1: 2010/10/04(月) 21:04:14.25
律「今一番アツい9人組のオルタナティブメタルバンドなんだぜ。ライブDVDあるけど見るか、唯?」

唯「9人!随分と大人数だねぇ~。」

紬「私も見てみたいわぁ~。」

梓「メタルには興味ないですけど面白そうですね。」

澪「おい律!勿体ぶらずにさっさと再生しろ。」

~(sic)鑑賞~


澪「見えない聞こえない見えない聞こえない…」



6: 2010/10/04(月) 21:30:05.16
唯「このギターの人凄いね。」

律「こいつはミック、かつてギターの講師もやってた高身長のイケメンだぜ。」
梓「もう一人のギタリストも腕前が凄いですね。」

律「こいつはジェイムス。ミック以上のイケメン高身長だ。」

澪「見えない聞こえない…」 律「ポールを見てみろ、澪と同じレフティーだぞ。」

澪「…ホントだ///。」

9: 2010/10/04(月) 21:45:04.51
律「意外とポールはマスクを外すと無骨でカッコいいんだぞ。」

澪「無骨でカッコいい///」

紬「サンプラーやターンテーブルが入っているのが斬新だわ~」

律「シド、グレイグはslipknotの隠し味の様な存在なんだ。」

14: 2010/10/04(月) 21:59:24.90
梓「それにしても律先輩、ドラムスやパーカッションが多過ぎないですか?」

律「何を~梓。ショーン、クリスのパーカッション、そしてジョーイの正確無比のドラムスが無ければこの重厚感は生まれないんだぞ。」

律「それになんて言ったってヴォーカルであるコリィの歌唱力!猛々しいデスボイスからバラード系の叙情的な声まで一人でやってのける。」

~dead memories鑑賞~

梓「確かにこのヴォーカル…凄いですね。」

15: 2010/10/04(月) 22:20:02.03
ガチャ

唯「あ、さわちゃん!」

さわ子「あなた達集まって何見てるのっ…てslipknotじゃない!」

唯「りっちゃんがDVD持って来たからみんなで見てたんだ。」


さわ子「ねえあなた達……メタルやってみない?」

澪「………」

唯「面白そうだねぇ~」

紬「私一度でいいからみんなでメタルしてみたかったの~」

梓「ゆ、唯先輩もムギ先輩も何言ってるんですか!
私は断固反対ですよ!」

律「正直やってみたいけどジョーイの様なドラムセットとか機材はどうやって入手するんだよ?」

紬「私が買ってあげるわ、りっちゃん。」

20: 2010/10/04(月) 22:35:30.62
梓「待って下さい!百歩譲って機材が揃ったとしてメンバーはどうするんですか!?」

唯「憂や和ちゃん、純ちゃんを誘えばいいんだよ。」

唯「私がボーカルやってあずにゃんとさわちゃんがギター、澪ちゃんがベースで、りっちゃんがドラムス、ムギちゃんがサンプラーで、憂がターンテーブル、純ちゃんと和ちゃんがパーカッションをやればいいんだよ。」

梓(もうダメだこの人)

唯「きっと快諾してくれるよ、あずにゃん!」

21: 2010/10/04(月) 22:48:12.57
よくじつ!
和「え、放課後ティータイムに加入して欲しい?」

唯「太鼓を叩くだけの簡単なパートだから、お願いっ!」

和「仕方ないわね、生徒会があるからあまり練習には出れないけど唯の頼みなら…」

唯「ありがとう!和ちゃん!」ニヤリ


………

唯「ういー?」

憂「なぁーに、おねえちゃん?」

唯「放課後ティータイムに加入してh 憂「パートは何をすれば良いの?」

唯(そ、即答…)「た、ターンテーブルだよ。」

憂「おねえちゃんの為ならどんな楽器だって演奏してみせるよっ!」

唯「ありがとー、ういー。」ニヤリ

24: 2010/10/04(月) 23:02:29.50
唯「あと憂、純ちゃんも誘ってくれると嬉しいな///」

憂「分かったよおねえちゃん!」


…すうじつご!
紬「斎藤、例の件は?」

斎藤「はい、紬お嬢様。業者にも確認し発注した機材は全部部室に搬入して組み立てました。」

紬「ご苦労様」フフフ

26: 2010/10/04(月) 23:27:19.64

唯「あれーみんな部室の前で立ち止まってどうしたの?」

律「なあ唯、私たちの部室ってこんな感じだったっけ…」

唯「もー、りっちゃん。部室は部室だよー」フンス

澪「とにかく…見てみろ…」

唯「って…え」ポカーン

そこには要塞化したドラムセット、壁の様に競りたつ大型アンプ、ティンパニやドラム缶、改造されたテレキャスター、ibanezのmtm1やpgb1、サンプラーやターンテーブルが所狭しと置かれていた…

澪「どういう事なのこれ…」

梓「間違いなくさわ子先生とムギ先輩の仕業です。」

ガチャ
和「唯練習に来たわy…」ポカーン

27: 2010/10/04(月) 23:41:53.85
律「とにかく練習しなきゃな…」

梓「何言ってるんですか!冷静にこの状況を考えて下さい!」

澪「とは言っても梓、ムギの好意を粗末にするわけにはいかないだろう。それにこのベース、中々良い音出るじゃないか。」ボーンボーン

梓「もう…澪先輩まで…」

和「私も言いたい事は沢山あるけどこうなった練習するしかないわね。」

純「梓~練習にk…」ポカーン

憂「おねえちゃん練習に来たよ~」

29: 2010/10/04(月) 23:56:16.23
にじかんご!
憂「中々ターンテーブルって面白いですね。」キュキュキュキュワ

純「パーカッションも良い運動になりますね、和先輩。」ダダダダン

和「そうね、ストレス発散にもなるし。」カーン

ガチャ
唯「さわちゃん、ムギちゃん!」

梓「ムギ先輩!これは何なんですか?説明して下さい!」

紬「まあ梓ちゃん、落ち着いて。」

さわ子「ムギちゃんにと皆のジャンプスーツとマスクを作ってたのよ!」

梓「このゴキブリみたいなマスクは誰のですか?」

紬「あら、それ梓ちゃんのよ」ウフフ

梓(…もう辞めようかな)

33: 2010/10/05(火) 00:12:33.70
梓「もう、みんなふざけ過ぎです!私軽音部辞めます」

唯「待って~あずにゃんやめないで~」グスン

梓「…唯先輩、泣いたって…」

唯「もう抱きついたり過度なスキンシップなんてしないから…一緒に一生懸命練習して上手くなろう…」グスン

梓「////唯先輩…ヤッテヤルデス!」

律「よーし、梓もやる気になったし、新生放課後ティータイムで頑張ろうぜ!」

唯澪律紬梓憂純和さわ子「おーっ!!!」

こうして新生放課後ティータイム(とは言えどslipknotのコピーバンド)はスタートした…

35: 2010/10/05(火) 00:44:31.85
そして文化祭!


…ただこの年の文化祭はいつもとはかなり違った異様な雰囲気に包まれていた。

アナウンス「次は桜高軽音楽部のバンド演奏です。」

ざわざわ…ざわざわ…

唯「久しぶりだなmaggots.放課後ティータイムだ!まず最初の曲は(sic)!ナカユビタテロー!!」ダダツダダダツダダダッダダ…


そこにいたのは激しくヘドバンしながらギターを弾くさわ子と梓、グロテスクなマスクを被り冷静にベースを弾く澪、
的確に2バスを刻む律、仮面のトゲを揺らす紬、前のめりにターンテーブルを回す憂、
仮面の鼻を振りまくる純、金属バットを持ち暴れる和、そして女子高生とは思えぬくらい重く低いシャウトを叫ぶ唯の姿がそこにはあった。

唯「Get your fuck hands in air!!」

38: 2010/10/05(火) 00:57:28.34
最早講堂は熱狂のるつぼと化していた。
沸き上がる焼ける様な歓声、叫び。
あちこちで起こるモッシュ、クラウドサーフ。
唯達の興奮もピークに達していた。

唯「yeeeeaaaaaa!!!!slipknot大好き~!!!」

おしまい。

39: 2010/10/05(火) 00:59:24.51
という感じで誰か続き書けたら書いて…いえ、書いて下さい。

引用元: 唯「すりっぷのっと?」