1: ◆RevGiOKgRo 2014/08/04(月) 23:08:45.86 ID:yeOVs3/p0


事務所:休憩室


モバP「すまないが、弁当を食べてくれないか?そっその、作り過ぎてしまってだな、腐らせるといけないから……」つ花柄の弁当箱


モバP「その、これも……いや、決して他意なんか無いんだ!ただ食べてくれる人がま佐久間しかいなかったと言うだけで、だけで……うぁぁぁぁ!」ダダダダダダダッ!

アイドルマスター シンデレラガールズ ぬいぐるみ 佐久間まゆ

2: 2014/08/04(月) 23:09:56.84 ID:yeOVs3/p0


まゆ「見ましたか……?凛ちゃん」


凛「うん、見たよ」ギリッ





まゆ「……どうしましょう、凛ちゃん。まゆは、Pさんに嫌われてしまいました……」グスッ


凛「はい?」

3: 2014/08/04(月) 23:11:39.06 ID:yeOVs3/p0


モバP「通学路、定刻通りの朝8時……」カタカタ……カタカタ……ズーン……


まゆ「歌っているのだって、まゆの曲じゃありません……」ズーン……


凛「あの後『「おはよう」ってあなたに向かって言えなくて』と繋がったよね」

4: 2014/08/04(月) 23:14:46.39 ID:yeOVs3/p0


まゆ「Pさんは、まゆの事だけ苗字で呼ぶ、んです……皆は名っ、前なのに……」ポロポロポロポロ……


凛「そうだよ。がっつり意識されてるじゃん」

6: 2014/08/04(月) 23:17:38.61 ID:yeOVs3/p0


まゆ「まゆはPさんにとって、残飯処理機に過ぎないんですよぉ……あぁあぁ……」


凛「Pさんの言ってる事聞いてた?既視感すらあるよ、絶対アプローチだよ」


まゆ「えっ?何か言ってましたか……?」キョトン


凛「アタックは得意だけど、ディフェンスはてんで、なんだ!?」

7: 2014/08/04(月) 23:20:04.56 ID:yeOVs3/p0


数分後


事務所:休憩室


凛「落ち着いた?」ヨーシヨシナデナデグルーミン


まゆ「はい……」

8: 2014/08/04(月) 23:22:11.94 ID:yeOVs3/p0


凛「まゆは調理経験が私より長いから……食事を人に振る舞うって事の意味は私より、わかるんじゃないかって思うんだ」


まゆ「……」


凛「まゆはこのお弁当を食べてみて、どう思う?」

12: 2014/08/04(月) 23:26:27.78 ID:yeOVs3/p0


まゆ「いただきます……」パカッ チャッチャッチャッ パクリ……


まゆ「……美味しい、ハンバーグです……」ポロポロポロポロ……

13: 2014/08/04(月) 23:31:18.68 ID:yeOVs3/p0


凛「今思った事を、Pさんに伝えてみようよ。私が呼んでおくから」


まゆ「……ありがとうございます。何から何まで、凛ちゃん……」


凛「いいよ、別に」

14: 2014/08/04(月) 23:32:48.00 ID:yeOVs3/p0


凛(何でなんだろ。チャンスだっていうのに、余計なことなのにしてるんだ……)


凛(ここで割って入るのは、流石にモラルが痛むから……なの、かな)ズキンッ

15: 2014/08/04(月) 23:35:50.62 ID:yeOVs3/p0


数時間後


事務所:屋上


凛(『xx時に、屋上でまゆに会って』と伝えた。Pさんは顔が真っ赤になって何かを言ったかと思えば、仮眠室のベッドに突撃して毛布に包まってきりもみ回転していた)

16: 2014/08/04(月) 23:37:52.23 ID:yeOVs3/p0


モバP「……」キョロキョロウロウロキョロキョロウロウロ


凛(……まだ予定の二時間前なのに、今は小包みを抱えて屋上にいる)

17: 2014/08/04(月) 23:40:00.64 ID:yeOVs3/p0


モバP「……」パカッ


凛(あ、中身見た)


モバP(新しいリボン……喜んでくれると、いいな)


モバP(あ、でも、趣味に合わなかったり……逆に『既に持ってます』とかだったら、どうしようか……)


モバP(でも、つけてるまゆが見てみたい……なあ)


モバP「……ふふっ」ニパァァァァ

19: 2014/08/04(月) 23:41:44.30 ID:yeOVs3/p0


凛「……時間来るまで、離れよう」グスッ

20: 2014/08/04(月) 23:43:35.37 ID:yeOVs3/p0


一時間と四十分後

事務所:屋上


凛「……あの店、あんなに味付け辛かったかな……」

22: 2014/08/04(月) 23:46:59.80 ID:yeOVs3/p0


モバP「……」シュン……


まゆ「Pさん、お待たせしました」


モバP「い、いや!待ってなんかいない!さっき着いたばかりだ!」


まゆ「……そう、ですか」シュン……


まゆ(待って、くれていなかったんですね……)グスッ


凛(面倒な性格しかいない……)ハァ

23: 2014/08/04(月) 23:51:19.43 ID:yeOVs3/p0


まゆ「Pさん……には、大事な大事な話しがあって、来てもらいました」


モバP「はひっ……いや、なんだ」


凛(料理が上手くなって良かったね、今度もまた作ってください♪とか、今度交換しましょう♪とかでいいから!)

24: 2014/08/04(月) 23:54:05.73 ID:yeOVs3/p0


まゆ「Pさん、料理お上手なんですねぇ」


モバP「えあ!?ああ、あの程度なら、朝飯前だ!」ホッペポリポリポリポリポリポリポリポリ


凛(手がキズパワーパッドまみれ!?)

25: 2014/08/04(月) 23:57:06.96 ID:yeOVs3/p0


まゆ「あの味付け、まゆの好みそのままでしたよ」


モバP「やったぁ!……ごほんっ、珍しい事もあるものだな!美味しく食べてくれてありがとう!」

26: 2014/08/04(月) 23:59:10.51 ID:yeOVs3/p0


まゆ「……はい、だから、まゆはPさんに伝えたい事があるんです」


モバP「……ああ」ゴクッ


凛(いけ……)ゴクッ


まゆ「Pさんは……」

27: 2014/08/05(火) 00:01:25.59 ID:sqCocNf60




まゆ「もう、まゆなんていらないって事なんですかぁ!?」ブワッ


凛 モバP「……えっ?」





28: 2014/08/05(火) 00:03:25.18 ID:sqCocNf60


まゆ「自分で、料理出来るから、まゆにもう、関わるなって……事、なんですかぁ……あうぁぁ……」ポカポカ


モバP「そっ、そんな、俺はそんな気持ちじゃ……」ジワァ……


凛(美味しいハンバーグで、どうしてそうなる!?)

29: 2014/08/05(火) 00:06:37.48 ID:sqCocNf60


モバP「……バカぁっ!」タッタッタッタッタッ


モバP(馬鹿なのは俺なんだ!まゆが傷つく事も想定出来ず、自己満足な料理をしてしまったと言うのに、罵ってまでしまう!)


モバP(馬鹿、馬鹿、氏んじゃえ俺ー!)タッタッタッタッタッ


モバP(……また、渡せなかった……)

30: 2014/08/05(火) 00:09:14.00 ID:sqCocNf60


まゆ「ぴっ、Pさぁん、逃げないでぇ……」グスッ……ジワァ……


まゆ「……まゆを一人にし、ないでくだ、さい、Pさぁぁぁぁん!」ウワァァァァァァン!


凛「……もう、意味わかんない」ポロポロポロポロ……グスッ


凛「……うぇぇぇん!」

31: 2014/08/05(火) 00:13:04.35 ID:sqCocNf60


話を聞かないヤンデレと素直になれないツンデレ、起きるべくして起きた事です。
この後まゆとモバPの血で血を洗うラーメン対決があったとか無かったとかですが、それは話の本筋ではございません。


おわり

33: 2014/08/05(火) 00:16:03.64 ID:sqCocNf60


私は……何をしたんだ?
残飯処理機ネタとラーメンを、いつかカタチとしてみせます……オチが弱いので、くぅ疲でも作ってきます……


意味不明な文章や、ご都合な展開が多々あったことを、何卒ご容赦ください。
拙い作品に最後まで付き合っていただき、本当にありがとうございました。

34: 2014/08/05(火) 00:22:07.76 ID:sqCocNf60
HTML、依頼して来ました。落ちます

35: 2014/08/05(火) 00:26:23.54 ID:gvFgRXYHo
お、おう
乙?

36: 2014/08/05(火) 00:30:49.63 ID:xX4Tk4rYo
残飯処理機ネタ、待ってます



37: 2014/08/05(火) 00:32:30.93 ID:JW1Bydw5o
乙。
よくわからんががんがれ

引用元: 佐久間まゆ「Pさんに、嫌われてしまいました……」