1: 2013/06/12(水) 19:33:29.86
承太郎、康一、ボーボボ、首領パッチの四人は、
重ちーを頃した犯人を見つける為、ボタンの聞き込み調査をしていた。


――靴のムカデ屋

承太郎「このボタンに見覚えはないか?どんな服についてたボタンなのか思い出せなくてね」

店主「ふ~~ん……そのボタンの服ならほら、そこに修理したばっかのヤツがあるよ」

承太郎「!」

店主「……ところで君たち、たべっ子どうぶつどお?ラクダ以外なら、なに食べてもいいよ」

康一「いえ…けっこうです」

ボーボボ&首領パッチ「じゃあオレはラクダだけ全部もらうわ」

店主「え!?」

ボーボボ「……あ?やんのか首領パッチ」 ビキビキ

首領パッチ「やってみてくださいよ先輩……!」 ビキビキ

「……んな小…なお…ざけも……ない!」

ボーボボ&首領パッチ「!! い…今の声は…………まさか!?」





『ボボボーボ・ボーボボ』と『ジョジョの奇妙な冒険』のクロスSSです。
舞台はジョジョの第四部、vsシアーハートアタックの話からスタートします。

拙い文章ですが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1371033209/

3: 2013/06/12(水) 19:43:28.08
康一「な…なんだ今の声は!…………ハッ!?」

魚雷ガール「どんな小さなおふざけも!決して許さないーーー!!!」 ドゴーンッ!!

ボーボボ&首領パッチ「ぎゃああああ!!!!」

クルッ

魚雷ガール「ラクダフェチって、あんたもふざけ過ぎーーー!!!」 バギャーンッ!

店主「うあああああっ!!?」

康一「(理不尽に殺された―ーー!!!)」

承太郎「こ…これは!? なんだこの魚雷は!スタンドか!!」

康一「ああ!同じボタンがついた服を……『犯人』が持っていこうとしているッ!」


ゴゴゴゴゴゴ…

吉良「…………見られたか?この吉良吉影の名を……
全員消えてもらうぞ。我がキラークイーン第二の爆弾『魚雷ガール』で……」

4: 2013/06/12(水) 19:48:31.35
康一君ツッコミキャラハマりすぎ

5: 2013/06/12(水) 19:52:36.94
康一「は、犯人が逃げる!」

承太郎「康一くん、あれは追わなくていい。『吉良吉影』の名は確認できた。
まずはこの魚雷をなんとかする方が先だぜ。……二人共、大丈夫か?」

ボーボボ「あぁ…牛乳を体中に塗っておいたおかげで助かったぜ」

康一「(なぜ牛乳をーー!?)」

魚雷ガール「バカやってんじゃないのーーー!!!」 ドゴンッ!

ボーボボ「が、がはっ!!!」

首領パッチ「1・2ーー♪ 1・2ーー♪ TRF! TRFッ!」

康一「(エアロビやってるーー!!)」

魚雷ガール「どんなおふざけも許さないわよ!魚雷の名にかけてーーー!!!」 バゴォンッ!

首領パッチ「ぎゃあああマークパンサーーー!!!」

6: 2013/06/12(水) 20:03:48.54
ボーボボ「ぐ…さすがは魚雷先生!」

魚雷ガール「さて、次はあなた達かしら?」

承太郎「……スタープラチナ。オラオラオラオラァーーッ!!」 ドゴドゴォッ!

康一「よし!無敵のスタープラチナのラッシュが直撃したぞ!!」

シュウウウゥゥ……

魚雷ガール「……中々いい攻撃ね。でも私には通用しない。なぜなら私は魚雷だから!」

承太郎「!?」

康一「こ、このパワー!『魚雷』だからって……な、納得いかない!論理的じゃあないぞッ!」

首領パッチ「ここは平和的に話し合いで解決するか……」

魚雷ガール「話し合い?望むところよ」

ザッザッザッ…

首領パッチ「リポミタン」 魚雷ガール「L」


――交渉決裂

7: 2013/06/12(水) 20:12:41.37
魚雷ガール「ってふざけ過ぎーーー!!!」 ドゴォンッ!

首領パッチ「ぎゃああああ!!!」 ドサッ

魚雷ガール「ん!? よく見たらアンタ!
帽子と髪の毛が一体化してるわね!? ふざけないでーーー!!!」 ドゴーンッ!

承太郎「ぐああああ!!?」 ドサッ

康一「じょ、承太郎さんもやられたーーーッ!!?」

※なぜ帽子と一体化しているかというと、後ろから見ても承太郎とわかりやすくする為らしいです

ボーボボ「荒木先生の読者への気配りだね♪」

魚雷ガール「誰に話してんのよーーー!!!」 バギャーンッ!

ボーボボ「ぎゃああああ!!!」 ドサッ

8: 2013/06/12(水) 20:18:31.67
康一「う…ううわああああ!!!つ、強過ぎるーーー!?」

魚雷ガール「あなたで最後ね……」 ギョラフフフ…

ドドドドドド…

康一「いや…待てよ……!こいつ『弱点』があるぞッ!気がつかなかった弱点が!!
『おふざけ』に向かって決して突撃をやめない……おまえの弱点はッ!そこにある!」



一方吉良は、エステ『シンデレラ』前に到着していた。

吉良「この世のどんな事よりも信頼して言えることがある。魚雷ガールに『弱点』はない」

9: 2013/06/12(水) 20:26:35.72
……

魚雷ガール「……おふざけは許さない許さない許さないーー!」 ウロウロウロウロ

康一「……そうやって『ところ天の助』の文字を追い続けてろ……。
ぶら下がったニンジンを追いかけ続けるロバのようにね。仗助くんに電話して……」 ピポパプピポ

「はい~~~っ東方っス」

康一「仗助くん!大変なんだ!承太郎さんとボーボボさんと首領パッチくんが重傷で……
靴のムカデ屋だよ!すぐに来てッ!」 ガチャン

魚雷ガール「ギョラフレイム!!」 ゴオオォォォ!

康一「炎を吐いたーーー!!?」

11: 2013/06/12(水) 20:37:15.08
バリバリバリバリ

康一「ぐああああ!!?し、しっぽ文字が破壊された…!
ダメージが背中に……ど、どうする!?…………はっ!!」


ドドドドドド…

ACT3「…………命令シテクダサイ」


康一「せ、成長したんですかァ!?ぼく!……よし、とりあえずぼくらの身を守れ!!」

『ACT 3 FREEZE!!』 ズンッ!!

魚雷ガール「お…重いッ!?」 グググ…

ACT3「『スリー』ト『フリー』ガカケテアリマスネ。ダカラドーダコード…………ハッ!?」

魚雷ガール「どんな小さなおふざけも許さないーーー!!!」 ドゴォンッ!

康一「う、うああああ!!?」 ドサッ



一方吉良は、エステ『シンデレラ』にて川尻浩作への整形を完了していた。

12: 2013/06/12(水) 20:46:04.30
魚雷ガール「……さて、おふざけもここまでね。私たちは争いを好まない。
追ってこなければ頃しはしないわ。どうせもう…私たちは見つけられない。
それじゃあね……ギョラテレポート!!」 ギョラッ


康一「うう……か、勝てなかった……スタンドも成長したのに、まるで歯が立たなかった……」

承太郎「逃げ切られたが……やれやれ、全員命があっただけ良かったといったところか」

ボーボボ「あの魚雷先生が相手だとは……」

承太郎「やはり知り合いなのか?」

首領パッチ「……ああ。魚雷先生はオレたちや天の助と共に、かつて一緒に戦った仲間だ」

ボーボボ「魚雷先生を越える、か……学ばしてもらったよ。吉良吉影」


≪to be continued≫

13: 2013/06/12(水) 20:54:43.41
……『アトム・ハート・ファーザー』


吉良吉影の整形後の行方を追う一向は、情報を得るため吉良邸へ来ていた。


――吉良邸

仗助「それにしても、特徴のない特徴っスね~~~吉良吉影の人間性は」

承太郎「……この男は『目立たないように目立たないように』人生を送ってきていたようだな」

ボーボボ「目立たないか、すげーその気持ちわかるわ。オレも目立ちたくねーもん」

首領パッチ&天の助「オレもオレも」

康一「君たちにだけは同意して欲しくないよ!!」

14: 2013/06/12(水) 21:00:49.66
仗助「なんだこれ?中に『けずりぶし』みたいなもんが入ってんな。1983…『年』ってことか?」

天の助「これは海苔だな」

ボーボボ「ハイ、あなたの大好きなパイレーツオブ海苔ご飯よ」

首領パッチ「わーーい、ありがとうママ!」

康一「(え……それ爪じゃあ……)」

天の助「ところ天は無視して、海苔に浮気するつもりかよ!!」

首領パッチ「か、勘違いしないでよね。海苔でたんぱく質をとりたかっただけなんだから!」

モグモグ…

首領パッチ「ぐばっ!!!」


よく見たら、けずりぶしみたいなのは海苔ではく『爪』でした――

承太郎「(……気付けよ)」

15: 2013/06/12(水) 21:06:14.27
ジィー…カシャッ

億泰「今の音は……なんだ?」

仗助「こ…これは!父親だ……吉良の父親がッ!写真に写ってる」

天の助「こいつはッ!?この体育座りのフォーム……!忘れはしねぇ、こいつはあの時の――」



5年前 カメユーマーケット――

天の助「……はぁ~~~、全然売れねーーー…………ん?」

吉廣「お疲れ様です!自分、新人の吉良吉廣って言います!先輩よろしくお願いします!」

天の助「(……ちっ!こんな体育座りの幽霊写真が売れっかよ)」

オレはそう思っていた。だが実際は――

16: 2013/06/12(水) 21:17:33.62
吉廣「…………先輩。今日でお別れです。自分……買い手が決まったんです」


――オレは言葉が出なかった。オレは何年もこのスーパーで買い手を待った。

だがあの新入りは、あろうことか配属の翌日に完売しやがったんだ…………


天の助「……あの面構えは忘れもしねぇ。こいつは……あの時の新入りだ!」

康一「(なにその過去話ーーー!!?)」

ボーボボ「おっ、こんなところに折り紙みっけ」

吉廣「え?……な、何をする!?」

パタンパタン スッスッ…パタ…パタ、パタン

ボーボボ「完成!ザウルスライダー!!」

康一「写真をどう折ったらそうなるんだーーー!!!」

ボーボボ「キモいわ!!」 ドヒュン!……キラーン☆

億泰「な…投げ捨てやがった!」

承太郎「…………そいつ今、弓と矢を持ってなかったか?」


吉廣「息子が一度は情けをかけてやったのに……息子を追う者は始末してくれる!」


≪吉良吉廣、弓と矢を持ち逃走≫

18: 2013/06/12(水) 21:26:00.21
……『ジャンケン小僧がやって来る!』


天の助「……そういえば露伴の髪型ってさ」

露伴「ああ」

天の助「寿司に入ってる、緑のひらひらした草みたいなのに似てるよな」

ボーボボ「!」

露伴「ヘブンズドアー!!」 バラバラバラ

天の助「ぎゃああああ!!!」

露伴「え~となになに…………ページに『ぬ』の文字しか書いてないぞ!!?」

天の助「やめて……優しくして。初めてなの…………」

露伴「」 ビリビリビリビリ!

天の助「ぎゃああああページを破かないでくれーーー!!!」

19: 2013/06/12(水) 21:34:20.26
大柳賢「ねえちょっと……ぼくとジャンケンしてくれない?」

露伴「ン?」

天の助「よし、オレがやろう」

じゃああ~~~んけん……ホイ!ホイ!ホイ!!

天の助「(ところ天だからグーしか出せなかったーーー!!)」

ズキュウウウーーン!

露伴「天の助が頬の穴に吸い込まれていく!?こいつスタンド使いか!」

天の助「『ぬ』のハンカチガード!2枚!!…………ふう、危なかったぜ」

ボーボボ「ナイス判断」

天の助「ぬのハンカチ、お前にはいつも助けられてばかりだ……」

露伴「いや、吸収されてるぞ」

21: 2013/06/12(水) 21:44:05.87
大柳賢「次は露伴か?アフロか?ジャンケンに勝たないと、ところ天は返ってこないよ!」

露伴「卑怯な奴め……!」

ボーボボ「そいつに人質の価値は、ない」

大柳賢「え?」

ボーボボ「KILL YOU」

ピン!手榴弾ポイ  カッ―― ドゴォォンッ!!

天の助&大柳賢「ぎゃああああ!!!」

露伴「て、天の助ごとふっ飛ばしやがった!!?」

ボーボボ「…………任務完了しました、露伴少佐」

露伴「なにそれ!?ぼくは命令してないぞ!!」

23: 2013/06/12(水) 21:55:45.24
天の助「ぐぐ……小僧、大丈夫か?」

大柳賢「お、おまえこそ……」

天の助「……」 大柳賢「……」

天の助&大柳賢「マイフレンド!!」 ガシッ!

ピシガシグッグッ

露伴「なんで仲良くなってんの!?」


――こうして二人は、永遠の友達(賞味期限付き)となった。


さらに二人は、この時のジャンケンバトルを歌った歌「悪運のグー(ANG)48手」
をリリースするが、それは全く売れなかった。

天の助&大柳賢「I want グ~♪ I need グ~♪ I love グ~♪」


≪大柳賢(ジャンケン小僧)、再起可能≫

25: 2013/06/12(水) 22:07:33.07
……『ぼくは宇宙人』


億泰「お、おい仗助!あれ見てみろよ!」

仗助「あれはミステリーサークル!!……中心に誰かいるぜ!」


ボーボボ「プルコギ」 首領パッチ「プルコギ」 ミキタカ「コギプル」

ボーボボ「おい、宇宙人だからって練習をなまけるんじゃねーぜ」

ミキタカ「す、すいません」

仗助&億泰「(なにやってんだーーー!!?)」

仗助「ボ、ボーボボさん!そいつは一体誰なんだ?」

ボーボボ「よう仗助。こいつの名は『エジプト文明』だ」

首領パッチ「違えーよ。こいつの名は『チビファイヤーマリオ』だ」

ミキタカ「違います。わたしは『ヌ・ミキタカゾ・ンシ』といいます」

仗助「マジで誰だコラーーー!!!」

26: 2013/06/12(水) 22:15:11.68
ミキタカ「……つまり宇宙人です」

億泰「おいおいおい~~なら証拠を見せてみろよ!何ができるっつーんだ?」

ミキタカ「ではスープになりましょう。ボーボボさん、飲んでみてください」

ボーボボ「わかった」 ズズズー…

ググググググ…

ボーボボ「お…おおおおお!!!」 グアッ!

仗助「ボ…ボーボボさんッ!……な、なんだこの筋肉の膨張した姿は!?」

ミキタカ「ドーピングコンソメスープです」

億泰「(宇宙人はネウロ好きだったのかーーー!!!)」

ボーボボ「さあ諸君。オレのプルコギを止められるかな?」

27: 2013/06/12(水) 22:16:01.83
首領パッチ「ありえねー!スープごときでありえねー!!でもこんな時代なら……」

『(超強力洗剤)アリエール』

首領パッチ「奥様汚れがよく落ちます」

ゴシカァン!

ボーボボ「ふざけるな」

仗助「アリエールが粉々に潰されたーーー!!」

首領パッチ「てめーボーボボ……来いやぁ!!かかって来いやぁーー!!!
パチパチパチパチーーーッ!!!」 ドガドゴドゴドゴォッ!!

ボーボボ「が…がはっ!!!」 ドサッ…

首領パッチ「ザコが……話にならねぇ」

仗助&億泰「(ド、首領パッチ強えーーー!!!)」


≪to be continued≫

33: 2013/06/14(金) 10:10:55.43
……『ハイウェイ・スター』


――杜王トンネル バス内

仗助「あっ、露伴先生こんにちはっス」

首領パッチ「チャーリーズエンジェル(挨拶)」

天の助「クールランニング(挨拶)」

露伴「あ、ああ……こんにちは」

ブロロロオオーッ…

露伴「!」 仗助「!」

露伴「お…おい、見たか仗助!?トンネルの中に……部屋が!」

仗助「ああ、女の手を切断していた。まさか吉良吉影か!?……これは調べるしかねーな」

露伴「……だがこれは罠かもしれない。ぼくが最初に見に行こう。仗助は入口で待っていてくれ」

首領パッチ「行くのね、ノックス……」

露伴「誰がノックスだ」

34: 2013/06/14(金) 10:11:40.43




ドグシャアァン!!

仗助「こ……これは露伴のバイクが!?バイクだけか!? 返事しろ!どこだ露伴ッ!」

首領パッチ「露伴、おやつの時間やで~~~」

天の助「今日のおやつは、ちりめんじゃこやで~~~」

仗助「あ……あれは!露伴ッ!!」

露伴「う…うぅ……あいつを差し出せば、ぼくの命は本当に助けてくれるのか?」

ハイウェイスター「ああ~~約束するよ、奴の養分と引き換えのギブアンドテイクだ」

露伴「だが断る」

ハイウェイスター「なに!?」

首領パッチ「オレも断る」

天の助「私は君の意見に賛同する」

ハイウェイスター「な、なんだこいつらーーー!!?」

35: 2013/06/14(金) 10:12:46.09
露伴「逃げろ仗助!このハイウェイスターは時速60kmでどこまでも追跡してくる!本体を倒せ!」

仗助「な…三人を見捨てるわけには……!」

首領パッチ「露伴はオレたちに任せて、お前だけでも行け仗助!!」

仗助「だ…だがしかし……!」

天の助「オレ達がちりめんじゃこを撒いている間に早く!」 パラパラ!

首領パッチ「シュトゥルム・ウント・ドランク(疾風怒濤)ちりめんじゃこだ!」 パラパラパラ!

ハイウェイスター「何やってんだーーー!!?」

36: 2013/06/14(金) 10:36:05.67
仗助「三人とも……すまねぇ!本体は必ず倒すぜ!!」 ダッ!


ハイウェイスター「てめーらよくも……!!養分を奪ってくれる!」

ズキュウウウンッ! ズキュウウウンッ! ズキュウウウンッ!

露伴「ぐああああ!!?」

首領パッチ「うわああああ!!?」

天の助「ぎゃああああ!!?」

ハイウェイスター「こ、こいつだけマズっ……!」 トコロテン、オエーーッ

天の助「ああァァんまりだああぁぁぁーーーッ!!」

露伴「う…うぅ……吸われ過ぎて…い、意識が…………」 ガクッ…

パチコロ「ロ飯ーーーッ!!」

37: 2013/06/14(金) 10:36:54.81
……

「マ…で……?三……かよ」

ん……な…なんだ、声が聞こえる……
し、しまった……!ぼくは気絶していたんだ!今は一体どうなって…… ガバッ!


天の助「このリア充が!本命はどの子なんだよ~~?」

ハイウェイスター「いや、マジで三人共必要な存在なんだよ」

首領パッチ「本命は絞らない、これギャルの鉄則」

ハイウェイスター「おれギャルじゃねーし」

三人「HAHAHAHA」

露伴「なんか打ち解けてるーーー!!?」


この後仗助はぶどうが丘総合病院に辿り着き、噴上裕也を倒した。

38: 2013/06/14(金) 10:37:41.28
……『猫は吉良吉影たちが好き』


――川尻邸

猫草「…………ン?」 鳥ハグハグ

吉良「こいつ……スタンド使いだ!昨日猫を埋めた場所になぜこんなのがいるんだ!?」

猫草「ウニャウニャ…」

吉良「大事をとって頃しておくか?いや、少し調べてみてもいいかもしれん……魚雷ガール!!」

魚雷ガール「ちょ、何これ超可愛いじゃない!マジプリティー!」 スリスリ

猫草「ンニャン♪」

魚雷ガール「……かかったなアホが!ノラネコ撃退!ペットボトルフラッシュ!」 ピカァッ!

猫草「ミ、ミギャアアアア!!? アニャンッ!ニャッニャッ!!」

吉良「うーむ……怒ってはいるが、これで間違いなくわたしたちに『敵意』は持っていないな」

39: 2013/06/14(金) 10:47:09.52
猫草「ンニャンニャン♪」

魚雷ガール「なぜ猫が植物になったのかしら?」

吉良「猫という字はけものへんに苗と書く。猫だからこそ地面から苗のように育ったのかもしれん」

魚雷ガール「やだ!じゃあ虫を一緒に埋めてたらドイツ(独)が育ってたかもしれないってこと!?」

吉良「いや。どうしたらそういう発想にな…………ん?」

シュトロハイム「『猫草』じゃあ今いち呼びにくいッ!
そうだな……『メキシコに吹く熱風』という意味の『サンタナ』というのはどうかな!?」

吉良「(ドイツの人が現れたーーー!!!)」

魚雷ガール「誰だてめーーー!!!」 ドゴォンッ!

シュトロハイム「そ、祖国に栄光あれーーー!!」


吉良「……よし、ストレイキャットと名付けよう」

40: 2013/06/14(金) 10:56:05.47
……『鉄塔に住もう』


――鉄塔

億泰「あの鉄塔にいるヤツ、敵かどうか見分けられる方法がありゃあいいのによ~~」

仗助「奴が鉄塔に登って来いよと誘ってきたら敵だ。敵なら登らせて襲うだろうな」

ミキタカ「なるほど、確かに誘ってきたら敵でしょうね」

鋼田一「そこで止まれおまえらッ!この鉄塔にそれ以上近づくなよ!」

天の助「え?」

フンニョー バシュー!ブアッ

億泰「こ、これもしかして……バ、バッチィッ!」

鋼田一「『フンニョー』を野草に肥料として撒いているんだよ」

ボーボボ「じゃあオレも『おしるこ』を撒こう」 バシャアッ

鋼田一「なんで!?」

42: 2013/06/14(金) 11:04:10.46
仗助「あいつ、この鉄塔に住んでるのか。……とりあえず承太郎さんに報告しとくか」

鋼田一「……なぁ、もう帰ってくれないか?(さぁ入れ!鉄塔の中に入れ!)」

ボーボボ「帰れと言われて帰る奴はいねー!いくぞ天の助!!」 鼻毛シュルシュル

天の助「え?」

鋼田一「やめろって!帰れったら!(よし、入ってしまえ!!)」

ボーボボ「天の助を鉄塔の中にシュゥゥゥーッ!!」 ドゴォーーンッ!

天の助「ぎゃああああ!!!」

鋼田一「叩きこんだーーー!!?」

ボーボボ「超!エキサイティーーーンッ!!エキサイティン!エキサイティン!」 ドゴ!ドガドガ!

天の助「エキサイ天!!!」 ドガァッ!

ボーボボ「ぐばっ!!!」

億泰「す、すげー!気力を高め合ってるぜ!!」

仗助「いや、違うだろ」

43: 2013/06/14(金) 11:14:17.87
ミキタカ「この鉄塔、なぜかテレビもあるんですね」 ピコピコ

天の助「ホルス神が大暴れで関東が大雪だーーー!!」 ピコピコ

ミキタカ「わたしのターン!ダークブルームーンカードがフェリーを襲う!」 ピコピコ

天の助「何の、ストレングスカードで防御!」 ピコピコ

億泰「ゲ、ゲームやってやがる!(桃鉄か!?)」

ボーボボ「ゲームは一日一時間!!」 ドグシャッ!

天の助&ミキタカ「ああーーーオレ(わたし)たちの99年がーーー!!!」

鋼田一「(今の内に鉄塔から逃げる……!)」 ソロ~ッ…

44: 2013/06/14(金) 11:25:16.72
天の助「逃がすかッ!ミキタカ!このカップラーメンの中に『金』になって入ってくれ!」

ミキタカ「わかりました!」

――カッ

<ぷるぷるアースウインドアンドファイヤー合体奥義『ぬー$』>

天の助「金の力を借りて……ぬー$の戦士ここに見参!!」

仗助「なんか変なのになったーーー!!!」

天の助「ぬー$ファイター!」 ボシュッ!ガシッ

鋼田一「な…麺に捕まった!?」

ボーボボ「いいぞ天の助!鼻毛真拳奥義『地獄鼻毛落とし』!!」 ドゴォンッ!

鋼田一「ぐわああああ!!!」 ドサッ

天の助「悪人よ…お食べなさい……そしてお貯めなさい」

億泰「何その決めゼリフ!!?」

仗助「というかコイツ、何も攻撃してきてねーのに倒して良かったのか!?」


≪鋼田一豊大、再起不能≫

45: 2013/06/14(金) 11:35:10.07
……『エニグマの少年』


鋼田一豊大から、新手のスタンド使いが康一を始末したという情報を聞いた一向は、
噴上裕也の協力を得、康一の行方を追っていた。


噴上「(なんだ?アヒルと鴨……?)」

首領パッチ「クワックワッ」

天の助「クエークエー」

コインロッカー「ロッカーロッカー」

首領パッチ&天の助「アヒルと鴨とドライブ行こっかー」

コインロッカー「!?」

仗助「伊坂先生を馬鹿にしてんのかッ!!!」 ドゴドゴォッ!

首領パッチ&天の助「ぎゃああああ!!!」


噴上「お…おい、みんな!あの男から康一と同じ臭いがするぞ!」

46: 2013/06/14(金) 11:46:07.68
輝之輔「フフフ……(紙に隠れて…と)」

ブワッ…

仗助「な…男の姿が消えた!?…………ハッ!?」

『玉子豆腐』と『紙』

天の助「あ…あれは玉子豆腐!?い、いけねえ…あの時の恐怖が……」 プルプルガタガタ

輝之輔「(全身を震わすとは……恐怖のサインがこんなにわかりやすい奴は初めてだ)」

ドドドドドド…

輝之輔「(そして恐怖のサインを見つけた時!我が『エニグマ』は絶対無敵の攻撃を完了するッ!)」

ビシィッ…パタパタ、パタン

仗助「て、天の助が紙にされた!?」

輝之輔「(なるほど……仗助のサインは、『下唇を歯でかむ』だ!)」

47: 2013/06/14(金) 11:52:41.44
天の助「いや~~~ビックリしたぜ。いきなり紙にされちゃうんだもん」

輝之輔「!?」

噴上「だ、大丈夫なのか!?」

天の助「ええ、牛乳飲んでますから」

仗助「なんかあの『紙』が怪しいよなァ~~」

輝之輔「(バ…バレている!?仕方ない……!)」 スッ

仗助「!? 姿を現すとはいい度胸だ……!!」

首領パッチ「……度強(どきょう)!?このメガネの度数、強かったかしら」 クイクイ

輝之輔「フフ、ボクにはまだ二人の人質がいる。康一と、おまえの母おや…………あれ?」

天の助「ねぇねぇ裕也~~、オレこの紙で『ぬ』のサインの練習するんだ~」

輝之輔「!? そ、その紙を広げるな!!」 ブワッ

康一「……こ、ここは!?」

東方朋子「……う…うぅ」

輝之輔「な、なんだってーーッ!? ……も、もうダメだ。ボクの負けだ。
人質もいねぇ、スタンドも効かねぇ、仲間もいねぇ、逃げ場もねぇ……」

康一「まさに吉幾三の田舎状態だーーー!!!」


首領パッチ「(!! 目覚めて即あのつっこみ!さすがオレとボーボボが認めたつっこみ戦士だぜ)」

ハジケリスト達からも好かれる康一であった。

48: 2013/06/14(金) 11:53:36.52
仗助「おいてめー……康一だけじゃあなく、おふくろも人質にとってたっつーのか?」

輝之輔「あ…こ…これはそ、その…………」 ガタガタブルブル

首領パッチ「やめろよ仗助、怖がってるじゃねーか」

仗助「……じゃあこいつはどうするんだ?再起不能になってもらわねーとよ~」

天の助「いや、こいつは改心させる。人間の持つ気高い心をオレが思い出させてやる!!」

仗助「(……おめーはただのところ天だけどな)」

天の助「康一!『ぬ』の文字をオレに貼り付けてくれ!!」

康一「え……わ、わかった!」

輝之輔「な、何をする気だ!?」

49: 2013/06/14(金) 11:54:12.31
閑さや岩にしみ入る蝉の声。ぬぬぬぬぬぬぬぬ…… カッ――


<ぷるぷるエコーズ合体奥義『ぬつお芭蕉』>

天の助「アイアムぬつお芭蕉」

康一「変な俳諧師になったーーー!!?」

天の助「から鮭も空也の痩も寒の中(からざけもくうやのやせもかんのうち)……
シャケシャケシャケシャケシャケシャケェェーーーッッ!!!」 ピカァァーーッ!

輝之輔「こ…これは……!このお方の背に見える、五筋の光は……!!」

天の助「欲を求め過ぎてはいけません。苦行で自身を追い込み過ぎてもいけません。
人間、程よいところで生きて居るのが一番ですよ……」

輝之輔「う…うぅ……涙が止まらない……。ボクの負けです。完全敗北…です…………」

康一「(なぜか天の助くんが改心させたーーー!!!)」


≪宮本輝之輔、再起可能(改心)≫

55: 2013/06/14(金) 19:41:41.72
……『チープ・トリック』


露伴はチープトリックに憑りつかれたまま、振り向いてはいけない小道近くまで来ていた。


犬「……」 猫「……」 首領パッチ「……」

チープトリック「かかれーーッ!」

露伴「ヘブンズ……し、しまったァーー!?」

ズンッ!

ACT3「動物ニャア罪ハネーヨー。ダカラミンナドッカニ消エナ……オラ!」

露伴「康一くん……やっぱり君は親友だった!ボーボボを連れてきてくれたんだね!」

ボーボボ「いるんだな?背中に敵が……10年ぶりにやってみるか」

コオオオォォォ…

ボーボボ「ウンコ色の波毛疾走(バビロン・オーバードライブ)!!」 ナスカッ!

56: 2013/06/14(金) 19:51:25.52
露伴「な…き、効いていない!?」

チープトリック「……甘いんじゃあねーか?ぼくは能力でひっついているんだ!
決して露伴の背中からは離れられねーんだよ!!」

ボーボボ「いいえ、能力なんかじゃないわ。きっとそれは恋よ」

チープトリック「は!!?」

首領パッチ「やだこの子シャイで超かわいい!あたしもこのシール欲しいわ!」

ペリペリペリ…

チープトリック「え」

康一「普通に剥がしたーーー!!!」

首領パッチ「あたしの背中に貼り付けて……『ド根性首領パッチ』完成!」

ボーボボ「おい、あのアホは置いていくぞ」 スタスタ

首領パッチ「みんな待って~~~」


この後チープトリックは、振り向いてはいけない小道でいつの間にかいなくなっていた。

57: 2013/06/14(金) 20:04:02.84




<ここまでのあらすじ>

バイツァダストを会得した吉良吉影を、川尻早人がなんやかんや追い詰めつつあったのだ!


……『ところ天の助は砕けない』


早人「ぼくは電話をしただけなんだ……寝坊してプルコギしてエジプトして、
マヨネーズ戦争をケチャップ夫人が終結させたって言ってたから、電話して起こしただけなんだ」

吉良「な…何のことだ?いったい何を言ってるんだ……?マジでどういうことだ!?」

早人「あんたが喋ったんだ、喋ったのはあんた自身なんだ!」

吉良「……ま、まさか!?」

ゴゴゴゴゴゴ…

クルッ

吉良「!?」

58: 2013/06/14(金) 20:13:00.01
仗助「……てめー今確かに『吉良吉影』っつったよなあぁ~~!!!」

吉良「うっ…うぐ……!?」

ボーボボ「ヘイ!エジプトお待ち!!」 ピラミッドガァッ!

吉良「うぐぉあっ!!!な…なんて事だッ!『魚雷ガール』!!」

首領パッチ「出しやがったぜ、魚雷先生を!」

天の助「ん?」

魚雷ガール「テメーの存在が一番ふざけてるのよーーー!!!」 ボゴンッ!

天の助「ぎゃああああ!!!」

早人「く、砕け散ったーーー!!?」

億泰「こ…これが魚雷ガールか!」

59: 2013/06/14(金) 20:22:31.25
男「あ!あれは梨央ちゃんのパンティー!!」

ピクッ

首領パッチ「それはオレのだ、どけ!!」 バキッ!

男「ぐあっ!!」

スチャッ

純白パンティーに命を捧げて30年……
純白に生き、パンティーを極める。その者の名はパンティーハンター……

首領パッチ「L!! L!! L!!!」

魚雷ガール「ただの変態じゃねーか!!!」 バギャンッ!

首領パッチ「ぎゃああああ!!!」 ドサッ

60: 2013/06/14(金) 20:32:14.71
魚雷ガール「ん?アンタのその髪型もふざけてるわね」

ピクッ

仗助「てめー……今おれのこの頭のことなんつったァーー!!
クレイジーダイヤモンド、ドララララァァーーーーッッ!!」

魚雷ガール「ギョラギョラギョラギョラーーーッ!!」

ドガドゴ!バギドゴォッ!!

仗助「ぐ!!? ば、ばかな……!競り負けた!?な…なんてパワーだ!」

億泰「だがふざけなければ大した攻撃はない!ここはオレに任せな!…………ん?」

グググッ…

億泰「な……か、体が勝手に『荒ぶる鷹のポーズ』を!?」

魚雷ガール「そのポーズふざけてるわーーー!!!」 ドゴーンッ!

億泰「ぐああああ!!?」

仗助「お、億泰ッ!!」

億泰「お…おれは体を動かしてねえ……『空気』が勝手に…動かし……た」

61: 2013/06/14(金) 20:41:45.02
仗助「く…『空気』だと!?」

吉良「なぜ、わざわざわたしがストレイキャットを飼っていたのか?この為だったのだ。
空気を操る能力は……変なポーズを強制できるこの能力は、魚雷ガールに利用できる!!」

早人「(変なポーズ!?それでいいのか殺人鬼ーーー!!)」

仗助「う…うおおおお!天の助ッ!!」

天の助「仗助ッ!!」

<ぷるぷるクレイジーダイヤモンド合体奥義『クレイジーところ天マグナム』>

仗助「ドララララーーーッ!!……穴が開き過ぎたら直す!そしてドララララーーーッ!!」

早人「(もはやただの虐待だーーー!!!)」


吉廣「ぶっ!!!!」


≪吉良吉廣、流れところ天に直撃し氏亡≫

62: 2013/06/14(金) 20:48:53.46
魚雷ガール「ぬ…むうううう!!!」 ドガドガドガ!

ボーボボ「ナイスだ仗助!天の助!今の内にオレが先生を倒す!!」

魚雷ガール「甘いわボーボボッ!アンタのそのサングラス、ふざけ過ぎーーー!!!」 ドゴンッ!

グラサンパリーンッ!

ボーボボ「ぐっ!!……まだだ、たかがメインカメラをやられただけだ!!」

魚雷ガール「な…!?ど、どこにこんな底力が!?」

ボーボボ「いま、地雷ダンディが言った!ボケ頃しは、頃し合いの道具ではないって!!」

魚雷ガール「ボケ頃しは戦場で強力な戦力になる!やむを得ないのよ!」

ボーボボ「あんただってボケもするだろうに!」

早人「(アムロさん!?)」

63: 2013/06/14(金) 20:55:48.60
魚雷ガール「これでとどめよボーボボッ!!」

ボーボボ「うおおおお!鼻毛が、ただの白兵戦用の真拳でないところを見せてやる!」

魚雷ガール「こ、このプレッシャーは!? 体よ、動け!体よ、なぜ動かん!?」

ボーボボ「鼻毛真拳超奥義『アゴチョップーーーッッ』!!!」 ドガァッ!!

魚雷ガール「が…がはっ!!!!」

早人「(出たーー!!しゃくれた人譲りの必殺アゴチョップーーー!!!)」

魚雷ガール「こ、この私が負けるな…んて……な……なぜだ!?」

ボーボボ「魚雷だからさ」

早人「(シャアさん!?)」

魚雷ガール「フフ…帰って来てよかった……強い弟子に…会え……て…………」 ガクッ…

64: 2013/06/14(金) 21:04:21.96
仗助「魚雷ガールは倒した……!あとはてめーだけだな!!」

吉良「こ、これは夢だ……このわたしが追いつめられてしまうなんて……」

康一「あれはッ!!じょ、仗助くんのあの負傷……」

露伴「ぼくらが待ってる間……すでに闘いは始まっていたという事か!」

承太郎「という事は……こいつが吉良吉影!」

女「しっかりしてください、すぐに病院で手当てしてもらえますからね!」

キラークイーン!

吉良「(フフフ……この女にバイツァダストを仕掛けたぞ!)」

康一「た…たいへんだ!!あの女の人が……爆弾に変えられてしまったぞッ!」

露伴「……天の助!ここはぼくたちの出番だ!」

天の助「ああ、頼む!!」

露伴「ヘブンズドアー!!『時速500kmでふっ飛ぶ!』」 ドシュッ!


<ぷるぷるヘブンズドアー合体奥義『時速500kmところ天弾』>

天の助「全てはこの一撃の為に……!!!」

65: 2013/06/14(金) 21:05:16.75
……ドヒュンッ!!

吉良「え……?は、速……っ!!!?」 ドグシャンッ!!


ドッパァァーーーッ ……ドサッ


吉良「が…がはっ!!!……そ、そんな…ばか……な…………」 ガクッ…

救急隊員「おいストーップ!ストーップ!!そこに誰か倒れてるいるぞーーッ!」

女「きゃあああああああ!!」

ドグンンン…!!

救急隊員「た…たいへんだ!男が救急車の下敷きになったぞッ!!」

66: 2013/06/14(金) 21:06:05.47
康一「事故氏……吉良の最期は事故氏……」

カツカツカツ…

魚雷ガール「……あなた達、見事だったわ」

仗助「ぎょ、魚雷ガール!てめーまだ…………ハッ!?こ、これは……」

シュウウウゥゥ…

魚雷ガール「……本体の吉良吉影は氏んだ。私ももう間もなく、消滅する」

ボーボボ「ぎょ、魚雷先生……」

魚雷ガール「散々攻撃して……悪かったわね」

天の助「そんな……先生は吉良吉影に操られていただけじゃないですか!!」

首領パッチ「そうですよ!オレたち気にしてません!」

魚雷ガール「……先生のことが嫌いになっても、武器のことは嫌いにならないでね」

ボーボボ「殺せんs…いや、ギョラせんせー……」

67: 2013/06/14(金) 21:06:39.28
魚雷ガール「さあ……お別れの時がきたわ」

ボーボボ「先生!オレたち先生がいないとダメなんです!」

首領パッチ「ホラ!オレふざけてますよ!!先生!」 ザイガス!無敵要塞ザイガス!

天の助「オレもです!存在がふざけてる天の助ですよ!!」 マンモスラッピーマンモスラッピー!


三人「だから……お別れなんて言わないでください!!」


魚雷ガール「フフ……本当あんた…たち……ふざ…け……す…ぎ…………」


シュウウウゥゥ………

68: 2013/06/14(金) 21:08:02.24
早人「き…消えた……」

康一「……」

承太郎「……」

仗助「……」

億泰「……」

露伴「……」


首領パッチ「涙…シミールシミール……」

ボーボボ「シミナーイシミナーイ……」

首領パッチ「シミールシミール……」

ボーボボ「シミナーイシミナーイ……」

天の助「馬鹿野郎!!……もういくらふざけたって…………先生は帰ってこ…な……」

ボーボボ「う…ううぅ…………」

首領パッチ「そんな……先生…………」

ボーボボ「……う、うわあああああああーーーーーーッ!!!!」

首領パッチ「せんせええええええーーーーーーッ!!!!」

69: 2013/06/14(金) 21:09:13.42
……ぼく(広瀬康一)の住む、ぼくたちの町『杜王町』はとても深く傷ついた。


魚雷ガール、重ちー、辻彩さん……それ以外にもたくさんの人が氏んだ。

失ったものが多過ぎるし、大き過ぎる。


彼女らのおかげでぼくたちは生きている……

それを決して忘れてはいけない。


生きているぼくたちだけが、この傷の痛みを伝え、教訓とし、

そして…………彼女らの分も、これから先生きていくのだから――

70: 2013/06/14(金) 21:10:01.38
主演:ボボボーボ・ボーボボ、首領パッチ、ところ天の助、魚雷ガール

主演:東方仗助、空条承太郎、広瀬康一、エコーズACT3、岸辺露伴、虹村億泰、吉良吉影

キャスト:吉良吉廣、大柳賢、支倉未起隆、噴上裕也、猫草

キャスト:鋼田一豊大、宮本輝之輔、東方朋子、チープトリック、川尻早人

キャスト:靴のムカデ屋店主、シュトロハイム、コインロッカー、犬、猫

キャスト:梨央ちゃんのパンティー男、原作で勃起発言された女、救急隊員


スペシャルサンクス:読者の皆様、コメントを頂いた皆様

企画、制作:1


≪ ~fin~ ≫

71: 2013/06/14(金) 21:10:38.14




首領パッチ「……おいおいこの映画、天の助の活躍多くね?」

天の助「素晴らしい映画だったザマス」

ボーボボ「魚雷先生はいかがでしたか…………ん?」

魚雷ガール「ソフトン様の出ない映画なんて!ふざけ過ぎーーー!!!」 ドゴーンッ!!!

三人「ぎゃああああーーー!!!」



≪ 吉良吉影「キラークイーン第二の爆弾『魚雷ガール』」  -完- ≫

72: 2013/06/14(金) 21:12:47.34
最後までご覧頂きありがとうございました。

まさかボーボボ×ジョジョクロスを二度も書くことになるとは……。
前作で天の助が登場していないので、今作では天の助を多目に活躍させてみました。


読んで頂いた皆様、コメントを頂いた皆様、
本当にありがとうございました。

それでは。

73: 2013/06/14(金) 21:14:05.08


今回も凄く面白かった
この調子で五部も見たいぜ…

引用元: 吉良吉影「キラークイーン第二の爆弾『魚雷ガール』」