1: 2008/07/14(月) 03:18:19.03 ID:qtA7w6r/0
C.C.「あれ、どうだったかな?」

C.C.「……」

C.C.「……火曜日?」

C.C.「……」

C.C.「関係~ないけど~♪」

2: 2008/07/14(月) 03:20:20.47 ID:qtA7w6r/0
C.C.「明日は水曜日だといいな」

C.C.「……」

C.C.「そうすればすぐマクロスが見れる」

C.C.「……」

C.C.「あ、今日は月曜日だ!」

C.C.「今週のジャンプ買ってないしな」

C.C.「うんうん」

C.C.「それに気付くとはさすが私」

3: 2008/07/14(月) 03:22:23.36 ID:qtA7w6r/0
C.C.「……」

C.C.「何をしよう」

C.C.「……」

C.C.「お、そうだそうだ」

C.C.「『ひぐらしのなく頃に』を見よう!」

C.C.「ふふっ」

C.C.「私はホラーには強いからな!」

C.C.「きっと楽しめないだろうが、まあいい」

5: 2008/07/14(月) 03:24:21.63 ID:qtA7w6r/0
『嘘だっ!』

C.C.「うわっ!」

C.C.「な、なんなんだこの女は!?」

C.C.「いきなり大声を出すな!」

C.C.「……びっくりするじゃないか」

C.C.「……」

C.C.「いや、怖いわけじゃないんだぞ」

C.C.「……」

C.C.「……今のは嘘だ」

8: 2008/07/14(月) 03:26:30.36 ID:qtA7w6r/0
C.C.「……」

C.C.「まだ続きがあるのか」

C.C.「……」

C.C.「あ~、なんか急に眠くなったな~!」

C.C.「これを見たのとは関係~ないけど~♪」

C.C.「はーはーふーん♪」

C.C.「……」

prrrrr!prrrrr!

C.C.「ひっ!?」

10: 2008/07/14(月) 03:28:41.84 ID:qtA7w6r/0
C.C.「こ、こんな時間に誰だ!」

C.C.「……」

C.C.「さ、貞子?」

C.C.「……」

C.C.「……いかん」

C.C.「本当に余計な想像をしてしまった」

C.C.「……」

C.C.「あれ? 携帯は着信ありだっけ?」

C.C.「……おお、そうだそうだ!」

C.C.「それなら平気だな!」

11: 2008/07/14(月) 03:30:27.76 ID:qtA7w6r/0
C.C.「どれどれ」

無題

うるさいぞ

C.C.「……」

C.C.「なんだ、ルルーシュか」

C.C.「私を怖がらせるなんて、身の程をわきまえない奴だな」

C.C.「……」

C.C.「いや、怖くないんだけどな」

12: 2008/07/14(月) 03:33:19.22 ID:qtA7w6r/0
C.C.「ここは沢山メールをしてやろう」

C.C.「そうすれば私の怒りが伝わるはずだ」

C.C.「……」

C.C.「私のメールスキルをもってすれば一回で十分なんだがな」

C.C.「……」

C.C.「まあ、メールを打つか」

C.C.「こ、わ、い、っと」

C.C.「送信」

C.C.「……」

C.C.「! 今、私はどんなメールを送った!?」

15: 2008/07/14(月) 03:37:17.45 ID:qtA7w6r/0
prrrrr!prrrrr!

C.C.「……」

C.C.「返信きた」

C.C.「……」

無題

何があった?
俺でよければメールで相談に乗るぞ
……ん? お、お前は誰、うわ! やめ

C.C.「!?」

C.C.「な、なんだとっ!?」

C.C.「……」

C.C.「ルルーシュが……やられた……」

17: 2008/07/14(月) 03:39:35.19 ID:qtA7w6r/0
C.C.「返信……」

C.C.「……いや! 駄目だ!」

C.C.「……」

C.C.「相手に私の存在が知られてしまう」

C.C.「……私には目的があるからな」

C.C.「……」

C.C.「すまん、ルルーシュ……」

21: 2008/07/14(月) 03:42:25.78 ID:qtA7w6r/0
C.C.「……ルルーシュ」

C.C.「……」

C.C.「もう携帯にメールを入れても無駄だろう、な」

C.C.「……」

くーっ

C.C.「……」

C.C.「お腹がすいた」

C.C.「ピザを頼もうかな」

C.C.「……いや、配達の人が危ない」

22: 2008/07/14(月) 03:42:29.44
返信してやれよwww

24: 2008/07/14(月) 03:44:42.56 ID:qtA7w6r/0
C.C.「……」

C.C.「冷蔵庫に冷凍のピザが入っていたな、確か」

C.C.「……」

C.C.「……ゴクリ」

C.C.「……うん」

C.C.「このまま部屋にいる方が危険かもしれん」

C.C.「……」

C.C.「……行くか」

26: 2008/07/14(月) 03:47:12.65 ID:qtA7w6r/0
ガチャッ…

C.C.「……」

C.C.「うん、誰もいないな」

C.C.「……」

C.C.「いるはずがないよな!」

C.C.「あれはただのアニメだし!」

C.C.「……」

C.C.「早くキッチンへ行こう」

28: 2008/07/14(月) 03:50:01.47 ID:qtA7w6r/0
ピタピタ

C.C.「こういう時って、どうして自分の足音が聞こえるんだろう」

C.C.「……」

C.C.「新しいスリッパが欲しい」

C.C.「……靴は……今度でいいか」

ピタピタヒタ

C.C.「!?」

C.C.(誰か……ついてきている!?)

30: 2008/07/14(月) 03:53:09.77 ID:qtA7w6r/0
ピタピタ

C.C.「……」

ピタピタヒタ

C.C.(……誰だ?)

C.C.「!?」

C.C.(ま、まさかルルーシュをやったのは……)

C.C.「け、携帯で助けを……!」

C.C.「……くっ!」

C.C.「こんな時にルルーシュめ……使えない奴だ!」

ヒタヒタ

C.C.「ひっ!?」

31: 2008/07/14(月) 03:56:59.24 ID:qtA7w6r/0
咲世子「あの、どうされましたか?」

C.C.「!」

咲世子「C.C.様?」

C.C.「……なんでもない」

咲世子「夜食でしたら用意いたしますよ」

C.C.「……ああ、頼む」

咲世子「それでは、出来ましたら部屋の方にお持ちしますね」

C.C.「……」

C.C.「いや、キッチンで待つ」

32: 2008/07/14(月) 03:59:20.24 ID:qtA7w6r/0
C.C.「……ケプ」

C.C.「ごちそうさま」

咲世子「いえいえ、お粗末さまでした」

C.C.「……なあ」

咲世子「それでは、私は部屋に戻りますね」

C.C.「……」

C.C.「なあ」

咲世子「はい?」

33: 2008/07/14(月) 04:03:14.45 ID:qtA7w6r/0
C.C.「あっ、くそっ!」

ばよえーん!ばよえーん!

C.C.「……ああっ!」

C.C.「……やるじゃないか」

咲世子「いえいえ、それほどでも……ふわ~ぁ……」

C.C.「おい、私と対戦するのはそれほど退屈か?」

咲世子「すいません。そういう訳では決して……」

C.C.「次はレースゲームだ!」

咲世子「……」

咲世子「ふわ~ぁ……」

36: 2008/07/14(月) 04:07:18.26 ID:qtA7w6r/0
C.C.「あっ、待てっ!」

テレレテーテレッテーテーッテーン♪

C.C.「くそ、あと一週……」

C.C.「ああっ、バナナに!」

C.C.「あ、あ……あ~」

C.C.「……ふう」

C.C.「お前、レースゲームも強いな」

咲世子「……」

C.C.「咲世子?」

咲世子「……」

咲世子「……あっ、はい、なんでしょうか!?」

38: 2008/07/14(月) 04:10:45.69 ID:qtA7w6r/0
咲世子「あの……そろそろ……」

C.C.「次はシューティングにするか」

咲世子「あの……」

C.C.「そうだ、聖剣3でもやるか。二人でやれば楽しいぞ」

咲世子「C.C.様……?」

C.C.「私は緑で可愛いからリースな。咲世子は好きなのを選べ」

咲世子「私……もう寝たいのですが……」

C.C.「……」

39: 2008/07/14(月) 04:14:38.10 ID:qtA7w6r/0
C.C.「……」

咲世子「……」

C.C.「仕方がない、な」

咲世子「はい、申し訳ありません」

C.C.「いや、気にするな」

咲世子「はい、それでは……」

C.C.「私のベッドで寝て良いぞ」

咲世子「は、はい?」

C.C.「なあに、遠慮するな」

42: 2008/07/14(月) 04:17:58.47 ID:qtA7w6r/0
咲世子「あ、あの、C.C.様?」

C.C.「ああ、すまんすまん。ベッドの上が散らかっていたな」

ガサゴソッ

C.C.「よし、これで完璧だ」

咲世子「あの、そういうことでは……」

C.C.「私の心配はいい。朝までレベル上げをする」

咲世子「は、はあ……」

C.C.「それじゃ、おやすみ」

咲世子「お、おやすみなさい……」

咲世子「……」

咲世子(このベッド、ピザ臭くて寝れない……)

44: 2008/07/14(月) 04:21:25.50 ID:qtA7w6r/0
C.C.「……」

C.C.「なあ、咲世子」

咲世子「……はい」

C.C.「起きてるか?」

咲世子「……一応、ですが」

C.C.「そうかそうか」

咲世子「あの……何か御用ですか?」

C.C.「いや、確認しただけだ」

咲世子「そう、ですか……」

C.C.「それじゃ、おやすみ」

咲世子「……」

咲世子「おやすみなさい……」

46: 2008/07/14(月) 04:24:45.36 ID:qtA7w6r/0
C.C.「……」

C.C.「なあ、咲世子」

咲世子「……」

C.C.「起きてるか?」

咲世子「……なんとか」

C.C.「そうかそうか」

咲世子「あの……何か……?」

C.C.「いや、なんでもない」

咲世子「そうで……か……」

C.C.「それじゃ、おやすみ」

咲世子「……」

咲世子「……み……なさい」

48: 2008/07/14(月) 04:29:09.44 ID:qtA7w6r/0
C.C.「……」

C.C.「なあ、咲世子」

咲世子「……」

C.C.「起きてるか?」

咲世子「……」

咲世子(ここで返事をしてはいけない)

C.C.「……なんだ、寝たのか」

咲世子(はい、寝ます。寝かせてください)

C.C.「……仕方ないな」

咲世子(……ほっ)

C.C.「歌でも歌うか~」

咲世子「!?」

51: 2008/07/14(月) 04:33:48.06 ID:qtA7w6r/0
咲世子(何故……何故歌を!?)

C.C.「チャララララッチャララララッチャ♪チャーンチャーンチャーン♪」

咲世子(この前奏は……)

C.C.「チャーララーチャーラーラチャーララー♪」

咲世子(ダンバインの……)

C.C.「チャーラーラーチャーラーラチャーララー♪」

咲世子(私は……決して歌いませんよ!)

C.C.「ファイヤー!」

咲世子「!?」

C.C.「オーラロードが~開か~れた~♪」

咲世子(ふぁ、ファイヤー!?)

54: 2008/07/14(月) 04:39:02.85 ID:qtA7w6r/0
咲世子(何故、何故ファイヤーと!?)

C.C.「ハーハーフーン♪」

咲世子(ああっ、もうすぐ次の“オーラ”のところに……)

C.C.「チャチャーンチャーラーラー……」

咲世子(駄目……耐えられない……!)

C.C.「ふぁ」咲世子「お」

prrrrr!prrrrr!

C.C.「む、メール?」

咲世子「……」

咲世子(……危なかった)


57: 2008/07/14(月) 04:43:13.22 ID:qtA7w6r/0
無題

うるさい
たえられない
うざい
なぜ俺を苦しめる

C.C.「……」

C.C.「ルルーシュ……生きていたのか!」

C.C.「うん、良かった良かった!」

C.C.「……」

C.C.「でも、何故怒っているんだ?」

咲世子(それはこの時間に歌っているからですよ)

C.C.「まあいい」

C.C.「とりあえず最後まで歌おう」

咲世子「!?」

61: 2008/07/14(月) 04:47:54.89 ID:qtA7w6r/0
咲世子「……」

C.C.「チャララララッチャララララッチャ♪チャーンチャーンチャーン♪」

C.C.「チャーララーチャーラーラチャーララー♪」

C.C.「チャーラーラーチャーラーラチャーララー♪」

C.C.「f」

咲世子「オーラァーーーッ!」

C.C.「!?」

C.C.「……なんだ咲世子、起きてたのか」

C.C.「それならそうと言ってくれれば良かったのに」

64: 2008/07/14(月) 04:51:07.76 ID:qtA7w6r/0
ドンドンドン!

ルル『おい、うるさいぞ!』

ガチャッ

C.C.「なんだルルーシュ、お前も起きてたのか」

ルル「今は何時だと思ってる!」

C.C.「もうすぐ五時だぞ」

ルル「そういう事を言っているんじゃない!」

C.C.「?」

ルル「キョトンとするな!」

66: 2008/07/14(月) 04:54:44.14 ID:qtA7w6r/0
ルル「くそっ! いいから歌うのをやめろ!」

C.C.「何を言っているんだお前は」

ルル「無駄にビブラートをきかせるな!」

C.C.「いや、私は歌ってないぞ」

ルル「お前以外に誰が歌うと……」

咲世子「バ~イスト~ンウェ~~~ル♪」

ルル「さ、ささ咲世子!?」

咲世子「のぞけ~ます~♪」

C.C.「うまいなあ」

70: 2008/07/14(月) 05:00:34.20 ID:qtA7w6r/0
ルル「おい、どうした咲世子!?」

咲世子「ハーハーフーン♪」

ルル「この目……正気じゃない!」

咲世子「関係~ないけど~♪」

ルル「まさか……ギアスか!?」

C.C.「違うぞ」

ルル「ならば何故っ!?」

咲世子「ぽ」

……ボフッ

ルル「さ、咲世子!? おい、しっかりしろ、咲世子!」

C.C.「おいおいルルーシュ、寝かせてやれ」

74: 2008/07/14(月) 05:05:06.58 ID:qtA7w6r/0
ルル「寝かせ……? ま、まさかお前っ!?」

C.C.「いや、私は何もしてないぞ」

ルル「嘘をつくなっ!」

C.C.「一緒にぷよぷよとマリカーやっただけだ」

ルル「な、なんてことだ……!」

C.C.「それで、咲世子が寝たそうだったから寝てもらった」

ルル「俺がこいつの相手を面倒くさがったばかりに……!」

C.C.「そして、私が歌っていたら突然咲世子が起きて歌いだしたんだ」

ルル「起きるに決まっているだろうが!」

C.C.「?」

ルル「キョトンとするな!」

77: 2008/07/14(月) 05:08:38.78 ID:qtA7w6r/0
ルル「いいかC.C.、咲世子はお前とは違うんだ!」

C.C.「何がだ?」

ルル「お前は気楽でいいかもしれんが、
   咲世子は朝起きて仕事をしなければいけない!」

C.C.「ふむ」

ルル「だから、夜は寝ないと体がもたんだろうが!!」

C.C.「そうか。了解した」

ルル「はじめからわかっていろ!」

C.C.「だから咲世子はお前を睨んでいるのか」

咲世子「……」

ルル「ほわあっ!?」

80: 2008/07/14(月) 05:12:17.74 ID:qtA7w6r/0
咲世子「……」

ルル「ま、待て咲世子! 何故俺を睨む!?」

C.C.「それはお前がうるさいからだろう?」

ルル「うるさいぞC.C.!」

C.C.「ふふっ! 私を怖がらせた罰だ」

咲世子「……」

C.C.「さあ、咲世子! うるさいルルーシュを怒れ!」

ルル「くっ! 卑怯だぞC.C.!」

C.C.「これが戦略というものだ」

ルル「おのれえええっ!」

81: 2008/07/14(月) 05:17:07.87 ID:qtA7w6r/0
C.C.「さあルルーシュ! 大人しく怒られてしまえ!」

ルル「う、おお……!」

咲世子「……」

C.C.「忍法を使え! 私が許可するぞ!」

ルル「ま、待て! 忍法はまずい!」

C.C.「私のチャクラも使え、むんっ!」

ルル「や、やめろおおおっ!?」

C.C.「ふふっ! ふははは!」

ルル「……? さ、咲世子は……どこだ?」

C.C.「何を言って……む?」

83: 2008/07/14(月) 05:20:57.65 ID:qtA7w6r/0
C.C.「隠れ身の術……か?」

ルル「いや、それは人間ではひゅっ」

……ドスン!

C.C.「? どうしたルルーシュ、いきなり倒れて」

ルル「……」

C.C.「? そんなところで寝ると風邪をひくぞ」

ルル「……」

C.C.「おい、ルルーひゅっ」

……ボスン!

ルル・C.C.「……」

咲世子「……」

咲世子「……おやすみなさい」

86: 2008/07/14(月) 05:28:32.74 ID:qtA7w6r/0
咲世子「……眠い」

ゴソゴソッ

咲世子「ピザのにおいがするけど、お布団あったかい……」

咲世子「C.C.様と一緒だけど、もう限界……」

咲世子「……」

咲世子「……ああ、ルルーシュ様が床に」

咲世子「……」

咲世子「関係~ないけど~♪」


おわり

87: 2008/07/14(月) 05:29:38.13 ID:qtA7w6r/0
こんなくだらないもん最後まで読んでくれてありがとう
次からは早めに始めるよう努力してみる

咲世子は俺の嫁

89: 2008/07/14(月) 05:31:21.77
乙、このまま寝ずに出かけるとしよう

90: 2008/07/14(月) 05:32:04.93


この時間だから意味のあるストーリーになったと思うよ

97: 2008/07/14(月) 05:45:04.12 ID:qtA7w6r/0
皆もギアス系の書いておくれ
調べたら工口だったり腐ってたり……
正直、俺はもう限界というか飽きてきたんだ

引用元: C.C.「明日は水曜日なのに……」