1: 2015/07/14(火) 21:27:27.862 ID:JIhe9QVP0.net
憂「こんにちは平沢憂です」

憂「実を言うと、平沢憂は3ヶ月前に事故で命を落としたということになっています」

憂「今の私は、こうして髪を下ろし…」

唯「平沢唯として、生活しています」

3: 2015/07/14(火) 21:28:12.487 ID:JIhe9QVP0.net
澪「さぁ練習するぞ!」

律「うぃー」

梓「…」

4: 2015/07/14(火) 21:28:34.513 ID:JIhe9QVP0.net
ジャーン!
紬「なんだかすごい演奏になったわね!」

澪「あぁ、ここ最近みんなの演奏の技術が上がったのか、音がしっかり合うよ」

唯「つかれたー」

5: 2015/07/14(火) 21:29:11.123 ID:JIhe9QVP0.net
梓「唯先輩、ちょっといいですか」

唯「お、あずにゃんどうしたんだい?」

梓「憂なんでしょ?」

唯「…」

6: 2015/07/14(火) 21:29:32.958 ID:JIhe9QVP0.net
唯「なにいってるのあずにゃん。私は正真正銘の平沢唯だよ」

梓「うそ。こんなの唯先輩じゃないよ」

唯「あずにゃんひどい!」

7: 2015/07/14(火) 21:29:58.948 ID:JIhe9QVP0.net
憂(梓ちゃん、気づいてしまったんだね…)

憂(『あっち』に行っちゃうのか。残念だな、せっかく仲良くなったのに)

8: 2015/07/14(火) 21:30:25.080 ID:JIhe9QVP0.net
翌日
澪「さぁ練習だぞ!」

律「えー…」

唯「あずにゃんがんばろうね!」

アズサ「ハイ!ヤッテヤルデス!」

紬「梓ちゃん、なんか話し方が…」

梓「え?なんのことですか?」

9: 2015/07/14(火) 21:30:46.300 ID:JIhe9QVP0.net
憂(あーやっぱり替わっちゃったか)

憂(また1からやり直しだね)

10: 2015/07/14(火) 21:31:08.079 ID:JIhe9QVP0.net
ジャーン!
紬「なんだかすごい演奏だったわね!」

澪「あぁ、ここ最近みんなの演奏の技術が上がったのか、音がしっかり合うよ」

唯「つかれたー」

11: 2015/07/14(火) 21:31:55.360 ID:JIhe9QVP0.net
憂(私は家に帰っても平沢唯を演じている)

憂(お姉ちゃんは3ヶ月前に『あっち』に行ってしまった)

憂(私にとって、最愛の姉。平沢唯は、もうこの世界にはいない)

憂(私はこうして、平沢唯の存在を保つだけの道具)

憂(きっといつか…私も『あっち』に会いに行くからね)

憂(お姉ちゃん)

12: 2015/07/14(火) 21:32:21.251 ID:JIhe9QVP0.net
澪「さぁ練習するぞ!」

律「えー…」

唯「がんばろうねあずにゃん!」

梓「はい!やってやるです!」

14: 2015/07/14(火) 21:32:46.239 ID:JIhe9QVP0.net
ジャーン!
紬「すごい演奏だったわね!」

澪「あぁ、最近みんなの演奏の技術が上がったのか、音がしっかり合うよ」

唯「つかれたー」

16: 2015/07/14(火) 21:33:12.373 ID:JIhe9QVP0.net
憂「みなさんおつかれさまでーす」

唯「!?」

18: 2015/07/14(火) 21:33:40.171 ID:JIhe9QVP0.net
憂(ありえないことが起こった)

憂(3ヶ月前に事故で氏んだはずの平沢憂が、私たちの前になに食わぬ顔で現れた)

憂(私は…ここにいるのに…)

19: 2015/07/14(火) 21:34:13.572 ID:JIhe9QVP0.net
唯「あれー憂じゃん、どうしたの」

憂「お姉ちゃん、今日私遅くなるから、晩御飯適当に済ませておいてね」

憂「ということを伝えたかったの」

憂「それでは失礼しましたー」

20: 2015/07/14(火) 21:34:46.077 ID:JIhe9QVP0.net
唯「ねぇあずにゃん、よかったら晩御飯一緒にミクドナルドで食べない?」

梓「どういう風の吹き回しですか?まぁいいですけど」

唯「やったぁ!」

21: 2015/07/14(火) 21:35:13.191 ID:JIhe9QVP0.net
唯「ねぇあずにゃん」

梓「なんですか」

唯「憂とは仲良くしてる?」

梓「なに言ってるんですか?もちろんですよ」

22: 2015/07/14(火) 21:35:36.636 ID:JIhe9QVP0.net
憂(危なかった)

憂(私は一瞬平沢唯を演じるのを忘れてしまっていた)

憂(気付かれてないといいけど)

23: 2015/07/14(火) 21:36:05.132 ID:JIhe9QVP0.net
憂(平沢憂は、完璧なまでに私であった)

憂(家事、勉強、音楽…すべてにおいて私を上回っていた。元の私よりもだ)

憂(彼女は時折私を監視しているかのように感じる)

憂(お姉ちゃんも、私をこう思っていたのかな)

25: 2015/07/14(火) 21:36:32.084 ID:JIhe9QVP0.net
憂(『あっち』は、住み心地はいいんだろうか、と私は最近よく考えている)

憂(1人で考えこむのは私の悪い癖だ)

憂「お姉ちゃん、ちょっといい?」

26: 2015/07/14(火) 21:37:01.524 ID:JIhe9QVP0.net
唯「?!」

憂(迂闊だった。彼女が私の部屋にやって来た)

唯「ちょっと待ってね!もういいよー!」

27: 2015/07/14(火) 21:37:27.870 ID:JIhe9QVP0.net
憂「なにしてたの?」

唯「ないしょだよ!」

憂「お姉ちゃん…」

唯「なーにー?」

憂「いなくなっちゃ、やだよ?」

28: 2015/07/14(火) 21:37:50.106 ID:JIhe9QVP0.net
唯「わかってるよー私はずっと憂と一緒!」

憂「うん、ありがとう」

憂「早く寝なよーじゃあおやすみ」

唯「おやすみー」

29: 2015/07/14(火) 21:37:55.596
どういう事だってばよ

30: 2015/07/14(火) 21:38:24.558 ID:JIhe9QVP0.net
憂(冷や汗が止まらない)

憂(彼女は私が演じていた時よりも、ずっと平沢憂だ)

憂(もうすぐ会えるかもね)

憂(お姉ちゃん…)

33: 2015/07/14(火) 21:40:16.021 ID:JIhe9QVP0.net
澪「さぁ練習するぞ!」

律「えー…」

唯「あずにゃんがんばろうね!」

梓「はい!やってやるです!」


ジャーン!

澪「…」

紬「…」

律「…」

梓「…」

澪「なんか…おかしくないか?」

紬「うん、ちょっとズレてたわ…」

律「ギターだったな」

梓「唯先輩…」

34: 2015/07/14(火) 21:41:17.847 ID:JIhe9QVP0.net
唯「あれれ?おかしいなーケーキが足りないのかなー?」

梓「やる気が足りないんです!今日はみっちりやりますよ!」

36: 2015/07/14(火) 21:43:05.624 ID:JIhe9QVP0.net
ジャーン!
澪「やっぱり合わない…」

律「唯…」

唯「ごめん、今日は調子が悪いみたい」

梓「私、送っていきます」

唯「大丈夫、1人で帰れるから」

38: 2015/07/14(火) 21:43:58.705 ID:JIhe9QVP0.net
憂(私はもう終わりだ)

憂(完璧に平沢唯ではなかった)

憂(きっと明日にも、私は替わってしまう)

39: 2015/07/14(火) 21:46:03.755 ID:JIhe9QVP0.net
憂「お姉ちゃん、梓ちゃんから聞いたんだけど、体調悪いの?大丈夫?」

唯「…」

憂(どうせもう終わりなんだ)

憂(本当の自分の感情を吐き出して、おとなしく『あっち』に行こう)

42: 2015/07/14(火) 21:48:15.375 ID:JIhe9QVP0.net
憂「私が平沢憂!本当の平沢憂なの!あなたは偽物!できの悪い模造品!」

ウイ「オネーチャンドウシタノ」

ウイ「ナンカコワイヨ」


憂「もうこんな仮面だらけの世界は懲り懲り!さぁ早く私を『あっち』に連れてって!さぁ!」

44: 2015/07/14(火) 21:49:36.989 ID:JIhe9QVP0.net
憂「…」

ウイ「オネーチャンオチツイテ」

憂「なんで…」

憂「なんで何も起こらないの…?」

45: 2015/07/14(火) 21:52:15.589 ID:JIhe9QVP0.net
澪「さぁ練習するぞ!」

律「えー…」

梓「やってやるです!」


ジャーン!

澪「唯、お前どうしたんだ」

憂「だから、私は憂だって言ってるじゃん…なんで私を連れてってくれないの?」

アズサ「ユイセンパイ、ツカレテルンデスネ」

ツムギ「タイヘンダワ!」

46: 2015/07/14(火) 21:53:48.268 ID:JIhe9QVP0.net
憂(いつまで経っても、何の変化もなかった)

憂(私がおかしいのだろうか?私はもしかして、最初から平沢唯だったのだろうか?)

47: 2015/07/14(火) 21:54:51.384 ID:JIhe9QVP0.net
憂「ただいまー」

ウイ「オカエリ!オネーチャン!」

憂「…」

50: 2015/07/14(火) 21:58:11.191 ID:JIhe9QVP0.net
憂(きっといつか私は、このまま平沢唯になってしまうと思う)

憂(本当の自分を忘れて生きていくだろう)

憂(少し悲しいけれど、それでいい気がしている)

51: 2015/07/14(火) 21:58:58.353 ID:JIhe9QVP0.net
唯「ここどこ…」

唯「なんか人気もないし…おーい!」

唯「だれもいない…」

52: 2015/07/14(火) 21:59:56.140 ID:JIhe9QVP0.net
唯「もしかして、異世界に迷い込んじゃったのかな?」

唯「寂しいよぉ…憂…あずにゃん…」

53: 2015/07/14(火) 22:01:17.052 ID:JIhe9QVP0.net
唯「ここどこなんだろ…」

唯「まさか外国!?」

唯「私知らないうちに飛行機に乗せられて…」

54: 2015/07/14(火) 22:02:46.023 ID:JIhe9QVP0.net
唯「!あそこに誰かいる!おーい!」

梓「唯先輩?!なんでこんなところに!」

唯「会いたかったよぉ!あずにゃーん!」

梓「唯先輩がいるってことは…」

梓「ここが『あっち』側…」

55: 2015/07/14(火) 22:04:33.779 ID:JIhe9QVP0.net
唯「ここが異世界?」

梓「はい!私、唯先輩が憂の変装だって気づいて、それからこっちに来てました」

唯「あずにゃん2人きりだね!ハネムーンだね!」

梓「危機感を持ってください!」

56: 2015/07/14(火) 22:06:03.245 ID:JIhe9QVP0.net
梓「とにかく向こうになんとかして戻りましょう!」

唯「でも私ここに来て丸一日探し回ったけど、何もなかったよ?」

梓「一日…?」

梓「そうか…ここは時間の感覚も向こうと違うんだ」

58: 2015/07/14(火) 22:07:42.202 ID:JIhe9QVP0.net
梓「先に話しておきます」

唯「どうしたの改まって」

梓「私たちの世界は、唯先輩によって生み出されました」

唯「えっ」

60: 2015/07/14(火) 22:10:51.387 ID:JIhe9QVP0.net
梓「唯先輩がなんでそんな力があるのかはわかりません。でも先輩が、宇宙も地球も生き物も…全部を作り出したんです」

唯「ほ…ほう」

梓「過去の記憶も、先輩が作り出したものです」

梓「そして世界は唯先輩の存在を守るために、みんなが役割を演じてきました」

梓「役割を演じきれない役者は淘汰される…その墓場がここなんです」

唯「Zzz…」

61: 2015/07/14(火) 22:12:54.714 ID:JIhe9QVP0.net
唯「あずにゃん、もう一回説明して!」

梓「またですか?!もう24回同じ話をしてるんですよ!」

唯「だって私が神様とか言われてもピンと来ないし…」

梓「それは唯先輩が望んだから、普通の女子高生になったんです」

梓「とにかく!唯先輩がその気になれば、この墓場の世界からグッバイして、向こうに戻れるんですよ!」

63: 2015/07/14(火) 22:14:03.569 ID:JIhe9QVP0.net
唯「具体的にはどうすれば…」

梓「私に聞かないでください!私だってわからないことだらけなんです!」

唯「でも私が神様ならなんで私がお墓に来ちゃったの?」

65: 2015/07/14(火) 22:15:56.946 ID:JIhe9QVP0.net
梓「…それは」

3ヶ月前
キキーッ!!

唯「憂!しっかりして!憂!」

唯「神様…私の命をあげてもいいです…どうか憂を連れて行かないで…」

66: 2015/07/14(火) 22:18:01.909 ID:JIhe9QVP0.net
梓「唯先輩は誰かのためにこっちに来たんじゃないですか?」

唯「誰かのため…?」

梓「となると、戻るにはその誰かと引き換えに戻るしかないでしょうね」

梓「それも唯先輩1人だけ」

67: 2015/07/14(火) 22:20:00.190 ID:JIhe9QVP0.net
唯「じゃあ戻らなくていい!」

唯「誰かを犠牲にするのは嫌だし、あずにゃんと離れ離れにもなりたくないもん!」

梓「唯先輩…」

梓「とにかく考えましょう」

梓「だれも犠牲にならず戻る方法を」

69: 2015/07/14(火) 22:21:36.217 ID:JIhe9QVP0.net
ウイ「オネーチャン!ガッコウハ?」

憂「行かない…」

憂(お姉ちゃん…早く会いたいよ)

72: 2015/07/14(火) 22:23:44.901 ID:JIhe9QVP0.net
律「よぉ」

憂「律さん…」

律「学校サボってなにしてんだよ」

憂「別に…あなたたちには関係ありません」

律「あるんだなそれが」

憂「どうしてですか」

律「平沢唯は元気に学校に通う、ってことになってるからさ」

73: 2015/07/14(火) 22:26:10.434 ID:JIhe9QVP0.net
憂「ようやくまともに話せる人が出てきた…ってところですか」

律「まぁ私も8人目だけどさ、あんたは平沢唯だけが特別だって思ってるだろ?」

憂「違うんですか。お姉ちゃんは世界を作った神様なんですよ」

律「じゃあさ、なんで憂ちゃんは『あっち』に行かないと思う?」

憂「それは…」

74: 2015/07/14(火) 22:28:08.703 ID:JIhe9QVP0.net
律「行かない…じゃなくて、行けないんだよ」

憂「まさか…」

律「そう、神様は自分がいなくなったときに備えて、バックアップを取ってた」

律「それがオリジナルの平沢憂、あんたさ」

憂「…」

律「あんたはほんの一部だけど、神様の力を持ってるってことだよ」

76: 2015/07/14(火) 22:31:09.319 ID:JIhe9QVP0.net
憂「私が平沢唯を演じなければ、世界は目的を失って消滅する…」

律「そういうこと。神様は『あっち』から戻る場所を失うってわけ」

憂「戻る方法はあるんですか?」

78: 2015/07/14(火) 22:32:43.278 ID:JIhe9QVP0.net
律「それは私たちよりも、神様のあんたの方が知ってるはずだよ」

律「私はヒントを出す役を請け負っただけ」

憂「ありがとうございました。あなたは、いい田井中律ですね」

律「嬉しいねぇ」

80: 2015/07/14(火) 22:35:19.028 ID:JIhe9QVP0.net
憂(私たちは水槽に入れられた魚だ)

憂(別の水槽に移されたお姉ちゃんと梓ちゃんを連れ戻すには、神様という飼主の手を借りる他ない)

憂(神であるお姉ちゃんは今はその力を使えない。だとすれば…)

81: 2015/07/14(火) 22:37:16.114 ID:JIhe9QVP0.net
憂(私とお姉ちゃんがそれぞれの世界で同じ願いを共有すること!それが2人の中に眠っている神様の力を呼び起こす方法だとすれば…!)

憂「望みはある!」

82: 2015/07/14(火) 22:39:16.471 ID:JIhe9QVP0.net
唯「あずにゃん…ここに来てもう3日も経ったねぇ…」

梓「なにいってるんですか。まだ2時間も経ってませんよ」

梓「とは言え、神様である唯先輩はともかく、私はこのままでは氏んでしまいます」

唯「えぇっ?!あずにゃん氏んじゃうの?!」

梓「当たり前じゃないですか。人間なんですから」

84: 2015/07/14(火) 22:41:08.842 ID:JIhe9QVP0.net
唯「はぁ…憂のごはんが食べたいよぉ」

梓「その想いを歌にしてみますか?」

梓「案外音楽で世界が変わったりするかも」

唯「あずにゃん、ナイスアイデア!」

85: 2015/07/14(火) 22:43:29.588 ID:JIhe9QVP0.net
唯「できました!」

梓「早っ!」

唯「聴いてください!『U&I』!」ギュイーン!

梓「エアギターであれほどノリノリに…」

88: 2015/07/14(火) 22:47:02.731 ID:hnb9S11Dd.net
憂「作曲でもしようかな…」

憂「お姉ちゃんがけいおん部に入ったのには何か理由があるはず…」



憂「好き好き大好きお姉ちゃん大好き」

憂「私才能ないのかなぁ」

90: 2015/07/14(火) 22:49:19.491 ID:hnb9S11Dd.net
梓「!?」

梓「唯先輩!身体が!」

唯「うそ?!なんか光ってるよあずにゃん!」

梓「やはり…音楽が奇跡を起こしたんです!」

唯「あずにゃん!つかまって!」

梓「はい!絶対に離しません!」ガシッ

91: 2015/07/14(火) 22:52:07.286 ID:hnb9S11Dd.net
憂「あなたの妹で私よかった」

憂「…」

憂「恥かしい」

92: 2015/07/14(火) 22:54:32.488 ID:hnb9S11Dd.net
ピカー

憂「?!」

唯「戻った!」

梓「やりましたね唯先輩!」

憂「お姉ちゃん?!」

唯「ういー!会いたかったよ!!」

憂「私も…私もだよお姉ちゃん!大好き!」

唯「憂、私も大大好きだから!」

梓「素晴らしい姉妹の愛です」

唯「ところで憂」

憂「なぁに、お姉ちゃん!」

唯「お腹減ったよぉ…」グー

94: 2015/07/14(火) 22:57:44.826 ID:JIhe9QVP0.net
唯「いやー食べた食べた」

憂「久しぶりだからはりきりすぎちゃった」

梓「本当憂はいいお嫁さんになるよ」

97: 2015/07/14(火) 23:00:04.329 ID:JIhe9QVP0.net
唯「ところで憂、あずにゃん」

憂「どうしたのお姉ちゃん」

唯「私、歌で世界を変えるよ」

梓「確かに…異世界から帰還をも果たす唯先輩の歌」

梓「憂と組めば世界を変えることも不可能ではありません!」

憂「お姉ちゃん…」

唯「憂、付いてきてくれる?」

憂「もちろんだよ、お姉ちゃん」

99: 2015/07/14(火) 23:04:12.773 ID:JIhe9QVP0.net
ワーッ
ワーッ


唯「それでは聴いてください!」

唯「Utauyo!!MIRACLE!」


憂「お姉ちゃんの歌は、お姉ちゃんの想いをありのままに世界に伝えていきました」

憂「私たちが怯えていた『あっち』側も、いつのまにか無くなってしまっていました」

憂「私はいつまでも一緒にいるよ」

憂「お姉ちゃん大好き!」

100: 2015/07/14(火) 23:04:26.573 ID:JIhe9QVP0.net
お わ り

104: 2015/07/14(火) 23:07:47.901
おつ

112: 2015/07/14(火) 23:25:20.427 ID:JIhe9QVP0.net
>>110
憂ちゃんはあくまで裏方に徹し、デビューはけいおん部メンバーと果たしました

引用元: 憂「平沢唯という偶像」