1: 2009/03/16(月) 19:57:45.79 ID:M3fvJ3nL0
ハルヒ「ただの人間に興味はありません!」

ハルヒ「この中に宇宙人未来人超能力者異世界人が居たら私の所にきなさい!」

承太郎(…言っている事が分からない……イカれてるのか?……この状況で…
    いや、新手のスタンド使いという線も捨て切れないな…ここはひとつ探りを入れて置くぜ)

承太郎「…おい」

5: 2009/03/16(月) 20:04:19.87 ID:M3fvJ3nL0
承太郎「…さっきの自己紹介…本気じゃあねーだろうな?」

ハルヒ「何、アンタ宇宙人なの?」

承太郎「質問をしているのは俺の方だぜ。さっきのてめーの自己紹介は本気かと聞いている」

ハルヒ「…な、なによコイツ…そうよ本気よ!宇宙人じゃないなら話し掛けないで頂戴!」

承太郎「…人の話は最後まで聞くんだな。てめえの為に忠告しておくがあまりそういうのをあら捜ししねーことだぜ」

ハルヒ「はぁ!?なんであんたに命令されなきゃなんないわけ!?」

承太郎「命に関るからだ」

ハルヒ「訳分かんない!」スタスタ

9: 2009/03/16(月) 20:11:10.67 ID:M3fvJ3nL0
承太郎「……やれやれだぜ」






承太郎「……」

ハルヒ「何よ?」

承太郎「曜日によって髪型を変えているのは宇宙人を呼ぶ為の儀式か?」

ハルヒ「!?」

承太郎「そんな事をしたところで宇宙人は出ては来ないぜ」

ハルヒ「べ、別にそんなんじゃないわよ!」

承太郎「なら良いが前にも言った通り宇宙人や超能力者を探すなんてマネはやめるんだな」

ハルヒ「うるっさいわね!あんたの指図は受けないわよ!」

13: 2009/03/16(月) 20:18:43.71 ID:M3fvJ3nL0
谷口「ジョジョ、お前どうやったんだ?」

承太郎「…?」

谷口「俺涼宮があんなに長く話してるの初めて見たぜ!何話してたんだよ!」

承太郎「何か話した訳じゃあないぜ。ただあいつが髪型を変えていたからそれを指摘した。それだけだ」

谷口「そうか…なあジョジョ。涼宮を狙ってるんなら忠告しといてやる、やめとけ」

承太郎「何を言ってるのかわからねーな…」

国木田「昔からジョジョは変な女に好かれるからね…」

承太郎「国木田、それ以上は余計な事を言わねー方が良い。自分の身が可愛いけりゃあな」

国木田「ご、ごめん…」

21: 2009/03/16(月) 20:22:27.87 ID:M3fvJ3nL0
承太郎「…全部の部活に入っただと…?」

ハルヒ「そうよ。でもダメね…全然面白くないんだもん」

承太郎「やれやれ…贅沢な悩みだな。俺のように入部を拒否されねえだけマシだろうぜ」

ハルヒ「何よソレ」

31: 2009/03/16(月) 20:28:58.31 ID:M3fvJ3nL0
授業中、相変わらずイバルだけで能なしな教師の授業が退屈になった
俺は睡眠を取る事にした……はっきり言ってこの程度なら習うまでもねーからな…

グイッ!!!

ガンッ!

承太郎「や……野郎……何てことしやがる……」

ハルヒ「そうよ!そうじゃない!無いんだったら作ればいいのよ!」

承太郎「…何をだ?今更言い訳は聞かねえぜ…」ガタッ

ハルヒ「部活よ!」

38: 2009/03/16(月) 20:34:04.31 ID:M3fvJ3nL0
やれやれ、後少し遅ければ俺は涼宮の顔面をスタープラチナで
親でも分からねえ程度に潰していたかもしれねーが…部活だと?

ハルヒ「…そうね、場所はあそこで良いわね!」グイッ

承太郎「!? 何のつもりだッ!てめえッ!!」

ハルヒ「つもりも糞もないでしょ!良いから来なさいっ!」

承太郎「…や、野郎…!!」

44: 2009/03/16(月) 20:40:06.51 ID:M3fvJ3nL0
ハルヒ「ここよっ!ここがあたし達の部室!」バンッ

承太郎「…待ちな。てめーの訳の分からねー部活に入るつもりもねーが、
    それよりも大事な事をひとつ言わせて貰うぜ」

ハルヒ「なによ」

承太郎「部室というのはひとつの部活動に一部屋ずつ振り分けるものだぜ。そうだな?」

ハルヒ「そうね」

承太郎「ならあの女が居る以上ここは文芸部室という事になるな…そういう事だ、俺は帰るぜ」

ハルヒ「ちょ…ちょっと待ちなさいよ!」グイ

承太郎「やかましいッ!うっとおしいぞォ!!」

ハルヒ「…っ」ビクッ

49: 2009/03/16(月) 20:44:59.78 ID:M3fvJ3nL0
長門「……構わない」

ハルヒ「え…?」

長門「長門有希…」

ハルヒ「う、うんよろしくね…」

承太郎「…てめーの名前なんざどうでも良いが長門、コイツはこの部屋を使って
    訳のわからねーカルトくせえ事でもやりかねねーぜ…はっきり言って後悔することに

長門「構わない。それでいい」

承太郎(や…やろう…)

54: 2009/03/16(月) 20:49:23.55 ID:M3fvJ3nL0
ハルヒ「き、決まりね!」

承太郎「…勝手にやりな…」

ハルヒ「待ちなさい!」

……ドドド

ハルヒ「ジョジョ!」

ドドドドド

ハルヒ「あんたは」

ドドドドドドドド

承太郎(やばい…何か…やばいぜッ!)

ドドドドドドドドドド

ハルヒ「団員その1よっ!」

ドォ――z___ン

56: 2009/03/16(月) 20:55:15.26 ID:M3fvJ3nL0
承太郎「…」グイッ←帽子を被り直した

承太郎「…何の事だ?何故そうなるのかわからねーな…涼宮」

ハルヒ「あとは団員集めね!あたしちょっと見てくる!二人とも待ってて!」

承太郎「!?」

バタン

承太郎「……」

長門「……」

59: 2009/03/16(月) 21:00:25.04 ID:M3fvJ3nL0
承太郎「……」

長門「……」ペラ

承太郎「……オイ」

長門「…?」

承太郎「何を読んでいるのか答えて貰うぜ、念のためにな…」

長門「本…」

承太郎「……そうか」

承太郎(このアマ……見れば本だと言うことぐらいは分かるぜ……
    馬鹿にされているのかもしれねえが…いや、まだそうと決まった訳じゃないぜ)

承太郎「…面白いか?」

長門「ユニーク」

承太郎「………やれやれだぜ…」(会話が出来ないのか…?いや、そんな問題じゃねえ…)

61: 2009/03/16(月) 21:04:35.78 ID:M3fvJ3nL0
ガチャ

ハルヒ「連れて来たわよ!」

みくる「ふぇえ~!なんで私連れてこられたんですか、なんで」

ハルヒ「うるさい」ガチャ

みくる「ひっ…」

ハルヒ「ん?ねえジョジョは!?」

長門「…先程帰宅した」

ハルヒ「ええ!?」

ハルヒ「…」

みくる「あ、あのぉ…」

ハルヒ「今日の所は解散よ!あしたまた来て!」

64: 2009/03/16(月) 21:08:42.82 ID:M3fvJ3nL0
ハルヒ「ジョジョ!あんた昨日何先に帰ってんのよ!」

承太郎「…テメエでもきっとそうしたはずだぜ。アレは長居出来る空間じゃあ無いからな…」

ハルヒ「…まあいいわ!今日はちゃんと来るのよ!絶対!」

承太郎「チッ…」

67: 2009/03/16(月) 21:15:26.54 ID:M3fvJ3nL0
承太郎「……」スパァ…

長門「……」ペラ

みくる「あ…あのお茶…」ビクビク

承太郎「…」ギラッ

みくる「ひぃえっ!」

承太郎「態々すまねえな…礼を言っておくぜ」ズズ

みくる「は、はい…」ほっ

70: 2009/03/16(月) 21:20:55.74 ID:M3fvJ3nL0
バァン!

ハルヒ「みんな!聞いて!新入部員よ!即戦力の転校生…その名もっ!」グイッ

古泉「古泉一樹です。よろしくお願いします」

承太郎「……」ジロリ

長門「……」ジッ

みくる「…え、えぇっと…よ、よろしくお願いしまぁす…あは、あはは…」

古泉「…え、ええ…」

79: 2009/03/16(月) 21:26:14.00 ID:M3fvJ3nL0
長門の家

長門「…情報の伝達に齟齬が発生するかもしれない。でも聞いて」

~中略~

承太郎「……つまりこういう事か?お前は『涼宮ハルヒに望まれて誕生した宇宙人』だ…」

長門「そう。」

承太郎「…ホラ話に興味はねえな…と、言いてえがひとつ俺にも心当たりがある。
    そいつを今から長門、てめえに見せるぜ」

長門「…?」

81: 2009/03/16(月) 21:32:03.20 ID:M3fvJ3nL0
承太郎「スタープラチナッ!」ドギュ――z__ン

長門「!!」

承太郎「見えるか長門…どうやら『スタンド使い』じゃあなくても普通の人間じゃあなければ
    見えるようだな…そしてやれやれ…俺のこの能力も涼宮のせいで現れたらしいな…」

長門「興味深い」じっ

承太郎「まだ信じきれねーがスタンドが見える所から嘘だとも言えない…そういう訳でお前の話は
    今の所は保留という事にしておくぜ。いいな」

長門「…良い」コクコク

84: 2009/03/16(月) 21:37:52.14 ID:M3fvJ3nL0
その後不思議探索だとか言うフザケた活動にまき込まれた俺は、
あの朝比奈みくるからも『未来人』だと告白された…
どうやら涼宮ってのは随分都合の良い力を持っているようだな…よくわからねぇが。

承太郎「…古泉、テメエも俺に話があるんじゃあねえのか」

古泉「テメエも…と言う事は既に他のお二方からもアプローチを受けているんですね」

古泉「ええ、お察しの通り超能力者です」

承太郎「…やれやれだぜ」

87: 2009/03/16(月) 21:43:42.05 ID:M3fvJ3nL0
次の日

承太郎「…?」はらり


放課後 教室にて待つ


承太郎「野郎………果たし状か……」グシャッ

谷口「ういっすジョジョ!何読んでんだ!?」バシッ

承太郎「……いいや、別に何にもねーぜ、何もな…」

谷口「…?」

92: 2009/03/16(月) 21:50:39.57 ID:M3fvJ3nL0
放課後


教室まで後10mと言うところか…
それにしても胸騒ぎが収まらねぇ、もしかするとこの先に居るのは
新手のスタンド使いかそれに準ずる何かだと言う可能性は高いな…

ガチャ

承太郎「テメーか…」

朝倉「そ、意外でしょ♪」

承太郎「用があるならさっと言いな。ねーなら俺は帰るぜ」

朝倉「ふふっ…用はあるにはあるんだけど…なんだと思う?」

96: 2009/03/16(月) 21:54:30.31 ID:M3fvJ3nL0
承太郎「ギリッ……良いか、俺はお前の悪戯に付き合っている暇は無いんだぜ…
    何しろ涼宮より遅れればどんな罵倒が待っているか分かりもしないからな…」

朝倉「良くね、やらずに後悔するよりやって後悔した方が良いって言うじゃない。
   これってあなたはどう思う…?」

承太郎「…その通りだと思うぜ。やりもせずに後悔するのは愚かとしか言いようがねえな」

朝倉「…そっか、そうよね!」

朝倉「じゃあ……死んで♪」ビュッ

承太郎「!? オラァッ!!」ガキィ――ンッ

107: 2009/03/16(月) 22:01:08.19 ID:M3fvJ3nL0
朝倉「えっ!?」

朝倉の手に持っていたナイフはスタープラチナが振り上げた右の拳に弾かれると
天井に突き刺さり震えていた。

承太郎「…女を殴るのは気が進まねえが仕方ねえ…先に仕掛けたのはテメーだぜ。
    後で文句を言うんじゃあ……ねえぜッ!オラァァ!!」

ボグォンッ

承太郎「やれやれ…以前にも果たし状を渡されて似たような感じで襲われた気がしたが…
    ……いや、気のせいだな…」

朝倉「あ…かはッ…」

118: 2009/03/16(月) 22:05:25.92 ID:M3fvJ3nL0
承太郎「…立ちな。喋って貰うぜ…てめえが何人かをな…今度は異世界人ってところか…」

朝倉「…う、うふふ……あなたも普通の人じゃないのね…」ゆらゆら

承太郎「今聞いているのはこの俺だぜ、朝倉…おっと妙な真似をするんじゃねえぜ。
    そういう素振りを見せた瞬間『星の白金』がてめえを叩く!」

朝倉「…あらそう、やってみれば?」スッ

承太郎「俺が言ったのは『立て』だけだぜ朝倉ッ!それ以外は言ってねえッ!
    その右手を今すぐに下げろ…下げねえとどうなるか知らねえぞッ!」

124: 2009/03/16(月) 22:09:40.73 ID:M3fvJ3nL0
朝倉「…」

朝倉の右手が光出した…
エメラr…いやそんなものは知らねえな。
とにかく何かがやばいぜッ!

承太郎「朝倉!妙な動きをするんじゃあねえ!」

朝倉「うん、それ無理♪」

バシャァァン

承太郎「腕が伸びただと!スタープラチナッ!」

135: 2009/03/16(月) 22:13:07.09 ID:M3fvJ3nL0
朝倉「うふふ、遅かったわね!」

ボゴォン

承太郎「…ぐっ…ブッ……」ズズズ…

朝倉「吃驚しちゃったけどそれだけね…ふふ…あんな程度の怪我ならすぐ再構築出来る…」

承太郎「こ、このアマ…」ぐぐぐ

朝倉「今度こそ死になさい!」

承太郎「…く…」

こいつはちとヤバイぜ…
正直この女をナメていた…

151: 2009/03/16(月) 22:21:04.75 ID:M3fvJ3nL0
承太郎「オラァ!」

朝倉「二度目は利かないわよ…?」バシィンッ

承太郎「ば…バリアだと…」

朝倉「そう…最後に教えておいてあげるわ。私も長門さんと同じ『宇宙人』なの」

承太郎「…やれやれだ。こいつぁマジに弱点のねーやつだ…まったく最強かもしれん…」

朝倉「…?…なに、褒めたら逃がすと思った?無駄よ」

承太郎「だがな…空条家…いやジョースター家には伝統的な戦いの発想法があってな…
    ひとつだけ残された戦法があったぜ」

159: 2009/03/16(月) 22:26:50.56 ID:M3fvJ3nL0
朝倉「ふふ、強がりかしら?さよなら…!」

承太郎「そ れ は 逃げる!オラァ!!!」

ドゴォォン

朝倉「わっ……壁を殴り破ろうとしたわけね……でも無駄なの♪
   この空間は今私の制御下にある。出る事も入る事も出来ない空間…」

承太郎「ッ……やれやれだ…初めて出会ったぜ…こんなガンジョーな壁は…
    逆に俺の『自信』って奴がブッ壊れそうだぜ…」

179: 2009/03/16(月) 22:37:28.65 ID:M3fvJ3nL0
朝倉「そう、逃げるのは無理なの。覚悟は出来た?」

承太郎「……朝倉、おまえがこのまま俺に攻撃を仕掛ける前にひとつだけ言っておくぜ。
    俺はおまえを殺すつもりはねえ…それに殺したくもねえ」

朝倉「何が言いたいのかしら…」

承太郎「…このまま続けるとテメエ……死ぬぞ」

朝倉「…あらそう…!」ビュワッ

承太郎(やれやれ言っても聞かねえなら仕方がねえな…できれば使いたく無かったが…)

ピシィッ

パリィン

184: 2009/03/16(月) 22:41:58.16 ID:M3fvJ3nL0
長門「…遅くなってすまない」

承太郎「長門…!」

朝倉「邪魔する気?」

長門「パーソナルネーム朝倉涼子を敵性と判定」

~中略~

情報連結解除を使用せずガチンコバトルをし始めた長門

朝倉(…っ…駄目だわ、やっぱり基本能力でも長門さんが上…!)

長門「…朝倉涼子。既にあなたのインターフェースの再構成は間に合わなくなり始めている。
   良くやったけれどここまで」

195: 2009/03/16(月) 22:47:03.34 ID:M3fvJ3nL0
朝倉「…ッ…」

承太郎「長門、てめえ殺す気かッ!」

長門「違う。消滅させる」シュバッ

承太郎(野郎、なんて速さだ…間に合わないぜ…)

承太郎「おおおッ!スタープラチナッ!ザ・ワールド!!」

ドォォォ――z__ン

承太郎「…長門の光の剣みたいになっている物騒な『手』が…朝倉を貫く前に時を止めた…」

承太郎「……俺を殺そうとしたクソアマを助けるのも変な話だが殺すことはねえ。
    精々再起不能ってところか……とにかく朝倉は助けた…そしてやれやれ、時は動き出す」

211: 2009/03/16(月) 22:53:31.36 ID:M3fvJ3nL0
長門「!!」

朝倉「!!」

長門「…何故。朝倉涼子はあなたを殺しに来た」

承太郎「確かにそうだな…」
    
長門「…?」

承太郎「…」

217: 2009/03/16(月) 22:55:15.78 ID:M3fvJ3nL0
朝倉「……な、なんで……」

承太郎「…さあな…そこんとこだが俺にもようわからん…」くるり

朝倉「……」

ガララ

谷口「WAWAWA忘れ物~ のわっ!?」

ジョジョが…俺的ランクAAの朝倉涼子、それにA-の長門有希と一緒に…
…可笑しいぜ、長門は服がボロボロだし朝倉はジョジョの腕の中だしよ…え?え?


承太郎「…ギリッ……」


ドォォ――z___ン


谷口「…あれ!?」キョロキョロ

227: 2009/03/16(月) 23:01:27.90 ID:M3fvJ3nL0
承太郎「…やれやれ…女二人を抱えて教室から逃げるのにはちとキツイ制限時間だったぜ…」

長門「……眼鏡の再構成を忘れた」

承太郎「…?…テメエなら今すぐにやれば間に合うんじゃあねえのか?知らんがな…」

長門「……」

朝倉「…帰るわ」

承太郎「…」

朝倉「…長門さんとあなたを一度に相手しても勝てる気がしないもの。
   もう諦めるわよ、安心して」

承太郎「……フン」

251: 2009/03/16(月) 23:15:32.00 ID:M3fvJ3nL0
さて、話が飛ぶがこれはバイツァ・ダストやキングクリムゾン辺りの仕業だな…

コンピ部長「パソコンを返してくれ」

こんな事をいきなり俺に言いにきやがったコイツは
以前涼宮にパソコンを強奪された哀れな男だ。名前はなんだったか…忘れたな…

承太郎「何の事だ?分からないな…部長氏…」

コンピ部長「だからパソコンを返せと言っているんだ!そうだな、勝負しろ!勝負を!」

承太郎「……俺とか?」

コンピ部長「ち、違う!これだよこれ!僕達が作ったゲームでだっ!勝負しろ!」

承太郎「ひとつ忠告しておくぜ、あまり勝負勝負と喚くのはやめておいた方がい

ハルヒ「とりゃー!」ゴッ

260: 2009/03/16(月) 23:24:23.59 ID:M3fvJ3nL0

古泉「……さて…結局勝負を受ける事になった訳ですね」

承太郎「ああ、しかももう勝負当日だぜ……まるで時を飛ばされたとしか思えねえな…」

古泉「さて、もう開始時間ですね…」

長門「…3…2…1…」

みくる「ふぇ…ちょっとまってくださぁい…えっとどれが…」

ハルヒ「総員戦闘配置!」

265: 2009/03/16(月) 23:31:14.00 ID:M3fvJ3nL0




古泉「…可笑しいですね。敵は神出鬼没に現れる上我々の位置を全て把握しているとしか…」

長門「……」カタカタカタカタカタカタ

承太郎「…俺のスタンドは弾丸を掴むほど精密な動きと分析をする……
    だがそれでも奴らの艦隊には勝てねえ…不可解だな…」カタカタカタカタ

長門「…彼は俗に言うインチキと呼ばれる行為をしている。彼らの索敵モードは
   OFFになっている。MAP全域の全てが我々の位置を含め初めから丸見え…」

承太郎「…成る程な。そして長門…お前がさっきからやっていたのはそいつを
    打ち破る為のプログラムか何かというところか…」

長門「そう…許可を」

承太郎「いや、その必要はねえな」

270: 2009/03/16(月) 23:35:52.49 ID:M3fvJ3nL0
先日

承太郎「…イカサマはありなのかなしなのか?」

部長「…バレなければイカサマじゃない…ってところかな」

承太郎「よく分かったぜ、だがイカサマは止めておきな。
    もしもイカサマが分かった場合には俺がてめえ等を裁く」






承太郎「…と、言う訳だぜ」

275: 2009/03/16(月) 23:38:17.35 ID:M3fvJ3nL0
ハルヒ「裁くって何よ?」

承太郎「てめえには関係の無い事だぜ、それを知るのは『コンピ研』の奴らだけだ…」ザッ

バタン

古泉「…行ってしまいましたね」

ハルヒ「ま、良いわ…ちゃんと出来なかったのは残念だけどこのゲームあんまり面白くないもの」

ハルヒ「みくるちゃん!お茶っ!」

みくる「は、はぁい…!」

280: 2009/03/16(月) 23:42:51.48 ID:M3fvJ3nL0
コンピ研前

承太郎「…さて。…オラァッ!!」ドゴォォォン ←ドアが殴り破られた


パラパラ…


部長「うわぁぁあ!?」

承太郎「……」ザッザッ

部員「な、なんだよ…」

承太郎「イカサマはバレた場合には裁くと言っておいたはずだからな…だから裁く!」

部長「や、やめるんだ!暴力は…」

承太郎「安心しな部長氏。てめえを殴るつもりはねえ……スタープラチナを叩き込むのはッ!」

承太郎「そのパソコンとHDだッ!おおおッ!オラァ!」

部長「あああああああ!?い、いきなり僕のっ!僕のパソコンがぁ!?」

承太郎「…一般人に『スタンド』は見えねえし法律にも触れねえ……だからこれは『事故』なんだぜッ!」

287: 2009/03/16(月) 23:45:49.32 ID:M3fvJ3nL0
ハルヒ「…ふう~…あったまるし美味しいわ…」

古泉「ええ、相変わらずのお手前です」

<オラオラオラオラオラァ!

<ああああっ!ぼ、僕の秘蔵のお宝達が…

<オララオラオラァ!

みくる「えへへ…ありがとうございます…♪」

長門「…朝比奈みくる」

みくる「……あ、はいっ」

<…やれやれだぜ

長門「…美味しい…」

みくる「ふぇ…?あ…ありがとうございますっ!」

射手座の日 end

292: 2009/03/16(月) 23:50:31.77 ID:M3fvJ3nL0
この後PCを破壊されて引き篭もった部長が例の変なトコつれてかれて
実はあの変な砂漠がエジプトでンドゥールとか出てくる予定だったけど
もう疲れたから終わる

見てくれた人ありがとう

299: 2009/03/16(月) 23:55:54.06
>>1乙だぜ

引用元: 承太郎「…実は俺はポニーテール萌え…と言う奴だぜ」