1: 2016/01/02(土) 05:09:13.361 ID:U8aOb/+u0.net
京子「あのねゆい。私、綾乃と付き合うことにしたんだ。」



京子「えへへ。ありがと。ゆいならわかってくれるとおもってたよ~」



京子「え?いつからだって?ゆいもそういうの気にしてくれちゃうんだー。先週からだよ!」



京子「そうそう先週の土曜日!映画の帰りにさー。告られちったー笑」



京子「綾乃ったら真っ赤になってさー。千歳がいたら大変なことになってたよ~~」



京子「そ、そんなこと言えるわけないだろ//
てかまだだよー!ちゅーなんてもっと仲良くなってからだろフツー!!」

京子「ま、そういう訳で一応報告だよ。ゆいにゃんも私が居なくなって寂しいと思うだろうけど頑張るんだぞ?笑」


京子「…って、おいおいゆい…何泣いてるんだ?」

3: 2016/01/02(土) 05:13:57.575 ID:U8aOb/+u0.net
ちなつ「え!ゆい先輩どうしたんですかー?いきなり電話だなんて私幸せでどうにかなりそうです~」


ちなつ「も、もちろんですよ!たとえ用事があろうともゆい先輩より大事な用事なんてありませんから!」


ちなつ「やだ~ゆい先輩ったらみずくさいんですから!あ、さては京子先輩が来なくなって寂しいんじゃないですかー?」


ちなつ「あはは~、しょうがないですね先輩はー!
私が行って慰めてあげますから!あ、そうだ!あかりちゃんも呼びますかー?」


ちなつ「あ…で、ですよねー。私ったらせっかくのチャンスをどうしたんだろう笑。それではしばらくしたら伺いますので待っててくださいねー。ちゅ!」

5: 2016/01/02(土) 05:19:30.037 ID:U8aOb/+u0.net
あかり「あ、京子ちゃん。うん大丈夫だよ?どうしたの?」


あかり「へ?最近?うーん特にいままでと変わらないけどなぁ。」


あかり「最近変なのはどちらかといえば…ちなつちゃんのほうかもしれない」


あかり「うん、そうそう最近部室にもこないし。ゆいちゃんに聞いてもわからないってさー」


あかり「そうなの。心配してゆいちゃんが電話かけたのね。そしたらちなつちゃん出なかったよー」




あかり「おかしいよね~~」

7: 2016/01/02(土) 05:24:10.799 ID:U8aOb/+u0.net
綾乃「あ、あらどうしたの歳納京子//
も、もう!まだ下の名前で呼ぶのは慣れてないっていってるじゃない!」


綾乃「わ、わかってるわよ//一週間後に遊園地でしょ!わ、忘れるわけないじゃない!」


綾乃「ふふふ、もう歳納京子ったら//
あなたこそ遅刻しちゃだめなんだからね!
そんな行為はないないナイアガラよまったく。」


綾乃「えぇえ///もう………いじわるなんだから。。
仕方ないわね…
きょ、、きょ、うこ好き、、よ///」

ガチャン


綾乃「ったくほんと仕方ないわね…//」

10: 2016/01/02(土) 05:28:10.189 ID:U8aOb/+u0.net
生徒「おいおい聞いた?生徒会の千歳さん通り魔にあったんだってさ」

生徒「それご結構やばいみたいだよ。シャレになんないくらい」


生徒「それまじ?目?ほんとやばくない?」

生徒「だから言ってんだろ、めちゃくちゃやばいんだって。千歳先輩、両目えぐられたんだって」


生徒「だから今日から部活禁止だろ?気をつけて帰ろうぜ」

12: 2016/01/02(土) 05:31:46.007 ID:U8aOb/+u0.net
ひまわり「あなた、聞きました?吉川さんのこと…」

ひまわり「さすがの櫻子でさえふざけることもできないようですね」

ひまわり「どうしてあんなことを」

ひまわり「千歳先輩もあんなことになってしまって」

ひまわり「さすがに少し不気味ですわね?」

ひまわり「聞いているのですか櫻子!?」





櫻子「…」

14: 2016/01/02(土) 05:35:36.840 ID:U8aOb/+u0.net
ちなつ「ちょっと…いきなり、ちょっとどうしたんですか!ゆい先輩!」

ちなつ「あ、あ。私ゆい先輩のこと本気で好きですけど!ちょっとやめてください!ほんとに!どうしちゃったんですか!?」

ちなつ「こういのはちゃんとお付き合いしてからって私決めて

ゴツン

ちなつ「血…?な…なんでこんなことする…んですか」


ちなつ「私…ほんとに悲


ゴツン

15: 2016/01/02(土) 05:38:55.652 ID:U8aOb/+u0.net
あかね「そうね、ちなつちゃんのことは本当に残念ね。」


あかね「まさかあんな子が自殺を図るなんてね。ううんあかりは何も悪くはないのよ?」


あかね「だからあかりは少しも悪くないんだってば!
だから元気だして?」


あかね「ちなつちゃんだってすぐきっと元気になるよ!そのときにちゃんとあかりが隣にいてあげなきゃね?」


あかね「えぇえ///今日はお姉ちゃんと一緒に寝るって?し、仕方ないわね。あかりよ甘えん坊さん!」



あかね「(ッシャァアアアアアアア

16: 2016/01/02(土) 05:42:51.812 ID:U8aOb/+u0.net
京子「ゆ、ゆい?!お前学校やすんで一体なにしてるんだよ?」

京子「話すのも久々じゃないか、今なにしてるんだ?」



ゆい「明後日、時間ある?」




京子「明後日、、は




ゆい「綾乃とデートだよね」



京子「なんで…知ってるの?」


ガチャン

17: 2016/01/02(土) 05:46:54.371 ID:U8aOb/+u0.net
ちなつ「……」


プルルルル

プルルルル

着信「ゆい先輩」


ちなつ「……ゥゥ…」ガクガク



ちなつ「……は、、はい…」


ちなつ「……ヒィっ!………」


ちなつ「櫻子ちゃん…ですか…」


ちなつ「そうすれば私は助けてくれるんですね?」

18: 2016/01/02(土) 05:54:54.306 ID:U8aOb/+u0.net
ゆい「……なんでもっと早く手をうっておかなったんだろう」

ガツッ


ゆい「なんで自分の気持ちを知っておきながら、伝えられなかったんだろう」


ドカッ

ゆい「天真爛漫な君だけど、いつも私の近くにいると思ってた。思いこんでいた。」


バキっ



ゆい「愛してなんていまさら言えないけど、2人の仲を割くことなんて私にはできないけど」





ゆい「私はこれからもあなたたちを遠くで見守る。これは確かだし、ぶれないよ。」



ゆい「だけど今は」


ゆい「少しの慰めが必要」

ゆい「少し京子に似た君なら私を満足させてくれるかな」

ドガっ


ゆい「あそこの血まみれのやつ?
多分ちなつちゃん。うん。」


ゆい「じゃあそろそろ始めようか。」



ゆい「京子…//」

19: 2016/01/02(土) 05:58:53.186 ID:U8aOb/+u0.net
京子「やーい綾乃ー、このおかずもーらい!」



綾乃「こ、こらー歳納京子ォォォ!!!」



ゆい「…」



ゆい「おいおい、ほんと2人は仲良いなぁ
京子の世話してくれて助かるけどさ」


京子「おいおいゆいにゃーん!そんな寂しいこと言うなよー」


ゆい「おいこら」



そこには普段となに一つ変わらない風景があった。
なに一つ変わらない。


京子「あれー?そういえば最近ちなつちゃんどうしちゃったんだろ」




end

23: 2016/01/02(土) 06:07:24.717 ID:U8aOb/+u0.net
ありがとうございました!

引用元: ゆい「あ、ちなつちゃん?今日、時間ある?」