1: 2013/12/27(金) 23:46:40.26 ID:fYTZ9Xrpo
P「あんにゃろう、なにかと付き纏いやがって。性欲をもてあますっつーの」

P「アイドルでなければとっくに付き合ってるぞ」

P「というわけで腹いせにセクハラだ」

P「生頃しにされる俺の苦しみを思い知るが良い」



2: 2013/12/27(金) 23:47:37.21
~CGプロ事務所~
まゆ「おはようございます、Pさん、ちひろさん」

ちひろ「おはよう、まゆちゃん」

P「おはよう、まゆ。今日はレッスンの予定を変更して映画を見てもらうぞ」

まゆ「映画?」

P「うん、今度受けるオーディションの審査員に映画監督がくるらしい」

P「どんな映画を撮る人か知っておいて損はない……ということで、はいDVD」

まゆ「それは構いませんけど、事務所で今見るんですか? お仕事の邪魔になりません?」

ちひろ「大音量でなければ問題ありませんよ」

P「一応言っておくけど、つまらなくても飛ばしたらダメだぞ」

P「少なくとも監督にとっては、ちゃんと全てのシーンに意味があるんだから」

まゆ「はい、分かりました」

P(よし、疑っていないな。ただの映画と思うなよ……?)

3: 2013/12/27(金) 23:48:30.97
~映画視聴中~
まゆ(オーソドックスな恋愛物のようですねぇ……)

『大好き……ん、くちゅ』

まゆ(わぁ、情熱的なキス……いつかまゆもPさんと……うふ)

『愛してるよ』

まゆ(えっ、いきなり服脱がせるの!?)

まゆ(あぁ、だんだんキスも激しく……)

まゆ(あっという間に二人共裸に……あわわ、一時停止!)ポチッ

まゆ(これもしかしてこのまま続けちゃうの!?)

まゆ「あ、あのッ、Pさん!」

P「どうしたー?」

まゆ「こ、これっ……え、ええ、えOちなシーンがっ!」

4: 2013/12/27(金) 23:49:08.48
P「うん、そういう映画だからな」

まゆ「もしオーディションに受かったら、まゆもそういうシーンを……!?」

P「ないない。ただ、必要と判断すれば濡れ場も撮る監督ってことだよ」

P(そもそもオーディション自体、まゆに映画を見せるための嘘だけどな)

まゆ「そう、ですか……。これ、年齢制限無いんですか?」

P「R15だ。まゆは16歳だろ?」

まゆ「そ、そうですけど……小さい子が来たら」

P「来ないと思うけどなぁ、今頃皆レッスンのはずだし」

まゆ「持って帰って寮で見たらダメでしょうか!?」

P「今ここで見てもらうのが一番都合いいんだけどなぁ。紛失の心配とか無いし」

まゆ「あ、あぅ……」

5: 2013/12/27(金) 23:49:46.59
P(おーおー、赤くなっちゃって)

P(普段の言動がアレなせいで忘れがちだが、まゆは恋に恋する年頃の女子高生)

P(恋愛映画はいろいろ見てるだろうが、こういった濡れ場は見たことがないようだ)

P(……まぁ、女子高生が皆そうではないんだろうけど)

P(少なくともまゆが、R15の濡れ場で顔を真っ赤にするほどウブなのはたしか)

P(目のやり場に困る感じ……たまんねぇな!)

P「ちょっと恥ずかしいかもしれないけど、オーディションのためと思って。な?」

P(そんなオーディション無いんだけどな!)

6: 2013/12/27(金) 23:50:18.66
まゆ「わ、分かりました……」

P(まゆはテレビの前に戻っていった)

ちひろ「鬼畜ですねぇ、Pさん」

P「なにがですか、ちひろさん」

ちひろ「しらばっくれますか……ま、良いでしょう。まゆちゃん意外とウブで可愛いですし」

ちひろ「私のあずかり知らない秘密のオーディションが、どこかにあるんでしょうね」

ちひろ「それとはまーったく関係ないんですけど、エナドリ飲みません? 10本くらい」

7: 2013/12/27(金) 23:50:48.43
~~~~~
『あぁん、もっとぉ……』

まゆ(うう、恥ずかしい)///

まゆ(飛ばしたいけど、飛ばすなって言われたし……)

まゆ(いっそ、オーディション自体断れば……だめだめ、せっかくPさんが期待してくれてるのに)

まゆ(あ、違うシーンになった。良かったぁ)ホッ

まゆ(まゆは、Pさんの前であんな風にできるかしら……)

まゆ(……)

まゆ(ダメ、思い出しちゃ……目に焼き付いて…………あうぅ)

まゆ(もうえOちなシーンは終わったのに恥ずかしさが止まりません)///

8: 2013/12/27(金) 23:51:17.04
~数十分後~
まゆ(そろそろ終わりそうですねぇ)

まゆ(ようやく落ち着いてきました……)

『抱いてちょうだぁい』

まゆ(えっ、また!? しかも今度は外で!)

まゆ(えーっ、えーっ!? これ本当にR15なんですかー!?)

まゆ(こ、これが、大人の恋愛……ゴクリ)///

9: 2013/12/27(金) 23:51:58.69
~さらにしばらくして~
まゆ(お、終わったぁ……)ホッ

P「まゆ、終わった?」

まゆ「は、はい……ちょうど今」

P「俺も見たけど、結構えろかったよなぁ」

まゆ「そう……ですね。まゆにはちょっと刺激が強すぎて」

P「顔真っ赤だなぁ、あはは。そんなまゆ初めて見た。10年くらいしたら、まゆもこんな仕事してみるか?」

まゆ「む、無理です! ちょっと、今は、こんな、その、全く想像できないですっ」アセアセ

P「そんなに焦らなくても。ほんの冗談だって」

まゆ(たとえ相手がPさんでも、まゆは緊張せずあんな風にできるでしょうか)

まゆ(ちょっと不安になってきました……)

P(ウブなまゆ可愛い)

10: 2013/12/27(金) 23:52:44.06
ガチャリ

P(アイツが来たか)

P(ジェスチャー? ……『あたしが来たことは黙っていて』?) 

P(ふむ……背後だからまゆはまだ気づいていないようだ)

P(面白そうだから好きにやらせてみよう)

P「映画を見て、監督についてなにか感じることはあったか?」

まゆ「そうですねぇ……リアリティを求める方かもしれませんね」

まゆ「説明が少なかったですし、ああいうシーンを省略せず見せたり――」

愛海「おはようございます!!」ムニュ

まゆ「ひゃああっ!!」

P(GJ)

11: 2013/12/27(金) 23:53:22.57
愛海「うひひ、まゆちゃんはガードが硬いから半分諦めてたけどついに、ついにー!」

まゆ「愛海ちゃんやめて……っ! Pさん、見てないで止めてください!」

愛海「念願のまゆっぱい! はーじーめーまーしーてー!」ムニムニ

まゆ「いやああ、やめてぇぇ!」

ドタバタ
まゆ「あっ、服の中に手を入れないで! Pさん、早く助けて下さい!」

愛海「ここかー、ここがええのんかー?」

まゆ「ちょ、ダメ……はぁんっ」ビクン

まゆ「や……あ、ふあぁ」///

まゆ「い、いいかげんに……しなさいっ!」

ゲンコツ!
愛海「ふぎゃっ!!」

12: 2013/12/27(金) 23:53:54.52
まゆ「はぁっ……はぁっ……」

愛海「きゅぅ~」

まゆ「なんで助けてくれなかったんですかぁ!」ナミダメ

P「不器用だけど、愛海なりのコミュニケーションかと思うと目頭が熱く――」

まゆ「なってませんよね、ニヤニヤ笑ってましたよね?」

P「いやぁ、まゆの喘ぎ声がえろすぎて」

まゆ「喘いでませんっ!」///

P(愛海の登場は想定外だったが……素晴らしいセクハラだった)

P(今後は師匠と呼ばせてもらいます)

13: 2013/12/27(金) 23:54:25.89
~満員電車内~
まゆ(この時間はこんなに混むんですねぇ……もう少し事務所にいれば良かったかな)

まゆ(でもPさんは営業に出ちゃったし)

まゆ(今日はいろいろあったから、おとなしく寮に戻りましょうか)

サワッ
まゆ(――!?)

サワサワッ
まゆ(偶然当たったんじゃない……! 痴漢……っ)

まゆ(や、やだ、お尻を撫でまわして……)

まゆ(振り払いたいのに、身体が固まって動かない……)

まゆ(こ、怖いっ)

14: 2013/12/27(金) 23:55:00.52
まゆ(次の駅まであと……2分位? なんとか我慢して降りないとっ)

ナデナデ ナデナデ
まゆ(もうやめてぇ……まゆのお尻、Pさんだって触ったこと無いのに)

スススッ
まゆ(スカートの中はダメェ~~っ)///

痴漢「ハァハァ」

まゆ(うう、硬いもの当たってる……これってやっぱり)

まゆ(いやぁ……誰か助けて…………Pさぁん)

ヒラク ドアニ ゴチュウイクダサイ

プシュー
まゆ(お、降ります……っ)

まゆ(怖くて、声出ない……! 早く降りないとっ。今逃げなかったら、もう……!)

15: 2013/12/27(金) 23:55:31.65


ダァ シェァリァス

まゆ(何とか降りれた、怖かったぁ……)

まゆ(ちゃんと抵抗した方が良いらしいけど、とても……)

痴漢「違う、痴漢じゃありません!」

男「嘘をつくな、しっかり見たぞ!」

まゆ(この声……?)

痴漢「誤解なんですよ!」

まゆ「Pさん……」

痴漢P「まゆ、助けて!」

まゆ(知らないふりして帰ろうかしら)ゲンメツ

16: 2013/12/27(金) 23:56:01.13
~~~~~
P「ようやく痴漢じゃないと分かってもらえたなぁ」

まゆ「いえ、誰がどう見ても痴漢ですよ……」ムスッ

まゆ「知り合いだから警察沙汰にしないで、とまゆがフォローしなかったら今頃絶対留置所です」

P「尻だけに。なんてな、ははは」

まゆ「何考えてるんですか、全く……」プンプン

P「まゆが可愛すぎて我慢できなかったんだよ」

まゆ「えっ……」

P「正直付き合えるものなら今すぐ付き合いたいくらい」

P「でもまゆはアイドルだから、恋愛スキャンダルはNGだろ」

P「それで……ちょっとしたストレス発散を」

17: 2013/12/27(金) 23:56:30.25
まゆ「お、お話は分かりましたけど、こういうことはもうやめてくださいね」///

まゆ「とっても恥ずかしかったんですから」プクー

P「はい、ごめんなさい」

P(むくれるまゆ可愛い)

まゆ「……二度とこんなことしないように、Pさんは正式にまゆとお付き合いしてください」

P「いやいや、アイドルに恋愛はNGだって」

まゆ「知りません。付き合えるものなら付き合いたいんですよね?」

まゆ「堂々とお付き合いできる方法をなにか考えてください。イタズラの罰です」

P「無茶ぶりだよ……勘弁してくれ」

18: 2013/12/27(金) 23:57:19.29
まゆ「Pさんに辱められたと皆に……」

P「やめてください、氏んでしまいます」

まゆ「じゃあ、良い方法を考えてくださいね」ニコッ





……その後、開きなおって交際を公表し恋するアイドルとしてアピールしたら、

男性ファンは少し減ったがそれ以上に女性からの応援が増えた。

数名のアイドルはその手があったか、と悔し涙を流したらしい。

でもこれ、万が一別れたらやっぱりスキャンダルだよな……

ひょっとして、ある意味詰んでる?

19: 2013/12/27(金) 23:57:49.58
以上で終了

まゆはセクハラしたくなるくらい好きです

20: 2013/12/28(土) 00:00:14.53
おつにゃん

引用元: P「まゆにセクハラする」