1: 2016/09/09(金)19:34:07
リックディアス「うん。本当はエゥーゴに配備される予定だったんたけどね」

シュツルムディアス「ちょっと待ってくださいよ。僕はネモさんと一緒に戦いたかったのに!」

リックディアス「しょうがないだろ。大人の事情ってやつだ」

シュツルムディアス「じゃあ、僕はどこに配備されるんですか」

リックディアス「ネオジオン」

シュツルムディアス「……え?」

3: 2016/09/09(金)19:36:15
リックディアス「あれ、聞こえなかった?」

シュツルムディアス「すみませんがもう一度お願いします」

リックディアス「お前はネオジオン配備だよ」

シュツルムディアス「いやいやおかしいでしょ! 敵組織じゃないですか!」

4: 2016/09/09(金)19:36:54
アナハイム汚いなアナハイム

5: 2016/09/09(金)19:46:39
エース専用機でアムロが乗る予定だったのに

6: 2016/09/09(金)19:47:46
リックディアス「お前なあ、兵器が敵の手に渡るなんて戦争じゃよくあるだろ?」

シュツルムディアス「この場合は捕獲じゃなくて新造されたものが渡ってるでしょうが!」

リックディアス「マラサイだって本当はエゥーゴの予定だったんだぞ?」

シュツルムディアス「あの人ティターンズに配備された時、この世の終わりみたいな顔してたじゃないですか!」

7: 2016/09/09(金)19:49:39
試作4号機も同じ思いしてそう

8: 2016/09/09(金)19:52:09
リックディアス「マラサイだってある程度は活躍したろ?」

シュツルムディアス「恋人の名前を叫びながら氏んでませんでしたっけ?」

リックディアス「そうだったかな」

シュツルムディアス「折角、クワトロ大尉に乗ってもらえると思ってたのに……赤いし……」

リックディアス「あの人百式さんと一緒に行方不明だしなあ」

9: 2016/09/09(金)19:55:30
シュツルムディアス「し、しかし、僕がいなければエゥーゴは戦力不足のはずです!」

リックディアス「実はお前の代わりはいるんだよ」

シュツルムディアス「え?」

リックディアス「おーい、入ってこい」

ジムⅢ「失礼します」

シュツルムディアス「!?」

10: 2016/09/09(金)20:09:00
ジムⅢ「お疲れ様です!」

リックディアス「おう、お疲れさま」

シュツルムディアス「あの、すみません」

リックディアス「どうした?」

シュツルムディアス「なんですかこの白い機体は!? ジムさんにしか見えませんけど!?」

リックディアス「こいつはジムⅢだ」

シュツルムディアス「ジムⅢ!? 僕を差し置いてジムⅢ!?」

11: 2016/09/09(金)21:55:48
ジムⅢ「何か問題でも?」

シュツルムディアス「こいつ入れるくらいなら僕入れてくださいよ! こいつジムⅡさんと何が違うんですか!?」

リックディアス「肩にミサイルついてるだろ」

シュツルムディアス「あんまり変わってませんよ!!」

12: 2016/09/09(金)21:59:11
リックディアス「とにかくだ。お前はネオジオンに配備されたから早く行け」

シュツルムディアス「あんまりだぁ! ちくしょう!」

ジムⅢ「エゥーゴは僕に任せてくださいよ」

シュツルムディアス「ちくしょー!!」

13: 2016/09/09(金)22:02:52
ネオジオン陣営

シュツルムディアス「今日から配備されたシュツルムディアスです……よろしくお願いします……」ショボン

ドライセン「……」ヒソヒソ

ザクⅢ「……」ヒソヒソ

シュツルムディアス「うわぁ、未だにザクやドムがいるよ……だからネオジオンいやだったんだよ……」

ガ・ゾウム「おう、お前が新人か」

シュツルムディアス「は、はい」

ガ・ゾウム「お前さ、ハイパーナックルバスター持ってる?」

シュツルムディアス「は?」

15: 2016/09/09(金)22:08:44
ガ・ゾウム「見たところクレイバズーカしか持ってないな。ところでお前の背中のやつなに?」

シュツルムディアス「これですか? これはグライ・バインダーです。僕の最大の特徴ですよ」

ガ・ゾウム「確かに目立つな」

シュツルムディアス「これのおかげで僕の推力はかなり高いですよ」

ガ・ゾウム「うーん……」

シュツルムディアス「どうしました?」

ガ・ゾウム「それジャマじゃね?」

シュツルムディアス「は?」

16: 2016/09/09(金)22:13:53
ガ・ゾウム「いやだって、お前見たところ重装甲だし、火力重視した方がいいんじゃない?」

シュツルムディアス「いや、このバインダーにはビームカノンも内蔵されているので、火力も十分ですよ」

ガ・ゾウム「それなら、背中にハイパーナックルバスターを装備したらどうだ?」

シュツルムディアス「何言ってるんですか?」

17: 2016/09/09(金)22:17:03
ガ・ゾウム「いや、お前の目ってに似てるだろ?」

シュツルムディアス「はあ、まあ……」

ガ・ゾウム「お前に本当に必要なのはハイパーナックルバスターなんだよ」

シュツルムディアス「いやいや、僕はバズーカで頑張りますから!」

クィン・マンサ「お疲れ様です」

シュツルムディアス「!?」

18: 2016/09/09(金)22:21:41
クィン・マンサ「あれ新人ですか?」

ガ・ゾウム「おう、シュツルムディアスくん」

クィン・マンサ「クィン・マンサです。よろしく」

シュツルムディアス「よ、よろしくお願いします(でけえ……)」

ガ・ゾウム「クィン・マンサがいればこの戦争は勝てるな」

シュツルムディアス「確かに……」

クィン・マンサ「あの」

ガ・ゾウム「ん? どうした?」

クィン・マンサ「シュツルムディアスさんの背中のそれジャマじゃないですか?」

シュツルムディアス「!?」

19: 2016/09/09(金)22:23:35
一番の特徴否定されてる…

20: 2016/09/09(金)22:24:12
ガ・ゾウム「やっぱそうだよな!」

シュツルムディアス「いやいや! これ僕の売りですから!」

クィン・マンサ「取ってしまいましょう」バキ!

シュツルムディアス「ぎゃああああ!!」

21: 2016/09/09(金)22:27:06
ガ・ゾウム「あ……」

クィン・マンサ「あ……」

シュツルムディアス「うう……」

ガ・ゾウム「……リックディアスになったな」

クィン・マンサ「そうですね……」

シュツルムディアス「ちくしょう、ちくしょう……エゥーゴに配備されてればこんなことにならなかったのに!」

しかし彼の叫びがアナハイム上層部にトドクコトハなかった……



22: 2016/09/10(土)00:22:46
乙!

引用元: シュツルムディアス「え!? 僕エゥーゴ配備じゃないんですか!?」