2: 2015/02/10(火) 00:44:16.94 ID:6gryyAFV0
【教室】

平塚「いい加減に懲りて遅刻を無くせ!」

八幡「すいません…」ピクピク

川崎「……」テクテク

八幡(あ…えーと…?)

平塚「おや、最近は遅刻が無くなってたのに…どうしたんだ」

川崎「すいません、『着替え』に時間をかけてました」

平塚「……?まあ、次からは気をつけたまえ」

八幡(えっと…川なんとかさん…じゃなく川崎か)

川崎「……」

八幡(今日も黒のレース穿いてるのかな)ソロッ

川崎「……」チラッ

八幡(やべ、目線があった…)ビクッ

川崎「……」ニヤッ

八幡「え」

川崎「……」テクテク

八幡(何だ…今の妖艶な笑みは)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。結 1 (ガガガ文庫)
3: 2015/02/10(火) 00:45:00.16 ID:6gryyAFV0
【次の日】

川崎「……」テクテク

八幡「……」

八幡(やっぱり昨日のは気のせいだよな)

川崎「……」

八幡(しかし川崎ってスタイル良いよな…胸も由比ヶ浜くらいあるんじゃないか?)

八幡(やばっ…ムラムラしてきた…)ムラムラ

川崎「……」ガシッ

八幡(ん、スカートの後側の裾を掴んだ…?)

川崎「……」

ピラッ

八幡「っ!!?」

川崎「……」チラッ

川崎「……」ニヤッ

八幡「」

川崎「……」テクテク


八幡「黒の…レース…自ら見せ付けてきた…」

八幡「怪しげ笑みを浮かべて…」

5: 2015/02/10(火) 00:45:45.79 ID:6gryyAFV0
【更に次の日】

川崎「……」テクテク

ザワザワ、ガヤガヤ

八幡(ん?なんか騒がしいぞ)

なーあれ、みろよ
短すぎじゃね?
やっば工口い!

川崎「……」

八幡「……たしかに、川崎のスカートがいつも以上に短い」

八幡「しゃがまなくても本気で見えそうだ」

八幡「う…やばい…」ムラムラ

川崎「……」

川崎「……」ガシッ

川崎「……」ピラッ

八幡「っ!!?」

八幡(また見せ付けてきた…しかも俺にしか見えない角度で)

川崎「……」クルッ

八幡(ヤバッ…こっちに来る…)ビクッ

八幡(俺の横を通り過ぎる瞬間、彼女は僅かに口を開ける)

川崎「黒のレースでも色々あるよ」ボソッ

八幡「!?」

川崎「毎日、ちゃんと変わるんだから」ボソッ

八幡「」

川崎「……」テクテク

八幡「え、なに?何なの今の耳打ち?俺に言ったの?それともただの独り言?」

6: 2015/02/10(火) 00:46:27.37 ID:6gryyAFV0
【次の日・廊下】

八幡「トイレ、トイレ…ん?」テクテク

川崎「……」テクテク

八幡(真正面から川崎が…)

八幡(つーか昨日のアレは何だったんだ?マジで俺に言ったの?いやいや…ただの独り言に違いない…)

川崎「……」ピタッ

八幡「……!」ビクッ

八幡(俺の目の前で止まりやがった…スカートの裾に手を伸ばしながら)

川崎「……」ガシッ

ピラッ

八幡「っ!!?」

八幡(正面からスカートたくし上げてきただと…!?)

川崎「……」

川崎「……」ニヤッ

八幡「」

八幡(スカートの中身はやはり黒のレース。だが気のせいか、いつもより露出多目の過激な物だった)

八幡(妖艶な笑みを一瞬浮かべると、すぐにスカートから手を離し、俺の横を通り過ぎて行く)

川崎「……」テクテク

八幡「どういう事だよ…」

7: 2015/02/10(火) 00:49:02.97 ID:6gryyAFV0
【次の日・下駄箱】

八幡(最近、川崎の様子が明らかにおかしい…一体何を考えてるんだ)

ガチャッ

八幡「ん?下駄箱の中にメモ用紙と布袋が入ってる」

【中身は人目の付かないところで開けて】

八幡「……?」

八幡「まあいい、トイレの個室で見てみるか」

【トイレの個室】

八幡「んで中身は一体…」ガサゴソ

八幡「……は?」

八幡「おい…おいおい、これ…黒のレースじゃねぇか…!?」ススッ

ホカホカ

八幡「しかも何だよ…季節は冬なのに何でこんなに暖かいんだよ、この下着は…」

キーンコーンカーンコーン

八幡「やっべ。ホームルーム始まる。とにかく教室に行くか」

ガチャッ

八幡(女物の下着を持ち込みながら教室とか行きたくないけどな…バレたら大変な事になるぞ)

ガチャッ

八幡「うう…廊下は寒い…」ブルッ

川崎「……」ススッ

八幡「うおっ!?いきなり現れるなよ!?」

川崎「……」ニヤッ

八幡「」

川崎「……」テクテク

八幡(またしても妖艶な笑みを浮かべつつ、教室へ向かっていく川崎)

八幡「……」

八幡「ま、まさか…ち、違うよな?」

8: 2015/02/10(火) 00:50:22.33 ID:6gryyAFV0
【翌週・放課後】

八幡(今日は日中は何も無かった…良かった)ホッ

八幡「さて…部活にいくか」

川崎「……」ススッ

八幡「っ!!」ビクッ

川崎「ねぇ」

八幡「な、ななな、なんだよ!?」

八幡(近い近い近い近い!……良い匂い)

八幡(つーかYシャツの上のボタン外しすぎだろ!胸の谷間見えてるぞ!!)ドキドキ

川崎「ちょっと付き合ってよ」

八幡「は、はぁ?ヤダよ部活いくんだよ」

川崎「お願い、大事な用事なんだけど」

八幡「……?要件は」ビクビク

川崎「付いてきて」

27: 2015/02/13(金) 01:13:54.13 ID:FPro7De90
【屋上】

八幡「んで、用事って何だよ?」

八幡(屋上とか正直イヤな予感しかしないんだが)ビクビク

川崎「……」

八幡「な、何か言えよ」

川崎「ねぇ、アンタはあの二人の事どう思ってるの?」

八幡「どう思ってるって…そんな事が要件なのか?」

川崎「良いから答えて」

八幡「……」

八幡「奉仕部の連中は、ただの部活仲間だ」

川崎「……」ギロッ

八幡「な、なんだよ…そんな目で見るなよ…」ビクッ

川崎「私さ、まだ『あの二人』としか言ってないんだけど?『奉仕部の二人』だなんて一言も言ってないよね?」

八幡「っ!!そ、それはアレだ。ボッチの俺にとって『あの二人』だなんて言われたら、アイツら位しか浮かんでこないからだ」

川崎「つまりそれってさ、特別な存在って意味でとらえても間違いない?」ズイッ

八幡「ちょ、おい。顔近い!」

川崎「ねぇ、どうなの?」

八幡「な、何でそんな事をお前に答えなきゃ行けないんだよ」

川崎「答えられないの?」ズイッ

八幡「だ、だだ、だから!近い近い近い!!」ビクッ

八幡(質問するたびに顔を近づけてくる川崎の迫力に、俺は思わず質問の度に体を反りながら後退りしてしまう)

95: 2015/03/13(金) 20:58:24.08 ID:oIQ/DqnW0

八幡「お、お前には関係ないだろ」プイッ

川崎「いや、あるから。何言ってんの?」ズイッ

八幡「」ビクッ

八幡「アイツらは…そのただの部活仲間であって…それ以上でも以下でも…」

川崎「……」ズイズイ

八幡「ちょ、ちょ…おい!落ち着け!近づくの止めろ!」

川崎「……」ズイズイ

川崎「『本物が欲しい』…前にアンタはそんな事を言ってたよね?」

八幡「っ!?ちょっと待て、何故お前がその事を知っている!?」

川崎「ねぇ、私はどうなの?本物じゃないの?偽物なの?」

八幡「偽者とか本物とか言われても…」

川崎「私もう我慢できない…いい加減にアンタとの関係をハッキリさせたいんだけど」

川崎「は?」ギロッ

八幡「ちょ、怖い怖い!」

川崎「とぼけるの止めてくれない?文化祭の時に『愛してる』って言ったじゃん」

29: 2015/02/13(金) 01:18:07.19 ID:FPro7De90
八幡「な、何の話だ…?」

川崎「ねえ、愛してるって言ったよね?」ズイズイ

八幡「いや…いやいやいや。言ってないから!」

川崎「愛してるって言ったよね?」ズイズイ

八幡「いやいや!だからそんなの知らん!」

ガァン

八幡(しまった…壁に追い詰められた…逃れられん)

川崎「愛してるって言ったよね?」

八幡「何度も言わせるな…俺はそんな事言った覚えh」

川崎「……」スッ

ズドォォン!!

八幡「ひぃ!?」

川崎「……」

八幡(川崎の腕が俺の頬を掠めた)

川崎「……愛してるって言ったよね?」

八幡「」

31: 2015/02/13(金) 01:19:15.83 ID:FPro7De90
川崎「それとも私の事、弄んでたの?」

八幡「いや、弄んでなんか…」

川崎「だよね、私の事を助けてくれたアンタがそんな事しないもんね」

川崎「じゃあそれとも…私は、あんまりタイプじゃなかった?アンタにとって魅力的じゃなかった?」

八幡「そんな事聞かれても…し、知らん…」

川崎「ねぇ、どうなの?」ズイッ

八幡(な、何なんだよ…仕方ない、ここは正直に)

八幡(……川崎のルックスか)

八幡「その、なんだ、割とルックス的には悪くないんじゃないか?顔にしろスタイルにしろ」

川崎「……その言葉を待ってた」

八幡「ほっ…」

川崎「興味もない女のスカートの中を覗こうなんて思わないもんね」

八幡「え、え?まあ…?うん…多分…」

川崎「つまりさ、私を異性として意識してるって事で良いんでしょ?」

八幡「え?」

ズドォォン!!

八幡「ひぃ!?」

川崎「フゥー…フゥー…」

八幡「」

八幡(今度は反対の腕が、俺の頬を掠める)

八幡(川崎の両腕が俺を完全に包囲し、もはや逃げ道は完全に断たれる)

川崎「比企谷…私も、アンタの事を愛してる」

八幡「」

33: 2015/02/13(金) 01:22:01.24 ID:FPro7De90
八幡「いやいや!おれは愛してるなんて一言も」

川崎「……」ススッ

八幡「おい、なんで顔を近づける」

川崎「……」スーッ

八幡「待て…待て!?実は罰ゲームなんだろ!?そうだと言ってくれ!」

川崎「……」

八幡「待っ」

チュッ

八幡「!!!?」

八幡(両手で俺を包囲しつつ、腕立てみたい肘を曲げ、顔だけ近づけ、俺と川崎の唇がふわりと重なる)

川崎「んん…」

八幡「~~っ!」

八幡(口内で舌と唾液がいやらしくネットリと絡まる)

川崎「んぁ…じゅぷ…れろ…んん…れろ」

八幡・川崎「んんっ…ぷはぁ!」

ツー

八幡(川崎と俺の唇の間に、透明な液体が繋がり糸を引く)

川崎「はぁはぁ…//」ドキドキ

八幡「はぁはぁ…」ドキドキ

34: 2015/02/13(金) 01:23:05.57 ID:FPro7De90
川崎「愛してるよ比企谷」

八幡「お、お前…」

川崎「私の事を意識しておいて、まだ付き会う事に戸惑うっていうなら」

川崎「全力で振り向かせるから」

ガシッ

八幡「おい、今度は何を…」

ススッ

八幡「っ!?」

八幡(川崎は俺の手の甲を掴むと、下半身へと誘導し、操る俺の手を自分の太ももへと触れさせる)

サスサス、サスサス

八幡「はぁ…はぁ…」

八幡(ムチムチとして、更にスベスベとした肌触りが手に伝う。下から上へとゆっくりスライドさせる)

43: 2015/02/13(金) 01:41:07.63 ID:FPro7De90
~~~

八幡「すまん」フキフキ

川崎「別に気にしてないし、あのままで良かったけど」

八幡(顔拭き用のフェイシャルペーパーを鞄から取り出し、川崎の顔面を丁寧に拭く)

八幡「そういう訳にもいかんだろ」フキフキ

八幡「よし、完了だ」

川崎「……ぶっきらぼうに見せかけて、やっぱアンタ優しい。あのスカラシップの件の時だってそう」

八幡「べ、別に俺は」プイッ

川崎「そこらの男達と違う…二人…ゴニョゴニョ…なのも無理ないか」ボソッ

八幡「あ、なんだって?俺に難聴スキルなんてないが、上手く聞こえなかったぞ」

川崎「……本当は気付いてるんじゃない?アンタの事だし」

八幡「いやマジで上手く聞こえなかったんだが」

川崎「……まあ良いや。そういう事にしとく」

川崎「あと、これはお礼」スッ

チュッ

八幡「……そういうの良いから、とりあえず上着を着ろ」ドキドキ

川崎「……」ズイッ

八幡「!!」

八幡(顔を近づけ、俺の耳元で何かを呟き始める)

川崎「ねぇ…もっと良いことしよ。場所を変えてさ?」ボソッ

八幡「」ゾクゾク

川崎「……」ペロッ

八幡「っ!?」ゾクッ

八幡(そういって俺の首筋を舐めまわす)

川崎「んあ…絶対に振り向かせてやるから覚悟してね」ボソッ

100: 2015/03/13(金) 21:07:09.13 ID:oIQ/DqnW0
~~~~



八幡「あ…そういえば。思い出したよ…あれ、その」

八幡「愛してる…って確かに言ったわ。文化祭の時、確かに」

川崎「やっと思い出したの?」

八幡「ああ」

川崎「まあ丁度、聞こうと思ってたから言わせて貰うけど」

川崎「それでさ、私とは付き合ってくれるの?」ズイッ

八幡「ちょ、近い近い!」ビクッ

川崎「……」ズイズイ

八幡「付き合ってくれって言われても…いや、お前と性的な事しておいて悪いとは思ってるが」

川崎「それなら責任とってよ。それに愛してるって言ったんだし」ズイズイ

八幡(俺は質問の度に足を後退させてしまう)

八幡「あれは…その、すまん。俺も昔はよく他人の思わせぶりな態度には散々苦しんできたから気持ちはわかる」

八幡「だがあの時は切羽詰っててだな。テンションがおかしかったんだ」

川崎「そういう言い訳はやめてくんない?てかテンションおかしいからって普通そんな事言わないよね?」ズイズイ

八幡「デ、デスヨネー…アハハハ。だがすまん、あの時の俺はどうかしてたんだ」

川崎「アンタが変な男だってくらい知ってるから。それでも私は本気で惚れてるんだから」ズイズイ

ガァン

八幡(しまった…またしても壁に追い詰められた…)サーッ

川崎「……」ススッ

八幡(ヤバイ…また壁ドンされる…)ビクッ

101: 2015/03/13(金) 21:08:34.15 ID:oIQ/DqnW0
ダキッ

八幡「!?」

川崎「……」ギュゥゥゥ

八幡(恐怖で目を瞑っていたが、顔の横に彼女の腕は通り過ぎる事は無かった)

八幡(代わりに、俺の胸元に柔らかな感触がする。さらに俺の背中に川崎の両腕が回る。つまり抱きしめられた)

八幡(川崎は少し背伸びして俺の顔に頬を寄せてくる。彼女の髪が当たり、シャンプーの匂いが鼻に入っていく)

八幡「……」ドキドキ

川崎「……」ドキドキ

八幡(そして頬から離れ、ウルウルと潤んだ瞳で俺と目線を合わせてくる)


川崎「アンタの為なら何でもする…本気で好き。大好き。愛してるよ」

川崎「……お願い。私の夫になって」ウルウル


八幡「」

八幡(なんだこの戸塚レベルに可愛い生き物)

川崎「……」ウルウル

八幡「は、はい…喜んで」ドキドキ

102: 2015/03/13(金) 21:09:09.56 ID:oIQ/DqnW0
【帰り道】

川崎「……///」ギュゥゥ

八幡「……///」ドキドキ

八幡(川崎とチャリを二人乗りしながら帰宅する)

八幡(俺の背中を抱きしめる川崎。胸が思いっきり当たっている)ドキドキ

川崎「……愛してるよ八幡」ギュゥゥ

~~~

川崎「送ってくれてありがとう」

八幡「ああ…気にするな」

八幡「んじゃ…帰るわ…じゃあな」

川崎「ねぇ、せっかくだし泊まって行かない?」

103: 2015/03/13(金) 21:11:33.70 ID:oIQ/DqnW0
八幡「いや、流石に交際初日からお泊りは……」

川崎「……は?」ズイ

八幡「っ!?いや…妹がよ…待ってるし…」ビクッ

川崎「別にウチみたいに小さいお子様じゃないんだから、連絡すれば大丈夫でしょ?」ズイズイ

八幡「いや…でもいきなりお泊りは…」

ガァン

八幡(痛っ…後ろの壁にぶつかった)

川崎「夕飯なら私が作るから」ズイズイ

八幡「……いや、今日はもう帰る。それにお前の家にも迷惑かかるし」

八幡「つーかさっき俺の為なら何でもするって言ってじゃねーか。それなら俺を家に帰らs」

ズドォォン!

八幡「ひぃ!?」

八幡(ま、またしても川崎の腕が俺の頬を掠めた…)

川崎「…………泊まって行ってよ」

八幡「……」コクコク

ズドォォン!

八幡「」

川崎「……」

八幡(適切な対応をしたハズなのに、反対の腕が顔を横切り、川崎の両腕が俺を完全に包囲する)

八幡(え?何で?今ちゃんと首を縦に振ったのに間違った対応した?俺バカなの?氏ぬの?)

チュッ

八幡「っ!!」

川崎「んんっ…」

八幡(両手で俺を包囲しつつ、腕立てみたい肘を曲げ、顔をそっと近づけ、互いの唇がそっと重なる)

川崎「ぷはぁ…ねぇ、八幡」

八幡(彼女は両手を壁から離し、自らのスカートをたくし上げる。中身はビチャビチャ濡れた黒のレース)

川崎「今夜は寝かさないから」

八幡「」

八幡「あ、ああ…」ドキドキ

104: 2015/03/13(金) 21:12:02.80 ID:oIQ/DqnW0
八幡(その日、俺は川崎家に泊まった)

八幡(交際の事について説明したら、彼女の妹には不思議そうに見られ、大志からは驚いた目で見られた)

八幡(俺と沙希の交際を気に、何か妙な期待をしてそうな大志に『小町はやらん』『お兄さんと呼ぶ資格は無い』と冷たく言い放った)

八幡(その直後、真顔の沙希に無言で壁ドンされた。怖かった)

八幡(ちなみに晩飯はうなぎだった…なんか俺のだけ異様にデカい気がした)

八幡(風呂場とベットの中では滅茶苦茶イチャイチャした)

八幡(そして、夜が明ける)

105: 2015/03/13(金) 21:12:42.68 ID:oIQ/DqnW0
【登校中】

八幡・川崎「……///」ドキドキ

八幡(またしても自転車を二人乗りして登校する。だがしかし総武高校の生徒達は道中で見かけない)

八幡「……すまん。昨日はハッスルしすぎて寝るの遅くなった」

川崎「うん…でも良いじゃん別に。私達って元々遅刻多いんだし」

八幡「帰りさ、部活終わった後…俺の家よってくれないか?前にもらった黒レースを返す」

川崎「あれは私からのプレゼントだから返さなくていい。でもアンタの家に泊まりたいから行く」

八幡「そうか。でも黒レースはいらな…」

川崎「は?」

八幡「イヤ何でもない。もらっとく」

川崎「うん///」ギュゥゥ

106: 2015/03/13(金) 21:14:53.22 ID:oIQ/DqnW0
【学校】

平塚「いい加減に遅刻を無くせって言ったのを忘れたのか?」ゴゴゴゴ

八幡「ひゃ、ひゃい!ずみばせん!」ビクビク

八幡(ヤバい…そろそろ抹殺のラストブリットが来る…)ガクブル

川崎「八幡、私が守るから大丈夫だよ」ササッ

八幡「沙希…」ジーン

平塚「……?川崎、キミもだ」

川崎「遅刻してすいません」

川崎「でも八幡を殴ったら絶対に許さないから?」ギロッ

平塚「っ!?」ビクッ

平塚「ご、ごほん…キミも最近また増えてきたな。気をつけたまえ」

川崎「先生、私はいま八幡を殴ったら許さないって言ってるんだけど?無視するの止めてくれませんか?ちゃんと返答してください」

川崎「ねぇ…先生?」ギロッ

平塚「え?あ…お、おう気をつける」ビクッ

平塚(何で二人とも下の名前で呼び合って…)

川崎「いい先生?八幡は」

川崎「私の夫だから」

八幡「何故コノタイミングデ言ッチャウンデスカネ…」

平塚「」

川崎「……愛してるよ八幡///」ギュゥゥ


川崎ルートおわり

107: 2015/03/13(金) 21:16:04.28 ID:oIQ/DqnW0
今日はここまで

次回は分岐のハーレムルート編やります

111: 2015/03/17(火) 18:28:09.23 ID:ON40TLvB0
ハーレムルート編
>>100の続き

川崎「アンタの為なら何でもする…本気で好き。大好き。愛してる…お願い」ギュゥゥ

八幡「……っ」

川崎「……」

八幡「えと……っその……」

八幡「ノリと言えど『愛してる』と言っておいて、しかもしておいてこんな事…言い辛いんだが…」

川崎「……ダメ?」ウルウル

八幡「いや…あの、さ」

八幡「友達から…始めねぇか?」

川崎「友達…?」

八幡「ああ…付き合うか否かの話はそれからでも良いか?」

川崎「……」

川崎「わかった」

八幡「……すまんな」

川崎「……」ダキッ

八幡「ちょ、うお!?」

川崎「良いよ。これで私もアンタも教室ではボッチでなくなる訳だし」ギュゥゥ

八幡「その!教室じゃ俺とはあまり近づかないほうが良いと思うぞ!?変な噂立てたりする奴らもいるし…」

川崎「別に構わないけど?アンタはイヤなの…」スリスリ

八幡「俺はあまり目立ちたくないから…って、いや別にお前といるのがイヤとかじゃなくてだな」

川崎「変な事する奴らがいてもほっとけば良いじゃん…でも、比企谷に危害加えるなら」

川崎「潰すから心配する必要ないと思うけど?」

八幡「」

112: 2015/03/17(火) 18:29:07.74 ID:ON40TLvB0
【次の日・教室】

ヒソヒソ、ヒソヒソ

結衣「……」

三浦「ん、どうしたん結衣?」

結衣「……」


八幡(クラスメイトからの視線が…ボッチ同士が一緒にいるだけで俺のステルス機能に支障を来たすのか)

川崎「今日、アンタの弁当作ってきたから。一緒に食べても良いよね?」

八幡「え…ええ?まじか」

川崎「うん///」ドキドキ


八幡「す、すまん」ドキドキ

川崎「気にしないで…友達なんだし」

八幡「お、おう。そうだな」

川崎「次の時間は家庭科室で料理の授業だったじゃん?一緒のグループになろ」

八幡「あ…ああ…」ドキッ

川崎「……///」


結衣「」

戸部「ヒキタニくんと川崎さん仲良くね?休み時間になる度に一緒に話してるし」

葉山「ああ…たしかにな」

戸部「ヒキタニくんマジッパネェー!」

三浦「ふーん、デキてんじゃね?ってあれ?おーい結衣」

結衣「」

~教室移動中~

川崎「あ、比企谷」

八幡「ん?」

川崎「そういえば私もさ」

113: 2015/03/17(火) 18:29:52.66 ID:ON40TLvB0
【放課後・部室】

ガララッ

八幡「ちーっす」

雪乃「あら、勝手に扉が開いたわ…ポルターガイスト?」

八幡「俺はいつから透明人間になったんだよ」

雪乃「元からじゃないの?」

八幡「はいはいわかったわかった…雪ノ下、新入部員連れてきたぞ」

雪乃「え…?」

結衣「!?」

川崎「失礼します」

雪乃「川崎さん…」

結衣「」

114: 2015/03/17(火) 18:30:23.86 ID:ON40TLvB0
川崎「……ま、今日からヨロシク」

雪乃「え、ええ…」ポカーン

結衣「」

八幡(まあいきなりなんだって空気にはなるよな)

川崎「んで、普段はなにやってるの?」

雪乃「依頼がない時は割りと自由に過ごしてるわ」

川崎「ふーん…自由に…ね」チラッ

八幡「な、なんだよ。こっち向いて」

川崎「んじゃ折角だし、宣戦布告しておこうかな」

雪乃「は?」

結衣「?」

川崎「ねぇ…比企谷」ダキッ

八幡「ちょ、おい!?いきなり抱きつくなよ!!」

川崎「昨日は二人でこれ以上の事したんだし良いじゃん」

チュッ

八幡「」

川崎「んん…んぁ…じゅぷっ…」

雪乃・結衣「」

115: 2015/03/17(火) 18:31:23.28 ID:ON40TLvB0
川崎「ぷはぁ……」

八幡「おま!俺とは友達からって昨日…!」

川崎「あんたの事を諦めるだなんて一言も言ってないけど?」ピラッ

八幡「!!?」

雪乃・結衣「」

八幡(頬を赤く染めながらスカートをたくし上げ、黒のレースを見せ付けてくる)

川崎「今日も穿いてきたんだから…アンタの好きな黒のレース」

八幡「待て待て待て…待て!何もこんな所でそういうのやる必要ないだろ!」

川崎「じゃあここ以外なら良いんだ?」

八幡「いや…だから…」

川崎「まあ実際、昨日は散々ヤッたしね」

八幡「」

川崎「ま、そういう訳だから。ヨロシクねアンタ達」

雪乃・結衣「」

川崎「アンタ達には負けないから」

川崎「ま、アンタ達が比企谷に気があるかどうか知らないけど」

雪乃「……」

結衣「……」

116: 2015/03/17(火) 18:32:01.76 ID:ON40TLvB0
【次の日・朝の廊下】

八幡「はぁぁ…眠い」

八幡(結局あのあと川崎は終始、俺にベタつき、雪ノ下と由比ヶ浜は無言で怖い視線をコチラに送り、部活は終わった)

雪乃「比企谷くん、おはよう」

八幡「ん?ああ…」

雪乃「……」テクテク

八幡(なんだ?やたら早歩きで階段に向かってるな)

八幡(俺と隣で歩きたくないってか?まあ昨日あれだけの事もあったしな)

雪乃「……」テクテク

八幡(ん?今日の雪ノ下…いつも以上にスカートが短いな)

コツコツ

八幡(目の前の雪ノ下が階段を登って行く…これは…)

八幡「……」チラッ

八幡(お、紫の…)ドキッ

雪乃「……」チラッ

八幡「っ!」

八幡(まずい…目が合った…)

雪乃「……」ニヤッ

八幡(え?なんだ今の妖艶な笑みは)

雪乃「あら覗き谷くん、そんなに私のスカートの中身が気になるのかしら?」

八幡「え、あ…いや…あの…」

八幡(俺が狼狽していると、雪ノ下は階段を下りて俺の目の前までくる)

雪乃「フフフ…ねぇ、比企谷くん。ついてきて貰えるかしら?」

八幡「え?」

117: 2015/03/17(火) 18:32:42.05 ID:ON40TLvB0
【屋上】

八幡「お、屋上…なにこのデジャブ感」

八幡(いや、あの雪ノ下に限ってそんなハズ…そうだ。昨日の件で何か文句を言ってくるに違いない)

雪乃「比企谷くん」

八幡「おう何だ」

八幡(目をそらしていた俺は、声がする方へ振り向くと、雪ノ下の顔が目の前まで迫ってきていた)

チュッ

八幡「!!!?」

雪乃「…」ダキッ

八幡(頭の中が真っ白になった)

雪乃「…」ギュゥゥゥ

八幡(ふわっと重なる唇、絡みつく舌と唾液…さらに両腕を背中に回され、抱き締められる)

八幡(密着する事で雪ノ下の控えめな二つの山が当たる。ヤバイ…小さいのに柔かい…)

雪乃「ぷはぁ…っ…はぁはぁ…」

八幡「はぁはぁ…」

八幡(唇からツーッと唾液の糸が引く)

118: 2015/03/17(火) 18:33:36.32 ID:ON40TLvB0
八幡「な…なな…」ドキドキ

雪乃「ごめんなさい」

八幡「いや…別に嫌って訳じゃないが…なんだよいきなり…」

雪乃「川崎さんの宣戦布告を聞いてから…私も目が覚めたわ」

雪乃「自分が気がつかないフリをしていたのだと」

雪乃「比企谷くん…私…アナタが好きだわ…」

八幡「……っ!!?」

雪乃「友達とかではなく…でも私にとってアナタは特別で、友人以上の存在…言葉にするのが難しくて…でもやっとわかった」

雪乃「私はアナタの本物になりたい」

八幡「雪ノ下…」ドキドキ

八幡(う、嘘だろ…あの、あの雪ノ下が俺の事を…)ドキドキ

雪乃「だから…まずはアナタに喜んで貰いたくて―――」

ピラッ

八幡「!!!?」

八幡(告白を終えるや、いきなりスカートをたくし上げる雪ノ下。その中身は)

雪乃「ほら比企谷くん…どうかしら?私の紫のレース」

八幡「」

雪乃「アナタの大好きなレース下着を着用してきたわ」

八幡(レース下着マニアみたいな言い方するなよ…俺がいつレース大好きっていった…)

121: 2015/03/17(火) 18:36:31.81 ID:ON40TLvB0
~事後~

八幡「も、もどる…か…」

雪乃「ええ…」ギュッ

八幡「お、おい…」ドキッ

八幡(雪ノ下が俺の片腕に抱きついてくる。頭部も俺の肩に預け、さらに手を繋ぎ指を絡めてくる)

雪乃「J組の教室まで見送ってくれるかしら?」

八幡「いや…いやいや!ダメだろ!色々と不味いだろ!却下だ!」

雪乃「お願い…少しでも一緒にいたいの…好きなの…」ウルウル

八幡「」

八幡(え、なに?雪ノ下さんいつの間にか一色みたいな技を習得したんですか?それとも素でやってるの?素だとしたらこの子怖い。色んな意味で)

雪乃「ダメ…かしら…?」ウルウル

八幡「わ、わわわわ、わかったよ!行けばいいんだろ!」

~J組の教室前~

雪乃「ありがとう」

八幡「ああ。いい加減に腕を放せ…」

雪乃「……」

八幡「んじゃ、また放課後な」

雪乃「ねぇ比企谷くん」

八幡「ん?」

雪乃「私か川崎さんか…すぐに決めろとは言わないわ…ただ」スッ

チュッ

八幡「!!」ドキッ

雪乃「私はアナタの本物になりたいわ…」

八幡「おう…」ドキドキ

雪乃「……放課後も、良い事しましょ?」ボソッ

八幡「」

八幡(雪ノ下は俺の耳元で妖艶な声音で呟く)

122: 2015/03/17(火) 18:38:31.84 ID:ON40TLvB0
【F組の教室にて】

川崎「おはよう。遅かったじゃん」

八幡「おう…どうした、俺の机の上に座って」

川崎「待ってたんだけど」

八幡「そうか。悪いな」

キーンコーンカーンコーン

八幡「ほらチャイムなったぞ。席もどれ」

川崎「はいはい…ってあれ、由比ヶ浜?」

結衣「……」

八幡「え?って、うお!?由比ヶ浜いつの間に!?ビックリさせんなよ」

結衣「やっはろーヒッキー。川崎さん。ごめんね、何かひとこと言えば良かったよね」

八幡「まあ別に気にしてないから良いけど…チャイム鳴ったから席もどれ」

結衣「うん」

八幡(うぅぅ…またムラムラしてきた…朝にあんな体験をしてしまっただけに…)ムラムラ

結衣「……」

138: 2015/04/27(月) 18:14:58.32 ID:UKF9hIQO0
【午後の休み時間】

八幡「次は体育の時間か…げっぷ」

八幡(川崎が作ってきてくれたお弁当が、未だに消化し切れてない…おかずを作りすぎだ。旨かったけど)

八幡「さて、男子は隣の教室に移動して着替えないとな」

結衣「ヒッキー」

八幡「ん?どうした」

結衣「ちょっと良いかな?」

八幡「要件はなんだよ」

結衣「……お願い、あとで話すから付いてきて」グイッ

八幡「ちょ、おい!!引っ張るな!!」

139: 2015/04/27(月) 18:16:07.23 ID:UKF9hIQO0
【体育館倉庫】

ガララッ

結衣「ヒッキー、突然ごめんね」

八幡「んだよ。次は体育の時間なんだぞ。つーかなんで体育館倉庫の鍵を持ってるんだよ」

結衣「……」

八幡「俺もお前も早く着替えないと、体育の授業に間に合わないぞ」

結衣「次の時間さ、一緒にサボろうよ」ススッ

八幡「はっ?」

ガララ…ガチャン

八幡(俺が唖然としてると、由比ヶ浜は倉庫室のドアを閉めて、手を引っ張り、部屋の奥へと誘う)

結衣「ほら…こっちこっち」グイッ

八幡「ちょっ!!なんでそんなに奥の方に…!」

~~~~

結衣「うん、ここなら見付からないね!」

八幡「いやいや、何を納得してんのお前」

八幡(扉が開いても角度的に、跳び箱やら色んな器具で俺達の姿は見えない位置にいる)

結衣「次の時間ってバスケでしょ?跳び箱は使わないから大丈夫だよ」

八幡「そういう問題じゃねぇよ!こんな所に連れ込んで何をする気だ」

結衣「…………」

八幡(あれ?何だろ、またしても…デジャブ感が…)

由比ヶ浜「……」サスサス

八幡「!!?」

八幡(顔を真っ赤にした由比ヶ浜は、右手で俺の股間をさする)

チュッ

結衣「んんっ」

八幡「!!!?」

八幡(盛り上がった股間を擦りながら、力任せに唇を重ねてくる)

結衣「んぁ…じゅぷ…れろ…んん…」ダキッ

八幡(お、お前もか…!!!)

結衣「じゅぷ…れろ…んん…んぁぁ…」ギュゥゥゥ

八幡(由比ヶ浜は俺の唇を強く吸いながら、体を両手で抱きしめてくる)

八幡(彼女の二つの大きな山が俺の胸元に当たり、勢いよくクッションの様に押し潰れる)

145: 2015/04/27(月) 18:32:22.87 ID:UKF9hIQO0
【放課後・教室】

八幡「さて、ホームルームも掃除も終わったし部活に行くか」

結衣「ヒッキー!一緒に部室行こう///」ギュッ

ポヨン

川崎「比企谷、一緒に行くよ///」ギュッ

ポヨン

八幡「ぐぉぉ!?」

八幡(右腕に川崎が、左腕に由比ヶ浜が、俺の腕に抱きついてくる)

八幡(二人ともその豊満を俺の腕に形を変えて押し当ててくる…や、柔かい)

川崎「ほら、ボケっとしてないで行くよ」グイグイ

結衣「えへへへ///ヒッキー///」スリスリ

八幡「お、お前ら落ち着け…」ドキドキ


雪乃「あら、随分仲がいいのね」ゴゴゴ

八幡「ちょ、おい!?いつのまに」

結衣「あ、ゆきのん!やっはろー!」

雪乃「こんにちは」

川崎「何でアンタがF組の教室にいるの?」

雪乃「少しでも早く彼を一緒にいたかったからよ…ね?比企谷くん」

八幡「いや…そんな可愛らしく首を傾げられても…」

146: 2015/04/27(月) 18:33:39.80 ID:UKF9hIQO0
雪乃「それよりもアナタ、両手に花で、私が入る隙間がないじゃない」

結衣「ごめんねゆきのん!でもアタシも負けないから!」

川崎「アタシだって入部するのは遅かったけど負けないから」

雪乃「そう。でもズルイわ」ススッ

八幡「おい、なんだいきなり俺の背後に回って」

雪乃「失礼するわ…」ススッ

ギュッ

八幡「っ!?おい、おいおい、何故オレの背中にしがみ付く?」

雪乃「だってアナタの両腕には由比ヶ浜さんと川崎さんがいるじゃない」

雪乃「だから私は、比企谷くんの背中でおんぶをしてもらうわ」

八幡(せ、背中に慎ましくも柔らかな胸が当たってるんですが!あとすげぇぇ良い匂いするんですけど)ドキドキ

雪乃「折角だしおぶってくれる事への感謝という事で……はむ」パク

八幡「っ!!?耳をハミハミするな!!//」ゾクゾク

結衣「あ、ゆきのんズルイ!アタシも!」ペロッ

川崎「アタシも比企谷に尽くしたい」ペロッ

八幡「お、お前らも俺の頬を舐めるな!//」ドキドキ


クラスメイト全員「」

147: 2015/04/27(月) 18:35:10.38 ID:UKF9hIQO0
【部室】

雪乃「今日は川崎さんの入部を記念して歓迎会を開きましょう」

結衣「イェーイ!」パチパチ

川崎「ふーん、何だ。歓迎してくれるんだ」

八幡(意外だな。もっと妙な空気になるんじゃないかと懸念してたが…杞憂だったか)

雪乃「っと言う訳で、紅茶をどうぞ」

川崎「どうも」ズズッ

結衣「ありがとう!」ズズッ

雪乃「……」ズズッ

八幡「って、これじゃいつもと変わらんじゃないか……」ズズッ

雪乃「そうでもないわよ?すぐに分かるわ」

八幡「?」

結衣「どういう意味ゆきのん…?ぅぅ…」カァァァ

川崎「………なるほど、そういう事ね」カァァァ

八幡「お前らどうした、顔が真っ赤だぞ」

雪乃「アナタも直に効果が出るわ……あん…ぁぁ…」カァァァ

ドクンッ

八幡「!!?」

ドクン、ドクン

八幡「な…な…」

八幡(体が…熱い…)

148: 2015/04/27(月) 18:35:43.16 ID:UKF9hIQO0
八幡(やばい…前組みせねば…)ギンギン

サスサス、サスサス

雪乃「ほら…もうこんなに大きくなってる」

八幡「くっ…ぁぁ…」ビクッ

結衣「わぁぁ…すごい…ヒッキーのがボッキーになってる…」サスサス

川崎「紅茶如きでこんなに大きくするなんて…バカじゃないの?」サスサス

八幡「お、お前ら…一体だれの歓迎会やってるんだよ」ドキドキ

雪乃「勿論、川崎さんの歓迎会よ」

雪乃「だからこそ、目一杯たのしみましょ…ね?比企谷くん」チュッ

川崎「粋な計らいどうも、ん」チュッ

結衣「えへへへ///あたしも…んん」チュッ

八幡「」

チュッ…チュッ…チュッ…

八幡(三人の唇が、俺の頬やら唇に何回も迫ってくる)ドキドキ

157: 2015/05/13(水) 20:35:00.96 ID:nG+amnxo0
チュッ…チュッ…チュッ…

八幡(3人が俺の顔中に唇を当てて来る…)

川崎「んぁ…れろ…///」

結衣「んっんっ///」

八幡「……っ」ドキドキ

八幡(な、なんだこの工口ゲーみたいな展開)

雪乃「ぷはっ…所で比企谷くん、二人とはドコまでやったのかしら」

八幡「なんでそんな事をお前に教えなきゃいけないんだ」

雪乃「答えなさい」ギロッ

八幡「ひっ!?」ビクッ

川崎「アタシは最後まで」

結衣「アタシも最後まで!」

雪ノ下「」

163: 2015/05/13(水) 20:42:13.10 ID:nG+amnxo0
八幡(川崎の入部以来、俺達の関係は大きく変わった。爛れた意味で)

八幡(オレも何だかんだで、半ば強引の彼女達の好意の行為を、受けいれてしまっている)

八幡(普段はマジメに奉仕部の活動をしつつも、部活動が終わると決まってその帰りに、誰かしらの家による事になった)

八幡(最近ではなぜか、一色まで混ざるようになった。アイツ、葉山が好きじゃなかったのかよ)

八幡(そして、今日は雪ノ下のマンションに来ている)

【数日後・雪乃の寝室にて】

いろは「せーんぱい!見てください!今日の私は赤のレースです!情熱の赤ですよ!」グイグイ

八幡(ベットの上で俺に跨りながら素股をしてくる。その赤のレースで俺の陰茎を刺激させる)

八幡「くっ…うぁぁ…!」ビクビク

いろは「えいえい!」グイグイ

八幡「はぁはぁ…うっ…」

ビュッビュッビュルルル

いろは「先輩、出すの早すぎですよ~」

雪乃「比企谷くん、今日は白のレースよ。たまに違う色も選ばないとね」

結衣「あたしは水色のレースだよ!」

八幡「お、おう…」

川崎「アタシは黒。伝統の黒のレースだから」

八幡「なんの伝統だよ」

164: 2015/05/13(水) 20:43:48.37 ID:nG+amnxo0
八幡(ベットに座っている俺に、4人が囲むように抱きしめてくる。凄く良い匂いがする)ドキドキ

八幡(後ろに一色、右に雪ノ下、左に由比ヶ浜、そして真正面に川崎が、俺を両手で抱きしめてくる)

川崎「所でさ、あんた。結局の所だれを選ぶの?」ギュッ

八幡「……そんな簡単に決められるならとっくに決めてる」

結衣「あたし、他のみんなに負けたくない…って言いたいけど、もう暫くはこの関係で良いかな」ギュッ

結衣「ヒッキーを独り占めできないのはイヤだけど、みんな仲良くしたいし…ね、ゆきのん」

雪乃「まあ比企谷君を譲る気にはなれないのだけれど、本人がこのザマだし。しばらくはこの状態でも良いかも知れないわ。ね?甲斐性無し谷くん」ギュッ

八幡「人の事抱きしめながら、変なあだ名つけるのやめてくれるか?」

いろは「じゃあ、この中でだれのレース下着が好みですか!?え、私!?今まで先輩無理だったけど、もう好きだから良いですよ!」

八幡「勝手に話を進めないでくれる?」

雪乃「比企谷くん、私の白のレースよね?それとも紫のレースの方がお好みかしら?」

結衣「ヒッキー!あたしの水色レースだよね?それともピンクレースが良い?」

いろは「情熱の赤のレースですよね?」

川崎「伝統の黒レースでしょ?」

八幡「だからなんの伝統だよ」

165: 2015/05/13(水) 20:44:37.96 ID:nG+amnxo0
川崎「ハッキリしなよ、アンタはレース下着マニアなんだからさ。あたし達の勝負レース下着を選ぶのはアンタにかかってるんだけど」

八幡「だからレース下着マニアじゃねーっつーの!」

雪乃「でもそう言う割には、股間が盛り上がっているようだけれど?」サスサス

八幡「ちょ、おい…!」ゾクゾク

結衣「えへへ…ヒッキーだーいすき」チュッ

いろは「せーんぱい///んぁぁ…」ペロッ

八幡(雪ノ下は俺の股間を手で擦り、由比ヶ浜は俺の頬にキスをして、一色は俺の首筋を舐めまわす)

川崎「比企谷…愛してる。んんっ」チュッ

八幡(いつかは誰かを選び、決めなければならないのだろう)

八幡(しかし、まだまだ俺と彼女達の淫らな関係に終わりが見えない)


終わり

166: 2015/05/13(水) 20:45:40.70 ID:nG+amnxo0
ダラダラ続けてきたけどようやく終わりです
もっと早く終わる予定だったけど、謎のスランプ(?)があって書けない時期があり申し訳なかった

あと、いろはすの絡みが薄かったのは申し訳ない
(登場させる予定なかったけど、投下前に10.5巻見てたら出さなきゃいけない気がした)

次回作は考えてるけど(以前にも書いたと思うけど)
溜め撮りしてた俺ガイル2期見たり、原作を読み直したりしたいので、暫く新作は投下できないかもしれません

至らない点も多々あったと思うけど、ここまで読んでくれてどうもありがとうございます

ではまたドコかで

169: 2015/05/13(水) 22:46:01.70 ID:bDuJfLhJo
乙乙

172: 2015/05/14(木) 06:32:28.55 ID:It21g+HSO
あれ?材木座は?

引用元: 川崎「ほら比企谷…アンタの好きな、黒のレースだよ」