1: 2022/07/28(木) 22:35:27.513 ID:s4P5LSgpa.net
シャミ子「で、でも…今日話したのは杏里ちゃんや小倉ちゃんみたいに桃も知ってる人ばかりですよ…?」

桃「いやダメだよ?シャミ子が私以外の女の子と喋るなんて耐えられないから。約束通りお仕置きするね」

シャミ子「ひ、す、すみませんでしたっ、もうしませんからお仕置きだけは許して!!」フルフル

桃「はぁ…あのさぁ、謝られたら私が悪者みたいになるよね?私だって!シャミ子にこんなことするの辛いんだよ!」ガンッ、バキッドゴォ!

シャミ子「痛い!痛いですもんもぉ!許してぇ!」ポロポロ

桃「次から私以外の女の子と口聞かないって約束できる!?」(角掴んでユサユサ)

シャミ子「じまずっ、もう桃以外の女の子と喋りませんから!離してっ…!!」ウルウル

桃「約束だからね。次話してるところ見たら今以上にキツイお仕置きだから」パッ

シャミ子「ケホケホッ…うぅ、許してくれてありがとうございます…」ズキズキ

3: 2022/07/28(木) 22:36:59.553 ID:s4P5LSgpa
翌日

桃「シャミ子?シャミ子からまた別の女の子の匂いがするんだけどどういうこと?もう喋っちゃダメって言ったよね?」

シャミ子「し、喋ってはないです!口聞けないからノートに文字を書いて意思疎通を…」

桃「シャミ子はおバカなのかな!?喋るなってことはコミュニケーションを取るなってことでしょ!もういい、これからシャミ子はこの部屋から出さない!」

シャミ子「そ、そんな!それじゃあ学校には!?」

桃「私が一生養ってあげるから問題ないよ。そもそもシャミ子みたいなよわよわまぞくを外で生活させるのが間違ってたんだよ」

桃「いつタチの悪い魔法少女に襲われるか分かんないんだから…それにシャミ子はかわいいからそれ以外の変質者に襲われるかもしれない」

シャミ子「(たった今変質魔法少女に襲われているんですが!?)」

5: 2022/07/28(木) 22:38:17.230 ID:lzgm0Hkva
桃「とにかく!これからは私の家から一歩も出さないからね。こっそり出て行こうとしてもすぐに分かるから。ないとは思うけどもしここから逃げ出そうとなんてしたら…」

シャミ子「し、しません!桃の気が済むまでここから出ませんから!暴力はやめてください!!」

桃「暴力?シャミ子は私がやることを暴力だと思ってたのかな!?言っておくけどこれは躾だよ。シャミ子が言うことを聞けないのが悪いんだからね!そこら辺勘違いしちゃダメだよ?」ゲシッゲシッ

シャミ子「ごめんなさい!ごめんなさい!」

桃「いちいち謝らなくていい!!!!」ドゴォ

シャミ子「ごべんなざいでちたっ!!!!」ズキィ

9: 2022/07/28(木) 22:40:44.634 ID:dBWdyfBGa
シャミ子「……」ボ-ッ

桃「シャミ子、シャミ子」ユサユサ

シャミ子「……」

桃「(あれから1週間筋トレ器具以外何もない部屋に閉じ込めてたら、シャミ子が何も喋らなくなってしまった…)」

桃「シャミ子…ねぇ、流石にやり過ぎたかなって思ってるから。謝るから無視しないでよ」

シャミ子「……」(虚な目で虚空を見つめてる)

桃「そうだ、明日はシャミ子の好きなゲーム持ってくるよ。それで一緒に対戦して遊ぼう」

シャミ子「……」

桃「ねぇ、何か返事してよ。欲しいものがあるならなんでも言っていいから…」

シャミ子「……み、みんなに…」ボソッ

桃「ん?」

シャミ子「良…お母さん…ミカンさんや、杏里ちゃん、小倉さんにリコさんに…み、みんなに会ひたいれふっ…」ポロポロ…

桃「……」

13: 2022/07/28(木) 22:43:06.919 ID:2/mYK3Cia
シャミ子「桃…お願いですから…ここから出してみんなに会わせて…」

桃「私言わなかったかな?シャミ子が私以外の女の子と喋るなんてありえないって」モ゛モ゛モ゛ッ…

シャミ子「ひっ」ビクゥ

桃「シャミ子には私1人いればいいのに…私はシャミ子さえいればいいのに、シャミ子はそうじゃないの?」

シャミ子「ごめんなさいごめんなさい…」

桃「なんで謝るの…謝るってことは私より他のみんなの方が大切ってことなんだ…」

シャミ子「それはっ、違…」

桃「もういいよ。本当はこんな強引にはしたくなかったんだけど、私のこと以外何も考えられないようにしてあげる…」ドンッ

シャミ子「ひゃんっ///!?も、もんも!?一体何を…」

「あっ、あぁ〜♡ もんも、やだ、あっ♡ あぁぁぁ〜〜〜〜///♡♡♡♡♡♡♡」

18: 2022/07/28(木) 22:52:57.836 ID:2/mYK3Cia
「あ〜〜〜♡」

シャミ子「ふぅ…そ、それで、そのまま桃に強引に押し倒された私は…!」カタカタ

桃「ねぇ、シャミ子は慣れないPCまで借りて何を必氏に書いているのかな?」

シャミ子「ふえ///!?も、桃!一体どうしてここに!」

桃「壁が薄いから声も丸聞こえだよ…シャミ子がもんも、もんもって譫言のように呟いてるから様子を見に来たんだけど…」

小倉「まさかシャミ子ちゃんにこんな趣味があったなんてね〜」天井裏からヒョコッ

良子「ちなみにお姉が書いてた今までの話は全部ネットにアップしておいたよ。すごく評判いいから続きもよろしくね」

シャミ子「お、小倉ちゃんに良まで…こっ、こ、こ…」

シャミ子「これで勝ったと思うなよ〜〜〜〜///!!!!!あと書きかけのやつは見ないで消しておいてくださいー!」ピュ〜ッ

頑張れ、シャミ子!ネットの最中でも周りに気を配れるまぞくになるんだ!


おわり

19: 2022/07/28(木) 22:53:24.465 ID:feA//Yqg0
ワロタ

21: 2022/07/28(木) 22:55:51.715 ID:WWvGlz4d0
よかった

引用元: 桃「シャミ子!また私以外の女の子と会話したでしょ?」シャミ子「ひっ、ごめんなさい!」ビクゥ