1: 2017/05/03(水) 00:28:52.389 ID:6KzLu2xu0
サターニャ「説明文長すぎ……使い方は?」

サターニャ「使い方は……この薬を対象に飲ませる、その後薬の効果を文字や声で対象に認識させる……?」

サターニャ「あ!使い方の例が四コマ漫画で載ってる!親切ね!」

サターニャ「説明を理解できないお馬鹿な悪魔さん用……余計なお世話よ!!何々……?」

サターニャ「まず飲ませる……。その後例えば実は惚れ薬だと言う……。ふむ、言えばいいのね。で、実際に惚れ薬の効果が発動する……。三コマじゃないの!」

サターニャ「惚れってことはガヴリールの奴が私に惚れるってことかしら。面白そうじゃない!!」

サターニャ「そうと決まれば早速……!」

2: 2017/05/03(水) 00:30:54.713 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール宅

ガヴリール「帰れよ……」

サターニャ「そんなこと言わずに~……」

ガヴリール「お前なんか企んでるだろ……」

サターニャ「そ、そんなことないわよ!?」

ガヴリール「目泳いでるぞ」

サターニャ「うぐ……と、とにかく!遊びましょう!」

ガヴリール「はぁ……」

3: 2017/05/03(水) 00:32:54.190 ID:6KzLu2xu0
サターニャ「あ、実はジュース持ってきたの!ちょっと待ってて!」

ガヴリール「……」

サターニャ(ふふふ……ジュースに混ぜてガヴリールに飲ませる……私の勝ちね)

サターニャ「はい!おまたせ!」

ガヴリール(絶対こいつなんか仕込んでるな……)

ガヴリール「お前が持ってる方よこせ」

サターニャ「!」

サターニャ(ふっ……甘いわねガヴリール!私の分にも薬が混ざっているのよ!)

6: 2017/05/03(水) 00:35:36.748 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール(……なんだあの顔。まさかまだ何かあるのか?飲んじまったぞ……)

サターニャ(ふふ……私の分だろうとガヴリールの分だろうととにかく先にガヴリールに飲ませてしまえば私の勝ち)

サターニャ「ふふふ……ひっかかったわねガヴリール!どっちにも薬を混ぜてたのよ!惚れ薬をね!!」

ガヴリール「な、なんだと!?……ってお前も飲んでたじゃねえか!」

サターニャ「え?……あ」

ガヴリール「やーいバーカバーカ!!」

サターニャ「なんですってえ!?」

ガヴリール「そもそも惚れ薬とかありえるわけないだろ!寝言は寝て言え!」

サターニャ「魔界通販で買ったんだからあり得るかもしれないでしょ!!」

ガヴリール「そもそも惚れさせるとか天使の専売特許なんだよ!」

ガヴリール(そうだ……私がこいつに惚れるなんてありえるわけが……)

8: 2017/05/03(水) 00:37:49.973 ID:6KzLu2xu0
サターニャ(でもどうしよう……これ私にも効くのかしら……?)

ガヴリール(いや、ありえるわけがない。魔界通販なんて胡散臭いし……)

ガヴリール(でもこの前の銃はちゃんと効果がでてたよな……なら……)

ガヴリール(いやいやいやっ……この私がなんでサターニャなんかを……)

ガヴリール(でもあいつ黙ってたらかわいいし……まあ、見た目だけなら……)

ガヴリール(ってバカか私は!)

14: 2017/05/03(水) 00:39:58.157 ID:6KzLu2xu0
サターニャ(どうしようどうしよう……ガヴリールに惚れるなんて……)

サターニャ(意識し始めたらガヴリールのことが頭から離れない……)

サターニャ(ガヴリール……)チラ

ガヴリール「……っ!」プイ

サターニャ(ガヴリールの奴……確かにかわいいのよね……見た目だけなら……)

サターニャ「ってバカなの!?私は!!」

16: 2017/05/03(水) 00:43:16.846 ID:6KzLu2xu0
サターニャ「……」ドキドキ

ガヴリール「……」ドキドキ

サターニャ「ねえ……」

ガヴリール「な、なんだよ……」

サターニャ「何か言いなさいよ……」

ガヴリール「……」

サターニャ「ねえってば……」

ガヴリール「……私の事、どう思ってるんだ」

サターニャ「……は?」

17: 2017/05/03(水) 00:44:56.226
ガヴィーネ派の俺でも認める良スレ

18: 2017/05/03(水) 00:46:58.156 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール「惚れ薬を飲ませるなんて……もしかして……私の事好きなのか……?」

サターニャ「……いっいやいやいやっ!!この私が!?」

サターニャ「そんなわけ……!!」

ガヴリール「違う、のか……?好きでもないのにこんなもの飲ませたのか……?」

サターニャ「な、なによぅ……あ!もしかして好きって言って欲しいのかしら!?」

ガヴリール「……」

サターニャ「言い返しなさいよぉ……」

20: 2017/05/03(水) 00:50:53.121 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール「……」

サターニャ「……」

ガヴリール(空気が……)

サターニャ(どうしようこれ……)

シュンッ

ラフィエル「面白い臭いを嗅ぎつけて登場です!!」

ガヴリール「……」ギロ

サターニャ「……」ギロ

ラフィエル「あ、あら?」

21: 2017/05/03(水) 00:53:15.409 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール(なんだろう……空気に押しつぶされそうだと思ってたのにラフィエルが来た瞬間……なんだこれ、ムカムカする……)

サターニャ(なにかしら……この気持ち……まさかガヴリールとふたりきりでいたかったってこと……?そんなわけ……)

ラフィエル「あ、あらあら~……?私もしかしてお邪魔虫ですか……?」

ガヴリール「別にそういうわけじゃないけど……」

ラフィエル「……なんだかお二人とも様子がおかしいですね」

サターニャ「そ、そんなことないわよ!?」

ラフィエル「ふーむ……?ちょっと失礼します」

サターニャ「ちょっ!?何するのよ!?」

ラフィエル「ありました。怪しい薬らしきものがっ」

23: 2017/05/03(水) 00:56:54.923 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール「あーなんだ……サターニャに惚れ薬を飲まされて……な」

ガヴリール「サターニャのアホも自分で飲んじゃったんだよ」

サターニャ「あ、アホってなによ!?」

ガヴリール「実際そうだろ」

サターニャ「なんですってえ!?」

ラフィエル「……」

サターニャ「どうしたのよ?」

ラフィエル「これは……お二人が考えてる効果の薬とは違うと思います……」

ガヴリール「……何?」

24: 2017/05/03(水) 01:00:32.309 ID:6KzLu2xu0
ラフィエル「プラシーボ効果はご存知ですか?」

サターニャ「なにそれ?」

ガヴリール「思い込みがどうとかっていうやつか」

ラフィエル「はい。この薬はあくまでプラシーボ効果を引き起こしやすくする薬のようです」

ラフィエル「現実味がないものはいくら意識しようがそれが非現実だとわかっているので発揮されません。例えば怪我をしてもこの薬を飲めば一瞬で治る、とか」

ラフィエル「効果が発揮されるには種となりうるものが必要です。惚れ薬だとするのなら……実はお互いにお互いを好いているとか、そういう関係になりたいとか、それに近い感情だと思います

25: 2017/05/03(水) 01:02:41.961 ID:6KzLu2xu0
サターニャ「つ、つまり……?」

ラフィエル「要は惚れ薬としての効果はまったくなく、惚れ薬を飲んだと思い込んでるだけ、です」

ラフィエル「それなのになぜ惚れたかのように思っているのかは……おっと♪お邪魔虫はそろそろお暇しましょう♪」

ラフィエル「うふふふ……ではでは♪お楽しみください~♪」

シュンッ

サターニャ「……」

ガヴリール「……」

サターニャ「が、ガヴリール……」

ガヴリール「……お前まじでふざけんなよぉ///」

27: 2017/05/03(水) 01:05:45.650 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール(つまりこれはあれだ、私の意識の中には少なからず……というか結構サターニャを好いてるところがあって……)

ガヴリール(惚れ薬だと思わされたこの薬によってそれに気付かされた……サターニャも同様……)

ガヴリール(つまりサターニャも私のことが……ぐっ……なんで今嬉しいなんて思っちまったんだ……!)

サターニャ「ガヴリール……」

ガヴリール「な、なんだよ……」

サターニャ「つ、つまり……ガヴリールは私のことが……?」

ガヴリール「言わせんな恥ずかしい……!お前はどうなんだよ!」

サターニャ「……好き、かも。いつもガヴリールにつっかかってたし……こんなものまで飲ませようとしたし……よく考えたら好きだからやってたのかも」

ガヴリール「面と向かってそんなこと言うなよ恥ずかしいぃ……///」

28: 2017/05/03(水) 01:08:21.612 ID:6KzLu2xu0
サターニャ「ガヴリールはどうなの……?」

ガヴリール「う……」

サターニャ「私の事……好き?」

ガヴリール(なんだよその言い方に上目遣い……かわいいかよ……)

ガヴリール「そうかもな……」

サターニャ「かもじゃなくて、はっきり言って」

ガヴリール(随分積極的だな……)

ガヴリール「……好きだよ。これでいいか」

サターニャ「えへへ///」

ガヴリール(かわいいかよ……)

32: 2017/05/03(水) 01:12:39.158 ID:6KzLu2xu0
サターニャ「ガヴリールに好きって言われちゃった」

ガヴリール「そんなに嬉しいのか?」

サターニャ「うんっ」

ガヴリール(くっそーまじでかわいいなーこいつ……)

ガヴリール「じゃー……なんだ。そのー……お互い好きならさ……いっその事付き合っちゃうか?」

ガヴリール(ってなんだこれ!告白じゃないか!!我ながらひっどい告白の仕方だな!!)

サターニャ「ほんと!?」

ガヴリール「こんな嘘つくかよ」

33: 2017/05/03(水) 01:17:26.260 ID:6KzLu2xu0
サターニャ「じゃあせっかくだから今日泊まってもいい?」

ガヴリール「私の家か……どっちかっていうとサターニャの家に泊まりたいな」

サターニャ「私の家……///」

ガヴリール(よく考えたら今の発言結構恥ずかしいな……///)

サターニャ「そ、そうと決まれば早速私の家にいきましょ!」ガシッ

ガヴリール「お、おい!そんなに急がなくてもいいだろ!」

ガヴリール(手を握られてしまった……くそードキドキするなー……)

37: 2017/05/03(水) 01:20:34.067 ID:6KzLu2xu0
ヴィーネ「またまた~……ガヴとサターニャに限ってそんなこと……」

ラフィエル「ホントなんですよ~二人共すっごいいい雰囲気で……ん?あれは……」


ガヴリール「あ、サターニャの家に行く前に飯買っておかないと」

サターニャ「そうね」


ラフィエル「あらあら~手を繋いで歩いてまるでデートみたいですね」

ヴィーネ「」

40: 2017/05/03(水) 01:25:24.612 ID:6KzLu2xu0
ヴィーネ「どっどどどっどういうことよあれ!!」

ラフィエル「さあー私にはなんともー」

ヴィーネ「何か知ってるんでしょ!?教えなさいよ!!」

ラフィエル「相思相愛だったということなんですかねー?」

ヴィーネ「まさか……サターニャとガヴが……」

ラフィエル「微笑ましいですね~♪」

ヴィーネ「つけるわよ!!」

ラフィエル「もともと私が誘ったんですけどね」

41: 2017/05/03(水) 01:28:38.483 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール「晩御飯何にするよ」

サターニャ「ヴィネットがいればね~」

ガヴリール「……私と二人きりのときにヴィーネの名前出すなよ」

サターニャ「え?なんで?」

ガヴリール「私は彼女だぞ!彼女と一緒の時は他の女の名前は出さないもんだろ!」

サターニャ「……ああ、なるほど。でもガヴリールって料理できないじゃない」

ガヴリール「そんなことない。あの時はやる気がなかっただけだ。やろうと思えば料理くらいできる」

サターニャ「え?」

ガヴリール「……お前のために作る飯ならやる気出るってことだよ言わせんな恥ずかしい!」

43: 2017/05/03(水) 01:31:07.131 ID:6KzLu2xu0
ラフィエル「あら~……♪」

ヴィーネ「なん……!なんで……!!」

ラフィエル「好きな人のためなら……ってことですかね~♪」

ヴィーネ「あんなダメダメなガヴが……なんだろう……このムカムカ……」

ラフィエル「うふふ……わかりますよ~その気持ち」

ヴィーネ(見た感じ晩御飯はカレー……辛いのが好きなサターニャに合わせてるのね……)

ラフィエル「あ、レジに向かってますよ!」

44: 2017/05/03(水) 01:34:26.676 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール「よいしょっ……と」

サターニャ「私が持つわよそれ。重いでしょ?」

ガヴリール「あ、ありがとう。なんか彼氏みたいだな」

サターニャ「女だけどね。ま、力仕事は私に任せなさい」

ガヴリール(なんだこいつ……かわいいだけじゃなくてかっこいいじゃんかよ……)

ラフィエル(あらー初々しいカップルのようー流石の私も嫉妬ですよー)

ヴィーネ(まさにカップルね……妬ましい……)

46: 2017/05/03(水) 01:37:45.196 ID:6KzLu2xu0
ラフィエル「……さて、この方向はサターニャさんの家の方ですね。先回りしてサターニャさんのお部屋にいきましょう」

ヴィーネ「え?」

ラフィエル「今のうちに部屋の中に忍び込みます」

ヴィーネ「そ、そんなことして大丈夫なの!?」

ラフィエル「バレたことないので大丈夫ですよ~」

ヴィーネ「ま、まあラフィがそういうのなら……」

ラフィエル「うふふ……♪」

48: 2017/05/03(水) 01:39:57.603 ID:6KzLu2xu0
サターニャ「ただいまー」

ガヴリール「邪魔するぞ」

サターニャ「そういえばガヴリールとうちで二人きりって初めてかも」

ガヴリール「確かに……いつもはお前が私の家に押しかけてきてたしな」

ヴィーネ(まさか押入れに隠れることになるとは)

ラフィエル(二人の様子はこのタブレットで把握できます)

ヴィーネ(いつの間にカメラ仕込んだの……)

49: 2017/05/03(水) 01:42:25.342 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール「腹減ったし飯作ろうと思ったんだが……まるで成長してないな」

サターニャ「ガヴリールー涙止まらないんだけどぉー……」

ガヴリール「玉ねぎ切る時は繊維に沿ってだな」

ヴィーネ(なんか初々しいわねー……)

ラフィエル(ですねー)

ヴィーネ(普段からあのくらいしっかりしてればいいのに)

ラフィエル(サターニャさんの彼女として頑張ってるんですねー)

ヴィーネ(うぐぐ)

50: 2017/05/03(水) 01:44:42.339 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール「ま、こんなもんかな」

サターニャ「おー美味しそう!ガヴリールのくせにやるわね!」

ガヴリール「まあ、ね。温かいうちに食べてよ」

サターニャ「ん……おいしいっ!」

ラフィエル(私もお腹空いてきました)

ヴィーネ(そういうと思って惣菜パン買っておいたわよ)

ラフィエル(あ、助かりますー♪)

53: 2017/05/03(水) 01:48:01.278 ID:6KzLu2xu0
ヴィーネ(それから二人の甘い時間が流れ……)

ラフィエル(二人でゲームまでして……微笑ましいですが妬ましい)

サターニャ「ふー……もうそろそろお風呂はいろうかしら」

ガヴリール「そうだな」

サターニャ「どっち先にする?」

ガヴリール「……」

サターニャ「ガヴリール?」

ガヴリール「一緒に入りたい」

ヴィーネ()

ラフィエル(やりますねぇ)

54: 2017/05/03(水) 01:50:04.456 ID:6KzLu2xu0
カポーン

サターニャ「な、なんか照れるわね」

ガヴリール「一緒に温泉入った仲なのにな」

サターニャ「……///」

ガヴリール「……なんか言えよ///」

ヴィーネ(ねえ、なんでお風呂の映像まで見れるの?)

ラフィエル(そりゃあお風呂にもカメラを設置したからですが)

ヴィーネ(……あんたね)

ラフィエル(ご希望とあらば後ほどこの映像のデータお渡ししますが)

ヴィーネ(……まあ、資料用としてもらっておくけど)

56: 2017/05/03(水) 01:53:03.468 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール「……」

サターニャ「な、なによ?」

ガヴリール「いや、なんていうか……女らしい部位がうらやましいなぁと」

サターニャ「ガヴリールも十分かわいいしいいじゃない」

ガヴリール「お前さ、そういうこと真顔で言うのほんとやめろ」

サターニャ「え?なんで?」

ガヴリール「半分恥ずかしい半分ムカつく」

ヴィーネ(ガヴの裸裸裸……)

ラフィエル(サターニャさんの裸……まあ見飽きるほど見ましたが)

58: 2017/05/03(水) 01:55:24.991 ID:6KzLu2xu0
サターニャ「ガヴリールの髪の毛……やっぱりサラサラできれい」

ガヴリール「ヴィーネみたいなこと言うのな」

サターニャ「……あぁ、ガヴリールの気持わかったかも。確かに他の人の名前でてくるとなんか……むかむかした」

ガヴリール「だろ?」

ヴィーネ(なんか私ばっかりディスられてる気がするんだけど)

ラフィエル(それほどヴィーネさんはお二人の中に印象的に残ってるんですよ)

ヴィーネ(……なのに私はこんなストーカーみたいなマネをする女にまで堕ちたのね……)

ラフィエル(ストーカーみたいな、ではなく完全にストーカーですよ)

61: 2017/05/03(水) 01:58:38.539 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール「……ふぅ」

サターニャ「さっぱりしたわねー」

ガヴリール「……今日はどうする?もう寝るか?」

サターニャ「そうねー」

ラフィエル(ヴィーネさんヴィーネさん。今気づいたのですが)

ヴィーネ(何?)

ラフィエル(今二人共バスタオルですよね)

ヴィーネ(そうね)

63: 2017/05/03(水) 02:00:36.548 ID:6KzLu2xu0
ラフィエル(多分これから着替えると思うんですよ)

ヴィーネ(そうでしょうね)

ラフィエル(着替えって私達が入ってるこの押入れの中にあるはずなんですよ)

ヴィーネ(……)

ラフィエル(と、いうことは……)

ガチャッ

サターニャ「……」

ヴィーネ「……」

ラフィエル「……」

ガヴリール「……おい」

64: 2017/05/03(水) 02:02:23.048 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール「お前らなあ……なんでこんなことしたんだ?」

ラフィエル「それはー……」

ガヴリール「……」

ヴィーネ「寂しかったの……もしかしたら二人が遠くに行っちゃうような気がして……」

サターニャ「ヴィネット……」

ヴィーネ「このまま私達の仲が途切れ途切れになっちゃうんじゃないかって思って……それでっ……」

ガヴリール「だからってストーキングはいいのかっていうツッコミもしたいが……確かにさっきまでの私はサターニャしか見えてなかったな。すまん」

サターニャ「……///」

ガヴリール(……くそーまた恥ずかしい発言をしてしまった)

65: 2017/05/03(水) 02:04:02.037 ID:6KzLu2xu0
ガヴリール「……でもまあ、サタ―ニャとの付き合いは取り消さないから」

サターニャ「ガヴリール……///」

ヴィーネ「ガヴ……」

ガヴリール「お前らとの友達付き合いも大切にするが……まあ、今一番大事な人はサターニャだからさ」

ラフィエル「あら~……こんなこと言われたらもう口出しできないですねー」

ヴィーネ「そうねっ」

サターニャ「ガヴリール……ちょっと、カッコ良かったわよ……///」

ガヴリール「うるせ///」

サターニャ「まあ……なんというか……これからもよろしくねガヴリール」

ガヴリール「というかさー……なんならお前らが付き合えばいいじゃん」

ヴィーネ「え?」

ラフィエル「え?」

END

66: 2017/05/03(水) 02:04:54.642

69: 2017/05/03(水) 02:07:21.944

引用元: サターニャ「魔界通販で惚れ薬を手に入れたわ!これでガヴリールを従わせてやるんだから!」