1: 2017/02/20(月) 17:36:50.110
サターニャ「うぅ……」

ラフィエル「サターニャさんサターニャさん♪」

サターニャ「ラフィエル……」

ラフィエル「今日は元気がないですねー。偉大なるサターニャさんらしくないですよ!」

サターニャ(ラフィエルだけはずっと私に構ってくれてる……)

ラフィエル「あ、あれー?なんだか今日は本当に様子が……」

サターニャ「……」ギュッ

ラフィエル「……!?さ、サターニャさん?」

サターニャ「ちょっと……このままでいさせて……」ギュゥ

ラフィエル(な、なにが起こって……でもこれはこれで……いいかもしれません……)ナデナデ

8: 2017/02/20(月) 21:21:32.40
人気のない廊下

サターニャ「ラフィエルあったかい…」ギュウ

ラフィエル(ふふ…甘えん坊なサターニャさん、アリですね!)

ラフィエル(でもなんでサターニャさんは…)

キーンコーン

サターニャ(あ…授業のチャイム…)

ラフィエル「サ…サターニャさん授業が始まるからそろそろ」バッ

サターニャ「あっ…」

ラフィエル「私は隣のクラスなので急ぎますね~」タタタッ

サターニャ「あ…うん」

サターニャ(もうちょっとだけ…ラフィエルに…)ションボリ

サターニャ「教室戻らなきゃ…」

9: 2017/02/20(月) 21:37:54.62
ラフィエル(あのままベルが鳴らなかったらずっとサターニャさんをナデナデしてるとこでした…)

ラフィエル(そういえばサターニャさん、最近ガヴちゃんとヴィネットさんを見てボーっとしてることがおおいような…)

ラフィエル(これはちょっと調べてみる必要がありそうですね!)

ラフィエル(もしかしたらまたサターニャさんを…うふふ)

お昼

ガヴ「は~授業だるかった~おなかすいた~」

ヴィーネ「アンタほとんど寝てたでしょ」

ガヴ「や~ネトゲが忙しくてね」

ヴィーネ「はいはい、朝ごはん抜いてんでしょ?お昼、ガヴの分たくさん作ったから」

ガヴ「へへっわるいね~ヴィーネの作る料理はうまいからなー助かるよ」

ヴィーネ「ふふっありがと」


サターニャ「…」

10: 2017/02/20(月) 21:48:10.68
ヴィーネ「はいあ~ん」

ガヴ「んっ」パクッ

イチャイチャ

サターニャ「…」ジー

ヴィーネ「あっサターニャもお昼一緒に食べ」

サターニャ「い…いいわよ!遠慮しとくわ!大体私は大悪魔サターニャ様なのよ!群れて食事なんてしないわ!それじゃっ!」ダッ

ヴィーネ「いっちゃった…」

ガヴ「なんだよ折角誘ったのに…」

ヴィーネ「最近のサターニャおかしくない?」

ガヴ「もともとおかしいだろ」

ヴィーネ「そうじゃなくて」

委員長(あなたたちもおかしいわよ!カップルか!)

11: 2017/02/20(月) 21:58:31.15
サターニャ「はあ…」

サターニャ(また一人になっちゃった…)

サターニャ「大体なんで天使と悪魔なのにあんな仲いいのよ!うらやま…じゃなくて」

サターニャ「ガヴりールの傍にはいつもヴィーネがいて…私には…」

犬「ワンワン!」

サターニャ「いつもの犬…そうだ」ガサコソ

サターニャ「はいメロンパン」

犬「?」

サターニャ「今日は食事する気分じゃないの代わりに食べてもいいわよ」

犬「ワンワン!」パクッ

サターニャ「ははっよく食べるわねこの犬」

サターニャ「はは…」

サターニャ(ラフィエ…)

ラフィエル「呼びましたー?」ヒョコッ

サターニャ「うわあ!?」ビクッ

12: 2017/02/20(月) 22:11:22.29
ラフィエル「サターニャさんのいるところにはどこでも沸きますよ~」

サターニャ「もはやお決まりの台詞ね…」

ラフィエル「でも今日は一回会ってるわけだしそんなに驚かなくても…」

ラフィエル「しかもいきなりサターニャさんが抱きついて…」

サターニャ「あ…あれはその…なんというかその」アセアセ

サターニャ「いきなり抱き着いてびっくりさせるS級悪魔行為、そう!悪魔なんだから当然じゃない!」

ラフィエル「そうですか~あれっガヴちゃんとヴィネットさんは今日は一緒じゃ…」

サターニャ「今日は…その一人で食べたい気分というか…てかアンタもなんであの二人と一緒じゃないのよ!」

ラフィエル「…サターニャさんが心配だったから」

サターニャ「え?」

13: 2017/02/20(月) 22:27:12.99
ラフィエル「だって最近のサターニャさんはいつものバカ元気なとこがありませんでしたし」

サターニャ「バカいうな!」

ラフィエル「みんなと一緒の時でもガウちゃんたちとヴィーネさんに距離を置いてるように感じます」

サターニャ「うっ」

ラフィエル「私は天使です困ってる人、もとい悪魔でも導(みちび)くのが私の役目です」

サターニャ(あっここはいじってじゃないのね)

ラフィエル「よかったら相談…乗りますよ?さっきの休み時間は長く話せませんでしたし」

サターニャ「…ラフィエ」

ギュッ

サターニャ「わわ!?」

ラフィエル「うふふ、さっきの続きです今度は私から」

サターニャ「ちょ…くるしいじゃない!ん…///」

サターニャ(あったかい…)

14: 2017/02/20(月) 22:38:00.76
かくかくしかじか

ラフィエル「なるほどなるほど~」

サターニャ「それでなんか二人の世界を邪魔しちゃいけないような気がして…」

ラフィエル「下界に降りてからヴィネットさんガウちゃんにべったりですもんね~」

サターニャ「それはガウリールがだらしないから掃除とかしてるだけだと思うけど…」

サターニャ「それでふと、私って必要なのかな、て思って」

サターニャ「勝負いつもしかけて…それはあの二人にも迷惑なんかじゃないって」

ラフィエル(すごいネガティブモードに!)

15: 2017/02/20(月) 22:50:03.15
サターニャ「それでよくわかんなくなって…」

サターニャ「いつもラフィエルだけは私にかまってくれてる」

サターニャ「そう思うとなんかすごくうれしくてラフィエルに…」

サターニャ「だからその…」

ラフィエル「…」テカテカ

サターニャ「…あ!べ…別に変な意味で捉えないでよ!その気の勢いというか何というか」

ラフィエル「いやーサターニャさんらしいなって思って」

サターニャ「へ?」

16: 2017/02/20(月) 22:50:24.72
ラフィエル「だってサターニャさん全然悪魔らしくない悩みで…ふふっ」プクー

サターニャ「な…何よぉ!」

ラフィエル「大丈夫ですよ、サターニャさん」

サターニャ「…?」

ラフィエル「相手を大事思えるのならその相手もその気持ちなはずです」

ラフィエル「きっと二人も」


ガウ「おーいたいた」

サターニャ「!?」

17: 2017/02/20(月) 22:54:12.74
サターニャ「な…なんでここに!」

ガヴ「お前がぼっ」ムグッ

ヴィーネ「サターニャならここにいると思ってね、悪魔の勘てやつよ」

ガヴ「お前悪魔だったけ?」

ヴィーネ「悪魔よ!」

ワーワー

サターニャ「…」

ラフィエル「ふふっ」

18: 2017/02/20(月) 23:01:29.91
サターニャ「そ、それで何の用よ!」

ヴィーネ「ほら最近サターニャと全然遊んでなかったじゃない?」

ヴィーネ「最近ガヴが新しいゲーム買ったんだけどせっかくだからサターニャも入れてみんなでやろうってなって」

サターニャ「!?」

ガヴ「私はんなこと一言も言ってないぞ、ただネットで多人数プレイのほうが面白いからって話しただけで」

ヴィーネ「というわけでサターニャ、今日放課後暇?ガヴの家でゲームやりましょう!」

ガヴ「勝手に決めんなって、まあ…お前もいたほうが退屈しないかもな色々と」

サターニャ「…!」

19: 2017/02/20(月) 23:08:33.92
サターニャ「なーははは!いいわ!この大悪魔サターニャ様の力を見せてあげるわ!」

ガヴ「はいはい」

ヴィーネ「それじゃ決まりね!」

ラフィエル(ふふっいつものサターニャさんですね)

放課後 ガウの家

ドガーン

ガヴ「よわーい」

サターニャ「あー1人狙いなんてずるいわ!この悪魔!」

ラフィエル「うふふふふふ…ゲームでもサターニャさんを導(いじっ)てあげますね」

サターニャ「うぎゃー!」

ヴィーネ「ほんと悪魔ね…」

終わり

20: 2017/02/20(月) 23:13:44.59
その後のらふぃさた

21: 2017/02/20(月) 23:23:04.94
帰り道

サターニャ「あー遊んだ遊んだ!」

ラフィエル「サターニャさん負けっぱなしでしたねー」

サターニャ「ぐ…次こそ負けないんだから!」

ラフィエル「そのいきです~」

サターニャ「…ねぇラフィエル」

ラフィエル「なんでしょうサターニャさん」

サターニャ「今日はありがとね色々」

ラフィエル「いえいえ天使として当然のことをしたまでです~」

ラフィエル「それでは導き料1回3000円いただきますね~」

サターニャ「お金とるの!?」

ラフィエル「ふふっ冗談ですよ」

サターニャ「アンタが言うと冗談に聞こえないわ…」

22: 2017/02/20(月) 23:29:50.34
サターニャ「まあ…お礼というほどでもないけど…よかったらウチでごはん食べてかない?私の家で」

ラフィエル「家に女子高生一人連れ込んで…もしかしてサターニャさん…欲求不満なんですか?」

サターニャ「なんでそうなるのよ!てか侵入してきたアンタに言われたくないわ!」

ラフィエル「半分冗談です、それではいただきますね」

サターニャ「半分本気なの!?」

23: 2017/02/20(月) 23:43:40.96
サターニャの部屋

サターニャ「ただいま~」

ラフィエル「失礼しま~す 何気にピッキングなしで入るのは初めてです~」

サターニャ「さらっとすごいこと言うわねアンタ…」



サターニャ「そこらへんくつろいでいいわよ」

ラフィエル「おかまいなく~」ダラー

サターニャ「て…もうくつろいでるし…」

サターニャ「よし腕によりをかけて作るわよ」

ラフィエル「あっ!私フランス料理のフルコースで!」

サターニャ「できるか!」

24: 2017/02/20(月) 23:53:07.75

サターニャ「ふふふ~ん」

ラフィ(なんでコックの格好なんでしょうか)

ラフィ(というかサターニャさんて料理できましたっけ…?)

サターニャ「できたわ!」

ドン

ラフィエル「うどん…」

ラフィエル「普通でよかった!」キラキラ

サターニャ「ふふ…あまりの出来栄えに感動してるようね…

サターニャ「でもまだ終わりじゃないわ!」」

ななあじからこどばー

ラフィ「」白目

サターニャ「これぞ特性サターニャスペシャルうどんよ!さあ召し上がりなさい!」

25: 2017/02/21(火) 00:03:01.19
ラフィ「わ…私は遠慮しておきま…」

サターニャ「えー食べてくれないの?折角ラフィエルの為に作ったのに」ウルウル

ラフィ「うっ」

ラフィ(出された料理を残したら天界に強制送還されかねません…!)

ラフィエル「い…いただきます!」

26: 2017/02/21(火) 00:21:34.01
一時間後

サターニャ「あーおいしかった!我ながら完璧ね!」

ラフィエル「ごちそうさまでした」

ラフィ(しばらく辛い物は食べれませんね…)ヒリヒリ

サターニャ「ねぇねぇラフィエル」

ラフィ「な…なんでしょう」ヒリヒリ

サターニャ「美味しかった?」ニコッ

ラフィ「ええとっても美味しかったです…サターニャさんは悪魔界一の料理人かもしれないですね」ニコッ

サターニャ「ふふん!そうでしょ~」

ラフィ「…」

ラフィ(なんだかんだ言っていつものサターニャさんに戻ってよかったです)

ラフィ(また明日からいつも通りですねサターニャさんいじり再開ですぷぷぷ)

27: 2017/02/21(火) 00:40:14.61
夜8時

ラフィ「あっもうこんな時間、私そろそろ」

サターニャ「ねぇラフィエル」

ラフィ「?」

サターニャ「今日…泊まっていかない?」

ベッド

ラフィ「…」

サターニャ「…」

ラフィ「あの~サターニャさん?」

サターニャ「床じゃ寝ないわよ」

ラフィ「そうではなくて…」

ギュー

ラフィ「そんなにくっつくと寝にくいというか」

サターニャ「こうしてると落ち着くのよ」ギュ

ラフィ「あはは…」

28: 2017/02/21(火) 00:51:45.52
サターニャ「頭ナデナデもして」

ラフィ「はいはい、うふふ」ナデナデ

サターニャ「やわらかくていい気持ち…」

ラフィ「大悪魔サターニャ様に気に入ってもらえて光栄です」

サターニャ「ふふ…弟子を首にしたけどまた弟子にしてやってもいいわよ」

ラフィ「私が師匠でサターニャ様が弟子ですね」

サターニャ「なんでよ!ん…」ムニャムニャ

ラフィ「眠くなってきました?」

29: 2017/02/21(火) 01:01:17.17
サターニャ「そう…ね…今日は色々疲れたから…」

サターニャ「ねむく…」

zzz

ラフィエル「ホントに寝ちゃいましたね」

ラフィエル「寝顔もかわいいです」ナデナデ

ラフィエル「私もそろそろ」

サターニャ「ん…ラフィエル、すき…」ムニャムニャ

ラフィエル「!」ドキッ

サターニャ「う~私のメロンパン」

ラフィエル「寝言ですか…夢でもいじられてるなんてさすがサターニャさんですね」

ラフィエル「…私も好きですよサターニャさんのこと」

終わり

30: 2017/02/21(火) 01:07:17.64
ラフィサタっていいよねてとこから話を広げようと思ったけどやば…やば…わかんないね…
原作のサターニャ可愛すぎて狂いそう…!

引用元: サターニャ(最近ガヴリールとヴィネットがいい雰囲気で話しかけづらい……またボッチになってきたような……)