1: 2012/06/26(火) 07:31:28.56 ID:TCXLKuRD0
風間「は?いきなり何言い出すんだよ」

しんのすけ「スポーツをすれば、ぜったーいモテるようになるぞ!!」

ネネ「ちょっと~いきなり大声出さないでよ!!」

マサオ「まぁまぁ」

ボー「ボー」

風間「それで?そのスポーツとやらは、いったいいつからするのさ?」

しんのすけ「4月からオラたち中学生だぞ!」

ネネ「だから何よ?」

しんのすけ「中学校は部活があって運動部に入ればモテるようになるんだぞ!」

風間「なんでそういう結論になるんだよ!!」

しんのすけ「運動部は大会とかあって、それで目立ったら学校の女の子からモテるようになる!だからだぞ!!」

風間「はぁ……」

マサオ「ははは…」

ボー「でも簡単では無い」

しんのすけ「簡単では無くてもオラに不可能は無いぞ!!」

2: 2012/06/26(火) 07:32:09.95 ID:TCXLKuRD0
風間「女の子にモテモテって。まぁ幼稚園の時に比べたらまともか」

マサオ「うん。『キレイなお姉さん』から『同年代の女の子』に興味を持ち出したし」

ネネ「小学生のとき、しんちゃん体育の時間活躍してたし、モテるには良いんじゃない?」

マサオ「運動会も活躍してたし」

ボー「でも所詮小学生」

しんのすけ「オラは中学生になっても頑張ればできるんだぞー!!」

風間「まぁ大人のお姉さんじゃなくて、同年代の女の子を気を引くようになったのは大きな進歩だよな」

しんのすけ「風間君……オラをかばってくれるなんて……」ポッ

風間「き、気持ち悪いこと言うなよ!!」ぞわぞわ

5: 2012/06/26(火) 07:33:38.98 ID:TCXLKuRD0
マサオ「風間君は中学校、僕たちと一緒じゃないんだよね?」

風間「ああ、僕はここから離れた私立の中学校を受験したからね」

マサオ「それじゃあ通学はどうするの?」

風間「さすがに家から通うのは遠いからね。そこの中学校は寮があるから、そこから通うことにしたんだ」

ネネ「それじゃあ、ほとんど会えなくなるのね。寂しくなるわ……」

ボー「寂しい…」

マサオ「ぐすっ…」

風間「みんな…」

しんのすけ「風間君がいなかったらオラ!オラぁぁぁぁ!!」くねくねくね

風間「コラー!!しんのすけ!!僕にまとわりつきながらクネクネするなよ!!」

「ははは……」

6: 2012/06/26(火) 07:34:27.92 ID:TCXLKuRD0
………

……



みさえ「しんのすけー起きてるー!?今日は中学校の入学式でしょー!!」

しんのすけ「んんんん…おっもう朝か……ふわぁ…………グーグー」

みさえ「ひまわり、お兄ちゃん起こしに行ってくれる?」

ひまわり「分かったー」

タッタッタッ

ひまわり「お兄ちゃん、起きてるー?」バタン

しんのすけ「グーグー」

ひまわり「お兄ちゃん!早く起きて!!」バッ

しんのすけ「ま、まだ眠い…。ひま…お布団返して…」ズルズル

ひまわり「早く起きて!入学式に送れちゃうよ!」

しんのすけ「ほーい……ふぁ」

9: 2012/06/26(火) 07:38:14.99 ID:TCXLKuRD0
みさえ「今日から中学生でしょ!シャキッとしなさいシャキッと!」

ひろし「そうだぞ、しんのすけ。お前中学校の部活は運動部に入るんだろ?
部活の朝練とかあるから、もっと早く起きる癖をつけろ」

しんのすけ「ほーい」もぐもぐ

みさえ「今日が入学式で、普段より遅いから良いようなものを…」

ひまわり「それじゃあ、パパ、ママ!行ってきます!」

みさえ「行ってらっしゃーい」

ひろし「車には気をつけるんだぞ!」

ひまわり「はーい」バタン


ひろし「それじゃあ、みさえ。俺も行ってくるよ」

みさえ「行ってらっしゃい、あなた」バタン


しんのすけ「ひまわりはいいなぁ。まだ小学生で…」

みさえ「あんたはもっと中学生の自覚を持ちなさい!」ゴツン

10: 2012/06/26(火) 07:40:38.44 ID:TCXLKuRD0
しんのすけ「おお、中学校は小学校よりも校舎が大きいぞ!!」

みさえ「それじゃあママは体育館の保護者席に行ってるから」

しんのすけ「ほーい」

「しんちゃーん」

しんのすけ「おおみんな。これまた大声でどうしたのですかな?」

マサオ「いや、しんちゃんの姿が見えたから…。特に深い意味はないよ…。」

しんのすけ「ほうほう」

ボー「ボー」

しんのすけ「やあボーさんにネネさん。朝からごくろう様です」

ネネ「なにそのあいさつ…」

しんのすけ「そんなに深い意味は無いでござる!」

11: 2012/06/26(火) 07:41:09.98 ID:TCXLKuRD0
ネネ「……ところでしんちゃん!学ラン姿、とても似合ってるわよ」

しんのすけ「いやいやそう言うネネちゃんの方も、学ラン姿も似合ってますわよ」

ネネ「私のは、セー、ラー、ふ、く!!」

しんのすけ「おお、そうだったそうだった。『ちゃっかり』忘れてた」

マサオ「それを言うなら『うっかり』でしょ」

しんのすけ「そうともゆうー」

13: 2012/06/26(火) 07:42:27.65 ID:TCXLKuRD0
あい「しんさまーーーーー!!」

しんのすけ「あれっ?あいちゃん」

あい「はぁはぁ。しん様会いたかったですわ」

しんのすけ「てっきり、あいちゃんは別の中学校だと思ったぞ」

あい「はい、お父様は私を別のお嬢様学校に通わせたかったらしいのですけど、
私が『しん様と同じ中学校に通わせて欲しい!』としつこくお願いして、通えることになりました」

しんのすけ「ほうほう」

ネネ「ケッ!!」

あい「あら、あなたも同じ中学校でしたのね」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ネネ「わっ悪い!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

あい「いえ、ただ私としん様の学校生活を邪魔しなければいいのですけど」

ネネ「なによーーーこのアマあああああ!!」

あい「まぁアマだなんて!下品にもほどがあります!」

ネネ「なんですってー!!!!」

15: 2012/06/26(火) 07:43:04.09 ID:TCXLKuRD0
マサオ「まぁまぁ二人とも」

ネネ「黙れ!この泣き虫おにぎり!!」

マサオ「えっ……」

あい「まぁ、マサオに対しておにぎりだなんて。これだから庶民は…」

ネネ「もういっぺん言ってみろおおおお!!」

マサオ「うわあああああああああああん」

しんのすけ「酷い、光景だぞ…」

ボー「みんな、そろそろ入学式の始まる時間」

しんのすけ「おお!もうこんな時間か!」ダッ

あい「あっ!!待ってしん様ー!」ダッ

ネネ「あっこら待ちなさい!」ダッ

マサオ「うわああああん!待ってー!僕を置いてかないでよーーー!!」

18: 2012/06/26(火) 07:45:21.08 ID:TCXLKuRD0
ネネ「まさか、みんな一緒のクラスになるなんてねー」

マサオ「知らない人ばかりだと緊張するもんね」

しんのすけ「マサオ君は恥ずかしがり屋さんだなぁ」

あい「私、しん様と同じクラスになれて、とってもうれしいですわ!」

ネネ「ケッ!」

あい「あら?何か文句でもありますの?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

ネネ「あんたがいると私の学校生活が破たんするのよ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

マサオ「あわわわわわわわ」ガクガクブルブル

ボー「ボー」ガクガクブルブル

ガラガラガラ

マサオ「あっ先生が来た!ほ、ほら席につかなくっちゃ!!」

ネネ「チッ」

あい「ふん」

マサオ「ほっ…」

22: 2012/06/26(火) 07:47:34.25 ID:TCXLKuRD0
先生「よし、みんな自分の席に着いたな。今日から一年このクラスの担任となった○○だ。よろしく」

「よろしくお願いしまーす」

先生「それじゃあ、さっそくだがみんなの自己紹介を始めるぞ」

………

……



先生「では、次に、野原しんのすけ君」

しんのすけ「はい!僕は○○小学校から来ました野原しんのすけです。運動ぐらいしか取り柄が無いのですが、
体育祭などでクラスに貢献できればなぁと思っています。一年間よろしくお願いします!」

パチパチパチ

マサオ「しんちゃんって小学生のときから、僕たち以外だと普通に話すよね」ボソッ

ネネ「私たちといる時が素なのよ。外面が良いのよ、きっと」ボソッ

あい「素敵ですわ、しん様…」ポッ

先生「それじゃあ、次の人…」

23: 2012/06/26(火) 07:48:26.95 ID:TCXLKuRD0
………

……




しんのすけ「おかえりー」

みさえ「『ただいま』でしょ!」

しんのすけ「そうともゆうー」

みさえ「入学式終わってから、ママ先に帰っちゃったけど、どうだった?」

しんのすけ「今日は簡単な自己紹介とこれからの学校生活の話だけだった」

みさえ「へーそうなんだ。クラスの方はどうだった?」

しんのすけ「マサオ君、ネネちゃん、ボーちゃん、あいちゃんと一緒のクラスだったぞ」

みさえ「へーそれは良かったじゃない」

しんのすけ「うん!」

みさえ「早く手洗いうがいしてきなさい!今日はジャンボチョコビ買ってあるわ」

しんのすけ「おおおおおお!ジャンボチョコビ!!!かーちゃんふともも~!!」

みさえ「それを言うなら『ふとっぱら』でしょ」

24: 2012/06/26(火) 07:50:26.70 ID:TCXLKuRD0

マサオ「今日は放課後、部活見学だね」

しんのすけ「マサオ君はどの部活に入るか決めたの?」

マサオ「僕は文化部かなぁ」

しんのすけ「ほうほう」

ネネ「しんちゃんは?」

しんのすけ「おらは、運動部かな!えっへん!」

マサオ「なんで威張るの?」

あい「しん様の運動しているお姿、きっとかっこいいですわ!」ポッ

しんのすけ「いやーそれほどでも。ボーちゃんは?」

ボー「僕は科学部」

しんのすけ「おお、ボーちゃんにぴったり!」

マサオ「ボーちゃんの将来の夢は科学者だもんね」

ボー「ボー」コクコク

25: 2012/06/26(火) 07:51:27.81 ID:TCXLKuRD0
しんのすけ「ネネちゃんは?」

ネネ「私は演劇部かな~?だって私将来は、女優さんだもん。今から演技力を磨こうと思ってるの」

しんのすけ「どちらかというと空手部とか柔道部のほうが似合ってるぞ」ボソッ

マサオ「あはは、そうだね」ボソッ

ボー「ボー」コクコク

ネネ「あっ?何か言ったか?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

しんのすけ「オ、オラたち何も言ってないぞ」

マサオ「うんうん」コクコクコクコク

ボー「ボー」コクコクコクコク

ネネ「あらーそぉ?」ニコッ

「はぁ………」

26: 2012/06/26(火) 07:54:05.39 ID:TCXLKuRD0
しんのすけ「さて、それじゃあ放課後になったし、そろそろ行きますか」テクテク

あい「しんさまー!私も部活見学ご一緒してもよろしいでしょうか?」

しんのすけ「おお、あいちゃんまだいたのか。オラは別にいいぞ?」

あい「ありがとうございます!!それでは、まずどちらに行かれますか?」

しんのすけ「そうだなぁ……」

27: 2012/06/26(火) 07:55:12.42 ID:TCXLKuRD0
………

……



しんのすけ「ふぅ、一通り回ったぞ」

あい「私も疲れましたわ」

しんのすけ「どれも女の子にモテそうだったけど、思っていたよりイマイチだったぞ」

あい「さすが!しん様!女の子にモテたいから部活に入るだなんて!素敵です!」ポッ

しんのすけ「いやー」テレッ

あい「ちなみにイマイチだったのはどうしてですか?」

しんのすけ「男の汗の臭いが辺りに充満してそうで嫌だったんだぞ」

あい「さすがしん様!!男の汗を嫌がるだなんて、素敵!」

しんのすけ「まぁね~」

あい「あっそうだわ、しん様!私一つ気になっている部活があるのですが、もし良かったら一緒に着いてきてもらえませんか?」

しんのすけ「おお、いいぞぉ」

あい「ありがとうございます」

30: 2012/06/26(火) 07:57:14.27 ID:TCXLKuRD0
あい「失礼します。一年ですが、部活見学してもよろしいでしょうか?」

女子部員「ええ、どうぞ」

あい「ありがとうございます」

しんのすけ「ここは?」

あい「『美術部』ですわ」

しんのすけ「美術部?」

あい「私、小さい頃から絵画教室に通っておりましたの。フランス語やピアノ、ヴァイオリンなども習っていましたけど、
絵を描くのは楽しくて、今でも趣味で絵を描いておりますのよ」

しんのすけ「ほうほう、そうだったのか」

31: 2012/06/26(火) 07:58:38.66 ID:TCXLKuRD0
あい「私、『美術部』に入ろうと思うのですけど、しん様もよろしかったら…」

しんのすけ「オラは別に入部してもいいぞ」

あい「ほ、本当ですか!?」

しんのすけ「女の子にモテるには運動部が手っ取り早いけど、男の汗の臭いもあるし。
美術部でもオラの才能を持ってすれば、きっとモテるようになるぞ!!」

あい「ありがとうございます、しん様!!しん様と一緒の部活!!あぁ!わ、私…もう悔いはありませんわ」バタッ

しんのすけ「えっ!!しっかりするんだぞ!」

男子部員「お、おい、突然女子が倒れたぞ!!」

女子部員「早く、保健室の先生呼んで来て!」

ガヤガヤ ザワザワ

あい「えへへへ……」

しんのすけ「やれやれ、先が思いやられるぞ」

33: 2012/06/26(火) 08:10:54.06 ID:TCXLKuRD0
………

……



みさえ「それで、美術部に入ることにしたの?」

しんのすけ「そうだぞ」

ひまわり「あっお兄ちゃん、私のお肉取らないで!」

しんのすけ「ごめんごめん、代わりにピーマンあげるから」

ひまわり「それお兄ちゃんの嫌いなものじゃん!」

みさえ「食事中は静かにしなさい!」

ひろし「コラしんのすけ!お前も中学生なんだから、もっと自覚を持ってだなぁ…」クドクド

しんのすけ「ごちそうさま!今日さっそく宿題が出たから、部屋行って宿題してくる!!」ダッ

ひろし「たくっ…これからって時なのに…」

35: 2012/06/26(火) 08:15:49.87 ID:TCXLKuRD0
コンコン

ひまわり「ねーお兄ちゃん」

しんのすけ「ん?どうしたひまわり?」

ひまわり「ちょ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

しんのすけ「オラ眠いから、少しだったら聞いてやるぞ?」

ひまわり「あ、ありがとう…」

しんのすけ「それで、どういったご用件ですかな?」

ひまわり「あっ、あのね…部活入るのもモテたいからって言ってたけど…。
お、お兄ちゃんはどうして…そ、そんなにモテたいの?」

しんのすけ「なーんだ、そんなことか。自分に自信をつけるために、モテたいんだぞ」

ひまわり「自分に自信?なにそれ、分かんない…」

37: 2012/06/26(火) 08:20:56.38 ID:TCXLKuRD0
しんのすけ「ひまわりはまだ小学生だから分かんないんだぞ」

ひまわり「自分だって少し前まで小学生だったのに…」

しんのすけ「そんな細かいことはいいんだぞ」

ひまわり「モテるって私が小学校1年生ときに、お兄ちゃんの噂いろいろ聞いてたよ」

しんのすけ「ほうほうどんな?」

ひまわり「お兄ちゃん、背高くてかっこいいから、運動会でも目立ってたし。
いろんな女の子が『かっこいい』って噂してたよ」

しんのすけ「ほうほう。やっぱり、モテる男はつらいですなぁ」

ひまわり「ちょっと!ちゃんと聞いてよ」

38: 2012/06/26(火) 08:24:21.43 ID:TCXLKuRD0
しんのすけ「しかし、あれですなぁ。みんな小学生のくせにおませさんですなぁ」

ひまわり「はぁ……。それにあいちゃん…
いっつもお兄ちゃんにべったりしているし、余計目立つんだよ……」ボソッ

しんのすけ「ん?あいちゃんが『べっとり』で、どうしたって?」

ひまわり「『べったり』!!」

しんのすけ「ほうほう」

ひまわり「もう!なんでもないよ!!でも、美術部に入部したなんて驚いたよ」

しんのすけ「それは大人の事情ってやつですな」

41: 2012/06/26(火) 08:30:34.84 ID:TCXLKuRD0
ひまわり「大人の事情…って意味分かんない」

しんのすけ「もうそんなのどうでもいいぞ。そろそろ寝よー。オラ眠くなってきたぞ」

ひまわり「ねぇねぇ教えてよー!!」

しんのすけ「ひまわりが小学校を卒業するころになったら教えてあげるぞ」

ひまわり「ずっと先じゃん!」

しんのすけ「ふわぁぁぁ。もう眠いから勘弁して」

ひまわり「ねぇお兄ちゃん」

しんのすけ「ん?まだ何かあるの?

ひまわり「お兄ちゃんは……いつまでも私のお兄ちゃんだよね!」

しんのすけ「ん?そりゃあそうだぞ」

ひまわり「うん、そうだよね。変なこと聞いてごめんね!おやすみ!」

しんのすけ「おやすみ~(なんだったんだろ、ひまわりの奴)」

46: 2012/06/26(火) 08:44:01.73 ID:TCXLKuRD0
しんのすけ「ふわぁぁ(昨日のひまわりの言葉が気になって結局、眠れなかったぞ)」

マサオ「あっしんちゃんおはよーってどうしたの?そんな大きなあくびして」

しんのすけ「ん、なんでもないぞ」

マサオ「それならいいんだけど」

ボー「寝不足は健康に悪い」

しんのすけ「おお、ボーちゃん!おはよー!」

ネネ「どうせ、変なことでも考えて眠れなかったんでしょ?」

マサオ「ネネちゃん」

しんのすけ「そんなことないぞ!こんな好青年のオイラに向かって!」

マサオ「好青年って、自分で言うの…?」

50: 2012/06/26(火) 08:57:35.95 ID:TCXLKuRD0
あい「みなさん、おはようございます」

ネネ「チッ…来たわね…」

あい「あら、あなた。いらっしゃいましたの?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ネネ「ええ、いらっしゃいましたよ?それが何か?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

あい「どいて下さらない?邪魔なので」

ネネ「そんなの別の通路から行けばいいでしょ!!」

しんのすけ「あ、朝から怖いぞ」ガクガクブルブル

ボー「龍と虎が見える」ガクガクブルブル

52: 2012/06/26(火) 09:01:09.04 ID:TCXLKuRD0
マサオ「はぁ…。これが一年間も続くと思うと、僕胃が痛い……」

ボー「これ」

マサオ「これ、い、胃薬?」

ボー「ボー」コクコク

マサオ「ボーちゃんいつも持ち歩いてるの…?」

ボー「みんな、人には言えない悩みが、それぞれある」

しんのすけ「ボーちゃんもいろいろと苦労しているんですなぁ」うんうん


ネネ「やんのか!?こら!?」

あい「ええ、受けて立とうではありませんか!!」


マサオ「た、大変だよ、しんちゃん!!向こうがいつの間にか一触即発の雰囲気に」あわわわわわ

しんのすけ「変態だ!せ、先生を呼んでくるぞ!!」ダッ

マサオ「変態じゃなくて、大変だよ。しんちゃん」

54: 2012/06/26(火) 09:13:35.38 ID:TCXLKuRD0
しんのすけ「まったく。殴り合いのケンカになってたらどうするの!!」ぷんぷん

あい「しん様、申し訳ございません…」

ネネ「……」

しんのすけ「ネネさん!!あなた反省しているの!?」ぷんぷん

ネネ「はい…反省しています…」

しんのすけ「これだから最近の若者は!!『謝る』という言葉を知らないのかしら!?まったく!!
私が先生を呼びに行かなかったら、今頃大けがをしていたかもしれないのよ!!」クドクドクドクド

マサオ「しんちゃん、変なキャラになってるよ…」

ボー「でも、殴り合いのケンカにならなくて、良かった」

しんのすけ「ボーさん!そんな甘い言葉を言ってはいけませんよ!!着け上がるだけです!!」

マサオ「しんちゃんってこんなにお説教好きだっけ…?」

ボー「ボー」

55: 2012/06/26(火) 09:21:51.92 ID:TCXLKuRD0
あい「しん様、先ほどはごめんなさい」ふかぶか

しんのすけ「もういいよ、あいちゃん。オラもさっきは怒りすぎたし」

あい「そんなことありません!私は感動したのです!
しん様に怒ってもらえて、あいはこれほどしん様に思われているのかということを!!
あの真剣なまなざしは!!ああ!!今思い出しただけでも……」ポッ

しんのすけ「(あいちゃんってひょっとしてマゾ?)」

56: 2012/06/26(火) 09:26:39.42 ID:TCXLKuRD0
しんのすけ「それにして今日は疲れたぞ…」クタクタ

ガチャ

しんのすけ「ただいまんとひひー」

みさえ「普通に『ただいま』って言いなさい!」

しんのすけ「まぁまぁ。そんなに怒ったら、また小じわが増えるぞ」

みさえ「たくっあんたって奴は…人が気にしていることを…」

ゴチンッ!!

しんのすけ「……」ばたり

みさえ「さっさと手洗いうがいしなさいねー」

しんのすけ「ほ、ほい…」

59: 2012/06/26(火) 09:36:13.86 ID:TCXLKuRD0
ひまわり「おかえりー。お兄ちゃん」

しんのすけ「おお、ひまわり帰ってたのか!」

ひまわり「ってお兄ちゃん部活してるんだから、小学生の私の方が、早いの当たり前じゃん」

しんのすけ「おお、気付かなかったぞ!!」

ひまわり「うそつけ」

しんのすけ「そ、そんなひまわり!お兄ちゃんは悲しいぞ!!」ぶわっ

ひまわり「は?」

しんのすけ「昔はオラにそんな口答えせず、『ター』『アー』しか言わなかったのに」

ひまわり「それ赤ちゃんのときじゃん」

しんのすけ「ひ、ひまわりは赤ちゃんの頃、自分が何を言っていたか覚えているのかああああ!?」

ひまわり「いや、昔の撮ったビデオあるし」

しんのすけ「おおそうだった、そうだった!『ぽっちゃり』忘れてた!!」

ひまわり「それを言うなら『うっかり』」

しんのすけ「そうともゆー」

ひまわり「(だめだ、このお兄ちゃん…)」

62: 2012/06/26(火) 09:45:29.18 ID:TCXLKuRD0
しんのすけ「グーグー」

ひまわり「起きろーー!!」バッ

しんのすけ「グー…ん?あっ、いつの間に布団がはぎとられてる…。いやんっ。ひまのえOち…」ポッ

ひまわり「えOちじゃなあああああい!!」

しんのすけ「朝から大きな声は、き、きついぞ」

ひまわり「早く下に降りてきてよね!もう朝食の準備できてるんだから」

しんのすけ「ほーい。ふわぁぁぁ」

64: 2012/06/26(火) 09:53:00.80 ID:TCXLKuRD0
マサオ「おはよう!しんちゃん!」

しんのすけ「あっおはよう!おにぎり君!」

マサオ「いきなりおにぎり君は止めてよぉ…」

しんのすけ「おお、ごめんごめん」

マサオ「そういえば、昨日風間君から電話があってね」

しんのすけ「おお風間君から!!」

マサオ「なんでも、向こうの学校は授業が早くて着いていくのがやっと、なんだって。それからねぇ……」


しんのすけ「ほうほう。それはまた大変ですなぁ」

マサオ「あとしんちゃんに伝言」

しんのすけ「ん?」

マサオ「『早くモテモテになって、モテモテ話を聞かせろ』だって」

しんのすけ「むむむ、風間君のくせに言うようになったじゃないか」

66: 2012/06/26(火) 09:59:36.10 ID:TCXLKuRD0
………

……



しんのすけ「おお、あいちゃんデッサン上手ー」

あい「ありがとうございます。しん様のデッサンもとってもお上手ですわ」

部長「あなたたちの腕前を見ようと思って、
課題でデッサンを出したわけだけど、余計だったわね」

しんのすけ「ありがとうございます、部長」

部長「今からしっかり基礎からやれば、今年の秋にある絵画コンクールで賞を貰えるかもしれないわね」

あい「しん様、いつの間にそんな技術を?」

しんのすけ「よくマサオ君が絵を描くから、それに付き合って一緒に描いていたんですよ。ねっマサオ君?」

マサオ「う、うん」ひょこ

67: 2012/06/26(火) 10:01:14.43 ID:TCXLKuRD0
部長「へーあなたも、デッサン上手ねー」

マサオ「ぼ、僕将来マンガ家になりたくて、それでよく絵を…」

しんのすけ「マサオ君は、昔から『よしいうすと』の大ファンなんですよ」

部長「へーそうなんだ。私も昔からあのマンガ家さんは、絵が綺麗で話もおもしろくて好きよ。
ただ昔はよく休載してたわよねー。最近はそうでもないけど」

マサオ「ははは、そうですね(あれ、僕としんちゃんが原因なんだよなぁ)」

69: 2012/06/26(火) 10:02:38.34 ID:TCXLKuRD0
しんのすけ「それじゃあ、そろそろ帰るとするか。マサオ君」

マサオ「うん。それじゃあお先に失礼します」

部長「じゃあねー」

あい「しん様、今日は私もご一緒してもよろしいでしょうか?」

しんのすけ「オラはいいぞー」

マサオ「うん、僕も」

あい「ありがとうございます、しん様!」

マサオ「あれっ僕は?」

しんのすけ「それじゃあ行こ」

あい「はい!」

マサオ「あっ待ってよー!!」

70: 2012/06/26(火) 10:06:30.99 ID:TCXLKuRD0
しんのすけ「そういえば、今日黒磯さんは?」

あい「黒磯には、あらかじめ迎えはいらないと伝えております」

マサオ「へーそうなんだ」

あい「私の場合、一人で登下校するのに両親の許可がいるんですの。
たまになら一人の登下校も許してもらえるのですが……。もう!私の両親は過保護すぎます!!」

マサオ「ははは…」

しんのすけ「家庭の事情ってやつですな」

75: 2012/06/26(火) 10:20:27.56 ID:TCXLKuRD0
………

……



マサオ「あっ!じゃあ僕こっちだから!」

しんのすけ「じゃあねー」

あい「ごきげんよう」

しんのすけ「あれ?あいちゃんの家もこっちじゃないぞ?」

あい「そうなのですが、久しぶりのしん様との下校ですから、しん様の家まで一緒に歩きたいです。
それまで一緒にいても、よろしいでしょうか?」

しんのすけ「オラは構わないぞ。そう言えばあいちゃんとの下校は何年かぶりだぞ」

あい「覚えていらしたのですか!!感激です!!」

76: 2012/06/26(火) 10:28:11.79 ID:TCXLKuRD0
しんのすけ「最後に一緒に下校したのは、小学…3年生のとき?」

あい「はい!!小学3年生のときですわ!!」

しんのすけ「おお思い出したぞ」

あい「その頃、しん様寄り道ばかりするんですもの。大変でしたけど、楽しかったですわ」

しんのすけ「オラとなんかと下校して嬉しいのあいちゃんぐらいだぞ?」

あい「そんなことありません!しん様は、優しくてカッコよくて…」

しんのすけ「はいはい、それ小学生のときから聞かされ続けたから、聞きあきたぞ」

あい「あ、ご、ごめんなさい」

しんのすけ「でも、そんなに喜んでもらえてオラも嬉しいぞ。
それじゃあ喜びついでに、オラん家に上がっていく?」

あい「えええ!!いいのですか!?」

しんのすけ「うん。それに家に来るの初めてじゃないでしょ?」

あい「いえ、突然お邪魔したらご迷惑じゃないでしょうか?」

しんのすけ「あいちゃんなら大歓迎だぞ」

あい「ふふ。ではお邪魔しちゃおうかしら」

77: 2012/06/26(火) 10:30:47.69 ID:TCXLKuRD0
ガチャ

しんのすけ「ただいまぐろのお刺身ー」

みさえ「普通に言いなさい、普通に!ってあらっ?」

あい「お邪魔します」ペコリ

みさえ「あ、あら、あいちゃん。お久しぶりねぇ」

あい「ご無沙汰しております。お義母さま」

みさえ「ちょっと、しんのすけ。どうして突然あいちゃんが来たの?」ボソッ

しんのすけ「いやー、どうしてもあいちゃんと久しぶりに下校してたらつい」

みさえ「どうするの?今すっごく散らかってるのよ」ボソッ

あい「あ、あの、ご迷惑だったでしょうか?」

みさえ「あっごめんなさい。ちょっと家の中が散らかってるから…」

あい「あっ、少し待って頂けますか?」

ピッポッパッ

あい「黒磯、例のモノを」

78: 2012/06/26(火) 10:31:56.79 ID:TCXLKuRD0
ブゥゥゥゥゥン!キッ!バタン!

黒磯「お嬢様」

みさえ「はやっ!」

あい「ありがとう、黒磯。あの…お義母さま。つまらないものですが…」スッ

みさえ「こ、これは、私たち庶民にはとても高くて手が出せない『最高級しもふり和牛』」ゴクリ

しんのすけ「おお、おいしそーーー!!」

みさえ「ささ、こんなところで立ち話もなんですから、どうぞ上がって上がって!!」

あい「ありがとうございます」ペコリ

みさえ「今晩はすきやきね。あいちゃんも良かったら食べて行って」

あい「では、ご遠慮なく。(計画通り……ですわ)」ニヤッ

79: 2012/06/26(火) 10:35:52.49 ID:TCXLKuRD0
ひろし「おおおお、この肉上手いなぁ。口に入れた途端とろけるような舌触り。
それでいて口全体に肉の味わいが広がり…」

みさえ「もう、あなたったら」

あい「しん様、あーん」

しんのすけ「あーん」

あい「おいしいですか」

しんのすけ「おおおおお!!とってもおいしいぞ!!」

あい「それは良かったですわ」

ひまわり「……」ジー

ひろし「おっしんのすけ!こんな美人に食べさせてもらって!やるなこいつぅ!」

あい「まぁお義父さまったら、美人だなんて」もじもじj

ひまわり「(何よ!さっきからイチャイチャしちゃってさ)」


シロ「クーーーーン………」カラッポ

80: 2012/06/26(火) 10:37:57.13 ID:TCXLKuRD0
ひまわり「……」ジー

あい「?」ニコッ

ひまわり「!!」

パクパクパク

しんのすけ「ああ、ひま!お肉ばっかり食べてずるいぞ!!」

あい「しん様、お肉はまだまだありますからご安心下さい」

しんのすけ「おお、それなら良かったー」

81: 2012/06/26(火) 10:39:07.96 ID:TCXLKuRD0
ひまわり「……」ジー

しんのすけ「ひまわり、さっきからオラたちのこと睨んでばかりで怖いぞ」

ひまわり「ふん」プイッ

ひろし「どうした、ひまわり?」

ひまわり「何でも無い…私もう食べ終わったから、自分の部屋戻っとく……」

みさえ「ちょっと!どうしたの?気分でも悪いの?」

ひまわり「ううん、何でも無い」

みさえ「そう…」

あい「……」

82: 2012/06/26(火) 10:47:38.38 ID:TCXLKuRD0
コンコン

ひまわり「はい?」

あい「お邪魔します」

ひまわり「あいちゃん?」

あい「急にお部屋に戻られたので、心配で見に来ました」

ひまわり「あいちゃんには関係ないでしょ!」ぷいっ

あい「まぁ、そんなことおっしゃらずに。でもその様子からだと、お元気そうですわね」

ひまわり「べ、別に私あいちゃんと話なんかないし!」

あい「もしかして……私がしん様と一緒にいることにやきもちを焼いているのですの?」

ひまわり「!!」ギクッ

83: 2012/06/26(火) 10:50:12.17 ID:TCXLKuRD0
あい「図星ですのね。大方、『優しいお兄さまが、私の元から離れて、
構ってくれなくなるー』とか考えているのではないですの?」

ひまわり「!!」ギクギクッ

あい「ふふ。それならちょうど良いですわ!」

ひまわり「何がちょうど良いのよ…」

あい「私、しん様のことが大大大好きですの!!ひまわりちゃんのやきもちなんかに屈しません!
それを今ここで!!宣言します!!」

ひまわり「えっえっ!!何言ってるの!?」

85: 2012/06/26(火) 10:53:11.24 ID:TCXLKuRD0
あい「もうこの恋だれにも止められません!」

ひまわり「そ、そんなこと!……私が止めるもん!!」

あい「いいえ!それは無理です。私はひまわりちゃんよりもずっとしん様のことが好きなのですから!」

ひまわり「わ、私なんか!!それよりもずーーーーっと好きなんだからね!!」

あい「でも、所詮は兄妹愛!!私なんかもっともっとこーーのぐらい好きなんです!!」

ひまわり「兄妹愛でもいいもん!!私なんて!
この部屋の大きさよりずーーーーっと好きなんだから!!」

あい「それなら、私はこの家の大きさよりもずーーーーーーっと好きなんですから!!」

………

……



あい「ふふ、結局私たち二人ともしん様が好きなんですのね」

ひまわり「あいちゃんには負けないけどね!」くすっ

あい「それにしてもおとな気なかったです。ごめんなさい」

ひまわり「あいちゃん、まだ子どもでしょ」

あい「あっ、そうでした。ふふっ」

86: 2012/06/26(火) 10:55:44.41 ID:TCXLKuRD0
ガラッ

あい「それではお邪魔しました。また次回続きということで」

ひまわり「うん」

パタン

あい「……」くすっ

しんのすけ「あ、あいちゃん?」

あい「あら、しん様どうかされたのですか?」

しんのすけ「ひまわりの部屋からあいちゃんの声が聞こえたと思ったら、あいちゃんが出てきたから。
どうしたの?ひまわりに用事?」

あい「女の子同士の会話ですわ」ニコッ

しんのすけ「その回答…腑に落ちないぞ」

あい「ねぇしん様。私、いつまでもしん様の傍にいますわ」

87: 2012/06/26(火) 10:57:09.14 ID:TCXLKuRD0
あい「長い間お邪魔致しました」ペコリ

みさえ「いいのよー。またいつでも来てね!」

ひろし「また遊びに来いよ」

あい「はい、ありがとうございます」

みさえ「あら?黒磯さんは?」

あい「それなら急用が出来たそうなので、戻りました(私が帰らせましたけど)」

ひろし「そうなのか。じゃあしんのすけ!あいちゃんを家まで送ってあげなさい」

みさえ「そうね。夜道に女の子一人じゃあ危ないから」

あい「そんな!しん様がご迷惑ですから」

しんのすけ「そんなことないぞ」

みさえ「遠慮することないのよ?」

ひろし「そうだぞ?子どもが遠慮するもんじゃない!」

あい「そ、それでは、お願いしようかしら」

しんのすけ「OK!!それじゃあ、あいちゃんを家まで送っていくぞ。行こ、あいちゃん」

あい「はい、しん様!」

88: 2012/06/26(火) 10:59:31.66 ID:TCXLKuRD0
しんのすけ「さっきの話なんだけど」

あい「さっきの?」

しんのすけ「オラの傍にいるって」

あい「はい、私いつまでもしん様の傍にいますわ」

しんのすけ「実はオラ、あいちゃんと何年も一緒にいて気付いたことがあるんだぞ」

あい「?」

しんのすけ「あいちゃんがオラのこと『好き』ってこと」

あい「そ、そうなのですか!?わ、私が何年もアプローチをしてきたというのに。
でもそんな鈍感なしん様も素敵!」ポッ

89: 2012/06/26(火) 11:02:06.55 ID:TCXLKuRD0
しんのすけ「じ、実は、『好き』って気持ちがオラまだ分からないんだぞ」

あい「はい」

しんのすけ「そ、それでも、あいちゃんの気持ちには応えたいんだぞ」

あい「うれしいです。しん様」ウルウル

しんのすけ「だから、勝手な話かもしれないけど、オラがモテる大人の男になるまで待っていて欲しいんだ!」

あい「もちろん、待ちますわ。何十年でも何百年でも!しん様の頼みとあらば!!」

しんのすけ「オ、オラ…そんなに待たせないぞ…」

あい「ふふっ。ジョークですわ」


しんのすけ「もう、あいちゃんたら、い、け、ずぅぅ」

あい「もう、しん様ったら」ポッ

しんのすけ「よーし!意見がまとまったところで、明日に向かって走るぞ!!」ダッ

あい「え、ちょっと!あっ、待ってーしんさまーーーー!!」


91: 2012/06/26(火) 11:03:52.40
えw

まあ乙w

93: 2012/06/26(火) 11:05:27.02
風間くんは必要だったのか?

95: 2012/06/26(火) 11:08:50.49 ID:TCXLKuRD0
今回初めてSSを書きました。短いですが、以上です。

稚拙な点が多々あるとは思いますが、最後までお付き合い頂きありがとうございます。

もっと良いSSが書けるよう、鍛練したいと思います。


一応、この続編も考えております。

「じゅ、需要がなくても書いちゃうんだからね!!」


それでは、本当にありがとうございました。

97: 2012/06/26(火) 11:11:35.43

楽しめた

引用元: しんのすけ「オラ、モテモテになるぞ!」