2: 2016/01/05(火) 22:58:52.63 ID:raw8Zs3fO
フリートーク

早苗「…」

瑞樹「…」

早苗「…アタシ達ってさ」

瑞樹「いきなりぶっこんできたわね」

早苗「別に挨拶も何もないじゃない。いつも」

瑞樹「挨拶はいいわよ。ただいきなりぶっこむと視聴者の方がいつ始まったのか分からない錯覚に陥るでしょ」

早苗「えー…?じゃあ何か決めとく?始まりました的なの」

菜々「…その前に何のお話をしようと思ったんですか?」

早苗「あ、していい?」

瑞樹「まあ、始まりの合図は後でいいわよ」

早苗「うん。あのね?…アタシ達ってユニット名決めなくていいの?」

友紀「…」

菜々「…」

楓「…」

瑞樹「…今更?」

早苗「え?だっておかしいじゃない。こうして半年以上番組やってんのに」

瑞樹「そのうち番組名がユニット名になるわよ。多分」

早苗「そんなんでいいの?」

友紀「んー…だって楽曲も無いし、この番組以外で共演無いし…」

早苗「でも必要じゃない?」

楓「なら、私達の共通点をヒントにしましょう」

友紀「簡単ですよ!大人なところ!」

菜々「ならナナは除外されちゃいますよ」

瑞樹「カメラさん、今すぐ菜々ちゃんの顔アップにして」

菜々「やめて下さい」

早苗「ダメよ。あんな安っすいのじゃ映しきれないわ」

菜々「何を映すんですか。全員を撮るのがお仕事ですよ。そこアップにしない!!」

楓「www」

友紀「www」

3: 2016/01/05(火) 22:59:32.95 ID:raw8Zs3fO
早苗「今考えたらブルーナポレオンっておかしいわよね」

瑞樹「何で?」

早苗「だってブルーっても衣装の色だけでしょ?ナポレオンは付け足しでしょ?」

瑞樹「ユニット名って意外とそんなものよ。そんな事言ったらニュージェネレーションズの3人なんてどれだけ自信満々なのよって話になるじゃない」

友紀「私達って古い世代なんですかね」

早苗「古いんだって。アタシ達」

菜々「ナナはいつでもフレッシュですよ」

楓「つまり私達はレジェンドということですね。じゃあマスク被らなきゃ」

早苗「ならアタシバッファローマンやるからアンタラーメンマンね」

瑞樹「アンタを練り込んでラーメンに入れてやろうかしら」

楓「でもブルーナポレオンって結構まとまったネーミングだと思いますよ」

早苗「いや、違うわよ」

楓「?」

早苗「有名になったから、ブルーナポレオンで通じるのよ」

友紀「あー…」

菜々「卵が先か鶏が先かみたいな話ですか?」

早苗「そうよ。それ!」

瑞樹「…じゃあ、何にするの?」

友紀「まず色から決めましょうよ。アタシ黄色が良い!」

菜々「ナナはピンクです!」

楓「私は緑が良いです」

早苗「アタシはオレンジ!」

瑞樹「ちょっと」

4: 2016/01/05(火) 23:00:15.67 ID:raw8Zs3fO
早苗「何よ」

瑞樹「菜々ちゃんの時点で被ってないんだからこの際バラバラでいきなさいよ。オレンジってほぼ黄色じゃない」

早苗「だって後は水玉とかになるわよ?」

瑞樹「そんなのいたら完全に目立つわよ」

早苗「そう?」

瑞樹「もし戦隊モノだったら視聴者からあの水玉実は敵じゃないかって疑われるわよ」

早苗「んー…じゃあ、白?」

楓「…じゃあ…皆さんの好きな歴史上の人物!」

友紀「村田兆治!」

マキノ「いい加減にして下さい!!」

瑞樹「www」

早苗「www」

楓「www」

5: 2016/01/05(火) 23:00:54.66 ID:raw8Zs3fO
マキノ「いつになったら呼んでくれるんですか?」

早苗「後2、3分くらいしたら呼ぶつもりだったわよ」

マキノ「もう10分くらい経ってますが」

瑞樹「その前にアンタ、村田兆治って…」

早苗「まだご存命じゃない」

友紀「今だに130km以上投げるんですよ」

瑞樹「知らないわよ」

マキノ「ちょっと!!」

早苗「何か用?」

瑞樹「私達早朝に呼ばれてイライラしてるのよ?」

マキノ「…貴方達に呼ばれたんですけど…」

瑞樹「私達じゃないわよ。構成作家よ」

友紀「ちなみにあの人ね」

楓「あだ名はメガネですよ」

マキノ「…私も眼鏡なんですが…」

菜々「えっと、あの…企画の持ち込みですよね?」

マキノ「そうですよ。なのにこの扱いってなんなんですか?」

早苗「アタシらに気遣いしろっての?」

マキノ「そんなところで足組まないで下さい。ガラ悪いですよ」

瑞樹「この子は元からじゃない?」

早苗「何言ってんのよ。こちとら元公務員よ」

マキノ「言いましたね?」

早苗「ん?」

6: 2016/01/05(火) 23:01:41.84 ID:raw8Zs3fO
マキノ「元はといっても公務員。それなりの試験に合格するくらいの学力はあるはず」

瑞樹「あらあら」

マキノ「そして川島さん」

瑞樹「はい?」

マキノ「貴方もアナウンサーというかなりの学力を求められる職業をやっていた程の方」

楓「…」

マキノ「…そして高垣さん、姫川さん、安部さん」

友紀「ついでみたいなのやめてくれない?」

菜々「ナナは年下ですよ」

マキノ「安部さん。もう調べはついt」ベシッ

菜々「年下ですよ」

楓「最近の菜々ちゃん片桐さんみたいになってきたわね」

マキノ「成る程、バイオレンスになったと…」

早苗「この子のせいじゃないの?」

瑞樹「どこがよ」

7: 2016/01/05(火) 23:02:27.45 ID:raw8Zs3fO
マキノ「今日私がここに来たのは、この企画の為です」シャッ

楓「…」

早苗「…」

瑞樹「…」

友紀「…」

菜々「…」

マキノ「抜き打ち学力検査です」

早苗「…あれマジなやつ?」

瑞樹「マジじゃなかったら何なのよ」

友紀「え、無理無理…」

瑞樹「貴方は出来るでしょ?現役なんだから」

菜々「はい?」

早苗「ん?」

瑞樹「女子高校生でしょ?」

菜々「あれ?いつもと空気が違いますね?」

楓「www」

マキノ「レベルは中学卒業程度です。…勿論、貴方達なら出来て当然ですよね?」

早苗「それ一番めんどくさい時期のやつじゃないのよ」

マキノ「終わった後は順位、点数も発表するのでそのつもりで」

菜々「数学、国語、理科、社会、英語…」

友紀「うわぁ…終わった後絶対甘い物が欲しくなるよ」

早苗「ここってこんな番組じゃないわよね?」

マキノ「勿論!抜き打ちなので勉強も禁止です。あくまで今、現時点での学力を競っていただきます」

瑞樹「貴方は?」

マキノ「私は採点側です」

早苗「アンタもやりなさいよ。採点なんかその辺のスタッフにやらせればいいんだから」

マキノ「いえ、私は…」

瑞樹「やらないなら後で酷いことするわよ?」

マキノ「…分かりました。受けて立ちましょう。ならば私より順位が下の場合は罰ゲームというのはどうでしょう?」

早苗「ヤ」

マキノ「……ええええ…?」

8: 2016/01/05(火) 23:03:12.14 ID:raw8Zs3fO
『番組側からの刺客、八神マキノ。彼女から叩きつけられた挑戦状はなんと!『抜き打ち学力テスト』!!何の面白みもないこの苦痛な時間を果たして彼女達は切り抜けられることが出来るのか!?』

『不敵な笑みを浮かべる八神に連れられ、別室へと誘われる5人。昔懐かしい学校の机と椅子。そして黒板。しかしそんなセンチメンタルに浸っている余裕など今の彼女達には蚊ほども無い!!』

マキノ「着替えました?」

楓「…」

友紀「…」

菜々「…」

瑞樹「何でセーラー服に着替えないといけないわけ?」

マキノ「私服で受けるつもりだったんですか?」

友紀「そもそもサイズが違うし」

菜々「それナナのです。ナナが今着てるのが友紀さんのです」

楓「高垣楓。中学13年生です」

早苗「アタシら16年生だけど」

瑞樹「…」

マキノ「ふざけていられるのも今のうちですよ?」

早苗「いやあ、もう別にバカでもいいかなあって」

マキノ「え?」

友紀「そもそもこの中で高学歴って言えるの瑞樹さんだけだし」

マキノ「え?」

瑞樹「私現役じゃないし」

菜々「ナナポンコツですし」

楓「バーカでーす」

マキノ「お願いですからやって下さい。テレビ的にマズイんです」

瑞樹「www」

早苗「www」

楓「www」

9: 2016/01/05(火) 23:03:51.06 ID:raw8Zs3fO
【数学】

マキノ「テストは渡りましたか?」

瑞樹「はい」

友紀「うわ…高校の時思い出すなあ…」

楓「全部選択肢問題ならワンチャンありますよ」

瑞樹「逆に見てみたいわよそんな数学テスト」

早苗「方程式とか覚えてるわけないじゃない」

友紀「瑞樹さん問1の5問目分かります?」

瑞樹「…まだそこなの?」

マキノ「…あの、これテストなんですけど」

友紀「あ、マキノちゃん」

マキノ「…はい?」

友紀「分度器ある?」

マキノ「…そこから?」

菜々「…何か分数の下に分数が出来たんですけど…」

瑞樹「えっ?」

マキノ「えっ?」

10: 2016/01/05(火) 23:04:40.69 ID:raw8Zs3fO
【国語】

早苗「部首とか書き順とか何の意味があんの?」

マキノ「一般常識です」

早苗「まず訳わかんないわよね。新年早々なんでこんな事しないといけないわけ?」

マキノ「社会人としてですよ」

楓「川島さんは得意ですよね」

瑞樹「得意といえばね」

友紀「文章が長いんだけど」

マキノ「…一応テストなんで静かにしてくれませんか?」

楓「ワイジャパニーズピーポー」

早苗「あー言うと思ったー…」

マキノ「…」

11: 2016/01/05(火) 23:05:15.85 ID:raw8Zs3fO
【理科】

瑞樹「解剖とかってやった事ある?」

早苗「アタシらの年齢なら無いでしょ」

楓「シャーペンの解体ならやったことありますよ」

友紀「それ暇な時にやるやつですよね」

菜々「手が黒くなってきたんで洗ってもいいですか?」

マキノ「ダメです。後にして下さい」

瑞樹「理科室の水道の勢いってすごくなかった?」

マキノ「テスト中ですよ」

12: 2016/01/05(火) 23:05:59.10 ID:raw8Zs3fO
【社会】

瑞樹「…」

早苗「…」

楓「…」

友紀「…」

菜々「…」

マキノ「…流石に話し疲れたみたいですね」

瑞樹「話しかけないで」

早苗「頭痛いんだから」

友紀「テスト中だよ」

マキノ「…………はい……」

『早朝ロケに突然の抜き打ちテスト。少しの休憩しか与えられず、最初は懐かしさから多かった口数もストレスの為か次第に減っていき、午前が終わる頃にはすっかり無口になってしまっていた…』

13: 2016/01/05(火) 23:06:48.52 ID:raw8Zs3fO
【休憩】

瑞樹「このカフェオレ砂糖入ってるの?」

友紀「低糖って書いてありますよ」

早苗「アタシあれ欲しいんだけど。MAXコーヒー」

友紀「あー…でもあれ甘ったる過ぎじゃないですか…」

早苗「今はあれくらいのが丁度良いのよ」

楓「本当ですね」チュー

菜々「あれ?そのミルクティー何処にあったんですか?」

楓「マネージャーさんに買ってきてもらったの」

瑞樹「…楓ちゃん。一口頂戴」

早苗「アタシも」

楓「…」ヂュウウウウゾゾゾゾゾ

早苗「あ!全部飲んだ!!」

瑞樹「ちょっと!!」

楓「…」

瑞樹「…」

早苗「…」

楓「ん」

瑞樹「何でアンタを媒介して飲まなきゃいけないのよ」

早苗「菜々ちゃん。くすぐっちゃって」

菜々「はい」

楓「んん。んーん」

マキノ「私の方を向かないで下さい!!」

友紀「wwwww」

14: 2016/01/05(火) 23:07:26.28 ID:raw8Zs3fO
『昼休憩が終わって午後に入り、少しだけ脳が回復した5人。残されたのは後一教科のみということもあり…』

【英語】

菜々「ローマ字でつに点々つけるのってDにUっていうのナナ最近知りました」

友紀「え?今更?」

菜々「後小さい文字がXに母音っていうのも…」

友紀「え?そうなの?」

瑞樹「すっごいレベルの低い話してるわね」

早苗「ねー」

マキノ「あの、今リスニング問題やってるって分かってます?」

早苗「聴いてるわよ。何か…雑音が」

瑞樹「雑音がねー」

マキノ「雑音って…高垣さんを見て下さい!あんなに真面目に受けてるじゃないですか!」

楓「…」

早苗「あら」

瑞樹「ん…?」

楓「…」カチャカチャ

マキノ「…」

瑞樹「…」

早苗「…」

楓「ワイジャパニーズピーポー」

マキノ「何シャーペン解体してるんですか!!!」

瑞樹「www」

早苗「www」

友紀「www」

菜々「www」

15: 2016/01/05(火) 23:08:06.94 ID:raw8Zs3fO
『ようやくテストが終わった…』

『セーラー服に身を包み、青春に明け暮れたあの頃に帰った一同…』

『午前に4時間、昼から1時間の微妙な時間に飽き飽きしながらもやり通した彼女達に、あっぱれ…』



【結果発表】

瑞樹「はい結果発表ー!!!」

早苗「…」

友紀「わー」パチパチ

菜々「わーい」パチパチ

楓「わー」パチパチ

マキノ「…さあ、全部のテストが終わりました、が…」

早苗「何?」

マキノ「何じゃありませんよ。不真面目にも程があります」

瑞樹「終わり良ければすべて良しなのよ」

マキノ「終わってませんよ。結果発表って自分で言ったぶんでしょう?」

早苗「捨てといてくれる?」

マキノ「小学生みたいな事言わないでくれます?」

楓「どうやって発表するの?」

マキノ「勿論一教科ずつです。数学から英語まで」

菜々「えー…?」

16: 2016/01/05(火) 23:08:42.01 ID:raw8Zs3fO
『間も無く結果発表!…しかしその時片桐に怪しい動きが…』

早苗「D(ディレクター)は?」

マキノ「え?」

早苗「Dちょっと来て」

菜々「どうしたんですか?」

早苗「ちょいちょい、ちょっと…」

マキノ「あ、あの…」

17: 2016/01/05(火) 23:09:20.85 ID:raw8Zs3fO
友紀「何か話してますね…」

瑞樹「あれ多分本気の顔ね。よっぽどマズかったのかしら」

楓「あんな静かな片桐さん見たの初めてですね」

瑞樹「だってあの子国語と社会の時以外ほとんど書いてる音しなかったもの」

マキノ「え?」

友紀「…ンフフッ…」

早苗「…友紀ちゃん。後でちょっと良い?」

友紀「あれ?」

菜々「あれ本気のトーンですね」

瑞樹「まあせいぜい怒鳴られてきなさい」

友紀「助けてくれないんですか?」

瑞樹「私が止めても後でやるでしょ。あの子しつこいし」

マキノ「…あの…」

瑞樹「何かしら?」

マキノ「…なんでもありません」

18: 2016/01/05(火) 23:10:01.20 ID:raw8Zs3fO
『ディレクターとのしばしの会話の後、ようやく戻ってきた片桐…』

瑞樹「何話してたの?」

早苗「総合点を競いましょ」

瑞樹「みみっちいわねえ…」

早苗「いや本当厳しいのよ」

楓「総合点ならワンチャンあるんですか?」

早苗「多分…ギリッギリ最下位にはならないわね!」

菜々「ナナ見て言うのやめてもらえません?」

友紀「でもアタシもあんま自信ない…」

早苗「まあでもウチには最終兵器がいますから」

瑞樹「大学卒業して何年経ってると思ってるのよ…あっちは現役でしょ?」

早苗「じゃあハンデつけましょ。アンタ対アタシらの合計で」

マキノ「言ってること無茶苦茶ですよ」

19: 2016/01/05(火) 23:11:01.02 ID:raw8Zs3fO
マキノ「…どうやら、結果が出たみたいですよ」

瑞樹「この子のせいでやり直しになったからね」

早苗「だって自信ないもん…」

瑞樹「はいはい…」

マキノ「では、まず第5位からの発表です!」

楓「ドゥルルルルルル…」

瑞樹「…」

マキノ「…」

楓「ドゥン」

マキノ「…姫川 友紀さん!!314点!」

【第5位 姫川 友紀 314点】

早苗「…」

友紀「お、お…おっ?」

瑞樹「…ん…?」

友紀「…んー…」

早苗「…まー…微妙…」

楓「60点くらいはあるんですね。全部」

早苗「だから微妙なのよ。上か下かどっちかにしなさいよ」

友紀「褒めて下さいよ。それなりに出来てるじゃないですか」

瑞樹「合格点ギリギリよ。恥を知りなさい」

友紀「楓さん。2人にいじめられます」

楓「よーしよし」

瑞樹「…あのテキトー淑女どうにかならないのかしら…」

20: 2016/01/05(火) 23:11:44.79 ID:raw8Zs3fO
マキノ「では、第4位です」

瑞樹「はい」

マキノ「…第4位は…」

早苗「…」

マキノ「…高垣 楓さん!!376点!」

【第4位 高垣 楓 376点】

楓「わあい」

友紀「あ、一気に上がってる…」

早苗「これがアンタとの差なのよ」

瑞樹「アンタそうやって言ってるけど…友紀ちゃんよりも下がいるって事だからね?」

早苗「アタシの予想言っていい?菜々ちゃん」

マキノ「…というより、おかしくないですか?マトモにやってるようには見えなかったんですが…」

楓「ちゃんと真面目にやってたのよ」

瑞樹「腹立つドヤ顔ね…」

マキノ「続いて第3位の発表です」

早苗「来い来い来い………!」

マキノ「第3位…」

瑞樹「…」

マキノ「…」

瑞樹「…どうしたの?」

マキノ「………私……」

早苗「…」

友紀「…」

菜々「…」

楓「…」

瑞樹「…」

21: 2016/01/05(火) 23:12:24.60 ID:raw8Zs3fO
瑞樹「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

瑞樹「ちょっとwwwあんなに真面目にやってたのにwwww」

早苗「一番真剣な顔してたのにwww第3位wwww」

友紀「これが2位とかなら分かるのにwwww」

マキノ「貴方達に付き合ってたせいです!!これでも440点なんですよ!?」

瑞樹「だからwww何よwwww」

早苗「そんなのwww知らないしwwww」

マキノ「マークシートの記入ズレとか…あった…はず……」

友紀「あっ…」

菜々「あっ」

マキノ「…」ブワッ

22: 2016/01/05(火) 23:13:03.80 ID:raw8Zs3fO
マキノ「先程は取り乱しました」

早苗「目が氏んでるわよ」

楓「失望しました」

瑞樹「アンタが言っても何も説得力無いからね」

マキノ「…ン゛。…では、第2位の発表です」

瑞樹「でもねぇ、何か嫌ーな予感がするのよね」

友紀「奇遇ですね。私も」

マキノ「第2位!」

早苗「…」

菜々「…」

マキノ「…安部 菜々さん!442点!!」

【第2位 安部 菜々 442点】

早苗「はあああああああああああ!!!?」

瑞樹「wwwww」

友紀「wwwww」

楓「wwwww」

菜々「やりました!ウサミンパワーの力ですね!」

早苗「ちょっとどういうことよ!!おかしいでしょ!?」

マキノ「言ったでしょう。マークシート問題もあったと」

早苗「いやだって、分数も忘れてるような子でしょ!?」

菜々「選択問題は全部神任せでしたよ」

友紀「何その奇跡」

瑞樹「でも菜々ちゃん数学と英語以外はほぼほぼ簡単そうな顔してたわよね」

菜々「小説ばっかり見てるので」

早苗「アンタのは漫画じゃない」

菜々「小説です」

23: 2016/01/05(火) 23:13:42.69 ID:raw8Zs3fO
マキノ「では……そうですね。最下位の発表をしましょう」

早苗「尺いっぱいだって」

マキノ「いいえ。発表します。たとえ収録が終わっても」

早苗「何かもう空気的に終わった感出てるじゃない」

マキノ「いいえ。まだ終わってません。私的には」

瑞樹「何かグダグダ言ってるわよ」

楓「先生と生徒みたいになってますね。どっちがどっちなのかは分かるとして」

菜々「お酒ばっかり飲んでるからですよ」

瑞樹「まあ、そうねえ…正直私達あの子の学力なんてとうの昔に把握してるし…」

友紀「知識ありそうなのになぁ。公務員だったわけだし」

瑞樹「平均点は取れるのよ。後は体力と暴力で解決してたらしいわ」

友紀「あ、そういう…」

楓「じゃあ、帰りましょうか」

菜々「結果はまあ、想像にお任せします」

瑞樹「あ、今クレジット流れてるのよね?」

菜々「あ、はい。じゃあ…この辺に…誰が最下位なのか書いておいて下さい」

瑞樹「それじゃあまた来週」

楓「後で片桐さんからLINE来ると思います」

瑞樹「wwww」




マキノ「片桐 早苗 3…」

早苗「や゛め゛て゛よ゛お゛!!」

24: 2016/01/05(火) 23:14:46.98 ID:raw8Zs3fO
終わります
まとめてもらえるの凄く嬉しいのですが出来れば草生えてるの分かるようにして欲しいです
荒れる原因になってるようなので

26: 2016/01/06(水) 00:16:20.11 ID:3P/a3LpFO
おつ!

引用元: マキノ「抜き打ち学力検査です」早苗「は?」