1: 2015/10/03(土) 01:47:31.69 ID:HSFVX1Uo0
※短いです。


風邪をひきました

さやか「あ、けっこうしんどいかも」

さやか「ていうか、魔法少女でも風邪ひくんだね...」ゲホッゲホッ

さやか「...なんだか、一人だと寂しいなあ...」

ピンポーン

さやか(だれだろう?)

 https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443804451/

2: 2015/10/03(土) 01:48:16.29 ID:HSFVX1Uo0
―――――――――――――――――

見舞い客2人目

まどか「小さい頃に私が風邪をひいた時、パパが一晩中頭をなでてくれた時があってね。そしたら、次の日には風邪が治ってたの」

さやか「へ~え、それで?」

まどか「だから、さやかちゃんを撫でてあげたら少しは良くなるかな、と思って」ウェヒヒ

さやか「相変わらずまどかは優しいねえ」

まどか「好きなだけ甘えてくれていいからね」ポンポン

さやか「おぉ~膝枕まで。さすがは私のよ...め...」

キィィィィ

まどか「少しは楽になったかな?」

ほむら「......」ゴゴゴゴゴゴゴ

さやか(や、殺られる...)

3: 2015/10/03(土) 01:49:17.90 ID:HSFVX1Uo0

見舞い客3人目

ほむら「あなたが一人だと心細いだろうって、まどかが心配していたものだからね」

まどか「さやかちゃん、以外と寂しがり屋さんだからね」ウェヒヒ

さやか(見舞いに来た奴はあんな殺気は出さないでしょ...)

ほむら「まどかがこんなに心配してるんだから、早くよくなりなさいよね」スッ

さやか(?ほむらが膝枕?)

ほむら「こういう時くらいは、甘えてもいいのよ?」

さやか「珍しいね。それじゃあ、お言葉に甘えて...」




ほむら「ほら、耳かきしてあげるから...」

ドリル「」チュイイィィィン 

さやか「それで何を穿るつもり!?」

4: 2015/10/03(土) 01:50:10.13 ID:HSFVX1Uo0
ほむら「そろそろ行きましょ、まどか」

まどか「じゃあね、さやかちゃん。お大事に」

バタン

さやか「あ~、殺されるかと思った...なんでお見舞いされる奴がこんな目に合わなきゃいけないの...」

ピンポーン

さやか「あ、また来た」

5: 2015/10/03(土) 01:50:54.21 ID:HSFVX1Uo0
――――――――――
見舞い客4人目と5人目

仁美「お見舞いにきました」

恭介「さやかが熱で休むなんてめずらしいからね」

さやか「ありがと、心配してくれて」

さやか(さっきの組み合わせよりは大分マシな奴らでよかった...)

6: 2015/10/03(土) 01:51:28.25 ID:HSFVX1Uo0
仁美「それでは、林檎でも剥きましょ...痛ッ!」

恭介「だ、大丈夫かい仁美さん!?」

仁美「平気ですわ。ちょっと包丁で指を切っただけですから」

恭介「良くないよ、傷口から変な菌が入ったら悪化しちゃうよ!」

仁美「そんな...そこまで心配してくれるなんて...」

恭介「あ、当たり前じゃないか...だって、君は僕の...///」

仁美「も、もう...///」



さやか「おいコラ。何も病人の前でイチャつかんでも」

7: 2015/10/03(土) 01:51:58.87 ID:HSFVX1Uo0


さやか「あいつら、イチャつくだけイチャついて帰りやがった...」

さやか「なに?皆してあたしの風邪を悪化させにきたの?」

ピンポーン

さやか「またか...今度はまともな奴でありますように」

8: 2015/10/03(土) 01:52:58.10 ID:HSFVX1Uo0
見舞い客6人目と7人目の6人目の方

マミ「おじゃまします」

杏子「暇だから来てやったぞー」

マミ「具合はどうかしら、美樹さん」

さやか「ま、まあ、なんとか...」ゴホッゴホッ

マミ「あまり良くないみたいね...ちょっと待ってて」

9: 2015/10/03(土) 01:53:46.51 ID:HSFVX1Uo0

マミ「紅茶淹れてみたわ」

さやか「そういえば、紅茶は風邪に効くものもあるって聞いたことがあるような...」

マミ「ええ、そうよ。私も風邪をひいたらこれにお世話になってるわ」

さやか(やっとだ...やっとまともな人が来てくれた...)

マミ「はい、どうz」ガッ

杏子「あっ、マミが自分の足に躓いて...」

バシャアア

さやか「熱っちいいいぃぃぃやああぁぁ!!」

マミ「ご、ごめんなさい美樹さん!」

杏子「ま、今までの流れからして、何もないと油断したさやかが悪いってことで」


10: 2015/10/03(土) 01:54:34.55 ID:HSFVX1Uo0
見舞い客6人目と7人目の7人目の方


杏子「実はあたし、風邪に効くおまじない知ってるんだ」

さやか「おまじない?」

杏子「ほら、宗教とかでもよく言うだろ?文字には不思議な力があるって」

さやか「そうなの?」

杏子「そうなの。あたしが魔力を込めて、そいつを書いてやるからさ、でこ貸しな」つ油性ペン

さやか「...まさかとは思うけど、でこに『馬鹿』って書くつもりじゃないでしょうね...」

杏子「」ビクッ

さやか「......」

マミ「......」

杏子「......」

さやか「...え、何この空気」

11: 2015/10/03(土) 01:55:05.11 ID:HSFVX1Uo0

マミ「お邪魔しました」

杏子「腹出して寝るんじゃねえぞー」

さやか「んなことしてないって!」

バタン

さやか「あたしの周りにはまともにお見舞いできる奴はおらんのか」
 
さやか「...まあ、退屈はしなかったけどさ」ボソッ

12: 2015/10/03(土) 01:56:26.62 ID:HSFVX1Uo0
見舞い客1人目

さやか「あ~、なんにせよ疲れた。早く寝よ...」バサッ

フトンの中

QB「きゅっぶい」

さやか「...何してんのあんた」

QB「君が体調を崩したと聞いてね。風邪の時は、誰かに傍にいてほしいものなんだろう?」

QB「だからこうして、君の身体に密着しているんだ。なに、僕らには風邪がうつる心配はないから、安心して抱き枕にすればいい」

さやか「......」

QB「......」



さやか「出てけえええぇぇ―――――!!」

ガシャアアン

QB「わけがわからないよ」キラーン

終わり

13: 2015/10/03(土) 01:58:08.05 ID:HSFVX1Uo0
終わりです。
最近夜は寒くなってきたので風邪にはお気をつけて

14: 2015/10/03(土) 07:07:36.31
今まさに風邪ひいてる俺参上
QBでいいから見舞いに来てくんねぇかな
土日も仕事だけど

15: 2015/10/03(土) 17:12:46.14
悪化しそうなお見舞いだな


引用元: さやか「風邪ひきました」