1: 2016/08/24(水) 20:58:01.048
C.C.「は?」

ルルーシュ「どうした?」

C.C.「いや、それはこっちの台詞なんだが…」

ルルーシュ「何がだ?」

C.C.「さっき変なことを言っただろう」

10: 2016/08/24(水) 21:02:07.352
ルルーシュ「変なこと…?」

C.C.「今、席を立とうとした私におかしな言いがかりをつけてきただろう」

ルルーシュ「なんだそのことか。別におかしなことでも何でもないだろう?」

C.C.「王の力は人を孤独にするとは言ったが、まさかこれほどとは…。まぁ、いい。とにかく私は少し席を外すぞ」ガタッ

ルルーシュ「やはり、うんこか」

14: 2016/08/24(水) 21:04:48.375
C.C.「……」ストン

ルルーシュ「どうした?間に合わなくなっても知らないぞ」

C.C.「変な言いがかりはやめろ」

ルルーシュ「別に言いがかりをつけた覚えはない」

C.C.「お前に覚えはなくとも、私にはあるんだよ」

19: 2016/08/24(水) 21:11:43.028
ルルーシュ「ふん。それこそ言いがかりだろう」

C.C.「ルルーシュ…お前、いつからそんな面倒くさい男になってしまったんだ」

ルルーシュ「何を言っている。別に俺はお前を引き止めたわけではないし、妨害しようとしているわけでもない。うんこに行くならさっさと行け」

C.C.「だから、どうしてそう決めつける。それはただのお前の願望だろう」

ルルーシュ「そう思うならそう思えばいい。だからさっさと行ってこい」

20: 2016/08/24(水) 21:15:13.521
C.C.「だが、ここで私が席を立てばお前は下品な妄想を巡らせるのだろう?」

ルルーシュ「それこそ俺の勝手だろう」

C.C.「だったら席を立つわけにはいかないな」

ルルーシュ「強情な女だ。お前みたいな奴は、あとで必ず後悔するハメになるんだよ」

C.C.「言わせておけば、好き放題言ってくれる。本当に童Oは口だけは達者で困る」

21: 2016/08/24(水) 21:20:53.591
ルルーシュ「口が達者なのはお前も同じだろう」

C.C.「どこかの構ってちゃんのせいでな」

ルルーシュ「いや、違うな。お前は会話で便意を紛らわせようとしているだけだ」

C.C.「妄想もここまでくると可哀想になってくるな…。ルルーシュ、今のそんなお前を見たらきっとナナリーが悲しむぞ?」

ルルーシュ「俺はお前が漏らす方がナナリーを悲しませることになると思うがな」

23: 2016/08/24(水) 21:24:44.429
C.C.「不愉快だ。ルルーシュ、私は非常に不愉快だ」

ルルーシュ「そうか?俺は愉快でたまらない」

C.C.「もうお前の顔なんて見たくない。どこかに消えてくれないか?」

ルルーシュ「なんとも稚拙な打開策だ。俺を部屋から排除して、その後こっそりうんこをしようという企みは全てお見通しだぞ?」

C.C.「いかにも童Oが思いつきそうなことだ。有り体に言って、お前は最低だよルルーシュ」

25: 2016/08/24(水) 21:27:17.814
ルルーシュ「最低?最高の間違いじゃないのか?」

C.C.「ふざけるな!どこが最高だ!!」

ルルーシュ「お前の便意が、今最高潮に達しているだろう?」

C.C.「呆れて言葉も出ないな」

ルルーシュ「それはもう、言葉を交わす余裕すらないということか?」

27: 2016/08/24(水) 21:30:09.126
C.C.「……何が目的だルルーシュ」

ルルーシュ「何のことだ?」

C.C.「私の邪魔をすることに、何の意味があるのかと聞いている!!」

ルルーシュ「だから邪魔などしていないだろう。うんこに行きたければさっさと行け。俺は初めからそう言っている」

C.C.「ルルーシュ!いい加減にしてくれ!!」

30: 2016/08/24(水) 21:34:10.831
ルルーシュ「まぁそう怒るな。そこまで聞きたいというならば、目的とやらを明らかにしてやろう」

C.C.「さっさと言え」

ルルーシュ「どうした?そろそろ便意が限界か?」

C.C.「さっさと言え!!」

ルルーシュ「まさかお前がそこまで取り乱すとはな…フハハハハ!いいだろう!教えてやる!俺の目的、それは……今のこの状況を最大限楽しむことだ!!」

32: 2016/08/24(水) 21:39:55.679
やるなルルーシュ

33: 2016/08/24(水) 21:40:09.627
C.C.「何を…言っている?」

ルルーシュ「そうだな…例えば、お前が今からうんこに行って、奇跡的に間に合う未来。そして、間に合わずに漏らした未来。その狭間こそが、今この瞬間なのだ!そんな、どっちつかずのこの現在こそ、俺は愛おしいと感じるのだよ」

C.C.「……狂っている」

ルルーシュ「何を今更。俺はお前に力を授かったその時から、ずっと狂い続けているよ」

C.C.「私は…そんなつもりでお前に力を授けたわけではない!!」

34: 2016/08/24(水) 21:45:04.048
ルルーシュ「うるさいぞC.C.。どうやら随分と余裕を無くしているようだな」

C.C.「……私はいつでも余裕だ。それよりルルーシュ。不毛な舌論を繰り広げて、さぞ喉が渇いただろう?」

ルルーシュ「は?喉など別に…」

C.C.「いいから飲め。私の髪の色と同じ、よく冷えた緑茶だ。美味いぞ」コトッ

ルルーシュ「……なんのつもりだ?」

36: 2016/08/24(水) 21:49:40.126
C.C.「どうした。飲めないのか?ふっ…ブリタニア皇帝の名が泣いているぞ」

ルルーシュ「安い挑発だな。だがまぁ、臆していると取られるのは断じて許せない。素直に頂くとしよう」ゴクゴク

C.C.「ほら、次だ」コトッ

ルルーシュ「ふん。何杯でも飲んでやる」ゴクゴク

C.C.「その虚勢、いつまで続くか見ものだな」コトッ

40: 2016/08/24(水) 21:54:24.187
ルルーシュ「ゴクゴク……ぷはっ」

C.C.「次だ」コトッ

ルルーシュ「くっ…!」ゴクゴク

C.C.「さぁ、次だ」コトッ

ルルーシュ「くそっ!」ゴクゴク

C.C.「どうした?ペースが落ちているぞ」コトッ

41: 2016/08/24(水) 22:02:33.609
ルルーシュ「いい加減にしろ!!何杯飲ませるつもりだ!!」

C.C.「お前が何杯でも飲んでみせると言ったんじゃないか。まぁいい。このくらいにしておいてやろう」

ルルーシュ「なんだ。俺のご機嫌取りをして退室する許しを乞おうという魂胆かと思ったが、違うのか。いや、その企みが成就するまで自分の腹がもたないと悟ったか…。なんにせよ、そろそろ頃合いのようだな」スッ

C.C.「ル、ルルーシュ…?何を?」

ルルーシュ「いやなに、少しばかりお前の匂いを嗅いでみようと思ってな」クンクン

42: 2016/08/24(水) 22:05:14.646
どうした?ペースが落ちてるぞ

43: 2016/08/24(水) 22:06:07.269
書き溜めは当然してあるだろうし、うんこか

44: 2016/08/24(水) 22:07:22.200
C.C.「やめろ!!嗅ぐな!!」

ルルーシュ「おや?この香ばしい臭いはまさか…?」

C.C.「ば、馬鹿なことを言うな!!そんな臭いなどしていない!!」

ルルーシュ「シッ…静かにしろ」

C.C.「ルルーシュ……?」グリュリュリュリュ~

ルルーシュ「フハッ!」

C.C.「ッ!?」///////

45: 2016/08/24(水) 22:11:05.432
ルルーシュ「なぁんだ今の音は!?ええ?何だったんだC.C.!!」

C.C.「ク、クズめ…」プルプルプルプル

ルルーシュ「最高の褒め言葉だ」

C.C.「くっ…このままではジリ貧になる。何か…何か手は……そうだ!」

ルルーシュ「どぉした?何か思いついたのかぁ?」

46: 2016/08/24(水) 22:12:03.137
ぶりタニア

49: 2016/08/24(水) 22:15:31.057
C.C.「思いついたのではない。思い出したのだ」

ルルーシュ「何をだ?」

C.C.「お前の子を妊娠しているということを」

ルルーシュ「そうか。それで?」

C.C.「やけに冷静だな」

ルルーシュ「いや、そんな重大なことを今の今まで忘れていたと主張するお前に驚いている」

52: 2016/08/24(水) 22:19:05.018
C.C.「驚かせようと思って秘密にしていたんだがな…ふふっ、まさか私まで忘れてしまうとは」

ルルーシュ「臭い芝居はよせ。それで、だから何だというのだ?」

C.C.「実はもう臨月で、そろそろ産まれそうなんだ」

ルルーシュ「臨月…?この腹が…?」サワリ

C.C.「さ、触るな!?」ビクッ

55: 2016/08/24(水) 22:21:04.744
はよトイレ行池

56: 2016/08/24(水) 22:23:06.250
ルルーシュ「もういい。わかったよ。さっさとうんこに行け」

C.C.「だから出産だと言っているではないか!」

ルルーシュ「ならば早くうんこを出産してやれ」

C.C.「お、お前に父性を求めた私が馬鹿だった」

ルルーシュ「父性ならちゃんとある。産まれたら、そうだな…うんこと名付けようじゃないか」

59: 2016/08/24(水) 22:25:35.266
クソスレ

60: 2016/08/24(水) 22:27:33.367
クソワロタ

62: 2016/08/24(水) 22:30:25.991
C.C.「ルルーシュ、お前は本当に卑劣な男だな」

ルルーシュ「俺が卑劣ならお前は下劣な女だC.C.。よくもまぁ、妊娠したなどと嘘をつけるものだ。それでこれまで一体何人の男を騙してきたんだ?」

C.C.「童Oのお前ならば、この手の話にはすぐに引っかかると思ったが…誤算だったな」

ルルーシュ「違うな。間違っているぞC.C.!童Oだからこそ、俺は引っかからなかったのだ!!一度でもお前に手を出していたらならば、危ないところだった…おや?」ブルリ

C.C.「ふっ…そろそろ頃合いのようだな」

65: 2016/08/24(水) 22:34:04.398
ルルーシュ「C.C.……まさか、お前…!」ギリッ

C.C.「どうした。ルルーシュ?」

ルルーシュ「くっ…!」モジモジ

C.C.「落ち着きがなくなって」

ルルーシュ「くそぉっ!!」

C.C.「顔色が悪いぞ?」ニヤッ

68: 2016/08/24(水) 22:39:09.626
ルルーシュ「馬鹿な…!トイレは少し前に済ませたばかりの筈。それなのに、この尿意は一体…?」

C.C.「ほら、私の髪を見て気付かないか?」ファサッ

ルルーシュ「緑の…髪?…ハッ!?」

C.C.「そう、先ほどの緑茶だよルルーシュ」

ルルーシュ「こ、この俺が、まさかそんな古典的な方法に引っかかるなんて…!!」

71: 2016/08/24(水) 22:43:10.102
C.C.「意外だな。私の企みなど、既に看破しているものとばかり思っていたが、どうやら上手くいったようでなによりだ」

ルルーシュ「C.C.…!!」ギリギリッ

C.C.「ああ、その顔だルルーシュ。私はお前のそんな顔が愛おしい。思わず張り倒したくなるほどに、な」

ルルーシュ「魔女め…!!」

C.C.「最高の褒め言葉だ」

73: 2016/08/24(水) 22:47:03.127
ルルーシュ「ふん。お前などに付き合ってる暇はなくなった。そこをどけ、C.C.」

C.C.「なんだ?うんk」

ルルーシュ「うんこだ!!」

C.C.「えっ…」

ルルーシュ「もう大だろうが小だろうがどちらでもいい。俺は漏らさない明日が欲しいんだッ!!」

74: 2016/08/24(水) 22:47:29.288
かっこいいな

75: 2016/08/24(水) 22:49:48.759
さすがルルーシュだ

76: 2016/08/24(水) 22:50:26.934
C.C.「ま、待つんだルルーシュ!!」ガバッ

ルルーシュ「ええい!!離せ!!」

C.C.「待ってくれ!ほ、ほら、最初に私にしたように、あのくだりをもう一度やろう!?」

ルルーシュ「それで俺になんの得がある?」

C.C.「と、得とか、そういうことじゃなくてだな…」オロオロ

79: 2016/08/24(水) 22:53:08.989
ルルーシュ「見苦しいぞC.C.!!」

C.C.「頼む…頼むから待ってくれルルーシュ」

ルルーシュ「ん?まさかお前…?」

C.C.「な、なんだ。言いたいことがあるならハッキリ言ってみろ!!」

ルルーシュ「漏らしたのか?」

81: 2016/08/24(水) 23:01:22.782
C.C.「そんなわけないだろう!!」

ルルーシュ「ふむ。まだ異臭もしないな。ならば何故そこまで狼狽える。俺がトイレに行けば、お前も晴れて自由の身となり、こっそりトイレに行くことも可能な筈だ。それなのに、何故……?」

C.C.「そ、それは、その……つまり……」モジモジ

ルルーシュ「わかったぞC.C.。お前はもはや一歩も歩けない。そこまで切羽詰まっているということだな?」

C.C.「そ、そうだ。言っておくが、全てお前のせいだからなルルーシュ」

82: 2016/08/24(水) 23:06:58.484
ルルーシュ「いや、お前が意地を張り続けたからだ。人のせいにするな。お前のような強情な女はいつか必ず後悔すると、そう言っただろう?」

C.C.「だって!お前が意地悪するから!!」

ルルーシュ「知らん。さっさと離せ」

C.C.「た、頼むから見捨てないでくれ!お願いだルルーシュ!!」

ルルーシュ「ええい!鬱陶しい!!」

86: 2016/08/24(水) 23:12:38.154
C.C.「な、波が収まれば、歩けるようになるから…だから、それまでそばに居てくれ…」グスン

ルルーシュ「泣いて…いるのか?」

C.C.「えっ?あっ…な、涙なんて…久しぶりだ」

ルルーシュ「ふん。……仕方のない奴だ」

C.C.「ルルーシュ…ありがとう。…ありがとう」グスングスン

ルルーシュ「もう泣くな!まるで俺が泣かせたみたいだろうが!!」

90: 2016/08/24(水) 23:17:42.816
C.C.「……そろそろ、平気みたいだ」

ルルーシュ「ならばさっさと行くぞ。俺も既に限界が近い。トイレが部屋から出てすぐの場所に設置されてあるのは僥倖だったな」

C.C.「頼みがある」

ルルーシュ「……なんだ?」

C.C.「……手を握っていて欲しい。私を、置いていかないでくれ」

ルルーシュ「俺とお前は運命共同体だ。だから、お前を置いていくなど……ありえない」ガシッ

92: 2016/08/24(水) 23:24:39.999
C.C.「ルルーシュ…今のお前はなかなか悪くない」

ルルーシュ「減らず口はそこまでにしておけ。しっかり手を握れ。走るぞッ!!」ダダッ

C.C.「待って!!待ってくれルルーシュ!?また波が…波がまた来た!!」グリュリュリュリュ…

ルルーシュ「ええい離せ!!もうお前ことなど知らん!!トイレはもう目の間なんだ!!」

C.C.「少し休憩だ!ほら、お前は運動が得意な方じあないだろう!?だから、足をもつれさせでもしたら大変だ!!」

ルルーシュ「俺は這ってでもトイレに行くッ!!だから今すぐ離せぇ!!!!」

96: 2016/08/24(水) 23:33:13.657
C.C.「……収まったようだ」

ルルーシュ「この世界の端から端まで探しても、お前より自分勝手な女は居ないだろうな」ピョンピョン

C.C.「ルルーシュ、女は自分勝手なくらいが丁度いいんだよ。それよりどうした?さっきから嬉しそうに飛び跳ねて…何か良いことでもあったのか?」

ルルーシュ「我慢の限界なんだよ!!それくらい見てわかれ!!」ピョンピョン

C.C.「遊んでないで、ほら、急ぐぞ」

ルルーシュ「……俺は自分勝手な女が大嫌いだよ。くそぉ!!間に合えぇぇ!!」ダダダッ

ガチャッ

100: 2016/08/24(水) 23:37:46.017
ルルーシュ・C.C.「「ふぅ。間に合った」」

ルルーシュ・C.C.「「!?」」


C.C.「おい、ルルーシュ。どうして数ある扉から同じ個室を選んだ?」

ルルーシュ「それはこっちの台詞だ。さっさと出て行けC.C.」

C.C.「ふんっ。言われなくともそうする……ッ!?」グリュリュリュリュ…

ルルーシュ「お、俺ももう限界だ…!!」ゾクゾク

104: 2016/08/24(水) 23:43:37.644
C.C.「ルルーシュ、俺もはあとだ。出来ればこの場から消えてくれるとありがたいんだが?」

ルルーシュ「お前こそ消えるべきだ。だいたい、何故俺がお前にトイレを譲らなければならないんだ?」

C.C.「レディーファーストなのは当然だろう?」

ルルーシュ「実に陳腐な言葉だ。そんなもの、犬に食わせることすら勿体無い。それに男女平等という観点からすると……ん?そうだ!良い方法を思いついたぞC.C.!!」

C.C.「どうせロクでもないことだろう?」

110: 2016/08/24(水) 23:49:02.399
ルルーシュ「まぁ聞け。確かに便座は一つしかない。そして、それを1人で使おうとするからこうして諍いが起きるわけだ」

C.C.「つまり…?」

ルルーシュ「ここは公平に2人で使おう」

C.C.「なるほどな。やはりお前は頭が良いな。いや?頭がおかしいだけか…?まぁ、いい。しかし、具体的にどうするつもりだ?」

ルルーシュ「お前が便座に座り脱糞し、大股を広げたところに俺が放尿する」

114: 2016/08/24(水) 23:51:59.722
洋式なら使える策だが和式なら…?

115: 2016/08/24(水) 23:52:33.265
C.C.「やはり頭がおかしいだけだったか。ルルーシュ……私は悲しくなってきたよ」

ルルーシュ「いいから聞け。話はまだ終わってない。その手法が使えたのはつい先刻までの話だ。残念ながら今はもう使えない」

C.C.「別に残念とは欠片も思っていないが一応聞いておこう。何故だ?」

ルルーシュ「俺もうんこがしたいからだ」キリッ

C.C.「ルルーシュ…お前という奴は…」

119: 2016/08/24(水) 23:56:19.360
ルルーシュ「そこで第二案だ」

C.C.「聞きたくない。聞きたくないが、このままでは2人共漏らすしかないか……仕方ない。言ってみろ」

ルルーシュ「互いが背中合わせになって便座に半分ずつ腰掛け、同時に脱糞する。これこそが『たった一つの冴えたやり方』だ」

C.C.「……冴えてなくてもいいから他の方法はないのか?」

ルルーシュ「ない」

122: 2016/08/24(水) 23:58:02.508
それ飛び散るよね

128: 2016/08/25(木) 00:04:06.199
ルルーシュ「さぁ、善は急げだ。いや、便は急げとでも言っておこうか。ほら、さっさと座れ」ストン

C.C.「上手いことを言うな。脱力して決壊したらどうするんだ。わかった。わかったよ…これでいいか?」ストン

ルルーシュ「では、3、2、1で、同時にいくぞ。3!」

C.C.「待ってくれ。便座に横掛けで更に半分しか座れないのはどうも不安定で仕方ない。このままでは落ちてしまう」グラグラ

ルルーシュ「バランス感覚のない奴はこれだから……とはいえ、俺も自信があるわけではないからな。出し終えた後で便座に嵌るのだけはなんとしても避けたい。そうだな……ならば、こうしよう」ガシッ

132: 2016/08/25(木) 00:09:10.669
C.C.「ルルーシュ…?」

ルルーシュ「前傾姿勢になり、後ろ手に互いの両腕を引き合うんだ。ほら、お前も俺の腕を掴んで引き寄せろ」

C.C.「こ、こうか…?」グッ

ルルーシュ「もっとだC.C.!!もっと互いの尻を強くくっつけるように!!」グイッ

C.C.「わ、わかった!」グイッ

ルルーシュ「よし、カウントいくぞ!!3、2、1!!」

134: 2016/08/25(木) 00:10:14.718
凄まじい才能を感じる

136: 2016/08/25(木) 00:12:36.581
ルルーシュ「……」

C.C.「……」


ルルーシュ「おい、何をやっているC.C.」

C.C.「それはこっちの台詞だルルーシュ」

ルルーシュ「俺はカウントの後に同時に脱糞しろと、そう言った筈だが?」

C.C.「そう言ったお前が何故脱糞してないんだ?」

139: 2016/08/25(木) 00:16:16.210
ルルーシュ「愚問だな。俺は作戦の立案者として、この策の成否を見届ける必要がある」

C.C.「見事に失敗したわけだが?」

ルルーシュ「お前のせいでな」

C.C.「いや、お前のせいだ」

ルルーシュ「いーや、お前のせいだ!!」

C.C.「お前せいだろう!!」

144: 2016/08/25(木) 00:21:12.689
ルルーシュ「やめよう。お互い背中合わせで、顔も見えない相手に罵り合うなんてみっともなさ過ぎる」

C.C.「珍しく意見が合ったな。その点については私も同感だ」

ルルーシュ「では、こういうのはどうだ?カウントの後に、互いに何かを叫びながら脱糞する。そうすれば気恥ずかしさも少しは薄れるだろう?」

C.C.「それは余計に恥ずかしくないか…?」

ルルーシュ「なら他に良い案を出せ」

146: 2016/08/25(木) 00:26:24.410
C.C.「わかったよ。もうそれでいい。それにしてもルルーシュ、お前には心底がっかりだよ」

ルルーシュ「俺だってお前にはがっかりさせられっぱなしだ」

C.C.「そうではなくて、お前の尻の締まりの悪さにがっかりだと言っているんだ」

ルルーシュ「聞き捨てならないな。お前こそ、ガバガバではないか」

C.C.「私はキツキツだよ」

ルルーシュ「ほぅ?」

C.C.「どっちも、な」

ルルーシュ「ッ!?」/////

148: 2016/08/25(木) 00:32:27.020
C.C.「どうしたルルーシュ?顔が赤いぞ」

ルルーシュ「ふん……背中合わせで顔など見えるものか」

C.C.「それもそうだな。それで、私が言いたいのは、お前が便意を感じてから限界を迎えるまで間隔が短すぎるということだ。まるで、ワザと私に合わせたかのように、そう思える」

ルルーシュ「俺がお前と一緒に脱糞することに、一体何の意味があると?」

C.C.「そうだな…例えば、その股間に付いている男性器を見たことのない同人作家が描いたような貧相なイチモツを私に見せ付ける為…なんてことも考えられるな」

149: 2016/08/25(木) 00:33:26.682
こいつらトイレで何してんだよ

153: 2016/08/25(木) 00:36:37.790
ルルーシュ「おい、言い過ぎだ」

C.C.「すまなかった。爪楊枝とでも言うべきだったか?」

ルルーシュ「……痴女め」

C.C.「お前になら、そう呼ばれても悪い気はしないな」

ルルーシュ「……戯言はもう、沢山だ。もう、終わりにしよう。カウントいくぞ。3、2、1…!」

159: 2016/08/25(木) 00:44:57.783
C.C.「ふふっ…ルルーシュ、その手には乗らn」

ルルーシュ「C.C.!」

C.C.「へ?」


ルルーシュ「誰よりもお前のことを愛してる!!」

C.C.「な、なな…なにゅを…あっ」ブリュッブリュリュリュリュリュリュリュ…


ルルーシュ「フハッ!」


C.C.「は、計ったなルルーシュ!!!!あ、ああああ、ああああああ…」ブリュッブリュリュリュッリュリュリュリュ…

ルルーシュ「フハハハハハハハッ!!」ブリュッブリュリュリュッリュリュリュッリュ…

161: 2016/08/25(木) 00:45:47.301
何笑ってんだよwwwwwwww

167: 2016/08/25(木) 00:56:11.557
C.C.「ルルーシュ、お前は…お前という奴は、本当に糞に塗れて氏ねばいい」

ルルーシュ「皇帝のこの俺が、糞に塗れるなどあってはならない。その散り際は、鮮血こそ相応しい」

C.C.「ルルーシュ…お前」

ルルーシュ「C.C.、お前のおかげで俺の人生は糞に塗れずに済んだ。感謝しているよ」

C.C.「もう、行ってしまうのか…?」

ルルーシュ「ああ。もう、時間だ」

C.C.「ルルーシュ、私と一緒に逃げよう!例え誰に追われようとも、逃げて、逃げて、私と生きよう!!」


ルルーシュ「撃っていいのは…」

C.C.「ルルーシュ…」


ルルーシュ「撃たれる覚悟がある奴だけだ。俺は撃った。何人も、この手で。だから、逃げない」

173: 2016/08/25(木) 01:04:53.876
C.C.「私を…置いて行ってしまうのか…?私との契約は…私を頃すという約束はどうなる!?」

ルルーシュ「その契約はもう既に更新された筈だ。お前はこれから、自由に生きればいい。オレンジ畑にでも行って、今日の出来事をふと思い出して笑うような、そんな生活がお似合いだ」

C.C.「わかった。私はもう止めない。それがお前の願いだと言うのなら…」


ルルーシュ「さらばだC.C.。そして始めよう…いや、終わらせよう!ゼロ・レクイエムを!!」


次回、コードギアス 反逆のルルーシュ R2

TURN.25 『RE;」


FIN

178: 2016/08/25(木) 01:17:16.211
乙乙

引用元: C.C.「少し席を外すぞ」ルルーシュ「うんこか?」