1: 2012/11/11(日) 21:21:10.50
P「落ち葉、だいぶ集まったか?」

やよい「いっぱい集めましたぁ!」

P「うし、このくらいでいいか」

P「火をつけるぞ」

やよい「はい!」


パチパチ


P「んん、いい感じ」

やよい「あったか~い」

4: 2012/11/11(日) 21:25:26.58
やよい「あ!」

P「どうした」

やよい「入れ忘れました…」

P「あっ」

P「取り急ぎ投入だ!」

やよい「はい!」



P「うむ、あとはじっくり待つのみ」

7: 2012/11/11(日) 21:31:02.55
亜美「やっほ!」

真美「もう出来た?」

やよい「ううん、まだだよ」

P「もうしばし待つんだ」

亜美「ちぇ~」

真美「寒いYO!」

やよい「こうして手をかざしたら暖かいよ」


パチパチ


亜美「あ~……」

真美「ジ→ンとしますなぁ」

8: 2012/11/11(日) 21:37:49.85
亜美「あり?」

真美「いおりんは?」

P「あずささんを連れてくるって」

亜美「来る前に全部なくなっちゃうYO!」

やよい「いっぱいあるから大丈夫だよ」

P「それに、まだできるまで時間がかかるからな」

真美「待ち遠しいですなぁ」

9: 2012/11/11(日) 21:43:58.75
伊織「お待たせ」

あずさ「ごめんなさい、遅れちゃって」

真美「遅いYO!」



亜美「……って、それは!?」

伊織「これ? たいやきよ」

真美「ちょ→だい!」

亜美「亜美にも!」

やよい「……」

P「やよいにも一つあげてやってくれ」

やよい「……!!」パアァ

10: 2012/11/11(日) 21:48:18.87
真美「外はカリカリ」

亜美「中はモチモチで美味しい!」

やよい「美味しいね」

伊織「……やきいものこと、忘れてない?」

亜美・真美・やよい「「「あっ」」」




伊織「まったく……」

あずさ「どうですか?」

P「うーん、あと少しでしょうかね」

13: 2012/11/11(日) 21:55:07.55
プス


P「……よし、いい感じだな」

P「出来たぞ~」

亜美「やたっ!」

真美「はやくはやく!」

伊織「アンタ達、落ち着きなさいよ!」



P「ほれ、熱いから気をつけろよ」

やよい「軍手を持ってるから平気です!」

真美「おお!」

亜美「準備いいね~」

14: 2012/11/11(日) 22:03:13.84
パクッ

ホクホク


やよい「わあ……」

亜美「美味しそう!」

伊織「……」

P「ほれ、伊織とあずささんも」

伊織「……ありがと」

あずさ「さ、食べましょう」

15: 2012/11/11(日) 22:09:26.03
やよい「美味しい!」

真美「サイコ→!」

亜美「美味しいね!」

伊織「まあ、悪くないわね」

P「そりゃ何よりだ」

あずさ「プロデューサーさんは、食べないんですか?」

P「俺の分はまだ焼けてないみたいですね」

貴音「待ち遠しいですね」

P「!?」

18: 2012/11/11(日) 22:15:44.61
P「貴音や」

貴音「はい」

P「心臓に悪いから、急に現れるのはやめてくれ」

貴音「善処しましょう……それより」


パチパチ


貴音「そろそろでは?」

P「んー、まだだなぁ」

貴音「むう」

26: 2012/11/11(日) 22:24:23.32
響「おーい、貴音!」

伊織「どんどん増えるわね」

やよい「その方が楽しいよ~」

真美「お芋が足りなくなっちゃうYO!」

亜美「ピンチ!」

P「よし」


prrr


P「もしもし……はい」

P「急ですいませんが……ええ……お願いします」



P「よし、そのうち増援がくるぞ」

28: 2012/11/11(日) 22:26:36.75


小鳥「お待たせしました~」

律子「急に何かと思えば……」

P「助かります!」

小鳥「じゃがいもも持って来ましたよ」

あずさ「あら、いいですね」

亜美「はやく焼こう!」

31: 2012/11/11(日) 22:31:31.64
やよい「あ、もう火が消えそうだよ!」

亜美「真美! ひびきん!」

真美「ラジャ!」

響「任せろー!」


ワーワー


律子「あー、暖まる……」

小鳥「ふふっ、そうですね」

32: 2012/11/11(日) 22:39:47.79
亜美「これだけ集めれば大丈夫っしょ!」

P「そうだな」

響「へへん!」

真美「やったね!」


パチパチ


P「さあ、もうしばし待っててくれ」

貴音「はい」

P「はやっ! もう食べたのか」

35: 2012/11/11(日) 22:45:35.30
真「あ、やっぱりここにいた」

雪歩「みんな揃ってるね」

P「お、真と雪歩か」

亜美「やっほ」

響「春香と千早はいないぞ」

小鳥「もう少しで来ると思うけど」

雪歩「そうですか」

真「ねえ、出来ました?」

P「もうちょいだな」

36: 2012/11/11(日) 22:50:23.37
P「ほい、小鳥さんと律子の分」

小鳥「あちち……美味しそう」

律子「いただきます」

P「これが、真と雪歩の分な」

雪歩「ありがとうございます」

真「熱っ!?」

真「ふー、ふー……」


貴音「……」

P「貴音には趣を変えて、じゃがいもをやろう」

P「こうしてバターを乗せれば」


トロー


貴音「おお!!」

38: 2012/11/11(日) 22:59:05.72
やよい「プロデューサー、また食べてないですね」

響「じ、自分の食べかけで良ければ……ほい」

P「いや、食べてていいぞ」

真美「そこは食べるべきだYO!」

亜美「そうだそうだ!」

響「そうだぞー!」


P「ええ~?」

あずさ「遠慮しすぎるのも良くないですよ?」

小鳥「ふふ、素直に甘えちゃっていいと思いますよ」

律子「そうですよ」

40: 2012/11/11(日) 23:03:52.83
P「じゃあ、お言葉に甘えて」

響「はい、あーん」

P「??」

伊織「アホ面してないで! ほら」

響「あーん」

P「あ、あーん」


響「どう? 美味しい?」

P「うん、美味しいよ」

春香「……」

千早「……」

P(これはマズイな……)

41: 2012/11/11(日) 23:08:01.85
P「や、やあ春香に千早」

春香「いやあお熱いですねぇ」

千早「ええ……」

響「じ、自分……美希に芋あげてくるな!」


P(逃げよった……)

春香「ふんっ!」

千早「……」

雪歩「あわわわ……」

真(次はじゃがいもが食べたいなぁ)

42: 2012/11/11(日) 23:11:47.61
美希「あれ、いつの間にか賑やかになってるの」

伊織「アンタ、今までどこにいたのよ」

美希「あそそでハンバーガー食べてたよ」

律子「ホントにマイペースなんだから」

美希「ねえハニー、お芋できた?」

P「ん? 響に会わなかったか?」

美希「会ってないよ」


P(好機!)

P「仕様がない、探してくる」

43: 2012/11/11(日) 23:17:30.60
小鳥「私が行ってきますよ」

P「え」

小鳥「やきいも、楽しんで下さい」


春香「そうですよ!」

千早「ええ」

美希「なの」

P「……はい」


プス


律子「出来ましたよ」

45: 2012/11/11(日) 23:23:09.41
春香「プロデューサーさん……」

千早「プロデューサー」

P「はいはい……あーん」


春香「はふ……美味しい!」

千早「ふー、ふー……美味しい」

高木「おお、楽しそうだねぇ」

黒井「ふん、いかにも庶民のやる事だな」

P「社長…!?」

小鳥「響ちゃんを探している途中で出くわして」

響「ついでだから誘ってみたんだ」

46: 2012/11/11(日) 23:27:53.37
黒井「今日は特別だ!」

黒井「この私が本物のやきいもを見せてやろう!」

P「それはそれは」

あずさ「楽しみですね~」

貴音「ええ」

高木「はっはっは、楽しもうじゃないか」

黒井「そもそも銀紙で包む時にだな!」

P「はい」




やよい「みんなでやきいもパーティをしました」

やよい「また来年もやりたいなーって」



おわり

47: 2012/11/11(日) 23:28:09.44
この季節感がいいね
おつ

49: 2012/11/11(日) 23:29:13.82
なんだかんだで焼き芋を楽しむ黒井ちゃんかわいい

50: 2012/11/11(日) 23:29:47.86

引用元: P「やよいも」