1: 2015/12/11(金) 09:02:19.785 ID:jo/Km5/n0
冬月「お前がこのアダムを食べない事にはユイくんには会えないんだぞ」

ゲンドウ「だが…」

冬月「この期に及んでまさか不味いなどと言うのではないたろうな?」

ゲンドウ「…」

アダム「」

ゲンドウ「…」

冬月「早く食え」

2: 2015/12/11(金) 09:03:18.642
孤独のグルメ

3: 2015/12/11(金) 09:03:49.124
冬月「縫い付ける方でもいいのだぞ」

10: 2015/12/11(金) 09:08:48.851 ID:jo/Km5/n0





冬月「これでどうだ」

ゲンドウ「これは何だ?」

冬月「形が海老に近いからな、シュリンプサラダにしてみたぞ」

冬月「この見た目なら少しは食欲も出るだろう」

ゲンドウ「フッ」

冬月「さっさと食べろ」

ゲンドウ「…モグ」

7: 2015/12/11(金) 09:05:18.173 ID:jo/Km5/n0
ゲンドウ「…」

アダム「」

ゲンドウ「…」

冬月「もういい…碇、口を開けろ」

ゲンドウ「…」

冬月「いい加減にしないか」

ゲンドウ「見た目が生理的に受け付けない」

冬月「はぁ…」

11: 2015/12/11(金) 09:10:49.702 ID:jo/Km5/n0
冬月「…」

ゲンドウ「…モグモグ」

アダム「」

冬月「…」

ゲンドウ「…モグモグ」

冬月「…」

ゲンドウ「食べたぞ」

冬月「アダムだけ残すな!」 

12: 2015/12/11(金) 09:13:41.390 ID:jo/Km5/n0
冬月「碇…お前本当にユイ君に会いたいのか?」

ゲンドウ「会いたい」

冬月「だったら食べないと!計画が進まないのだぞ!」

ゲンドウ「…もっと食べやすくしてくれたら私も食べれる」

冬月「お前はお子様か!!」

13: 2015/12/11(金) 09:14:43.897
刻んで湯がいて食えよ

14: 2015/12/11(金) 09:16:10.383
茹でポンが一番だろうな

15: 2015/12/11(金) 09:19:20.582 ID:jo/Km5/n0
冬月「あぁ…もう…わかった…他に方法を考えよう」

ゲンドウ「しかし、調理方法は限られている」

冬月「ああ…アダムを傷つけず丸呑みにできるのが一番好ましい」

ゲンドウ「制限がある中でどれだけ上手く調理できるか…冬月、独身のお前の腕の見せ所だな」

冬月「…」イラッ

16: 2015/12/11(金) 09:23:50.174 ID:jo/Km5/n0
冬月「…丸呑みが好ましいとなると、まずお前がこの大きさのも野を丸呑みできるように訓練せねばなるまいな」

ゲンドウ「ああ…」

冬月「ちょうどゆで卵と同じぐらいの大きさか」

ゲンドウ「まずウズラの卵から次第に大きくして慣らしていく」

冬月「やる気あるのか?」

ゲンドウ「問題ない」

17: 2015/12/11(金) 09:29:02.099 ID:jo/Km5/n0
数日後

冬月「できたか碇?」

ゲンドウ「…ああ」

冬月「おお…!ついに進めることが出来るか!」

ゲンドウ「…ウズラだと大丈夫だ」

冬月「」

冬月「安心しろ、お前がそう言うと思ってとっておきの物を用意しといた」カラカラカラカラ

ゲンドウ「それは…?」

冬月「野球選手などが練習に使うものだよ」

18: 2015/12/11(金) 09:32:01.903 ID:jo/Km5/n0
冬月「ピッチングマシンだ」

ゲンドウ「…」

冬月「ここにゆで卵をセットして、おい何処へ行こうというのだ」ガシッ

ゲンドウ「ぁ…あ…」

冬月「口を閉じていた方が痛いだろうな」

ゲンドウ「」

19: 2015/12/11(金) 09:38:54.970 ID:jo/Km5/n0
ビターン ウゴッ ビターン ウグッ

さあ碇!もっと大きく口を開けろ!入るものも入らんぞ!

ビターン アッ ビターン グッ

クッ顔を背けるな!前を向け!ほらまた行くぞ!

加持「…これはゼーレが黙っちゃいませんな…」

加持(まかさそういう関係だったとはな…)

20: 2015/12/11(金) 09:40:22.199
ワロタ

21: 2015/12/11(金) 09:43:50.224 ID:jo/Km5/n0
ゲンドウ「この計画は失敗だ」

冬月「」

22: 2015/12/11(金) 09:49:12.434 ID:jo/Km5/n0
途中送信ミス

ゲンドウ「この計画は失敗だ」

冬月「お前がきちんと飲み込めればなんの失敗もないのだがな」

ゲンドウ「ここは当初の通り、食欲をそそる様にする方でやろう」

冬月「丸呑みできないと効果がないのだが」

ゲンドウ「油だ」

冬月「滑りを良くするのか、なるほど考えたな」

23: 2015/12/11(金) 09:57:20.133 ID:jo/Km5/n0
ゲンドウ「研究レポートによると、使徒はある程度の熱には耐えられる様だ」

冬月「少し調理の幅が広がったな」

ゲンドウ「アダムをエビフライにしてタルタルソースで流し込む」

冬月「これは行けるかもしれん」

24: 2015/12/11(金) 10:03:28.060 ID:jo/Km5/n0




冬月「よし!アダムフライが上がったぞ!」

ゲンドウ「たっぷりタルタルをかけてくれ」

アダム「」ドロォ

冬月「さあ食え碇!」

ゲンドウ「おおおおおお!」

モグモグゴックン!

冬月「シャオラァアァァァ!!」

ゲンドウ「ァァァァイ!」

冬月「やったな碇!」

ゲンドウ「食ったぞ冬月!」

25: 2015/12/11(金) 10:06:19.329 ID:jo/Km5/n0
ゲンドウ「ウグッ!」

冬月「!?」

ゲンドウ「グッウグッ…」

冬月「まさか?やめろ!!」

ゲンドウ「ヴォエェェ」ゲロゲロ

アダム「」ビチャッ

冬月「中年にタルタルはキツかったか…」

ゲンドウ「また1からやり直しだ…」


26: 2015/12/11(金) 10:11:40.414
孤独のグルメかと思ったらなんか違った

27: 2015/12/11(金) 10:28:25.884
孤独のグルメかと思ったら何もかも違った

引用元: 冬月「さあ食べるんだ」ゲンドウ「…ああ」