1: 2017/02/21(火) 10:28:53.510
事が起こる5分前
サターニャ「おーい!ガヴリール~!遊びに来たわよ~」
ガヴリール「うっせえな来んなよ」
サターニャ「今日という今日はあんたに引導を渡してあげるわ!」
サターニャ「おーい!ガヴリール~!遊びに来たわよ~」
ガヴリール「うっせえな来んなよ」
サターニャ「今日という今日はあんたに引導を渡してあげるわ!」
2: 2017/02/21(火) 10:29:26.258
サターニャ「じゃ~ん!これ!何かわかる?」
ガヴリール「…リボルバー式拳銃?」
サターニャ「ちっちっち…!わかってないわねガヴリール!」
サターニャ「これは先週に魔界通販で手に入れたロシアンルーレット拳銃よ!」
ガヴリール「ロシアンルーレット拳銃?」
サターニャ「なに?あんたそんなことも知らないの?」
サターニャ「いいわ!特別に私が教えてあげる!」
サターニャ「ロシアンルーレットってのは1発だけ球の入った拳銃…それを頭に向けて撃つの…交代交代にね」
サターニャ「それでアタリを引いたほうが負けってわけ」
サターニャ「天才の私でもこのルールを覚えるのに1時間かかったわ…」
サターニャ「あんたに理解できるかしら?」
ガヴリール「…リボルバー式拳銃?」
サターニャ「ちっちっち…!わかってないわねガヴリール!」
サターニャ「これは先週に魔界通販で手に入れたロシアンルーレット拳銃よ!」
ガヴリール「ロシアンルーレット拳銃?」
サターニャ「なに?あんたそんなことも知らないの?」
サターニャ「いいわ!特別に私が教えてあげる!」
サターニャ「ロシアンルーレットってのは1発だけ球の入った拳銃…それを頭に向けて撃つの…交代交代にね」
サターニャ「それでアタリを引いたほうが負けってわけ」
サターニャ「天才の私でもこのルールを覚えるのに1時間かかったわ…」
サターニャ「あんたに理解できるかしら?」
3: 2017/02/21(火) 10:29:57.500
ガヴリール「バカにしてんのか?ルールくらい知っとるわ」
サターニャ「えっ!?あんたルール知ってたの?!」
ガヴリール「つーかリボルバー式拳銃の名前にロシアンルーレットつけただけだろこれ」
ガヴリール「まあいいか…そのロシアンルーレットで勝負しろってことだろ?」
サターニャ「そ…そういうことよ!とにかく!わたしと勝負しなさい!」
ガヴリール ( めんどくせーけど断ったら居座るつもりなんだろーな )
ガヴリール「仕方ねーな…じゃあさっさとやろうぜ」
サターニャ ( ヤタッ! ) グッ
ガヴリール「やる前に聞くけどこれ本物の弾入ってんの?」
サターニャ「えっと…説明書によると撃たれると笑いが止まらなくなる弾が入ってるらしいわね」
サターニャ「フッフッフ…!ガヴリール!この前の屈辱…晴らさせてもらうわよ!恐怖におののくがいいわ!」
サターニャ「えっ!?あんたルール知ってたの?!」
ガヴリール「つーかリボルバー式拳銃の名前にロシアンルーレットつけただけだろこれ」
ガヴリール「まあいいか…そのロシアンルーレットで勝負しろってことだろ?」
サターニャ「そ…そういうことよ!とにかく!わたしと勝負しなさい!」
ガヴリール ( めんどくせーけど断ったら居座るつもりなんだろーな )
ガヴリール「仕方ねーな…じゃあさっさとやろうぜ」
サターニャ ( ヤタッ! ) グッ
ガヴリール「やる前に聞くけどこれ本物の弾入ってんの?」
サターニャ「えっと…説明書によると撃たれると笑いが止まらなくなる弾が入ってるらしいわね」
サターニャ「フッフッフ…!ガヴリール!この前の屈辱…晴らさせてもらうわよ!恐怖におののくがいいわ!」
5: 2017/02/21(火) 10:30:23.823
ガヴリール「へいへい…んでどっちが先に始めんの?」
サターニャ「正当なルールでいくわ!ジャンケンで決めましょ!」
ガヴリール「じゃそれでいいか」
サターニャ「いくわよ~!」
ガヴリール「じゃんけん」
サターニャ「ポン!」
ガヴリール「私の勝ちか」
サターニャ「うぇ~なんで負けちゃうのよ~」
サターニャ「…3回勝負よ」
ガヴリール「お前さっき自分で正当なルールって言ってたよな」
サターニャ「正当なルールでいくわ!ジャンケンで決めましょ!」
ガヴリール「じゃそれでいいか」
サターニャ「いくわよ~!」
ガヴリール「じゃんけん」
サターニャ「ポン!」
ガヴリール「私の勝ちか」
サターニャ「うぇ~なんで負けちゃうのよ~」
サターニャ「…3回勝負よ」
ガヴリール「お前さっき自分で正当なルールって言ってたよな」
6: 2017/02/21(火) 10:30:46.977
サターニャ「うっ…わかったわよ」
スチャッ
サターニャ「じゃあ…いくわよ…」
サターニャ「…!!」
ガヴリール「…」
サターニャ「…!!!!」
ガヴリール「…」
サターニャ「…!!!!!!」
ガヴリール「…さっさと引けよ」
サターニャ「わ、わかってるわよ!」
ガヴリール「もしかしてビビってんのか?」
サターニャ「ビビってなんかないわよ!!」
スチャッ
サターニャ「じゃあ…いくわよ…」
サターニャ「…!!」
ガヴリール「…」
サターニャ「…!!!!」
ガヴリール「…」
サターニャ「…!!!!!!」
ガヴリール「…さっさと引けよ」
サターニャ「わ、わかってるわよ!」
ガヴリール「もしかしてビビってんのか?」
サターニャ「ビビってなんかないわよ!!」
8: 2017/02/21(火) 10:31:01.649
サターニャ「ここここうしたほうが雰囲気出るからえええ演出してやってんのよ!」
ガヴリール「大丈夫か?手めちゃ震えてんぞ」
サターニャ「大丈夫!大丈夫よ…!」
サターニャ「す~は~!す~は~!」
サターニャ「ふぅ…」
カチャッ
サターニャ「やるわよ…」
ジー…カチャッ
サターニャ「…」ドキドキ
サターニャ「えいっ!」カチッ
パーン!
ガヴリール「大丈夫か?手めちゃ震えてんぞ」
サターニャ「大丈夫!大丈夫よ…!」
サターニャ「す~は~!す~は~!」
サターニャ「ふぅ…」
カチャッ
サターニャ「やるわよ…」
ジー…カチャッ
サターニャ「…」ドキドキ
サターニャ「えいっ!」カチッ
パーン!
10: 2017/02/21(火) 10:31:33.161
ドサッ
ガヴリール「……」
ガヴリール「………えっ…」
ガヴリール「お、おい!サターニャ?」
サターニャ「」
ガヴリール「…ぁ」
ガヴリール「…しんでる」ビチャ
ガヴリール「………血」
ガヴリール「やべ…これどうしよ…」
ガヴリール「………」
ガヴリール「…!そうだ!」
ガヴリール「遺体 処理 どうする…っと」カチャカチャ…ッターン
ガヴリール「…………………」
ガヴリール「……」
ガヴリール「………えっ…」
ガヴリール「お、おい!サターニャ?」
サターニャ「」
ガヴリール「…ぁ」
ガヴリール「…しんでる」ビチャ
ガヴリール「………血」
ガヴリール「やべ…これどうしよ…」
ガヴリール「………」
ガヴリール「…!そうだ!」
ガヴリール「遺体 処理 どうする…っと」カチャカチャ…ッターン
ガヴリール「…………………」
11: 2017/02/21(火) 10:31:57.101
次の日
ヴィーネ「おはよう!ガヴ」
ガヴリール「…ウィッス」
ヴィーネ「あんたどうしたの?目の隈すごいわよ?」
ガヴリール「…ネトゲやりすぎたんだよ」
ヴィーネ「何時までやってたのよ」
ガヴリール「今朝の7時まで」
ヴィーネ「日が昇るまでやってたの!?そりゃそうなるわよ」
ヴィーネ「でもあんたがそうなるのは珍しいわね何かあったの?」
ガヴリール「…昨日がアプデ日で…新しいイベントのドロップアイテム収集してたらこんな時間になってた…ふわぁ」
ヴィーネ「まったく呆れるわ…ほどほどにしなさいよ」
ガヴリール「へいへい」
ヴィーネ「おはよう!ガヴ」
ガヴリール「…ウィッス」
ヴィーネ「あんたどうしたの?目の隈すごいわよ?」
ガヴリール「…ネトゲやりすぎたんだよ」
ヴィーネ「何時までやってたのよ」
ガヴリール「今朝の7時まで」
ヴィーネ「日が昇るまでやってたの!?そりゃそうなるわよ」
ヴィーネ「でもあんたがそうなるのは珍しいわね何かあったの?」
ガヴリール「…昨日がアプデ日で…新しいイベントのドロップアイテム収集してたらこんな時間になってた…ふわぁ」
ヴィーネ「まったく呆れるわ…ほどほどにしなさいよ」
ガヴリール「へいへい」
13: 2017/02/21(火) 10:32:28.568
ヴィーネ「ところでサターニャはまだかしら」
ガヴリール「…さぁ?」
ヴィーネ「あの子この前からずっとそわそわしていて気になるのよね」
ガヴリール「ふーん」
ヴィーネ「何かサターニャ言ってなかった?」
ガヴリール「…知らん」
ヴィーネ「はぁ…だよね」
ガヴリール「…」
ガヴリール「…さぁ?」
ヴィーネ「あの子この前からずっとそわそわしていて気になるのよね」
ガヴリール「ふーん」
ヴィーネ「何かサターニャ言ってなかった?」
ガヴリール「…知らん」
ヴィーネ「はぁ…だよね」
ガヴリール「…」
21: 2017/02/21(火) 10:34:55.878
完
34: 2017/02/21(火) 10:57:40.920
ガヴリール「ラフィエル~」
ラフィエル「あっガヴちゃ~んどうしたの?」
ガヴリール「ちょっとお願いがあって…」
ラフィエル「お願い?ガヴちゃんが?珍しいですねぇ」
ガヴリール「うん…まあ」
ガヴリール「そんでお願いがあるんだけど、この前の聖書…あれちょっと貸してほしいんだ」
ラフィエル「聖書…?」
ラフィエル「あ~この前のサターニャちゃんに見せてた!」
ラフィエル「!そういえば今日サターニャちゃんいないですね!何かあったんでしょうか?」
ラフィエル「あっガヴちゃ~んどうしたの?」
ガヴリール「ちょっとお願いがあって…」
ラフィエル「お願い?ガヴちゃんが?珍しいですねぇ」
ガヴリール「うん…まあ」
ガヴリール「そんでお願いがあるんだけど、この前の聖書…あれちょっと貸してほしいんだ」
ラフィエル「聖書…?」
ラフィエル「あ~この前のサターニャちゃんに見せてた!」
ラフィエル「!そういえば今日サターニャちゃんいないですね!何かあったんでしょうか?」
40: 2017/02/21(火) 11:07:19.606
ガヴリール「あーそういえば今日見てないな」
ガヴリール「菓子でも食い過ぎて腹でも壊したんじゃないのか?」
ラフィエル「あはは~サターニャさんならありえそうですね~」ニコニコ
ラフィエル「あっ!聖書でしたね」
ラフィエル「え~っと」ゴソゴソ
ラフィエル「はい!どうぞ」
ガヴリール「サンキュー」
ガヴリール「あ、これ明日まで借りていい?」
ラフィエル「いいですけど?何かに使うの?」
ガヴリール「うん…ちょっと今やってるゲームで聖書が必要で」
ガヴリール ( ちょっと苦しすぎるか? )
ラフィエル「ゲーム…ですか?」
ラフィエル「私にはよくわかりませんが…わかりました!」
ガヴリール ( セーフ…か? )
ガヴリール「んじゃ明日返すわ」
ラフィエル「はい~!では~」
ラフィエル「…」
ガヴリール「菓子でも食い過ぎて腹でも壊したんじゃないのか?」
ラフィエル「あはは~サターニャさんならありえそうですね~」ニコニコ
ラフィエル「あっ!聖書でしたね」
ラフィエル「え~っと」ゴソゴソ
ラフィエル「はい!どうぞ」
ガヴリール「サンキュー」
ガヴリール「あ、これ明日まで借りていい?」
ラフィエル「いいですけど?何かに使うの?」
ガヴリール「うん…ちょっと今やってるゲームで聖書が必要で」
ガヴリール ( ちょっと苦しすぎるか? )
ラフィエル「ゲーム…ですか?」
ラフィエル「私にはよくわかりませんが…わかりました!」
ガヴリール ( セーフ…か? )
ガヴリール「んじゃ明日返すわ」
ラフィエル「はい~!では~」
ラフィエル「…」
42: 2017/02/21(火) 11:18:44.468
サターニャ「」
ガヴリール「聖書を…こうして…と」
ピカーッ
サターニャ「」ジュゥゥゥ
ガヴリール「おぉ…すげえ」
サターニャ「」ジュワジュワジュワ
サターニャ「」ドロドロドロ
シュワァァァァァ
サターニャ「」キラキラキラ
キラキラキラキラキラキラキラ…キラ…
ガヴリール「…消えたか」
ガヴリール「聖書を…こうして…と」
ピカーッ
サターニャ「」ジュゥゥゥ
ガヴリール「おぉ…すげえ」
サターニャ「」ジュワジュワジュワ
サターニャ「」ドロドロドロ
シュワァァァァァ
サターニャ「」キラキラキラ
キラキラキラキラキラキラキラ…キラ…
ガヴリール「…消えたか」
43: 2017/02/21(火) 11:28:18.546
ガヴリール「これでひとまず安心か」
ガヴリール「あとはあいつらをどう誤魔化すか…だな」
ラフィエル「ガヴちゃん」
ガヴリール「!?」
ガヴリール「ラフィエル!どうしてここに?!」
ラフィエル「おかしいと思っていたんですよ…」
ラフィエル「昨日サターニャさんがガヴちゃんの家に行ったのにガヴちゃんが知らないなんて言うはずがないんですから」
ガヴリール「…」
ヴィーネ「ガヴリール…あんた…」
ガヴリール「ヴィーネ…」
ヴィーネ「あんた…自分が何をやったのかわかっているの?」
ガヴリール「いや…だってあれはサターニャが…」
ヴィーネ「誤魔化さないで!!!」
ガヴリール「っ!」ビクッ
ガヴリール「あとはあいつらをどう誤魔化すか…だな」
ラフィエル「ガヴちゃん」
ガヴリール「!?」
ガヴリール「ラフィエル!どうしてここに?!」
ラフィエル「おかしいと思っていたんですよ…」
ラフィエル「昨日サターニャさんがガヴちゃんの家に行ったのにガヴちゃんが知らないなんて言うはずがないんですから」
ガヴリール「…」
ヴィーネ「ガヴリール…あんた…」
ガヴリール「ヴィーネ…」
ヴィーネ「あんた…自分が何をやったのかわかっているの?」
ガヴリール「いや…だってあれはサターニャが…」
ヴィーネ「誤魔化さないで!!!」
ガヴリール「っ!」ビクッ
45: 2017/02/21(火) 11:32:31.848
ヴィーネ「ずっと友達だと思っていたのに…」
ヴィーネ「私の勝手な勘違いだったみたいね」
ラフィエル「ヴィーネさん…」
ガヴリール「ちょ…ちょっと待ってよ!だから何もしてないんだって!」
ヴィーネ「何もしていない…?じゃああんたが持ってるそれは…何?」
ガヴリール「!」
ガヴリール「こ、これは」
ヴィーネ「あんたがそいつでサターニャを消した…紛れもない事実じゃない…!」
ヴィーネ「私の勝手な勘違いだったみたいね」
ラフィエル「ヴィーネさん…」
ガヴリール「ちょ…ちょっと待ってよ!だから何もしてないんだって!」
ヴィーネ「何もしていない…?じゃああんたが持ってるそれは…何?」
ガヴリール「!」
ガヴリール「こ、これは」
ヴィーネ「あんたがそいつでサターニャを消した…紛れもない事実じゃない…!」
46: 2017/02/21(火) 11:39:39.849
ガヴリール「誤解だって!サターニャは自頃したんだ!!」
ヴィーネ「自殺…?サターニャが?バカなことを言わないでよ!!」
ガヴリール「ほら!これでサターニャは自頃したんだ!見てみてよ!ほら!」
ヴィーネ「拳銃?これ…どこで手に入れたのよ」
ガヴリール「魔界通販で手に入れたって言ってたんだ…!それでロシアンルーレットやろうって言うから」
ヴィーネ「それで…サターニャが氏んだって言うの?」
ガヴリール「だ、だって本物の弾が入ってるなんて思わないだろ!?あいつだって笑いが止まらなくなる弾が入ってるって!自分で言ってたんだって!」
ヴィーネ「自殺…?サターニャが?バカなことを言わないでよ!!」
ガヴリール「ほら!これでサターニャは自頃したんだ!見てみてよ!ほら!」
ヴィーネ「拳銃?これ…どこで手に入れたのよ」
ガヴリール「魔界通販で手に入れたって言ってたんだ…!それでロシアンルーレットやろうって言うから」
ヴィーネ「それで…サターニャが氏んだって言うの?」
ガヴリール「だ、だって本物の弾が入ってるなんて思わないだろ!?あいつだって笑いが止まらなくなる弾が入ってるって!自分で言ってたんだって!」
49: 2017/02/21(火) 11:50:10.103
ラフィエル「笑いが止まらなくなる弾…この前の」
ヴィーネ「…仮にそうだとしてもあんたがサターニャが消した、それは変わらないわ」ギロリ
ガヴリール「うっ…」
ヴィーネ「…」
ヴィーネ「はぁ…」
ヴィーネ「もう…わかったわ」
ガヴリール「な、何を…?」
ヴィーネ「そうね…今回のはサターニャが自滅した、ただそれだけのことだもの」
ガヴリール「ヴィ…ヴィーネ?」
ヴィーネ「もうこの話はおしまい!気晴らしに何か美味しいものでも食べに行きましょう!」
ガヴリール「な…!」
ラフィエル「な、何を言っているんですか!サターニャさんが消えちゃったんですよ!?」
ラフィエル「お二人は仲間ではなかったのですか!?」
ヴィーネ「えっ?そりゃあ仲間だったわよ」
ラフィエル「仲間だった…?」
ヴィーネ「だってもうサターニャは居ないじゃない…だから仲間“だった”…それだけのことでしょう?」
ガヴリール「そ、それだけのこと…?」
ヴィーネ「…仮にそうだとしてもあんたがサターニャが消した、それは変わらないわ」ギロリ
ガヴリール「うっ…」
ヴィーネ「…」
ヴィーネ「はぁ…」
ヴィーネ「もう…わかったわ」
ガヴリール「な、何を…?」
ヴィーネ「そうね…今回のはサターニャが自滅した、ただそれだけのことだもの」
ガヴリール「ヴィ…ヴィーネ?」
ヴィーネ「もうこの話はおしまい!気晴らしに何か美味しいものでも食べに行きましょう!」
ガヴリール「な…!」
ラフィエル「な、何を言っているんですか!サターニャさんが消えちゃったんですよ!?」
ラフィエル「お二人は仲間ではなかったのですか!?」
ヴィーネ「えっ?そりゃあ仲間だったわよ」
ラフィエル「仲間だった…?」
ヴィーネ「だってもうサターニャは居ないじゃない…だから仲間“だった”…それだけのことでしょう?」
ガヴリール「そ、それだけのこと…?」
51: 2017/02/21(火) 12:04:27.730
ヴィーネ「…?どうしたのよ二人ともそんなすごい顔しちゃって」
ガヴリール「わ…私がサターニャを消したんだぞ!?なんでそんなふうにできるんだよ!」
ヴィーネ「もう!ガヴ!その話は終わったことでしょう?」
ラフィエル「終わったこと…」
ヴィーネ「そうよ…終わったこと」
ヴィーネ「こんなこと魔界じゃ日常茶飯事よ?」
ラフィエル「で…でも」
ヴィーネ「確かにサターニャが消えちゃったのは悲しいけれど…それは誰にでも起こることなのよ」
ヴィーネ「だから今回のことは水に流して遊びに行きましょう!」
ガヴリール「く…狂って」ガクガク
ラフィエル「そうですね…行きましょうか」
ガヴリール「ラフィエル!?どうして!」
ラフィエル ( ガヴちゃん…二人は悪魔なんですよ?価値観がズレているのは仕方がないことではないですか )
ラフィエル ( だから…サターニャさんのことは悲しいですけど、今は忘れましょう? )ポロポロ
ガヴリール ( だけど…!)
ラフィエル ( わかって下さい…悪魔と遊ぶということは、こうなることは当たり前のことなのですよ )ポロポロ
ガヴリール ( うん… )
ガヴリール「わ…私がサターニャを消したんだぞ!?なんでそんなふうにできるんだよ!」
ヴィーネ「もう!ガヴ!その話は終わったことでしょう?」
ラフィエル「終わったこと…」
ヴィーネ「そうよ…終わったこと」
ヴィーネ「こんなこと魔界じゃ日常茶飯事よ?」
ラフィエル「で…でも」
ヴィーネ「確かにサターニャが消えちゃったのは悲しいけれど…それは誰にでも起こることなのよ」
ヴィーネ「だから今回のことは水に流して遊びに行きましょう!」
ガヴリール「く…狂って」ガクガク
ラフィエル「そうですね…行きましょうか」
ガヴリール「ラフィエル!?どうして!」
ラフィエル ( ガヴちゃん…二人は悪魔なんですよ?価値観がズレているのは仕方がないことではないですか )
ラフィエル ( だから…サターニャさんのことは悲しいですけど、今は忘れましょう? )ポロポロ
ガヴリール ( だけど…!)
ラフィエル ( わかって下さい…悪魔と遊ぶということは、こうなることは当たり前のことなのですよ )ポロポロ
ガヴリール ( うん… )
54: 2017/02/21(火) 12:22:05.541
ヴィーネ「二人とも!早く行きましょうよ」
ラフィエル「はい!ガヴちゃんも!」
ガヴリール「ヒグッ…ぅん」
ヴィーネ「この前に見つけたんだけどね!美味しいコーヒーの素敵な喫茶店があって~…」
ラフィエル「そうなんですか~!」
ガヴリール「ぇぐっ…さた…にゃごめんなさい」ポロポロ
ヴィーネ「もう!何泣いてるのよ~」
アハハハハ
…
……
………
ガヴリール「サターニャが居なくなってしまったけど、私たちは仲良くやってる…のだと思う」
ヴィーネ「ガヴ!おはよう」
ガヴリール「お、おはよう」ビクッ
ヴィーネ「あはは何よその反応」
ヴィーネ「ちゃんと宿題やってきた?どうせまたネットゲームばかりやってるんでしょう?」
ガヴリール「う、うんやってきた」
ヴィーネ「えっ!?珍しいわねあんたが真面目にやってくるなんて」
ガヴリール「まあ…ぼちぼちな」
ヴィーネ「何よ~やればできるじゃない」
ガヴリール「あはは…」
ガヴリール ( あの一件から何も変わらない日常が流れている )
ガヴリール ( 何も変わらない… )
ラフィエル「はい!ガヴちゃんも!」
ガヴリール「ヒグッ…ぅん」
ヴィーネ「この前に見つけたんだけどね!美味しいコーヒーの素敵な喫茶店があって~…」
ラフィエル「そうなんですか~!」
ガヴリール「ぇぐっ…さた…にゃごめんなさい」ポロポロ
ヴィーネ「もう!何泣いてるのよ~」
アハハハハ
…
……
………
ガヴリール「サターニャが居なくなってしまったけど、私たちは仲良くやってる…のだと思う」
ヴィーネ「ガヴ!おはよう」
ガヴリール「お、おはよう」ビクッ
ヴィーネ「あはは何よその反応」
ヴィーネ「ちゃんと宿題やってきた?どうせまたネットゲームばかりやってるんでしょう?」
ガヴリール「う、うんやってきた」
ヴィーネ「えっ!?珍しいわねあんたが真面目にやってくるなんて」
ガヴリール「まあ…ぼちぼちな」
ヴィーネ「何よ~やればできるじゃない」
ガヴリール「あはは…」
ガヴリール ( あの一件から何も変わらない日常が流れている )
ガヴリール ( 何も変わらない… )
56: 2017/02/21(火) 12:27:00.466
ヒョコッ
タプリス「白羽先輩が元に戻ってよかったぁ」
完
タプリス「白羽先輩が元に戻ってよかったぁ」
完
63: 2017/02/21(火) 12:33:16.270
天使な悪魔ってこんなもんじゃねって思ってこういう路線にしたけども
メンバーの中で一番の天使だけども腐っても悪魔なので
メンバーの中で一番の天使だけども腐っても悪魔なので
74: 2017/02/21(火) 12:56:17.580
おつおつ
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