1: 2013/03/01(金) 23:25:12.10 ID:4ygjuVvh0
男は凡人でした。

ただ彼は、人並み以上に努力をしていました。

2: 2013/03/01(金) 23:29:48.07 ID:4ygjuVvh0
男「テストまであと一週間。」

男「しっかり勉強しないといけないな。」

男は必氏に1日勉強をしました。

3: 2013/03/01(金) 23:35:11.24 ID:4ygjuVvh0
男「おはよう」

友「おはよっ」

友「朝からやつれてるな。」

男「まぁちょっとね。」

友「どうせおまえのことだから夜遅くまで勉強してたんだろww」

男「ばれちまったかww」

4: 2013/03/01(金) 23:40:06.07 ID:4ygjuVvh0
先生「女、この問題を解いてみろ!」

女「3√6です。」

先生「正解だ。次男!これを解いてみろ。」

男「必氏に考えたんですけどわかりませんでした、、、、、」

6: 2013/03/01(金) 23:43:23.74 ID:4ygjuVvh0
男は凡人です。分からない問題はたくさんあります。

友「やっぱ女ってすげぇよな。」

友「あの難しい問題を良く自分で理解できるもんだ。」

男「そうだな。」ギリッ

友「悔しいのか。」

男「あぁ。でも俺も頑張れば少しはちかずけるとおもうんだ。」

男「頑張ってみるよ。」

7: 2013/03/01(金) 23:47:16.23 ID:4ygjuVvh0
男はその日、家に帰って必氏に勉強をしました。
参考書を読み、必氏に問題に取り組みました。
それでも解けない問題はたくさんありました。

男「なんでわからないんだ。」

男「俺が凡人だからか?」

男は暗記が得意でした。
なぜなら時間をかければだれでも点数を取れる科目だからです。

8: 2013/03/01(金) 23:49:09.60 ID:4ygjuVvh0
友「お前、大丈夫か?顔色悪いぞ?」

男「大丈夫。ありがとう。」

友「勉強するのはいいけど、あんま無理すんなよ。」

男「うん。」

9: 2013/03/01(金) 23:53:28.48 ID:4ygjuVvh0
男(何で俺には数学ができないんだろう。)

男は(女より勉強している自身はあるのになんで、、、、、、)

先生「よし、女!昨日の応用だ!!解いてみろ。」

女「5です。」

先生「正解だ!!よく勉強しているな!」

男は女が解いた問題を解けていませんでした。

11: 2013/03/01(金) 23:57:54.92 ID:4ygjuVvh0
そして男は劣等感を抱えたままテストを受けました。

友「どうだった?」

男「暗記科目はほぼ100点だなww」

友「お前そう言って100点とったことねぇだろww」

男はいつも92から98の点数でした。

友「数学はどうだった?」

男「ダメだったよ。」

友「そっか。」

12: 2013/03/02(土) 00:03:02.12 ID:laeQrcj90

男はいつも数学だけはどれだけ頑張ってもできませんでした。
一方女はいつも100点でした。

男「女、お前はなんで100点を取れるんだ?わからない問題はないのか?」

女「ないな。逆にお前に聞きたい。」

男「何をだよ?」

女「どうやったらそんな勉強できるんだ?」

女「無駄だということに気づかないのか?」

16: 2013/03/02(土) 00:09:15.37 ID:laeQrcj90
女「お前はバカなんだよ。」

女「バカが勉強しても東大にはいけないし無駄だろ。」

男「そうだな、俺はお前よりバカだ。」

男「でも、俺はいい大学に行きたいんだ。」

女「無駄だと思うぞ。」

男「それでも頑張るんだ。」

19: 2013/03/02(土) 00:13:08.98 ID:laeQrcj90
男と女では能力の差がはっきりしています。
男はどれだけ頑張っても、
頑張っても追いつけないのでしょうか?

20: 2013/03/02(土) 00:14:34.55 ID:laeQrcj90
男はわかっていました。
自分がどれだけ頑張っても女には勝てないことに

それでも彼は必氏に勉強をします。

22: 2013/03/02(土) 00:17:08.37 ID:laeQrcj90
女のしゃべり方はこんな感じ

男は諦めきれないのです。
どうしても女に勝ちたいのです。

彼はどうしたでしょう?

23: 2013/03/02(土) 00:19:00.80 ID:laeQrcj90
彼は女に勝ちたいと同時に才能のある奴に
勝ちたいと思っています。

しかし彼には才能がありません。
どうしたでしょう?

26: 2013/03/02(土) 00:21:58.98 ID:laeQrcj90
彼は必氏に勉強をすることにしました。

女「お前また放課後残ってんのかよww」

彼は必氏に勉強をすることに

女「お前、それ間違ってるぞ。」

彼は必氏に勉強を

女「因数分解からやり直せよww」

彼は必氏に

30: 2013/03/02(土) 00:26:35.77 ID:laeQrcj90
男「俺は勉強をした。」

彼は自分に心の中で言いました。

男「もうあきらめよう。」

彼は今、

31: 2013/03/02(土) 00:29:25.45 ID:laeQrcj90
彼は今までの勉強を振り返ります。

暗記科目は必氏に頑張りました。

みんなも頑張りました。

暗記科目は彼だけの武器ではなくなってしまったのです。

数学を氏ぬ気で頑張りました。

女は頑張りませんでした。

33: 2013/03/02(土) 00:30:44.09 ID:laeQrcj90
それでも女は数学ができました。

男「俺には数学は出来ない。」

35: 2013/03/02(土) 00:33:10.22 ID:laeQrcj90
一人彼は放課後の教室でつぶやきます。
彼の机の上にはボロボロになった参考書がありました。
青色の表紙は所々敗れています。

38: 2013/03/02(土) 00:37:06.77 ID:laeQrcj90
彼はふと黒板を見ました。

日直のところには女と書かれていました。

40: 2013/03/02(土) 00:40:02.79 ID:laeQrcj90
彼は一度閉じた参考書をまた開きました。

41: 2013/03/02(土) 00:42:04.45 ID:laeQrcj90
彼は参考書を開いたと同時に、自分のことを認めました。

参考書を開いた自分を認めました。

43: 2013/03/02(土) 00:46:02.31 ID:laeQrcj90
彼は次の日の放課後、女に喋りかけました。

男「お前は自分に自信をもってるか?」

女「持ってるけどどうしたww」

女は笑っています。
彼女がどうして笑っているのか僕にはわかりません。

44: 2013/03/02(土) 00:48:40.43 ID:laeQrcj90
男「俺はさ、お前みたいに頭がいいわけじゃないけど自分が大好きだよ。」

女「私はお前が嫌いだけどな。」

男「まぁ聞けよ。」

46: 2013/03/02(土) 00:52:15.17 ID:laeQrcj90
女「お前とうとう狂ったか。」

男「俺はさ、なんていうか気付いたんだよ。」

女「何によ。」

男「頑張ることの大切さかな?」

女「かな?ってどういうことだよww」

47: 2013/03/02(土) 00:54:08.93 ID:laeQrcj90
女「大切って言ったってお前みたいなバカが頑張って意味はあるのか?」

48: 2013/03/02(土) 00:54:47.85 ID:laeQrcj90
男「意味ならあるよ。」

49: 2013/03/02(土) 00:57:56.16 ID:laeQrcj90
男「今まで俺はさ、努力なんて結果が出なけりゃ意味がないものだと思ってたよ。」

男「でも違うんだ。努力ってのは自分を乗り越えるためにあるんだ!!」

男「結果は確かに大切だ。」

男「それは変わらない。」

女「私にはお前が何を言っているのかわからない。」

男「わからなくてもいいんだ。でもお前に伝えたかったんだ。」

50: 2013/03/02(土) 01:00:59.19 ID:laeQrcj90
男「この先も俺は頑張り続ける。」

女「勝手にしろ。」

男「そうする。」

51: 2013/03/02(土) 01:02:05.62 ID:laeQrcj90
終わり



彼は今、三角関数やってるよ

んじゃノシ

54: 2013/03/02(土) 01:03:56.31 ID:4xjy1G1F0
楽しめなきゃだめよ

55: 2013/03/02(土) 01:07:40.26 ID:yToxjzUk0
頑張っているように見えて頑張っていなかったわけだ
意味無いな

引用元: 男「意味ならあるよ。」