1: 2011/08/06(土) 11:34:20.50 ID:qOVTjFFG0
梓「いらっしゃい」

憂「おじゃまします」

梓「暑かったでしょ」

憂「うん、今日もいい天気だねー」

梓「まあ上がってよ。今うち誰もいないから」

憂「そうなんだ」

3: 2011/08/06(土) 11:40:37.25 ID:qOVTjFFG0
梓「親は今家開けてて今週は私一人なんだ」

憂「そうだったんだ。ご飯とか大丈夫?」

梓「うん、自分で作ってるし」

憂「へー梓ちゃんすごーい」

梓「いや、憂に言われても……。そうだ、お昼になったら私がご飯作るよ」

憂「私も手伝うよー」

梓「簡単なの作るから大丈夫だよ」

憂「そう? それじゃあお言葉に甘えて……」

梓「あんまり期待しないでね」

8: 2011/08/06(土) 11:48:55.71 ID:qOVTjFFG0


梓「おまたせー」

憂「わあ、焼きそばとスープと目玉焼きだ~」

梓「うん」

憂「それじゃあ早速いただくね」

梓「どうぞ」

憂「いただきます。じゃあ焼きそばから……あむ、もむもむ」

憂「おいしい~」

梓「よかったー」

憂(あれ? でもこの濃い味のソースとやけに小さめでふやけてるお野菜、どこかで食べたような……)

憂「それじゃスープも……すす……」

憂「…………?」

憂「梓ちゃん、これ何のスープ?」

梓「え? 焼きそばのそば湯だけど」

憂「焼きそばの……そば湯……?」

17: 2011/08/06(土) 11:56:29.50 ID:qOVTjFFG0
憂「あ、梓ちゃん……今朝は何食べたの?」

梓「パンと卵焼きだけどそれがどうかした?」

憂「昨日の夜は?」

梓「えっ、ラーメンと目玉焼き」

憂「き……昨日のお昼は?」

梓「確かうどんと卵焼きだったかな……ってどうして涙目!?」

憂「ご両親が帰ってくるのはいつ!?」

梓「へ? ええと……あと四日くらいかな」

憂「今日からうちに泊まろう? ね?」

梓「え、どうして」

憂「お願いっ!」

梓「いや、私はいいけど憂の家は大丈――」

憂「大丈夫だからぁっ!」

梓「あ、うん……」

22: 2011/08/06(土) 12:04:09.24 ID:qOVTjFFG0


憂「お姉ちゃんただいまー」

唯「おかえり憂ー」

梓「お世話になります」

唯「あずにゃん!! ……ん? 『お世話になります』って何?」

梓「あ、それは……」

唯「もしかしてうちの子になっちゃうの? ふふっ」

憂「そうだよー」

唯「おいおいマジかよ」

25: 2011/08/06(土) 12:12:17.19 ID:qOVTjFFG0
憂「梓ちゃん今家に一人なんだって。だから、ね」

唯「そうだねーそれがいいよ」

梓「何だかすみません」

唯「私は大歓迎だよー」

梓「……ありがとうございます」

唯「今日からあずにゃんも平沢姉妹の一員だぜー」

唯「お姉ちゃんって呼んでもいいよ!」

梓「それは遠慮しておきます」

唯「遠慮しないでさあ……さあさあ」

梓「ええぇ……」

唯「ほらほら!」

梓「う……言うまで粘るつもりですね」

29: 2011/08/06(土) 12:21:08.43 ID:qOVTjFFG0
梓「わかりましたよ……お」

梓「おね……うく////」

梓「やっぱりナシ――」

唯「だめー♪」

梓「…………っ……おねえ、ちゃん」

唯「うおおっ……か、可愛すぎる!」

憂「お姉ちゃんいいなー」

30: 2011/08/06(土) 12:28:47.15 ID:qOVTjFFG0
唯「えへえへへ」

憂「あっと、ご飯の用意しなきゃ」

梓「私も手伝うよ」

憂「う、うーん……あっ梓ちゃんには明日手伝ってもらいたいなっ!」

梓「え、でも」

唯「まあまあ、ここは私達の妹に任せようよ」

梓「妹に頼りきりの姉はちょっと……」

34: 2011/08/06(土) 12:35:24.25 ID:qOVTjFFG0
唯「でもあずにゃんの手料理も食べたかったなー」

梓「そういえばお昼は憂に焼きそばを作りました」

唯「えーいいないいな! 他には何を作ったの?」

梓「目玉焼きと焼きそばのそば湯です」

唯「へぇー」

唯「……」

唯「……え?」

梓「ですから目玉焼きと――」

唯「みなまで言うな、妹よ」

梓「はい?」

唯「憂のご飯をいっぱい食べるんだよ?」

梓「は、はあ……」

35: 2011/08/06(土) 12:43:07.85 ID:qOVTjFFG0
憂「ご飯出来たよー」

唯「きたきたっ」

梓「早いね。それにすごく美味しそう」

憂「梓おねえちゃんの為に頑張っちゃったっ」

梓「うっ……は、恥ずかしいよ」

憂「えへへー」

唯「照れてるあずにゃんもかーわいー♪」

梓「唯先輩までからかわないでください!」

唯「違うよ? お姉ちゃんだよ?」

梓「まだやるんですか……」

36: 2011/08/06(土) 12:50:40.03 ID:qOVTjFFG0
憂「冷めないうちにいただきますしちゃお?」

唯「そうでした。いただきまーす」

梓「いただきます……ずず」

梓「!」

梓「この味噌汁おいし……」

憂「よかった~」

唯「あずにゃん、もう焼きそばのそば湯を飲んだらダメだよ」

梓「え……そうなんですか?」

憂「あはは……」

39: 2011/08/06(土) 13:00:38.33 ID:qOVTjFFG0
憂「あ、でも焼きそば弁当っていうカップ焼きそばがあってね、捨て湯でスープを作れるんだって」

唯「へー面白いね」

梓「今度見つけたら買おうかな」

憂「んー……」

梓「どしたの憂?」

憂「梓お姉ちゃん、明日料理作ろうよ」

梓「その呼び方恥ずかしいって……料理教えてくれるの?」

憂「うん、インスタント以外の料理もあるといいかなって」

梓「そうだね、教えてくれる?」

憂「うん! それと……」

梓「?」

憂「私も『お姉ちゃん』がいいなー」

梓「はっ?」

44: 2011/08/06(土) 13:08:39.80 ID:qOVTjFFG0
憂「私も梓ちゃんからお姉ちゃんって呼ばれたいよー」

梓「って憂は私より誕生日後でしょ」

憂「ええー」

唯「じゃああずにゃんが三女って事にすればいいんじゃない?」

唯「ちょうど背の順だよ!」

梓「うぐっ……」

憂「ダメ、かな?」

梓「……まあ憂には料理を教えてもらうし」

梓「お、おね……おねえちゃん」

憂「はわぁぁぁ……!」

47: 2011/08/06(土) 13:16:13.37 ID:qOVTjFFG0
唯「いいよねー妹あずにゃん」

梓「うぅ……ごちそうさま!」

唯「もっと言ってよ~」

梓「……お姉ちゃんの料理美味しかったよ」

憂唯「ありがとー」

梓「今のは憂に言ったんです」

48: 2011/08/06(土) 13:23:39.92 ID:qOVTjFFG0
唯「お姉ちゃんが二人だと紛らわしいね」

梓「今のは誰でも分かるでしょう」

憂「じゃあこういうのはどうかな? 『唯姉』『憂姉』」

唯「ゆいねえ……!」

梓「ういねえ……それはちょっと」

唯「いいねそれ!」

梓「ええっ!?」

唯「ほらほら呼んでみて!」

梓「……ゆっ、唯姉! 憂姉ぇ!!(やけくそ)」

唯「おお……!」

憂「くすぐったいね!」

51: 2011/08/06(土) 13:31:42.08 ID:qOVTjFFG0
梓「これいつまで続けるの……?」

唯「平沢家にいる間は続けてね!」

梓「やっぱり帰ろうかな……」

唯憂「だめー♪」

憂「あ、お姉ちゃん」

唯「ん? オッケー。行くよあずにゃん」

梓「何ですか?」

唯「お風呂の準備だよ」

53: 2011/08/06(土) 13:42:16.10 ID:qOVTjFFG0
梓「へえ、憂は何も言ってなかったのによく分かりますね」

唯「憂の事なら大体わかるよ。姉妹だからね」

梓「へえ……」

唯「……」

唯「あずにゃん!」

梓「はい?」

唯「じー……」

梓「な、なんですか?」

唯「私が言いたい事分かるかな? じー……」

梓「え、うーん…………あ」

唯「分かった!?」

梓「多分……」

唯「それじゃあ――」

梓「結構です」

唯「一緒にお風呂入ろ……えー!?」

55: 2011/08/06(土) 13:53:25.38 ID:qOVTjFFG0


梓「ごめん憂、パジャマまで借りちゃって」

憂「……」

梓「う、憂姉」

憂「えへへいいよー」

唯「私も憂のパジャマ借りちゃった! これでみんな□K□だね!」

憂「三姉妹だからねー」

梓「ふぁぁ……」

唯「それじゃ寝よっか」

梓「え、唯せんぱ……唯姉も憂姉の部屋で寝るんですか?」

唯「だぁってー私だけ一人じゃさみしいじゃん」

憂「一緒に寝るの久しぶりだね」

唯「今夜は寝かさないぜ、妹たちよ」

憂「きゃあーっ」

梓「ふぁぁ……」

56: 2011/08/06(土) 14:03:57.33 ID:qOVTjFFG0


梓「ん……んんー」

唯「くー」

梓「憂……姉はもう起きてるんだ」

梓「夏休みなのに早いなあ」

唯「んぁ……あれ、あずにゃん?」

梓「あ、おはようございます」

唯「んん……? あ、泊まったんだっけー」

梓「寝ぼけてますね唯先輩」

唯「ん……ゆいねえでしょー」

梓「そこは覚えてるんですね……」

58: 2011/08/06(土) 14:14:27.17 ID:qOVTjFFG0
憂「あ、梓ちゃんおはよー」

梓「憂姉おはよ」

憂「えへへ」

梓「いちいち喜ばないでよ」

憂「だってぇ」

唯「……お腹すいた」

憂「ご飯出来てるよ」

唯「わぁい」

梓「起きたら朝ごはんが出来てる……すごいな。一人で生活してみて改めて分かった。憂すごい」

61: 2011/08/06(土) 14:25:04.18 ID:qOVTjFFG0


憂「私お買い物行ってくるね」

梓「私も行く」

唯「私もー」

憂「あれ、お姉ちゃん今日は和ちゃんと約束があるって言ってなかったっけ?」

唯「え? ……っ!! 今何時!?」

憂「2時だよ」

唯「いってきます!」

憂「あっ夕ご飯はいるの……いっちゃった。後でメールしなきゃ」

梓「あはは……」

憂「私達も買い物に行こっか」

梓「うん」

62: 2011/08/06(土) 14:35:33.79 ID:qOVTjFFG0
憂「うーん……」

梓「何考えてるの?」

憂「梓ちゃんにどの料理を覚えてもらおうかなって」

梓「憂に教わったら……お姉ちゃんに教わったら何でも出来そう」

憂「ええ~」

梓「そうだ、私食べたいものがあった」

憂「なあに?」

梓「最近白米食べてなくてさ」

憂「……梓ちゃん、ご飯炊いた事は?」

梓「……無いです」

憂「じゃ、じゃあご飯の炊き方から教えるね」

梓「ありがとうお姉ちゃん……」

65: 2011/08/06(土) 14:44:21.41 ID:qOVTjFFG0
憂「梓ちゃんはたまご好き?」

梓「好きっていうかそのくらいしか作れないというか……」

憂「……よし、作るもの決めたよ」

憂「ええと、豚肉、人参、玉ねぎ、キャベツ、ニラ……とりあえずこんな感じかな」

梓「カレー……じゃないか。何だろ?」

憂「簡単に作れるよ」

憂「あとは果物買っておくといいよ。リンゴとかバナナなら手軽に食べられるから」

梓「なるほど」

68: 2011/08/06(土) 14:54:36.08 ID:qOVTjFFG0
憂「んっしょ……買いすぎちゃった」

梓「持つよ」

憂「大丈夫だよ」

梓「泊めてもらってるお礼」

憂「そう? じゃあ……」

梓「それにお姉ちゃんに料理教えてもらうしね」

憂「ふふ、お姉ちゃんと買い物に行った時もね、いつも持ってくれるんだよ」

梓「ああ唯姉のことね。そういう所はしっかりしてるんだ」

憂「そうだよー」

69: 2011/08/06(土) 15:02:44.39 ID:qOVTjFFG0
梓「ところで何の料理を教えてくれるの?」

憂「えっとね、たまご丼」

梓「たまご丼……カツ無し丼みたいな感じ?」

憂「うん。でもそれだと味気ないからお野菜と豚肉を入れようかなって。あ、それだと他人丼になるのかな」

梓「へえ~」

憂「丼物なら一度にいくつも覚えなくて済むし野菜とお肉も入れられるしね」

梓「なるほど……さすが憂姉」

憂「てへへ。そうだ、あとでレシピ書いたメモもあげる」

梓「色々ありがと」

憂「うん。それじゃお姉ちゃんが帰ってくるまでに作っちゃおう!」

梓「おー」

71: 2011/08/06(土) 15:10:09.97 ID:qOVTjFFG0


唯「ただいまー……ん、いいにおい!」

梓「唯姉おかえり」

唯「え? ……おー妹のあずにゃんただいま!」

梓「……今姉妹設定忘れてましたよね? 私すっごく恥ずかしいんですけど」

唯「やだなあワスレテナイヨ。そんなことなかとよ」

梓「唯姉にはご飯抜きかな」

唯「エー?!」

憂「今日は梓ちゃんが作ったたまご丼だよ」

唯「あずにゃんが作った!? 食べたい! すみませんでした許してぇー!!」

梓「はいはい」

72: 2011/08/06(土) 15:18:17.35 ID:qOVTjFFG0
唯「いやーそれにしてもあずにゃんが作ったたまご丼かー。あ、そば湯はいらないよ?」

梓「……」

唯「すいません…………おお! 美味しそう!」

憂「たまご丼にお野菜と豚肉入れてみたの。」

唯「おおぉぉぉぉお……すごいよあずにゃん!」

梓「……へへ。でも憂姉が教えてくれたおかげだよ」

唯「ふぅむ……じゃあこの料理に名前をつけよう!」

梓「え?」

73: 2011/08/06(土) 15:26:35.18 ID:qOVTjFFG0
唯「そうだな……憂とあずにゃんが姉妹でたまご丼だから……」

唯「特製平沢姉妹ど――あっ」

梓「っ」

憂「?」

唯「……平沢姉妹が頑張って作った野菜とたまご丼、かな」

憂「長くない?」

唯「あ、や、やっぱり? あはは……//// えーっとじゃあ」

梓「いえ! それでいいんじゃないですかね! 私気に入りましたっ!」

憂「そう? 最初の方が――」

梓「あーっ! 私お腹空いちゃったなあー! 唯姉もお腹空いたよね早く食べよう!」

唯「そっそうだねっ! いやーもう限界だよーいただきまーすほら憂何してるの早く食べなよ!」

憂「あ、うん。……?」

74: 2011/08/06(土) 15:34:50.68 ID:qOVTjFFG0

――――――――――――――――――――

『平沢姉妹が頑張って作った野菜とたまご丼』

■材料(1人分)
ごはん  卵約1個  豚肉50g  人参1/3本  玉ねぎ1/4~半分  キャベツ1枚  ニラ適量
{だし汁50cc  砂糖小さじ1  醤油小さじ1.5} 【みりん小さじ1.5  酒小さじ1.5】

■作り方
1・野菜を切る。玉ねぎは薄くスライス。他は千切り。卵を軽ーく混ぜておく。
2・フライパンに{ }内の調味料をいれて熱する。【 】内の調味料を入れたらカツ丼風味だよ。
3・煮立ったら玉ねぎ、豚肉を加える。
4・肉に火が通ったら他の野菜を入れる。
5・卵を2/3くらいかける。混ぜないで少し待つ。少し固まってきたら残りを入れる。
6・ごはんにのせて出来上がり。



卵は白身を切るように混ぜるといいよ!
分からない所があったらメールしてね!    憂

――――――――――――――――――――

75: 2011/08/06(土) 15:40:35.14 ID:qOVTjFFG0
梓「憂ってば調味料は全部適量って言うんだもん。適量じゃわかんないよ」

憂「適量は適量だよー」

唯「もぐもぐ……」

梓「お姉ちゃん……おいしい?」

唯「おいしいよ~!」

憂「よかったね梓ちゃん」

梓「あ、う、うん……」

梓「たまご丼とお吸い物と果物があれば私でも一食作れるんだ……」

梓「本当は憂姉みたいにもっとおかず作りたいけど」

憂「それはまた今度教えるね」

梓「よろしく」

唯「んむんむ……お姉ちゃんしやわせだよー」

77: 2011/08/06(土) 15:48:10.51 ID:qOVTjFFG0


唯「今日は私の部屋で寝よ?」

梓「はい」

憂「私も行っていい?」

唯「もちろーん」

梓「あ、明日って部活ですよね」

唯「おっとそうだった」

梓「明日は家に帰らないと。家の冷蔵庫にたまご残ってるし」

唯「妹が減っちゃう……」

憂「妹がいなくなっちゃう……」

梓「はいはい」

78: 2011/08/06(土) 15:56:54.46 ID:qOVTjFFG0
唯「あずにゃんつめたーい」

梓「そんな事言われても……そりゃあ寂しいけど」

唯「んふふ、妹ちゃんかーわいー」

憂「ふふふ」

梓「もう寝ます!」

唯「えーもっとお話ししようよ!」

憂「そうだよー」

梓「ちょ、二人ともくっつかないでよ! うー、あー、暑いっ!!」

79: 2011/08/06(土) 16:03:41.20 ID:qOVTjFFG0


唯「いつでも帰ってきていいからね……ぐす」

梓「はいはい」

唯「つれないなぁ」

憂「梓ちゃん、えっと……」

梓「また料理教えてね、憂姉。えへへ」

憂「あ……うんっ!」

唯「あっあっ、えーとえーと……」

梓「唯姉は部活に遅れないで来てね」

唯「ふぁ……おっけー!」

梓「それじゃあ、いってきます」

81: 2011/08/06(土) 16:09:14.47 ID:qOVTjFFG0
梓「……」

梓「……」

梓「お姉ちゃん、か」

梓「悪くないかも」

梓「……ふふ」

82: 2011/08/06(土) 16:17:15.27 ID:qOVTjFFG0


梓「こんにちはー」

律「オー来た来た」

唯「あずにゃーん会いたかったよー!」

梓「あれ、お姉ちゃんの方が早く来てたんだ」

律「えっ」
澪「ん?」
紬「お姉ちゃん?」

梓「へ? …………あッ!!?」

唯「あずにゃぁん……!」

律「すげーナチュラルに呼んでたな。ぷっ」
澪「唯の妹になったのかぁ。ふっ」
紬「いいなー私も妹欲しい。フフフ」

梓「あ、いや、これはそのっ……うあああーーっ!!」

――――

――――――――

――――――――――――

83: 2011/08/06(土) 16:25:26.48 ID:qOVTjFFG0
梓「今日は久々に練習した気がする」

梓「夜ご飯は焼きそ……いや、ここは作っちゃおうかな」

ピンポーン

梓「ん、誰だろ?」

梓「はーい」

ガチャ

梓「どちらさ……ま」

唯憂「ただいまっお姉ちゃん!」

梓「あへ……?」

唯憂「今日から私達がお姉ちゃんの妹だよっ!」

梓「…………。と、とりあえず中にどうぞ……」

唯憂「ただいまー!」



END

89: 2011/08/06(土) 17:19:39.98 ID:1r3clUrQ0

引用元: 唯憂梓「yeah kiss of unknown so bad you」