1: 2013/02/17(日) 19:43:17.30 ID:SzcARCi00
仗助「しっかし、今日の昼メシ、サンジェルマンのサンドイッチはウマかったなァー」スタスタ

康一「いつも売り切れてるのに、運良く変えてよかったね!」スタスタ


億泰「たしかにあそこのサンドイッチはウメーよ。レシピを聞いてみてーなぁ」スタスタ




仗助「バレンタインがやってきた」
6: 2013/02/17(日) 19:46:49.40 ID:SzcARCi00
仗助「億泰ぅー、オメーはサンドイッチなんか作ったことあんのか?」


康一「毎日自炊していて、料理上手の億泰くんならありそうだね」


億泰「まあ、ローストビーフのサンドイッチなら作ったことがあるぜぇー」

9: 2013/02/17(日) 19:49:11.94 ID:SzcARCi00
康一「ローストビーフのサンドイッチ・・・お、おいしそうだぞっ!!」ゴクリ


億泰「まあ、ローストビーフは作り置きがあったからよぉー」


仗助「おめーのローストビーフはうまいよなあ」

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11: 2013/02/17(日) 19:51:19.86 ID:SzcARCi00
億泰「まずパンをトースターでかりっと焼いてよ、そこにレンジでチンしたタマネギ、
   ローストビーフ、ゆで卵なんかをのせてよぉ」

億泰「パンで挟めば、スッゲーうまいサンドイッチのできあがり、だぜぇ~」

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12: 2013/02/17(日) 19:53:11.01 ID:SzcARCi00
康一「うう、想像しただけでよだれが出てきたよッ」

仗助「確かに、そろそろハラがすいてくる時間だしなぁ・・・」

億泰「ドゥ・マゴでなんか食っていくかあ~?」


仗助「ナイスアイディア! グレートだぜッ!億泰ッ!」

15: 2013/02/17(日) 19:55:46.87 ID:SzcARCi00
早人「うーん、こまったなぁー・・・」




仗助「ん?あれは早人のヤツじゃあねーか?」

億泰「確かにそうよだなぁー」」

康一「小等部はもっと下校はやかったよね?何してるんだろう・・・」

19: 2013/02/17(日) 19:58:22.80 ID:SzcARCi00
仗助「おーい、早人、何してんだぁ~?」

早人「あッ!! 仗助さんに億泰さん、康一さん!」

億泰「おう、こんなトコで何してんだって・・・ん?」



少女1「・・・」
少女2「・・・」
少女3「・・・」

22: 2013/02/17(日) 20:00:14.33 ID:SzcARCi00
康一「えっと、君たちも小等部の子?早人くんと一緒のクラス?」


少女1「・・・・・・ううん」フルフル


仗助「早人ォ、3人も女の子に囲まれて、モテモテだなぁー!おめー!」キヒヒ


億泰「は、早人ですらこんなにモテてるのに・・・おれって」グスン


早人「そ、そんなんじゃあないよッ!」

24: 2013/02/17(日) 20:02:21.55 ID:SzcARCi00
康一「でも、こんなところで立ち止まって、どうしたの?」


早人「それが、この下級生の子たちが見つけたらしいんだけど、あそこに・・・」スッ


億泰「あ~ん?」

26: 2013/02/17(日) 20:04:28.84 ID:SzcARCi00
犬「くぅーん」

仗助「道路の真ん中に・・・ケガした犬、か?」

早人「ここ車通りも多いから、あんな所にいたら危ないし、助けてあげたいんだけど・・・」

少女2「・・・」グスン


億泰「だったら話ははえーなッ!俺たちが助けてやるよぉー!」

30: 2013/02/17(日) 20:06:59.94 ID:SzcARCi00
早人「ほんとッ!?ありがとう、億泰さん」

康一「うーん、もっとちいさな犬だったらぼくのエコーズで運べるんだけどなぁ」

億泰「しかたねぇッ!おれが近づいてとってきてやるぜッ!」


仗助「おいおい、億泰、あんまりムチャするんじゃあねーぜェ~!?」

34: 2013/02/17(日) 20:09:21.66 ID:SzcARCi00
億泰「わかってるって!おれのスタンドが何か忘れたかァ?」


康一「・・・あッ!!そうかぁ~」


億泰「すこーし近づいたらよぉー・・・『ザ・ハンド』ッ!!  空間を削り取ってェ~!!」ガオン!

億泰「犬を引き寄せるッ!!」

38: 2013/02/17(日) 20:12:21.52 ID:SzcARCi00
仗助「なるほどなぁ~!」


グイーン   ガッシィ!

億泰「っと・・・ほい、いっちょうあがりだぜッ!」



早人「す、スゴイッ(ぼくには見えなかったけど)億泰さんが犬を引き寄せたぞっ!!」

42: 2013/02/17(日) 20:14:40.16 ID:SzcARCi00
康一「うわ、ひどいケガだね・・・仗助くん」

少女3「・・・犬さんかわいそう・・・」

仗助「そうだな・・・『クレイジー・ダイヤモンド』ッ!!」ドッギュゥーン



犬「くぅーん・・・!?キャンキャン!!」

48: 2013/02/17(日) 20:17:34.25 ID:SzcARCi00
仗助「ほら、元気になったぜぇ~!」

少女1「!?」

少女2「!! わぁーい、犬さん元気になったよっ!」

少女3「ありがとう、お兄ちゃんたちっ!」


億泰「イイってことよッ!!」

50: 2013/02/17(日) 20:20:05.60 ID:SzcARCi00
康一「それじゃあ、気を付けて帰りなよー」フリフリ


ウーン、バイバーイ


早人「ありがとう、億泰さんに仗助さん!!助かったよッ!」


仗助「まあ、あんなところで犬がひかれてたんじゃあ、いい気分じゃあねーしよォ~」

51: 2013/02/17(日) 20:22:03.98 ID:SzcARCi00
康一「じゃあ、ぼくたちもそろそろいこっか」

仗助「そうだなぁ、早人、おめーもくるか、ドゥ・マゴによー」スタスタ


早人「うーん、寄り道してたらセンセーに怒られちゃうし、やめとくよ」

仗助「ま、しかたねーよな、・・・ん?おーい、億泰ッ!いつまでも車道にいないではやくこいよォー!」

53: 2013/02/17(日) 20:24:16.92 ID:SzcARCi00
億泰「おうッ!すぐいくぜッ!・・・・・・・・・・ってうおぉッ!!」ツルッ ドシン


康一「だいじょうぶ!?」


億泰「ちっくしょォーッ!なんでこんな所にバナナの皮があんだよぉーッ!」シリモチ


仗助「ぎゃははは~、えらくコテンテキだなぁー!おい!」

54: 2013/02/17(日) 20:27:18.21 ID:SzcARCi00
早人「ホントに大丈夫?億泰さん・・・・ってあ、危ないっ!!!!!!」


キキーッ

億泰「あん!?」



ドッガァァァーーーーン

仗助「億泰ッ!」

58: 2013/02/17(日) 20:30:01.97 ID:SzcARCi00
早人「わ、脇見運転の車がつっこんでくるなんてっ!!話に夢中でだれも気付かなかったッ!!!」


康一「仗助くん!! 早くッ!!」


仗助「わかってるぜェー!!康一ッ!」


仗助「『クレイジー・ダイヤモンド』ッ!!」ドッギャァーン

62: 2013/02/17(日) 20:32:38.66 ID:SzcARCi00
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

億泰「・・・・・・ん?あれ、おれ何してたんだっけなぁ~」

億泰「たしか仗助たちとガッコーから帰って・・・んー思い出せねーなぁ」



形兆「・・・・・・ん!?」

64: 2013/02/17(日) 20:35:09.07 ID:SzcARCi00
形兆「おいッ!億泰ッ!」

億泰「おお、兄貴ぃー!  何してんだぁー?」


形兆「それはコッチのセリフだッ!!  億泰ッ!てめーがなぜここにいやがるッ!!」

65: 2013/02/17(日) 20:37:06.81 ID:SzcARCi00
億泰「いやぁー、それがあんまり覚えてねぇもんでよー」

形兆「ちッ!  ・・・まあいい」

億泰「あれ、なんか変だよなぁー・・・?兄貴、どうしてたんだっけ?  ま、いいかあ~」



形兆「まあ、久しぶりだな・・・・ところで、親父は元気にしているか?」

億泰「おぅ!最近は(猫草のおかげで)調子イイみたいだぜぇー!」

70: 2013/02/17(日) 20:39:17.34 ID:SzcARCi00
形兆「そうか・・・おめーはどうだ?ちゃんとメシ食ってるか?」

億泰「もちろんだぜッ!」


形兆「まさかカップラーメンとかコンビニ弁当とかで済ましてんじゃあねーだろうな~~~!!」

億泰「まさかぁ、昔、兄貴に料理をならったからよぉー、今でもしっかり作ってるぜぇー」

73: 2013/02/17(日) 20:41:40.86 ID:SzcARCi00
形兆「本当だろうなっ!?」


億泰「ほ、ホントだってェ!」


形兆「・・・それならいい。それじゃあ、億泰・・・」

74: 2013/02/17(日) 20:44:02.04 ID:SzcARCi00
ドン!

形兆「ここにある鶏肉で、『お前なら何を作る?』」


億泰「ええ?今どっから肉が出てきたんだよォ~!?兄貴ぃ~!」


形兆「そんなことはどうでもいいッ!  答えろッ!」

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81: 2013/02/17(日) 20:46:15.41 ID:SzcARCi00
億泰「うーん、そうだなぁー・・・・・・兄貴ならどうすんだよ?」

形兆「・・・・・・ハァ・・・  まあいい、先に答えてやる」


形兆「おれならコレで『タンドリーチキン』を作るッ!!」

億泰「た、タンドリーチキン!!?」

84: 2013/02/17(日) 20:48:40.40 ID:SzcARCi00
形兆「まずはこれだけ用意しろっ!」

鶏肉 もも肉        300g

ターメリック        小さじ1
ガラムマサラ       小さじ2      
パプリカパウダー     小さじ1/2

塩             小さじ1/2
黒コショウ        小さじ1/4
ヨーグルト         150cc
にんにく          一欠片
ショウガ          一欠片
レモン汁          小さじ1
サラダ油          大さじ1


億泰「な、なんか細かくねーかぁ?」

形兆「料理とはこういうものだッ!」

91: 2013/02/17(日) 20:51:50.71 ID:SzcARCi00
(ターメリック・ガラムマサラ・パプリカパウダーは『カレールゥを削った物』や、『カレーパウダー&ケチャップ』で代用可能です。形兆兄貴には怒られそうですが・・・香辛料高い・・・)
(量も、
①ターメリック    適量
ガラムマサラ    ①の倍
パプリカパウダー  ①の半分
その他        適量    でいいよ  ヨーグルトも計量カップの半分から満タンくらいで)   

形兆「最初に鶏肉を同じ大きさにきっていくぜ」



億泰「おう、コレはおれにもできるぜぇー」スパスパ

形兆「億泰ゥー!!大きさがちがうだろうが・・・!」

億泰「そんぐれーいいだろうがよぉー!?」

>>1は唐揚げ用の肉を使いました。それなら切る必要ないです)

95: 2013/02/17(日) 20:54:34.48 ID:SzcARCi00
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形兆「次にターメリック、ガラムマサラ、パプリカパウダー、塩、コショウ、ヨーグルト、をナイロン袋に入れてまぜあわせるんだ・・・」


形兆「均等だ・・・きっちりと均等になるまで混ぜあわせろ・・・!」

億泰「おお、香辛料の臭いがケッコウしてくるなぁー」

形兆「もしあるなら、チリパウダーやクミン、カルダモンなんかも入れてもいいんだがな・・・」



96: 2013/02/17(日) 20:58:26.10 ID:SzcARCi00

形兆「しっかり混ぜることができたら、次はすり下ろしたショウガとニンニク、レモン汁と一緒に鶏肉をいれろッ!」

形兆「少しもんでやることでしっかりと味がしみこんでいくなぁ~~~!」


億泰「コレをすぐ焼いていいのかぁー?」


形兆「バカいってんじゃあねーーー!億泰ッ!一晩だッ!きっちり一晩おいて、味をしみこませるッ!」

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(半日から2日がよいそうです)

100: 2013/02/17(日) 21:00:20.95 ID:SzcARCi00
形兆「そして一晩おいたら、やいていくんだよ・・・・・・本当はオーブンやグリルを使いたい所だが・・・」


億泰「おれんちにそんなもんねーよなぁ」


形兆「クッ!いまいましいが、フライパンで代用するしかない・・・」


形兆「シッカリと熱したサラダ油で、強火で焼き目を付けたら、弱火で日をとおしていく・・・」

102: 2013/02/17(日) 21:02:38.39 ID:SzcARCi00
億泰「おお、スゲェいいニオイ、だぜェ~!」

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形兆「ほ~~ら、綺麗な焦げ目が付いていくだろう~~~?」

億泰「ホント、兄貴はきちょうめんだよなあ~」

形兆「美しい料理が出来るのは気分がいいものだなァ~~~」

106: 2013/02/17(日) 21:04:45.66 ID:SzcARCi00
形兆「そして盛りつければ完成だッ!」


億泰「おお、カレーみてーなスパイスのニオイで、食欲がぐっとそそられるぜぇ~!!」

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億泰「例えるなら、暑い日に体を動かしたあとに、大好物のにおいがしてきた時みてーによォ!」

110: 2013/02/17(日) 21:07:02.10 ID:SzcARCi00
形兆「さあ、次はお前の番だ・・・億泰。『お前なら何を作る?』」


億泰「・・・おれならよぉ~、やっぱり唐揚げ・・・いや、竜田揚げ、をつくるぜェーッ!」


形兆「ほう」ニヤリ

113: 2013/02/17(日) 21:09:17.23 ID:SzcARCi00
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億泰「まずはこれだけ用意して・・・っと」


鶏肉      食べたいだけ

醤油      適量
酒       醤油より少なく
ごま油     酒より少なく
黒コショウ   適量
ショウガ     ちょっと
にんにく     2欠片

片栗粉     適量
サラダ油    適量


形兆「なんだこれはッ!  億泰ゥ!  もっときっちり分量をはかれッ!」


億泰「だいたいでいいじゃあねーかよッ!」

114: 2013/02/17(日) 21:11:12.47 ID:SzcARCi00
億泰「まずは袋に醤油、酒、ごま油、コショウと、すり下ろしたにんにく、ショウガを入れて、鶏肉をいれるぜッ!」

形兆「入れる順番やタイミングはどうするつもりだ?億泰ッ!」


億泰「そんなもん気にしたことはねェーぜ、おれはよお~~」

形兆「・・・ハァ」

117: 2013/02/17(日) 21:14:01.57 ID:SzcARCi00
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形兆「おまえもあいかわらず・・・だな」


億泰「兄貴もそうだろうがよぉー!」

118: 2013/02/17(日) 21:16:26.42 ID:SzcARCi00
億泰「30分ほどつけ込んだら、片栗粉をまぶして、あげていくぜッ!」

形兆「・・・億泰・・・揚げ物にしては油が少ないようだが~ッ・・・?」

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億泰「ちょっぴりの油で炒めるようにしてあげるとよぉ~、油が少なくてすむんだよなぁー」

123: 2013/02/17(日) 21:18:09.74 ID:SzcARCi00
億泰「おれ、いつも二人分しかつくらねーし、毎回油をたくさん使えねーからよォ~!」

形兆「なるほどな・・・・・・」


億泰「中まで火が通ったら完成だぜッ!」

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124: 2013/02/17(日) 21:20:03.70 ID:SzcARCi00
億泰「かりっとした衣にジューシーな鶏肉・・・ちょっとショウガがきいてるのがウメェ~んだよなァ~ッ!」

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形兆「おい、億泰ッ!」

128: 2013/02/17(日) 21:22:16.85 ID:SzcARCi00
億泰「な、なんだよ兄貴ィ~」


形兆「何でもっと分量や時間をきっちり計って料理しないんだッ!?」

形兆「確かに美味く出来てるようだが、おめーがきっちりやってれば、もっと美味いものが作れたハズだぞォ~~~!」


億泰「でもよぉ~、兄貴ぃ~・・・・・・」

130: 2013/02/17(日) 21:24:12.47 ID:SzcARCi00
形兆「いいか!料理というものは、芸術であり科学なんだッ!材料、時間、分量、盛りつけ、食べ方・・・すべてがそろって最高の物が出来るんだよ、億泰~~~!」


億泰「うぐぐ・・・」


形兆「全くおまえはそうだから無能なんだ・・・そこんとこしっかりしやがれっ!」






形兆「・・・と、いいたい所なんだがな」

131: 2013/02/17(日) 21:26:21.29 ID:SzcARCi00
億泰「・・・?」

形兆「おれがさっき言ったことは忘れろ・・・この料理は、おまえが考えてお前が作った・・・それでいいんだ・・・」


億泰「兄貴・・・?」


形兆「おれの言うことは気にするな・・・お前が決めるんだ・・・」

形兆「何を使って、何を作って、誰に食わせるか・・・・・・全部お前が決めろ・・・いいな?」

134: 2013/02/17(日) 21:28:06.22 ID:SzcARCi00
億泰「あ、・・・ああ。わかったぜ、兄貴」

形兆「さあ、億泰・・・おまえはこの料理を誰に食べさせたい?」


億泰「うーん・・・・・・もちろん兄貴や親父にも食べてもらいたいけどよぉー」


形兆「・・・・・・」

億泰「トニオさんに食べてもらうのもいいかなぁ~!」

139: 2013/02/17(日) 21:30:49.26 ID:SzcARCi00
億泰「でもよ、やっぱり・・・」


億泰「一番ッつうならよお、一緒にいて気が合う、仗助とよぉ~」


億泰「スッゲー優しいのに頼りがいのある、康一に一番に食わせてェ~なぁ」



形兆「・・・そうだ・・・それでいい」フッ

143: 2013/02/17(日) 21:33:09.45 ID:SzcARCi00
形兆「そいつらに食わせたいんなら、どこに行けばいいかわかるな?」

億泰「ああ、行ってくるぜ、兄貴ッ!  またなッ」

形兆「・・・行ってこい、億泰・・・・・・」





形兆「・・・・・・『またな』じゃあない・・・・・・『さよなら』・・・だ。バカが・・・」

144: 2013/02/17(日) 21:35:18.48 ID:SzcARCi00
億泰「・・・・・・ハッ!」


康一「あっ!億泰くん!!  大丈夫ッ!?」

億泰「こ、ここは・・・?」


仗助「ケガを治したってのになかなか目をさまさねーからよ~!心配したじゃあねーかッ!!」

145: 2013/02/17(日) 21:37:13.03 ID:SzcARCi00
億泰「そうか・・・おれ・・・車にはねられて・・・」


仗助「全く、おめーは料理と人に心配かけることだけは天才的だなぁ~おい」


早人「でも、よかったねっ! 無事で」

146: 2013/02/17(日) 21:39:24.06 ID:SzcARCi00
億泰「おう、わりーなっ!  それよりよー、おめーら、ハラ減ってるんだったよな?」


仗助「ああ、そうだけどよぉー・・・何いってんだァ~!?」


億泰「この億泰サマが、さいっこぉーにウマいタンドリーチキンと竜田揚げを食わせてやるぜっ!!」


康一「え、今からっ!?」

147: 2013/02/17(日) 21:41:14.84 ID:SzcARCi00
億泰「おう、善はいそげってやつだぜッ」

仗助「ったく、おめーは言い出したらきかねーからな・・・」

仗助「じゃあな、あばよ、早人!」スタコラサッサ




早人「え、ちょ、ちょっとまってよ!?車の運転手さんもいるってのに!!」

148: 2013/02/17(日) 21:43:49.93 ID:SzcARCi00
早人「もう、あの人たちは・・・・・・」ハァ

早人「あ、あの、すいません。たぶん示談になると思うので・・・」

早人「は、はい・・・電話番号と住所と名前だけ教えてもらっていいですか・・・はい」



早人(何でぼくが事故処理なんかしなくちゃあいけないんだよー)

155: 2013/02/17(日) 21:48:13.42 ID:SzcARCi00
形兆「・・・・・・いったか」


形兆「ったく、心配ばかりかけやがって・・・」



?「コッチからスゴクイイにおいがするどッ!!」

?「こら、はしゃいじゃあだめよ・・・」



形兆「む、おまえらは・・・・・・」

159: 2013/02/17(日) 21:51:50.57 ID:SzcARCi00
重ちー「おお、すっげーうまそうな料理だどッ!」

鈴美「ふふ、あなたもやっぱり弟のことが心配なのね・・・」



形兆「そうか・・・おまえらもあいつと知り合いだったな・・・」

164: 2013/02/17(日) 21:54:07.96 ID:SzcARCi00
鈴美「心配なら、もっと優しくしてあげればいいのに・・・大事な弟なんでしょう?」

形兆「ハッ・・・大事なものか・・・あんなバカでくずでのろまな弟なんざ・・・」


鈴美「・・・・・・」

165: 2013/02/17(日) 21:56:06.37 ID:SzcARCi00
形兆「・・・・・・だがよォー」

形兆「あんなバカな弟でも・・・」



形兆「おれのたった一人の弟で、おれはその兄貴なんだ・・・心配しねーワケがねーだろう?・・・」


鈴美「・・・ホント、優しいお兄ちゃんね」クスッ

168: 2013/02/17(日) 21:58:29.50 ID:SzcARCi00
鈴美「でも、そんな心配はいらないと思うわ・・・」

形兆「・・・ああ?」


鈴美「億泰くんは・・・いえ、彼らは心配なんかしなくても大丈夫だっていってるのよ・・・」

鈴美「彼らには仲間がいる・・・信頼もある・・・」

174: 2013/02/17(日) 22:02:47.62 ID:SzcARCi00
鈴美「それになにより・・・彼らはみんな・・・『黄金の精神』をもっているわ・・・」


形兆「・・・・・・」


重ちー「そうだどッ!! バカの億泰が、そう簡単にくたばるわけがないどッ!」

鈴美「だから、あなたも安心して、彼らのことを見守りましょう?」



形兆「・・・バカの弟がずいぶん持ち上げられたもんだな・・・」グスッ

鈴美「・・・素直じゃないのね」クス

175: 2013/02/17(日) 22:05:38.62 ID:SzcARCi00
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形兆「まあ、ちょうどいい、おまえら、これ冷めないうちに食ってくれ・・・」

形兆「おれひとりじゃあ食いきれん」


重ちー「く、食っていいのかッ!!?しししッ!うまそーだどッ!」パクッ


鈴美「ふふ、じゃあいただくわね」カリッ

177: 2013/02/17(日) 22:08:36.12 ID:SzcARCi00
重ちー「う、うまいどッ!!  肉がスッゴクやわらかくて、カレーの味がサイコーだどッ!」

重ちー「食べれば食べるほどオナカがすいて、とまらねーどッ!」

鈴美「この竜田揚げも・・・とってもおいしいわね!味がしっかりしみているわ・・・」


形兆「・・・モグモグ・・・億泰・・・おめーも美味いもん作るようになったじゃあねーか・・・」

183: 2013/02/17(日) 22:11:02.18 ID:SzcARCi00
鈴美「ホントにおいしいわ・・・クス・・・このようすだと、みんな元気にやってるようね」


鈴美「露伴ちゃんもしっかりやっているかしら・・・ちょっぴり気になるけれど・・・」


鈴美「でも、心配はしてないわ・・・彼らには・・・『黄金の精神』があるんだもの・・・」


鈴美「どんなつらいことにも立ち向かっていける・・・『黄金の精神』が・・・」

189: 2013/02/17(日) 22:13:56.79 ID:SzcARCi00
数日後

億泰「おーう、早人!この前はわりーなあ!」


早人「本当だよっ!億泰さん!! あのあと大変だったんだから!」プンプン


仗助「わりーわりー!今度アイスでもおごるからよォー!」


早人「そんなのいらないよッ!もう~!」プンプン

190: 2013/02/17(日) 22:16:48.07 ID:SzcARCi00
康一「ホントにごめんね」



少女1「あ、犬を助けてくれたお兄ちゃんだー!!」

少女2「ホントだ!!この前はありがとうねー!!」


億泰「おう、おめーらか。いいってことよ!」

192: 2013/02/17(日) 22:19:38.40 ID:SzcARCi00
少女3「犬を助けてくれたお兄ちゃん、とってもカッコよかったよー!」グイグイ


少女1「ホント、お兄ちゃんかっこいいよー!」


億泰「お、おう」テレテレ

194: 2013/02/17(日) 22:22:17.80 ID:SzcARCi00
仗助「おいおい、みてみろよぉー、康一ぃ!、億泰のやろう、赤くなってテレてるぜぇー!!」ウププ

康一「アハハ、億泰くん、相手は小学生だよ~?」ニヤニヤ

億泰「ば、バカいってんじゃあねー!!そんなんじゃあねーよ!!」

仗助「そんな顔して言っても説得力ないモンねー!」


早人「ハハハ・・・」

195: 2013/02/17(日) 22:24:51.54 ID:SzcARCi00
少女2「ねえ、あの犬さんを助けたとき、どうやったのー?」バンバン


少女3「手品みたいだったよねー!」ドンドン


億泰「こ、こら、たたくんじゃあねーよ!・・・はうっ!?」ゴン


康一「?」

199: 2013/02/17(日) 22:28:45.63 ID:SzcARCi00
億泰(こ、こいつらの手が億泰サマの『億泰サマ』にクリーンヒットしやがった!!・・・い、いってぇー!)


仗助「どーしたよ?億泰?」


億泰「な、何でもねーよ、ハハ」
   (ガキにあそこをたたかれて、痛いんです、なんてみっともねーこと言えるわけねーだろッ!?でも、いってぇ~よぉ~~!!)

202: 2013/02/17(日) 22:31:14.04 ID:SzcARCi00
康一「ふぅーん・・・・・・えええ!!?」

仗助「ん、なんだよ康一ぃ?」


康一「い、いや、・・・」スッ

仗助「億泰がどうしたってん・・・・・・はッ!!!!」

207: 2013/02/17(日) 22:33:59.34 ID:SzcARCi00
億泰「あん!?どーしたよ?」ウググ


ヨウジョニ カコマレ マエカガミ

康一「ま、まさか億泰くん・・・」

仗助「あ、相手は小学生、だぜぇ~!?」

212: 2013/02/17(日) 22:37:21.39 ID:SzcARCi00
億泰「ああ~?何言って・・・ん、このかっこー・・・お、おめーら、まさか変なカンチガイしてんじゃあねーだろうな・・・」


康一「・・・億泰くん・・・ぼくらは友達だけど・・・いや、友達だからこそ!間違っていたら止める義務があるよッ!」ゴゴゴゴゴ

仗助「ああ、そうだぜー、億泰、いくら彼女がほしいからってよォー・・・小学生に欲情するのはマズイんじゃあねーのか?」ゴゴゴゴゴ


億泰「ば、ばっかやろぉー!! ご、誤解だって!!」マジイタイ

216: 2013/02/17(日) 22:42:30.51 ID:SzcARCi00
康一「そう・・・音で、『言葉』で伝わらないなら・・・それ以上の『重み』で説得するしかないよね・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

仗助「ああ・・・オメーのゆがんだ性癖をよぉー、たたき『直し』てやるぜッ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


億泰「だから違うっていってんだろォ~~!!だれかこの誤解を、『削り』とってくれぇー!!」



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虹村億泰-誤解はすぐ解けたが、そのあとしばらくそのことでからかわれるハメに。

東方仗助-スグ誤解だとわかったが、億泰に早く彼女をつくらせてやらねーと、と心配している。

川尻早人-事故処理を経験し、またひとつ大人になった 小学生だというのにすげーヤツ

広瀬康一-このあと、億泰の料理を食べた

← To Be Continued

220: 2013/02/17(日) 22:44:23.59
乙!

腹減って四部が読みたくなるスレ

227: 2013/02/17(日) 22:47:36.88
四部のほのぼの感は料理にも会うのね

仗助「バレンタインがやってきた」

引用元: 仗助「虹村億泰は料理する」