1: ◆GtxVadXeUQ 2016/01/05(火) 20:31:16.24 ID:xmOIZ2Dr0
ダイの大冒険 超短編SS
2: 2016/01/05(火) 20:33:42.17 ID:xmOIZ2Dr0
ヒュンケル「……どうだ?」
ラーハルト「いや、どうだ?と言われてもな」
ラーハルト「そもそも、なぜいきなりそんな話になる?」
ヒュンケル「男同士での旅といったら当然猥談になるだろう」
ラーハルト「そういうものなのか?」
ヒュンケル「そういうものだ」
ラーハルト「今の会話でお前のイメージがだいぶ崩れたぞ」
4: 2016/01/05(火) 20:37:26.15 ID:xmOIZ2Dr0
ヒュンケル「せっかく旅をするなら仲良くいきたい」
ラーハルト「あの魔法使いたちと別れてから、まだ3日しか経っておらんぞ」
ラーハルト「寂しいのはわかるが他に話題はないのか?」
ヒュンケル「戦闘以外でのお前との接点がないからな」
ヒュンケル「それに気軽に話せる共通の話題が特に思い浮かばない」
ラーハルト「そう言われると何も言えんな」
5: 2016/01/05(火) 20:41:10.22 ID:xmOIZ2Dr0
ヒュンケル「とりあえず艶女だな」
ラーハルト「……誰が?」
ヒュンケル「バーン様」
ラーハルト「……は?」
ヒュンケル「ん?」
ラーハルト「俺の聞き間違いか?」
ヒュンケル「バーン義姉ちゃんでもいいが――」
ラーハルト「おい待て」
6: 2016/01/05(火) 20:45:39.60 ID:xmOIZ2Dr0
ヒュンケル「なんだ?ラーハルトよ」
ラーハルト「なぜ年上系になっている?」
ヒュンケル「安心しろ、当然スタイル抜群のボン・キュッ・バーン!だ」
ラーハルト「上手いことを言ったつもりか!」
ラーハルト「貴様には幻滅したぞヒュンケル!!」
ヒュンケル「なぜだ?俺の発言におかしいところがあったか?」
ラーハルト「なぜ、バーンたんが卑しい女狐キャラにならんといかんのだ」
ヒュンケル「なん……だと……?」
7: 2016/01/05(火) 20:49:31.10 ID:xmOIZ2Dr0
ヒュンケル「ちょっと待て、ラーハルトよ」
ラーハルト「なんだ?」
ヒュンケル「大人の女性に弄ばれる良さが分からんのか?」
ヒュンケル「つまりは圧倒的なパワーと工口ス」
ラーハルト「……」
10: 2016/01/05(火) 20:53:59.50 ID:xmOIZ2Dr0
ヒュンケル「長年弄ばれ続けるも、修行し再会してまた挑戦する」
ヒュンケル「自信がつき挑むが、何度も返り討ちにされる」
ラーハルト「『ふふっ、昔のお前の方が好きだったぞ』と、か?」
ヒュンケル「それだ!そう言われあしらわれたい」
ヒュンケル「恐怖と葛藤で成長し攻略していく美学がなぜ分からん……」
ヒュンケル「お前にも人間の血が半分流れているのであろう!」
11: 2016/01/05(火) 20:57:00.61 ID:xmOIZ2Dr0
ラーハルト「……ヒュンケルよ」
ヒュンケル「なんだ?」
ラーハルト「前から聞きたかったのだが、お前童Oか?」
ヒュンケル「どどど、童Oちゃうわ!」
ラーハルト「そうか、やはりか……」
ヒュンケル「……お前はどうなんだ?ラーハルト」
13: 2016/01/05(火) 21:01:06.54 ID:xmOIZ2Dr0
ラーハルト「安心しろ、俺も童Oだ」
ヒュンケル「そうか!いきなりツッコんだ話をしてきたから内心焦ったぞ」
ラーハルト「だが俺とお前と間には確かな差が存在する」
ヒュンケル「なんだと?」
ラーハルト「ヒュンケル、お前ドMだろう?」
ヒュンケル「……」
16: 2016/01/05(火) 21:05:15.95 ID:xmOIZ2Dr0
ラーハルト「沈黙は肯定とみなすぞ」
ラーハルト「あえて危険な闘いばかりをしたりするのでな」
ヒュンケル「それの何が悪い!Mで何が悪い!」
ラーハルト「気弱な童Oにありがちなパターンだ」
ラーハルト「優しくリードしてくれる年上、姉系キャラを真っ先に連想する」
ヒュンケル「それの……何が悪い……」
18: 2016/01/05(火) 21:08:10.51 ID:Tp+ZhJLzO
(´;ω;`)ヒュ、ヒュンケル
気持ちは痛いほど分かるよ・・・
気持ちは痛いほど分かるよ・・・
19: 2016/01/05(火) 21:10:11.07 ID:xmOIZ2Dr0
ラーハルト「勘違いするな、年上属性を否定しているのではない」
ラーハルト「妄想でも常に受身でいようとしている姿勢だ」
ヒュンケル「ぬぐっ……!」
ラーハルト「受身でありながら童Oを卒業できると思っている」
ラーハルト「選択を誤れば残念イケメンという称号が定着するぞ?」
23: 2016/01/05(火) 21:14:25.07 ID:xmOIZ2Dr0
ヒュンケル「たっ、たしかに一理ある」
ヒュンケル「だが、幼女キャラに変換するなど危険な考えだ!」
ヒュンケル「いや!幼女との淫行など普通の人間を敵に回すぞ!!」
ラーハルト「……俺の血は半分は魔族のものだ」
ラーハルト「このような考えになるのは仕方あるまい」
ヒュンケル「おまwwwwwwwwずりぃwwwwww」
24: 2016/01/05(火) 21:19:11.53 ID:xmOIZ2Dr0
ラーハルト「安心しろ、三次の幼女には全く興味はない」
ラーハルト「二次元だからこそ幼女との淫行が美しく見えるのだ」
ヒュンケル「ほう……」
ラーハルト「……少し想像してみろ」
ラーハルト「力の差が逆転していて、圧倒されて慌てふためく魔王を」
バーンたん『 てっ、てんちまとーの かまえー ! 』ワタワタ
27: 2016/01/05(火) 21:25:58.15 ID:xmOIZ2Dr0
ヒュンケル「……おお!」
ラーハルト「それを余裕で攻略したとする」
ラーハルト「『こんなはずじゃなかったのにぃ』と涙目になり」
ラーハルト「あたふたと逃走する幼女バーン」
ヒュンケル「……」
ラーハルト「悔しくて闇討ちを計画し襲ってくるも失敗」
28: 2016/01/05(火) 21:28:12.92 ID:xmOIZ2Dr0
ラーハルト「いい加減ウザくなり、本気の威嚇をする」
ヒュンケル「…………」
ラーハルト「圧倒的なスピード、槍の速さで服が破れていく」
ラーハルト「下着姿になり必氏で秘部を隠し、赤面するバーンたん」
ヒュンケル「……」シュッシュッ
ラーハルト「そして必殺のハリケーンディーハルトで下着を真っ二つ」
ヒュンケル「……うっ、ふぅ……」
29: 2016/01/05(火) 21:32:33.80 ID:xmOIZ2Dr0
ラーハルト「だが、そこで震える手を優しく握る」
ラーハルト「耳元で『怖かったよね、ごめんね』と囁き自分の服を着せる」
ヒュンケル「!?」
ラーハルト「戸惑うバーンたんにつかさず愛の告白!」
ラーハルト「その後、混乱するバーンたんを後にして姿を消す」
ヒュンケル「なんという……!」
ラーハルト「次回からはツンデレバーンたんの登場だ!」
ヒュンケル「流石……陸戦騎士ラーハルトっ!!」
30: 2016/01/05(火) 21:37:32.11 ID:xmOIZ2Dr0
ラーハルト「受身の姿勢だけでは駄目なのだ、攻めの姿勢を学べ」
ヒュンケル「お前という奴は……ふっ、敵わないな……」
ラーハルト「特別だ、お前のM癖を直してやろう」
ヒュンケル「いいのか?」
ラーハルト「ふっ、親睦を深めるのであろう?」ニヤリ
ヒュンケル「……ありがとう」
31: 2016/01/05(火) 21:41:54.71 ID:xmOIZ2Dr0
ヒュンケル「あ、それでもやっぱり巨Oは捨てがたいと思う」
ラーハルト(口O巨Oだとっ!この俺でさえ思いつかなかった!)
ヒュンケル「待てよ、口OBBAおおOなら別に三次でも合法だぞ!」
ラーハルト「!!?」
ラーハルト(不屈の魂、工口い心でさらに昇華しただと!)
ラーハルト(ふっ、それでこそ……アバンの使徒よ!!)
ラーハルト「今日は朝まで語り明かそうか!」
32: 2016/01/05(火) 21:45:04.07 ID:xmOIZ2Dr0
『 わーはっはっはっは!! 』
エイミ(……ヒュンケル)コソコソ
エイミ(私、どんな貴方でも愛してみせるわ!)
ドMとドSとストーカーの旅は続くのであった
終わり
33: 2016/01/05(火) 21:51:26.43 ID:xmOIZ2Dr0
見てくれてサンクス、おやすー
34: 2016/01/05(火) 21:53:19.10 ID:Tp+ZhJLzO
乙、実際男二人だと酒か工口話で仲良くなるもんなー
35: 2016/01/05(火) 21:54:59.77 ID:Sq2GYN0AO
彼らのイメージが崩れてしまった…………>>1は責任取ってもっといろいろ書くべき
おつでしたー
おつでしたー
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