ココア「リーゼちゃん！」

ぎゅっ

リゼ「うわっ、こ、ココア！？」

ココア「リゼちゃんの姿見かけたから走っちゃった♪」

リゼ「だからって飛び付くなよな」

ココア「えへへー、制服姿のリゼちゃんが可愛くてつい」

リゼ「なっ、か、可愛い？」

ココア「それになんだか良い匂いー♪」

リゼ「か、嗅ぐなぁ！」

ココア「ねぇリゼちゃん」

リゼ「んー？」

ココア「ちょっとごめんね」

なでなで

リゼ「なんだよ？」

ココア「リゼちゃんって髪の毛綺麗だよねー」

なでなで

リゼ「そうか？」

ココア「さわり心地も良くて、ちゃんとお手入れしてあるんだなぁって感じ」

なでなで

リゼ「そういうココアだって髪綺麗だろ？」

ココア「それでもリゼちゃんのは別格だよ、はぁ、だからリゼちゃんこんなに可愛いんだろうなぁ」

なでなで

リゼ「髪と可愛いは関係ないだろ！？」

ココア「おはようリゼちゃん、今日も良い天気だねー」

リゼ「あ、ああ、そうだな」

ココア「こんな良い天気の日はお昼寝日和だよぉ」

リゼ「そうだな、昼寝もいいなぁ」ｿﾜｿﾜ

ココア「それじゃあまたラビットハウスでねー」

リゼ「あ、あれ、ココア？」

ココア「なぁに？」

リゼ「い、いや、なんでもない」

ココア「変なリゼちゃん、じゃあね！」

リゼ「あ、ああ」

リゼ「……」

リゼ「今日は、可愛いって言ってくれないんだな……」

リゼ「ココアー！」

ぎゅっ！

ココア「あれリゼちゃん、帰りも会ったねぇ♪」

リゼ「そ、そうだな、ココアを見かけたからつい走っちゃったよ」

ココア「そっかぁ」

リゼ「あ、ああ、ココアと少しでも早く会いたくてな」ｿﾜｿﾜ

ココア「えへへぇ、それじゃあラビットハウスにいこっか♪」

リゼ「え？」

ココア「？」

リゼ「……ああ、行こうか」

ココア「どうしたの？」

リゼ「……なんでもない」

ココア「チノちゃん可愛い♪」

チノ「ココアさん、そんなことより仕事してください」

ココア「はーい」

リゼ「……」ﾁﾗﾁﾗ

ココア「あっ、チノちゃんチノちゃん」

チノ「なんですか？」

ココア「この位置から見るともっと可愛い！」

チノ「……はぁ」

リゼ「……」

リゼ「……私なら喜ぶのに」

ココア「今日もたくさん働いたねー？」

リゼ「ああ、そうだな」

ココア「あっ、リゼちゃんその下着」

リゼ「！　し、下着がどうした？」

ココア「良い柄だねぇ♪」

リゼ「……」

ココア「あれ？　リゼちゃん？」

リゼ「こ、ココア！」

ドンッ！

ココア「え、な、なに？」

リゼ「か、か……」

ココア「か？」

リゼ「か、可愛いって言ってくれよ！」

ココア「……へ？」

リゼ「最近何度も可愛いって言ってくれてただろ？」

ココア「う、うん」

リゼ「でも、ここのところ言ってくれなくなってたから……その……」

ココア「えっと、言ってほしかったの？」

リゼ「……」ｺｸｯ

ココア「……」

リゼ「あ、あの、だから……」

ココア「リゼちゃん可愛いっ♪」

むぎゅっ！

リゼ「あ……へへぇ♪」

ココア「リゼちゃん可愛い」ﾎﾞｿｯ

リゼ「そ、そんな耳元で……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ココア「リゼちゃん可愛い」ﾎﾞｿｯ

リゼ「うぅ……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ココア「リゼちゃん、すっごく可愛いよ」

なでなで

リゼ「ココアぁ……♪」

ココア「いつも格好良いと思ってたんだけど、本当はすごく可愛いんだね？」

リゼ「や、やめろよココア、ふふっ♪」

リゼ「えへへ、ここあぁ♪」

すりすり

ココア「り、リゼちゃんが凄くデレデレだよぉ！」

リゼ「ココア、もっと撫でてくれよぉ」

ココア「……これはこれで良いかも♪」

なでなで

リゼ「♪」

ココア「あっ、リゼちゃんリゼちゃん」

リゼ「んぅ？」

ココア「お姉ちゃんって言ってくれたらもっとなでなでしてあげるよ？　なーんて」

リゼ「こ……ココア、お姉ちゃんっ！」

ココア「」

リゼ「ココアお姉ちゃん、もっと……」

ココア「可愛いよリゼちゃんっ！」

なでなでなでなで

ココア「リーゼちゃん♪」

ぎゅうう

リゼ「ココアお姉ちゃんっ♪」

ぎゅうう

ココア「たまにはこんな可愛いリゼちゃんも良いよね♪」

おしまい

乙
寝る前に心ぴょんぴょんした