1: 2013/08/13(火) 03:38:19.72 ID:qQ3IEa+o0
シンデレラガールズSSです。

キャラ崩壊注意


2: 2013/08/13(火) 03:38:48.21 ID:qQ3IEa+o0
P「なんでそんな装置を」

晶葉「2人に頼まれてな、まだ試作段階だが」

P「二人って…ああ、輝子と小梅か?」

晶葉「そうだ、今度ユニットを組む時に幸子ばっかりに迷惑をかけたくないそうだ」

P「あれはあれで2人のキャラだし、幸子も別に嫌がってないからいいと思うんだが」

晶葉「まぁ、コンプレックスというものは他人には理解できんものさ」

P「別にこのままでいいと思うけどな」

晶葉「それにアメリカなんかでは法律により吃音は障害として扱われているぞ。まぁ2人が重度の吃音だとは思わないが」

P「そうなのか、知らんかった」


3: 2013/08/13(火) 03:39:15.72 ID:qQ3IEa+o0
ガチャン

輝子「ショウコーキノコーボッチノコーエリンーギマイタケブナシメジー」

P「お、輝子。おはよう」

輝子「親友、おはよう。今日も絶好のジメジメとしたキノコ日和だな」

P「」

晶葉「さっそく成果が出たようだな」

輝子「どうした、親友。何を固まっているんだ?」

P「はっ!い、いやあまりにもキャラが違い過ぎてビックリしただけだ」

輝子「そうか?私は特に普段と何も変わらないが」

P(吃音がなければえらいクールな感じになるな、輝子は)


4: 2013/08/13(火) 03:39:49.20 ID:qQ3IEa+o0
ガチャ

P「おお、今度は小梅か。おはよう小梅」

小梅「あ、プロデューサーさん。おはようございます」

小梅「今日は朝から曇ってて、凄く過ごしやすい1日になりそうですね」

P「」

輝子「小梅、おはよう」

小梅「あ、輝子ちゃん。おはようございます」

輝子「今日は本当に過ごしやすくていいね、親友のキノコ達も喜んでるよ」

小梅「うん、私も暑いの苦手だからすごくうれしい、えへへ」

P(この小梅も可愛い)

晶葉「おお、二人とも中々いい感じじゃないか」

輝子「そうかな?私はいつも通りに喋っているだけだけど」

小梅「うん、私もいつも通りだよ」

晶葉「うんうん、使用者の認識を特に変えず吃音だけ治す。成功だな」

P「…すげぇな、催眠か何かか?」

晶葉「まぁそれに近いものかな。まだ試作段階だから効果は短いがな」

輝子「そうか。親友や幸子には私の喋りで迷惑かけているからな、これを機に治したいものだが」

小梅「私もよく喋り方で怒られるから、一緒に治していこ?輝子ちゃん」

P(別にあのままでもいいと思うけど、まぁ本人達のしたいようにさせよう)




5: 2013/08/13(火) 03:40:49.19 ID:qQ3IEa+o0
ガチャ

幸子「おはようございます」

P「おはよう、今日も可愛いな幸子」

幸子「当然です!ボクは365日いつでもカワイイですから!」

輝子「幸子、おはよう。確かに幸子はいつでも可愛いな」

幸子「ふぇ?」

小梅「おはようございます、幸子さん。ふふ、幸子さんはいつも可愛いですよ。あの子もそう言っています」

幸子「え?ええ?」

幸子「P、Pさんっ!」

幸子「一体この2人に何があったんですか?なんだかキャラがいつもと違うような」ヒソヒソ

P「ああ、晶葉が吃音を矯正する装置っていうのを作ってな」

幸子「…まぁ深くは考えません」

輝子「どうした、幸子。いきなり親友と内緒話なんかして」

小梅「私たちとは話せない内容なの?」

幸子「ああ、いえいえ、そんなことはありません」

幸子「ちょっとお2人の話し方が一夜にして変わっておられるので何事かと思って」

輝子「私たちはただ普通に話しているだけなのだが、やはり晶葉は凄いな」

小梅「よく話してくれるPさんと幸子ちゃんが言うなら、本当に変わっているんだね」

幸子「そうですね、思わずボクも少しだけ狼狽えてしまいました」

幸子「いつもの喋り方もいいですけど、今の喋り方も素敵ですよ。まぁカワイイのはこのボクですが」

輝子「ふふ、幸子はいつもブレないな」

小梅「さすが幸子ちゃんだねっ」

幸子「当然です!ボクはオールウェイズカワイイですから!」

6: 2013/08/13(火) 03:42:05.47 ID:qQ3IEa+o0
ワイワイキャッキャッ

P(ふーむ、この喋り方でも中々いいな。…そういえば輝子はライブバージョンはどうなるんだ)

P「なぁ輝子」

輝子「どうした、親友」

P「ちょっとライブのテンションで喋ってみてくれないか?」

輝子「分かった」

輝子「ヒャッハーーーーー!!今宵のミサもキノコまみれにしてやるぜーーーーーー!!!!」

P「あ、ここは変わらないんだ」

輝子「私としては特に意識して変えているつもりはないからな」

幸子「相変わらずのオンオフですねぇ」

小梅「うん、輝子ちゃんのそのプロ意識、凄く尊敬してる」

輝子「そうかな、そう言われると少し照れるな」

P(吃音がなくなった以外は本当に何も変わらないな)

小梅「あ、そうだ。今日新しいホラーDVD買ったんだけど、今日のレッスンの終わった後Pさんや輝子ちゃんや幸子ちゃんも一緒に見る?」

P(おお、小梅がこんな長文をスムーズに喋ってる)ホロリ

輝子「私はいいよ、一緒に見よう」

幸子「ボ、ボボボクも一緒に見てあげてもいいいいいいですよっ!」

P「俺は仕事がなー、また今度な小梅。今回は3人で見なさい」

小梅「そっか、少し残念だなぁ」

P「悪いな、小梅」

幸子「P、Pさん!こ、怖いんですか!?ににに逃げるなんて卑怯ですよ!!」

P「ああ、実は怖いんだ。でも幸子は怖くもなんともないんだよな」

幸子「と、当然です!ボクはカワイイ上に度胸がありますから!」

P「んじゃ3人で楽しんでくれ、よしレッスン行って来い」

幸子「」

小梅「うん、わかった。行こ?幸子ちゃん輝子ちゃん」

輝子「行こうかレッスンに」

幸子(ぅぅ…小梅さんの選ぶの本当に怖いからなぁ…)


鑑賞中

ワクワク
オオウ
キャーーー

7: 2013/08/13(火) 03:42:52.86 ID:qQ3IEa+o0
次の日


P「さぁて、今日も一日頑張るか」

ガチャ

P「お、輝子おはよう」

輝子「あ…し、親友…お、おはよう…。き、今日は、暑いね…フヒ」

P「ありゃ、話し方元に戻っちゃったか」

輝子「ん、そ、そうなのか…?じ、自分では違いがよくわ、分からないのだが」

ガチャ

小梅「…お、おはよう、ございます。P、Pさん」

P「おはよう小梅、やっぱり小梅も元に戻っちゃったか」

小梅「そう、なの…?わ、私はよく、分からないけど…」

晶葉「ふむ、効果はもって1日といったところか。」

P「お、晶葉おはよう。やっぱり効果が切れたのか」

晶葉「ああ、おはよう。あの装置はまだまだ改良の余地がありそうだな」

輝子「ざ、残念だな。また親友や幸子にめ、迷惑をかける」

P「いやいや、別に迷惑だなんて思ってないから」


8: 2013/08/13(火) 03:43:59.23 ID:qQ3IEa+o0
ガチャ

幸子「おはようこざいます」

P「幸子おはよう、今日も可愛いな」

幸子「当然です!ボクは常に!どんな時でも!カワイイですから!」

小梅「さ、幸子ちゃん、お、おはよう…」

輝子「幸子、おは、おはよ、う…」

幸子「おはようございます、輝子さん、小梅さん」

幸子「って喋り方は元に戻られたのですね」

輝子「ご、ごめん、幸子。ま、また、迷惑、か、かける」

小梅「ご、ごめんね、さ、幸子ちゃん」

幸子「何を言っているのですか、ボクは別に迷惑だなんて一度たりとも思ったことはありませんよ」

幸子「まぁ、確かに昨日のほうが会話がしやすく、聞き取りやすくはありましたが」

幸子「それがどうしたというのです。ボクがカワイイように今のお2人はそれが自分の個性なのですから無理に変えようとしなくてもいいのですよ」

幸子「確かに変わる努力は必要だと思います。けれども機械に頼って急に変えようとせずに少しずつ変わっていけばいいじゃないですか」

P「中々いいこと言うじゃないか」

幸子「当然です!ボクは当然カワイイですが、今のお2人もボクに負けじとカワイイですから!」

輝子「さ、幸子…」

小梅「さ、幸子ちゃん…」

晶葉「ふ、やれやれ。この装置はもう必要ないな」

P「いいのか?」

晶葉「構わないよ、結局はこういうのはきっかけが大事だからな」

晶葉「作った私が言うのもなんだが、装置に依存してしまうのも考え物だからな」

P「お前まさか1日しか効力のないのをわざと?」

晶葉「さて、どうかな」



終わり

9: 2013/08/13(火) 03:45:42.75 ID:qQ3IEa+o0
輝子の誕生日メッセージとか総選挙の投票時のメッセージとか凄いクールな感じだったので書いてみました。

ヒャッハー!がなければ輝子の属性ってクールでもいけるよね
あと小梅もキュートに行けるよね

まぁ俺はPaPでキノコPだからこのままでいいけど
カワイイよ輝子カワイイよ

輝子!キノコ!ラブリーキノコ!世界一!カワイイよ!

10: 2013/08/13(火) 04:06:16.77 ID:1go32E5Ko
やっぱどもってこそだな

12: 2013/08/13(火) 04:09:11.84 ID:DRrQy6lAO

引用元: モバP「吃音を矯正する装置?」