1: 2022/04/27(水) 13:20:52.65 ID:bG1Bo3Mn.net
美里「...」

璃奈「...」

愛「?」

愛「どーしたの? 2人とも」

美里「ううん、なんでもないよ。よろしくね、璃奈ちゃん」

璃奈「...よろしくお願いします」

愛「今日は3人でポムスターハンターと思って持ってきたんだ~♪」

美里「ポムスターハンター...そういえば″昔は私と愛ちゃん2人きりで″よく一緒にやったよね」チラッ

璃奈「...!!」

7: 2022/04/27(水) 13:30:47.97 ID:bG1Bo3Mn.net
愛「そうそう!りなりー、お姉ちゃんね?めちゃくちゃゲーム上手なんだよ!」

美里「ふふ、運動とかできない病室での数少ない娯楽だったから」

璃奈「ふーん」

璃奈「愛さん、私は?」

愛「え?りなりーもめちゃくちゃ上手だよね!」

璃奈「いっぱい練習したから」

璃奈「愛さんと”私のお部屋で二人きりで”遊ぶときに、いいところいっぱい見せたくて」

愛「何それ~!りなりー可愛すぎかぁ~?」ムギュ~♡

璃奈「璃奈ちゃんボード『てれてれ』」从||˶> ᴗ <˶||从

ボードの隙間 从´・֊・从 ニヤリ

美里「...」

12: 2022/04/27(水) 13:40:16.37 ID:bG1Bo3Mn.net
美里「う、う~ん。急に立ち眩みが...」フラッ

愛「わ、わっ!お姉ちゃん大丈夫!?」ムニュッ♡

美里「うん...大丈夫。いつもこうやって支えてくれてありがとね」

璃奈「...」

愛「無理しないでね?体調悪いなら今日はやめとこ?」

美里「ううん。本当に少しクラっと来ちゃっただけだから大丈夫だよ」

愛「本当に?辛かったらすぐに言ってね?」

美里「うん」

璃奈「...」

16: 2022/04/27(水) 13:54:42.30 ID:bG1Bo3Mn.net
~~~~~~~~~~

起源にして頂点 狩猟

条 件: アポムトポム1頭の狩猟
目的地: 高咲草原
依頼主:
内 容: うあー! どうしよーう!
今度こそ先輩を誘って食事をする!
そう思って荷物をまとめたのに、
道中にアポムトポムが鎮座してるんですー!
誰か退治してかすみんがデートに行けるようにしてください!!


@cメ*◉ □ ◉リ ユウチャアアアアァァァァァァッ

愛「うわあっ突進だっ!?」

美里(ここで、溜め攻撃を...)

璃奈「...」ダン!ダン!

美里「...」ノケゾリ

璃奈「あ、モンスターと間違えて弾が当たっちゃった。ごめんなさい」

美里「...ううん?いいよ?」

璃奈「...」リロード

美里「...」バコーン!

美里「あっ、璃奈ちゃんごめんね。間違えて振り上げでかち上げちゃった」

璃奈「...気にしてない」

愛「あははははは!モンスターずっとダウンしまくってる!すごー!」

75: 2022/04/27(水) 21:51:32.91 ID:bG1Bo3Mn.net
愛「やったー!【天@】出た!これで幼馴染の髪飾りが作れるよ~」

愛「二人ともありがと!このモンスター強すぎて愛さんじゃ狩れなかったから助かる~♪」

美里「愛ちゃんのためだもん。これくらいお安い御用だよ」

璃奈「愛さん、他にも欲しいものがあったら言ってね?私が倒してあげるから。璃奈ちゃんボード『むんっ』」

愛「えー?愛さんばっかり悪いよ~。二人は何かやりたいのないの?」

美里「私は特に...」

璃奈「じゃあ耳かきして欲しい」

美里「!!」

璃奈「愛さんが いつも 部屋で 二人きり の時にやってくれるやつ」

璃奈「オプションでなでなでもつけて」

美里「...」

80: 2022/04/27(水) 22:49:12.22 ID:bG1Bo3Mn.net
愛「やりたいことってゲームのことだったんだけど。でも、いいよ!」

璃奈「嬉しい。愛さん、好き」

从´・֊[ >ᴗ<]

美里「...」

愛「お姉ちゃんごめんね。ちょっとりなりーの耳かきするから、その間ソロで潜ってて」

美里「う、うん」

愛「でもりなりー珍しいね?いつも恥ずかしいからみんなには内緒って言ってたのに」

璃奈「愛さんの″昔の″大切な人にならいいかなって」

美里「......」

99: 2022/04/29(金) 22:09:17.78 ID:hJP42dAx.net
愛「それじゃぁりなりー、愛さんの膝においで~♡」

璃奈「ん...♡」

ポフ…♡

愛「よしよし、いい子いい子」

ナデナデ

璃奈「えへへ...///」

愛「よ~し、耳かきしてあげるから横になってね」

璃奈「ん...」

コロン

スリスリ♡ クンクン♡

璃奈「温かくて、いい匂いがする。愛さんの膝、すき」

愛「え~? 流石に恥ずかしいから嗅がないでよ~///」

美里「...」ザシュ!ザシュ!ドシュ!

102: 2022/04/29(金) 23:34:03.78 ID:hJP42dAx.net
愛「...」カリ…カリ…

璃奈「ん...」

愛「...」カリ…カリ…

璃奈「気持ちいい...」

愛「...」カリ…

愛「...ふーっ」

璃奈「ひゃっ///」

愛「あははっ、変な声~」

璃奈「...///」

103: 2022/04/29(金) 23:52:09.26 ID:hJP42dAx.net
璃奈「...愛さん、いじわるしないで。璃奈ちゃんボード『ぷんぷん』」

愛「ごめんごめん。あんまりりなりーが可愛いからイタズラしちゃった♪」

璃奈「...」

ゴソゴソッ

愛「きゃっ!?/// り、りなりーっ? あっ...ちょ/// 変なところに顔入れちゃだめーっ!///」

グイー!

璃奈「ぷはっ。これはイタズラのお返し///」

愛「も、もー...///」

美里「.........」ザシュ!!ザシュザシュ!!ザシュザシュザシュウゥゥッ!!!

106: 2022/04/30(土) 00:54:00.93 ID:99ub5xAp.net
愛「ふーっ」

璃奈「っ...///」ゾクゾクゥ♡

愛「はいっ、終わり♪」

璃奈「ありがと、すごく気持ちよかった。愛さんの耳かき、すき」

愛「えっへへ~♪ そう? どんなもんじゃい!」

美里「終わったの?」

愛「うん! ってお姉ちゃんそれ...ウポムルバスをソロでこんなに早く倒したの? すごっ!?」

美里「ふふ。手持ち無沙汰だったし 何かに集中してないとおかしくなりそうだったから」

107: 2022/04/30(土) 01:21:09.73 ID:99ub5xAp.net
愛「待たせちゃってごめんね? それじゃあゲームを」

美里「その前に...愛ちゃん、それ貸して?」

愛「へ? 耳かき?」

美里「うん」

愛「はい」

美里「ん...。それじゃあ愛ちゃん、おいで?」チョイチョイ

愛「えっ?」

璃奈「......」

121: 2022/05/02(月) 20:14:19 ID:1CwgzNsQ.net
美里「愛ちゃんの耳かきしてる姿を見てたら昔を思い出しちゃってね。久しぶりにやってあげたくなっちゃった」

美里「愛ちゃん、私の耳かき好きでしょ? よくおねだりしに来てくれたもんね」クスクス

愛「そ、それはそうだけど~...///」

璃奈「......」

愛「でも、さすがにりなりーの前でなんて恥ずかしいし...///」

美里「璃奈ちゃんのお願いは聞いてあげたのに 私のお願いは聞いてくれないの...?」シュン…

愛「ぅ...そういういい方はずるいよ~...。じゃあ、お願い...」

美里「はい♪」

愛「ごめんねりなりー。終わるまでちょっと待っててね」スッ

璃奈「.........うん」

122: 2022/05/02(月) 20:38:15 ID:1CwgzNsQ.net
愛「じゃあ、失礼します」ポフ…

美里「うふふ」

美里「あ、ティッシュ取らなきゃ」ググ…

ムニュー♡

愛「んぷっ、お、お姉ちゃん苦しいよ...///」

美里「うーん、もうちょっとで届きそうなんだけど~...♡」

ムニュムニュ♡ ムニュムニュ♡

愛「///」

璃奈「っ」ヒュッ!

ボスッ!!

美里「!」

璃奈「それ使っていいから早く体起こして、愛さんくるしそう早くっ」グイッ!

スッ…

美里「...ありがとね。璃奈ちゃんは私たちを気にせずそこでゲームしてていいからね」

璃奈「......」

愛「はぁ...///」

123: 2022/05/02(月) 20:59:54.00 ID:1CwgzNsQ.net
美里「じゃあ始めるね」サワ…

愛「ん...」

美里「...♪」サワサワ

愛「...お姉ちゃん?」

美里「...ぁ、ごめんね?愛ちゃんのお耳触るの久しぶりで...この感触懐かしいなって」スリスリ

愛「あははっ、気持ちいいけどくすぐったいよ~♡」

美里「ふふ...」

カリ…カリカリ…

愛「ん...///」

美里「...」カリ…カリ…カリカリ…

愛「...ぁー♡ やっぱお姉ちゃん耳かき上手だねぇ...」トロン♡

美里「愛ちゃんでいっぱい経験を積んだからね」クス

璃奈「...」ダンッ!ダンダンダンッ!!

127: 2022/05/02(月) 22:14:07.39 ID:1CwgzNsQ.net
美里「...」カリ…

愛「ん...ん...」

美里「...」

レロッ

愛「ひゃ!?///」

愛「お、お姉ちゃん!?今...///」

美里「えへへ、私も愛ちゃんみたいにイタズラしちゃった♪」

愛「も、もぅ~/// お姉ちゃ~ん?」ジト-

美里「うふふ、ごめんね♡」

璃奈「......」キュイイイィィンッドゴオオォォッ!!

131: 2022/05/03(火) 22:11:41.64 ID:+U0bni0h.net
美里「...ふーっ」

愛「...///」ブルブルッ

美里「はい、お終い♪」

愛「ふぅ...ありがと、お姉ちゃん」

美里「こちらこそ。またいつでもしてあげるから、お姉ちゃんにいつでもお願いしに来てね」

愛「うん!」

愛「ってりなりーもソロでウポムルバス倒したの!しかもはやっ!?お姉ちゃんと同じ時間じゃん!すごっ!!」

璃奈「現実での鬱憤をぶつけただけ」

愛「二人ともすごすぎない!? ウポムルバスって強すぎて世界でも討伐したハンターは数えるほどしかいないって聞いたことあるんだけど...」

✌⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞✌ 教えて!侑ちゃんのコーナー

ウポムルバスはポムスターハンター最強のモンスターだね。
フレーム回避を要求される連即即氏攻撃を息つく間もなく連続で繰り出してくる上に、それと並行して飛び交う@の猛襲。最強のノーモーションタックル。切れ味最高ですら弾く硬さに加えて、🌸により秒間で回復し続ける狂気の耐久。極めつけは唐突に空から降ってくる🎡...。
プロゲーマー4人PTでもクリアするのは難しいとされていて、むしろこのモンスターを倒せるというだけでプロのチームからスカウトされるんだ。
勝つためには地獄の厳選作業の末に手に入る理論値MAXの最高の装備、人間の反応速度の限界9フレームを完璧に見切る反応速度、反応後に完璧な対応を行うための判断力、判断後に要求される高難度な操作を確実に実行できる操作精度...そして最後にほんのちょぴりの幸運を必要とする正に最凶最悪の天災なの!
そのあまりの難易度に、このゲーム屈指のクソゲーモンスターとして名高いYO!
え?私? まぁ、今は興味ないからやったりはしてないけど、なんたって私の幼馴染はめちゃくちゃゲームが上手だから私もやろうと思えば倒せちゃうと思うんだよね。そうなったらプロチームにスカウトされちゃうのかな。今はピアノに集中しなきゃなのにまいったねこりゃ。

136: 2022/05/03(火) 23:30:14.62 ID:+U0bni0h.net
愛「本当にすごいよ二人とも!」

美里「私の唯一の取り柄だから...」

璃奈「愛さんと遊ぶためにいっぱい練習した」

愛「いいな~!愛さんもお姉ちゃんやりなりーみたいに上手くなりたい!」

美里「それなら私にまかせて。愛ちゃんが分かるように手取り足取り丁寧に教えてあげる」

璃奈「まって。愛さんには私が教える。私は愛さんからいろいろなものを貰ってるからそのお返しがしたい」

美里「それなら私も愛ちゃんからは色々貰ってるから...それも何年も前からずっとね。璃奈ちゃんはアイカツで忙しいだろうし、私に任せて?」

璃奈「アイカツと両立してできるから大丈夫。美里さんこそ退院したばかりって聞いた。健康的な生活をしなきゃだめだと思う」

愛「それなら今度また3人でお泊り会しよーよ!二人から教えてもらえるなら愛さん絶対上手くなれる気がする!」

美里「...まぁ」

璃奈「...愛さんがそういうなら」

142: 2022/05/05(木) 22:38:45.54 ID:RL3gOsw1.net
愛「あ!そうだ!この間かすかすとカナちゃんが手作りのクッキーおすそ分けしてくれたんだ~!みんなで食べよ―よ!」パン!

愛「持ってくるね!ついでに飲み物も!」

ガチャ! バタン…

美里「...」

璃奈「...」

美里「仲、いいんだね。愛ちゃんと」

璃奈「美里さんもね」

美里「ふふ、私は小さいころからずっと愛ちゃんと過ごしてきたからね」

美里「璃奈ちゃんは知らないと思うけど。愛ちゃん、昔から無邪気で可愛かったんだけど、人見知りだったの」

美里「でも私にはとっても懐いてくれてね? 毎日会いに来てくれて、よくお姉ちゃんと結婚する~って言ってくれたんだぁ♪」

璃奈「......」

ゴソゴソ

スッ…💍

美里「ほら、これね?おもちゃだけどこんな指輪まで渡してくれてね。指切りげんまんって約束したの」

美里「愛ちゃんって昔からそうなの。私を照らしてくれる...私に希望を与えてくれる、私だけの太陽なの♡」ニコニコ

璃奈「...そう」

143: 2022/05/05(木) 23:09:12.42 ID:RL3gOsw1.net
璃奈「...話は変わるけど」

璃奈「私と愛さんはとっても仲良しで、よくお互いの家でお泊り会をする。二人っきりで」

璃奈「二人っきりで」

美里「......」

璃奈「愛さんのお家で一緒にもんじゃを作ったりすることもあれば、私のお部屋で手料理を振る舞うこともある」

璃奈「具体的にどんな感じかというと」っ📱ポチ

📱<『うわー!おいしそ~♪これ全部りなりーが作ったの!?』

📱<『うん。愛さんのために一生懸命作った』

📱<『りなり~っ♡』

📱<『あ、愛さんくすぐったい.../// ご飯冷めちゃうから、食べよ?』

📱<『そうだね!せっかくりなりーが作ってくれたんだもん!』

📱<『それじゃ、いただきまーす♪』

📱<『あー...んっ。美味しい~っ! りなりーうちにお嫁さんに来てっ!』

📱<『うん!璃奈ちゃんボード『言質確保●REC』』

璃奈「...と」っ📱ピッ

璃奈「これに類似したやり取りを本日までに通算18回はしている。もちろんすべて録音済み」

美里「...へぇ」

146: 2022/05/05(木) 23:50:37.66 ID:RL3gOsw1.net
璃奈「ところで、事実婚という言葉がある」

璃奈「私と愛さんは頻繁に同じ住居で過ごし、同じ夢を追い、そして婚約済」

璃奈「これは事実婚と言っても過言ではない」

从´・֊[ >ᴗ<]

美里「ふふっ、うふふふっ」

美里「愛ちゃんって優しいもんね。璃奈ちゃんが勘違いしちゃうのも仕方ないよ」

美里「最近の愛ちゃんは″昔と違って″よく冗談も言うようになったから...璃奈ちゃんみたいに本気で受け取っちゃう子がいるから、私はやめた方がいいと思うんだけど...」

美里「それに事実婚で言ったら私の方が先約になるから、可哀そうだけど璃奈ちゃんは愛ちゃんのお嫁さんにはなれないの。ごめんね」

璃奈「情報は鮮度が命。特にこういうことは最新の情報こそがその人の今の気持ちだから一番正しい」

璃奈「美里さんがこのまま行き遅れにならないためにも、愛さんのことは早く諦めるべきだと思う」

美里「うふふ、璃奈ちゃんも冗談が好きなんだね。でも、お姉ちゃんは笑える冗談の方が好きかなぁ」

璃奈「そうなの?私は美里さんの妄想話 結構面白かった。今なら心の底から笑えるかも」

美里「もぅ、璃奈ちゃんったら」

璃奈「あはははははは」(真顔)

美里「うふふふふふふ」(真顔)

ガチャ!

愛「おまたせ~♪ なになに~? 2人とも笑ってるみたいだったけど、何か話してたの?」

170: 2022/05/12(木) 21:48:38.62 ID:op7pes4M.net
美里「愛ちゃんの小さい頃の話をちょっとね」

璃奈「愛さんの最近のこと話してた」

愛「えぇ~?/// ちょっと、あんまり愛さんの恥ずかしい話とかは無しにして欲しいなぁ💦 はなしだけに!」

美里「愛ちゃんは小さいころからとっても可愛くて私にとっての太陽(婚約者)だったって話してただけだよ」

璃奈「愛さんは今もかっこよくて私の特別な人(婚約者)って話をしていた」

愛「うあ.../// 嬉しいけど、そんなこと面と向かって言われると照れちゃうって~///」テレテレ

璃奈「...」

美里「...」

172: 2022/05/12(木) 22:12:05.26 ID:op7pes4M.net
璃奈「愛さん...」

ギュー…♡

愛「わっ、りなりー? いきなりどうしたの?」

璃奈「今、無性に愛さんとスキンシップしたい気分になって...だめ?」

愛「ダメなわけないじゃん!りなりーはほんっと可愛いなぁもぅ」ナデナデ

璃奈「そういえば、果林さんとのライブの前にもこうやって後ろから愛さんのことぎゅってしたね」

愛「そうだね~。あの時にりなりーがいっぱい元気をくれたからライブも大成功したんだよ!あの時はホントにありがと~♪」

ナデナデ

璃奈「えへへ...///」

从´・֊[ >ᴗ<] (愛からは見えない角度)

美里「......」

176: 2022/05/12(木) 22:31:25.06 ID:op7pes4M.net
美里「...愛ちゃん」

ギュー…♡

愛「へ、お姉ちゃんまでっ?」

美里「二人を見てたら私も思い出しちゃってね? 愛ちゃんと触れ合いたくなっちゃった」

美里「ほら...果林ちゃんとのライブの後、こうやって正面から愛ちゃんのことぎゅっとしたよね」

从||?□!||从

愛「うん!お姉ちゃんに私の気持ちがちゃんと伝わったんだって分かってすっごく嬉しかったよ!」

美里「ふふっ...」

璃奈「......」

177: 2022/05/12(木) 22:50:17.32 ID:op7pes4M.net
愛「でも、二人ともいきなりどうしちゃったの?」

璃奈「...」

美里「...」

愛「?」

ギュ…!

璃奈「...愛さん。後ろから抱き着く心理には、遊び心や加護欲もあるけど」

璃奈「独占欲、も あるんだよ?」

愛「へ...?」

璃奈「愛さんのこと、独占してもいい?」

愛「り、りなりー?w」

ギュ…!

美里「...愛ちゃん。前から抱き着く心理には、愛情表現とか信頼の証があるけど」

美里「あなたを離したくないって気持ちの表れ もあるの」

美里「愛ちゃんは私のこと捨てたりしないよね?」

愛「お、お姉ちゃん?w」

178: 2022/05/12(木) 23:05:28.86 ID:op7pes4M.net
璃奈「...」

美里「...」

愛(な、なにこの異様な雰囲気!? 部屋の温度が2,3℃下がったような...)ブルッ

美里「......」

璃奈「......」

ギリギリ…

愛「ぅ...!? な、なんか二人とも抱きしめる力強くなってない...!?」

美里「......」

璃奈「......」

愛「ぐぇ...りょ、両手に花で嬉しいけど、そろそろ離してほしいかな~? 花だけに...ぅぐ...」

パッ

愛「はひゅっ...ふぅ、ふぅ...」

璃奈「愛さん」ギロ

美里「愛ちゃん」ギロ

愛「...ひぇっ!?」

179: 2022/05/12(木) 23:28:21.56 ID:op7pes4M.net
璃奈「愛さんは私と結婚するんだよね? 18回も結婚しようって言ってくれたよね?」

📱<りなり~愛さんのお嫁さんになって!

愛(け、結婚!?え、あれって軽い冗談のつもりだったんだけど...っていうか全部録音されて、回数まで把握してる!?重っ!!)

美里「違うよね?愛ちゃんはお姉ちゃんをお嫁さんしてくれるんだよね?」

美里「璃奈ちゃんより先に私に...18回どころか、もっともっといっぱい結婚するって言ってくれたもんね?指輪までくれたもんね?」

💍

愛(あっ、これ昔あげたおもちゃの指輪!しかも新品みたいな保管状態...え?子供とした約束を真に受けてずっと私のこと待ってたの!?こっちも重い!!)

璃奈「愛さん?」

美里「愛ちゃん?」

愛「ふえぇ...」

180: 2022/05/12(木) 23:31:16.36 ID:op7pes4M.net
愛(...や、ぶっちゃけ二人とも大好きだから結婚するのは全然やぶさかじゃないよ?)

愛(でも二人から同時に求婚されるなんてどうすればいいのさ!!しかもどっちも愛が重い!!)

愛(あ、今ならゆうゆの気持ちわかるかも...)

璃奈「愛さん!」

美里「愛ちゃん!」

愛「ひっ...」





愛「ヒトリダケナンテエラベナイヨー!!」

181: 2022/05/12(木) 23:32:37.11 ID:op7pes4M.net
~ 某所 ~

侑「へくちゅっ」

歩夢「侑ちゃん?大丈夫?結婚する?」●REC

侑「ぅん...」スン

侑「ちょっとくしゃみが出ちゃっただけ。だれか私のこと噂してるのかも?」

歩夢「それならいいけど...具合が悪くなったらすぐに言ってね?看病してあげるから」●REC

侑「うん。えへへ...心配してくれてありがとね、歩夢♡」ギュッ♡

歩夢「わっ、もう、侑ちゃんったらぁ~...///」●REC

歩夢(これで637回目の言質が取れたね♡ 永遠に一緒だよ、侑ちゃん♡)

~~~~~~~~~~

182: 2022/05/12(木) 23:44:46.05 ID:op7pes4M.net
璃奈「あ?」

美里「は?」

愛「ひぃ...さ、3人で愛し合うって言うのはどうかな!愛さんだけに愛3つ!上手い!星3つ!」

愛「な、なんちゃって~」

璃奈「...」

美里「...」

愛(あ、これは氏んだ)

183: 2022/05/12(木) 23:53:07.42 ID:op7pes4M.net
璃奈「...」

美里「...」

みさりな「はぁ...」フゥ…

美里「うん、私はそれでもいいよ。...璃奈ちゃんは?」

璃奈「私もそれでいい」

愛「いいの!?」

愛(いいんだ!?やった!なんでか分からないけど修羅場を潜り抜けて愛さんハーレムできちゃった!!ゆうゆに自慢しよ!!)

美里「ごめんね、愛ちゃんのことを困らせたいわけじゃないの。でも、そうだね。はっきり言っちゃうと璃奈ちゃんが可哀そうだもんね。愛ちゃんは優しいから。だから、今はそれでいいよ。...今はね」

璃奈「愛さんのこと独占できないのは残念だけど、我慢する。美里さんはもう後がなくて焦ってるんだと思う...ここで現実を伝えたら危ない行動に出ちゃうかもしれない。やっぱり愛さんは優しい。だから、今は我慢する。...今は」

愛「あ、ハハ...」

愛(違った。これ修羅場抜けてないや。しかも当分の間続くやつだ)

璃奈「愛さん」

美里「愛ちゃん」

ギュ…

「「これからもよろしくね」」

ζ㎗òヮóリ「...」

ζ㎗òヮóリ「お手柔らかにお願いします」




jΣミイ˶º ᴗº˶リ こうして愛さんはちょっぴり重めの2人に挟まれながら、歩夢さんに睨まれている侑さんに羨ましがられつつ末永く幸せ(?)に暮らしましたとさ。

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ めでたしめでたし💙

184: 2022/05/12(木) 23:53:36.07 ID:op7pes4M.net
少しだけおまけの後日談があります

187: 2022/05/13(金) 00:25:19 ID:qmT9WkmF.net
おつ

188: 2022/05/13(金) 00:31:11.91 ID:1CEup8Er.net
~ 後日談 ~

愛「...」チラ…

ポチポチ ピコピコ

美里「璃奈ちゃんそっち行った!」

璃奈「任せて。次スタン取る」

美里「ん。そしたらしっぽ切っちゃうね」

愛「んふふ~」ニコニコ

愛(最初はどうなることかと思ったけど、なんだかんだ二人とも仲良くなって良かった~っ!)

愛(前はあんなに険悪だったのに、今ではお姉ちゃんの上にりなりーが座って仲よくゲームするくらいに仲いいし♪)

愛(どっちも根はすごく優しいからね♪ こうなってくれるんじゃないかな~って愛さん思ってたっ!)

愛(愛さんハーレム完成だよ!!へへ~ん、ゆうゆ羨ましいでしょ~?)

⎛(cV≧Д≦V⎞ ウ˝ラ˝ヤ˝マ˝シ˝イ˝ヨ˝ォ˝!!!!

璃奈「ナイス切断」

美里「わっ、罠の位置完璧だね。さすが璃奈ちゃん」

愛「んふ~...」ニコニコ

愛(この幸せな時間がずっと続きますように...)

璃奈「そういえば」

璃奈「このまえ愛さんが留学生の子を口説いてた」

ピシィッ

愛(空気が...一瞬で凍った)

190: 2022/05/13(金) 01:02:50 ID:1CEup8Er.net
美里「愛 ち ゃ ん?」

愛「ちょ、く、口説いてない口説いてない!少し話しただけ!一部始終見てたでしょ!!」

璃奈「見てた。14歳のその子にカメラを向けて撮影しながらやらしい声で『ミアち可愛いぃ~♡』って口説いてた」

愛「言い方!!いや、確かに事実だけども!!」

美里「事実なんだ...。愛ちゃん、この間 私と璃奈ちゃんであんなに愛してあげたのにまだ足りないんだ?」

愛「ひぃっ/// ま、待ってよっ本当に何もないんだってばっ!」

美里「あ、それで思い出したけど」

美里「この間、教育実習生の子にナンパされてデートに行ったよね?」

愛「ぇあっ!?」

璃奈「...何それ?私、そんなの知らない」

璃奈「愛 さ ん?」

愛「ち、違うって~!あれは同好会のことを聞きたいから、ついでにお茶でもどうって誘われただけで何もないってば~っ💦」

愛「というかなんでお姉ちゃんが知ってるのっ!?」

美里「果林ちゃんからね。聞いたの。『愛が教育実習生の人とデートしてたわよ』って」

愛(か、カリン~!!面白がってわざと誤解されるような伝え方したな~!!)プンスコ!

璃奈「これはお仕置きが必要」

美里「そうだね。お仕置き部屋にいこっか」

ガシッ

愛「ちょ、ちょっとまってっ!あのスクワットだけは勘弁してよーっ!」

璃奈「だめ。私たちしか見れなくなるようにしっかり躾ける」

美里「大丈夫だよ。どんな愛ちゃんでも、お姉ちゃんと璃奈ちゃんがずっとそばに居るからね」

グイッ

愛「ひぃっ」

グイグイ…ズルズル…

愛「あっ、あっ、あっ、ちょ、まっ...!」


璃奈「愛さん♡」

美里「愛ちゃん♡」


「「愛してるよ」」


愛「やああああぁぁぁぁぁぁっ!!」


🚪<バタン


ζ㎗>□<リ あいみさりな♡Hard Squat End♡ 从´・֊[ >ᴗ<]

191: 2022/05/13(金) 01:04:06 ID:1CEup8Er.net
jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ 以上です。突発でしたが長らく保守ありがとうございました。また機会があれば。

194: 2022/05/13(金) 01:22:13 ID:qmT9WkmF.net
おつおつ

引用元: 愛「このひとが美里お姉ちゃんだよ!りなりー!」美里「...」璃奈「...」