1:2019/12/19(木) 23:00:16.773 ID:wHi3dKoO0.net
(ラビットハウス)
ワイ「ち、チノちゃん! 儀式とかって言って、縛って魔法陣の上に置くのやめて!」

チノちゃん「うるさいですね…ワイさんを生贄にして魔族を召喚、全世界のスタバを消滅させるという私の完璧な計画の邪魔をしないでください」

ワイ「どこが完璧なのさ!仮に魔族召喚させてその後どうするんだい!?」

チノちゃん「私が魔族を封印、世界の救世主になった私目当てにラビットハウスは大繁盛、どうですか」フンスッ

ワイ(今更やけどこの子頭おかしい…)

チノちゃん「ココアさんと拙者さんは遊郭、リゼさんは帝京平成大学に行ってる今だったら誰にも邪魔されません」
2:2019/12/19(木) 23:02:25.051 ID:wHi3dKoO0.net
チノちゃん「それにワイさんだったら大丈夫でしょう、氏んでも翌日くらいにはどっかのスレで復活してますし」

ワイ「おいゴラァ!人の命をなんやと思ってるんだい!」

チノちゃん「え、ワイさんって人間だったんですか?」

ワイ「え…?」

チノちゃん「今です!ココロピョンピョン…」

ワイ「ちょ、ちょっと待て!」

パアアアァァァァァ

ワイ「あ、あぁ~ッ!」シュン!

チノちゃん「ワイさんが消えた…」

バリバリバリ!ドォォン!

チノちゃん「…召喚は成功のようですね」ニヤリ
4:2019/12/19(木) 23:04:48.923 ID:wHi3dKoO0.net
(せいいき桜ヶ丘)
シャミ子「見て下さい桃!割り箸がすごい綺麗に割れましたよ!」

桃「ほんとだ、すごいね」

桃(今日も平和だなぁ、そしてシャミ子はかわいいなぁ)

桃(今日はまだミカンの邪魔も入ってないし、杏里と小倉もいないし2人っきり…)

桃「ふー…」

シャミ子「どうしたんですか桃?」

桃(興奮してきたな)
5:2019/12/19(木) 23:06:58.353 ID:wHi3dKoO0.net
桃(今ならキスぐらいできるか?いやできる!)

桃(シャミ子がうどんを食べている今がチャンス!)

桃「シャミ子、ほっぺにネギがついてるよ(大嘘)」

シャミ子「ふぇっ、本当ですか?」

桃「しょうがないなシャミ子は、取ってあげるね」

桃(ここで取るフリをしてほっぺにチューを…)

バリバリバリ!ドォォン!

シャミ子「ひゃあああ!!!なんですかなんですか!?」

桃「ちぃっっっ!!」
6:2019/12/19(木) 23:09:09.462 ID:wHi3dKoO0.net
シャミ子「何か落ちてきましたよ桃!」

桃「どうせまたミカンの呪いかなんかだよ」

シャミ子「それはそれでミカンさんが心配なんですが!…って、誰かいる!」

桃「シャミ子、下がってて!」シャラン

シャミ子「いつのまにか魔法少女スタイルになってる!」

シュウウウウ…

ワイ「痛てて…オイゴラァ!クソガキィ!死ぬほど痛かっ………どこここ!?」

シャミ子(な、なんか黄色い肌の人?がいる…)
7:2019/12/19(木) 23:11:03.088 ID:wHi3dKoO0.net
桃「フレッシュピーチハートシャワー!!」パアアア

ワイ「へ?」

\ドゴオオオオオオオン/

シャミ子「桃!?なに私に全然見せてくれない必殺技ぶち込んでるんですか!!」

桃「いや…多分あれ魔物か何かの類だよ…バフォメット的な…」

シャミ子「魔物だったら魔族の私の関係者かもしれないでしょ!あの人まだなにもしてないのに…」

ワイ「いやーほんとにびっくりしたー…」

シャミ子・桃「「!?」」
8:2019/12/19(木) 23:13:38.686 ID:IPR/xIlKp.net
ち、チノちゃん!他作品のSSに参戦しないで!
9:2019/12/19(木) 23:14:24.705 ID:wHi3dKoO0.net
桃(そんな…そこそこの威力で撃ったのに無傷だなんて…)

ワイ「けど、どこだろうここは……見た感じラビットハウスじゃないみたいだけど…」キョロキョロ

シャミ子「あ、あのぅ…魔物か魔族関係の方ですか…?」

ワイ「は?」

シャミ子「先程は私の眷属がぶち込んでしまって申し訳ございませんでした!怪我とかありませんか?お目目が少し飛び出てますが…」

ワイ「ああ、この目はデフォだから…それにさっきくらいの攻撃だったら知り合いからよくくらってるから大丈夫だよ」ニッコリ
10:2019/12/19(木) 23:16:12.656 ID:wHi3dKoO0.net
桃「…ここは多摩市桜ヶ丘です」

ワイ「サクラガオカ?聞いたことない街だなぁ、日本だってのはなんと無くわかるけど……ファッ!?」

シャミ子「!?どうしたんですか!?」

ワイ「どうしたもこうしたも…君、ツノが!それに尻尾も!?」

桃「この反応……やはりあなたはこの世界の人間じゃありませんね」

ワイ「なんでそう言い切れるんだい?」

桃「この街の人間はツノとか尻尾見てもこんな反応しませんから」

ワイ(えぇ…どんな街なの…)
11:2019/12/19(木) 23:18:30.774 ID:wHi3dKoO0.net
シャミ子「とにかく一旦どこかに移動しましょう、さっきの桃の必殺技のせいでプチパニックですし…」

桃「そうだね、この人からも色々聞きたいことあるし」

シャミ子「なら私のバイト先に行きませんか?マスターなら何か知っているかもしれません!」

ワイ「バイト?遊郭とかか?」

シャミ子「ゆうかく?喫茶店のバイトですよ」

ワイ「あ、そっかぁ(感覚麻痺ってるな…)」

シャミ子「ところで、あなたのことはなんと呼べばいいでしょうか?」

ワイ「ワイのことなら『ワイ』でいいよ」

桃(一人称が名前なのか…)
12:2019/12/19(木) 23:20:48.200 ID:wHi3dKoO0.net
(純喫茶あすら)
リコ「うーん…水35L、炭素20㎏、アンモニア4L、石灰1.5㎏、リン800g、塩分250g……この小倉はんから借りたレシピはほんまにあってるんやろか…」

カランカランカラン
シャミ子「非番ですけどお疲れ様です!」

桃「でーす…」モ“ーン

リコ「いらっしゃ~い。どないしたんやふたりとも~?」

ワイ「ああああああああ!?!!!?」

シャミ子「ど、どうしたんですかワイさん!?」

ワイ「なんかまた違うタイプの尻尾と耳が生えてるうううう!!」

桃「まあ初見はびっくりするか…」
13:2019/12/19(木) 23:23:08.570 ID:wHi3dKoO0.net
リコ「どうしたんや~変な人?連れて~」

シャミ子「実はかくかくしかじかで、マスターなら何か知っているかと思いまして…」

リコ「ならマスター呼んでくるわ~ちょい待ってて~」

マスター「リコくうぅぅん!またキッチンで変な実験してたね!硫黄なんかなにに使うんだい!」

リコ「この人?がこの店のマスターやで~」

ワイ「どうもこんにちわ、ワイと申します」

桃「!?ワイさん、マスターにびっくりしないんですか!?動物が喋っているんですよ!?」

ワイ「まあ、その程度なら慣れてるから…」

桃(この人もだいぶ感覚おかしいな…)
14:2019/12/19(木) 23:25:15.969 ID:wHi3dKoO0.net
……

マスター「なるほど、つまり元いた世界の雇主が謎の呪文を唱えていたらいつの間にかこの街にやってきたと…」

ワイ「そうなんです、正直色々困ってまして…」

マスター「ならしばらくここで暮らすといい、困ったらお互い様だ」

リコ「はぁ!?ウチという彼女がいながら男連れ込むん?マスターホOやったんか!」

マスター「えぇ!?彼氏じゃないしホOじゃないよ!それに困ってる人?を見捨てるなんて僕はそんな器の小さい人間じゃないよ!」

シャミ子・ワイ「「マスター…」」ウルウル

桃(人間じゃないよ!ってマスターそもそも人間じゃないような…)
15:2019/12/19(木) 23:27:26.513 ID:wHi3dKoO0.net
マスター「元の世界に帰れる見込みが出来るまでお店の仕事を手伝ってもらう、それが条件でいいかな?」

ワイ「そりゃあもう!」

シャミ子「良かったですねーワイさん!」

ワイ「ああ!それもこれもシャミ子ちゃんのおかげだよ!」

\ワイワイ/

桃(なんか話がどんどん進んでるけど、本当にあの人大丈夫なのかな…あきらかに危険な見た目なのに普通に受け入れてるけど…)

桃「リコさん…どう思います?」

リコ「彼氏じゃない…彼女じゃない…じゃない…じゃない…」

桃「壊れてる!」
17:2019/12/19(木) 23:29:34.208 ID:wHi3dKoO0.net
ぐうううう...…
ワイ「あ、すんません…」

シャミ子「そういえばお昼過ぎてましたね」

マスター「それならこのサンドイッチをどうぞ、冷蔵庫にあったありあわせのもので作ったから味の保証は出来ないがね」

ワイ「ありがとうございます!いただきます!」パクッ

ホワンホワンホワン
チノちゃん『ほらワイさん、賄いのサンドイッチですよ』
ワイ『チノちゃん…ハエが集ってるだけど…あと臭い』
チノちゃん『ゴミ収集代も馬鹿になりませんからね、それとも雇主に文句でもあるんですか?』
ワイ『……いただきます』クッチャクッチャ
ホワンホワンホワン

ワイ「うっぐ…ひっく…」

マスター「どうしたんだワイくん!?口に合わなかったかね!?」

ワイ「こんな…こんな美味しいサンドイッチ食べたの生まれて初めてです…」

マスター「そこまでのもの作ってないと思うけど!?」
18:2019/12/19(木) 23:31:50.722 ID:wHi3dKoO0.net
マスター「では早速掃除からして貰おうか、終わったら声をかけてくれたまえ」

ワイ「サー!イエッサー!」

シャミ子「さー?マスターでいいんですよ」

ワイ「すいません…同僚の癖で…」

リコ「…なんやあの人、ウチの男とイチャついて…」

桃「シャミ子も懐いてるし、なにか見ててイライラする…」

リコ「……桃はん、ウチと組んであの人追い出さへん?」

桃「相変わらず陰湿だなぁ、なにもそこまでしなくても…」

リコ「………実はここにシャミ子はんが入浴してる時の盗撮写真があるんやけど」

桃「乗った」
19:2019/12/19(木) 23:34:03.324 ID:wHi3dKoO0.net
ワイ「終わりました!」

マスター「おお、早かったね」

リコ「いくらなんでも早過ぎとちゃうんか~?ほーらここの窓にホコリとか……あれ?めっちゃ綺麗……」

ホワンホワンホワン
チノちゃん『ワイさんさっさと掃除して下さいよ、泥まみれじゃないですか』
ワイ『いやこれ君がこぼした泥じゃないか!またスタバのコーヒーにこんなの入れようとしてるの!?』
チノちゃん『うるさいですね…あなたの泥はあなたの泥、店主の泥もあなた泥なんですよ』
ホワンホワンホワン

ワイ「…掃除は得意なんで」

マスター「いやあ大したもんだ、途中でサボるリコくんとは大違いだ」

リコ「(ガーン!)」
20:2019/12/19(木) 23:35:45.716 ID:wHi3dKoO0.net
桃(料理を運ぶところを邪魔して…)

桃「おおっと足が滑って!」足ピーン

ワイ「!」無言のジャンプ

桃「な、避けるなんて…」

ホワンホワンホワン
拙者『チノ殿もういいでござろう!これ以上はワイ殿が氏んでしまうぞ!』
チノちゃん『いいから日本刀を避け続けて反射神経を鍛えて下さい』
ワイ『拙者ぁ…いっそのこともう殺してくれぇ…』
拙者『ヤバすぎでしょwwwwwwwwwwwwwwwwWWwwwWwWwwWwW』
ホワンホワンホワン

ワイ「…鍛えてるんで」

シャミ子「すごいですワイさん!私もそれくらい俊敏になりたい!」尻尾ブンブン

桃「(モ“ーン!)」
21:2019/12/19(木) 23:37:52.504 ID:wHi3dKoO0.net
カランカランカラン
ミカン「ごめんくださーい!あら?みんないる」

シャミ子「あれ?ミカンさん、どうしたんですか?」

ミカン「たまたま通りかかったから寄ってみたの、あら?見かけない人がいるわね」

マスター「こちらは今日から働いてくれているワイくんだ!」

ワイ「わ、ワイです…よろしくお願いします…」

ワイ(なんだこの美人さん…めっちゃタイプ…)

ミカン「初めまして!私は陽夏木ミカン!お近づきの印に実家から届いたミカンあげるわね!」

ワイ「あ、ありがとうございます…」

ミカン「こちらこそよろしくね!」

ワイ「…」ドキドキ
23:2019/12/19(木) 23:40:38.878 ID:wHi3dKoO0.net
桃「ちょっと、ミカン…」コッチコッチ

ミカン「ん?なぁに桃?」

桃「なにしてんのさミカン、あの人見て怪しいとは思わないの?」

ミカン「んー、まあ外見は少し私たちと違ってるけど…」

桃「けど?」

ミカン「肌が黄色で柑橘類っぽいから悪い人じゃないと思うわ!」

桃「なにその判断基準!?」

キャイキャイ

ワイ「ミカンさん優しいですね…」

シャミ子「そうでしょう!ミカンさんはみんなのママですから!」

ワイ「ミカンママ…」トゥンク
25:2019/12/19(木) 23:42:54.968 ID:wHi3dKoO0.net
数時間後…
マスター「よし閉店だ、お疲れ様」

ワイ「お疲れ様です!」

シャミ子「ワイさん、良かったらうちでごは食べて行きませんか?」

ワイ「え?いいの?」

桃「ファッ!?なに考えてるのさシャミ子!初めて出会った得体の知れないおじさんを家に連れ込むなんて!認めませぇん!」

ミカン「なんであなたが決めるのよ…」

桃「こういうおじさんほど女の子を嫌らしい目で見たり、ドサクサに紛れて匂いを嗅いだり、おててに体液を擦り付けたり!」

桃「尻尾を掴んで動けなくしてからベロチュー迫ったり、『お姉ちゃ~ん、もっと気持ちよくなりた~い』みたいなこと言っておっぽいをモミモミしたりとあんなことやこんなこと考えてるんだよ!!」

リコ「桃はん、自分の欲望が混じってるで~」

シャミ子「それだったら桃も一緒に食べに来ますか?」

桃「いっくぅうっっっ!!!」
26:2019/12/19(木) 23:43:43.824 ID:SnwjGxpW0.net
もんも…
27:2019/12/19(木) 23:44:28.805 ID:IPR/xIlKp.net
桃ップさぁ…
28:2019/12/19(木) 23:46:25.992 ID:wHi3dKoO0.net
(シャミ子のお家)
清子「今日は賑やかですねえ」

シャミ子「というわけで突然天井から現れたんですよ」

良子「良知ってる、異世界転生ってやつだ」

ミカン「ちょっとだけ違うと思うけど…」

桃「ワイさんはジム通いですか?二の腕もすごいですが背筋がエグいですね、サプリ派ですかプロテイン派ですが」

ワイ「基本自宅トレーニングのみかな、前までザバスだったけど最近はファインラボに変えた」
29:2019/12/19(木) 23:47:43.316 ID:wHi3dKoO0.net
ワイ「しかし魔族の家系とはすごいなぁ、けどツノが生えているのはシャミ子ちゃんだけなんだね」

シャミ子「私は先祖帰りというのを起こしていて尻尾とツノが生えているんです、これはご先祖様とお父さんから受け継いだ由緒正しいものなんです」ドヤッ

桃「あと身長もね」

シャミ子「むがー!それは言わなくていいでしょう!」

\アッハッハ/

シャミ子「そうだ、ご先祖様にお供えしないと……あれ?」

清子「どうかしましたか優子?」

シャミ子「お母さん!ご先祖様がどっかに行っています!ここに置いてあったはずなのに!」
30:2019/12/19(木) 23:49:49.572 ID:wHi3dKoO0.net
清子「あら本当、今日は優子も持っていってないはずですしおかしいですね…」

良「ミステリーだね」

シャミ子「そんなぁ!ご先祖がぁ、ご先祖がぁ…」

ワイ「…桃さん、ご先祖が置いてあるてどういうこと?」

桃「シャミ子のご先祖は今しゃべる像の中に封印されているんです、動くことはできないとは思いますが…」

ワイ「へーなんかいろいろあるんだ…」

ワイ(待てよ…)

ホワンホワンホワン
チノちゃん『うるさいですね…ワイさんを生贄にして魔族を召喚』
ホワンホワンホワン

ワイ「…………まさか!?」
31:2019/12/19(木) 23:51:32.476 ID:wHi3dKoO0.net
……

(ラビットハウス)
チノちゃん「全く、悪魔を召喚したと思ったらなんですかこのゴミは」

リリス「余をゴミ扱いしたな貴様!我こそは偉大なる魔族、究極にして最強の闇の支配者、リリス様だぞ!」

チノちゃん「じゃあその魔族は今何ができるんですか?

リリス「………扉を閉まらないようにドアストッパーとかにできるヨ」

チノちゃん「ゴミですか、ゴミはゴミ箱へ!」

リリス「シャミ子ー!シャミ子やー!助けてくれー!」
32:2019/12/19(木) 23:53:15.298 ID:wHi3dKoO0.net
……

ワイ(おそらくそのご先祖様とワイが入れ替わって…)

ワイ(つまりワイがどうにかしてあっちに戻ればシャミ子ちゃんのご先祖様も…)

ワイ(けど…)

シャミ子『すごいですワイさん!』
ミカン『初めまして!私は陽夏木ミカン!』
マスター『いやあ大したもんだ』
リコ『どうしたんや~』
桃『お姉ちゃ~ん、もっと気持ちよくなりた~い』

ワイ(このままの方がワイは幸せなんじゃないだろうか…)
34:2019/12/19(木) 23:56:03.939 ID:wHi3dKoO0.net
ワイ(元いたところに帰ったとして、待ってるのはなんなんだろう)

ワイ(拙者やココアお姉ちゃん、脳筋のリゼみたいに愚痴聞いてくれる人もいるけど、チノちゃんがいる限りあの世界は地獄だ)

ワイ(チノちゃんのスタバ爆破、食品偽装、高速道路でのエアガン、クソみたいなプログラム組んでのペイサービス、闇営業…それらに加担させられるワイは本当に幸せだったか?)

ワイ(ここのみんなは誰もが暖かくて人を幸せにしてくれる…)

ワイ(ならいっそのことこの世界の住人になった方がいいんじゃないか…?)
35:2019/12/19(木) 23:57:48.081 ID:wHi3dKoO0.net
シャミ子「うぐっ…ひっく…ごせんぞぉ…一体どこに…」

清子「もしかして今朝捨てたゴミ袋に…?」

ミカン「なら近くのゴミ処理センターに行ってみましょう!」

桃「燃やされてなければいいけど…」

シャミ子「びえええええん!!!」ピ-

ミカン「桃のおバカ!」

ワイ「…」

ワイ(違う)
36:2019/12/19(木) 23:59:32.630 ID:wHi3dKoO0.net
ワイ(この人たちはワイに元気をくれた…笑顔をくれた…)

ワイ(なら今度はワイがこの人たちを笑顔にする番だ!)

ワイ「みんな聞いてクレスケンス!」

シャミ子「ふぇ…ワイさん?」

ミカン「どうかしたの?」

桃「クレスケンスってもしかして…」

良子「良知ってる、田亀先生」

ワイ「おそらく…ワイが元いた世界に戻せばご先祖様は帰ってくる…」
38:2019/12/20(金) 00:01:48.924 ID:5aRFC4IO0.net
シャミ子「そ、そうなんですか!?」

ワイ「確証はないけどその可能性が高いんだ!」

ミカン「でもでも、元いた世界に戻るってどうすれば…」

ワイ「そうだね…こう黒魔術とか儀式とかに詳しい人がいれば…」

天井パカッ
小倉「呼んだ~?」

ワイ「ファッ!?」

シャミ子「小倉さん!」

小倉「今日の出来事ず~っと隠れて見てたから大体のことは理解してるよ~」

桃「……『ずっと』てどのあたりから?」

小倉「え~っと、『見て下さい桃!割り箸がすごい綺麗に割れましたよ!』『ほんとだ、すごいね』ぐらいから」

桃「最初からいたの!!??」
39:2019/12/20(金) 00:04:50.884 ID:5aRFC4IO0.net
30分後…
小倉「魔法陣できたよ~」

ワイ「みんな……短い間だったけど、本当に楽しかったよ」

シャミ子「ワイさん、私も楽しかったです!私もワイさんみたいに機敏に動ける反射神経を身につけます!」ウルウル

ミカン「元の世界でも元気でね、これ差し入れのうちの実家で作ったフルーツよ」グスッ

桃「…いろいろ言いたいことはありますが達者で、さっきの筋トレ話少し参考にします」

マスター「またサンドイッチを作ったんだ、是非食べてくれ」

リコ「正直ワイって名前が関西弁キャラのウチと被ってるわ、これぶぶ漬けな」

ワイ「みんな…本当にありがとう…」

小倉「いくよ~、チョウナイデワイワイシテイヌマデバウバウデ…」

パアアアァァァァァ シュン!

シャミ子「ワイさんが…消えた…」
40:2019/12/20(金) 00:06:52.323 ID:5aRFC4IO0.net
バリバリバリ!ドォォン!

リリス「ごめんなさいごめんなさい!靴の裏舐めますから!3回回ってワンって泣きますから!許してつかあさい!」

シャミ子「!!ご先祖おおぉぉぉ!!!」

リリス「ごめ……ん?シャミ子…?シャミ子おおぉぉぉ!!!」

シャミ子「ふえーーん!また、また会えました~!」

リリス「ふえーーん!怖かった!怖かったよ~!液体窒素の中に入れられそうで怖かったよ~!」

桃「なにその拷問…」

ミカン「ワイくんは無事帰れたかしら…」

マスター「なぁに、心配せずとも、きっと彼なら大丈夫さ」
42:2019/12/20(金) 00:08:24.595 ID:5aRFC4IO0.net
……

(ラビットハウス )

バリバリバリ!ドォォン!

ワイ「…戻ってき……冷たっっっ!!!」

チノちゃん「わ、ワイさん!?戻ってこられたんですか」

ワイ「それどころちゃうわ!なんやこれ冷た、イタイイタイ!!」

チノちゃん「あー、こんなに液体窒素ぶちまけて…」
43:2019/12/20(金) 00:10:26.028 ID:5aRFC4IO0.net
チノちゃん「結局儀式は失敗でした、まあ手足がある分ワイさんの方が使い物になりそうですね」

ワイ(このクソガキ1回ぶん殴った方が……ん?)

ワイ「サンドイッチとミカン…」

チノちゃん「なんですかどっかで食べ歩きでもしてきたんですか」

チノちゃん「ともかく私はもう寝ますね、明日は大河ドラマに出る女優の麻薬パーティーでがっぽり稼がないといけないんで…」

ワイ「パンとフルーツ…サンド…」

ワイ「………これだ!!!」
44:2019/12/20(金) 00:12:41.506 ID:5aRFC4IO0.net
数日後
ココアお姉ちゃん「ヴェエ!!今日はいつもよりお客さんが来てるね!」

拙者「ワイ殿の考えた新商品のおかげでござろう」

リゼ「半分に切ったクロワッサンの間にクリームとフルーツを挟んだ『まちカドサンド』、帝京平成大学のみんなにも食べさせたが評判いいぞ!」

拙者「ココア殿の実家がパン屋という4コマ同人版の設定がこんなところで役に立つとはな」

ココアお姉ちゃん「も~拙者さんたら~褒めてもなにも出ないよ~」

拙者(んんおねーちゃんしゅきぃ… )

チノちゃん「商品名の『まちカド』がよくわかりませんが、まあ客足も珍しくいいのでよしとしましょう」

ワイ「ええからみんな手伝って!」
45:2019/12/20(金) 00:14:46.029 ID:5aRFC4IO0.net
お土産でもらった物から考えた新商品がヒットした。

きっとあの街のみんなに出会えたからこその結果だ。

あの時、ほんの短い間だったけど、ワイに元気をくれたみんなのことを決して忘れはしない。

その後、ワイは毎日ココアお姉ちゃんに教わりながらおててでパンをこね続けて次の日の朝は起き上がれないほど疲弊していた。

でもまぁ、その日以来、すれ違うたびにチノちゃんが耳元で「戻ってきてくれてありがとう」とつぶやいてくれるようになったので結果オーライ!

終わり
46:2019/12/20(金) 00:15:58.792 ID:mQE5Fy6dp.net

いい話でした、スタバでフラペチーノ買ってきます
47:2019/12/20(金) 00:17:02.206 ID:5aRFC4IO0.net
チノちゃん「あ、ところでワイさん」

ワイ「なんだいチノちゃん?」

チノちゃん「この商品提案したのはワイさんですが、売り出していいとGOサインしたのは私なので、手数料としてワイさんの給料から私のお小遣いに上乗せさせて頂きますね」

ワイ「………は?」


がんばれワイ!
まずは法律の勉強から始めるんだ!

本当に終わり
50:2019/12/20(金) 00:21:31.888 ID:aFxi12uOp.net
やっぱチノちゃんってクズだわ
52:2019/12/20(金) 00:29:20.327 ID:pZpaXw0q0.net

クロスオーバー系としては面白かった
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1576764016