1: 2014/02/20(木) 03:05:17.72 ID:S/IXTGyK0
初春「システムスキャン終わりましたけど、佐天さん結果はどうでした?」
佐天「うん。能力が発現したって言われた」
初春「おめでとうございます!それで、どんな能力が身についたんですか?」
佐天「それが『歌詞を具現化する』能力なんだって」
初春「歌詞を?‥‥いまいちピンと来ませんね」
佐天「だよねー‥‥。当の本人が一番釈然としてないっていうか」
佐天「発火能力(パイロキネシス)や念動力(テレキネシス)みたく分かりやすい能力が良かったなぁ‥‥」ガックリ
初春「そ、それでも能力には違いありませんし!試しに使ってみたらどうですか?」
佐天「うん。能力が発現したって言われた」
初春「おめでとうございます!それで、どんな能力が身についたんですか?」
佐天「それが『歌詞を具現化する』能力なんだって」
初春「歌詞を?‥‥いまいちピンと来ませんね」
佐天「だよねー‥‥。当の本人が一番釈然としてないっていうか」
佐天「発火能力(パイロキネシス)や念動力(テレキネシス)みたく分かりやすい能力が良かったなぁ‥‥」ガックリ
初春「そ、それでも能力には違いありませんし!試しに使ってみたらどうですか?」
2: 2014/02/20(木) 03:07:34.74 ID:S/IXTGyK0
佐天「‥そうだね、せっかく授かった自分の能力だし!」
初春「その意気ですよ佐天さん!で、どうやって使用するんですか?」
佐天「えーっとね『滑舌よくはっきりとした発音で元気いっぱい歌いましょう』だって」
初春「へー、発動条件は緩いみたいですね」
佐天「そんなことないよ!人前で歌うのって結構勇気いるし」
初春「か、考えてみれば確かに‥‥。じゃあ今からカラオケボックス行きませんか?」
佐天「グッドアイデアだよ初春!最近歌ってなかったしちょうどいいかも!」
初春「その意気ですよ佐天さん!で、どうやって使用するんですか?」
佐天「えーっとね『滑舌よくはっきりとした発音で元気いっぱい歌いましょう』だって」
初春「へー、発動条件は緩いみたいですね」
佐天「そんなことないよ!人前で歌うのって結構勇気いるし」
初春「か、考えてみれば確かに‥‥。じゃあ今からカラオケボックス行きませんか?」
佐天「グッドアイデアだよ初春!最近歌ってなかったしちょうどいいかも!」
7: 2014/02/20(木) 03:13:19.93 ID:S/IXTGyK0
~とあるカラオケボックス~
佐天「最初は何にしよっかな~♪」ポチポチ
初春「佐天さん、今日ここに来た趣旨忘れてませんか?」
佐天「もー堅いこと言わずにさ、歌う事には変わりないんだし。どうせなら楽しもうよ!」
初春「んもー!‥‥まぁ私も歌いたかったし構わないですけどね」
佐天「うんうん!じゃあ能力の事もあるし私から歌うねー?」
初春「いいですよー」
佐天「じゃあ最初はコレ!」ピピッ
大塚愛/SMILY
http://youtu.be/DpyP_1wCxTE
佐天「最初は何にしよっかな~♪」ポチポチ
初春「佐天さん、今日ここに来た趣旨忘れてませんか?」
佐天「もー堅いこと言わずにさ、歌う事には変わりないんだし。どうせなら楽しもうよ!」
初春「んもー!‥‥まぁ私も歌いたかったし構わないですけどね」
佐天「うんうん!じゃあ能力の事もあるし私から歌うねー?」
初春「いいですよー」
佐天「じゃあ最初はコレ!」ピピッ
大塚愛/SMILY
http://youtu.be/DpyP_1wCxTE
9: 2014/02/20(木) 03:18:13.02 ID:S/IXTGyK0
初春(大塚愛!もはやちょっと懐かしいですね)
~♪
佐天「La La La~ イェー♪‥」
佐天「いつも以上にプッシュして!イヤン♪いつも以上にLove Love Day!イェイ!」
初春(やっぱり佐天さん歌上手い!私もあれくらい歌えたらなぁ‥‥)
佐天「みーんな集まってぇ騒いで青春してふざけあって‥」
初春(でも今のところ能力が発動したようには見えないですね。何か変化は‥‥ん?)ムズムズ
佐天「SMILY!泣きたい~ところは~1人でも見つけられる♪」
初春(お、おかしいな?目がものすごくムズムズして‥‥)ゴシゴシ
~♪
佐天「La La La~ イェー♪‥」
佐天「いつも以上にプッシュして!イヤン♪いつも以上にLove Love Day!イェイ!」
初春(やっぱり佐天さん歌上手い!私もあれくらい歌えたらなぁ‥‥)
佐天「みーんな集まってぇ騒いで青春してふざけあって‥」
初春(でも今のところ能力が発動したようには見えないですね。何か変化は‥‥ん?)ムズムズ
佐天「SMILY!泣きたい~ところは~1人でも見つけられる♪」
初春(お、おかしいな?目がものすごくムズムズして‥‥)ゴシゴシ
15: 2014/02/20(木) 03:23:56.15 ID:S/IXTGyK0
佐天「笑ってぇ 笑ってぇ 君の笑顔が見た~い☆」
初春(涙が止まらなくなってる!?それに何故だか無性に笑いたくなって‥‥)
初春「ふっ‥ひゅ‥‥‥ふ、フヒヒ‥!」プルプル
佐天(初春が顔を真っ赤にして泣きながら震えてる‥‥?)
佐天「泣きたいぃときには~そばにいてあげよう♪」
初春(も、もう‥‥!!)プルプル
佐天「笑ってぇ 笑ってぇ 君と明日会いたい~♪」
初春(限界ですぅ~!!!!!)プチッ
初春「うひっ‥‥」
初春「ぅあひゃひゃひゃひゃぃひゃひゃひゃあひゃひゃひゃぅひゃひゃwwwwwwwwwwwwwwww」
佐天「」
初春(涙が止まらなくなってる!?それに何故だか無性に笑いたくなって‥‥)
初春「ふっ‥ひゅ‥‥‥ふ、フヒヒ‥!」プルプル
佐天(初春が顔を真っ赤にして泣きながら震えてる‥‥?)
佐天「泣きたいぃときには~そばにいてあげよう♪」
初春(も、もう‥‥!!)プルプル
佐天「笑ってぇ 笑ってぇ 君と明日会いたい~♪」
初春(限界ですぅ~!!!!!)プチッ
初春「うひっ‥‥」
初春「ぅあひゃひゃひゃひゃぃひゃひゃひゃあひゃひゃひゃぅひゃひゃwwwwwwwwwwwwwwww」
佐天「」
17: 2014/02/20(木) 03:30:02.34 ID:S/IXTGyK0
佐天「え、えーっととりあえず‥‥」ピッ
モニター『演奏STOP』
初春「うひっ!えひゃひょひゃひゃひゃひゅひょひゃひゃwwwwwwww」ピクピク
佐天(うっ!泣き笑いし過ぎて酷い顔になってる‥‥!ア○顔みたいとか言えない)
佐天「初春!大丈夫!?」ユサユサ
初春「あひゃあひゃひゃ‥‥‥あれ?」
初春(私はさっきまで何を‥‥)
佐天「良かった、正気に戻ったみたいだね‥‥」ホッ
初春「えーっと、佐天さんの歌を聞いてたら目がムズムズし出したと思ったら猛烈に笑いたくなってそれで‥‥」
佐天「初春がいきなり泣きながら思い切り笑い出すんだもん!ビックリだよ」
佐天(あ、写真撮っておけば良かった)
モニター『演奏STOP』
初春「うひっ!えひゃひょひゃひゃひゃひゅひょひゃひゃwwwwwwww」ピクピク
佐天(うっ!泣き笑いし過ぎて酷い顔になってる‥‥!ア○顔みたいとか言えない)
佐天「初春!大丈夫!?」ユサユサ
初春「あひゃあひゃひゃ‥‥‥あれ?」
初春(私はさっきまで何を‥‥)
佐天「良かった、正気に戻ったみたいだね‥‥」ホッ
初春「えーっと、佐天さんの歌を聞いてたら目がムズムズし出したと思ったら猛烈に笑いたくなってそれで‥‥」
佐天「初春がいきなり泣きながら思い切り笑い出すんだもん!ビックリだよ」
佐天(あ、写真撮っておけば良かった)
18: 2014/02/20(木) 03:36:30.02 ID:S/IXTGyK0
初春「ひ、酷い目にあいましたよ‥‥」
佐天「笑うのを必氏で堪えてる初春はちょっと可愛かったけどね」
初春「もぉー!佐天さん!」
佐天「ごめんごめん!でも、こんな能力どうやって活かせばいいんだろ‥‥」ガックリ
初春「さっきのSMILYから考えるに、必ずしも歌詞本来の意味通りにはならないみたいですね」
佐天「爽やかさのカケラも無かったもんね」
初春「怒りますよ!」
佐天「笑うのを必氏で堪えてる初春はちょっと可愛かったけどね」
初春「もぉー!佐天さん!」
佐天「ごめんごめん!でも、こんな能力どうやって活かせばいいんだろ‥‥」ガックリ
初春「さっきのSMILYから考えるに、必ずしも歌詞本来の意味通りにはならないみたいですね」
佐天「爽やかさのカケラも無かったもんね」
初春「怒りますよ!」
19: 2014/02/20(木) 03:41:18.80 ID:S/IXTGyK0
佐天「初春どーどー!」ナデナデ
初春「う、馬じゃないんですから‥‥」
佐天「あはは‥‥だけどさっきの一曲だけじゃまだ分からないよねぇ。サビにだけ反応する能力なのかな?」
初春「うーんまぁ、ある意味サビの歌詞通りになりましたからねぇ」
佐天「‥‥やっぱり確信が得られるだけのサンプルが欲しいよね」チラッ
初春「そうですねー‥‥‥」
初春「え?」
初春「う、馬じゃないんですから‥‥」
佐天「あはは‥‥だけどさっきの一曲だけじゃまだ分からないよねぇ。サビにだけ反応する能力なのかな?」
初春「うーんまぁ、ある意味サビの歌詞通りになりましたからねぇ」
佐天「‥‥やっぱり確信が得られるだけのサンプルが欲しいよね」チラッ
初春「そうですねー‥‥‥」
初春「え?」
54: 2014/02/20(木) 12:06:20.98 ID:S/IXTGyK0
佐天「いやぁ~、彼を知り己を知れば百戦して殆うからずって孫子も言ってるし」
佐天「自分の能力を知らない事には使用するのも躊躇われるからねー」
初春「こんなところで孫子を持ち出さないでください!孫子もビックリですよ!」
佐天(怒ってる初春も可愛いな~)
佐天「うん、だから次の曲は初春が決めていいよ」
初春「私が?」
佐天「うん!あ、でも私の知ってる曲にしてね」
初春「それならまぁ‥‥」
初春「ただ、いざ選曲を任されると迷いますね」
佐天「自分の能力を知らない事には使用するのも躊躇われるからねー」
初春「こんなところで孫子を持ち出さないでください!孫子もビックリですよ!」
佐天(怒ってる初春も可愛いな~)
佐天「うん、だから次の曲は初春が決めていいよ」
初春「私が?」
佐天「うん!あ、でも私の知ってる曲にしてね」
初春「それならまぁ‥‥」
初春「ただ、いざ選曲を任されると迷いますね」
57: 2014/02/20(木) 12:13:34.85 ID:S/IXTGyK0
初春(直接的な表現を多用する歌は避けた方が良さそうですね)
初春(ハードコアやパンク系は論外‥‥無いとは思いますけど下手したら人を頃しかねませんし)
初春(特撮やアニメソングも地雷原!こう考えるとSMILYはむしろ当たりだったのかも)
初春「それなら‥‥」ポチポチ
佐天「お、決まった?」
初春「はい、この間佐天さんに貸してもらったCDに入ってた曲です」
佐天「あー、バラードを集めたオムニバスだったっけ?」
初春「なるべく平坦な歌詞を選んだつもりなんですけど」ピッ
スピッツ/ルキンフォー
http://youtu.be/cyQckfvFcXI
初春(ハードコアやパンク系は論外‥‥無いとは思いますけど下手したら人を頃しかねませんし)
初春(特撮やアニメソングも地雷原!こう考えるとSMILYはむしろ当たりだったのかも)
初春「それなら‥‥」ポチポチ
佐天「お、決まった?」
初春「はい、この間佐天さんに貸してもらったCDに入ってた曲です」
佐天「あー、バラードを集めたオムニバスだったっけ?」
初春「なるべく平坦な歌詞を選んだつもりなんですけど」ピッ
スピッツ/ルキンフォー
http://youtu.be/cyQckfvFcXI
58: 2014/02/20(木) 12:20:21.48 ID:S/IXTGyK0
佐天「なるほど、メジャーなロビンソンや空も飛べるはずじゃない辺り何か考えがありそうだね」
初春(人間ラピュタが誕生しても困りますからね‥‥)
~♪
佐天「それじゃダマされない~ ノロマなこぉの俺も~♪」
佐天「少しずつだけれど 学んできぃたよ♪」
初春(この曲は心理描写中心ですし、問題ないはず!)
佐天「探し求めていたぁ 灯りを見た~♪」
初春(肝心のサビ!)
佐天「ルキンフォー どこまでも つづくデコボコのぉ 道をずっと歩い~ていこう♪」
初春(勝った!サビになったのに何も起こらない!)グッ
エアコン「ゴォォ‥‥」
初春(人間ラピュタが誕生しても困りますからね‥‥)
~♪
佐天「それじゃダマされない~ ノロマなこぉの俺も~♪」
佐天「少しずつだけれど 学んできぃたよ♪」
初春(この曲は心理描写中心ですし、問題ないはず!)
佐天「探し求めていたぁ 灯りを見た~♪」
初春(肝心のサビ!)
佐天「ルキンフォー どこまでも つづくデコボコのぉ 道をずっと歩い~ていこう♪」
初春(勝った!サビになったのに何も起こらない!)グッ
エアコン「ゴォォ‥‥」
60: 2014/02/20(木) 12:26:53.88 ID:S/IXTGyK0
佐天「初めてだらけの 時から時へとくぐり~抜けたぁ心 君に伝えたい~‥‥」
初春(サビが過ぎちゃえば安心ですね!ちょっとドリンクバーにでも‥‥)スッ
佐天「風向きはいきなり 変わる事もある ひとりぃで起き上がる♪」
初春「あれ?どこか足元が涼しいような‥‥」ヒラヒラ
佐天「う、初春?それは私に対するサービスなのかな?」
初春「何を言って‥‥えぇー!?スカートがめくれて!」パタパタ
佐天「今日はスタンダードに白かぁ。スカートがめくれて開いた傘みたいだね!」
初春(サビが過ぎちゃえば安心ですね!ちょっとドリンクバーにでも‥‥)スッ
佐天「風向きはいきなり 変わる事もある ひとりぃで起き上がる♪」
初春「あれ?どこか足元が涼しいような‥‥」ヒラヒラ
佐天「う、初春?それは私に対するサービスなのかな?」
初春「何を言って‥‥えぇー!?スカートがめくれて!」パタパタ
佐天「今日はスタンダードに白かぁ。スカートがめくれて開いた傘みたいだね!」
62: 2014/02/20(木) 12:34:54.24 ID:S/IXTGyK0
ゴォォ‥‥!
初春「な、なんで私の周りだけ風が!?」
佐天「私って風力使い(エアロシューター)だったのかな?あ‥‥風止まっちゃった」
初春「う、うぅ~‥‥////」
初春「これじゃまるで私が佐天さんにパンツを見せ付けてるみたいじゃないですか!」
佐天「そんな初春も嫌いじゃないよ!スカートめくる手間も省けるし」
初春「もうお嫁に行けない‥‥」シクシク
初春「な、なんで私の周りだけ風が!?」
佐天「私って風力使い(エアロシューター)だったのかな?あ‥‥風止まっちゃった」
初春「う、うぅ~‥‥////」
初春「これじゃまるで私が佐天さんにパンツを見せ付けてるみたいじゃないですか!」
佐天「そんな初春も嫌いじゃないよ!スカートめくる手間も省けるし」
初春「もうお嫁に行けない‥‥」シクシク
64: 2014/02/20(木) 12:46:59.64 ID:S/IXTGyK0
~翌日~
佐天「いやー、昨日は楽しかったね初春!」
初春「聞かされる身にもなってください!はぁ‥‥」
佐天「あの後はメロンパンが大量発生したりアスファルトから花が咲いたり大変だったもんね」
初春「サビ以外にも適用されるみたいだしイマイチ法則性が掴めないのは難点ですね」
佐天「うーん、システムスキャンではレベル1って言われたんだけど、レベルが上がるとコントロールできるのかな?」
初春「あ、あれでレベル1なんですか?」ビクッ
佐天「いやー、昨日は楽しかったね初春!」
初春「聞かされる身にもなってください!はぁ‥‥」
佐天「あの後はメロンパンが大量発生したりアスファルトから花が咲いたり大変だったもんね」
初春「サビ以外にも適用されるみたいだしイマイチ法則性が掴めないのは難点ですね」
佐天「うーん、システムスキャンではレベル1って言われたんだけど、レベルが上がるとコントロールできるのかな?」
初春「あ、あれでレベル1なんですか?」ビクッ
69: 2014/02/20(木) 13:00:09.06 ID:S/IXTGyK0
佐天「あれ?言ってなかったっけ?」
初春「初耳ですよ!だとしたら、今以上に大きな力を具現化することも可能なのかもしれませんね‥‥」
佐天「‥‥メロンパンが大きくならアリ、かなぁ」
初春「何で基準がメロンパンになってるんですか!」
佐天「でも、昨日歌って有用性あるのってあの歌だけだったしさぁ」
初春「あぁ‥‥確かにそれは否めませんね」
佐天「でしょ?」
佐天(せっかく手に入れた能力だし‥‥)
佐天(もっと色んな歌に挑戦したいなぁ~)ウズウズ
ゆっぴ/メロンパンのうた
http://youtu.be/zZ83trC6tCY
初春「初耳ですよ!だとしたら、今以上に大きな力を具現化することも可能なのかもしれませんね‥‥」
佐天「‥‥メロンパンが大きくならアリ、かなぁ」
初春「何で基準がメロンパンになってるんですか!」
佐天「でも、昨日歌って有用性あるのってあの歌だけだったしさぁ」
初春「あぁ‥‥確かにそれは否めませんね」
佐天「でしょ?」
佐天(せっかく手に入れた能力だし‥‥)
佐天(もっと色んな歌に挑戦したいなぁ~)ウズウズ
ゆっぴ/メロンパンのうた
http://youtu.be/zZ83trC6tCY
74: 2014/02/20(木) 13:13:09.35 ID:S/IXTGyK0
佐天「この能力の1番の難点はある程度大きな声で歌わなきゃならないって事なんだよね」
初春「そうなると練習できる場所は限られてきますね」
佐天「そうそう!それと昨日家に帰った後お風呂で歌ってみたんだけど何も起こらなかった」
初春「対象となる人間が必要ということでしょうか?」
初春(というか生贄)
佐天「なのかもね~。いずれにせよ鍛えるのも一苦労だよ、この能力。カラオケ行くのもタダじゃないしさ」
初春「そうなると練習できる場所は限られてきますね」
佐天「そうそう!それと昨日家に帰った後お風呂で歌ってみたんだけど何も起こらなかった」
初春「対象となる人間が必要ということでしょうか?」
初春(というか生贄)
佐天「なのかもね~。いずれにせよ鍛えるのも一苦労だよ、この能力。カラオケ行くのもタダじゃないしさ」
76: 2014/02/20(木) 13:23:15.78 ID:S/IXTGyK0
佐天「何か良い方法ないかなぁ‥‥」
初春「うーん、ボイスレコーダーに録音して聞かせるっていうのはどうですか?」
佐天「ボイスレコーダー‥‥?」ピクッ
初春「はい、生歌じゃないと効果が無いかもしれませんけど‥」
佐天「初春、それイイかもしれない。」
初春「そ、そうですか?でも実証しないことには──」
佐天「ちょっと家電量販店行ってくる!」ダダッ
初春「危険が‥‥って行っちゃいましたね」
初春「うーん、ボイスレコーダーに録音して聞かせるっていうのはどうですか?」
佐天「ボイスレコーダー‥‥?」ピクッ
初春「はい、生歌じゃないと効果が無いかもしれませんけど‥」
佐天「初春、それイイかもしれない。」
初春「そ、そうですか?でも実証しないことには──」
佐天「ちょっと家電量販店行ってくる!」ダダッ
初春「危険が‥‥って行っちゃいましたね」
243: 2014/02/22(土) 00:12:06.74 ID:1zUb04gNO
~家電量販店~
佐天「19800円か。奨学金入ったにしてもちょっと高いなぁ」
黒子「佐天さん、どうしたんですの?」
佐天「あ、白井さん。実は斯々然々」
黒子「なるほど。それでしたら私が貸しますわ」
佐天「え!良いんですか!」
黒子「ええ。能力者になった記念ですもの。それくらい大丈夫ですの」
佐天「やった!白井さんありがとう!」
黒子「ではこれを」
佐天「じゃあ、これから御坂さんと初春連れてカラオケいきましょうよ」
黒子「いいですわね。佐天さんの能力を拝見しましょう」
佐天「19800円か。奨学金入ったにしてもちょっと高いなぁ」
黒子「佐天さん、どうしたんですの?」
佐天「あ、白井さん。実は斯々然々」
黒子「なるほど。それでしたら私が貸しますわ」
佐天「え!良いんですか!」
黒子「ええ。能力者になった記念ですもの。それくらい大丈夫ですの」
佐天「やった!白井さんありがとう!」
黒子「ではこれを」
佐天「じゃあ、これから御坂さんと初春連れてカラオケいきましょうよ」
黒子「いいですわね。佐天さんの能力を拝見しましょう」
244: 2014/02/22(土) 00:16:38.84 ID:1zUb04gNO
~とあるカラオケボックス~
美琴「佐天さんの能力楽しみね」
初春「どこの歌詞を使うかわからないから、ギャンブル性が高いんですけどね」
佐天「じゃあ、御坂さんのリクエストで」
美琴「え?私!」
黒子「お姉様、ゲコ太は駄目ですのよ?」
美琴「わかってるわよ」
美琴(と言ってもどんなのがあるかわからないから、安全性の高いものが良いわよね)
美琴「んーと、これで」
松任谷由実/やさしさに包まれたなら
美琴「佐天さんの能力楽しみね」
初春「どこの歌詞を使うかわからないから、ギャンブル性が高いんですけどね」
佐天「じゃあ、御坂さんのリクエストで」
美琴「え?私!」
黒子「お姉様、ゲコ太は駄目ですのよ?」
美琴「わかってるわよ」
美琴(と言ってもどんなのがあるかわからないから、安全性の高いものが良いわよね)
美琴「んーと、これで」
松任谷由実/やさしさに包まれたなら
248: 2014/02/22(土) 00:20:12.57 ID:1zUb04gNO
~♪
佐天「小さい頃は神様がいて~♪」
美琴「やっぱりこれは懐かしい気持ちになるわね」コソコソ
黒子「この歌からどうなるか想像つきませんの」コソコソ
初春「もうすぐサビですよ」コソコソ
佐天「カーテンを開いて~静かな木洩れ日の~♪」
初春「天井からスポットライトみたいな光が!」コソコソ
美琴「なんだか優しくしたいって思う。これは凄いわね」コソコソ
黒子「暖かい。本当に木洩れ日ですの」コソコソ
佐天「小さい頃は神様がいて~♪」
美琴「やっぱりこれは懐かしい気持ちになるわね」コソコソ
黒子「この歌からどうなるか想像つきませんの」コソコソ
初春「もうすぐサビですよ」コソコソ
佐天「カーテンを開いて~静かな木洩れ日の~♪」
初春「天井からスポットライトみたいな光が!」コソコソ
美琴「なんだか優しくしたいって思う。これは凄いわね」コソコソ
黒子「暖かい。本当に木洩れ日ですの」コソコソ
250: 2014/02/22(土) 00:24:46.87 ID:1zUb04gNO
佐天「目にうつる全てのことが~メッセージ~♪メッセージ~♪」
美琴「佐天さん、本当に凄い能力ね。いまのだけでも心理系と光学系の二つの能力を使っているみたいだったわよ」パチパチ
黒子「汎用性が高い能力ですの」パチパチ
佐天「本当ですか!ありがとうございます!次は白井さんのリクエストで」
黒子「そうですわね」
黒子(は!佐天さんの能力を使えば合法的にお姉様の裸が見れますの!」
黒子「これですの!」
裸執事/金瓶梅
美琴「佐天さん、本当に凄い能力ね。いまのだけでも心理系と光学系の二つの能力を使っているみたいだったわよ」パチパチ
黒子「汎用性が高い能力ですの」パチパチ
佐天「本当ですか!ありがとうございます!次は白井さんのリクエストで」
黒子「そうですわね」
黒子(は!佐天さんの能力を使えば合法的にお姉様の裸が見れますの!」
黒子「これですの!」
裸執事/金瓶梅
251: 2014/02/22(土) 00:28:08.09 ID:1zUb04gNO
美琴「え?」
初春「白井さん・・・」
黒子「い、いいじゃないですか!人の好きですの!」
佐天「一応、白井さんのリクエスト何で歌うけどいい?主に御坂さん」
美琴「・・・・危なくなったらすぐ止めましょ」
佐天「わかりました」
~♪
佐天「HA!HA!裸!裸!裸執事~♪」
美琴「想像以上ね」コソコソ
初春「佐天さんもよく知ってましたよね」コソコソ
初春「白井さん・・・」
黒子「い、いいじゃないですか!人の好きですの!」
佐天「一応、白井さんのリクエスト何で歌うけどいい?主に御坂さん」
美琴「・・・・危なくなったらすぐ止めましょ」
佐天「わかりました」
~♪
佐天「HA!HA!裸!裸!裸執事~♪」
美琴「想像以上ね」コソコソ
初春「佐天さんもよく知ってましたよね」コソコソ
254: 2014/02/22(土) 00:32:11.31 ID:1zUb04gNO
佐天「妖しく絡み合い狂おしく~♪」
美琴「え!ちょっとなにこれ!」
黒子「お姉様!遂に、遂に黒子の思いを・・・。お姉様ぁあ!」
初春「佐天さん!佐天さんストップ!」
佐天「いつもの逆だけど、白井さんが調子に乗りすぎてる」
美琴「解けた!黒子!退きなさい!」
黒子「ああ、お姉様」
美琴「これ、逆らえないわよ」
初春「御坂さんがあそこまでなるんですから、よっぽどですね」
美琴「え!ちょっとなにこれ!」
黒子「お姉様!遂に、遂に黒子の思いを・・・。お姉様ぁあ!」
初春「佐天さん!佐天さんストップ!」
佐天「いつもの逆だけど、白井さんが調子に乗りすぎてる」
美琴「解けた!黒子!退きなさい!」
黒子「ああ、お姉様」
美琴「これ、逆らえないわよ」
初春「御坂さんがあそこまでなるんですから、よっぽどですね」
256: 2014/02/22(土) 00:36:42.68 ID:1zUb04gNO
佐天「あははは。続いては初春のリクエストで」
初春「佐天さん。地雷踏み抜いてもいいですか?」
佐天「え?」
黒子「初春、正気ですの?」
初春「だって、試してみないとどうなるかわからないじゃないですか。経験がないことには対策はたてられません」
黒子「そうですが」
美琴「初春さん。いっちゃいなさい」
黒子「お姉様!」
美琴「大丈夫よ。いざとなったら私もいるし」
初春「わかりました。行きますよ」
聖飢魔II/KIMIGAYOは千代に八千代の物語
http://www.youtube.com/watch?v=oAHzvul3sAk
初春「佐天さん。地雷踏み抜いてもいいですか?」
佐天「え?」
黒子「初春、正気ですの?」
初春「だって、試してみないとどうなるかわからないじゃないですか。経験がないことには対策はたてられません」
黒子「そうですが」
美琴「初春さん。いっちゃいなさい」
黒子「お姉様!」
美琴「大丈夫よ。いざとなったら私もいるし」
初春「わかりました。行きますよ」
聖飢魔II/KIMIGAYOは千代に八千代の物語
http://www.youtube.com/watch?v=oAHzvul3sAk
258: 2014/02/22(土) 00:41:03.47 ID:1zUb04gNO
~♪
佐天「なにも知らね女は色に狂って~♪」
美琴「まだ大丈夫ね」コソコソ
初春「まだタイミングは掴めませんから」コソコソ
佐天「我が君が世は千代に八千代に~♪」
黒子「一番が終わりましたの」コソコソ
美琴「なにもないわね」
佐天「忠実なる仮面の下ほくそ笑む~♪」
黒子「あのお姉様?」コソコソ
佐天「毒の刃が~♪」
美琴「何?」コソコソ
佐天「killed! the! king!」
黒子「氏んでください!」
佐天「なにも知らね女は色に狂って~♪」
美琴「まだ大丈夫ね」コソコソ
初春「まだタイミングは掴めませんから」コソコソ
佐天「我が君が世は千代に八千代に~♪」
黒子「一番が終わりましたの」コソコソ
美琴「なにもないわね」
佐天「忠実なる仮面の下ほくそ笑む~♪」
黒子「あのお姉様?」コソコソ
佐天「毒の刃が~♪」
美琴「何?」コソコソ
佐天「killed! the! king!」
黒子「氏んでください!」
261: 2014/02/22(土) 00:46:55.13 ID:1zUb04gNO
美琴「ちょ!黒子!」
黒子「完全に不意を突きましたのに。もう一度!」
初春「ストップ!ストップです!」
佐天「うわわわ」
美琴「しょうがないわね!」ビリビリビリビリ
黒子「ギャァァアア!」
初春「大丈夫ですか!」
美琴「私は大丈夫だけど・・・・」
黒子「HA!私は今何を!」
佐天「白井さん大丈夫ですか?」
黒子「少々記憶が曖昧ですが・・・・」
黒子「完全に不意を突きましたのに。もう一度!」
初春「ストップ!ストップです!」
佐天「うわわわ」
美琴「しょうがないわね!」ビリビリビリビリ
黒子「ギャァァアア!」
初春「大丈夫ですか!」
美琴「私は大丈夫だけど・・・・」
黒子「HA!私は今何を!」
佐天「白井さん大丈夫ですか?」
黒子「少々記憶が曖昧ですが・・・・」
264: 2014/02/22(土) 00:51:06.83 ID:1zUb04gNO
美琴「まさかここまでとは」
初春「凄まじい能力ですね」
黒子「私は何をしたのですか?」
佐天「今、御坂さんを殺そうとしてたよ・・」
黒子「まさか、私がそんな」
三人「・・・・」
黒子「本当ですの?」
美琴「ここにその鉄矢があるわよ」
黒子「私がそんな・・・・」
美琴「気にしなくて良いわよ。私が許可したんだし。いつもはやらないでしょ」
黒子「もちろんですの」
初春「凄まじい能力ですね」
黒子「私は何をしたのですか?」
佐天「今、御坂さんを殺そうとしてたよ・・」
黒子「まさか、私がそんな」
三人「・・・・」
黒子「本当ですの?」
美琴「ここにその鉄矢があるわよ」
黒子「私がそんな・・・・」
美琴「気にしなくて良いわよ。私が許可したんだし。いつもはやらないでしょ」
黒子「もちろんですの」
268: 2014/02/22(土) 00:55:36.59 ID:1zUb04gNO
~外~
初春「大体わかりましたね」
佐天「結構歌ったからね。喉痛いよ」
美琴「検証のためにずっと歌ってたもんね」
黒子「怪我無くすんで良かったですの」
初春「わかったことをまとめると、効果がある範囲は大体一人分。どこの歌詞かはランダム。大体一フレーズの効果があって、反抗は出来ない。こんなとこですかね」
美琴「改めて考えると、私より強いかもしれないわね」
佐天「そんなぁ」
初春「御坂さんにも聞いたんですよ。任意で選べたら大変なことになりますよ」
初春「大体わかりましたね」
佐天「結構歌ったからね。喉痛いよ」
美琴「検証のためにずっと歌ってたもんね」
黒子「怪我無くすんで良かったですの」
初春「わかったことをまとめると、効果がある範囲は大体一人分。どこの歌詞かはランダム。大体一フレーズの効果があって、反抗は出来ない。こんなとこですかね」
美琴「改めて考えると、私より強いかもしれないわね」
佐天「そんなぁ」
初春「御坂さんにも聞いたんですよ。任意で選べたら大変なことになりますよ」
270: 2014/02/22(土) 00:58:33.56 ID:1zUb04gNO
黒子「これからは危ない歌を歌うのは止めた方が良いですわね」
美琴「下手したら学園都市が崩壊するかもよ」
佐天「そこまでですか?」
初春「まだ範囲が狭いのが幸いです。でも、もし広くなったりしたら・・・」
佐天「気をつけないと」
美琴「そうね。でも、あまり怖がっちゃ駄目よ。私の能力だってやろうと思えば、軍隊だって倒せるんだから。能力はしっかり制御すれば便利なんだから」
黒子「もしかしたら、早い内に抜かれるかもしれませんわぬ」
佐天「よし。明日から頑張るぞ!」
初春「その意気です」
美琴「下手したら学園都市が崩壊するかもよ」
佐天「そこまでですか?」
初春「まだ範囲が狭いのが幸いです。でも、もし広くなったりしたら・・・」
佐天「気をつけないと」
美琴「そうね。でも、あまり怖がっちゃ駄目よ。私の能力だってやろうと思えば、軍隊だって倒せるんだから。能力はしっかり制御すれば便利なんだから」
黒子「もしかしたら、早い内に抜かれるかもしれませんわぬ」
佐天「よし。明日から頑張るぞ!」
初春「その意気です」
272: 2014/02/22(土) 01:02:52.28 ID:1zUb04gNO
~窓のないビル~
土御門「何の用だ」
アレイスター「この子を知っているかね」
土御門「知らん。何かしたのか?」
アレイスター「その子が新たなlevel5になるかもしれない」
土御門「何!?」
アレイスター「まだ確定ではない。樹形図の設計者が無い今、level5までの計算は出来ないからな」
土御門「俺はどうすればいい」
アレイスター「まだなにもしなくていい。だが、急成長したときのために資料目を通しておいてくれ」
土御門「用件はそれだけか」
アレイスター「ああ、さがっていい」
アレイスター「プランに反する者が出てきたか。歌詞を具現化する能力。プランに組み込むか消すかだな」
土御門「何の用だ」
アレイスター「この子を知っているかね」
土御門「知らん。何かしたのか?」
アレイスター「その子が新たなlevel5になるかもしれない」
土御門「何!?」
アレイスター「まだ確定ではない。樹形図の設計者が無い今、level5までの計算は出来ないからな」
土御門「俺はどうすればいい」
アレイスター「まだなにもしなくていい。だが、急成長したときのために資料目を通しておいてくれ」
土御門「用件はそれだけか」
アレイスター「ああ、さがっていい」
アレイスター「プランに反する者が出てきたか。歌詞を具現化する能力。プランに組み込むか消すかだな」
273: 2014/02/22(土) 01:04:06.69 ID:1zUb04gNO
これ以上は思い付きません
また何かあったらかけもしれませんが今日はこの辺で
また何かあったらかけもしれませんが今日はこの辺で
274: 2014/02/22(土) 01:05:27.47 ID:4WcEsCd40
>>273
乙乙ご苦労様でした。
乙乙ご苦労様でした。
引用元: 佐天「歌詞を具現化する能力かぁ」
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