昼

明日葉「これからロビーで作戦会議をしないか？」

うらら「そうね、このまま勝てないっていうのも悔しいし賛成するわ」

ミシェル「はいっお願いします！」

明日葉「頼もしい返事だ。では早速向かおう」

ロビー

明日葉「まずは御剣先生のことについて話そうか」

うらら「？」

明日葉「イロウスにも言えることだが、まず相手を知るところから始まると思う。そこから相手の戦闘スタイル、そして弱点を見つけられるはずだ」

うらら「ぉぉ、りょーかいです」

ミシェル「御剣先生ぃについて知ってること…はいっ」

明日葉「よしミシェル」ビシッ

ミシェル「えっとですね、最近チャーハンを自動でつくる機械を発明したそうですよ」

うらら「ちゃー…」

明日葉「はん！」

ミシェル「を自動で作る機械です」

うらら「…ちょっと待ってこの情報が何の役に立つのよ」

ミシェル「え？」

うらら「みぃ～しぇ～るぅ～」

ミシェル「むみぃぃぃいいいいいいいい！うさみみふーどを取らないでくださいっ」

明日葉「なるほど、極度のめんどくさがり屋で、しかしそれでいて機械を作ってしまうほど凝り性…と」

うらら「こんなどうでもいい情報から、なんて深い洞察をしているの！」

ミシェル「むみ…すごいです」

明日葉（だが私としては、ぜひとも自動でそばを作る機械を作ってもらいたかった…）ｸﾞｯ

うらら（私も真剣に考えなくっちゃね、あんたもよミシェル）

ミシェル（みっ！）

それから作戦会議は夕方まで続いた

明日葉「うらら、ミシェルお疲れさま。今日はここまでにしよう」

うらら「はいっ」

ミシェル「はいですっ」

明日葉「二人ともゆっくり休んでくれ、それでは解散だ」



うらら「ふとん…ふとんが私を呼んでいるわ…」ﾌﾗﾌﾗ

心美「大丈夫、うららちゃん？朝から道場に行ってたって聞いたよ」

うらら「ここみ…ふとん…」ﾊﾞﾀﾝ

心美「あの…そこ膝のうえだよぉ…ちゃんと寝ないとだめだよぉ」

うらら「ｚｚｚ」

心美「もうねちゃった…。あとわたしはふとんじゃないよ！」

ミシェル「むみぃ～♪　むみぃ～♪」

くるみ「あらあらそんなことがあったの」

ミシェル「みっ！」

くるみ「作戦会議、楽しそう。なら今度は勝てそうね」

ミシェル「むみっ！」

くるみ「わたしも応援しているわ。頑張ってね」なでなで

ミシェル「むみ～／／／」ｷﾞｭｳ




明日葉「御剣先生の装備が剣・槍の場合は基本的に回避に専念する。銃、杖は弧を描くようにして回避。槌は…」

蓮華「脳内しみゅーれしょんもその位にしておきなさい、もう下校時刻よ」

明日葉「待ってくれ、あと少しなんだ。槌は隙が大きいから背後に回り込んで」

蓮華「背後に回り込んで…？」ｽｽｽ

明日葉「こうげきを仕掛け…」

蓮華「そうねぇ、背後からだと安全だわぁ＾」ﾓﾐﾓﾐ

明日葉「ぁあっ」ｿﾞｸｿﾞｸっ

蓮華「！！？」ﾊﾞｯ

明日葉「突然なにをするっ！」

蓮華「待ってこの手触り…ちょっと成長した…？いやブラを新調したのかしら。

…もしかすると、これはﾊﾟｯﾄﾞ…なの？」

明日葉「ふ、ふふ…もういい。丁度脳内だけでは無理があると思っていたところだ。

実戦訓練といこう…レンゲ」

蓮華「いやーん！えOち！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

明日葉「あっ待てっ」

先生「あっ蓮華じゃないか。校内を走ると危ないぞ」

蓮華「助けてください先生！明日葉が襲ってくるんです！」ﾀﾞｷｯ

先生「お、おいだきつくな。こんなところ誰かに見られたら」

明日葉「あっ」ﾋﾟﾀｯ

先生「もう遅かったぁあああああ！」

明日葉「先生」

先生「はい」

明日葉「こういうときはきっぱりと撥ね付けないといけません。私も先生が先生である前に男であることは承知しています。ですが教職者としての矜持をﾅﾝﾀﾗｶﾝﾀﾗ」

蓮華（先生は気付いていないみたいだけど、彼女、不機嫌そうに眉を潜めてるわりには頬は紅潮してる、もしかして）ﾊｯ

明日葉「なにを驚いた顔をしている。蓮華も無関係な話ではないんだぞ、だいたい…。」

蓮華「あなた、説教をすると性的興奮を覚えるの！？」



この日、明日葉は蓮華と口を利かなかった。

次の日、蓮華がそばを持って謝りにいって仲直りをした。

その次の日、明日葉がパッドだという噂が流れたが、犯人はすぐに捕まって解決した。

それと、ややスレンダーになった明日葉が『明日葉の矜持』でやけくそ気味に攻撃し、

アイドルミシェルで回避は完璧

うららは特になにもしなかったが

御剣道場はクリアできた。



きっと明日は明るい未来が待っている

おわり

バトガ楽しいから、やってね

俺のあんこちゃんが活躍してないとか

俺の望も出てないぞ

桜ちゃんが出てないとか……うららちゃんのファンやめます