1: 2017/09/10(日) 17:11:35.62 ID:ZzmjLQl/0
夏の日の夕方

暑いお昼をクーラーで凌いだ後、少しだけ暑さが引いた時間帯。

でもやっぱり暑くて、外を歩くだけで汗びっしょり、服が体に張り付いてなんだかイヤな感じ……

今日のお仕事は偶然765プロのレッスン場の近くで、お仕事終わりにわたしは直帰せず、何となーくレッスン場に寄ってみることにした。

あそこはクーラーが効いてるだろうし、何よりきっとみんなが居るから!
ヴァイスシュヴァルツ IMS/S61-T07 歌のレッスン 矢吹可奈 (TD) トライアルデッキ+ アイドルマスターミリオンライブ!
2: 2017/09/10(日) 17:16:50.88 ID:ZzmjLQl/0
と、言っても今は微妙な時間帯で、建物の中に入っても騒がしい音はしなくて、中にあんまり人は居ないみたいだった。 残念。

それでもレッスンルームBからは物音がするからそっちに行ってみると、そこにはきゅっ、きゅっ、って床を鳴らして、長い髪から汗を撒き散らすわたしの大親友、志保ちゃんが居た。

志保ちゃんに思いがけず会えた嬉しさにわたしはばっと彼女に向けて飛び出す。

「志保ちゃん志保ちゃーん!」

「可奈…… ? どうしたのこんな時間に」

「えへへ、さっきまでそこでお仕事してたから、ここに来たら誰か居るかな~ って 志保ちゃんに会えてラッキーラッキ~」

「そう」

3: 2017/09/10(日) 17:17:43.64 ID:ZzmjLQl/0
「志保ちゃんは何で? 一人で練習?」

「今日は今度の公演に向けての全体練習があって、みんなはもう帰ったけど私はちょっと残って練習してたの」

「ふえ~ やっぱり志保ちゃんって偉いな~」

「偉くなんて無いわよ、私は自分が満足出来るようものが出来上がるまで妥協したくないだけ」

そうやって志保ちゃんは当たり前みたいに言うけど、やっぱりかっこいいな 志保ちゃんって

でも…… 無理したりしないかちょっと心配かも

志保ちゃん、いっつも頑張ってて、前に体調崩したこともあって……

最近だと「自分の限界はちゃんとわかってるから大丈夫」って言ってるけど、やっぱりちょっと不安かも……

4: 2017/09/10(日) 17:19:38.11 ID:ZzmjLQl/0
「ねぇ志保ちゃん……」

「大丈夫よ、無理なんてしないわ」

「へ?」

あれ? わたしまだ「無理してない?」なんて聞いてないよね?

「顔に書いてあるわよ 『志保ちゃんが無理してないか心配』って」

「う、嘘!?」

慌ててレッスンルームの鏡を見てみるけど、そんな文字は書いてなかった…… よかった……

「ふふ、本当に書いてあるわけないでしょ」

「そ、そっか……」

つい反射で鏡を見ちゃって、そんな自分の行動に少し恥ずかしさを覚えて、でもそれで志保ちゃんが笑ってくれたのは嬉しい、かな。

5: 2017/09/10(日) 17:21:08.37 ID:ZzmjLQl/0
「安心して、もう倒れたりしてみんなに、可奈に心配かけるようなことはしないから」

そう言って微笑んだ志保ちゃんの顔はとってもかわいくて、きれいで、きっとわたしは今とっても惚けた顔をしてるのかなー なんて妙に俯瞰したことを思っちゃって。

「ねぇ志保ちゃん、いつまでレッスン続ける予定?」

「もうすぐ終わりにしようと思ってるけど……」

「じゃあさ! 一緒に帰ろ!」

「ええ、わかったわ。 それじゃあシャワー浴びて着替えてくるから少し待ってて」

「うんっ!」

志保ちゃんが翻って、レッスンルームの出口に向かう。

その時の、志保ちゃんの揺れる髪、少しだけ起きた風、漂ったにおい、わたしはそれに何か感じたような気がするけど、それは何だかよくわからなかった。

6: 2017/09/10(日) 17:21:36.55 ID:ZzmjLQl/0
「何でここまでついてくるのよ」

「志保ちゃんと少しでも一緒に居たいから」

「ふふ、何よそれ」

志保ちゃんと一緒に廊下を歩いて更衣室へ、ほんの1分も無い時間でもわたしは志保ちゃんと一緒に居たくて。

「…… ねぇまさかこの中にまでついて来たりしないわよね?」

「う、ううん! ううん! し、しないよ!」

更衣室のドアの前、志保ちゃんに念を押される。 実は何も考えずに一緒に入るつもりでした……

7: 2017/09/10(日) 17:23:08.63 ID:ZzmjLQl/0
少し経って、扉が開いて志保ちゃんが出てきた。

「じゃあちょっと待っててね」

「うん」

待つって少し苦手かも、特に今はすぐ後に楽しみなことがにあるから尚更。

ケータイを取り出してみたけど、特に通知は来てなくて、ふぅとひと息。

そのまま立ってるのも少し疲れたからわたしは取り合えず更衣室の中に入った。

更衣室の中は流石にむわっと変なにおいと湿気が沢山で、ベンチに腰かける前にまずは換気扇をつけなきゃ ってそう思った時。

わたしの視界に開きかけのロッカーが目についた。

気になって閉じようとしても上手くいかなくて、なんでだろって思ったらタオルが少しはみだしていたからで、なぁんだって納得して……

あれ? つまりこのタオルって志保ちゃんのもの?

ロッカーからタオルを取り出してみると、うん間違いない。 さっきまで志保ちゃんが使ってたタオルだった。

8: 2017/09/10(日) 17:24:31.22 ID:ZzmjLQl/0
志保ちゃんのタオル

そうだよね、当たり前だよね、志保ちゃんって澄ました顔してるけど、わたしとおんなじで汗だってかくし、むしろ志保ちゃんって結構汗っかきだし、タオル使うのは当たり前だよね。

それでタオルを一旦更衣室のロッカーの中に入れて、後で持って帰る。 うんうん、当たり前当たり前~♪


タオルから、におい、がした。

さっき感じたもの。 志保ちゃんの髪が揺れる度、少しだけ感じていた志保ちゃんのにおい。

タオルはそのにおいを沢山吸っていて、今は手に持ってるだけなのに、この更衣室には沢山のにおいがあるはずなのに、そのにおいははっきりと感じられた。

わたしはタオルを持って、顔に近付けてみる。 どんどんにおいは強くなって強くなって、

わたしは何も考えず、タオルを自分の顔にぎゅっ と押し付けた。

9: 2017/09/10(日) 17:25:57.36 ID:ZzmjLQl/0
「~~~っっ!!!」

びくっ! ってした。何故かつま先立ちしちゃって、ピンって背筋が伸びて、ちょっとして落ち着いたら急に力が抜けてベンチに座っちゃって。

息が荒い。 何で……? 何でってそれは……




時間が経って冷静になるのとは逆にどんどん真っ赤に熱くなるわたしの顔。

え、えと、どどど どうしよう…… 志保ちゃんのタオル…… 志保ちゃんに怒られちゃう…… !?

まずはこの握りしめてるタオルを戻してここから出よう そう考えたけどわたしの手はタオルを離せなくて。

ドキドキ、ドキドキ、ドキドキする。 体が熱くて熱くて。

志保ちゃんの"これ"で、"そうなっちゃった"ってことは…… わたし志保ちゃんのこと……

志保ちゃんのことが好き それは間違いないけどその好きはどういうものかよくわからなくて。

わたし、志保ちゃんのこと……

10: 2017/09/10(日) 17:27:03.02 ID:ZzmjLQl/0
体はどんどん熱くなって、わたしは左手にタオルを離さないまま、右手で自分の心臓に手をあてた。

どくん、どくん、どくんってする。 それをきゅって握ると、きゅんっ てした。

そう、今の、今の感じ……

わたしはきゅんっ が欲しくて着ていたシャツをたくしあげて、下着の中に手を入れる。

それを直接触るのは少しだけ葛藤があったけど、そんなの今の好奇心と高揚感に比べたらちっちゃなもので

「んんっ」

触れた。 きゅんってした。

自分のを触りながら、タオルを持ち上げてまた顔にあてる。 さっきみたいにすぐにびくってならないけど、また体がきゅんきゅんして、目を閉じて頭の中で思い浮かべるのは志保ちゃんのこと。

わたしと違って志保ちゃんはもっと大きくて、触り心地も違うんだろうな。

わたしはこういうことほとんどしたこと無かったけど、志保ちゃんはどうなのかな、大人っぽい志保ちゃんだし結構するのかも。

志保ちゃんはする時誰のことを考えてるのかな、学校の人かな、プロデューサーさんかな、もしかして静香ちゃんとか……

わたし…… だったらな……

さっきとは違うきゅんを感じた。 それは何だか切なくて、わたしは自分の体を触らずにいられなくなった。

11: 2017/09/10(日) 17:28:52.43 ID:ZzmjLQl/0
タオルを左手で押さえながら、わたしの右手はするすると下に降りていって、スカートのその中に触れる。

もう覚悟は出来てるはずなのに、直接触るのはやっぱりまだ怖くて、わたしは下着越しに恐る恐るそれを押す。

「んっ」

それを押し込むだけで今までより鋭いものを感じた。 そして押したところからじんじんと熱いものが広がっていく感じがして

押すだけじゃなくて、押した後ぐにぐにするともっと強く、痺れるような感覚が来た。

もっともっとぴりぴりするようなきゅんを感じたくなったわたしは、それに直接触れるために下着をおろす。 おろす時にわたしのあそこからは半透明な糸が伸びて、なんだかとってもやらしい感じだった。

意を決して、それに直接触れる。 下着越しに触れただけであんなに感じたのにそのまま触れたら一体どうなっちゃうんだろう……

「んあっ」

必氏で我慢しようとしたけど、声が漏れてしまった。 ここにはわたししか居ないってわかってても、自分の自分じゃないみたいな声が更衣室に響くのはなんだかとってもえOちな感じで、恥ずかしくなったわたしは思わずタオルを噛むことで声が漏れるのを防いだ。

12: 2017/09/10(日) 17:29:48.95 ID:ZzmjLQl/0
そう、タオルを口にしたことで志保ちゃんのにおいはさらにわたしの中に取り込まれて、目を閉じたら本当に志保ちゃんが近くに居るみたいだった。

指はわたしの中に入ってぐにぐにと動くけど、それはわたしの指であってわたしのものじゃなくて、志保ちゃんの細くて長い指が入っているみたいで

「あぁ…… ひほひゃん…… ひほひゃん……」

優しかった彼女の表情は、悪戯する猫みたいに悪いものになってわたしの中をひたすら荒らしていく。

そこから与えられる刺激にわたしは抗うように背中を剃らすけど、そんなのじゃ全然逃れられなくて

そうしていく間にも志保ちゃんの指はどんどんわたしの弱いところを刺激してきた。

触れられる度わたしの体はびくんって跳ねて、胸はずっときゅんきゅんして、頭は志保ちゃんのことでいっぱいになって

志保ちゃんが居る。 志保ちゃんにこんないやらしいところを見られてる。 ううん、見られてるだけじゃなくていやらしいあそこを触られてて……

「はめ…… はめはよぉひほひゃぁん……」

ダメって止めても志保ちゃんは指を動かすのを辞めてくれなくて、それどころか指を1本だけじゃなくてもっと入れてきて

志保ちゃん。 志保ちゃんのことばっかり考えちゃう。 大人っぽくて綺麗でかっこよくて、可愛くて優しくてとても優しい顔で笑ってくれる志保ちゃん。

でも目の前の志保ちゃんはどんどん白くぼやけていって、ぐちゃぐちゃになりかけて、最後に口元がにやっと少し笑ったのが見えた。

「~~~っっっっ!!!!!!」

13: 2017/09/10(日) 17:31:37.44 ID:ZzmjLQl/0
「はぁ…… はぁ……」

肩で息をしながら必氏で今の状況を整理しようとする。 今わたしは志保ちゃんのタオルで…… その…… シちゃって、ブラもぱんつもずり落ちて、目の前には志保ちゃんが居て……

「か、可奈……?」

「志保ちゃん……?」

更衣室の入口には、さっきまでわたしのことを慰めていたはずの志保ちゃんが立っていた。

14: 2017/09/10(日) 17:32:41.54 ID:ZzmjLQl/0
一旦ここで終わりです。 もし続き書けたらその時にまた
読んでくれた方ありがとうございました。

15: 2017/09/10(日) 17:36:48.62 ID:gIO0GdJPO

16: 2017/09/10(日) 19:33:56.32 ID:SBaPVrtQ0
おい!続きを早く書け!(# ゜Д゜)

19: 2017/09/11(月) 18:43:43.30 ID:7da2eJQSo
続き書くんだよ
あくしろよ
楽しみにしてます

20: 2017/09/13(水) 19:26:23.68 ID:n9FZfx4Oo
おつ

引用元: 夏の日 夕方 可奈と志保