1: 2012/01/31(火) 23:19:46.07 ID:Sod704b20
さやか「今年の正月は正月らしいことを何もしなかったなあー」

ほむら「冬休みもとっくに終わり、1月も終わりに来て今頃何を言うのかしら」

さやか「だってー、年末年始は魔女のバーゲンセールかっつうぐらい魔女が出没して、やっと最近になって落ち着いてきたんじゃない!」

マミ「そうね、あの頃は大変だったわ…年末年始も働かされるサービス業の人の気持ちがよくわかるぐらいに…」

4: 2012/01/31(火) 23:23:10.76 ID:Sod704b20
去年の12月31日

まどか「今年もようやく終わりだね」

ほむら「そうね、今年は色んな事がありすぎたわ」

マミ「そう思うと色々感慨深いわね」

さやか「湿っぽい話は抜きにして、この年の疲れを吹っ飛ばすためにぱーっといきましょう!ぱーっと!」

杏子「やっほい!飯だ!飯だ!」

QB「大変だよみんな!この近くで魔女が出現した!」

5: 2012/01/31(火) 23:24:17.53 ID:Sod704b20
まどか「ええー!?」

さやか「流石にこれからお疲れさまーって音頭をとろーって時に、それは無いんじゃないのQB?」

杏子「空気読めよ、これから年越しそばも食うんだぞ」

QB「僕に言われてもどうしようもないよ。空気を読めというなら魔女に言ってほしいね」

マミ「大晦日ぐらいは休みたいわ」

QB「いついかなる時も人々は魔女に襲われる可能性があるんだ。魔法少女に決まった休みなんてものはない、24時間戦えますか?だよ。さー魔法少女出動だ!」

まどか「みんないってらっしゃい」

7: 2012/01/31(火) 23:25:20.45 ID:Sod704b20
さやか「ふーやっとこさ魔女を倒した…」

マミ「除夜の鐘に因んだのか何だかしらないけど108回倒さないといけない魔女なんて、いくらなんでもめんどくさすぎるわ」

杏子「ゲッ!もう太陽が出てるじゃねえか!どんだけ時間かかったんだよ」

ほむら(待機してるまどかはどうしてるかしら…)

9: 2012/01/31(火) 23:27:29.19 ID:Sod704b20
現在

さやか「あの後、みんな疲れ切っちゃってすぐに寝ちゃったからねー」

杏子「しかも起きたらまた魔女出現!嫌がらせかっつーの!!」

マミ「その後も断続的に魔女は出没、ピンポイントで私たちを狙ってるんじゃないかって疑いたくなるぐらいだったわ」

さやか「さらに冬休みの宿題があったり学校が始まったりで、あん時はほんと殺人的スケジュールだったよね…」

ほむら「宿題は私とまどかのを写しただけなのによく言うわ…」

さやか「いやあ、あん時は助かりましたまどか様、ほむら様」へコヘコ

杏子(正直あの時だけは学校行ってなくて良かったと思ってしまったな…)

10: 2012/01/31(火) 23:29:20.24 ID:Sod704b20
さやか「せっかくの年末年始だったのに、テレビも見れなかったな…」

ほむら「年末年始の特番なんてあまり面白いとは思えないわ」

さやか「そういう人もいるけど、年末年始はだらーっとこたつの中でテレビを見るのも一興でしょ!」

さやか「紅白も見れなかったし、NHKで除夜の鐘突くのも見れなかったし、相棒SPも見てないし、天皇杯も箱根駅伝も見れなかったよ…」ションボリ

まどか(さやかちゃん意外と渋いラインナップ!)

杏子「年末といえば大晦日だよドラえもん見たかったな…」

さやか「え?今、大晦日にドラえもんやってないよ」

杏子「マジで!?」

13: 2012/01/31(火) 23:30:47.88 ID:Sod704b20
杏子「年末年始といえば年越しそばも、おせちも食べるタイミングを逃してしまったなあ」

さやか「あたしはそれ別に食べなくていいかな」

マミ「私も同じく」

ほむら「私もどちらかといえば好きじゃないわ」

まどか「おそばは食べたけど、おせちは残しちゃったな」

杏子「どういうことだ、おい!年末年始にその両セットは大事だろ!年越しそばを食わないと大晦日って感じがしないし、おせちがなけりゃ正月じゃないだろ!」

さやか「だって正直まずいんだもんおせち。おそばも特別好きじゃないし」

杏子「なっ!」

15: 2012/01/31(火) 23:32:00.03 ID:Sod704b20
マミ「個人的におせちで美味しいと思えるものが栗きんとんぐらいしかないわ」

まどか「あれは私も好き」

さやか「あたしもあたしも」

杏子「なんだよ今のガキはおせちも食えねえのかよ!」

ほむら(あなたも今のガキでしょ…)

16: 2012/01/31(火) 23:33:57.21 ID:Sod704b20
まどか「年末年始といえば他に何があるかな…そうだ年賀状!」

さやか「年賀状はちゃんと出したよ!みんな届いたでしょ?」

ほむら「1月5日に届いたんだけど、あなたいつに出したのよ」

さやか「いやぁ、めんごめんご。忙しかったってことで許して下しゃい」

杏子「おいちょっと待てよ!あたしは年賀状一通も貰ってないぞ!」

ほむら「だってあなた住所不定でしょ」

杏子「!年賀状送られてくるのに住所がいるのか!」

ほむら「当り前でしょ!」

杏子「マジかよ!なんか今回あたし驚いてばっかだぞ…」

まどか「ごめんね杏子ちゃん。杏子ちゃんにも送りたかったんだけど、どうしても住所がわからなくて」

さやか「来年からは直接渡すようにするよ杏子」


マミ(…あれ?私、古本市場からしか年賀状来てないんだけど…。みんなから一通も来てないわよ…。そっか今年は喪中だと勘違いしてるのよね、きっとそうよね!)

20: 2012/01/31(火) 23:39:20.13 ID:Sod704b20
さやか「他に正月らしきものといえば…」

まどか「すごろくとかカルタとか…」

さやか「おっ!いいね!みんなで夜遅くまでパーティーゲーム…いかにも年末年始ッて感じがするね!」

まどか「それじゃみんな何かしたいものがある?」

さやか「すごろく!」

マミ「かるた!」

ほむら「別になんでもいいわ」

杏子「ドンジャラ!」

23: 2012/01/31(火) 23:44:20.96 ID:Sod704b20
ま・ほ・さ「ドンジャラ?」

杏子「知らないのかドンジャラ?ドラえもんのやつ」

マミ「麻雀を分かりやすく簡単にしたゲームね」

マミ「分かりやすく言えば、麻雀の子供向け版」

杏子「そうそう!ロンやツモの代わりにドンジャラ!って言うんだ」

杏子(昔は大晦日に家族でやったっけな…)

24: 2012/01/31(火) 23:50:14.12 ID:Sod704b20
まどか「面白そう!」

さやか「あたしもやってみたくなってきたなあ」

杏子「こりゃあドンジャラで決まりかな…」

杏子「…ってよく考えたら、ドンジャラを今持ってなかったな」

マミ「佐倉さん心配しなくていいわ。私の家にあるわよ」

杏子「よしさっそくマミん家に取りに行こうぜ」

QB「大変だよ!この近辺で魔女が出没した!」

25: 2012/01/31(火) 23:51:01.61 ID:Sod704b20
さやか「また魔女か!」

マミ「せっかくまとまった休みが取れると思ったのに…」

ほむら「まどかとの貴重な時間が…」

杏子「はいはい、行けばいいんだろ行けば」

QB(なんか惰性で仕事を続けてるOLみたいだ…)

26: 2012/01/31(火) 23:52:38.04 ID:Sod704b20
魔女の結界の中

さやか「何これ!?鳥居とか神社とか魔女っぽくないじゃん!」

マミ「どうやら和風趣味な魔女のようね」

ほむら「来るわよ!」

魔女「キェーーーーー」

ヒューンヒューン

杏子「うぉ!危ね!こいつ矢を飛ばしてくるぞ!」

マミ「うん?矢に何かついてるわ!…厄除開運…」

27: 2012/01/31(火) 23:54:39.46 ID:Sod704b20
魔女「キェーーーーー」

ヒューン!魔女の口から飛び出したものがさやかの足に当たる

さやか「うわ!何これ!くっそう地面とひっついて足が離れない!」

ヒューン

ほむら「危ない!さやか!」

カチッ

さやか「危なかったーサンキューほむら」

ほむら(本当にギリギリだった…わたしが時間を止めて押し倒さなければ、さやかは矢で串刺しになってたわ)

28: 2012/01/31(火) 23:56:57.11 ID:Sod704b20
マミ「よくも可愛い後輩をやってくれたわね!ティロ・フィナーレ!!」

ドカーン!


マミ「ふぅ…まあ割かし苦労せずに倒せたわね」

さやか「ゲッ、これ足についてたの、もちじゃん!」

ほむら「飛んできた矢は破魔矢ね」

杏子「はまや?何だそれ?」

ほむら「正月に神社で売ってる縁起物よ」

マミ「神社や破魔矢といい、おもちといい正月づくしね」

杏子「何でこんなに正月づくしなんだ?」

29: 2012/01/31(火) 23:59:07.83 ID:Sod704b20
QB(魔女の姿や結界内の風景は、魔女になる前の魔法少女の性格や願いが反映されていると言われている…。)

QB(どうやらさっきの娘は正月に凄く思い入れがあるみたいだね)

さやか「…」

杏子「どうしたさやか?」

さやか「さっきの魔女で思いだしたよ、正月にしなくちゃいけないこと」

さやか「正月といったら神社に初詣に行かなくちゃ!」

30: 2012/02/01(水) 00:01:02.58 ID:v4Rkp/hE0
マミ(みんなと神社にお参りなんて夢みたい…)

さやか「例え、時期外れといえどもこれをしなくちゃ一年はすごせないでしょ!」

ほむら「まどかは家族と初詣に行かなかったの?」

まどか「うん、だってみんなが魔女と戦っているのに、一人だけで行くなんてことできないよ」

まどか「いつか時期を見て、みんなで行こうと思っていたけど、ずっと誘う機会がなくて、そうこうしてるうちに忘れちゃって…」

まどか「だからさやかちゃんが初詣の事を思い出してくれて本当に良かった」

さやか「いやあ、流石あたしだね!もっと褒めて褒めて!」

31: 2012/02/01(水) 00:02:25.75 ID:v4Rkp/hE0
杏子「どういうことだ、おい!出店が全くない!」

ほむら「あたり前よ、正月を過ぎて何日経ってると思ってるの」

杏子「ちくしょー!!初詣でベビーカステラ、たこ焼き、イカ焼き、焼き鳥、焼きそば、その他諸々を食べるのが毎年の決まりだったのに…」

マミ「じゃあ今年は代わりにどこかへ食べにいきましょう」

杏子「やったー!マミのおごりなー!」

マミ「もちろん割り勘よ」

杏子「ケチ―」

32: 2012/02/01(水) 00:11:54.83 ID:v4Rkp/hE0
さやか「みんなお賽銭に何円入れる?」

まどか「うーん?10円ぐらいかな」

さやか「えーまどか、それは縁起が悪いよ」

まどか「え?そうなの?」

さやか「だって10円だと『とおい(10)縁(円)』ってことになるじゃん」

まどか「あっほんとだ!」

さやか「だからご縁があるようにあたしは五円を入れるのだ!」

35: 2012/02/01(水) 00:20:07.12 ID:v4Rkp/hE0
ほむら「甘いわねさやか」

さやか「むっ!そういうほむらは何円入れるんだよ?」

ほむら「45円よ」

さやか「してその意味は?」

ほむら「始終(40)ご縁(5円)がありますように」

まどか「凄い!ほむらちゃん!」

さやか「こやつ、できる!」

ほむら(もちろんまどかとのご縁が続くように…)

37: 2012/02/01(水) 00:26:47.88 ID:v4Rkp/hE0
さやか「マミさんは何円入れます?」

マミ「そうね…それじゃあ私はみんなにご縁がありますようにということで…35円にしようかしら」

さやか「3(みんなに)5円(ご縁)!!さすがマミさん!先輩の鏡やわ…」

まどか「じゃあ私もマミさんに見習って35円にしようかな」

さやか「うぉ!まどかも負けてない!!あたしの周りは天使だらけやで…」

38: 2012/02/01(水) 00:32:44.68 ID:v4Rkp/hE0
さやか「杏子はどうするの?」

杏子「あたしは何も入れねえよ。今年ぐらいお賽銭に入れなくても神様も許してくれるだろ」

さやか「ははーん、そうだよね杏子は入れるんじゃなく盗る方だもんね」

杏子「てめー!!あたしだって神父の娘だ!神様のふところから盗むなんてマネは絶対にしねぇぞ!」

さやか「ごめん、ごめん、冗談、冗談」

39: 2012/02/01(水) 00:35:53.96 ID:v4Rkp/hE0
マミ「でも、佐倉さんのところはキリシタンよね。日本の神道とは関係ないような」

杏子「マジか!それならあたしと関係ないから盗ってもいいよな…」

さやか「…っておい!!」

杏子「ごめん、ごめん、冗談、冗談」

40: 2012/02/01(水) 00:39:18.12 ID:v4Rkp/hE0
杏子「しゃあねえ、周りがお金を入れてるのに、あたしだけ入れないのもかっこがつかねえな」

杏子「…と思ったけど今は金欠だ」

杏子「ごめん神様、今年はりんごで許してくれ」

さやか「いや、お賽銭箱に入らないでしょ!」

44: 2012/02/01(水) 00:52:32.41 ID:v4Rkp/hE0
さやか「さあ、みんな願い事は決まった?今年を生きていくことにおいて大事なことだよ!」

まどか「さやかちゃん、そんな大げさな」

マミ「いいえ、美樹さんの言ってる事はあながち大げさではないわ」

マミ「今年どういう風に自分がしたいか、なりたいかの目標を誓うみたいなものよ」

まどか「えっ!それなら私ももっとじっくりと考えないと…」

ほむら「まどか、別に気軽に考えてもいいのよ。ここで全てが決まってしまうわけじゃないのだから」

杏子「そうそう。神様が願いを叶えてくれるなんて稀なことだし、叶ったら儲けものと思った方がいいよ」

さやか「二人ともロマンがないなぁ」

45: 2012/02/01(水) 01:02:25.89 ID:v4Rkp/hE0
まどか「うん、私願い事決まったよ!」

さやか「みんなも決まった?」

ほむら「ええ」

杏子「おう」

マミ「いつ鈴を鳴らしてもOKよ」

さやか「それじゃあ、あたしが代表して鈴を振るよ」

46: 2012/02/01(水) 01:07:01.54 ID:v4Rkp/hE0
カラーンカラーン

五人がいっせいにお賽銭箱にお金を投げ入れる

杏子「うわ!お賽銭箱にりんごが入らない!」

ま・さ・マ・ほ(当たり前でしょ…)

48: 2012/02/01(水) 01:13:35.60 ID:v4Rkp/hE0
パン!パン!

五人が二回ずつ手を叩く

さやか(今年は恭介とご縁がありますように…)

杏子(さやかと仲良くなれますように…)

マミ(後輩たちが無事でありますように…)

ほむら(今年もまどかを守れますように…)

49: 2012/02/01(水) 01:24:14.57 ID:v4Rkp/hE0
さやか「さあてお参りも終わったことだし、ここで告白タイムだよ。みんな何をお願いしたのかなー?」

杏子「な、何でそんなこと言わなくちゃいけないんだよ!」

さやか「あれー?逆に聞くけど言っちゃいけない理由があるのかな~?」

杏子「ひ、秘密にしておかないと願い事は叶わないんだよ」

さやか「おやおや、さっきは願い事なんてどうでもよさそうな雰囲気だったのに、どういう心境の変化かなー」

杏子「そ、そういうさやかは何をお願いしたんだよ」

さやか「もちろん秘密だ!」

杏子「てめー…」

50: 2012/02/01(水) 01:32:50.67 ID:v4Rkp/hE0
さやか「ほむらはどう?」

ほむら「あなたと同じく秘密よ」

さやか「くぅ~魔法少女はみんな秘密主義しかいないのか!それともみんなシャイガールばっかりか!」

さやか「マミさん!マミさんは秘密を心の内に隠すシャイガールじゃありませんよね?」

マミ「ええー?言わなくちゃ駄目?」

さやか「駄目です!先輩の威厳を後輩にビシィっと見せてください!」

51: 2012/02/01(水) 01:37:34.76 ID:v4Rkp/hE0
マミ「わかったわ。あなたたち後輩が無事でいてくれるようにって願ったのよ」

さやか「駄目だ、今日のマミさんには後光が見える…」

さやか「願い事を打ち明けるのといい、願い事の内容といい流石マミさんだ!ますます尊敬します!」

マミ(そう思うなら来年はちゃんと年賀状を出してほしいわ…)

54: 2012/02/01(水) 01:54:29.07 ID:v4Rkp/hE0
まどか「ティヒヒ、マミさんらしいな」

さやか「まどかは何をお願いしたの?」

まどか「私はね…」

QB「やれやれ、叶うかどうかもわからない不確かなものに願いを託すより、僕に願いを頼んでほしいものだね」

ま・さ・マ・ほ・杏「QB!」

ほむら「どういうつもり?まさかまどかを魔法少女にするよう勧誘にでも来たのかしら?」

QB「ただ君達がいったい何をしてるか気になっただけさ。君達人間の習慣に興味があってね」

56: 2012/02/01(水) 02:01:39.05 ID:v4Rkp/hE0
QB「なるほど、こうやってお賽銭という物にお金を入れて願い事を頼むんだね」

QB「実を言うと、都合のいい事にさっき自販機の下から見つけた10円が僕のもとにある」

まどか「QBも何か願い事をしたいの?」

さやか「まさかQBが神社でお参りをするなんてね。いつもだったら『非科学的な事には興味がないよ』みたいなこと言いそうなのに」

QB「君達人間がどういう気持ちでこういう事をするのか知りたいだけさ」

QB「マミ、鈴を鳴らしてくれないか。僕だと届きそうにない」

マミ「ええ、かまわないわ」

57: 2012/02/01(水) 02:07:06.77 ID:v4Rkp/hE0
カラーンカラーン

QB「えいっ」

QBが10円を投げる

QB「まどかが魔法少女になってくれますように、まどかが魔法少女になってくれますように、まどかが魔法少女になってくれますように…」

さやか「声に出さなくてもいいのに…」

ほむら「絶対にさせないわ、私が願った事はまどかを守ることよ。つまりその障害となりそうなものは…」

QB「ギャー!!」

59: 2012/02/01(水) 02:13:57.53 ID:v4Rkp/hE0
まどか「ほむらちゃん、そんな事お願いしたんだ…」

ほむら「(しまった!)もしかして気を悪くしたかしら?」

まどか「ううん、そんな事ないよ。凄く嬉しい…」

ほむら「まどか…///」

杏子「ヒューヒュー熱いねお二人さん!」

マミ「あらあらこっちまで照れてくるわね」

さやか「むぅ、あたしだってまどかを守ってみせるよ!」

さやか「なんてったって、まどかはあたしの嫁だからね♪」ダキッ

61: 2012/02/01(水) 02:22:42.57 ID:v4Rkp/hE0
まどか「キャッ!さやかちゃん///」

ほむら「さやか!早くまどかから離れなさい!」

さやか「やだよー、気に入らないなら無理やりひきはがしてみればー?」

ほむら「言ったわね…覚悟しなさい!」

杏子「つまんねー喧嘩はいいから早く飯にしようぜ。神社で食うつもりが出店がなかったからお腹ぺこぺこだよ」

マミ「あら佐倉さん、金欠だって言ってなかったかしら?」

杏子「ギクッ、困ってる後輩がいたらおごってくれるってのが先輩じゃない?マミさん?」

マミ「こういう時だけさんづけしても駄目よ。貸してあげることならできるわよ」

杏子「つれない事言うなよマミぃ」

62: 2012/02/01(水) 02:29:25.65 ID:v4Rkp/hE0
まどか(ウェヒヒ…やっぱりみんなといると楽しいな)

さやか「そういえばさ、まどかは何てお願いしたの?」

まどか「聞きたい?」

さやか「うん聞きたい」

まどか「えーとね…やっぱり私も秘密♪」

さやか「えーまどかも秘密を抱えたシャイガールなのかよ」

まどか(さやかちゃん、私の願い事はね…)


まどか(みんなとずっといっしょにいられますように、だよ!)

終わり

64: 2012/02/01(水) 02:34:58.16
乙さやかちゃん

引用元: さやか「今年の正月は正月らしい事を何もしなかったなー」