1: ◆XbgbWs97A8Gf 2016/04/12(火) 13:08:20.43 ID:C0FS1DZOO
P「できるさ……」

P「このお米は世界で一番厳しい基準を通過した1キロが10000円の超高級米だ……!」

美希「だからって!」

美希「米粒が1個でおにぎりができるわけないって思うな!」



https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460434100

2: 2016/04/12(火) 13:11:21.47 ID:C0FS1DZOO
P「できるさ……美希」

美希「えっ?」

P「だってこのお米は新潟産、信頼と伝統のデコヒカリを使用」

美希「ええっ!?」

P「そしてアイガモ先生による無農薬栽培によって育てられている……!」

美希「むのーやく?!小鳥みたいなの?」

小鳥「おい」

P「音無さんは有能だ……無農薬栽培というのは……」

P「体に良いということだ……!」

美希「すごいの!」

P「とても美味しくて、伝統があって、安全性も抜群」

P「こんなに優秀なお米なら1粒だっておにぎりは作れる……!」

美希「な、なんだかいっしょうけんめーすぎてそんな気がしてきたの……」

3: 2016/04/12(火) 13:16:58.16 ID:C0FS1DZOO
P「あれを用意しろ……」

小鳥「ピヨ」

パカッ!

美希「ッ!?」

ホワホワホワホワ……

美希(匂いからして違う……これ絶対美味しいやつなの……)

P「そしてここに2,3合ほど炊いて用意した……伝説の米を!」

美希「ゴ……ゴクリ……」

小鳥「あ、あのいつも寝てる美希ちゃんが……あんなに目を見開いて……!」

P「それほどなんだ、本能が眠気を吹き飛ばすほどの米は!」

美希「なんなの、これ……お米だけなのに美味しそうな気がする……」

P「この中から……1粒だけを使って……おにぎりを作る……!」

美希「ちょっと待ってよ、余ったお米は?」

P「特に使い道は考えてない」

美希「ええっ」

小鳥(納豆と野沢菜どこだったかしら)

4: 2016/04/12(火) 13:30:10.09 ID:C0FS1DZOO
P「ピンセットで……米を1つぶつまむ……!」

P「一粒、約60mgだ……」

小鳥「ちなみにコンビニおにぎりで大体2~2.5千粒ね」

P「そして、塩を300μg練り込む……塩おにぎりだ!」

美希「マイクログラムなんてお薬ぐらいでしか聞かないの!」

ねりっ ねりっ……

美希「お、お米が……変形してる……」

P「ピンセットの力を持ってすれば……これぐらい容易い……!」

美希「無駄に手が器用なの」

P「無駄ではない……!全てはこの時のため……!」

じりっ……じりっ……

P「できたっ……」

美希「…………!!!」

P「米1粒だけで出来た……超低カ口リー……」

P「塩粒握り……!」

美希「塩粒握り!」

小鳥(おにぎりじゃないって認めてるんじゃないかしら、それ)

5: 2016/04/12(火) 13:32:30.92
お米のステマとは珍しい

7: 2016/04/12(火) 13:41:18.09 ID:C0FS1DZOO
P「さぁ、召し上がれ……!」

美希「う、うん」

小鳥(よく三角形にできたわねこれ)

美希「……」ぱく

P「どうだ?」

美希「確かに、ちょっとしょっぱくて味がしないわけじゃないけど」


美希「さっぱり味がしないの!」

P「そうだろう……!」

美希(こんなの食べなくてもわかるって思うな!)


9: 2016/04/12(火) 14:04:50.31 ID:C0FS1DZOO
P「何事も、一かたまりではどんなに優れたものでも」

P「一つでは、何にも魅力を感じないということだ」

P「アイドルもきっと、そういうことなんだと俺は思ってる」

P「美希本人は確かにすばらしく優秀なアイドルだ、優秀だけど……」

P「俺は765プロのみんなが力を合わせてこそ、真の輝きが生まれると信じてるんだ

P「だからな、その、自分はもうできるからってその、レッスンに参加しないとか、そういう事はしないで」

P「この事を肝に銘じて置くように――」




美希「このお米すごいの!塩だけなのに美味しく感じるの!」もくもぐ

小鳥「ほんとね、握ってるこっちまでお腹すいてくるわ……」くぅぅー

P「聞いてない!?」

小鳥「当然ですよ、聞いてくれると思ったんですか?」

小鳥「素直に『美味しいお米買ってきたから美希におにぎり作ってやるぞ』って言えばよかったんですよ」

P「うぐぅ……」




11: 2016/04/12(火) 14:42:31.02 ID:C0FS1DZOO
美希「んー」もぐもぐ

P「くそう、くそぅ……やはり素直シュールで言っておけばよかったか……」

美希「でもプロデューサーの言いたいことはわかったよ?」

P「美希!?」

小鳥「美希ちゃん!」

美希「よーするに、お昼寝しないで頑張ればいいんでしょ?」

P「あ?ああ!」

美希「うーん……わかったの」

美希「美味しいお米を食べれたし、少し本気出して頑張るね?」

P「お、おおっ……俺の意思が通じたのか……!」

小鳥「やりましたね、プロデューサーさん!」

美希「ところでね、プロデューサー」

P「ん?」




美希「さっき何言ってたの?」

P「ズコーーー!!!」


お わ れ

12: 2016/04/12(火) 14:47:35.21 ID:C0FS1DZOO
思いついて3秒でスレ立てなんてするからこんな意味不明なスレができる

ごめんなさい

そして読んでくれた人ありがとう、ばいばい

13: 2016/04/12(火) 14:51:35.13

15: 2016/04/12(火) 15:16:56.60
乙なの

16: 2016/04/12(火) 16:48:23.60


最近の子は素直シュール知らないよぉ

引用元: P「米粒一粒でおにぎりを作る……!」美希「そんなことできるわけないの!」