1: 2020/01/28(火) 00:52:12.252 ID:mIVWp9pQ0
 <カラカラ…
   ジャー……
ガチャ

桃「空いたよシャミ子」

シャミ子「あ 桃出ましたか…じゃあ私も…」ソソクサ

桃「あれ?シャミ子、なんで白いご飯なんか持って…」

ガチャ バタム

 <スーーハースーー!!ハースーー!!!!モグモグモグ!!!!
  スーーハースーー!!ハースーー!!!!ハグモグモグスーハースーハースーハー!!!!

桃「!!?!?!?!??シャミ子??!!!!?!?」

2: 2020/01/28(火) 00:53:44.144 ID:mIVWp9pQ0
桃「ちょっと!?シャミ子何してるの?!」ドンドンドンドン!!

ガチャリ

シャミ子「桃、どうかしましたか?すごい剣幕で…」モグモグ

桃「どうかしたはこっちのセリフだよ!」

桃「どうしてわざわざトイレに白飯を持ち込んで食べだしたのかな!?しかも私が使った直後に!」

シャミ子「ああ、それはこうするとご飯がとっても美味しくなるからです!」モグ

桃「はい?」

3: 2020/01/28(火) 00:55:06.469

4: 2020/01/28(火) 00:55:16.043 ID:mIVWp9pQ0
シャミ子「あの、ご飯を食べるときに桃の頭の謎飾りを揉むと桃のいい香りがしてご飯が美味しくなるんですけど…」

シャミ子「最近気がついてしまったんです…」

シャミ子「桃が使ったあとのトイレってすごくいい香りがするなーって…」

桃「ええ…」

8: 2020/01/28(火) 00:57:18.285 ID:mIVWp9pQ0
桃「…つまり、シャミ子は私が用を足したあとの、その、残り香をオカズに、ご飯を食べていたと…?」

シャミ子「そうなります!」

桃「…そう…で、いつからそんなことを?」

シャミ子「桃が隣に越してきてちょくちょく家に来るようになってからはいつもですかね」

桃「結構前からなんだね…」

シャミ子「はい!ところで桃、さっきのは大きい方ですね!!香りが強くて最高でした!ごちそうさまです!」

桃「  」

9: 2020/01/28(火) 00:58:08.388
ひえー

13: 2020/01/28(火) 00:59:26.496 ID:mIVWp9pQ0
桃「…とりあえず今後私が使った直後にトイレに入るのはやめてもらおうかな」

シャミ子「ええ~っ!!そんな殺生な!なんで!?どうしてですか桃!」

桃「どうしてもこうしてもないよ!普通に考えてわからないのかな!?」

シャミ子「もしかして桃、私に匂いを嗅がれるの、嫌でしたか…?」シュン…

桃「い、いや私の匂いを嗅がれるのが嫌っていうより…シャミ子がウン…排泄物の臭いをオカズに白飯を食べている事実が嫌というか心配というか…しかも私の」

14: 2020/01/28(火) 01:01:46.203 ID:mIVWp9pQ0
シャミ子「で、でも桃の使ったトイレは全然嫌な臭いなんてしないですよ?フルーティーな桃の香りが広がってさながら一面の果樹園にいるような心地がします」

桃「それはシャミ子が私のウン…に含まれるエーテル体の波動をそう認識しているから…って今そんなことはいいから!!

桃「シャミ子がどう捉えようとそれが排泄物の臭いであることに変わりはないんだよ!」

シャミ子「そんな…桃がちょくちょく家に来るようになってお母さんも喜んでいたんです… トイレの消臭剤代と優子のオカズ代が浮きますね って」

桃「まさかの清子さん公認か…今後シャミ子の家のトイレ使うの控えよう」

桃「とにかく、もう今後一切私の残り香…特にトイレの臭いでご飯を食べるのは禁止」ミトメマセーン

シャミ子「ええ~!!」

15: 2020/01/28(火) 01:04:19.362 ID:mIVWp9pQ0
──後日

ミカン「シャミ子!遊びに来てあげたわよっ!はい、これは手土産のみかん饅頭!」

シャミ子「ミカンさん!いつもありがとうございます」

ミカン「あら、桃も来てたのね!」

桃「うん」ゴロンネロン

ミカン「ところでシャミ子、来て早速で悪いんだけどお手洗いを借りたいの…//いいかしら」モジモジ

桃「?」

シャミ子「わかりました!ではご飯をよそってくるので少し待っててください」

桃「!?」

ミカン「ええ//、急いでちょうだいね」

桃「!!?」

20: 2020/01/28(火) 01:06:12.762 ID:mIVWp9pQ0
桃「ちょっ…と待ったシャミ子、これはどういうことかな」

シャミ子「え、どうって…」

桃「トイレの残り香でご飯食べるの禁止って言ったよね!?」

シャミ子「桃は『自分の香りでご飯食べるの禁止』って言っただけですよ!?ミカンさんの残り香でご飯を食べるの禁止なんて言われてません!」

桃「普通に考えたらわかるよね!ミカンも何故当たり前のように受け入れた!」

ミカン「え、ええ…正直私も最初はドン引いちゃったんだけど…なんか可哀想になっちゃって…」

23: 2020/01/28(火) 01:08:09.896 ID:mIVWp9pQ0
桃「とにかくもう残り香ご飯は禁止!」

シャミ子「そんな!どうして!」

桃「常識的にも衛生的にもアウトだからだよ!!!」

シャミ子「でも!ミカンさんはいいって言ってくれてるんですよ!?なのに桃が口出しするのはおかしいと思います!」

ミカン「そうね、私はシャミ子が望むなら別に構わないと思っているけど…」モジモジ

シャミ子「ほら!桃!!」フハッ!

桃「えぇぇ……おかしいの私?」

ミカン「ねえ、というか私もう行っていいかしら…さっきからずっと我慢しているんだけど…//」

桃「ミカンまだ話終わってないから」

27: 2020/01/28(火) 01:10:04.618 ID:mIVWp9pQ0
シャミ子「も~~!さっきから、一体きさまわたしのなんなんだ!闇堕ちもしてくれないくせに命令ばかりするなー!」ブンブカー

桃「な…こ、これはそういう問題じゃ…」

シャミ子「私がご飯をどこで食べようと私の勝手です!もう桃は放っておいて行きましょうミカンさん!」

ミカン「え、えぇ//そうね、早く行きましょう早く」モジモジ

桃「…」モ″ーン…

シャミ子「ミカンさんの香りは食欲をそそる爽やかな柑橘の香りですから楽しみです!特大のをお願いしますね!」

ミカン「そ、それはあんまり…///特大とか言わないで…///」

桃「……」モ″モ"モ"モ"ーーン……

28: 2020/01/28(火) 01:12:29.631 ID:mIVWp9pQ0
シャミ子「ホカホカご飯もよそりました!さあ!ミカンさんお願いします!」

ミカン「(ホッ)えぇ!これでやっと用を足せるのね、もうそろそろ限界だったわ」モジ…

桃「くっ…」

桃「…………ああ~~っもう!!ちょっとどいてミカン!」

シャミ子「桃!?」

ミカン「え!!?!ち、ちょっと待っ…」


 ガチャバタム!


  <「うおおおおおおおおおおおお!!!!!F・B・H・S(フレッシュ・ビチビチ・ハート・シャワー)アアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

ピッカアアアアアアア!!!!!


シャミ子「こ…これは!!」

ミカン「トイレから光りが…!!!」

29: 2020/01/28(火) 01:14:28.660 ID:mIVWp9pQ0
  <ジャー…

ガチャ

シャミ子「も、桃」

桃「……ご飯、食べるんでしょ?早くしたら」

シャミ子「いいんですか!?そ、それでは…」パァァ

 バタム

  <「スーハースーハー!こ、これはいつもより一段と濃い香りです!瑞々しい!!スーハースーハー!モグモグ…最高です!!!スーハーモグモグ!!!!」

桃「実況せんでいいっ!!!///」

31: 2020/01/28(火) 01:15:59.113
勢いで今書いてるんじゃなくしっかり書き溜めてそうなのが一番の恐怖ポイント

32: 2020/01/28(火) 01:16:12.163 ID:mIVWp9pQ0
ミカン「あ、あの、わ…私もうそろそろ限界なのだけど入っちゃ駄目かしらっ!?/////」モジモジ

桃「悪いけどシャミ子がご飯食べ終わるまでは待って」

ミカン「そんなっ!?もう本当限界なのよ~っ!?///このままだと出ちゃう!!大きいのが出ちゃうから!!!なんなら呪いも出ちゃうから~!!!」プルプルプル…

桃「シャミ子が食べ終わるまで中には入れさせない」

桃「そのためならミカンに大きいのを出させるのも厭わない…出していこう」

ミカン「っっっ~~~~あああああああ!!!!!/////も、もう、ダメ……っっ!!!わ私帰るわねっお、お邪魔しましたあっっっ!!!!」ドヒューン

33: 2020/01/28(火) 01:17:43.528 ID:mIVWp9pQ0
桃「あっミカン…まあ隣の部屋だし大丈夫か」

 ガチャ

シャミ子「桃」

桃「シャミ子」

シャミ子「ごちそうさまでした、最高の香りで、ご飯がすごく美味しかったです…」

桃「そっか…ならよかった……いやなにもよくないんだけど…」

シャミ子「あの、私…考えてみるとやっぱり桃に無理をさせてしまいましたよね、嫌がっていたのに…桃ごめんなさい…」

35: 2020/01/28(火) 01:19:15.936 ID:mIVWp9pQ0
桃「まあ、わかってくれたならいいよ…それに、私もなんていうか…」

桃「シャミ子が残り香ご飯を楽しんでいることそれ自体より…シャミ子が私以外の誰かの残り香を楽しんでいることの方がずっと嫌だったから…」

シャミ子「も、もんもぉ…♡」キュン

桃「やっぱり無し//、今のは忘れて…」

シャミ子「でもでも!それならこれからも桃の残り香ご飯を堪能してもいいんですか!?」ハスーハスー

桃「トイレの残り香でご飯は禁止!」

36: 2020/01/28(火) 01:20:48.324 ID:mIVWp9pQ0
シャミ子「ええ~…それじゃご飯のとき桃の頭の謎パーツをパフパフするのは…?」

桃「それくらいは許す…ただ」

シャミ子「ただ?」

桃「…白米と合わせられるの嫌い」

シャミ子「パンにします!!」


頑張れシャミ子!確かに白いご飯と桃はちょっと合わないと思うぞ!相性を見極められるまぞくになるんだ!!


ミカン「ふぅ~~~~……なんとか間に合ったあぁ……」ジャー

おわり

37: 2020/01/28(火) 01:24:11.615 ID:mIVWp9pQ0
ここまで人を不快にさせてしまうことになるとは思ってませんでした、本当にすみませんでした
一刻も早くこれを読んだ人の脳からこのスレの記憶が消え去るよう切に願います
あと俺「」の人ではないです

39: 2020/01/28(火) 01:25:33.395
勢いがキチってて草 乙

42: 2020/01/28(火) 01:34:19.711
俺にはただ労いの言葉をかけることしかできない

引用元: 桃「ちょっとトイレ」シャミ子「あ、じゃあ私も…」