曜｢よ、善子ちゃん……駅前で……待ち合わせって……ハァ……言ってたのに……///｣

曜「どうして……わたしの……ハァ……家まで……ハァ……///」

善子｢どうしてもこうしても！　曜、あなた明らかに……｣ｺﾂﾝ

曜｢ハァ、ハァ……///｣ ｵﾃﾞｺﾋﾟﾀｯ

善子｢ほら、熱あるじゃない！　呼吸するのも苦しそうね……」

善子「残念だけど、今日のお出かけは中止ね……ちゃんと寝てなさいよ｣

曜｢っ……！　だ、大丈夫！　このくらい少ししたら治……」

善子｢曜！！｣

曜｢……｣

善子｢ちゃんと安静にしてなさい、遊びには行けないけど……その分今日は一緒に居てあげるから」


こっちの方がいいんだよなぁ

善子「また今度埋め合わせしましょう？｣

花丸｢……善子ちゃん……うん……っ｣


～～～～～～

善子「よりにもよって今日、アンタの家の人、誰もいないのよね……」

花丸「うん……夕方まで帰ってこないって……」

善子「じゃあ、それまで私、ここに居るわね」

花丸「うん……ありがとう……」

善子「寝るのが最重要だけど、完全に眠っちゃう前に何か食べた方が良いかも」

善子「また今度埋め合わせしましょう？｣

曜｢……善子ちゃん……うん……っ｣


～～～～～～

善子「よりにもよって今日、アンタの家の人、誰もいないのよね……」

曜「うん……夕方まで帰ってこないって……」

善子「じゃあ、それまで私、ここに居るわね」

曜「うん……ありがとう……」

善子「寝るのが最重要だけど、完全に眠っちゃう前に何か食べた方が良いかも」

デブ丸氏すべき

善子「お昼にはちょっと早いけど……どう？」

花丸「あんまり食欲ない……」

善子「うーん、ずら丸が言うセリフとは思えない……」

花丸「酷いずら……」

善子「まあそれだけ辛いってことね……」

善子「ちょっとは食べてもらうわ。台所借りていい？」

花丸「それはいいけど……」

善子「お粥作って来るから、布団の中で大人しくしてなさいよ」

花丸「うん……ありがとう、善子ちゃん……」

善子「お昼にはちょっと早いけど……どう？」

曜「あんまり食欲ない……」

善子「うーん、曜が言うセリフとは思えない……」

曜「酷い……」

善子「まあそれだけ辛いってことね……」

善子「ちょっとは食べてもらうわ。台所借りていい？」

曜「それはいいけど……」

善子「お粥作って来るから、布団の中で大人しくしてなさいよ」

曜「うん……ありがとう、善子ちゃん……」

～～～～～～

善子「ずら丸、卵粥作ってきたわよ……具合はどう？」

花丸「うん……さっきよりは少しだけいいかも……」

善子「それはよかった。擦り下ろしたりんごもあるわよ」

善子「うさぎさんもいいけど、今のアンタにはこっちの方が食べやすいでしょ？」

花丸「うん……そうだね……」

善子「自分で食べられる？」

花丸「…………」

花丸「善子ちゃんに食べさせてほしいな……」

善子「……わ……分かったわ……///」

～～～～～～

善子「曜、卵粥作ってきたわよ……具合はどう？」

曜「うん……さっきよりは少しだけいいかも……」

善子「それはよかった。擦り下ろしたりんごもあるわよ」

善子「うさぎさんもいいけど、今のあなたにはこっちの方が食べやすいでしょ？」

曜「うん……そうだね……」

善子「自分で食べられる？」

曜「…………」

曜「善子ちゃんに食べさせてほしいな……」

善子「……わ……分かったわ……///」

善子「ふぅ、ふぅ」

善子「はい、あーん///」

花丸「あーん……」ﾊﾟｸｯ　ﾓｸﾞﾓｸﾞ

善子「……ど、どう？　///」

花丸「おいしいずら……♡」ﾆｺｯ

善子「そ、そう。それはよかったわ///」

善子「じゃあ次……ふぅ、ふぅ」

善子「はい、あーん///」

花丸「あーん……」ﾊﾟｸｯ　ﾓｸﾞﾓｸﾞ

善子（こ、これ……ずっとやり続けるの、恥ずかしいわね……///）

善子「ふぅ、ふぅ」

善子「はい、あーん///」

曜「あーん……」ﾊﾟｸｯ　ﾓｸﾞﾓｸﾞ

善子「……ど、どう？　///」

曜「おいしい……♡」ﾆｺｯ

善子「そ、そう。それはよかったわ///」

善子「じゃあ次……ふぅ、ふぅ」

善子「はい、あーん///」

曜「あーん……」ﾊﾟｸｯ　ﾓｸﾞﾓｸﾞ

善子（こ、これ……ずっとやり続けるの、恥ずかしいわね……///）

～～～～～～

花丸「…………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

善子「愛してるわよ、花丸」

花丸「！？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ　ｺﾞｸﾝ

花丸「げほっ、げほっ、げほっ……/////」

善子「あっ、ごめん」

花丸「善子ちゃん！　///　食べてる時にそんなこと言わないで！　///」

善子「いや、こう言ったら元気になるかなって……///」

花丸「余計熱が上がっちゃうずら……！！　/////」ｶｧｧｧｧｧ

～～～～～～

善子「みかん1個しか食べなくて良かったの？　大好物でしょ？」

花丸「うん……やっぱり、あんまり食欲ないから……」

善子（まあ水分はしっかり補給してもらったし、問題ないか……）

善子「冷蔵庫にあったプリンも？」

花丸「もう大丈夫だよ……。お粥とりんごも食べたしね……」

花丸「ごちそうさまでした。おいしかったよ、どうもありがとう」

～～～～～～

曜「…………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

善子「愛してるわよ、曜」

曜「！？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ　ｺﾞｸﾝ

曜「げほっ、げほっ、げほっ……/////」

善子「あっ、ごめん」

曜「善子ちゃん！　///　食べてる時にそんなこと言わないで！　///」

善子「いや、こう言ったら元気になるかなって……///」

曜「余計熱が上がっちゃうよ……！！　/////」ｶｧｧｧｧｧ

～～～～～～

善子「ハンバーグ少ししか食べなくて良かったの？　大好物でしょ？」

曜「うん……やっぱり、あんまり食欲ないから……」

善子（まあ水分はしっかり補給してもらったし、問題ないか……）

善子「冷蔵庫にあったプリンも？」

曜「もう大丈夫だよ……。お粥とりんごも食べたしね……」

曜「ごちそうさまでした。おいしかったよ、どうもありがとう」

善子「おそまつさまでした……じゃあ、もう寝た方が良いわね」

花丸「…………」

花丸「おらが眠って、目を覚ましたら善子ちゃんはいなくなってるんだよね」

善子「そこまで熟睡してくれたら申し分ないわね」

花丸「ずっと居てくれないと寂しいな……」

善子「そうもいかないでしょ」

善子「おそまつさまでした……じゃあ、もう寝た方が良いわね」

曜「…………」

曜「おらが眠って、目を覚ましたら善子ちゃんはいなくなってるんだよね」

善子「そこまで熟睡してくれたら申し分ないわね」

曜「ずっと居てくれないと寂しいな……」

善子「そうもいかないでしょ」

善子「おそまつさまでした……じゃあ、もう寝た方が良いわね」

曜「…………」

曜「わたしが眠って、目を覚ましたら善子ちゃんはいなくなってるんだよね」

善子「そこまで熟睡してくれたら申し分ないわね」

曜「ずっと居てくれないと寂しいな……」

善子「そうもいかないでしょ」

修正した

花丸「…………」ｳﾙｳﾙ

善子（花丸……顔を火照らせて……）

善子（そんな表情で見られたら……私……///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

善子「しょうがないわね……早く治るおまじないをしてあげる」

花丸「……おまじない？」

善子「ええ……目を閉じなさい……」

花丸「うん……」ｽｯ

ちゅっ

曜「…………」ｳﾙｳﾙ

善子（曜……顔を火照らせて……）

善子（そんな表情で見られたら……私……///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

善子「しょうがないわね……早く治るおまじないをしてあげる」

曜「……おまじない？」

善子「ええ……目を閉じなさい……」

曜「うん……」ｽｯ

ちゅっ

花丸「！！？　///」ﾊﾟﾁﾘ

花丸「ちょっと！！　善子ちゃん！？　///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

善子「フフフ……これで明日には、あなたの風邪は私にうつってるでしょう」

善子「その分、早く元気になるはずよ」

花丸「な、なんてことを！！　///　ほんとにうつっちゃったらどーするの！？　///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

善子「花丸、興奮するのは良くないわ。安静にね、安静に」

花丸「これは善子ちゃんのせいでしょ！！　///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

曜「！！？　///」ﾊﾟﾁﾘ

曜「ちょっと！！　善子ちゃん！？　///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

善子「フフフ……これで明日には、あなたの風邪は私にうつってるでしょう」

善子「その分、早く元気になるはずよ」

曜「な、なんてことを！！　///　ほんとにうつっちゃったらどーするの！？　///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

善子「曜、興奮するのは良くないわ。安静にね、安静に」

曜「これは善子ちゃんのせいでしょ！！　///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

善子（まあ、ほんとは自分がキスしたかっただけなんだけどね）

善子（これでうつるなんて漫画みたいなこと、そうそうないでしょ）

善子（でも、今ので少しはあなたを元気づけられたかしら、花丸……ふふっ）

善子「さあ、もう眠りなさい。いっぱい寝て、早く元気になって……」

花丸「さっきのでドキドキして眠れないずら……///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

善子「……それは悪かったわね」

善子「そうだ、あなたに貸した私の本あるでしょ？」

花丸「うん、2人の天使のお話だね」

善子「どこにあるの？　読み聞かせてあげるわ」

善子（まあ、ほんとは自分がキスしたかっただけなんだけどね）

善子（これでうつるなんて漫画みたいなこと、そうそうないでしょ）

善子（でも、今ので少しはあなたを元気づけられたかしら、曜……ふふっ）

善子「さあ、もう眠りなさい。いっぱい寝て、早く元気になって……」

曜「さっきのでドキドキして眠れないよ……///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

善子「……それは悪かったわね」

善子「そうだ、あなたに貸した私の本あるでしょ？」

曜「うん、2人の天使のお話だね」

善子「どこにあるの？　読み聞かせてあげるわ」

～～～～～～

善子「熾天使は言った。生まれ変わったら、人間になりたいと……」ｳﾙｳﾙ

善子「それに対し、堕天使は言った。奇遇ね、私もよ……と」ｳﾙｳﾙ

善子「彼女たちは、人間に生まれ変わったら再び親友になることを誓い合い……」ｳﾙｳﾙ

善子「……寂々たる煉獄にて……2人はそのまま……息絶え……た……ぐすっ」ﾎﾛﾘ

善子「……うう……なんだか悲しくなってきたわ、ずら丸ぅぅ……」ｸﾞｼｸﾞｼ

花丸「……すぅ……すぅ……」

善子「……ふふっ……。やっと眠ったようね……」

善子「安らかで……可愛らしい寝顔……」ﾎﾞｰｰ

花丸「……すぅ……すぅ……」

善子「ぁ……安心したら……私も眠く……」ｳﾄｳﾄ

善子「…………は…………な…………ま………………る………………」ﾄｻｯ

～～～～～～

善子「熾天使は言った。生まれ変わったら、人間になりたいと……」ｳﾙｳﾙ

善子「それに対し、堕天使は言った。奇遇ね、私もよ……と」ｳﾙｳﾙ

善子「彼女たちは、人間に生まれ変わったら再び親友になることを誓い合い……」ｳﾙｳﾙ

善子「……寂々たる煉獄にて……2人はそのまま……息絶え……た……ぐすっ」ﾎﾛﾘ

善子「……うう……なんだか悲しくなってきたわ、曜ぅぅ……」ｸﾞｼｸﾞｼ

曜「……すぅ……すぅ……」

善子「……ふふっ……。やっと眠ったようね……」

善子「安らかで……可愛らしい寝顔……」ﾎﾞｰｰ

曜「……すぅ……すぅ……」

善子「ぁ……安心したら……私も眠く……」ｳﾄｳﾄ

善子「…………………よ ……………う……………」ﾄｻｯ

～翌日、日曜日～

花丸「熱も下がった……具合も全然悪くない……」

花丸「食欲もいっぱいあるし……元気いっぱい！！」

花丸「うん……治ったずら！！」

花丸「善子ちゃんに電話しなきゃ！」ﾀﾀﾀﾀｯ

ｶﾞﾁｬｯ　ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ　prrrrrr

花丸「あ、善子ちゃん？　おらだよ、花丸だよ！」

花丸「……うん！　もう元気！　大丈夫！！」

花丸「昨日はどうもありがとう！」

花丸「……ねえ、善子ちゃん……なんか、さっきから様子が……」

花丸「……ええっ！？」

～翌日、日曜日～

曜「熱も下がった……具合も全然悪くない……」

曜「食欲もいっぱいあるし……元気いっぱい！！」

曜「うん……治った！！」

曜「善子ちゃんに電話しなきゃ！」ﾀﾀﾀﾀｯ

ｶﾞﾁｬｯ　ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ　prrrrrr

曜「あ、善子ちゃん？　よーそろー、曜だよ！」

曜「……うん！　もう元気！　大丈夫！！」

曜「昨日はどうもありがとう！」

曜「……ねえ、善子ちゃん……なんか、さっきから様子が……」

曜「……ええっ！？」

～津島家～

花丸「善子ちゃん、大丈夫！？」

善子「この馬鹿……！　来るなって言ったでしょ……げほっげほっ」

善子「アンタ、治ったって言っても病み上がりでしょ……！」

善子「様子見も兼ねて家でじっくり休んでなさいよ……けほっけほっ」

花丸「ごめん、善子ちゃん……！　おらの風邪、うつっちゃったかも……ごめんね……！」

善子「ふふふ……ずら丸のそばにずっと居たせいじゃなくて、私がしたキスのせいかもよ？」

善子「それなら目論見通りよ……アンタが元気になって、私はとても嬉し……げほっげほっ」

花丸「あああっ！　今度はおらが善子ちゃんの看病をするずら！」ｱｾｱｾ

善子「くくく……堕天使に看病など必よ……ごほっごほっ、げほっげほっごほっ……ううっ……」

善子「……はい、お願いします……」

～津島家～

曜「善子ちゃん、大丈夫！？」

善子「この馬鹿……！　来るなって言ったでしょ……げほっげほっ」

善子「曜、治ったって言っても病み上がりでしょ……！」

善子「様子見も兼ねて家でじっくり休んでなさいよ……けほっけほっ」

曜「ごめん、善子ちゃん……！　わたしの風邪、うつっちゃったかも……ごめんね……！」

善子「ふふふ……曜のそばにずっと居たせいじゃなくて、私がしたキスのせいかもよ？」

善子「それなら目論見通りよ……あなたが元気になって、私はとても嬉し……げほっげほっ」

曜「あああっ！　今度は私が善子ちゃんの看病をするよ！」ｱｾｱｾ

善子「くくく……堕天使に看病など必よ……ごほっごほっ、げほっげほっごほっ……ううっ……」

善子「……はい、お願いします……」

～2月14日、浦女・HR前～

ルビィ「はい、花丸ちゃん♪　友チョコだよっ」ｽｯ

花丸「ありがとう、ルビィちゃん！　マルも作って来たよ♪」ｽｯ

ルビィ「ありがとう、花丸ちゃん！」

花丸「えへへ、どういたしまして♪」

ルビィ「これからもルビィと仲良くしてね♪」

花丸「うん！　こちらこそよろしく、よろしくね♪」

ルビィ「えへへっ……」

花丸「ふふっ……」

ルビィ「………………」

花丸「………………」

ルビィ「善子ちゃん……今日来るかな……？」

花丸「……どうだろうね……日曜に体調崩して、昨日も休んじゃって……」

花丸「ううう…………おらのせいずら……」

ルビィ「花丸ちゃんのせいじゃないよ……そんな風に思うのは、善子ちゃんも絶対望んでないよ」

花丸「うう……ルビィちゃん……」

ｶﾞﾗｯ

善子「くっくっくっくっくっくっ…………」ｽﾀｽﾀｽﾀ

花丸・ルビィ「「！！」」

～2月14日、浦女・HR前～

ルビィ「はい、曜ちゃん♪　本命チョコだよっ」ｽｯ

曜「ありがとう、ルビィちゃん！　私も作って来たよ♪」ｽｯ

ルビィ「ありがとう、曜ちゃん！」

曜「えへへ、どういたしまして♪」

ルビィ「これからもルビィと仲良くしてね♪」

曜「うん！　こちらこそよろしく、よろしくね♪」

ルビィ「えへへっ……」

曜「ふふっ……」

ルビィ「………………」

曜「………………」

ルビィ「善子ちゃん……今日来るかな……？」

曜「……どうだろうね……日曜に体調崩して、昨日も休んじゃって……」

曜「ううう…………わたしのせい……」

ルビィ「曜ちゃんのせいじゃないよ……そんな風に思うのは、善子ちゃんも絶対望んでないよ」

曜「うう……ルビィちゃん……」

ｶﾞﾗｯ

善子「くっくっくっくっくっくっ…………」ｽﾀｽﾀｽﾀ

曜・ルビィ「「！！」」

善子「地獄の底から蘇りし堕天使ヨハネ……降臨！！」ｷﾞﾗﾝ

ルビィ「善子ちゃん！」

花丸「善子ちゃん！！」ﾀﾞｯ

善子「うわっ！？　ず、ずら丸！」ｷﾞｭｯ

花丸「よかったよぉ……！！　もう、大丈夫なの？」

善子「あったりまえでしょ！　風邪程度でこの堕天使が……！」

花丸「クラスのみんなの前で堕天使連呼はやめるずら♪」ﾁｮｯﾌﾟ

善子「あたっ。そ、そうね……、えへへ……」

花丸「…………」

善子「地獄の底から蘇りし堕天使ヨハネ……降臨！！」ｷﾞﾗﾝ

ルビィ「善子ちゃん！」

曜「善子ちゃん！！」ﾀﾞｯ

善子「うわっ！？　よ、曜！」ｷﾞｭｯ

曜「よかったよぉ……！！　もう、大丈夫なの？」

善子「あったりまえでしょ！　風邪程度でこの堕天使が……！」

曜「堕天使連呼はやめる♪」ﾁｮｯﾌﾟ

善子「あたっ。そ、そうね……、えへへ……」

曜「…………」

花丸「それ～～～♪」ｺﾁｮｺﾁｮ ｺﾁｮｺﾁｮ

善子「あひゃっ！？　きゃあっ！　あはっ、あははっ！　ちょおっ！！　ずら丸ぅ！！」ｸﾈｸﾈ

ルビィ「ああっ！」

ルビィ「花丸ちゃんずる～い！　ルビィも！　ルビィも！」ｺﾁｮｺﾁｮ ｺﾁｮｺﾁｮ

善子「ひゃあっ！　ちょっ、ちょっと！　ずら丸、ルビィ！！」ｸﾈｸﾈ

善子「く、くすぐるな～～～！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ ｼﾞﾀﾊﾞﾀ


～～～～～～

花丸「これだけはしゃげるということは、元気な証拠だね！」

ルビィ「だね！」

善子「あ、アンタたちが、く、くすぐりまくって、来たせい、でしょうが……！」ｾﾞｪｾﾞｪ

善子「地獄の底から蘇りし堕天使ヨハネ……降臨！！」ｷﾞﾗﾝ

ルビィ「善子ちゃん！」

曜「善子ちゃん！！」ﾀﾞｯ

善子「うわっ！？　よ、曜！」ｷﾞｭｯ

曜「よかったよぉ……！！　もう、大丈夫なの？」

善子「あったりまえでしょ！　風邪程度でこの堕天使が……！」

曜「……、よかった」ぎゅっ

善子「……あったかい」

これでいいか？

曜「それ～～～♪」ｺﾁｮｺﾁｮ ｺﾁｮｺﾁｮ

善子「あひゃっ！？　きゃあっ！　あはっ、あははっ！　ちょおっ！！　曜ぅ！！」ｸﾈｸﾈ

ルビィ「ああっ！」

ルビィ「曜ちゃんずる～い！　ルビィも！　ルビィも！」ｺﾁｮｺﾁｮ ｺﾁｮｺﾁｮ

善子「ひゃあっ！　ちょっ、ちょっと！　曜、ルビィ！！」ｸﾈｸﾈ

善子「く、くすぐるな～～～！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ ｼﾞﾀﾊﾞﾀ


～～～～～～

曜「これだけはしゃげるということは、元気な証拠だね！」

ルビィ「だね！」

善子「あ、アンタたちが、く、くすぐりまくって、来たせい、でしょうが……！」ｾﾞｪｾﾞｪ

ルビィ「はい、善子ちゃん♪　友チョコ！　手作りだよ！」ｻｯ

善子「あ……ありがと……」ｾﾞｪｾﾞｪ

善子「私も……」ｶﾞｻｺﾞｿ

善子「あった！　はい、ルビィ」ｽｯ

ルビィ「ありがと♪　善子ちゃん！」

善子「でもごめんね……私のは手作りじゃなくて……」

善子「具合悪かったから……お店で買うのが精一杯で……」

ルビィ「そんなのいいよ！　気にしないで！　善子ちゃんから貰えただけで嬉しいよ♪」

ルビィ「はい、善子ちゃん♪　手作りチョコだよ！」ｻｯ

善子「あ……ありがと……」ｾﾞｪｾﾞｪ

善子「私も……」ｶﾞｻｺﾞｿ

善子「あった！　はい、ルビィ」ｽｯ

ルビィ「ありがと♪　善子ちゃん！」

善子「でもごめんね……私のは手作りじゃなくて……」

善子「具合悪かったから……お店で買うのが精一杯で……」

ルビィ「そんなのいいよ！　気にしないで！　善子ちゃんから貰えただけで嬉しいよ♪」

善子「そう言ってもらえると助かるわ……ルビィ」

花丸「じゃじゃーん！　マルも善子ちゃんのために作って来ましたっ！」ｻｯ

花丸「どうか受け取ってくださいずら♡」ｽｯ

善子「花丸……ありがとう……」ｷﾞｭｯ

善子「…………」ﾆｺﾆｺ

善子「…………」

善子（ああ……花丸と手作りのチョコ、交換し合いたかったなぁ……）

善子（市販のチョコだけじゃなんか悪いなぁ……なんか特別な感じになるような、いいアイディア……ないかなぁ……）

善子「！　そうだ！」

花丸「？　どうしたの、善子ちゃん」

善子「……もうすぐホームルームね。ずら丸、アンタにチョコ渡すのは昼休みよ」

～昼休み～

善子「はい、花丸。私からあなたへのチョコよ」ｽｯ

花丸「わぁ、ありがとう、善子ちゃん！」

善子「悪いけど、今ここで開けてみてよ」

花丸「え？　いいの？」

善子「どうぞ」

花丸「…………」ｶﾞｻｺﾞｿ ｶﾞｻｺﾞｿ ﾊﾟｶｯ

花丸「わ～、いろんな種類のチョコが入ってる！」

花丸「どれもおいしそ……」

善子「花丸」ﾋｮｲ　ｱﾑｯ

善子「そう言ってもらえると助かるわ……ルビィ」

曜「じゃじゃーん！　私も善子ちゃんのために作って来ましたっ！」ｻｯ

曜「どうか受け取ってください♡」ｽｯ

善子「曜……ありがとう……」ｷﾞｭｯ

善子「…………」ﾆｺﾆｺ

善子「…………」

善子（ああ……二人と手作りのチョコ、交換し合いたかったなぁ……）

善子（市販のチョコだけじゃなんか悪いなぁ……なんか特別な感じになるような、いいアイディア……ないかなぁ……）

善子「！　そうだ！」

曜「？　どうしたの、善子ちゃん」

善子「……もうすぐホームルームね。曜、アンタにチョコ渡すのは昼休みよ」



どうでもいいけどデブ推しは本当にルビィのことは蔑ろにしてるんだな

～昼休み～

善子「はい、曜。私からあなたへのチョコよ」ｽｯ

曜「わぁ、ありがとう、善子ちゃん！」

善子「悪いけど、今ここで開けてみてよ」

曜「え？　いいの？」

善子「どうぞ」

曜「…………」ｶﾞｻｺﾞｿ ｶﾞｻｺﾞｿ ﾊﾟｶｯ

曜「わ～、いろんな種類のチョコが入ってる！」

曜「どれもおいしそ……」

善子「曜」ﾋｮｲ　ｱﾑｯ

花丸「え……、善子ちゃんが食べちゃうの……？」

善子「ん～～♡」

花丸「…………」

花丸「ええええええええええ！？　/////」ｶﾞﾀｯ


ルビィ「ピ、ピギィィィィィ！？　/////」ｱﾜﾜﾜ


善子「ん～～！！　///」ｶﾞﾀｯ

花丸「わああ！！　/////　善子ちゃん！！　ここ教室だから！！　みんな見てるから！！！　/////」

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ　ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ

曜「え……、善子ちゃんが食べちゃうの……？」

善子「ん～～♡」

曜「…………」

曜「ええええええええええ！？　/////」ｶﾞﾀｯ


ルビィ「ピ、ピギィィィィィ！？　/////」ｱﾜﾜﾜ


善子「ん～～！！　///」ｶﾞﾀｯ

曜「わああ！！　/////　善子ちゃん！！　ここ教室だから！！　みんな見てるから！！！　/////」

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ　ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ

善子「ん、ん、ん～～～！！！（は、や、く～～～！！！）///」　

花丸「えとえと！　///　る、ルビィちゃん、どうしよ……！　っていない～～～！？」




ルビィ（もう！　熱くて見てらんないよ～！　///）ﾀｯﾀｯﾀｯ

ルビィ（それに……）ﾀｯﾀｯﾀｯ

善子「ん、ん、ん～～～！！！（は、や、く～～～！！！）///」　

曜「えとえと！　///　る、ルビィちゃん、どうしよ……！　っていない～～～！？」




ルビィ（もう！　熱くて見てらんないよ～！　///）ﾀｯﾀｯﾀｯ

ルビィ（それに……）ﾀｯﾀｯﾀｯ

ルビィ（ルビィも、大切なあの人にチョコ渡してこなきゃいけないしね！）ﾀｯﾀｯﾀｯ

ルビィ（花丸ちゃんも、がんばルビィ！）ﾀｯﾀｯﾀｯ
 
 
 
 
 
善子「んん～～～～～～～～～～！！！！　/////」ﾄｯﾄｯﾄｯ
 
花丸「ず、ずらああああああああ！！！！　/////」　　
 
 
 
 
 
この後無事に、チョコの数だけキスした　　　おわり

ルビィ（ルビィも、大切なあの人にチョコ渡してこなきゃいけないしね！）ﾀｯﾀｯﾀｯ

ルビィ（曜ちゃんも、がんばルビィ！）ﾀｯﾀｯﾀｯ
 
 
 
 
 
善子「んん～～～～～～～～～～！！！！　/////」ﾄｯﾄｯﾄｯ
 
曜「ぁ、ああああああああああ！！！！　/////」　　
 
 
 
 
 
この後無事に、チョコの数だけキスした　　　おわり