだぞ?マミと戦ってたら気がついたら盤面破壊されてるしな」

ほむら「まああれは戦ったらそうなるわ……」

まどか「みんな強いなぁ……」

ほむら「まどか、強くなるなら一番最初に組んだデッキは【活路エグゾ】はなんでかしら?」

まどか「だって相手を傷つけることなくエグゾディア揃えたら、それはとってもうれしいなって」

ほむら「無血の勝利ってことね……」
16:2019/11/29(金) 01:48:47.729 ID:GECXxzZ50.net
杏子「今回やってみてだけどこれなら1試合かかって5分だし、サクサクやるならありだと思うな」

さやか「そうだね、デュエルリンクスみたいな感覚でできるしね」

ほむら「高いエクストラやカードを買わなくてもできるから初心者向けよ、今回は杏子がさやかを完封してしまったけど。」

さやか「スキドレ禁止!本当にあれ使われると何も出来なくなるのよ!」

杏子「いや、サイク積めよ」

さやか「持ってない!」

杏子「買えよ!ストレージ価格だろ!」
18:2019/11/29(金) 01:55:50.085 ID:GECXxzZ50.net
ほむら「最新アニメのヴレインズでもこのスピードデュエルが行われてたりするわ」

まどか「そうなの?」

ほむら「ええ、ヴレインズの場合はリンク召喚がメインテーマだからエクシーズとか、融合、シンクロはあまり行わないわ」

ほむら「先にも言ったけど、ペンデュラム召喚は無いから、友人同士でやるなら今回のように特別ルールとして設置するのもありかもしれないわね」

まどか「へーそうなんだ。今度見てみよう」

ほむら「面白いわよ。リンク召喚」

マミ「マスタールール4で、ペンデュラムやシンクロが軒並み弱体化しちゃったけどね、ハリファイバーや、色々リンクモンスターが出てしっかり調整されていると思うわ」

ほむら「シンクロに関してはハリファイバーが強すぎるのよ……今回のアウローラドンもオライオンとブンボーグと合わせてやりたい放題出来るし……」
19:2019/11/29(金) 01:59:50.098 ID:GECXxzZ50.net
ほむら「これで一通りの解説は終わりよ、さやか不完全燃焼でしょう?私の【ジャンクドッペル】とやりましょ」

杏子「おっ、じゃあ私は観戦行くかー!マミ!お菓子くれよー!」

マミ「はいはい、今用意するわね」

まどか「あ、私手伝います!」

さやか「行くわよ!ほむら!」


ルールを守って楽しくデュエル!


終わり
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1574955993