1: 2013/06/16(日) 10:56:13.98 ID:8+O4N2o70
トウキョウ租界 喫茶店

首領パッチ「なぁー……いいバイト見つかったかぁ?」

ボーボボ「ねえなぁ……。ん!?首領パッチ!!これ見てみろ!!!」

首領パッチ「なんだよ、どうせ大したこと……おぉぉ!?黒の騎士団団員募集中だと!?」

ボーボボ「君もテ口リストになって世界を壊し、創造しようだってよ!!これいいんじゃないか!?時給も800円で悪くないし!!」

ビュティ「バイト情報誌でテ口リスト募集してるの!?てか、時給安いよ!!!」

ソフトン「世も末だな」

ビュティ「そういう問題なの!?」

ボーボボ「よっしゃー!!!このイカれた時代をオレの力でぶっ潰してやるぜぇぇ!!!!いくぞ!!!首領パッチ!!!」

首領パッチ「君はタフボーイ!!タフボーイ!!」

ビュティ「待ってよ!!ボーボボ!!!買出しに行ったへっくんと天の助くんはどうするの!?ここで待つって約束だったじゃない!!」

ソフトン「雲の流れが変わったか。何もなければいいが……」

5: 2013/06/16(日) 11:04:00.15 ID:8+O4N2o70
某所

ビュティ「もう、ボーボボったら。喫茶店で待っておかないとへっくんと天の助くんが困っちゃうのに」

ソフトン「バイト情報誌によると、面接会場はこの辺りのようだが」

ビュティ「そうなんですか?でも、テ口リストの募集だし、そう簡単には――」

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ソフトン「なんだ!?」

ビュティ「嫌な予感がする……」

ソフトン「あの建物の中からだな。ビュティ、オレの傍から離れないようにするんだ」

ビュティ「は、はい」

ソフトン「――どうした!?」

ボーボボ「うおぉぉぉぉぉ!!!!!黒の騎士団入団希望のボーボボでぇす!!!!特技は鼻毛真拳だぁぁぁ!!!」パシンッ!!!パシンッ!!!!

玉城「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!!」

首領パッチ「ここかぁぁ!!!!!テ口リスト共の巣窟はぁぁぁ!!!!!オレが来たからには勝利はもらったも同然だぁぁぁ!!!!氏ねやぁ!!!!」ドゴォ!!!

扇「ふぐっ!?!」

ビュティ「既に面接どころじゃなくなってるー!!!!」

9: 2013/06/16(日) 11:12:24.96 ID:8+O4N2o70
ボーボボ「ふぅー。なんだ、黒の騎士団もこの程度か。拍子抜けもいいところだな」

首領パッチ「お前たちに明日を生きる資格はない」

ビュティ「なにやってんの!?面接にきたんじゃないの!?」

ボーボボ「どうやらオレ以上の実力者はいないようだな。今日からは黒毛の騎士団に名前を変えることにしよう」

ビュティ「黒毛!?」

首領パッチ「オレも今日からは首領ゼッロに名前変えて、仮面被るわ。――これで、誰もオレってわかんないだろ」

ビュティ「モロバレだよ!!!」

ボーボボ「む!?首領パッチがいなくなった!?どこだ!!!首領パッチ!!!!」

首領ゼッロ「首領パッチは氏んだ」

ボーボボ「なんだとぉ!!!!てめぇ!!!何もんだぁぁぁ!!!!」ドゴォ!!!!

首領ゼッロ「ごへっ!?!?」

ソフトン「大丈夫か?」

扇「ぐぐ……。か、彼らは……一体……?」

ソフトン「すまない。だが、我々も黒の騎士団とは志を同じくするものであることは本当だ」

玉城「なんだと?お前らもブリタニアと戦ってるのか……?」

11: 2013/06/16(日) 11:20:24.49 ID:8+O4N2o70
ゼロ「おい!!何事だ!!!」

カレン「なにこれ……めちゃくちゃ……」

扇「ゼロ、いいところに」

ボーボボ「誰だ。貴様。そうか、黒毛の騎士団入団希望者か。いいだろう、そこに座れ」

ゼロ「黒毛の騎士団だと?黒の騎士団に似た名前だが、おまえ達は一体……?」

ボーボボ「オレは黒毛の騎士団総帥、ゼロローロ・ローロゼだ」

ビュティ「なにその名前!?ゼロに被せてるつもりなの!?」

ボーボボ「逆から読んでもゼロローロ・ローロゼになる。凄いだろ?」

ビュティ「なってないよ!!!」

首領パッチ「そしてオレが首領ゼッロ。決して首領パッチじゃないぜ」

ゼロ「ならば、なんだ?」

首領パッチ「一言でいうなら、耳かきについている綿だな」

ゼロ「なるほど」

ビュティ「納得した!?」

16: 2013/06/16(日) 11:28:25.05 ID:8+O4N2o70
ゼロ「貴様たちの目的はなんだ?我々に対する敵対行動というなら、容赦はしないぞ」

ボーボボ「目的だと?おいおい、ここまでやっていてもそんな愚問を口にするのか?」

ゼロ「なんだと?」

首領パッチ「はっ!やっぱり黒の騎士団ってのは大したことねえんだな」

カレン「どういうこと!?」

ボーボボ「オレたちの目的は、ただ一つ……」

ゼロ(危険因子か。ギアスを使ってでも……!!)

首領パッチ「二階から目薬を成功させることに決まってんだろぉ!!!察せよなぁ!!!!」

ビュティ「無茶だー!!!」

首領パッチ「あと2センチ右だ!!」

ボーボボ「ここか!」

首領パッチ「よーし!!!ボーボボ!!これで成功させるぞ!!!いいな!!!!長年の夢がこれで叶うんだ!!!準備はいいな!!落ちるぞ!!!」

ボーボボ「よし!!落ちろぉぉぉ!!!!!首領パッチぃぃ!!!!」

首領パッチ「首領パッチダーイブ!!!!!!」ヒューン!!!

ボーボボ「ぐばぁ!!!!」

20: 2013/06/16(日) 11:33:53.68 ID:8+O4N2o70
首領パッチ「やった!!!成功だ!!!!」

ボーボボ「てめぇが落ちてきてどうすんだ!!!!」ドゴッ!!!

首領パッチ「ぶげぇ!?」

ゼロ「……」

カレン「……」

ビュティ「ちょっと!!二人とも!!!真面目にやりなよ!!!面接にきたんでしょ!?」

ボーボボ「えっ?」

ビュティ「なんで意外そうな顔してんの!?」

扇「ゼロ。こっちの彼から事情は概ね聞いた」

ゼロ「なんだと?」

ソフトン「ソフトンという」

ゼロ「おま……!!」

ボーボボ「ゼロ。勘違いするな。こいつはソフトクリームのチョコ味ではなく、ウンコだ」

ゼロ「……やはり」

ビュティ「違うよ!!!逆だよ!!!!」

23: 2013/06/16(日) 11:36:37.58
脳内再生余裕だった

25: 2013/06/16(日) 11:42:24.23 ID:8+O4N2o70
ゼロ「――なるほど。おまえ達はあの大国『マルハーゲ帝国』と戦っているのか」

ボーボボ「ああ。そうだ」

首領パッチ「文句あるわけぇ!?」

ゼロ「では、ここ『エリア11』に来たのは、マルハーゲ帝国と同盟関係にある『ブリタニア』と戦うためか?」

ボーボボ「ああ。概ね」

首領パッチ「大胸!?やだっ!!エOチ!!!私が巨乳だからってジロジロみないでよぉ!!!」

カレン「……」

首領パッチ「で、ででで、でたぁー!!!おっOいお化けだぁー!!!!」

カレン「急に何よ!?」

首領パッチ「オレの神通力が通じるかどうかは、五分五分ってところか……!!」

ボーボボ「やめろ、首領パッチ。お前のバストサイズではまだ勝ち目はない」

首領パッチ「やってみないとわかんねえだろぉ!!!――くらえ!!!オレのおっOいミサイルで成仏させてやんぜー!!!!」ゴォォォ

カレン「弾けろぉぉ!!!」バキィィ!!!

首領パッチ「はいっ!!!」パァンッ!!!!

ビュティ「本当に弾け飛んだー!!!!」

27: 2013/06/16(日) 11:51:07.50 ID:8+O4N2o70
ゼロ「それで、そんな君たちが何故我々のところまで面接をしにきた?それほどまでの実力があれば君たちだけでも十分だろう」

ボーボボ「黒の騎士団がどれだけの力を持っているのか、確認したかっただけだ」

ゼロ「……何故、そのようなことをする?」

ボーボボ「もしオレの想定以下の力しかなかった場合、解散を勧めようと思ってな」

カレン「なんですって……!!」

玉城「てめぇ!!」

ゼロ「待て。――それで、ゼロローロ。我々の力は合格点を頂けるのかな?」

ビュティ(ゼロさん、その名前で呼んでくれるんですね)

ボーボボ「ふっ……」

首領パッチ「くくくくく……」

カレン「何よ!!その見下したような顔は!!」

ボーボボ「では、逆に訊くがゼロ。オレは合格なのか?」

首領パッチ「受験番号は3058なんですけど!!!3058なんですけど!!!!どこにあるの!?ボクの3058!!!」

ゼロ「無論、合格だ」

ビュティ「なにが!?」

32: 2013/06/16(日) 12:03:20.87 ID:8+O4N2o70
扇「受験番号はこのホワイトボードに書いておいた。確認してくれ」

首領パッチ「怖いけど、見ないと……。ボクはこの日のために必氏になってセパタクローの練習をしてきたんだから!!」

首領パッチ「えーと……3058……3058……」

玉城「3000番台は全滅してたなー」

南「なー」

首領パッチ「そ……そんな……そんな……!!!だったら……だったら……!!」

首領パッチ「セパタクローで鍛えた足技をくらえぇ!!!!」バキィッ!!!

扇「ぐふっ?!」

ボーボボ「延髄蹴りはいったぁー!!!!扇選手、立てるか!?たてるのかぁぁ!?」

扇「ぐぐ……頼まれたから……やったのに……。どうして――」

首領パッチ「頼まれたとかいうなやぁー!!!!!」バキィッ!!!!

扇「がぁ!?」

ビュティ「やめなよ!!!」

ソフトン「黒の騎士団の名は最近よく耳にしている。今は、あのコーネリアと戦おうとしているとか」

ゼロ「その通りだ。近く、決戦となるだろうな」

36: 2013/06/16(日) 12:11:30.30 ID:8+O4N2o70
ボーボボ「なるほど。だが、大丈夫なのか?」

ゼロ「どういう意味かな?」

ボーボボ「ゼロの兵士たちの状態は万全なのか?」

ゼロ「それは勿論――」

首領パッチ「渾身のキャメルクラッチだぁぁぁ!!!!」ググッ!!!

扇「ぐあぁぁぁぁ!!!!」

玉城「扇!!ロープだ!!ロープ!!」

扇「うおぉぉ……!!」

首領パッチ「ロ、ロロ、ロープ!!!やだ!!!そんな!!!やめてぇ!!ロープはまだ早いわ!!子どもだって見てるのに!!!」

カレン「ふざけるのもいい加減に……!!――しろぉ!!!」ドガッ!!!

首領パッチ「ぎばぁ!!!!――なにすんじゃ、おのれぇ!!!」

カレン「キャメルクラッチは……こうだっ!!!」ググッ!!

首領パッチ「あぁぁぁ!!!!イテェェ!!!!こりゃいてぇぇぇわぁぁぁぁ!!!!」

カレン「参ったか!?」

ゼロ「――見ての通り万全だ。抜かりはない。体調管理も私の仕事だからな」

39: 2013/06/16(日) 12:19:19.77 ID:8+O4N2o70
首領パッチ「ま……まぁ、まぁだな……」

ビュティ「首領パッチくん!!大丈夫!?ボロボロだよ!?」

ボーボボ「確かに心配はなさそうだな」

ゼロ「もういいかな?こちらも色々と忙しい身なのでね」

ボーボボ「そうだな。オレもこう見えて切り身なのでな」

ビュティ(いつの間にかボーボボが皿にもられてるぅー!!!)

首領パッチ「オレも、白身だ」

ゼロ「そうか。ならば痛まないうちにテーブルに並んだほうがいい」

ボーボボ「そうだな。……食べるか?」

ゼロ「断る」

首領パッチ「うぅ……やっぱり、黄身のほうがよかったのね……黄身のほうが……」

ボーボボ「誰かオレを食べてくれなきゃ、痛んじゃう!!!痛んじゃう!!」

ビュティ「話が終わったなら行くよ!!へっくんたちが心配してるかもしれないし!!」

カレン「出口はこっちだから」

ソフトン「なぜトイレに案内する?」

42: 2013/06/16(日) 12:27:10.95 ID:8+O4N2o70


ビュティ「でも、びっくりだね。私たちのほかにもああやって戦ってる人たちがいるんだ」

ソフトン「だが、向こうは政治にすらも介入しようとしている」

ビュティ「ど、どういうことですか?」

首領パッチ「セイウチを戦争の道具にしようとしているってことだ」

ボーボボ「セイウチなんて戦争の役に立つわけねえだろ」

セイウチ「なめんなよ!!!!」ガブッ!!!

ボーボボ「セイウチつえぇぇー!!!!」

首領パッチ「トドもいるぜ!!」

トド「オレ、戦争とか興味ないんで」

首領パッチ「なら、氏ねや!!腰抜けがぁ!!!!」

トド「戦争反対!!!!」ドゴォ!!!!

首領パッチ「ぎゃぁぁぁ!!!」

ソフトン「彼らはこの『エリア11』から本来の国を取り戻し、自治権まで得ようとしている。オレたちのようにただ戦っているだけでなく、未来を見据えている」

ビュティ「なるほど……」

46: 2013/06/16(日) 12:35:53.88 ID:8+O4N2o70
巨大モニター『番組の途中ですが、シャルル皇帝陛下の臨時会見をお送りします』

ビュティ「え……?」

ソフトン「シャルルだと……?」

ボーボボ「……」シャルル

首領パッチ「お?ボーボボ、鼻毛出るときの音、変えたか?」

シャルル『エィリアじゅぅいちにすむぅ者たちよぉ。ワシがシャルル・ジ・ブリタニア皇帝であぁぁる!!!』

ビュティ(うわぁ、なんか怖そうな人……)

魚雷ガール『そして、私がギョララ・イ・ブリタニア女帝よ』

ビュティ「隣にめちゃくちゃヤバいやつがいるー!!!!」

ソフトン「な……!!魚雷さんが!!!」

ボーボボ「魚雷せんせーだぁ!!!」

首領パッチ「今日はどんなビデオ授業してくれるの!?」

魚雷ガール『今日は、そうねえ。保険体育からよ!!成長期になると魚雷はまず脱皮して、マッコウクジラになるわけ』

ボーボボ「すげー!」

ビュティ「これテレビ電話だったの!?」

50: 2013/06/16(日) 12:45:41.25 ID:8+O4N2o70
シャルル『最近、黒の騎士団と名乗る者たちがブリタニアに対して、嫌がらせをくりかえしておる』

ビュティ「嫌がらせって……」

シャルル『エリア11のブリタニア軍が通るところに落とし穴掘り、軍を困らせた回数は28回にもおよぶぅ』

ビュティ(ゼロさんたち、なんかやってることは地味だー!!!)

首領パッチ「今時、落とし穴にはまるやつなんかいるわけねーだろ。バッカじゃねーの!?」

ボーボボ「首領パッチ、こっちにこい」

首領パッチ「なになにー!?」ダダダッ

ズボッ!!!!

首領パッチ「うわぁっと!!!落とし穴だぁ!!!あっぶねえ、もう少しで引っ掛かるところだったぜ」

ボーボボ「落ちろ!!!」ドガァ!!!

首領パッチ「ぐぉ!?てめぇ!!無理やりかよ!?」

ボーボボ「生き埋めじゃー!!!首領パッチは生き埋めじゃー!!」

首領パッチ「やめろ!!オレを埋めるな!!!埋めるなぁぁ!!!!」

ボーボボ「がっはっはっはっは!!!聞く耳もたねぇ!!!」

首領パッチ「ぎゃぁぁぁ!!!!」

51: 2013/06/16(日) 12:51:49.78 ID:8+O4N2o70
ボーボボ「ふぅ……これでよしっと」

首領パッチ「……」

首領パッチ(土風呂ってやつだな。意外と快適じゃん?)

シャルル『そんなわけで、ワシの隣におるマリアンヌと相談して決めた。黒の騎士団を潰すことをぉ』

魚雷ガール『素敵よ、あなた』

ビュティ(マリアンヌ誰だー!?)

ボーボボ「なんだと!!?黒の騎士団を潰す!?それは不味い……!!」

ソフトン「ああ。確かに不味いことになるな」

ビュティ「どうしてですか?」

首領パッチ「ウンコが流れなくなるからだろ?」

ビュティ「はいはい」

ボーボボ「そうだぞ、首領パッチ。トイレというトイレからウンコが逆流することになる」

首領パッチ「こえぇぇぇぇ!!!!!」

ビュティ「もう!!!そんなわけないでしょ

53: 2013/06/16(日) 13:01:06.46 ID:8+O4N2o70
シャルル『ぬぁっはっはっはっはっは!!!覚悟しておけぇ!!!愚かなリゼロぉ!!!』

シャルル『黒の騎士団を潰した後は、イレヴンどもの大量毛狩りも行うこととするぅ!!!』

ビュティ「そ、そんなぁ!!!」

ソフトン「やはりそうか。黒の騎士団は元の国民にとって希望の光。それを潰されてしまえば、反撃するものはいなくなり、容易に粛清ができる」

ビュティ「なんとかしないと!!」

ソフトン「だが……」

魚雷ガール『さぁ、愚民ども。私の美貌にひれ伏しなさい。ギョライギョライギョライギョライ!!』

ソフトン「あの魚雷さんが敵にいる以上、簡単にはいかないだろうな」

ビュティ「魚雷さんがあんなに笑って……本当に私たちの敵に……」

シャルル『ギョライギョライギョライギョライ!!!』

ビュティ「皇帝もそう笑うの!?」

シャルル『そうだが?』

ビュティ(返事がきたー!?これやっぱりテレビ電話だぁー!!!!)

魚雷ガール『さぁ、抵抗するだけしてみなさい。でも、そんなことは許さない。何故なら私は魚雷だから!!!オール・ハイル・ギョラタァァァニア!!!!』

シャルル『オール・ハイル・ギョラタァァァニア!!!!』

54: 2013/06/16(日) 13:09:07.02 ID:8+O4N2o70
ソフトン「ボーボボ」

ボーボボ「どうした、ウンコ大魔王」

ソフトン「毛狩りが行われるということ。そして皇帝陛下の隣にあの魚雷さんがいるということ。これは我々の問題でもあるのではないか?」

ボーボボ「……そうだな。あのシャルル皇帝とかいうやつも、相当な実力者だ。ゼロだけでは勝てないだろう」

ビュティ「ボーボボ……あの……」

ボーボボ「分かっている。オレたちも戦おう」

ビュティ「ボーボボっ!」

首領パッチ「オレは反対だ」

ビュティ「どうして!?」

首領パッチ「あんな仮面野郎と一緒に戦うなんて、絶対にごめんだぜ。なに考えてるのかわかりゃあしねえ。信用できないやつに背中は預けられねえからな」

ボーボボ「よし、いくぞ。ウンコッコ大王」

ソフトン「ああ」

ビュティ「私もついてく!!」テテテッ

首領パッチ「……」

首領パッチ「ボクもいくっ!!!」テテテッ

57: 2013/06/16(日) 13:16:54.09 ID:8+O4N2o70
黒の騎士団 アジト

ゼロ「シャルルめ……。宣誓布告とは……」

C.C.「安い挑発だな。乗るのか?」

ゼロ「当然だ。乗らなければ善良な市民の毛が狩られてしまう」

C.C.「それが理由かな?」

ゼロ「……何がいいたい、魔女」

C.C.「お前を突き動かしているのは私怨のみのはずだ。お前は期待しているんじゃないのか?シャルルが前線にでてくることを」

ゼロ「ふん。あの男がそこまで軽率な行動をとるとは思えない。そして傍らにはあの女帝までも控えている……」ギリッ

C.C.「魚雷ガールか……」

ゼロ「奴だけは……魚雷ガールだけは、絶対にこの手で……!!!」

C.C.「そのためのギアスだものな」

ゼロ「ああ。流石の魚雷もギアスの前ではただの鉄くず同然だろう」

カレン「ゼロ!!あの!!!汚物の顔を持つ人がまた来ました!!」

ゼロ「なに!?」

C.C.「汚物だと?」

58: 2013/06/16(日) 13:22:36.50 ID:8+O4N2o70
ボーボボ「たのもぉー!!!!」

首領パッチ「お茶ぐらいだせやぁ!!!!!おらぁ!!!!!」

ビュティ「どうしてそうケンカ腰なの!?もっと丁寧にいいなよ!!!」

ボーボボ「分かった。丁寧にだな。――エクレア頼みたいんですけどー!!!!!」

ビュティ「そのたのもうだったの!?」

首領パッチ「ハーブティー、一つくださいな」

ビュティ「お前も!?」

ソフトン「ソフトクリームには紅茶が良く似合う」

ビュティ「ソフトンさんまで……」

カレン「ただいまー」

首領パッチ「おっせぇぇぞ!!!ここの店はコーラのひとつもださないのかよぉ!!!!あぁぁん!!?」

カレン「コーラはいりまーす!!鳩尾に!!!」ドゴォッ!!!!

首領パッチ「りふ、じんっ!!!?」

ビュティ「きゃぁぁ!!!!」

ゼロ「カレン、何をやってる。落ち着け」

60: 2013/06/16(日) 13:31:49.43 ID:8+O4N2o70
カレン「すいません。でも、直接胃袋にコーラを提供したほうがいいと思いまして」

首領パッチ「この子、何言っちゃってるの!?チョー怖いんですけど!!チョー怖いんですけど!!!」

ボーボボ「首領パッチ!!上を見ろ!!!」

首領パッチ「なんだよ!?うっせぇぞ!!!オレは今、急がし――」

モンシロチョウ「あぁ?何、ガンとばしてくれとるんや?ケツの穴に触覚突っ込んで、奥歯ヒラヒラ言わせたろかい?」ヒラヒラ

首領パッチ「きゃぁぁぁぁ!!!!!蝶怖いんですけどぉ!!!蝶怖いんですけどぉ!!!!」

ゼロ「また、君たちか。何用だ?」

ソフトン「先ほどの会見は見ただろう?」

ゼロ「当然だ。向こうから仕掛けてくるようだし、我々としても早急に戦の準備を整えたい。君たちの無駄話に付き合っている暇はない」

ボーボボ「まぁ、そういうなゼロ。大事な話がある」

ゼロ「何かな?」

ボーボボ「実はうちで飼っている犬が、今日で5歳になったんだ。こいつだ」

首領パッチ「ワン!!ワン!!!おら!!!祝えよ!!!5歳だぞ!!!5歳!!!めでたいだろうがよぉ!!!」

ゼロ「そうだな。おめでとう。祝儀は後ほど用意しよう」

ビュティ「ありえなぐらいの無駄話だぁー!!!!」

62: 2013/06/16(日) 13:38:36.22 ID:8+O4N2o70
ゼロ「その話を聞かせるためにわざわざ?」

ソフトン「いや、違う。オレたちも黒の騎士団に協力したい」

ゼロ「協力だと?何故?」

ボーボボ「シャルル皇帝が毛狩りを行うと宣言したからだ」

ゼロ「それだけの理由で命を投げ出すのか?」

ソフトン「それだけの理由があれば十分だ」

ゼロ「……」

ボーボボ「信用できないと言った感じだな。いいだろう。オレたちの覚悟を見せてやろう。首領パッチ」

首領パッチ「なんだ?」

ボーボボ「氏ねぇ!!!!」ドゴォ!!!!

首領パッチ「ごばぁ!!!!」

ビュティ「なんで!?」

ボーボボ「どうだ?」

ゼロ「……今後の予定について教えておこうか」

ビュティ「今のでいいの!?ホントにいいの!?」

64: 2013/06/16(日) 13:48:06.81 ID:8+O4N2o70
ゼロ「3日後、ナリタ連山でブリタニア軍の軍事演習が行われることになっている。そこでコーネリアたちを待ち伏せて、一気に畳む」

ソフトン「勝算は?」

ゼロ「勿論ある。勝つ見込みの無い戦いはしない主義でね」

ボーボボ「そうなのか」

首領パッチ「オレも煮込みうどんがあるレストランにしか入らない主義だ」

ゼロ「そうか」ガシッ

首領パッチ「だろ?」ガシッ

ビュティ「なんの握手!?ねえ、何の握手!?」

カレン「でも、あんたたちナイトメアに乗れるの?」

ビュティ「ナイトメア?」

首領パッチ「なんだそりゃあ?」

カレン「機動兵器よ。知らないの?」

ボーボボ「あれだろ、内藤さんの娘の芽亜ちゃんだろ」

首領パッチ「ああ。あの子か。元気かなぁ」

ビュティ「内藤芽亜って誰だよ!!」

67: 2013/06/16(日) 13:57:36.00 ID:8+O4N2o70
ゼロ「……先月、内藤は戦氏した。娘、一人を残して……」

カレン「くっ……内藤さん……」

ボーボボ「……」

首領パッチ「……」

ソフトン「後で弔わせてくれ。勇気ある戦士に」

ゼロ「ああ……。内藤も喜ぶ……」

ビュティ(なんかすごく重たい空気になったぁー!!!!)

ゼロ「しかし、内藤芽亜はともかくナイトメアに乗れないと、コーネリアとは戦いにすらならないぞ」

ソフトン「どの程度の機動兵器かは知らないが、オレたちにはそれに匹敵するだけの力を持っている。心配は無用だ」

ゼロ「バカな……。生身でナイトメアと戦うのか?無謀すぎるぞ」

首領パッチ「おいおい、ゼロ。オレたちを甘くみるなって。実はいうと、ここに来るまでの間に何個も潰してきたんだぜ?」

カレン「うそ!?」

ゼロ「なんだと!?」

首領パッチ「ほら、おでこのニキビ。いっぱい潰れてるだろ?」

ゼロ「あまり潰さないほうがいいぞ。肌に悪いからな」

70: 2013/06/16(日) 14:03:47.84 ID:8+O4N2o70
ボーボボ「そこまでいうなら、練習だけでもしておくか。必要ないとは思うが一応な」

ゼロ「それが賢明だな。カレン。案内してやってくれ」

カレン「分かりました」

ボーボボ「これがナイトメアかぁ!!!!よっしゃー!!!やってやるぜー!!!!」ガシャーン!!!!

ソフトン「ぬおぉぉぉ……!!!!」

ビュティ「それソフトンさんだよ!!!」

ボーボボ「このボタン、なんだろ?おしてみよっっと」ポチッ

ゼロ「バカ者!!そのスイッチは!!!」

ソフトン「あ……あぁぁぁ……!!!!!」

ソフトン「ぐばぁ!!!!」パァンッ!!!!

ビュティ「きゃぁぁぁ!!!!ソフトンさんの顔が弾けたぁぁぁ!!!!!」

首領パッチ「エンガチョ!!エンガチョ!!!!」

ボーボボ「三秒ルール!!三秒ルール!!!」

ゼロ「何を言っている!!!一秒でも雑菌は多量に付着する!!!はやく手洗いうがいに急げ!!!」

ビュティ「ソフトンさんの心配をしてー!!!!」

71: 2013/06/16(日) 14:12:48.59 ID:8+O4N2o70
カレン「ここにあるナイトメアならどれを使ってもいいから」

首領パッチ「マジか。なら、オレはこれにするか」チリンチリン

ビュティ「それどう見てもママチャリだよ!!!」

カレン「首領パッチ……お目が高いね」

首領パッチ「だろ?」チリンチリン

ビュティ「これママチャリでしょ!?違うの!?こっちのロボットじゃないの!?」

カレン「本人がナイトメアだと言い張ればそれはナイトメアになる!!」

ビュティ(カレンさん、ちょっとおかしー!!!今更だけど!!)

首領パッチ「やだ!!タイムセールおわっちゃうわ!!!急がないと!!!ソースが売れきれちゃう!!!」チリンチリン

ボーボボ「もうすぐ売り切れだよー」

首領パッチ「はぁ……はぁ……!!まだ残ってる!?」

ボーボボ「あるよー。はい、これ」

ソフトン「どうも」

首領パッチ「ぎゃぁー!!!!!!!これ誰かの粗相だわー!!!!」

C.C.(あれは……ボーボボ……!!新しい戦力が、ボーボボだったとは……)

74: 2013/06/16(日) 14:19:15.49 ID:8+O4N2o70
首領パッチ「おい!!!こっちのナイトメアにドンパッチソードつけておいてくれよ!!!!」

千葉「シートの下を見てみろ」

首領パッチ「あぁ?何もねえぞ?」

千葉「そうだ。そこに何かがあれば脱出の際に事故が起こる可能性がある。良かったな、何もなくて」

首領パッチ「そんな……オレのことをそこまで心配してくれて……!!」ブワッ

千葉「当たり前だ」

首領パッチ「千葉さん!!!」ギュッ!!!

千葉「首領パッチ!!!」ギュッ!!!

ビュティ(何やってるんだろう……)

ビュティ「あ、いけない!!すっかりへっくんと天の助くんのこと忘れてた!!!」

ビュティ「ボーボボ!!!」

ビュティ「あれ……?」

カレン「どうかしたの?」

ビュティ「ボーボボ見ませんでしたか?さっきまでそこにいたのに……」

カレン「ボーボボならさっきゼロの部屋に行ったみたいだけど」

75: 2013/06/16(日) 14:25:49.04 ID:8+O4N2o70
ゼロの部屋

ルルーシュ「急にどうした、C.C.?」

C.C.「いつかわかることだから、今言っておこうと思ってな」

ルルーシュ「なんだ?」

ボーボボ「C.C.……。こんなところにいたのか。心配していたんだぞ」

ルルーシュ「なぁ……!!!お前、勝手に入って来るな!!!!」

C.C.「いいんだよ。こいつは他人が秘密にしていること喋ったりはしない男だ」

ルルーシュ「なんだと?お前、ボーボボのことを知っているのか?」

C.C.「ああ……。良く知っている。なぁ、ボーボボ?」

ボーボボ「あ、テレビ局のディートハルトさん、いっらしゃいますかぁ?はい、そうなんです。ボーボボです。ゼロの正体についてわかったことがあるんでぇ」

ルルーシュ「やめろ!!!」

ボーボボ「三割、冗談だ」

ルルーシュ「七割、本気か」

C.C.「ボーボボはな、坊や。おまえと同じギアスを持っている。私が与えた。鼻毛のギアスをな」

ボーボボ「ぐっ……!!左の鼻穴が疼くぜ……!!!」

77: 2013/06/16(日) 14:34:25.09 ID:8+O4N2o70
ルルーシュ「鼻毛のギアスだと!?俺は絶対遵守のギアスだ!!同じではない!!!」

ボーボボ「いーや、同じだ。人とは鼻毛。鼻毛とは人。それを操る力ならば、それは同じ力といえる」ニュルルル

ルルーシュ「鼻毛を自在に操るギアスか……」

ボーボボ「そうだ。しかし、オレのギアスは既に暴走している。故に両穴から鼻毛が垂れ流しになっている」ニュルルルルル

ルルーシュ「だからか。常に鼻毛が出ていたのは。いつか注意してやろうと思っていたが、注意しなくて正解だったな」

ボーボボ「ああ。注意したが最後、お前はオレのギアスに捕らえられていたことだろう」

ルルーシュ「なんて恐ろしいギアスだ……!!」

C.C.「無論、ボーボボは私のことも知っている。だから、坊やには教えておきたかった」

ルルーシュ「なるほど……」

ボーボボ「ルルーシュ、ギアスの力に溺れるな。オレのようになるぞ」シャルル

ルルーシュ「なんだと?」

ボーボボ「鼻毛を抜いても抜いても抜いても!!!!ずっと穴からこんにちはしている!!!!オレはそれが原因で辛い目にもあった……!!」

ルルーシュ「……良かったら、話してくれないか?」

ボーボボ「断る!!!!!」

C.C.「話は以上だ。私がいいたかったのは、この世界でボーボボほど頼りになる男はいないってことだ」

79: 2013/06/16(日) 14:42:42.54 ID:8+O4N2o70
ゼロ「――珍しいな。お前がそこまで言うとは」

C.C.「認めた相手は褒めるさ。私でもな」

ゼロ「まぁいい。ボーボボ、お前の力には期待している」

ボーボボ「一ついいか、ゼロ?」

ゼロ「なんだ?」

ボーボボ「お前はどうやら、ブリタニア国の人間のようだな。少なくとも騎士団にいる者たちとは違う」

ゼロ「……」

ボーボボ「お前は何故、戦う?」

ゼロ「……話は8年前に遡る」

ボーボボ「なら、オレは10年前まで遡ろう」

ゼロ「オレの父親はブリタニアの皇帝、シャルルだ」

ボーボボ「オレはその日、コンビニでお弁当を買った。その帰り道、捨て猫がいた」

ゼロ「そして、忌まわしき母親は、あの魚雷ガールだ……!!!」ギリッ

ボーボボ「その猫をオレは思わず拾い上げ――。なにー!?!?!!焼く肉屋の割引、期限が今日までじゃねーか!!!!!」

ボーボボ「ふざけんなぁぁぁ!!!!」ビリビリ!!!

82: 2013/06/16(日) 14:49:00.60 ID:8+O4N2o70
回想 ブリタニア国 王宮

ルルーシュ「父上!!!今日こそは答えていただきます!!!」

シャルル「なぁにをだ?」

ルルーシュ「本当に僕とナナリーの母親はそこにいる魚雷なんですか!?」

ナナリー「あの……あの……」オロオロ

魚雷ガール「ルルーシュ?ナナリー?」

ルルーシュ「な、なんだ?」

魚雷ガール「お前たちはこの私、魚雷から生まれた、いわば多弾頭ミサイルの一発に過ぎないの」

ルルーシュ「多弾頭ミサイル……!!!」

魚雷ガール「そうよ。私、つまり母体となる魚雷がなければ、貴方達は海を泳ぐことすらままならない!!!私の敷いたレールの上でしか生きられないよの!!!」

ルルーシュ「そんな……そんなこと……!!!!」

ナナリー「私のお母様が魚雷なんて……。でも、友達に自慢できそうですね、お兄様?魚雷から生まれた人間なんて中々いませんし」

魚雷ガール「おふざけはゆるさなーい!!!!!」ゴォォォォ

ナナリー「え――」

ドォォォォォン!!!!!!

85: 2013/06/16(日) 14:57:56.50 ID:8+O4N2o70
ゼロ「そして、ナナリーは光を失い、自分の意思で立ち上がることすらできなくなった……!!!」

ゼロ「その日、俺とナナリーは国と皇位継承権を捨て、この地やってきた。いつか、あの魚雷ガールに復讐することを誓ってな……!!!」

ボーボボ「そうか。そんなことがあったのか」

C.C.「そうだとも。で、そのときの写真がこれだ」

ボーボボ「隣に写っているのがチーズ君か」

C.C.「ああ。愛らしいだろ?」

ボーボボ「ああ。写真からでも生ゴミみたいな臭いがしてきそうだ」

C.C.「ふふっ。ありがとう。そういってくれると嬉しいよ」

ボーボボ「こんな糞みたいなぬいぐるみで喜ぶやつの気が知れないな。頭がおかしいんじゃねえの?」

ゼロ「以上が俺の過去だ」

ボーボボ「そうか。そんなに新品の消しゴムの角を他人に使われたのがショックだったのか」

ゼロ「そんなこともあったな……。今では笑い話にもなる」

ボーボボ「笑えるかぁー!!!!」ドゴォ!!!!!

ゼロ「ぐぉ!?!?」

ボーボボ「許せねえ……!!!ルルーシュの消しゴムの角を使ったやつ……ゆるせねえ……!!!!」

87: 2013/06/16(日) 15:06:05.61 ID:8+O4N2o70
ビュティ(確か、ゼロさんの部屋はあそこだったはず……)

ボーボボ「……」

ビュティ「あ、ボーボボが出てきた。おーい、ボーボボ!!」

ボーボボ「ゆるせねえ……ゆるせるわけがねえ……!!!」

ビュティ(な、なに……。ボーボボが凄く起こってる……!!)

ボーボボ「絶対にオレが引導を渡してやる……!!!絶対にだぁぁ!!!!」ニュルルルル

ビュティ「ボーボボ……一体、何が……」

C.C.「あの男があそこまで怒っているところを見たのは初めてだな」

ビュティ「あ、えっと……」

C.C.「C.C.だ。よろしく」

ビュティ「は、はい。あの、ボーボボはどうしたんですか?」

C.C.「気にする必要はないよ。闘志に火がついただけだ」

ビュティ(ボーボボの闘志に火が……?それって、なんだかすごそう!!)

ボーボボ「うおぉぉぉぉ!!!!!!鼻毛真拳奥義!!!!!『直火焼き』!!!!!!」ゴォォォ

首領パッチ「あっちゃぁぁぁ!!!!!!やめてぇぇ!!!!お尻のミディアムだけはやめてぇぇ!!!!!」

91: 2013/06/16(日) 15:15:37.65 ID:8+O4N2o70
3日後 ナリタ連山

ゼロ「――見えてきたな」

首領パッチ「えぇ!?やだぁ!!!私のスカート、めくれがってるぅ!!!」

ボーボボ「ああ。あのゴミどもがコーネリア軍か」

首領パッチ(あれぇ!?ボーボボがのってこねえ!!!!)

ビュティ「ソフトンさん、大丈夫ですか?」

ソフトン「心配するな。ナイトメアの操縦も一通り覚えた」

カレン「ソフトンさん。最後のチェックも忘れないでくださいね」

ソフトン「分かっている。それよりも座席が何故、和式便器になってる?」

カレン「仕様です」

首領パッチ「ほら!!ボーボボ!!手がバームクーヘンになっちゃった!!!ありゃー!?!右足がかんぴょうになっちまってるぅー!!!オレ、ヤバくねえ!?」

ビュティ「ヤバいってもんじゃないよ!!!病院いったほうがいいよ!!!体の一部が加工食品になるのはヤバいよ!!!」

首領パッチ「うるせぇぇぇ!!!!女子供はすっこんでろぉぉぉ!!!!!」

ボーボボ「てめぇがすっこんでろ!!!!かんぴょうがぁぁ!!!!!」ドゴォ!!!

首領パッチ「ごへっ?!!?そうそうこれこれー!!!!」

94: 2013/06/16(日) 15:25:25.28 ID:8+O4N2o70
ゼロ「よし!!まずはいつものやつだ!!!」

C.C.「落とし穴、発動」カチッ

ドドドドドド……!!!!

扇「よし、ゼロ!コーネリア軍が穴に落ちた!!」

ゼロ「上出来だ!!では、予定通りにことを行う!!!皆の者!!!絶対に生きて帰って来い!!!」

紅蓮『紅月カレン!!!行きます!!!』

ソフトン『オレも行こう、紅月』

カレン『来ないで!!!』

C.C.『さてと、私も行くか。共犯者としてな』

ボーボボ『いくぞぉぉぉぉ!!!!!消しゴムの角の弔い合戦じゃぁぁぁぁ!!!!!』

首領パッチ「いくぜぇぇ!!!!!」チリンチリン

ビュティ「首領パッチくん!!それママチャリだよー!!!!!」

千葉『流石は首領パッチ!!!勇敢の極みだな!!!』

藤堂『あれが本当の戦士だな』

ビュティ「違うんですー!!!あれ、バカなだけなんですー!!!」

96: 2013/06/16(日) 15:31:55.16 ID:8+O4N2o70
コーネリア『これは!!!』

ギルフォード『この落とし穴……。黒の騎士団がいるようですね』

コーネリア『面白い。ナイトメア戦ならば、こちらにも分がある。ダールトン!!ギルフォード!!我が隊を三つに分ける!!それぞれの指揮は任せる!!』

ギルフォード・ダールトン『イエス、ユア・ハイネス!!!』

コーネリア(ここにゼロがいる。ならば、ここで必ず仕留めてくれよう……)

コーネリア『行くぞ!!私に続けぇぇ!!!』

……シーン……

コーネリア『ん?どうした!?何故、誰も返事を……』

紅蓮『アンタの部下?このゴミの山のことかしら?』

コーネリア『なに……!?』

カレン『終わりよ!!コーネリア!!!』

コーネリア『くっ!!』

ソフトン『まて、紅月』

カレン『なに?』

ソフトン『コーネリアの相手はオレがする。君は下がっているんだ』

98: 2013/06/16(日) 15:37:32.34 ID:8+O4N2o70
カレン『どうして!?』

ソフトン『どうにも上手く行き過ぎている。何かある』

カレン『なにかって……?』

ソフトン『それは分からないがバビロン神様がそういっている』

コーネリア『ふん。私に一騎討ちを挑むとは。その自信が過信ではないことを祈るぞ』

ソフトン『さぁ、こい。コーネリア。これはジ・ハードになろう』

コーネリア『何が聖戦だ!!くらえぇぇ!!!!』

首領パッチ「おらぁぁぁぁ!!!ウンコ野郎に大将の首とらせてたまるかぁぁぁぁ!!!!!」チリンチリン

ソフトン『首領パッチ!!!やめろ!!!お前のナイトメアとコーネリアのナイトメアでは性能が違いすぎる!!』

カレン『そうよ!!下がって!!』

首領パッチ「機体性能が違うだぁ!?ふざけんじゃねええ!!!!!オレのナイトメアはなぁ……ナイトメアはぁ……!!!!!」チリンチリン

首領パッチ「変速ギアがついてんだよぉぉ!!!!!」

カレン『そんな……!!』

コーネリア『ママチャリごと串刺しにしてくれる!!!!』ギュィィィンン!!!

首領パッチ「いくぜぇ!!!コーネリアァ!!!ギア、セカンドだぁぁぁ!!!!!」カチンッ

100: 2013/06/16(日) 15:43:01.91 ID:8+O4N2o70
カレン『首領パッチぃぃ!!!!』

ドォォォォォン!!!!!!

首領パッチ「……」

コーネリア『……』

ソフトン『どうなった……!?』

首領パッチ「……くっ」ガクッ

コーネリア『ふっ……』

カレン(このパターンは!!首領パッチの勝ちだ!!)

首領パッチ「ぐばぁ!!!!」ドォォォン!!!!

ビュティ(期待は裏切らなかったー!!!!)

コーネリア『まずは一人……。さぁ、次は誰だ?』

ソフトン『お前の相手は――』

ボーボボ「おれだぁぁぁ!!!!!」チリンチリン

コーネリア『誰だ!?』

ビュティ(あれー!?ボーボボもママチャリに搭乗してるー!?)

102: 2013/06/16(日) 15:49:20.61 ID:8+O4N2o70
コーネリア『おのれ!!イレヴン風情が、どこまで私を虚仮にする!!!』

ボーボボ「こけのむすまでに決まってるだろうがぁぁぁ!!!!」

カレン(君が代!?)

コーネリア『こざかしぃ!!!』

ボーボボ「ギア、サード!!!!」チリンチリン

コーネリア『貴様も串刺しだ!!!』ギュィィィン!!!

ボーボボ「ギア、ターボ!!!!」ゴォォォォ!!!!!

ビュティ(ママチャリから青い炎がでたぁー!?!)

コーネリア『な、なんだと……!?』

ボーボボ「これで終わりだ!!!コーネリア!!!!鼻毛真拳奥義!!!!」

コーネリア『この!!!』

ボーボボ「『鼻毛剛乱打!!!!』」バシンッ!!!!バシンッ!!!バシンッ!!!!

コーネリア『鼻毛でナイトメアの装甲がやぶれるものかぁー!!!』ザンッ!!!!

ボーボボ「ぎゃぁぁぁ!!!」

ビュティ(真打、まさかの敗北だー!!!!)

108: 2013/06/16(日) 15:59:34.38 ID:8+O4N2o70
ソフトン『ボーボボまで……!!もう黙っては見ていられないな……。ここはオレが……』

コーネリア『!?』

ソフトン『たとえ、ナイトメアに乗っていようとも、バビロンの加護は健在。そう。バビロン真拳は不滅なり!!』

コーネリア『貴様はぁぁぁ!!!!』

カレン『ボーボボの仇だぁぁぁ!!!!弾けろ!!!!ブリタニアぁぁぁ!!!!』ガキィィン

コーネリア『こ、これは……!!』

カレン『これが輻射波動だぁぁぁぁ!!!!』バリバリバリバリ!!!!

コーネリア『ぐあぁぁぁぁ!!!!!』

首領パッチ「うわぁぁぁぁ!!!!ハジケるぅ!!!!ハジケるぅぅ!!!!」

ビュティ(あぁ!!バカが勝手にダメージうけてるー!!!)

C.C.「首領パッチ、こっちにこい。この筒の中に入れ、早く」

首領パッチ「はい!お邪魔します!!」スポッ

C.C.「点火用意」

ボーボボ「鼻毛真拳奥義!!『直火焼き』!!!!」ボォォォ

首領パッチ「やべぇぇぇ!!!!!ハジケる!!!!!洒落にならないレベルでハジケるぅぅぅぅ!!!!!!」

110: 2013/06/16(日) 16:05:58.31 ID:8+O4N2o70
ソフトン『……』

C.C.「カレン!!退避しろ!!」

カレン『え!?なにする気!?』

コーネリア『な……?』

C.C.「コーネリアにトドメをさす」

ボーボボ「発射、1秒前!!!はい、ドーン!!!!!」ドォン!!

首領パッチ「パッチィィィィ!!!!!!」ギュゥゥゥゥン!!!!!

コーネリア『な……これは――!!!』

ボーボボ・C.C.「鼻毛ギアス奥義『汚い花火』!!!」

ドォォォォォン!!!!!

ビュティ「首領パッチが空に弾けたぁぁぁ!!!!!」

ボーボボ「コーネリアめぇ……!!!よくも……よくも首領パッチをぉぉぉ!!!!」

C.C.「ボーボボ。新しいナイトメアを用意した。乗れ」

ボーボボ「助かる!!C.C.!!!――これでトドメじゃぁぁぁ!!!!」キュコキュコ

ビュティ(三輪車に乗ってるー!?)

111: 2013/06/16(日) 16:14:33.91 ID:8+O4N2o70
ボーボボ「鼻毛真拳奥義!!!『鼻毛剛乱打!!!!』」バシンッ!!!!バシンッ!!!バシンッ!!!!

コーネリア『くそ……ここまでか……!!!』

ドォォォン!!!

ビュティ「同じ技で倒したぁー!?じゃあ、なんでさっきはダメだったの!?」

コーネリア「ぐぐ……バ、バカな……こんなところで……」

ゼロ「――フフフハハハハ!!!!ようやく会えましたね、コーネリア総督!!!!」

コーネリア「ゼ、ゼロか……!!!」

ゼロ「さてと、ここで貴女を頃してしまうのは簡単ですが……」

コーネリア「捕虜にするつもりか?」

ボーボボ「違うな」

コーネリア「なに?」

首領パッチ「ポニョにするつもりだ」

首領パッチ「ぽーにょぽーにょぽにょ、魚の子ー。はいっ!一緒に!!!ぽーにょぽーにょぽにょさかなのこー!!!」

コーネリア「ぐぐっ……!!」

ビュティ(よくわかんないけど、効いてる!?)

116: 2013/06/16(日) 16:21:20.79 ID:8+O4N2o70
ランスロット『そこまでだ!!!!!』ギュィィィン!!!

カレン『なっ……!!あれは!!!』

ゼロ「ちぃ!!白カブトか!!!もう少しというところで!!!!」

ランスロット『総督!!!ご無事ですか!?』

コーネリア「ポニョ!ユフィー!すきー!!!」

ボーボボ「よぉし。完璧だ」

首領パッチ「これであとは野生に帰せば、飼育員のオレらもお役御免だな」

ランスロット『よかった!!無傷だ!!!ギルフォード卿!!総督は無事です!!!』

ビュティ「いやいやいやいや!!!!!かなりやばいですよ!!あれ!!!」

ゼロ「カレン!!!白カブトを撃破しろ!!」

カレン『了解!!』

ソフトン『まて。紅月。ここはオレが――』

ランスロット「邪魔をするなぁぁぁ!!!!!ヴァリス!!!!」バキュン!!!!

ソフトン『バビロンのご加護をぉぉぉぉぉ!!!!!!』

ドォォォォン!!!!!

120: 2013/06/16(日) 16:30:51.01 ID:8+O4N2o70
ボーボボ「ウンコが爆散したぁぁぁぁ!!!!!」

首領パッチ「バイオハザードが発生するぞぉぉぉぉぉ!!!!」

ゼロ「バイオハザードだと!?」

ボーボボ「おまえら!!早くガスマスクをつけろ!!!ウンコ菌は空気感染する!!!!」

カレン『空気観戦!?』

ボーボボ「そうだ。年に一度、空気たちが己を試す戦いが、今ここで始まる!!!!」

首領パッチ「……なぁ、いま、どっちが優勢?」

C.C.「そうだな……。空気だから、よく分からんな」

ビュティ「そろそろ真面目にやろうよ!!!!」

ランスロット『とにかく総督を回収して――』

ボーボボ「まてよ。それはオレたちが育てた淡水魚だぞ?」

首領パッチ「オレたちを倒してから、そういう勝手なことはするんだなぁ!!!!」

ランスロット『スラッシュハーケン』ザンッ!!!

ボーボボ・首領パッチ「ぎゃぁぁぁぁ!!!!」

ゼロ「ボーボボ!!首領パッチ!!!おのれ、白カブト!!!我が盟友を!!!」

121: 2013/06/16(日) 16:39:16.72 ID:8+O4N2o70
ランスロット『総督!!今、救出します!!!』

コーネリア「ポニョ!ユフィー!すきー!」

ゼロ「このままでは作戦が!!カレン!!!」

カレン『ちょっとまちなよ!!!白カブト!!!!』ガキィィン

ランスロット『君に構っている時間はない!!!』バキィン!!

カレン『ちっ!!』

ボーボボ「カレン!!!オレが白カブトの動きをとめる!!!その間に輻射波動を叩き込め!!!」

カレン『ボーボボ!!!』

ランスロット『生身のお前に何ができる!?』

ボーボボ「見て驚け……。鼻毛真拳超奥義!!!『鼻毛雁字搦め!!!!!』シュルルルルル!!!!

ランスロット『な……!!無数の鼻毛が一本の巨大な縄のように……!!』

ボーボボ「知っているか?髪で作られた縄の強度は凄まじいことを!!!こうすればロボットであろうとも身動きはとれまい!!!」

ランスロット『えいっ』ブチッ

ボーボボ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!鼻毛が根こそぎ抜けたぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ビュティ(あちゃー!!!毛穴の強度は人並みだったー!!!!)

124: 2013/06/16(日) 16:47:57.22 ID:8+O4N2o70
ランスロット『もう邪魔はしないでくれ!!僕は総督を救出できればそれでいいんだ!!』

カレン『そうはいくかぁ!!!』

ランスロット『まだ、やるか!!』

『オレたちを忘れてもらっちゃ困るぜ!!!』

ボーボボ「その声は!!!」

天の助『ところ天の助がきたぞー!!!!!』

ヘッポコ丸『みんなー!!大丈夫かー!!!』

ランスロット『また、ナイトメア!?くそ!!まだ増援があったのか!?』

天の助『てめえが敵だなぁ!!!!食らえ!!!プルプル真拳究極奥義ぃ!!!!!『ところてんバズーカ!!!!!!』」デロンッ

ビュティ「ところてんだー!!!!」

ヘッポコ丸『オレも行くぞ!!!オナラ真拳変則奥義!!!『バズーカすかしっ屁!!!!!』ボフンッ!!!!

ビュティ「へっくん!!!名前は凄いけど、ロボット相手にはいみないよー!!!!」

ランスロット『邪魔だ!!!』ザンッ!!!

天の助『ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!!』

ボーボボ「まずい!!!天の助!!脱出しろ!!!」

128: 2013/06/16(日) 16:53:38.28 ID:8+O4N2o70
天の助『よ、よし!!!』ガチャン

バシュゥゥゥ!!!!

天の助(ふぅー。とりあえず、これでオレの仕事は終わりだな。宿に戻って寝るか)

ボーボボ「天の助ぇぇぇぇ!!!!!逃げるなんて許さんぞぉぉぉぉ!!!!」

天の助『えぇぇ!?』

ボーボボ「鼻毛真拳奥義!!!!『脱出ポッド神風アタック!!!!!』」

天の助『あ、あれれれ!?脱出のはずなのに!!!敵に向かっているぞー!?!?!』

ボーボボ「昨日のうちに天の助が乗るナイトメアを改造して、脱出ポッドを遠隔操作できるようにしておきました」

ビュティ「鬼だ!!!」

ランスロット『なんだ!?こっちにむかって――』

天の助『あぁぁぁぁぁ!!!!!もう知るかぁぁぁぁぁ!!!!!一緒にくたばれやぁぁぁぁぁ!!!!白カブト!!!!!』

ランスロット『一刀両断!!!』ザンッ!!!!!

天の助『そりゃそうだぁー!!!!!!』ドォォォォン!!!!!

ボーボボ「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!天の助ぇぇぇぇ!!!!!!」

ビュティ「ボーボボの所為でしょ!?」

131: 2013/06/16(日) 17:01:04.78 ID:8+O4N2o70
ランスロット『無駄な犠牲は増やさないでくれ!!!』

ボーボボ「てめえが頃しといてなにをいってやがる!!!」

首領パッチ「鬼!!悪魔!!!」

ヘッポコ丸『よくも天の助をぉぉぉ!!!』

ゼロ「おい!!今、オナラをバズーカで撃ったお前だ!!!」

ヘッポコ丸『なんだ!?』

ゼロ「そこから二歩右に移動しろ!!」

ヘッポコ丸『こうか……?』ススッ

ランスロット『もう追ってこないでくれ!!頼む!!』

ゼロ「よし!!脱出しろ!!」

ヘッポコ丸『おうっ!!』ガチャン!!!!

バシュゥゥゥ!!!!

ランスロット『なに!?』

ゼロ「くらえ!!!ボーボボの戦術からヒントを得た、ゼロ式戦術!!!『脱出ポッドアタック』だ!!!!」

ビュティ「余計なことするなぁー!!!!!」

134: 2013/06/16(日) 17:06:46.27 ID:8+O4N2o70
ドォォォォン!!!!

ビュティ「へっくーん!!!!!」

ゼロ「どうだ!!」

ビュティ「どうだ!!!じゃないよ!!!もしものことがあったらどうするの!!!へっくんにもしものことがあったらどうするの!!!」

ランスロット『……』

首領パッチ「白カブトが立ってやがるぞ!!!」

ランスロット『くっ……』

ボーボボ「まだ息があるようだな!!!よぉし!!C.C.!!!」

C.C.「筒の用意はできている。首領パッチ」

首領パッチ「なんだよぉ!?もうその筒にはぜったいにはいらないからなぁ!!!!」

C.C.「お前、口元にアンコついてるぞ」

首領パッチ「うそぉ!?やだぁ!!!はずかしー!!!!!いやぁぁぁ!!!!」

C.C.「こっちにこい」

首領パッチ「筒があったら入りたいっ!!!」スポッ

C.C.「発射準備完了。ボーボボいけるぞ」

136: 2013/06/16(日) 17:12:26.88 ID:8+O4N2o70
ボーボボ「わかったぁ!!!!点火ぁっ!!」ボォォォ

首領パッチ「しまったぁぁぁぁ!!!!!罠かぁぁぁぁ!!!!」

ボーボボ「カレン!!!この筒を持て!!!」

カレン『はいっ!!持ったよ!!!』

ボーボボ「発射口を白カブトのコックピットに向けろ!!!」

カレン『こうだね!?』ジャキン

ボーボボ「いけるぞ!!!!首領パッチ!!!!!」

首領パッチ「見やがれ!!白カブト!!!!これがオレたちの究極合体技!!!!」

カレン『首領パッチキャノン!!!!』ドンッ!!!

首領パッチ「パッチぃぃぃ!!!!」

ドォォォォォン!!!!!

ランスロット『ふぅ。酷い目にあった』

ビュティ(首領パッチくんが無様に散っただけだー!!!!)

カレン『逃がすか!!!』

ランスロット『もうやめてくれ!!!』

139: 2013/06/16(日) 17:18:19.64 ID:8+O4N2o70
「そうよ、やめなさい。そこまでにいたほうがいいわ。愚民どもが地べたで這いずり回っても、答えなんて出ないもの」

ボーボボ「こ、この声は……!!」

ゼロ「まさか……来たのか……!!!」

魚雷ガール「はぁーい!!!魚雷ガァール!!!」

ランスロット『魚雷女帝!!どうしてここまで!?』

魚雷ガール「あまりにも不甲斐ないから、来ちゃったのよ。特派も使えないわねぇ」

ランスロット『面目……ありません……』

魚雷ガール「まぁ、いいわ。あなたはもうゴーホームしなさい。あとは私が引き受けるわ」

ランスロット『は、はい!!』

ゼロ「……魚雷……ガール……!!!!」

魚雷ガール「ギョライギョライギョライ!!あなた、私の多弾頭ミサイルのうちの一発でしょ?」

ゼロ「……!!!」

魚雷ガール「妹は元気かしらぁ?」

ゼロ「黙れ!!!!!」

ビュティ(どどどど、どうして……魚雷さんが……!!)

142: 2013/06/16(日) 17:22:58.51 ID:8+O4N2o70
カレン『逃がすか!!!白カブトぉ!!!』

魚雷ガール「おっと、だめよぉ。ここからは、私の時間だもの」

カレン『なに……!!』

魚雷ガール「さてと、シャルルが言っていたコーネリアの回収は……」

コーネリア「ポニョ!ユフィ!すきー!!」

魚雷ガール「なるほどなるほど。そういうことなのね。うんうん……」

コーネリア「ポニョー!」

魚雷ガール「おふざけ破ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」ドーン!!!!!

ビュティ(なんか変な技でたぁー!!!!)

コーネリア「……はっ!?私は今まで……!!」

ゼロ「なに!?正気に戻ったのか!?」

首領パッチ「ちっ!!調教のし直しだ!!!行くぞ!!!ボーボボ!!!」

ボーボボ「おう!!」

魚雷ガール「ゆるさなぁぁぁぁい!!!!!!!」ドォォォォン!!!!!

ボーボボ・首領パッチ・コーネリア「ぎゃぁぁぁぁ!!!!!」

143: 2013/06/16(日) 17:32:12.29 ID:8+O4N2o70
ビュティ「みんなぁ!!!」

ゼロ「バカな……コーネリアまで……!!!」

カレン『正気!?一応、皇族でしょ!?あんたの娘じゃないの!?』

魚雷ガール「娘?ふっ。何をいっているのかしら。私の娘はただ一人だけ。コーネリアなんていう駄作ミサイルを産んだ覚えはないわね」

ゼロ「な、なんだと……!!!」

C.C.「あれが魚雷ガールか。神々しいな」

魚雷ガール「あんたたちは、少しブリタニアに歯向かいすぎたわ。そろそろ目障りになってきたのよね。私とシャルルの計画には」

ゼロ「計画だと!?」

魚雷ガール「そう。世界を一つにするための計画よ。その名も『ラグナレクの接続』」

ボーボボ「それは……まさか……!!!」

ビュティ「ボーボボ、知ってるの!?」

ボーボボ「ああ。確か、内藤芽亜ちゃんがコンセントにプラグをさすときに叫ぶ言葉だ」

芽亜『ドライヤー使わないと。ラクナレクの接続っ!!』ブスッ

ボーボボ「みたいな?」

魚雷ガール「可愛いけど、アウトー!!!!!」ドォォォン!!!!!

144: 2013/06/16(日) 17:39:03.21 ID:8+O4N2o70
ボーボボ「ぎゃぁぁぁぁ!!!!!」

首領パッチ「そうじゃないぜ」

ビュティ「首領パッチくん!?」

首領パッチ「ラグナレクの接続っていうのはな……。電車ゴッコのことだぁー!!!!」ポッポー

ビュティ「絶対にちがーう!!!!」

首領パッチ「えー。次はぁーC.C.駅ぃーC.C.駅ぃー。そこでC.C.と連結しまぁーす」

首領パッチ(くくく……これでC.C.もあの魚雷の餌食だ……。さっきのウラミ、捨て身で晴らさせてもらうぜ!!!!)

C.C.「奴は、強い。カレン、気をつけろ」キリッ

カレン『分かってる』

首領パッチ「……」チラッ

魚雷ガール「……」

首領パッチ「……」

魚雷ガール「おふ……ざけ……は……」

首領パッチ「新幹線のぞみ!!!!快速急行!!!品川を出発!!!!」ダダダダッ

魚雷ガール「ゆるさなぁぁぁぁい!!!!!」ドォォォォン!!!!!

146: 2013/06/16(日) 17:48:08.05 ID:8+O4N2o70
首領パッチ「ヒカリアァァァン!!!!!ぐばぁ!!!!!」

ゼロ「馬鹿な……。あの二人がこうも簡単に……!!!」

ビュティ「あの二人だから、簡単なんですぅ……」

魚雷ガール「さてと……。貴方達なんて、私一人で十分ね。隠し玉を使うまでもなかったわ」

ゼロ「隠し玉……?」

首領パッチ「お年玉は?」

ボーボボ「やあねぇ、一月に渡したでしょ」

首領パッチ「あっれー?そっかーそっかー」

ボーボボ(くくく。この子がバカで助かったわぁー。毎年、お年玉もクリスマスも出費が無くて大助かりよ)

魚雷ガール「家庭内虐待は禁止ぃー!!!!!」ドォォォォン!!!!

ボーボボ・首領パッチ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!!」

魚雷ガール「ふふ……。一度、勝ったからといって二度目も勝てるとは限らない。何故なら私は魚雷だからっ!!!!」

天の助「ところてんだからー!!!!!あー!!!声被せに間に合わなかったー!!!!」

魚雷ガール「どーんっ」ドォォォン!!!!

天の助「ぎゃぁぁぁぁ!!!!」

147: 2013/06/16(日) 17:54:41.85 ID:8+O4N2o70
ゼロ(ちぃ……やはり、この魚雷……強すぎる……)

ゼロ(しかし……もう昔のオレではない……!!!今の俺にはギアスがある!!!)

魚雷ガール「……ん?」

ゼロ「カレン!!!奴の動きをとめろ!!!」

カレン『はいっ!!!』

魚雷ガール「ギョラ!?なにするつもり!?」

カレン『大人しくしろ!!!』

魚雷ガール「やめて!!やめて!!!私にそんな趣味はないの!!!百合なんて似合わないの!!だって……だって……!!」

魚雷ガール「美しい魚雷には子魚雷があるからぁー!!!!」ドンドンドンドン!!!!

魚雷チルドレン「「「わー」」」

ビュティ(稚魚がわいたぁー!!!!)

カレン『ひっ……!!なにこれ……!!!!』

魚雷ガール「極悪斬血真拳奥義『子沢山』」

カレン『ゼロ、たすけ――』

ドォォォォォン!!!!!

149: 2013/06/16(日) 18:00:36.19 ID:8+O4N2o70
ゼロ「カレン!!!」

C.C.「くっ……。なんてことだ……!!」

魚雷ガール「ギョライギョライギョライ!!!新型のナイトメアも、圧倒的なスペック差はどうしようもないみたいね」

シャルル「――もうお終いにするか、ルルーシュ」

ゼロ「シャルル……!!」

シャルル「久しいな、我が息子よ」

ビュティ「息子!?ゼロさんが!?」

ゼロ「……っ」

シャルル「ナナリーの恨みだけで、世界と戦うなど愚の骨頂。おのれの愚かしさを自覚するがよい」

ゼロ「黙れ!!!」

魚雷ガール「口答えするつもりなの?皇帝陛下と女帝ガールに」

ビュティ「女帝ガール!?」

ボーボボ「……まて、魚雷やろう。てめーはもう戦えない。すっこんでろ」

魚雷ガール「戦えない?それはあなたのことでしょう?」

ボーボボ「これでも、そういえるのか?」

153: 2013/06/16(日) 18:06:38.00 ID:8+O4N2o70
魚雷ガール「なにを言って……はぅあ!!!!」

ソフトン「……」

首領パッチ「うんこだー!!うんこだー!!!」

コーネリア「木の枝差して遊ぶしかあるまい」

ソフトン「やめてくれ」

首領パッチ「うんこがしゃべったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

コーネリア「なるほど。希少種というわけか。写真に納めておこう」パシャ

首領パッチ「どんな感じでとれたの?どんな感じでとれたの?」

コーネリア「ほら」

首領パッチ「これ、ウンコじゃねーかぁ!!!!なにみせてくれてんじゃぼけぇぇぇ!!!!!」ドゴォォ!!!!

コーネリア「がっ……!?!?!?」

ビュティ(首領パッチくん、容赦してあげてー!!!)

魚雷ガール「ソフトン……ソフトン……ソフトン様ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!――皇帝ペンギン化っ!!!」ピシッ!!!

ビュティ「嬉しさのあまりペンギンになった!!!」

シャルル「バ、バカな……!!マリアンヌ!!!なぜだぁぁぁ!!!!ナゼ、ワシからはなれるぅぅぅ!!!」

155: 2013/06/16(日) 18:14:29.06 ID:8+O4N2o70
ボーボボ「これで敵はお前だけだな、シャルル皇帝」

ゼロ「ボーボボ。助かった」

ボーボボ「お前が魚雷先生に何をしたいのかは知らないが、今はあのままでいいだろう」

魚雷ガール「ワタシ ノ スキ ナ サカナ ハ ソフトン」

ビュティ「何故、カタコト!?」

ソフトン「よかった。ようやく、役に立てたな……」

ビュティ(活躍できなかったこと気にしてたんだ……)

C.C.「シャルル。ラグナレクの接続はここで頓挫するようだな」

シャルル「……くくく……ふふふ……はははは……ギョライギョライギョライギョライ!!!!」

ビュティ「やっぱりその笑い方なんだ!!!」

シャルル「なんたるおろかしさぁぁぁぁ!!!!!ワシがぁ!!このワシがぁぁぁ!!!何も策を練らずに出てきたとおもうのかぁぁぁぁ!?!!?」

ボーボボ「なら、さっさとその策だせやぁ!!!!!」ドゴォ!!!!

シャルル「ごふっ!?!」

ゼロ「いまだ!!たたきかけろ!!!!」

シャルル「ま、まて!!!やめろぉぉぉ!!!!」

156: 2013/06/16(日) 18:18:48.78 ID:8+O4N2o70
首領パッチ「やっちまえぇー!!!!おらおらおらおら!!!!」ゲシッ!!!ゲシッ!!!!

シャルル「ひぃぃ!!ゆるしてぇぇ!!もうしないよぉぉ!!!」

C.C.「跪いて謝れ」ゲシッゲシッ

ゼロ「フフフハハハハハハ!!!!!これでいい!!!これで我等の――!!!」

ユフィ「――やめてください」

ゼロ「……!!」

ボーボボ「な……!!」

ユフィ「……」

ボーボボ(全く、気配を感じなかった……。この少女は……?)

ゼロ「ユフィ……ユーフェミア……か……」

ユフィ「お父様、お姉さまは?」

シャルル「あ、あっち」

ユフィ「……」

コーネリア「ポニョ!ユフィー!すきー!!」

首領パッチ「よしよし。元に戻ったぞ!!」

157: 2013/06/16(日) 18:24:33.70 ID:8+O4N2o70
ソフトン(な、なんだ……あの少女から感じる、とてつもない負のオーラは……!!)

魚雷ガール「ついにお披露目ね。私の愛した唯一の娘。ユーフェミア・ギョラ・ブリタニア」

ビュティ「ギョラ!?いまつけただろ!!」

ユフィ「……お姉さま?」

コーネリア「ユフィ……?」

首領パッチ「なんだよぉ、おめぇー!!!調教の邪魔だから、どっかいけや!!!」

ボーボボ(あの少女、なにかとてつもないものを持っている!!!)

ボーボボ「首領パッチ!!!逃げろぉ!!!!」

首領パッチ「あぁ!?なんで――」

ユフィ「極悪虐殺真拳『血染めの機関銃』」ダラララララッ!!!!

首領パッチ「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

ボーボボ「首領パッチ!!!!!だいじょうぶかぁぁぁぁ!!!!」ダダダッ

首領パッチ「はぁ……はぁ……ボーボボ……」

ボーボボ「まだ息があったかぁー!!!!!」ザンッ!!!!

首領パッチ「ぎゃばぁ!!!!」

161: 2013/06/16(日) 18:30:43.47 ID:8+O4N2o70
ゼロ「な、なんだと……!!!」

シャルル「ぬぁっはっはっは……。どうだ、あれこそ、魚雷女帝が育てたキリングマシーン……」

ゼロ「シャルル!!!貴様は子どもをそうやって道具としてしかみないのかぁぁぁ!!!!」

ユフィ「……」

ボーボボ「ま、まずい!!こっちにくる!!!こんなときは……!!!」

首領パッチ「ボーボボバリア!!!」グイッ

ボーボボ「うわぁぁぁぁぁ!!!!!!首領パッチ!!!!来世であおうぜぇぇぇ!!!!」

ユフィ「……」ダラララララッ!!!!!

ボーボボ・首領パッチ「ぎゃらぁばばばばばば!!!!!!」

ビュティ「仲良く逝ったー!!!!」

天の助「もう。なんだよー。人が気持ちよくねて――」

ユフィ「……」ダラララララッ!!!!

天の助「ぐぎゃぁぁぁ!!!!オレが何をしたっていうんだぁー!!!!」

魚雷ガール「存在がアウトー!!!!」ドォォォン!!!

天の助「ですよねー!!!」

164: 2013/06/16(日) 18:37:44.92 ID:8+O4N2o70
シャルル「大儀のためだ。使える者は全てを、使うぅ」

ゼロ「ふざけるなよぉ……!!!シャルルぅぅぅ……!!!そうやってお前は路傍の石を見るように俺もナナリーも捨てたのか!!!!」

C.C.「シャルル」

シャルル「C.C.。お前はこい。ワシのもとにいろ。お前が必要だ」

C.C.「シャルル」

シャルル「なんだぁ?」

ユフィ「……」ダラララララララッ!!!!

シャルル「いでででででででで!!!!!!!」

C.C.「だから、言っただろう」

シャルル「名前だけじゃわからんわぁ!!!!」

ゼロ「ユフィ!!とまれ!!!お前は今、実の父親を撃ったんだぞ!!!!」

ユフィ「……」ダラララララッ!!!!

ゼロ「ぬお!?――ユフィ!!どうした!?」

魚雷ガール「極悪虐殺真拳はね、一度発動したら目の前にいる生き物を全てを虐頃するまで止まらない。禁断の真拳なの。説得なんて無意味よ」

ゼロ「貴様!!!何を他人事みたいに!!!貴様が教えたんだろうが!!!!」

166: 2013/06/16(日) 18:45:55.19 ID:8+O4N2o70
魚雷ガール「ギョラ!!そんなことより!!そろそろあれをしないといけない時間だわ!!!」

ゼロ「おい!!!待て!!!」

魚雷ガール「さてと……」カタカタ


【武器】魚雷のいいところを挙げるスレ【撤廃】

1:名無し魚雷:2017/06/16(日) 16:31:00 ID:gyorai0
かっこいい

2:名無し魚雷:2017/06/16(日) 16:32:00 ID:gyorai0
流線型のフォルムがやばい

3:名無し魚雷:2017/06/16(日) 16:33:00 ID:gyorai0
生足魅惑のマーメイド

4:名無し魚雷:2017/06/16(日) 16:34:00 ID:gyorai0
>>1は良く分かってる

5:名無し魚雷:2017/06/16(日) 16:35:00 ID:gyorai0
このスレは伸びる


魚雷ガール「こんなもんね……。ギョラ!?!!?やだわ!!!このスレIDまる見えじゃない!!!!きゃー!!!自演魚雷がバレバレー!!!!」

魚雷ガール「でもね!!!!失敗は成功の魚雷なのよ!!!!」ドォォォン!!!!

天の助「あぎゃぁぁぁ!!!!」

169: 2013/06/16(日) 18:52:47.38 ID:8+O4N2o70
ゼロ「おのれ魚雷ガール……!!!どこまで俺たちをバカにするつもりだぁ……!!!」

ボーボボ「落ち着け、ゼロ」

ゼロ「落ち着いてなどいられるか!!!!」

ボーボボ「落ち着け!!」

ゼロ「……す、すまない」

ボーボボ「落ち着けってぇぇぇ!!!!!」ドゴォッ

ゼロ「ごふっ!?!!?」

ボーボボ「今、C.C.がピザの宅配を頼んだところだ」

ゼロ「ピ、ピザだと……?何をこんなときに悠長なことを!!!」

C.C.「腹が減っている。ただそれだけの理由で劣勢に立たされている。それぐらいわかるだろう?」

ゼロ「そうなのか……?」

C.C.「そうとも」

首領パッチ「どーも、パチノピザでーす」

C.C.「こっちだ」

首領パッチ「どうぞー」

170: 2013/06/16(日) 18:59:04.73 ID:8+O4N2o70
ユフィ「……」ダララララッ!!!!

天の助「いたい!!いたい!!!誰か、はやくこの子どうにかしてぇー!!!!」

シャルル「いだだだだだ!?!?!ワシがわからんのかぁぁぁ、ユゥゥフェミァァ!!!」

ボーボボ「カレンもやられてしまった今、まともに戦えるのはオレたちだけだ」

ゼロ「そんなことは分かっている」

C.C.「あの小娘を止めるための作戦をピザを食べながら考えるぞ」

ゼロ「仕方ない」

ボーボボ「おーい。ビュティもこい」

ビュティ「いいの!?ねえ!!こんなことしてていいの!?そもそもへっくんどうなったの!?」

首領パッチ「はぁーい。ご注文のピザでーす」パカッ

首領パッチ(ここで定番ネタの『膝だわー』をお見舞いしてやるぜ!!!!)

ボーボボ「なんだ、普通のピザじゃねえか」

C.C.「……おいおい。首領パッチ。私を失望させるな」

首領パッチ(バ、バカな!!!きちんと膝をいれていたはずなのに……!!――はっ!!!)

魚雷ガール(お前のすることはお見通しよ。これがボケ頃しの真髄。ボケ封じ!!!)

173: 2013/06/16(日) 19:04:47.45 ID:8+O4N2o70
ゼロ「ふむ……」

首領パッチ(やべぇ……一発逆転のネタを出さないと……!!一発逆転のネタを……ネタをぉ……!!!)

首領パッチ「このピザねー!!すっげぇんすよぉ!!!マジで!!!みてみて!!!ほら、こうやって投げれば!!!!」ブゥン!!!!

ビュティ「なんかチャクラムみたいにとんでった!!!」

天の助「なにかくる!!!――ぬガードぉぉ!!!!」

ザンッ!!!!

天の助「ぎゃぁぁぁ!!!!――あぶねえ」

ビュティ「真っ二つだよ!!!」

ユフィ「……」ダラララララッ!!!!

天の助「おいうちぃぃぃ!!!!」

シャルル「やめろぉぉ!!ユフィ!!!!」

首領パッチ「ど、どーだ!!」

ボーボボ「食い物を粗末にするなっ!!!!」ドゴッ!!!

首領パッチ「ずびまぜんっ!!!!」

ゼロ「ええい、埒が明かない!!こうなればギアスを使って、ユフィを!!!」

174: 2013/06/16(日) 19:09:06.83 ID:8+O4N2o70
ゼロ「ユフィ!!こっちを見ろ!!!」

ユフィ「……」ダララララッ!!!!

ゼロ「ぐあぁぁぁ!!!!」

ボーボボ「バカ野郎!!!ゼロ!!!振り向かせたらアウトだろうが!!!ここはオレが動きをとめてやる!!!」

ボーボボ「鼻毛真拳奥義!!!『あ!UFO!!!!!』」

ビュティ「今時なんだそれ!?!?!」

ユフィ「……」キョロキョロ

ビュティ「きいてるぅー!?」

首領パッチ「よっしゃー!!!今がチャンスだぁぁぁぁ!!!!オレのドンパッチソードで銃を叩き落としてやる!!!」

ボーボボ「いけー!!首領パッチ!!!」

首領パッチ「どりゃぁぁぁぁ!!!!!」

ユフィ「……」ダラララララッ!!!!

首領パッチ「わぎゃぁぁぁぁ!?!?!?」

ビュティ「後一歩で、UFOが嘘って気がつかれたー!!!!」

C.C.「何をやってる。全く、世話が焼ける」

175: 2013/06/16(日) 19:15:22.74 ID:8+O4N2o70
ボーボボ「だ、ダメだ……隙がなさ過ぎる……!!」

ゼロ「ぐぅぅ……!!一瞬でいい、一瞬だけでも……ユフィをとめられたら……!!」

首領パッチ「もうやってられっか!!!!オレはこんなところには一秒たりともいたくねえ!!!」

ビュティ「首領パッチくん!!どこいくの!?」

首領パッチ「殺人鬼と一緒に居れるかっつーの!!!!オレは部屋に戻ってねるからな!!!」

ビュティ「……」

首領パッチ「はぁー。まったく、今日はとんだ厄日だぜ」ガチャ

ボーボボ「立ててしまったな」

首領パッチ「だ、誰だ!!!おまえはぁ!!!」

ボーボボ「お前は立ててしまったんだ」

首領パッチ「何をだよ!!!オレが何を立てたっていうんだ!!!!」

ボーボボ「茶柱だっ!!!」

首領パッチ「わぁ、いいことあるかもねっ」

ユフィ「……」ダラララララッ!!!!

ボーボボ・首領パッチ「なかったねーっ!!!!あぎゃぁぁぁぁ!!!!!」

177: 2013/06/16(日) 19:20:00.80 ID:8+O4N2o70
ビュティ「もう!!遊んでないで真面目にやろうよ!!!今度ふざけたら魚雷さんに叱ってもらうからね!!!」

ボーボボ「それはやめてください!!ビュティさん!!!」

首領パッチ「せっしょうやでぇ!!かんにんしてくださぁぁぁい!!!」

ブゥゥゥゥゥン!!!!

ビュティ「何の音?」

ゼロ「なんだ、このエンジン音は――」

ランスロット『ピザのお届けにあがりましたー』

ビュティ「ロボットが届けにきたぁー!!!!」

ランスロット『ユーフェミア様にピザのお届けです』

ゼロ「向こうだ」

ユフィ「……」

ランスロット『どうぞ。料金はもう頂いているので』

ユフィ「……」コクッ

ランスロット『では』ブゥゥゥゥン

ビュティ「でも、どうしてピザが……?」

178: 2013/06/16(日) 19:23:50.90 ID:8+O4N2o70
ユフィ「……」パカッ

C.C.「――さぁ、召し上がれ」

ビュティ(なにしてるの、あの人ー!?!?!?)

ボーボボ「あれは……!!C.C.の得意技だ!!」

ビュティ「得意技!?」

ボーボボ「C.C.は昔、誰からも愛されるギアスを持っていた。そのときに身についた技がある」

ゼロ「そうだったのか!?」

ボーボボ「その名も、色仕掛けだ」

ビュティ「え……」

C.C.「さぁ、食べごろだぞ?」

ユフィ「……」ダララララララッ!!!!!

C.C.「がはっ!?!?!」

ビュティ「意味なかったー!!!!」

ボーボボ「C.C.!!!!」

首領パッチ「そうか!!!動きを止める方法なら、いいのがあるじゃねーかぁ!!!」

179: 2013/06/16(日) 19:29:37.93 ID:8+O4N2o70
シュナイゼルの部屋

シュナイゼル「そうか……。やはり、協力はしてくれないのか。残念だよ」

「いくらシュナイゼル殿下の頼みでもな。オレは自分の意思でいつもきめている」

シュナイゼル「だろうね。だからこそ、貴方は世界中から必要とされている」

「ん?ちょっと失礼……」

シュナイゼル「君の力さえあれば、世界は安定するのにね」

「……では、この辺で」

シュナイゼル「どこに行くんだい?」

「貴方の妹君が大変な目にあっている。それを止める為に呼ばれた」

シュナイゼル「ユーフェミアか……いつかこうなるとはおもっていたけど……」

「残念だが、手加減はできない」

シュナイゼル「構わないよ。これも運命かもしれない」

「運命か……」

サービスマン「では、オレはそのデスティニーを切り開く、扉となろう!!!」

181: 2013/06/16(日) 19:33:45.37 ID:8+O4N2o70
ユフィ「……」ダララララッ

ビュティ「いい加減、へっくんを探しにいきたいのにぃ……」

首領パッチ「まぁ、まっとけ。――あ、きたぞ!!!」

ゼロ「首領パッチが呼んだ助っ人か!!!」

首領パッチ「ゼロ!!!用意しとけよ!!!」

ゼロ「わかっている!!」

「サァァァァァァァァ――!!!!」

ビュティ「なんか降ってくる!!!!」

ユフィ「……!!」

サービスマン「ビスッ!!!!!」バーンッ!!!!!

ユフィ「きゃぁぁぁぁあぁ!!!!!!!」ダラララララッ!!!!

サービスマン「どうした!?当たらないぞ!!!さぁ、切り開け!!!!これがサービスデスティニー!!!!!!」ババッ!!!!

ユフィ「いやぁぁぁぁ!!!!!!」ダラララララッ

ボーボボ「いまだ!!ゼロ!!!!」

ゼロ「ユフィ!!!!魚雷のことと今見た光景を綺麗に忘れろ!!!!!」キュィィィィン!!!!

183: 2013/06/16(日) 19:39:28.59 ID:8+O4N2o70
ユフィ「あ……」フラッ

ゼロ「大丈夫か!!!」

C.C.「気を失っただけだな。心配はない」

魚雷ガール「ようやく片付いたのね。全く、無能たちめ」

ゼロ「貴様……!!」

首領パッチ「いつもありがとよ、サービスマン」

サービスマン「気にするな。サービス求む声あれば、いつでも駆けつける。それが友の声なら尚更だ」

ボーボボ「よし、これで一件落着か」

ビュティ「最低な終わり方だよ……」

ゼロ「いや、まだだ。出て来い、シャルル。お前との決着をここでつけてくれる!!」

「くくく……さすがは、我が倅……大局を見据えておるわぁ……!!」

ビュティ「え……」

シャルル「はぁ……ひぃ……ふぅ……」

ビュティ「もう氏にそうだー!!!」

C.C.「ユフィの弾丸を浴びすぎたか。滑稽だな」

186: 2013/06/16(日) 19:46:49.76 ID:8+O4N2o70
シャルル「ここで……氏ぬわけには……いかぁぁん……ワシには……まだ……野望が……あぁぁる……」

ゼロ「ラグナレクの接続か?」

シャルル「そぉうだぁ……!!我がブリタニアは数十年前までマルハーゲ帝国に支配されていたぁ……!!」

シャルル「国名がまだハゲタニアだったころだ……」

ビュティ「ハゲタニア!?!?」

シャルル「少しずつ……少しずつ……地位と実績をかさね……遂にマルハーゲ帝国からの独立がゆるされれたぁ……」

シャルル「その際に国名を公募した。そのときに選ばれたのが……ブリタニア……。送ってきてくれたのは、世田谷に住むソフトンという男性、独身だった」

ビュティ「ソフトンさぁぁん!?!!?」

ソフトン「いやぁー。まさか、選ばれるとは」

ボーボボ「おいおい。つまり、ブリタニアって、下ネタかよ」

首領パッチ「ブリッ!タニアか。最低な国名だな」

C.C.「やめろ。それを名前につけられているのが皇族なんだぞ」

ゼロ「……」

シャルル「ワシだって……ワシだって……ソフトンがうんこだって知ってたら……採用せなんだわぁぁ……ぁぁ……」

ビュティ「泣き崩れちゃった……」

188: 2013/06/16(日) 19:53:11.74 ID:8+O4N2o70
シャルル「だからぁ!!!だからぁぁぁぁ!!!!!ワシはぁぁ!!!ラグラレクの接続をせぇぇぇこうさせるぅぅぅ!!!!!」

ゼロ「それは一体、なんだ!!!」

シャルル「全世界の人間が意識を同一化させるものだぁぁぁ!!!!」

ゼロ「な……!!!」

首領パッチ「全然わかんないけど!!!!!ドラゴンボールで例えてくれよ!!!!」

ボーボボ「オレはいちご100%で例えてくれ」

シャルル「邪魔は……させんぞぉぉ……!!!じゃまはぁぁぁ!!!!」

ゼロ「何をするつもりだ……!!」

シャルル「うおぉぉぉぉ!!!!!!」

魚雷ガール「あの技を使うのね、皇帝」

C.C.「あの技?」

首領パッチ「ババロア!?」

ボーボボ「バーバパパ!?」

シャルル「これで……きさまたちを葬ればぁぁぁぁ!!!!!」

ビュティ「なにか、くる……!!」

190: 2013/06/16(日) 20:00:16.58 ID:8+O4N2o70
シャルル「女帝魚雷ガールに伝授してもらった、一子相伝の技だぁぁぁ!!!!」

ビュティ「どんな技なんですか!?」

魚雷ガール「今から見れるでしょ?知りたがりは嫌われるわよ?」

ビュティ(うざっ……)

シャルル「ゆくぞぉぉぉぉぉ!!!!!」

ボーボボ「むっ!!」

ゼロ「くっ……!!」

シャルル「ぎょぉ!!らぁ!!ぎょぉ!!!らぁ!!!!破ぁぁー!!!!!!」バーン!!!!!

ビュティ(ぎょらぎょら破ー!?!!)

魚雷ガール「破ぁー!!!!!!」ゴォォォォ

ビュティ「本人が飛んでくるのかよ!!!!」

ボーボボ「往生際が悪いぞ!!!鴛鴦夫婦が!!!!くらえ!!!!!!」シュルルル!!!!

ボーボボ「黄昏に憧れて(ラ グ ナ ロ ク)!!!!!」バーンッ!!!!

シャルル・魚雷ガール「「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」

ボーボボ「これで終焉だ。ブリタニアはな」キリッ

192: 2013/06/16(日) 20:10:10.49 ID:8+O4N2o70
ゼロ「すまない、ボーボボ。全てお前のお陰だ」

首領パッチ「気にするな」

ボーボボ「どけ!!かんぴょうやろう!!!」ドガァ!!!!

首領パッチ「ごへっ!?!」

ゼロ「さてと、最後の仕上げにいくか……」

シャルル「なにをする気だぁ……?」

魚雷ガール「変なことしたら、ただじゃおかないわよ。ルルーシュ?」

ゼロ「――ナナリーが笑って過ごせる世界を全力で作り上げろ!!!」キュィィィィン

シャルル「……よし。本国に戻るか」

魚雷ガール「ナナリー!?ナナリーはどこぉぉぉぉぉ!!!!!!こうしちゃいられないわ!!!!ナナリーを迎えにいかなきゃぁ!!!!」ゴォォォォ!!!

ビュティ「ナナリーって……?」

C.C.「あいつの妹だ。目と足が不自由でな。あいつの戦う理由でもあった」

首領パッチ「ナナリー……。これで安心できるよな?」

ボーボボ「はい、お兄様っ。ナナリー、とってもうれしいなっ。ハートマークッ」

ゼロ「現時刻をもって作戦終了を確認。生存者の確認と回収を行う」

194: 2013/06/16(日) 20:15:39.92 ID:8+O4N2o70
数日後

ルルーシュ「そうか。行くのか。寂しくなるな」

ボーボボ「オレたちはまだまだ戦い続ける。マルハーゲ帝国が潰れるまでな」

ルルーシュ「そうか。俺も――」

ボーボボ「お前の戦いはもう終わっただろう?あとはオレたちの役目だ。それじゃあ、妹さんによろしくな」

首領パッチ「あばよ」

ビュティ「お世話になりました」

ヘッポコ丸「それじゃあ」

ソフトン「世話になったな」

C.C.「天の助の残骸はどうする?」

ルルーシュ「生ゴミで出しておけば問題ない」

C.C.「そうか」

ルルーシュ「ボーボボ……か。お前の言ったとおり、凄い男だったな」

C.C.「だろ?あいつ以上の男は世界にいないだろうし、今後も現れない」

ルルーシュ「そうだろうな……。ああいう男こそが、世界を創造する男なのだろうな……」

195: 2013/06/16(日) 20:22:28.78 ID:8+O4N2o70
街道

ヘッポコ丸「今後もルルーシュさんみたいな人たちと共闘していければ、楽ですね」

ソフトン「だが、いつも友好的とは限らない。ああいう連中はそれぞれに信じる正義が異なるからな」

ボーボボ「ウンチッコ卿の言うとおりだ。敵が同じだからといって、味方になるとは言えないからな」

ビュティ「でも、ああいう人たちが多ければ、きっと世界は平和になるよ」

ソフトン「ああ」

ヘッポコ丸「そうだな」

ボーボボ「違いない」

首領パッチ「なぁー、あれなんだ?空とんでるけどー」

ビュティ「え?」


魚雷ガール「ナナリーを楽しませることが、私の魚雷道なのよぉぉぉぉ!!!!!」ゴォォォォ

ナナリー「と、めて……くだ――」


ビュティ「ナナリーが氏んじゃう!!!!」

――ナナリーの命運は如何に!?
                         おしまい。

196: 2013/06/16(日) 20:23:33.41
おつ
いろいろとひどかった(褒め言葉)

197: 2013/06/16(日) 20:23:37.28
ナナリーw

198: 2013/06/16(日) 20:23:40.90

引用元: ボーボボ「黒の騎士団入団希望のボーボボでぇす!!」ゼロ「ほう?」