1: 2015/10/29(木) 20:22:29.922 
憂「お姉ちゃん!寝坊するよ!」

唯「はっ!寝過ごした!」

唯「いってきまーふ!!」

憂「お姉ちゃん…今日は日曜日だよ…」

6: 2015/10/29(木) 20:25:04.912
唯「憂!ひどいよ!日曜日だったじゃん!」プンスカ

憂「ごめんねお姉ちゃん…」

憂「?!」

憂「お姉ちゃん…その眼…」

唯「えっ?なになに?」

憂「お姉ちゃんの眼が赤くなってた気がする…」

9: 2015/10/29(木) 20:27:44.900
憂「…はっ!」



父「唯、憂…お前たちは今は亡びたクルタ族の生き残りだ…」

父「クルタ族は感情が高ぶると「緋の目」という状態になる」

うい「ひのめ…?」

父「今は知らなくていい…だがいずれ、お前たちもその眼のことを知る日が来るだろう」

10: 2015/10/29(木) 20:29:51.257
憂(もしかして今のが「緋の目」…?)

憂「だとしたら…私たちも命を狙われるかもしれない…」

唯「憂…お姉ちゃん怒ってるんだけど?」

憂「お姉ちゃん!修行に行くよ!」

11: 2015/10/29(木) 20:33:30.154
律「唯のやつ…1週間も学校休んでどうしたんだろ」

梓「憂も休んでて…なんでも突然旅行に行くことになったとか」

澪「まったく…なに考えてるんだ」

紬「まぁまぁ…とりあえずお茶にしましょう」

12: 2015/10/29(木) 20:35:59.904
唯「!」バーン

律「唯?!」

憂「みなさんご心配をお掛けしました」

梓「憂?!これはどういうこと?!」

憂「復讐だよ…一族のね」

14: 2015/10/29(木) 20:38:28.469
唯「この中に私たちの一族を亡ぼした「蜘蛛」…幻影旅団のメンバーがいる!」

律「おいおい…そんなやついるわけないだろ」

紬「よく気がついたわね…唯ちゃん」

律「いるのかよ!」

15: 2015/10/29(木) 20:40:39.538
紬「たしかに私は幻影旅団のメンバーよ…頃した人たちのことは覚えてないから、あなた達の一族のことは知らないけど」

唯「やっと本性を現したね…」

憂「お姉ちゃん…ここは私に任せて」

澪「え、ちょっと待って…この狭い部室で戦うつもり?」

17: 2015/10/29(木) 20:41:47.194
屋上!

憂「ここなら文句無いですよね?澪さん」

澪「えっ…あぁ」

澪(帰りたい…)

憂「行きますよ!」ザッ

19: 2015/10/29(木) 20:51:38.047
憂「好き好き大好きお姉ちゃん大好き(シスターパラノイア)!」

梓「もう1人の唯先輩が!」

律「なるほど…2対1で一気に蹴りをつけるつもりか!」

唯2「うぃ~あいす~」

憂「あ、お姉ちゃんは座っててね」

澪(結局1人で戦うんかい!)

20: 2015/10/29(木) 20:53:37.482
憂(私の能力…シスターパラノイアは単にお姉ちゃんを増やすだけじゃ無い…)

憂(お姉ちゃんが見ていると私の戦闘力は1.5倍増し…それが2人に増えることで)

憂(私は普段の3倍の能力で戦うことができる!)

22: 2015/10/29(木) 20:56:49.640
紬「やれやれ…修行してどんな念能力を身につけてくるかと思ったら…」

紬「興醒めだわ…」

紬「放課後ティータイム!」

澪(それ能力の名前なんだ…)

23: 2015/10/29(木) 20:59:01.999
憂「?!」

紬「お茶が入りました~」

唯「わーい!ムギちゃんのお茶だ!」

憂「お姉ちゃん?!そいつのお茶なんて飲んじゃダメ!」

唯「憂、そんなこと言う子はめっ、だよ」

憂「えぇっ?!」

24: 2015/10/29(木) 21:01:17.743
律「どうしたんだ…憂ちゃんが動かなくなったぞ…」

梓「あっ!2人目の唯先輩が消えて行く!」

澪「どういうことだ!?」

紬「私の能力…放課後ティータイムは相手を強制的に放課後のお茶会にご招待するの」

紬「憂ちゃんはもう帰って来れないわ」

26: 2015/10/29(木) 21:02:51.032
唯「憂…」

紬「さぁ来なさい…唯ちゃん!」

唯「ムギちゃんが憂に酷いことしたの?」

紬「そうよ!さぁ怒りなさい…」

唯「許さないよ!」ギンッ

梓「唯先輩の眼が赤色に!?」

27: 2015/10/29(木) 21:04:53.124
紬「くくくっ…その眼で少しだけ思い出したわ…クルタ族」

紬「あなたを頃して、その眼をもらうことにしましょう」

紬「放課後ティータ 唯「ぴゅあぴゅあハート!」

紬「…?!」ドクン

28: 2015/10/29(木) 21:06:40.596
紬「なにこれ…胸が苦しい…」

唯「私の能力…ぴゅあぴゅあハートだよ」

唯「念を使おうとした相手の心臓に異常を起こす」

唯「さぁ!憂を解放して!」

30: 2015/10/29(木) 21:08:47.436
憂「あれ…お姉ちゃん?」

唯「憂…もう大丈夫だよ」

紬「こんなことをして…ただで済むと思ってるのかしら?」ハァハァ

唯「まだ動けるんだね…いいよ、最後まで相手してあげる」

31: 2015/10/29(木) 21:13:18.264
紬「私にはまだ奥の手があるのよ…」

紬「HTT~don't say lazy~!!」

律「な、なんだ?!世界が歪んで…」

梓澪「どう「なって」る」んですかこれ

澪「律」助けて…

唯世界が書き換えられていく憂

32: 2015/10/29(木) 21:15:09.030
紬「ここは…あったかも知れないもう一つの世界…」

紬「唯ちゃん…あなたには「この世界の」けいおん部のみんなと戦ってもらうわ」

澪律唯梓紬「…」

唯「上等だよ…ムギちゃん」

33: 2015/10/29(木) 21:17:01.648
梓「そんな!いくら唯先輩でも無理です!1人で5人を相手にするなんて!」

憂「そうだよ!お姉ちゃん!」

唯「大丈夫…」

唯「私もまだ取っておきを隠してあるから」

34: 2015/10/29(木) 21:19:39.984
律「…!」バッ!

唯「来た…!りっちゃんはドラムだね!」

ガキィーン!

梓「すごい…!律先輩のスティックを止めた!」

律「…!」ドンドンドン

唯「これくらいなら!」ドンドンドン

36: 2015/10/29(木) 21:22:01.208
律「」ドサッ

澪「すごい…律を止めたぞ」

紬「そんな馬鹿な!りっちゃんのドラム攻撃をどうして防げるの?!」

唯「ふわふわ時間」

唯「緋の目が発動している間、私は全系統の楽器の才能を100%引き出すことができる」

37: 2015/10/29(木) 21:23:37.747
澪「…!」

唯「ベースだね!」

紬梓唯「…!」

唯「こんのぉ!」ギュイイーン

律「すごい…本当に1人で全員倒した」

38: 2015/10/29(木) 21:25:03.347
紬「私の負けよ…唯ちゃん」

唯「ムギちゃん…」

紬「さぁ焼くなり煮るなり好きにしなさい」

唯「殺さないよ」

唯「その代わり、蜘蛛から抜けて」

39: 2015/10/29(木) 21:35:03.029
翌日!

律「なんだよー唯の奴今日も休みかぁ」

紬「まぁまぁとりあえずお茶にしましょう」

澪(昨日あんなことあったのに平然としてる…)

梓「みなさん大変です!」

澪「どうしたんだ?」

40: 2015/10/29(木) 21:36:29.235
唯『憂と一緒にお父さんを探す旅に出ます』

律「えぇっ?!」

紬「あらあらまぁまぁ」

澪(あいつら単位とか大丈夫なのかよ…)


おわり

引用元: 唯「全系統の楽器の才能を100%引き出す能力かぁ」