14: 2011/01/14(金) 11:39:11.85 ID:88maR0dqQ
一方「変なことって何なンだろォな」

打止「ミサカはまだ若いからよくわからない、ってミサカはミサカはカマトトぶってみる」



美琴「なっ……アンタたちも…まさか!?」

17: 2011/01/14(金) 12:29:43.38 ID:88maR0dqQ
一方「大体よォ、個性を持ち始めた妹達が世界中に散らばってンだろォ?」

美琴「………………」

一方「最近のガキは早熟だからなァ、あっちこっちで色々ヤってンじゃねェのか?」

美琴「なっ……」

一方「おっと、こンな話は超電磁砲には早すぎたかァ?」

打止「お姉様は意外にお子様だからね、ってミサカはミサカは同意してみる」

美琴「」

一方「ま、あンまり野暮な話すンじゃねェよ。よし打ち止め、帰って続きやるか!」

打止「もっと優しくして欲しいかも、ってミサカはミサカは懇願してみる」



美琴(もっと優しくって…一体何やってるって言うのよ~~~!!)

20: 2011/01/14(金) 13:10:34.65 ID:88maR0dqQ
上条「アイツの言う通りだぜビリビリ」

美琴「ビリビリって言うなぁっ!」

上条「妹達はな、初めて自分の意志で生きていけるようになったんだ

   それを今度はお前が奪うのか?」

美琴「いや、私は姉として……」

上条「ふざけんじゃねぇ!」

美琴 ビクッ

上条「アイツらはなぁ、これまで他人の都合で全てを左右され、それに何の疑問もなく氏んでいったんだぞ」

~中略~

上条「いいぜ、ビリビリが妹達の爛れた私生活に干渉するって言うんなら……

   その幻想をぶち頃す!」



美琴「た…爛れたって……」

26: 2011/01/14(金) 13:38:53.11 ID:88maR0dqQ
御坂妹「お姉様は私たちや上位個体を含めて一番若いから仕方ありません、とミサカは色々出遅れているお姉様を暗にイジります」

美琴「アンタねぇ…どうしてそう……」

御坂妹「さあ、私たちも行きましょうか、とミサカは密かに夜に期待します」

上条「と、言うわけだまたなビリビリ。お、おい、そんなに引っ張るなよ」

美琴「」



美琴「…これはアイツらが何をやってるか知る必要があるわね。

   そ、そう、これは姉としての責務よ。決してやましい気持ちからじゃ……///」

28: 2011/01/14(金) 14:14:24.36 ID:88maR0dqQ
~一方通行のマンション~

美琴「…さて、と」

美琴「電気はつけてないみたいね…まだ遠くて分かりづらいなぁ」



美琴「わずかに光が…あんな暗がりで何やってるのよ///」

ガチャ

美琴(やばい、誰か出てきた)ガタッ

黄泉川「ん? 怪しい影! 動くなじゃん! アンチスキルじゃん!」

美琴(警備員!? 捕まったら面倒だ)ダッ





美琴「ここまで来れば大丈夫ね……」

美琴「全く、アンチスキルなら同居人を逮捕しろっつーの!」

29: 2011/01/14(金) 14:25:08.29 ID:88maR0dqQ
~上条当麻の寮~

美琴「…さて、と」ニカイメ

美琴「こっちは堂々と電気をつけてるわね…いや別にアイツが誰と何をやってても」



ガチャ

美琴(やばいやばい、また誰か出てきた)ソー

禁書「あーあ、つまんないんだよ」

美琴(あれは確か同居人の純白シスター……)

禁書「とうまったらくーるびゅーてぃーを連れ込んでふたりで楽しんじゃってさ、暇なんだよスフィンクス」



美琴「!? アイツ…同居人の女の子がいるのに堂々と……」

美琴「ホントに何を考えてるのかしら///」

30: 2011/01/14(金) 14:47:47.50 ID:88maR0dqQ
~翌日~

美琴「はぁ……」

美琴(本当にこのままでいいんだろうか……)

黒子「お姉様、何かお悩みですの?」

美琴「何でもない…いやちょっと聞きたいんだけどさ黒子」

黒子「何ですの?」

美琴「仮にだけど、アンタに妹がいたとして、妹に好きな人ができて

   健全やら不健全な付き合いをしているって言うならどう思う?」

黒子「そうですわね…わたくしより下の年齢で

   不健全な付き合いをしているというのは少々問題があるかもしれませんわね」

美琴「そっ、そうよね!」

31: 2011/01/14(金) 14:51:53.30 ID:88maR0dqQ
黒子「ただ私見を述べさせて頂くならば、好き合う者同士に向かって

   あれこれ言い出すのは野暮な話というものですわね」

美琴「う、うん……」

黒子「もちろんわたくしとお姉様のような熱い仲でしたら

   もう外からはどうしようもありませんわね」スリスリ

美琴「んっ! ふっ……、ア、アンタはっ、」

黒子「あ~悩ましいお姿のお姉様もまた……」サワサワ

美琴「アンタはドサクサに紛れて何やってんのーっ!」バリバリ

黒子「あ"あ"あ"あ"お"姉様あ"あ"あ"~!!」





黒子「」

美琴(好き合う者同士か……)

32: 2011/01/14(金) 15:07:27.40 ID:88maR0dqQ
美琴「そ…そうよね…あの子たちが幸せなカップルになってるなら私として言うことないじゃない」

美琴「いや、あのバカや一方通行と一緒に居て幸せになれるかどうか……」



一方『あっちこっちで色々ヤってんじゃねェのか?』

上条『ビリビリが妹達の爛れた私生活に干渉するって言うんなら……』



美琴「うん無理」

美琴「どっちにも私の能力は通じないけど…だからって妹たちを見過ごすわけにはいかないわ!」

34: 2011/01/14(金) 16:13:25.67 ID:88maR0dqQ
美琴「そうと決まれば現場を押さえなきゃね」

美琴「まずは見張りのシスターをどうにかしないとね」



美琴「…というわけで舞夏に協力して欲しいんだけど。確かあの辺に住んでるわよね」

舞夏「住んでるのは兄貴だぞー。あとメイドに休みはないからなかなか難しいんだぞー」

美琴「そう、無理言って悪かったわ」

舞夏「たまに兄貴のところに行くときは熱い夜を過ごすんだぞー」



美琴(うん人選誤った)

35: 2011/01/14(金) 16:36:18.95 ID:88maR0dqQ
美琴「仕方ない…自分でやるとしますか」

~~~

美琴(予定通りあのシスターは締め出されているわね)

禁書「あっ、短髪何しに来たのかな」

美琴「だから私には御坂美琴って名前が…まあいいわ、アンタ一人?」

禁書「いまとうまはくーるびゅーてぃーとおとりこみ中なんだよ」

美琴(よくも恥ずかしげもなく言えるわね……)

美琴「そ、そう…実はホテルのバイキングチケットが手に入ったんだけどどうかと思って」

禁書「もちろん行くんだよ!」

美琴「でもアイツは今手が離せないんだよね…少し待っていようか?」

禁書「待てないんだよ! はらぺこなんだよ!! 先に行ってるんだよ!!!」

美琴(計画通り)

36: 2011/01/14(金) 16:53:55.24 ID:88maR0dqQ
美琴(失礼しまーす、っと…あのシスターが鍵を開けたまま行ってくれて良かったわ)

美琴(さて、アイツらはどこに……)

御坂妹「~~~、~~~」

上条「~~~、~~~」

美琴(アイツらの声……? 何を話してるんだろう)



上条「…これはインデックスにはできないから……」

美琴(え…なになに!? あのシスターにはできないって……)



御坂妹「攻めに回るというのは気持ちのいいものですね、とミサカは感想を……」

美琴(せ…アイツら何やってんの!? もう限界///)



美琴「アンタまさか本当に私の妹に変なコトしてんじゃないでしょうね?」

上条「」

御坂妹「」

37: 2011/01/14(金) 17:18:12.92 ID:88maR0dqQ
上条「え、と…御坂サマ?こんな時間に一体何のご用でせうか」

御坂妹「ミサカ達がゲームに興じている時に何かご用でしょうか、とミサカはお姉様の行動を訝しみます」

テレビ ピロリーン

美琴「」

~~~

御坂妹「…つまりお姉様はミサカ達が性的に爛れた生活をしていると勘違いしていたのですか、とミサカは確認をとります」

美琴「………………///」

上条「御坂妹が人並みの娯楽を色々経験してみたいといったから付き合ってただけなのにな」

美琴「だからってこんな夜中に……」

御坂妹「学生は昼間は学校に行っているのでしょう、とミサカは学生であるはずのお姉様に尋ねます」

美琴「そりゃあ、そうだけど……」

上条「まったく、常盤台のエースがこんな時間に外出していたらいけません。さあさあ帰った帰った」

美琴「わ、わかったわよ……」

39: 2011/01/14(金) 17:39:28.43 ID:88maR0dqQ
美琴「とりあえずあの子に間違いがなくてよかった」

美琴(というか私の勘違い…いやいや、これははっきりさせるべき問題だったのよ)

美琴「後は一方通行の所にいる妹か」

美琴「アイツの所に妹達の一人がいるって言うのがどうにも納得行かないわね……」



美琴「まあでもどうやらアンチスキルの同居者がいるみたいだし、あの子も一方通行に懐いているみたいだし」

美琴「一方通行が口Oコン…ってことはないだろうから、様子見に行かなくても大丈夫よね」



美琴(多分)

43: 2011/01/14(金) 19:21:51.48 ID:88maR0dqQ
~再度一方通行のマンション~

美琴「ダメだやっぱり気になる」

美琴「並の手段じゃアイツはどうにもならないしまずは外で音を拾うのが良さそうね」

一方「~~~、~~~」

打止「~~~、~~~」

美琴(二人とも揃っているようね……さあ何をしているのかしら)

打止「…はあっ、はぁ、はっ、あぁ……」

美琴(え……なんて声を上げているのこの子は///)

一方「…打ち止め、テメェの体…なンて熱いンだァ……」

美琴(体って…まさか見た目10歳児に本当に手ぇ出してるわけ!?)



美琴「アンタまさか本当に私の妹に変なコトしてんじゃないでしょうね?」ドゴォーン!!

一方「」

打止「」

44: 2011/01/14(金) 19:28:35.24 ID:88maR0dqQ
一方「何してくれてるンですかオリジナル! これがテメェの夜の挨拶の仕方ですかァ?」

美琴「アンタこそまさかウチの妹に手を出すなんて正気とは思えないわね!」

一方「何意味の分かンねェ事言ってるンですかァ? 今打ち止めが体調崩してンだから静かにしろ!」

美琴「えっ」

~~~

一方「…つまり勝手に勘違いしてワザワザ風通しよくしてくれたンだなテメェは」

美琴「…返す言葉もありません」

一方「…打ち止めが言ってたぞ、三下ンとこにも誤解したまま突っ込ンで行ったンだってなァ」

美琴「そ、それは確かに誤解だったけど、アンタたちだって前に『帰って続きやるか!』とか

   『もっと優しくして欲しいかも』とか意味深なこと言ってたよね!」

45: 2011/01/14(金) 19:31:06.92 ID:88maR0dqQ
打止「お姉様、…実は、ゲームをするのが『妹達』の間で流行ってて……

   それに付き合ってくれたんだよって、…ミサカはミサカは解説してみる……」

   でもこの人は演算補助すると鬼畜な性能で襲って来るんだよってミサカはミサカは……」

美琴「………………」

打止「お姉…様、この人はつきっきりで、はぁ、ミサカを看病してくれたんだよって、ミサカは……」

一方「無理して喋ンな、唯でさえ定期調整がいる体だってンのに」

美琴「……、ゴメン」

一方「分かればいィンだよ、あと壁は直しとけよ」



美琴(…やっぱり大事にしてくれてるんだ、ちょっと意外)

46: 2011/01/14(金) 19:34:18.91 ID:88maR0dqQ
美琴(なんか私、自分の勘違いに振り回されてばかりだったな……)

御坂妹「これはお姉様、とミサカはこの間のお姉様の乱行を思い出します」

美琴「…アンタって奴は…まあいいわ、くれぐれも変な行為はしないでね」

御坂妹「それは性的なことですね、とミサカはお姉様に再度確認を取ります」

美琴「ストレートな物言いね。まあそういった行為は恋人同士でやることね」

美琴(私の周り、あの子たちの周りには、あの子たちを大切にしてくれる人たちが集まってる)

美琴(ちょっと寂しいけど、私が常に目を光らせなくても、あの子たちは幸せをつかめるはず…なんてね)

シュン

黒子「お姉様~ってあら? お姉様がもう一人!?」

47: 2011/01/14(金) 19:37:58.08 ID:88maR0dqQ
美琴「やべ」

美琴「黒子はお姉様方に囲まれて、幸せですの~!」ハァハァクンカクンカスーハースーハーカリカリモフモフスリスリサワサワペロペロナデナデベタベタチュッパチュッパ





美琴(私が常に…目を……)



美琴「向けずにはおれんわぁぁぁぁっ!!!」ドゴォーンバリバリバリバリ

黒子「で~すの~~~!!!」









御坂「アンタまさか私の妹に変なコトしてんじゃないでしょうね?」


48: 2011/01/14(金) 19:40:23.43 ID:88maR0dqQ
終わったー

長い話書けないので自分の分はここまで
誰かアナザーストーリーなり続きなり書いてくだしぃ

乗っ取って拙文垂れ流して申し訳ないとともに読んでくれた方々に感謝を
ありがとうございました

49: 2011/01/14(金) 19:40:58.36
おつ

50: 2011/01/14(金) 19:44:48.26

変に伸ばすより良いと思う

引用元: 御坂「アンタまさか私の妹に変なコトしてんじゃないでしょうね?」